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五代目食堂

ファイル 48-1.jpg岐阜県は坂祝町の国道21号沿いの古そうな食堂。
(坂祝は「さかほぎ」と読む。読みづらい地名多いよね此処等辺)
前々から前の道を通る度に、「名物 とんちゃん」というのが気になってたし、車も停まってて人気あるようだった。
今回はちょうど昼だったので冒険気分で寄ってみた。

店は一世代前の映画に出てきそうな懐かしい昭和の食堂。
(昔からずっと五代目なのかな?)
店の人も雰囲気にマッチして(?)あまり愛想のない感じ。。
う~んやっぱりちょっと冒険だなぁ。

各テーブルにガスバーナーが繋がってた。
おのおの焼いて食べるタイプの焼肉屋風食堂。昼から焼き肉~な感じ。。
他にもいろんな焼き物メニューもありつつ、ラーメンとかカツ丼とかもメニューにあった。
で、「とんちゃん焼き」をライスと豚汁と共に注文
やっぱ自分の後から続々と来る客もみんな「とんちゃん焼き」を頼んでた。

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まずは「とんちゃん焼き」。もやしがドーン。

「とんちゃん焼き」というのは主に中京方面?で一般的な豚モツの味噌焼きらしい。(知らなかった)
ここのとんちゃん焼きは特製味噌だそうだ。

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適当に混ぜながら焼いて食べた。
うん!モヤシとモツが味噌にバッチリあってて旨かった!
一緒に食べる御飯も進む進む。
あっという間にぺろりと食べてノドを流す豚汁もうまかった。
これはいいね。また来よう。
半分以上冒険気分ながら、なかなかいい店に寄れた。

タグ:食:焼 餐:肉 餐:汁

香取神宮

ファイル 47-1.jpg食事のついでと言っては失礼だけど、、
折角来たので一応香取神宮にも参った。本来逆だよね。。

参道の砂利道を歩く。
この参道、道幅広く少しクネクネしててあまり気がつかないけど、意外と勾配がある。
この香取神宮はちょっとした小さい山の上にある神社。
知らず知らずのうちに山を登る参道ってなかなかヤルよね。

それはそうとこの季節、参道のカエデの葉の鮮やかな緑が涼しげで綺麗。
カエデの葉を間近で見てみてたら、小さな花が咲いている事に気が付いた。
へ〜カエデの花って地味でイイな。

ファイル 47-2.jpgそして、二つの赤い門をくぐる。
この写真は二つ目の拝殿前の門「楼門」
300年前の1700年に造られた国指定重要文化財だそうな。
なかなかカッコイイ。
楼門を抜けると拝殿。

黒くて厳めしくてカッコイイ。
総門、楼門の二つの門が赤赤ときて黒い拝殿ってインパクトある。

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ファイル 47-4.jpgこの香取神宮は下総の一宮。
昔、香取の海という巨大な湖の玄関口となった大和朝廷の東国の拠点。
祭神は経津主神という武芸の神。
武芸は今はもうたしなまなけど一応拝んどいた。

そしてひと回り。裏から見た本殿もカッコイイ。
この本殿も300年ものの国指定重要文化財

ファイル 47-5.jpg神社の建物も立派だけど、それ以上に境内から裏の森にかけて立派な杉などの巨木が立ち並んでて、そっちに目をとらわれた。
この香取神宮の森は古来より信仰の場として保護されてて、森ごと天然記念物だそうな。

写真は境内の御神木。
樹齢千余年、目通り七.四米とある。
真っすぐ伸びた剣のような立派な樹だけど、表情としては裏の三本杉の方が素敵。

ファイル 47-6.jpg境内を出てからも少しフラフラ歩いた。
参道から外れて苔と石段の坂道を登って「要石」を見た。
地震を興す大鯰を押さえつけた石だそうで、水戸の光国が掘ったけど根元が見えなかったくらいの長い石らしい。
っていうか、、黄門さま。。掘り出して大地震来たらどうするつもりだったんだ。。

