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青柳亭

ファイル 2153-1.jpg東庄町笹川の県道沿いの蕎麦屋。
ずっと前に点景に書いて以降も何度か来てて、4回目くらいの来店かな?

そんなにすごーいお気に入りってわけじゃないけど、こっち方面に来ると思い出すメニューがここの「しじみ丼」
今回は先週島根の松江で食べたシジミ料理がイマイチ風味が薄くて、もっとシジミっぽいのが食べたいなぁーとか思っててこの店を思い出して来てみた。

てわけで、シジミ丼。
メニューの「アナゴ蒲焼丼」というのも気になったけど、ここはやっぱりシジミだよね。

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うん、やっぱりおいしい。このくらいのシジミ感がほしかった。(感想くわしくは前の点景を

なんかシジミもカキも千葉の方がうまいなんて思ったら、遠くまでまわる楽しみが薄れちゃいそうだ。。
けど、そんなことないぞと、きっともっとおいしいトコもあるぞと希望と興味を持って、これからも食べ歩こうと思う。

さてさて
食後に、そういえばこの笹川でちょっと気になってた「諏訪大神」に行ってみた。(店のすぐ前だけど駐車場あるので車で移動)

ん?諏訪大神?よくある諏訪神社とは違うのかな?
ここは、大同2年(807)に坂上田村麻呂が来たときに創建されたそうだ。
前の356号を通るたびに大きい神社で気になってたけど、お参りしてみると意外と森は深くなくて、広い敷地にポツンとある社殿に自然な安堵をおぼえるような神社だった。

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その拝殿は開かれてて、拝んだ後見たら奥に右大臣左大臣の像があった。ここは門とか造らなかったのかな?
裏の本殿は赤く彫刻もあってさりげなくも飾られていた。

ファイル 2153-4.jpgそしてここは、毎年夏に大相撲出羽の海部屋の夏合宿で稽古が行われる土俵のある神社。
一度見てみたいなぁ。

出羽の海部屋と言えば、、
自分ら世代だとやっぱ舞の海が好きだったな~。
最近あんまし相撲見てないけど現役力士もいるのかな?

そしてもうひとつ少しだけ気になってたのが境内にある「天保水滸伝遺品館」
天保水滸伝って何となくで名前だけしか知らないけど「里見八犬伝」みたいなファンタジーな物語でしょ?(無知でスミマセン、、)
どんなだろうと見てみたら有料だそうで、、じゃあいいやと入らずに去ろうとしたら、館の人に声を掛けられた。
「隣の観光会館は無料で、天保水滸伝関係の展示もあるのでよろしければ、、」と聞き、そっちに入ってみた。

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「東庄町観光会館」の中は昭和の事務所風な雰囲気で一室に色々展示されていた。声を掛けてくれた館の人が丁寧に案内説明してくれたので興味持って見れたけど、ひとりで入ったら入口でやめてたかも、、

話を聞いて、初めて「天保水滸伝」は江戸時代の実話を基にした任侠物語だと知った。。ファンタジーじゃなかった

おおもとの中国の水滸伝が、西遊記っぽいファンタジーのようでそっちのイメージが混同してたようだ。
そのファンタジー要素をローカライズした房総の物語が「里見八犬伝」。沢山のキャラクターで闘うという要素から名前だけ冠したのが「天保水滸伝」。ということで、同じ千葉が舞台で水滸伝になぞらえた作品でも方向性は全然別だった。
 
、、、なんかヤクザものって苦手なんだよね。

笹川一家と飯岡一家の抗争で、江戸時代から講和や演劇で大人気の物語だったそうだ。
昭和の頃には映画もたくさん撮られたそうで、世代的に全然知らなかったけど、「座頭市」はその派生の物語だそうで、唯一ぴんときた。
なんか長年連続して上映してた映画は自分が子供の頃くらいまでで途切れて、その後「座頭市」が人気になるとそれを尻にパタッと終わった感じ。。
でも最近はアニメにもなったとか、、知らないなぁ。。キャラクター多そうだからヒットしてたら若い観光客も増えるだろうけど、古い映画ファンは面白くないかも。

