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千代田饂飩 あぜみち

ファイル 2013-1.jpg千代田町赤岩の県道沿いにあるうどんの店。

去年来てから気に入って、ちょくちょく来ててすっかり駐車場側の勝手口が馴染みの入口。
なんだけど、ここんトコ連続で「完売御礼」で閉まってたり、開いてても饂飩は終わっちゃってたりで食事できてなかった。
(振り返ってみたら、今年入って三度の空振り。去年の12月にオムライスを食べたものの、お目当ての饂飩は10月以来5回連続の空振りでありつけてなかった、、)
おいしいからねー人気なのわかるしねー、もう少し早く昼くらいに来店できればいいんだろうけどねー、魚道でついつい時間くっちゃうんだよねー、、

でも雨の今日はさすがに饂飩がまだあって久々の入店。
話を聞けば、ホントは自転車サークルの団体さんが来店予定だったのが雨で中止になったんだそうだ。店としてはガッカリだろうけど、僕としては大ラッキー。

ファイル 2013-2.jpgうきうきして饂飩を大盛りでたのんで待ってたら、「しばらくぶりでいつも申し訳なかったから」とポテトサラダをサービスしてくれた。
そんなそんな(いつもどおりのキュウリのお通しもおいしいから普通でもよかったんだけど)とかいいつつ、このポテサラがジャガイモの味が素直に出てておいしく、ヒンヤリしてて嬉しかった。

そしてそして「すだち醤油うどん」大盛り強で登場。
「盛りも少しサービスしました」だそうで有り難い。

ファイル 2013-3.jpg

んー
やっぱおいしい饂飩。瑞々しくて新鮮味充満。
なんて言ったらいいだろう刺身饂飩かな、、普通のうどんが釜揚げシラスならこれは生シラスて感じかな。ぷるぷるでホントおいしい。
すだち醤油の香りもよく、特に酢橘は食後もしばらく香っていて気持ちよかった。

ごちそうさま。
又何度空振りしても来店してみます。

タグ:餐:麺 餐:果

佐野ラーメン中村屋 境店

ファイル 2012-1.jpg境町長井戸の県道沿いにあるラーメン店。

今年の4月に来て気に入った店で、こんな短い間隔でまた来るとは思わなかった。なるべく行ったことない店で、、と考えがちな僕にしては珍しいと思う。
そこまでうまかったのかと云えば、そんなでもなかった気がするけど、気軽に寄れる店くらいがイイ感じ。

その前回は一日三十食限定の「青ねぎらーめん」だったので、今回は普通にワンタンメンにした。

ファイル 2012-2.jpg

うん、黄色く澄んだホタテだしの汁がおいしい手打ちラーメン。
前回のは青ネギに隠れて汁の色がよく判らなかったからね。
ワンタンもおいしかったけど、ちょっと一言いえば餡の肉の味付け(胡麻油?)が強くて浮いた気がした。

店員のおばさんも感じよく気分イイ店なのでまた普通に来ようと思う。

ちなみに前回の(

タグ:餐:ら

鶴枝ヒメハルゼミ発生地

ファイル 2011-1.jpg茂原市上永吉鶴枝の八幡神社境内にある天然記念物のヒメハルゼミが生息する森。

何回か来ているものの、いまだに一度も声を聞いたことのないヒメハルゼミ。天然記念物だし珍しいし(西日本では珍しくないらしいけど)一度は聞いてみたいものだと性懲りもなくまた来てみた。
千葉県内に他にも生息地があるらしいけど(麻綿原高原とか)ここが一番近いし有名。

ヒメハルゼミの概要については前回の点景で書いてるから割愛。
確認で見てみたら、写真も内容も前回の点景とあまり変わらなくて草。。

さて、まずは参道の石段。前に来たときより明らかに運動不足で汗ダラダラかきながらも一気にのぼった。

ファイル 2011-2.jpg

少し呼吸を整えてまずはお参りした。
そして周りの森を見上げて耳を澄ませた。。 鳥の声しか聞こえなかった。まぁそう簡単には聞こえないよね。

前回と違うのは、今日はヤケに落下物が多く、ボトン!ボトン!とスーパーボール大の実が頻繁に落ちてきてて怖ろしく、直撃はなかったものの、目の前で落ちて驚いた。
何の実かと見ると銀杏?この時季だったっけ?
でも地面を見てたお陰で小さなアマガエルも発見。苔の間を跳ねててかわいかった。(梺の田圃から登ってきたのかな?)