奥宮というのも行ってみた。
こちらは経津主神の荒御魂(神の天災を起こす裏の部分)を祀った社。
こぢんまり封じ込めた感じの社。
その近くに室町時代の剣聖 飯篠家直の墓があった。
神道流の開祖。(知りませんでした。。)


ファイル 47-7.jpg最後に土産屋で焼き団子を一串食べた。
¥100の団子だけどお茶もいただけて嬉しい。

この香取神宮は何回か来ているけど、そういえばいつも天気悪く人も少なく、
なんか地味ぃな印象だった。。
けど今日は天気よく、人も多く、ゆっくり楽しめて歩けた。

タグ:観:宮 観:重 植:樹 観:石 食:串

栄亀庵

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「香取丼」を食べた。

佐原の道の駅で売り切れになってて気になった「香取丼」。
「香取神宮門前そば処栄亀庵の 香取丼」とあったので、んじゃその店に行ってみようと思って来てみた次第。

ファイル 46-2.jpgその栄亀庵は、参道前の土産屋通りの中程にあった。
半分土産屋を兼ねた店構えながら、昭和元年創業だそうで客席はしっとりといい雰囲気だった。

さて、香取丼。どんな丼かな〜と思ったら、
普通に親子丼だった。。
(メニューを見てみたら 「親子丼(香取丼)」と書かれてた。。)
でも、鳥肉は柔らかく玉葱シャキシャキ、蕎麦屋らしい少し甘めの味付けで美味しかった。
地鶏と地元のコシヒカリを使ってるんだそうだ。

話題としては不足。なれど食事としては満足。ってとこかな。

タグ:食:丼 餐:肉

与野の大カヤ

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さいたま市は与野の市街の住宅地にある古木、『与野の大カヤ』
国指定天然記念物
周りには何の案内もなく、だいたいこの辺だったかな?って辺りを迂路ついて見つけた。細めの道の住宅街の中の寺の脇にあった。
うんうん、さすがに立派。

ファイル 45-3.jpg14世紀から関東随一の巨木として世に知られてたそうな。
樹高:21.5m 根回り周囲:13.5m
推定樹齢は約1,000年。とあった。
千年の古木って結構形崩れた樹が多いけど、これは立派に綺麗に伸びて凛としてた。

ファイル 45-2.jpg脇には金比羅天堂というお堂があった。
なんかちょっと雪が残ってた。
え?埼玉は今日、雪降ったの?
もう四月半ばなのに。。

やっぱり古くて立派で大きい樹を見るとなんか落着く。
周りを回りながらゆっくり眺めた。
ファイル 45-4.jpg

タグ:植:樹 観:然 観:宮

第1回 栃木焼そばvs地域B級グルメin蔵の街

栃木の街では昨日と今日とで
「栃木焼そばvs地域B級グルメin蔵の街」という催し物が行われていた。
と、友達が調べててくれて、ドライブがてらやって来たわけだ。

B級グルメが集まる催し物は、色んなサイトとかの記事で読むとかなり混雑するようで、朝から配られる整理券を並んで受け取らないと食べられないとか、昼行ったら気が遠くなる列になってたとか、凄い混雑だと読んだ覚えがあったので、少々不安だった。
けど、
ファイル 44-1.jpgここは、混雑はしてたし列も出来てたけれど食べられないことはなさそうだった。
少し会場が狭めなので列の規模もそれ相当って感じかな。

それでも栃木近隣13市町33種のB級グルメが集まってて、何食べようか迷うくらい。
取りあえず人混みをかき分けてひと回りして何食べようか考えた。

ファイル 44-2.jpgまず食べたのが「栃木流豚バラ軟骨煮込み」
そしてすぐ近くの「都賀特製味噌ホルモン」
どちらも美味しく純粋に酒が飲みたくなった。

ファイル 44-3.jpgそして「日光特製塩焼きそば」を食べて
「伊勢崎もんじゃ」を食べた。
塩焼そばは普通だった。
伊勢崎は、、変わってて奇妙。

ファイル 44-4.jpg最後に「栃木にんにくやきそば」を食べた。
これはキョーレツな濃いニンニクの焼そばだった。スゴかった。
他にも色々と興味惹くものあったけど、満腹。満足。