他にも大相撲の話やSLが走った話(今年も走ってたらしい)などいろいろ聞けて東庄の魅力を知れた。
話に聞いた「近くの菓子屋の100歳の看板娘のおばあさん」に会いに行ってみようと館を出たけど、どら焼きとか食べたい気分でもないしバラ売りしてないと困るな、、とか躊躇してやめた。。
まぁまた今度来たときに覗いてみようかな。

タグ:食:丼 餐:貝 観:宮 観:館 観:伝 楽:懐 楽:話

道の駅 みなの

ファイル 2152-1.jpg皆野町皆野の140号沿いにある道の駅。
ん?ここって前から道の駅だったっけ?全然気にしたことなく初めての立ち寄り。

食事てきたら、、と思って寄ってみたけど、ここはもう完全に農産物直売所。道の駅、、だったよね?と確認したくなるくらいの大きな直売所。
で、多分にもれず奥にあった食堂は、食事の営業は終了でこの時間もう喫茶のみ。「田舎うどん」がメインらしいけど残念。(サイトを調べると営業五時までになってるね、、嘘ではないけど大方嘘)

空振りだね。しかたない。と諦めつつ直売所も見て回った。
チョイ食いだけど秩父名物の「たらし焼き」があったので買って食べた。

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味噌味でおいしかった。

タグ:餐:焼 道の駅

長瀞岩畳

長瀞町長瀞の長瀞渓谷にある景勝地。
僕は12年前にライン下りに来たことあったけど、妹は初めてみたいだった。

まず秩父鉄道の長瀞駅近くの駐車場から商店街を抜けて石畳まで歩こうと駅前を歩くと、ボォーーーー!っとタイミングよくSLが到着した

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ファイル 2151-2.jpgそして商店街。
もう3時だけどちゃんと食事してなくて、妹が食べたいと言ってた「おきりこみ」を食べようと店を見ながら歩いた。

で、店先のメニューにそれがある店を何店か見かけたけど、妹が「こういう観光地の商店街の店じゃない方がいいんじゃない?」とか言い出して通過。まっすぐ抜けて石畳に出た。

渓谷は思った通りもう日陰。
前に来たときの初夏の雰囲気とは全然違って新鮮だった。
兄妹そろって風邪気味なので冷えそうなライン下りには勿論のる気がなく(のるなら専用の無料駐車場に停めてた)石畳の上を歩いて渓谷を眺めた。

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観光スポットならあざとく植えたモミジが紅葉してるのでは?という予想ははずれて落葉樹は茶色く、紅葉を楽しむ感じではなかった。。(ちなみに長瀞紅葉まつりは11月末までだったらしい。来るのがおそいんだよね)
脇の渓谷の底をゆっくり流れるライン下りの船を抜かしながら歩いた。

ファイル 2151-4.jpgなので、その先にあるらしい「もみじ公園」までは歩かずに、途中の屋根付きベンチの所で折り返した。(後から地図で見たらもみじ公園はまだ半分以上先だった。行かなくてよかった)

妹は「岩畳ってもっと広く平らなイメージだったけど、上ったり下りたり歩きづらい」なんて言ってたけど、それは「千畳敷」じゃん。一畳ならそれより充分広いし段差だって低いから歩きやすい。

商店街まで戻って「食べれるところで食べちゃわないと食べれなくなるよ」と妹を説得して食べることになったものの、どの店ももう軒並み閉店。。3時と3時半はぎりぎりのラインだったようだ。(船には乗らなかったけどラインを下ってしまったw)

駅まで戻ったけど、反対側の駅前でやってる店あるかもと、踏切渡って進んでみた。
けどやっぱ空振り。その代わりに土産店の店先の屋台で焼いてた五平餅を食べた。
妹はクルミだれ、僕はしょうゆの磯辺焼き。磯辺焼きって珍しくない?焼きおにぎりとお餅の中間ぽくておいしかった。

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ちなみに12年前のライン下りのコワク

タグ:楽:歩 景:川 景:谷 景:岩 観:船 観:鉄 食:串 餐:餅

西湘PA

ファイル 2150-1.jpg小田原市国府津の1号西湘バイパス上にあるパーキングエリア。の、上り車線側。
下り車線側は何度か寄ったことあったけど、この上り車線側は初めての立ち寄り。同じ西湘PAでも距離は随分と離れてて別物って感じだけど、住所的には同じ地区内なんだそうだ。
料金所の先で出口の手前だから、入ったら渋滞した中を本線に戻るのは苦労しそうでちょっと躊躇したけど、ここから先は渋滞が長そうだからトイレ休憩しておこう、、と思って寄ってみた。(それは正解