ファイル 2011-3.jpg

ふもとから蛙の鳴き声も聞こえた。今日ばかりは蛙の声も嬉しくないや、、

しばらく境内の右側左側を入ったり来たりウロウロしながら蝉が啼くのを待った。
右手奥には石碑が並んでた。

鳥うるさい 岩に沁みいれ 蝉の声、、

ファイル 2011-4.jpg境内はほとんど自分独り占めだったんだけど、石段では鍛えてるおじさんが何度も走り込んで上り下りを繰り返してて驚いた。
毎回社殿前で休憩してて、最初に挨拶してからしばらくは接しなかった。けど、蝉の声が今回も無理そうかな、、と思えてきた頃に話しかけて聞いてみた。
ら、
ヒメハルゼミがよく啼くのは、もう少し後の七月に入ってからだそうだ。
それも昔に比べると数が大分減ってるのでタイミング次第らしく、「以前、森に竹が生え過ぎちゃったときに一気に減っちゃった」そうで、竹を苅ったけど増えることはなかったそうだ。。
気持ちよく色々お話してもらえて有り難かった。

結局ヒメハルゼミの声は聞けず、、今回も空振りだったけど、この会話と蝉の声にかこつけた森林浴だけでも気分いい休憩になったと思う。


このヒメハルゼミは古い樹にしか生息せず、樹を移ることもないみたいだから、近隣で他にいる場所もなく、唯一残った貴重な場所ということらしい。

っていうか、、
セミなんかもう少しすれば近所でイヤと云うほど鳴きはじめるんだけどね。
まぁ、だからこそイヤになる前に今年の最初に聞いておきたい声だったわけだけどね。残念。

タグ:景:森 観:宮 観:蛙 観:然 植:実 動:虫 楽<残 楽:話

つつじが岡公園

ファイル 2010-1.jpg館林市花山町にある県立公園。
名勝「躑躅ヶ岡」という国文化財でその名の通りツツジが有名な公園。
ツツジの季節に一度来てみたいもんだけど、やっぱり混むんだろうなぁ、、と思って足は向かなかった。
っていうかツツジって植え込みとかのをあちこちで見かけるからねぇ、あまり珍しい感じしないんだよね。(自宅前にも咲いてるし)

そんなツツジスポットだけど、もう空いてるだろうからどんなもんかと寄ってみた。

付近には駐車場が何ヶ所もあってガラーンとしていた。
奥の方の入口はゲートがあって参道のように並ぶ土産屋は全てシャッターを閉じていた。そのゲート前の瓦屋根の小屋は券売所、、え?ここって有料だったの?
もちろん見頃の時季だけのようで今日は無料。

さて、入口の広場の先にはさっそく名勝「躑躅ヶ岡」。
こんもり盛り上がった塚のような岡がそのままツツジ林になっていて、冒険チックでワクワクするような岡の遊歩道を進んでみた。
ツツジはもちろんほとんど咲き終わっていたけど、たまーにチラホラと残っているものもあって探しながら細道を歩いた。

ファイル 2010-2.jpg

まっすぐ岡を縦に横断すると、その先に池が見えた。
「城沼」という沼で館林城趾からのびている天然の湖沼。湖に名称変更しなかったのは好感が持てる。

その城沼に出て水面を眺めた。鵜が飛んできてた。
公園内はすっかり普通の週末の午後のゆるーい感じで、歩いてる人や猫や雀がチラホラいた。
僕ものんびりした気分になってもう少し歩いてみた。

その先の城沼から芝生広場までの間にもチラホラと咲き残ったツツジはあったけど、全体的に終わってたので目立たない程度。でも画像で集めたらけっこう咲いてるように見えるでしょ。
悠々と歩けてこれだけ見れたら全然納得。公園はすいてなきゃね。

ファイル 2010-3.jpg

ツツジ区間の端(公園としては中央)にある「つつじが岡公園ふれあいセンター」という建物まで歩いた。
ここには4Dシアターコーナーや、フードコーナーとかあるみたいだけど、さすがに5時じゃもうやってないだろう、、と見てみたら、フードコーナーと売店はまだやっていた。

