加須市柳生にある川魚料理店。
先週ドライブ中に見間違えた「鯉天麩羅」だけど、そういう料理を出す店とかないのかな?とか思って、帰ってからネットで調べてみたら何軒かあった!
その何軒かの中で店の場所が解りやすそうなこの店に来てみた。
よく通る埼玉北のコースから少し外れた北川辺の、東武線「柳生駅」のすぐ手前。地図一目見ただけで憶えられたし、迷わずスンナリ来れた。駅前だったら駐車場ないかも、、とか思ったけど普通に店先が駐車場で問題なし。
1人で入りやすい印象の店ではないけど、まー気にせずに店に入った。
テーブル席についてメニューを見ると。。
鯉料理、、安くて驚いた。
鯉天重500円、鯉天ぷら定食600円、、え?そういうもんなの?
ナマズ天重は900円で鶏唐揚げ定食も900円なのを考えても少々あやしい値段w
鯉天ぷら単品だと300円って、、どじょう唐揚げ単品900円との差は何。
まぁ、最初から「鯉天ぷら定食」って決めてたから迷いはしなかったけど、他のお客さんはみんな鰻重とか食べてる中でえらくケチったような気がしちゃって、、単品の「鯉あらい」500円も追加した。
どんな量かどんな感じか、泥貫きしてるかなぁ、、なんて、疑りつつ待つと、先にあらいが出てきた。
キレイな身のあらいで、量も少なくはなく、しっかり氷の上に乗って登場。さっそく酢味噌で食べると、んーうまい。超さっぱり。臭みなんて全然ないし、食べやすい柔らかさ。
酢味噌で臭みが隠れたかな?とも思い、後半はあまりつけずに食べたけど全然泥くささどころか川魚くささもなくおいしく食べられた。夏にはイイね。
そして「鯉天ぷら定食」。
余計な野菜天などはなく大きめの鯉天ぷら三つそのままの定食だった。
いやーこっちこそ多少の臭みはあるんだろうなーとか思いながら食べたけど、全然くさみないおいしい魚身の天ぷら。これはいい。
むしろ少しくらいは川魚っぽさがあってもよかったのに、、なんて思えるくらい。
他で食べたナマズ天ぷらの方がよっぽど川魚くささがあった。下準備のおかげかそういう料理用の鯉ってことなのか、それでいて安価なのが不思議でならない。周りの人の鰻重も気にならずにおいしくパクパクと食べていい昼食となった。
鯉天ぷらイイネ。
鯉と言えば「あらい」「汁(こいこく)」「甘露煮(ウチの田舎ではめでたい時の酒のつまみ)」「中華の酸っぱい唐揚げ」「そういえば以前長野の佐久で「鯉丼」というのも食べた事あったっけ(08/7/23)」と、たまーーーには食べる魚ではあるけれど、天ぷらは初めてだったのでおいしくて嬉しかった。もっと普通に見かければ普通に食べるのになぁ。。とか思った。
先日の「カジカ」に続いてちょっと変わった川魚料理の第二弾。ごちそうさまでした。