混んでたせいか下り側より狭く感じた。

ファイル 2150-2.jpgトイレ後にはちょこっと何か食べられたらと思って食堂を覗いてみた。
下りは湘南的なメニューだったけど、この上りは小田原的なメニューなんだね(といっても小田原そばくらいなもんだったけど)。食事するほど腹は減っておらず、軽い物をと思ってたら「鯵じゃが」というのがすすめられてたので、それを食べた。

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うん、アジフライだね。
じゃがいもも入ってるようだけど、アジの方が強くて気づかないくらいさりげなく、コロッケというよりやっぱりアジフライだった。
まぁ、ふつうにおいしかった。

でもこの先ずっと渋滞で、食事も寄らずに真っ直ぐ帰っちゃったから、ここで何か食べちゃえば良かったかも。(「海鮮とろみラーメン」とかおいしそうだった)

タグ:餐:揚 観:P

道の駅 風のマルシェ御前崎

ファイル 2149-1.jpg御前崎市合戸の150号沿いにある道の駅。
三年前にここを通った時は、まだ造ってて開業一月前ってところだったので、オープンして初めての立ち寄り。
ちょうど昼だから混んでるかな、、と思ったけどいい場所にタイミングよく停められた。ナイス。

ファイル 2149-2.jpgさて、食事食事~なんか面白いものないかな~
と進むと直売所の前にテントがあって、カニやカニ汁が売られてた。
カニは小型のせいこ蟹(メスのズワイガニ)でそんなにしないので、汁と蟹でベンチで食べようかな、、と思った。
けど、「福井県高浜町から直送」とあって、静岡で福井の名物を食べるのはちょっと違うかな、、と思いヤメた。

で、素直に食堂に入った。
めにゅーで気になったのは限定メニューの「生しらす丼」。
どこで食べたやつだろうか、生しらすは生臭かった事があって釜あげの方がイイやと思ってたんだけど、限定という特別感に惹かれてそれにしてみた。

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たっぷり乗った生しらす。でもこれはぜんぜん生臭さなく、爽やかでおいしかった。
んーいいね!生しらす。そりゃそうだよなカタクチイワシの子だもんな。イワシ好きにはたまらないよな。
そして小鉢のしらす天もおいしく満足なセット。味噌汁は赤だしっていうのかな?キリッとした三河風。

おいしい食事で満足。
そんなでもなかったらカニ汁すすろうと思ってたけど、必要なかった。

一応直売店も覗いて奥に進むと、その先に「展示温室」という温室の休憩室があった。
何があるんだろうと入ってみると、中はけっこうガラーンとしてて、植えられてるのは奥の方に一つツル棚があるだけだった。
なんの棚だろうと見てみると、これがなんとミニトマト。
え?ミニトマトってこうして生るの?しかも一株でこんなに広くなるの?と驚いた。

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これは「水平放任栽培」という栽培方法で、更に土を使わない「水気耕栽培」という方法で理想的に大きく育てているんだそうだ。
なんかすごいなぁ。

温室内は当然ポカポカで、寒い日には格好の休憩室だろうと思うけど、今日は外もポカポカなので逆に暑いくらいでノンビリできず、関心だけして車に戻った。

タグ:食:丼 餐:魚 観:農 植:実 道の駅

中田島砂丘

ファイル 2148-1.jpg浜松市南区中田島町の遠州灘に面した砂丘の海岸。
前々からちょっと気にはなってたものの、浜松バイパスあたりは速度出がちで毎回通過。
それと四年前に行った「浜岡砂丘」がイマイチだったのでこちらも変わらないだろうと思えて足が向かなかった。