ファイル 2010-4.jpgそしてフードコーナーのメニューを見ると「つつじソフトクリーム」なんていうのがあった!
おおーナイスナイス~
汗ばんでたしちょうどいい!ナイス館林!さすがツツジと灼熱の町。

さっそく注文、、 したら 「すみません、只今ソフトクリームは機械のメンテナンス中なのでお出しできないんですよ」と、、
なに~~~~
それだけが目当てで千葉からはるばるやって来たというのに(大嘘)
がっかりしてトボトボと建物を出た。

ここで折返し。
戻りの道は公園の南端に続く土塁のような斜面の道、案内地図には「新つつじ園」とあった区間に上って歩いてみた。

ここもなかなか細くて冒険チック。覆い被さるようなつつじの木をくぐりぬけたりして妙に楽しく、人の通りが少ないからと油断してたトンボやチョウ(蛾)も慌てて飛びまわっていた。

ファイル 2010-5.jpg

やっぱりチラホラと咲き残ったツツジはあって、満開の状態を想像しつつ半エア花見。でもこの道で人が多かったらイヤだなぁ、、
絶対つまってイライラするよなぁ、、それに比べたら、花は咲いてないけど今時季に来て良かった。

「新つつじ園」をまっすぐ抜けて「躑躅ヶ岡」の前の広場に出た。
広場を歩けば早いけど、まぁ折角だから、もう一回「躑躅ヶ岡」に進入。
ネコちゃんをよけながら今度は横に横断。

城沼側には東屋もあって、投句箱とか置かれてた。ちゃんと下の扉に用紙が入っていた。
混雑していたら句を読む和やかさもなかっただろうに、、どれどれ、、とか思いつつ、静かでも何も浮かばなかった。。

ファイル 2010-6.jpg

いくつか咲き残ったツツジを見てきたけど、この「躑躅ヶ岡」に昔から自生していたというオレンジ色の「ヤマツツジ」は残ってなかったかぁ、、と思いつつ探し歩いてたら、辛うじて一輪だけ咲き残っているのを見つけられた。ああよかった。

あとは幾つもある石碑や、高くのびた松の木や、時折覗く城沼を見ながら、眩しい西日を背に受けて歩いて岡を一回りして終了。

なんかいい散歩になった。

タグ:楽:歩 楽<残 景:森 景:湖 観:園 観:具 動:鳥 動:獣 植:花

哲麺 幸手店

ファイル 2009-1.jpg幸手市神明内の広域農道内にあるラーメン店。

よく通る道だけどこの店はまだ二度目の来店。
すぐ先にラーショもあるし少し手前の道の駅にもラーメン屋があるし、そのずっと手前の大勝軒は一度も入ったことない。

この店は前食べた時おいしかったけど、そういえば点景にしてなかったね。チェーン店だからかな?

さてこの店は豚骨ラーメンの店で食券機には、醤油と塩と味噌に別れて色々あって少し迷いそう、、あれ?前回何食べたんだっけ?醤油でも塩でも味噌でもない白い豚骨だと思ったけど、、
とりあえず、基本らしい醤油豚骨にしてみた。

ら、
あ、これだ。前食べたやつだ。ん?これが醤油豚骨なのかな?茶色くない白い汁だった。

ファイル 2009-2.jpg

うんおいしい。
初めて食べた豚骨ラーメンのような濃いしっかりした味。博多より熊本な感じ。(初めて食べた豚骨が熊本のだった)
麺はしなしなもちもちで弾力あって九州のとは別物。だけど、これなら熊本ラーメンの店を探さなくてもいいやと思えるくらいだった。(熊本に行ってもラーメンにこだわることもないやとさえ思えた)
しっかりした豚骨に醤油が加わってるって事かな?塩だとどう違うんだろ?次回はそっちいってみよう。

替え玉のサービス券をもらった。けどたいてい期間が切れた頃くらいに来たりするんだよね。
今後も損得関係なく気が向いたときに寄ろうと思う。

タグ:餐:ら

藤野木直売所

ファイル 2008-1.jpg笛吹市御坂町藤野木の137号沿いにある果樹園の直売所。

この道は焼きトウモロコシの店が並ぶ道で、ずっと昔、初めて通った時に寄って食べておいしかった。その時の記憶をずっと持ったままそれ以降は寄ったことはなく通過ばかりしてた。(青森でもっと安いトウモロコシを食べてから高い気がしてケチってたのかもしれない)

