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青島食堂 宮内駅前店

ファイル 1711-1.jpg長岡市宮内のJR宮内駅前に古くからあるラーメン店。
長岡系ラーメンと言われる生姜醤油ラーメンの元祖の店だそうだ。

この長岡系というのを知ったのは、、
昭和の昔、東京の秋葉原駅にあった「秋葉原デパート」の入り口前の立ち食いスタンドのラーメン屋が好きで、行くたびに食べてたんだけど、秋葉原デパート自体もう失くなって店もなくなって久しく懐かしく、どこかに移転とかしてないのかなぁ、、とネットで調べてみたけど、やっぱり無いらしく、この長岡系の「青島食堂」の生姜ラーメンが割と近い味、、という記事を読んで『長岡系』というものを知って気になってたという次第。
いやいや、つまりこの「青島食堂」は秋葉原にも店があるそうなんだけどね。どうせなら本場の長岡に行ったときに食べてみたいなぁ~とかねがね思いつつ、、、も、ついついこっち方面に走ると燕の背脂ラーメンばかり思い出して通過してしまい(長岡っていうと洋風カツ丼やイタリアンを思い出してしまい)いつも通過して帰ってから思い出すみたいな感じで食べれてなかった。

で、実は今回も正直言うと忘れてて、長岡では「山本五十六記念館」とか「悠久山公園」とかに行こうと思ってたんだけど、手前の洗堰で時間取りすぎてちょっと余裕なくなって、ゆっくりできそうにないからじゃあ食事だけでも、、、と思ってやっと「あっ!」と思い出した次第。

と、前置きが長くなってしまったけど、たのしみな長岡系。やっと来れた。
この「青島食堂」は市内で他に二店舗あって経営的には別の店が本店なんだそうだけど味はどこも一緒らしい。
ならば昔からあるこの駅前店がいいかと来てみたら、乗り越えた時代を思い起こさせる風情ある容貌でなかなか雰囲気ある店だった。

入口に券売機があって、店内は長いカウンター席のみだった。
で、思い切って大盛にしてみた。

ファイル 1711-2.jpg

おお、うまい。
生姜は甘めで円やかで優しい感じの汁に、麺はもっちりしながら意外としっかりしててちゃんと噛みたい歯触りのイイ麺。
熟練の味を思わせつつも古臭くない感じだった。麺はきっと昔の侭じゃないよね。

で、ラーメンとしてはおいしく満足して汁まで完食したけど、記憶の中の秋葉原のそれとはまるで別物に思えた。
もっと生姜の風味が尖っててドライでキリっとした極端なラーメンだった気がする。まぁ記憶の中で膨らんでるのかもしれないけど。
なので、『長岡系』と「秋葉原」は別物と認識。もう秋葉原の幻影にこだわることなく素直に『長岡系』を求めて長岡の楽しみにしたい。

またいずれ「山本五十六記念館」とかで来た時に食べよう!と楽しみができた。

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