で、今日はポカポカなので「砂丘」としての期待より、ただただ海辺を歩く散歩くらいの休憩のつもりなら気分よくのんびりできるだろうと寄ってみた。

ら、
「よみがえれ砂丘 第十一回砂垣設置プロジェクト」と出てて学生やボライティアらしき人達が沢山来ていた。

公園ぽい階段に入口を登って見ると、
んー
確かに浜岡砂丘よりは広く幾らかは砂丘な感じもするけど、正直に言うならば「砂の工事現場」って感じだった。。

手前にある柵が「堆砂垣」という砂の飛散と海岸の侵食をくい止める垣根だそうで、これを設置しているらしい。

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海に出るコースも決まってて、水溜まりのような池を横目にロープで仕切られたコースを進んで砂を登ると現場に向かう工員の気分。
そして丘の上は硬く均されてて舗装道路のようになってた。重機用の通り道?益々工事現場。。(砂丘の景観に配慮した砂山型の防潮堤だそうだ、、、作られた丘か。。)

ファイル 2148-3.jpgすれ違う学生の列は遠足気分ぽく割と楽しそうで、突っつきあったり歌をうたいながら歩いていた。

でも、列の後ろでは高齢のボランティアの人が「最近の子はわからなかったら何もせず、自分から質問したりする積極性がまるでないね」等と話して歩いてた。
学校行事で参加してるくらいの学生に何を期待してるのかしらんけど、そんな積極性はウチらが子供の頃から無いわ。
そこまでの興味を持たせようと積極的に話したり指示する大人がいないだけじゃないか!と思えた。(っていうか、昭和の昔は積極的すぎる大人が多く、独善でズケズケと指示し強制してウザかったのを知ってるからやりたくないんだよね)

そして丘を越えて海に出た。
、、、遠いいなぁ。
砂紋は踏み荒らされつつ、残ってる箇所もありつつ、鳥取砂丘よりは残っていた。

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浜は浜岡と同じくここも小石で、砂はもう後退しているようだった。ああだから「よみがえれ砂丘」なんだな。
浜には釣りをしてる人も多く、少し眺めてみてたけど釣り上げるところは見れなかった。

ファイル 2148-5.jpgそして、
海を見るならただの海岸にすればよかった、、とかぶつぶつ考えながら来た道を戻った。

日差し強く歩いていると汗かくくらいの砂丘の散歩。
人の少ない静かなときに来てたらもっと楽しく歩けて感じよかったのかも。

タグ:楽:歩 楽<残 景:浜 景:海 観:地

シャコ丼の店

ファイル 2147-1.jpg笠岡市笠岡にある食堂。
ネタ帳に載せてて前から気になってた店。笠岡と言えば笠岡ラーメンががお気に入りだけど、実はラーメンより先にネタ帳に載せてて、時間が合えば来たいと思っていた。(実は笠岡ラーメンも早朝にやってる店でしか食べてない、、)

店は宅地の中で暖簾に御食事処とあるだけでさりげなく、ネタ帳には「シャコ丼の店」と載せてて店名を知らず(その「シャコ丼の店」というのが店名だと知ったのは帰ってきて調べなおしてからだったりする)住所調べてて知ってなければ入るのに躊躇しそうだった。
若干の不安もありつつ店の中に入ると、メニューにシャコってあって安心した。

さて、メニューは「シャコ丼セット」というシャコ天とシャコ酢がついたセットが気になったけど、シャコ丼がミニとあったのでやめて普通に単品のシャコ丼にした。

どんな感じで出てくるかと楽しみにして待つと、意外や意外、フライのとじ丼だった。。
寿司ネタのようなシャコがわーっと乗ってる丼かなと想像してたけど違ってて驚いた。パッと見シャコだか何だか判らないのが惜しいけど、とじ丼は風味が出てることもあるので残念感は無かった。

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食べると これは、 エビフライですな。
何も言われないで食べたら間違いなくエビフライでしょって言うと思う。
普通においしく、沢山入ってるので充分味わえて、ペロリと食べられた。
シャコとエビってどっちが高価なんだろう?もしシャコの方が安価ならシャコフライ丼はもっと流行ってイイと思う。

ただやっぱり後から来たお客さんの「シャコ丼セット」を見たら、やっぱそっちにしとけばよかったなーと後悔した。。シャコ天、シャコ酢も味わって見るべきだった。。
まぁ思いきり食べれたしおいしかったからいいけど。