ファイル 44-5.jpgそれにしてもスゴく天気良く、熱いくらいの気温。
人混みも食べるモノも熱く濃く、小さなステージの和太鼓も響いてにぎやかだった。
食べるのはみんな会場脇にしゃがんだりして食べてたけど、
ちゃんと食べるスペースは用意してほしい。。

まあとにかく色々食べられて楽しかったし、面白かった。
B級グルメとかって、出来ればそれぞれの街で個別に食べて楽しみたいと思うけど、たまにはこういうのも面白いね。

タグ:楽:催 餐:煮 餐:や 餐:粉 餐:肉 餐:汁

大橋醤油店

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いつもよく通る茨城県の県道を境から結城に走る途中の、古河市諸川の県道沿いにある醤油屋さん。
古めかしい建物で雰囲気よく毎回通る度に気になってた。

ファイル 43-2.jpgで、今日は立ち寄ってみた。
古めかしい佇まいながら、入口の木に硝子の玄関が自動ドアだったのは驚いた。
で、なんか美味しそうな手頃な醤油を買おうと思ってて、手に取ったのが、
「昔しょうゆ」
これは二年間熟成させたもので、味は濃いのに塩分控えめ!という正に求めていたような醤油。

というわけで500ml¥600を買ってみた。
あしたは刺身かなんか買って帰ろう♪楽しみ〜

タグ:楽:買

北条大池

筑波山の麓、「つくばみち」の入口の古い町、北条の東の外れにある池。
っていうか貯水池?
桜のスポットということでネットとかにもチラホラ見かける公園。
実はこの週末にここで「花み〜」とかどうだろうか?とか思ったりしたんだけど、来たことないとこだったし、混みそうだし、散っちゃわないか?とか弱気になってヘタレて中止にしちゃった。
引っ込み思案な僕です。

ファイル 42-1.jpgそんな池が気になってたのか、、たまたまか、、ドライブ帰りに筑波に足が向いたので、来てみた。

もう夕方で車は優々停められたので、チョット歩いてみた。
池の周りが歩くのに丁度いい感じの歩道になってて、小振りな桜のトンネルをくぐりながらのひと回り。

ファイル 42-2.jpg夕方で人も少なめながら、立派なカメラの人や子供連れやカップル、、とか歩いてた。
池岸の芝生も、シート敷いてる人はまばら。
酒盛りとかはしない所なのかな?
そういえばココ、池の回りにはトイレがないのね。酒盛り向きじゃないんだね。

ファイル 42-3.jpg
池から筑波山も見えた。 左端には池の中島も写っていい角度。

ファイル 42-4.jpgそして西には夕陽が沈むのも見えた。
もやっとした雲間に沈んで行った
こうなると提灯がいい感じ。

ファイル 42-5.jpg
池は大小に分かれてて、間を歩くこんな道がいい感じ。
その他にも県道を挟んで、新池というのがあり、
そっちは名前の割に蓮だか蘆だかの枯れ草のある野性的な池。
桜もちゃんと並んでた。


酒!とか、騒ぐぞ!とか行った花見スポットではなくて
純粋に花を見ながら歩いたり岸の芝生で休んだり出来るいい所だった(昼間は知らんけど)
こんな感じなら車で集まってもいい感じじゃん?とか思った。

なんか。。ヌケガケごめん。
来年の視察ってことで。

タグ:楽:歩 観:園 観:池 植:花 景:季 景:山

道の駅 はなわ

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ダリアソフトくを食べてみた。
この道の駅はよく寄るし、このソフトは前からあって知ってたけど、これを食べるのはこれが初めて(だと思う忘れてるだけかも?)

