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十六羅漢岩

ファイル 3340-1.jpg遊佐町吹浦字西楯の345号沿いにある海岸の磨崖仏群。

ここは10年以上前に一度来てて(2005/9/4)ちょっと驚いたスポット。印象的だったので、また寄ってもいいなと思いつつ毎度通過してて、時間に余裕がある(というか時間稼ぎしたい)今回久々の立ち寄り。
青空いっぱいのいい天気の朝なので海岸の散歩がてらのんびりしようかと駐車場からゆっくり歩いた。

まず陸橋で345号を渡って広場に出て案内をゆっくり見た。

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この十六羅漢は江戸時代末期に吹浦の海禅寺の和尚が明治初年までかけて掘ったものだそうだ。十六の羅漢と釈迦等の三尊、菩薩や観音もあわせて二十二の像が、奇岩の連なる数百メートルの海岸に点綴して彫られたそうだ。

まずはゆっくり上から眺めてから広場から海岸に下ってみた。
広場の丘の斜面には小さな花(ツリガネニンジン?)が咲いていて身近に見ながら下った。ら、まず正面の先に早速仏の顔が見えた。

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で、広場の正面下の岬の所は、ライトアップ用の器材が設置されてたりして、メインの舞台って感じになってた。
磨崖仏が並んで集まってて、あれ?前からこうだったっけ?ってくらいのメインステージ感があった。
いやぁ記憶ではどこら辺が羅漢岩なのか分からずに歩いてたら足元に顔があったりして、気が付けばあちこちに点在して囲まれてて驚く感じだったような、、、記憶があいまいなのか、観光地的に集めて動かしたのか、随分と印象が違って見えた。
ウロウロ歩き回って足元に顔!というのを探してみたけど、メインの向かいのライト機材のある岩場の頂点に一つ見つかっただけで、他には見つからなかった。。おかしいなぁ。

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まぁ、羅漢岩はともかく、朝の海岸の散歩は波荒く景色良くなかなか良かった。
ゴツゴツの岩を上ったり下ったりしてぐるっとひとまわりして、丘の広場に戻った。

そしてまた案内図を見てみたら、たしかに足元のはさっきの一つだけでメインステージに集まってるのも案内図の位置のままだった。おかしいなぁ。
っていうか、そのメインに集まってるのは殆ど菩薩で、十六羅漢は端の二つと例の足元のだけ、他の十三はそこから北の方に点在しているようだった。。えーそうなの?(先に見た時に「数百メートルの海岸に点綴して」というのは認識してたけど、正面の岩場だけじゃないとは思わなかった、、)
上からズームで見たら確かに一つ二つは確認できた、けど、多くのほとんどは見えなかった。
そっちも歩いて全部見てやろうかとも思ったけど、、なんか整備されてなくて道なさそうだし(国道で塞がれてる)、波荒いし、っていうか別にそこまで仏像に興味あるわけでもないのでヤメた。

ファイル 3340-5.jpg

あとは、まとわりつくトンボをからかいながら、電線に停まったホオジロを見上げたり、橋から国道を見下ろしたりしながらゆっくり歩いて戻った。

そして駐車場に戻ったのが7時半。。んーまだ食事には早いか。近くの道の駅は確か朝から食事できるトコだという記憶はあるけど、さすがに7時半はないよなぁ、、と、近隣案内を見て、もう一カ所寄り道するかと決めて出発した。
 
 
ちなみに2005年のコワク

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