ファイル 2147-3.jpg食べ終わって店を出たら、南隣が駐車場になってるのに気づいた。(まわって正面の道から来たから店の駐車場だと気づかなかった。。)
その駐車場脇には「シャコ」の幟が立ってたし、奥には「シャコ丼の店専用駐車場」とシャコのイラスト付きの看板があった。
やっぱりエビは見慣れてるけどシャコの姿は見慣れてないからその姿は一般的には微グロなんだろうな。とイラスト見て思った。

シャコと言うと、(そういえば最近あんまし見ないけど)寿司ネタの準定番だった。昭和の法事などの席で出る寿司の一番人気はエビでそっちは人気なので競争率高いけど、シャコは安定してゲットできる嬉しいメニューだった。
思い出としては、香港旅行に行ったときに食べたシャコの唐揚げがすごくおいしかったなぁ。

もっと普通に出回ってほしいと思うんだけど、あまり人気ないみたいだよね。見た目かな?(見た目でしょ) 

ファイル 2147-4.jpgこのあと岡山で会いに行った女の子に
「シャコ丼食べてきたよ」って言ったら
「シャコって何だっけ?」とスマホで検索して
 画像を見て「えーーー」って言ってた。。 
いやいやエビだってカニだって見なれてなければグロいからw

タグ:食:丼 餐:甲 餐:揚 楽:推

道の駅 たけはら

ファイル 2146-1.jpg竹原市本町の185号号沿いにある道の駅。
初めての立ち寄り。

駐車場は小さな川の先にあって、橋を渡って建物に行くという珍しいタイプ。
橋を渡るときに川を見たらコサギがいて、歩きまわって水面をつついてまわってた。のどかでいいし、市街中心の用水路みたいな川でも鷺がついばむものがあるというのはキレイな証拠だね。

さてさて、寄ったことなかったからなんとなく来てみたものの、食事したばかりで腹は減っておらず、いろいろ有りそうなのに食べられないのは悔しいなぁ、、と思いつつ奥に進むと、「そのまま通り抜けて竹原の古い町並みを散歩できます」とあったので行ってみた。

ファイル 2146-2.jpg竹原の古い町並み「伝統的建造物群保存地区」は、前に車でウロウロしたことがあって、(08/08/01 CR-Xの頃だった。そんな前だったか、、デルで屋根あけてたような気がしてた、、)それで満足してたので、歩いてまわるっていってもサワリの雰囲気だけでいいかなというくらいの気分で散歩開始。
裏の車道を渡るとすぐにそれらしい通りに入った。

ちょっと進むと「旧笠井邸」という明治初頭築の屋敷が無料開放してたので入ってみた。 けど、中には人が多かったので上がらずに玄関から眺めて出た。

ほかにもずっと古い屋敷が並んだ濃い町並み。他に無料開放してそうな屋敷は見かけなかったけど、しっとりした雰囲気に包まれてついつい先まで歩いちゃった。

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ファイル 2146-4.jpg先の方まで進むと散策する観光客の数が増え、団体さんも集まったりしていた。観光用の駐車場はこっちのほうにあるらしい。
邪魔だなぁ、、とか思いつつ、少しまぎれてガイドの説明を聞いたりした(聞こえちゃっただけだけど)

でもやっぱり大勢の人は避けたく、人通りのない道で裏に回って道の駅に戻った。

少し歩いたくらいで腹が減るわけでもないけど、戻ってきた道の駅をじっくり見てまわった。
やっぱり「竹原たけのこ牛スジ煮込みバーガー」は気になるなぁ。気になるけど無理だなぁ。。

二階に上がるとアニメ「たまゆら」のコーナーになっていた。「たまゆら」はこの町が舞台のアニメ。何話か見た事あるけどよくわからなかった。。

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で、これなら別バラで済むだろうと買って食べてみたのが「仲良しウサギのふわふわブッセ」裏には尻尾もあってかわいい。
ふわふわでかわいく程よい甘さでおいしかった。

タグ:楽:歩 楽:懐 景:川 観:街 観:キ 餐:菓 動:鳥 道の駅

オイスターハウス大芝

ファイル 2145-1.jpg東広島市安芸津町風早にある朝市の裏のかき小屋。

「大芝朝市」という案内板に添って来てみたら、朝市というより小学校跡の物産店「海辺の里おおしば」が普通に営業しているような感じで、店内はそのほとんどがミカンだった。