っていうか、ダリアってどんな花だっけ?
食べてもよくわかんないんじゃん?
どんな匂いだっけ?
芳香剤みたいな感じだったらどうしようか?
って感じで、そそらなかった。

ファイル 41-2.jpgで食べてみた。
やっぱしよく分からなかった。
でもオハナオハナしてるわけでもなく食べやすいソフトだった。

この道の駅は裏を流れる久慈川への遊歩道に下りられる。
川岸まで歩いて眩しい川面をみながらのソフト休憩。
なかなかのんびりできて佳。

タグ:餐:冷 景:川 道の駅

たいち

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ファイル 40-2.jpg白河ラーメンの店。
白河の市街からはチョーッと離れた289号沿いの店。
たまたまか自分の前の車も後ろの車も来店で焦ったけど、割と優々座れた。

食べたのはワンタンメン。
白河のラーメン屋はどこもワンタンメンがメニューにあり、ワンタンメン好きの僕としては嬉しい。
うん。
白河ラーメンらしいしっかりした醤油のうまいラーメン。
手打ち麺もいい感じで啜り易くおいしかった。

帰って調べたら何でもこの店、「とら食堂」からの暖簾分けの直系店とかあった。そうか、なるほど。うまいわけだ。
前は白河来たら迷わず「とら食堂」だったけど、ちゃんと広がって白河ラーメンなんだなと感じられるね。

それと店の女の子がかわいかった。

タグ:餐:ら

白河小峰城

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福島県は白河の小峰城。
平成になって再建された天守代わりの三重櫓が有る城。
天守代わりの三重櫓というのは、言葉のあやか大きさの問題か、誰が見たって充分な天守だと思う。
(っていうかぶっちゃけ天守なんて此のくらいのサイズが一番機能的だと思う)
一国一城令なんてもんがあったから、大々的な天守が造れなかったそうだ。

ファイル 39-2.jpgさて、今日は好天にも関わらず、(多分)桜が咲いていなかったお陰ですいていた。
ので、本丸前で受付してたボランティアガイドを申し込んで、話しを聞きながらゆっくりと見物した。
特に印象的で興味を持った話しは、○珍しい型の石垣の積み方。○松の柱のカンナ跡。○復元費用は三重櫓より前御門の方が金掛けてるそうだ。(柱の資材の差らしい)


そして三重櫓に入城。
ここ、入場無料!太っ腹。
気分いいから「復元募金」に少し気持ちだけ投金。
当時の図面のままの造りだからか、いっぺんに入れる人数は50名、二階以上は5名だそうだ。(僕みたいな重量級でも1名カウントでいいんですか?)

ファイル 39-3.jpg再建に使った木材が戊辰の戦場の古木から持って来たもので、たまたまその木に残ってたという弾痕がそのまま床に使われたりして面白い。
石落しの床窓や矢や銃を射る狭間という小窓があって、やや天守っぽい感じも持つけど、基本的には櫓らしく簡素なつくり。
三階は確かに5人以上は上がらない方が良さそうなくらいの広さだった。

ファイル 39-4.jpg窓は全部格子になってて展望は出来なかった。
こちらは狭間からの南の展望。
二の丸の広場とローカル味たっぷりのJR白河駅が見える。
駅前がそのまんま城っていい町だよな。
こんな感じで東西南北、小窓から眺望。

ファイル 39-5.jpg三重櫓の脇には「おとめ桜」という桜が植わってる。(一輪も咲いてなかったけど)
この城を改修する際に、北側の石垣がすぐ崩れるので、藩士の娘を取っ捕まえて人柱にしたそうだ。それを悼んで桜を植えたそうだ。
ヒデぇ話しだ。人柱って生き埋めだよな。。
この城は奥州の外様大名に睨みを利かせる幕領の城ということで特に北の防備は厚くしたかったらしい。


本丸はこの三重櫓から続く城郭の上を西側に歩ける。
ひと回り歩くと雪をかぶった那須の山が遠くに見えていい眺めだった。

そして本丸から下りて、帰り際、またボランティアガイドの爺さんに少し質問したりしたんだけど、話しが弾んで止まらなくなり、、長々と話し込んでしまった。
律令から南朝、戦国、江戸、幕末、近代、現代と行ったり来たりしながら色々と興味深い話しを聞けて楽しかった。
気が付いたら昼をまわってた(笑)

タグ:観:城 観:門 観:閣 楽:眺 楽:話 植:樹