で、今日は思い切って寄ってみたけど、時間が時間なのでひょっとしたらもう終了で炭の火を落としてるかも、、とか思ったけど、覗いてみたら大丈夫だった。

ってわけで、店先のベンチで甥と並んで座って焼きトウモロコシを食べた。

ファイル 2008-2.jpg

あーそういえば、焼きトウモロコシ自体食べるのすげー久々だわ。
トウモロコシは蒸かしたのが好きなんだよね。歯できれいに剥きながら食べれるじゃん。「焼き」だと剥けないで齧るから歯に挟まるんだよねーー
と、いうことをちゃんと顧慮してシーハ―用の爪楊枝が刺さっててありがたかったし、使わなくてもいいくらい崩れずに食べられて味に集中できた。
甘くて醤油香ばしくておいしかったーーー。

ファイル 2008-3.jpg目の前の137号は交通量多かったけど、向かいの電線に止まった鳥(ホオジロ:一筆啓上仕候)の声を邪魔するほどではなかったし、その先の山を見ながらゆっくり食べられていい休憩になった。

ぜったいお祭り屋台で食べるよりおいしいよね。
(お祭り屋台は買うまでの匂いと雰囲気だよね。買う事ないけど)

タグ:餐:菜 動:鳥

西湖蝙蝠穴

ファイル 2007-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンターにある富士の溶岩洞窟。

有料だけど、併設された「クニマス展示館」に来たついでに、せっかくだからこっちも行ってみようよと、あまり乗り気じゃない甥を誘って入った。

まず入場券買うとヘルメットが渡される。おお、なんか冒険風。
そして富士の樹海の森の中の遊歩道を歩く。
森は緑も優しく木漏れ日明るく、遊歩道も木材チップで歩きやすく、気持ちよかった。

ファイル 2007-2.jpg

けど、コウモリ穴まで意外と長く、多少のアップダウンもあってイライラ。
道の脇の苔の生えた岩や狭い溝を見て北海道の「苔の洞門」を思い出した。。歩くだけ歩いた先で立入禁止とかじゃないだろうな、、、

5分程歩いてコウモリ穴に到着。
動物よけか不審者よけか、鉄格子で囲まれた入口は開いててよかった。

さっそくヘルメットかぶって入洞。
中はひんやりと涼しくて気持ちいいくらいだった。

ファイル 2007-3.jpg

このコウモリ穴は富士山麓で最大規模の溶岩洞穴だという事で、もっと溶岩溶岩したゴツゴツの痛そうな岩肌を想像してたけど、ぜんぜんそんなことはなく滑らかな岩の普通の洞窟。
「巨人の足跡状広場」とか名前の付いた場所はあり、「溶岩ドーム」とか「縄状溶岩」とかあるけど、鍾乳石とか氷柱とかそういうものは無く、ひたすらコウモリを探して進んだ。

沖縄で行った洞窟のような横の狭さも不気味さもなくて、歩きやすい、、とか最初は思ってたけど、途中からいきなり低い天井のコースになった。。
中腰で進むのがつらくてつらくて、、、デブで運動不足は入らない方がいい場所だった。

現役高校サッカー部の甥はスタスタと先行、「まだずっと低いー?」と聞くと「あと少しで広くなるけど、その先はまた低いー」だそうで、、
無理せずゆっくり進んだけど、四つん這いくらいのコースでもうイヤになった。。
前の職場の仕事で大きな機械の狭い中で作業する時に「頭ぶつけて機械にキズつけたら一億の賠償ですからね」と脅かされた時のことを思い出してイヤーな気分になりつつ、ゴツゴツ平気で頭をぶつけられる今の状況が楽かと言えばそんなことはなくつらかった。。

ファイル 2007-4.jpg

「この先で行止まりっぽいー」 「コウモリいた?」 「いないよー」
だそうで、進む気なくなって退却。少し戻ってイージーコースで折り返した。

っていうか、ネズミを怖がる甥がよく平気でスイスイと洞窟の奥まで進めたなー、、コウモリに驚くトコ見て笑おうなんて酷いこと考えてたこの伯父の方が、逆にへっぴり腰で笑われる結果になった。。

外で解説をよく読むと
「過去には多数のコウモリが生息していたが、現在は僅かしか見られなくなった」
とあった、、、なんだよーーーいないのかよーーー

またゆっくりと森を歩いて入口に戻った。

ファイル 2007-5.jpgなんか悔しいからまたネイチャーセンターに入ってコウモリの標本だけでも見た。
コウモリは飼えないのかね?
一匹くらいは生きてるコウモリを見たいよなぁ。。
コウモリが見れてたならTシャツとか買ってもよかったけど、、ここでコウモリのグッズのお土産を買っていく人いるのかな?