それより焼がきはどこだ?と店の外に出てみたら、裏の方にちゃんとかき小屋があって営業中とでていたので行ってみた。

客室は季節限定の簡易店舗かな?って感じのテント小屋で、ちょっと寒かった。

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さて、カキが食べられればそれでよかったんだけど、メニューを見たら焼ガキ7+カキ飯+アサリ汁の「カキ定食」というのがあったのでそれにした。

実は私、カキ小屋って初めてでして、焼き方を丁寧に説明してもらった。網にのせて焼くだけかと思ったら意外と手順多いのね。

まず、
・蓋の側(底)を下にして網にのせて焼く。
・焼けて蓋が開いたら取り上げて上向きにして専用のカキ剥き爪(「広島型かき打ち」というらしい)で汁をこぼさないように蓋を外して、火に戻して焼く。
・沸騰したら殻の中で身をひっくり返して両面焼く。
・適当なところで取り上げて食べる。

やってみた。

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意外と汁は煮詰まらず、焼きっていうより殻の中で煮るって感じ。適当なところでっていうタイミングがわからず、そして焼く位置で開く時間が違って忙しく、難しかった。
(千葉の九十九里で食べる焼きハマグリなんかは焼いて食べるだけだから楽だった。。。)

焦げる手前くらいかな?とか思ってたけど、焼きすぎると身が小さくなるらしく、食べたらどの身も小さく焼きすぎたのかもしれない。。 難しい。。自分で焼くより得意な奉行に焼いて貰いたい。。

味も意外とカキっぽい感じは薄くあっさりして思えた。
あれ?(昨日のシジミといい)風邪ひいて味覚落ちてるのかな?
とか思ったけど、カキ飯を食べたらこっちのカキは風味バッチリだったから、焼きすぎて味とんだのかも、、

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最初のうちはポン酢で食べたけど、後半はレモンを搾って食べた。ら、こっちの方がうまかった!っていうか、レモンがうまかった!(そこかよw)
「レモンはいくらでも好きなだけ使って」といわれたけど、正直まだ青いレモンだったので期待してなかった。けど、青くてもぜんぜん風味よく、さすが瀬戸内のレモン!と思った。

まぁね、カキはね、やっぱりね、千葉でスゴイの食べてるからね、なかなかそれ以上のっていうのはないだろうし、本場の広島ならばという期待も邪魔したろうし、、っていう感じだけど、
焼き牡蠣の作業体験として楽しく、朝から面白かった。

そして最後に添えられてた小さなミカンを食べて終了。
、、、っていうか、このミカンも小さくて何だ?と思ってたけど、うまかった!(そっちかーw)

なので、
食後は「大芝朝市」に行って、ミカンを物色。レモンと共にお土産に買った。

さてさて、この小学校跡、見ると門柱と金治郎像が残されていた。
たしか、、、前に通ったときはまだ小学校の校舎あったよな、、とあやふやでこじつけっぽい記憶を探りつつ、ちょっとその前の海に歩いてみた。

目の前の海にはポッカリ丸い小芝島が浮いていた。
案内板があって、小芝島は江戸時代に伝達の狼煙を上げる島だったと書かれていた。(ハート型に見える島とか、恋人の聖地とか余計なこと書かれてなくてよかったw まぁここからは丸くしか見えんけどね)

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そのあとはゆっくり堤防の上を歩いて海を眺めた。

先に見える島々は「ももへの手紙」の大崎下島や豊島、上蒲刈島の列島で繋がって見えていた。

小芝島の西側に陽の光りが落ちてて、海面を輝かせていた。

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いいなぁーこんな海が近くにあったら、遠くまでドライブなんかせずに日がな一日釣りしてのんびりしたいなぁ、、

なーんて思ってはみても、
都市部にしがみついて暮らしてきた自分にそこまでのんびり出来る心のゆとりがあるわけはなく、海も数分眺めただけで存分に満足して車に戻った。

タグ:食:焼 餐:貝 餐:飯 餐:菜 楽:験 楽:買 楽:眺 景:海 景:島 景:陽

宍道湖自然館ゴビウス

ファイル 2144-1.jpg出雲市園町にある水族館。
遠出のドライブ先で気まぐれに水族館に寄るなんて事は滅多にないんだけど、今日はあまりに天気わるい上に松江でのシジミのガッカリ感から少しテンション下がってて、気分転換したかった。

ってわけで魚ネタ。
宍道湖の魚とか興味あったし、珍しい魚とか見れるかな?と入ってみた。

入館料は500円でJAFで1割引。まぁケチるほどではなかった。

ファイル 2144-2.jpg館内に入るとさっそく円形水槽でアユの群がまわってた。
へー。
ゆっくり眺めようかと思ったけど、それより横にある小さな水槽を見ると、ここで人工授精して生まれたというシラウオが泳いでいた。
へー。
水槽で泳ぐシラウオって初めて見たかも。(日本初とあったからここだけなのかもね)
か細いながら元気に泳ぎ回るシラウオは、透明でキレイでおなかの赤いのもキレイでかわいかった。こっちをしばらく眺めてた。

さて、平日昼間で空いてるとはいえ他にもお客はいるので独占は迷惑だよね。
順路を進むと、渡り廊下では床下の池が丸い窓で覗けて面白かった。

水槽展示は汽水域の魚と淡水の魚、海水の魚とで別れてて、まず汽水ではスズキが異様に多く沢山いて、大型のものも沢山泳いでいた。こんなにスズキがいるのは初めてで、宍道湖はスズキだらけな印象を持った。

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そしてハゼ系の魚も多く充実してて、注目は1986年に発見されたという新種の希少種シンジコハゼかな。宍道湖の名を冠した魚だけにプレミアム。あっさりした姿のハゼ。初めて見た。
他もいろいろ面白く、ウナギやカニもいて、アシエビはきれいな車エビって感じでおいしそうだった。

ヘルメット水槽なんて言うのもあって、下に入って水底に頭を出して間近に魚を鑑賞。窮屈ながら面白かった。

そして少し広い所に宍道湖ジオラマコーナーがあって、中海サイドには主にボラ。とにかく元気なボラ。邪魔なくらい目立ってた。
宍道湖サイドにはまた大型のスズキ。とにかくスズキ。スズキはかっこよくて好きだ。スズキはこの先の海水魚コーナーにもいてスズキにはヒラスズキとマルスズキの二種類いるって初めて知った。

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その先の淡水魚コーナーは宍道湖から離れちゃったけど、島根の淡水魚とメインでイワナとヤマメの水槽が大きく目立っていた。
ヤマメは赤くなってマスの顔つきになってた。イワナは模様が濃くて説明を読むと島根のイワナは地方型のゴギ(亜種ではないらしい)だそうだ。おお。ゴギも初めて見た。

そして希少種で気になったのはイシドジョウ。そして指定稀少生物として保護対象種に指定されたというミナミアカヒレタビラ。他にもオオサンショウウオ(ハンザケ)ももちろんいた。

最後に両生類爬虫類を見ながら特別展コーナーに出ると、縁結び水族館という主旨の企画展で縁起のいい水槽神社が並んでいた。こじつけっぽいのもあったけど、なかなか凝ってて面白かった。

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その前には触れるコーナーもあって、ザリガニは人気無く魚コーナーは少しかわいそうだった。
そういえば最初はすいてて悠々だと思ったけど、ゆっくり見ている内に意外と人が増えてて、平日なのに子供連れとかもいた。

なんだかんだじっくり見て楽しめた。
宍道湖は薄めの汽水湖だということで沢山の種類の魚がいるんだなぁと感じた。宍道湖は何度もドライブで通ってるけど、そこで泳ぐ魚なんてみたことなかったからね。(それは多くの他の湖や川でもいっしょだけどw)
宍道湖にしかいない固有種というのはないけど稀少な魚も見れたし、他では見れないようなのも(シラウオだけじゃなくて、イサザアミとかも)見れて面白かった。

外に出るとまたぽつぽつ雨が降ってきてて、駐車場の車に戻ったタイミングでザーと降り始めた。
車に乗っても慌てて出発せずに、ちょうどいいから落ち着いてスマホで今夜の宿を検索してみた。そして雨がやんでからゆっくり出発した。

タグ:観:館 動:魚 楽:催