出る時に「クニマス資料館も見てってください」と声かけられた。。
一般的にはそっちがオマケなのか、、
クニマスのTシャツやお土産もおいてくれよ、絶対買うから。

タグ:景:洞 景:森 観:地 観:館 楽:歩 楽<困

クニマス展示館

ファイル 2006-1.jpg富士河口湖町西湖の西湖ネイチャーセンター内にあるクニマスの資料展示ミニ水族館。

なんと無料。

道案内では「西湖ネイチャーセンター」とか「クニマス展示館」とかいうのは見かけず「西湖コウモリ穴」となっている。
どうやらこの「西湖コウモリ穴」に作られた資料館が「西湖ネイチャーセンター」ということのようだ。建物の左半分が「クニマス展示館」になっていた。

さっそく入ると、クニマスの説明パネルと幾つかの西湖の魚のミニ水槽があった。

クニマス(国鱒)というのは秋田県の田沢湖の固有種で、昭和初期の環境破壊で絶滅したとされていた魚だった。
それがこの西湖で試験移入した種が生き残っていたというのが最近になって発見されたという幻の魚。一般で普通に見れるのはここだけの魚。(釣ってもいいのかな?)

そのクニマスの水槽は奥の暗めの部屋にあった。
クニマスは湖の最深部にいる魚だから暗い方がイイのかな?それとも演出?

ファイル 2006-2.jpg

この右側の明るめの水槽の魚はヒメマス。左の暗い水槽にいるのがクニマスだそうだ。
比較のために並べてるそうだけど、大きさが全然違うから比較にならないでしょ、、同じくらいのサイズのヒメマスは捕まえられなかったのかねぇ、、

ファイル 2006-3.jpgクニマスはヒメマスに比べて色が黒く鉄っぽい魚だそうだけど、この照明だと極端に青い魚に見えちゃってよく分かんないね。
館の人(案内係?見張り係?)も「自分でもパッと見た感じでどっちがクニマスでどっちがヒメマスかは判らない」って言ってた。

まぁ、そのくらいの差だからこそ今までヒメマスにまぎれて見つからなかったんだろうね。
むかーし西湖のヒメマスを釣りに何度か来たことあるけど、ひょっとしたら釣って食べてたヒメマスにも交じってたのかも。。

ファイル 2006-4.jpgそれ以外にも少し明るい部屋にクニマスの水槽があった。

こちらは人工交配して育てられた子たちだそうだ。
んーやっぱりヒメマスとの差がよく分からない。。
若干、おでこが出っ張った感じかな。

もともとの生息地では絶滅した魚だけど、移入しててよかったね。
魚の移入はいろいろと問題あるんだろうけど、西湖や精進湖にいる魚は全部移入種だからね。(富士噴火の熔岩流入で絶滅してたらしい)
またいつどんな環境変化が有るとも限らないからね、発見されて良かった。見れて良かった。

タグ:観:館 動:魚

富士湧水の里水族館

忍野村忍草のさかな公園内にある水族館。

前にドライブ仲間と忍野八海から歩いて廻ってる途中で見かけたことがあって、いろいろ見どころありそうな山の観光地で水族館て、ひと入るのかな?なんて思った事あったけど、数年前から興味持って来てみたくなってた場所。

来てみたら意外と普通にお客さん多くいて驚いた。
ニジマスを見てコイだとか言うような観光客が淡水魚を見て楽しめるのか?とか思いつつ入口に進むと、館前の池の水が早速キレイで、いい型のアユのような清流っぽい魚が群れていた。(ハヤかもしれない、、観光客のこと言える立場じゃないね、、)

ファイル 2005-1.jpg

そして入館。入館料はJAF割引が効いた。ナイス。

ここの目的は、絶滅したと思われていた幻の魚「クニマス」。TVでお馴染み「さかなクン」が発見してニュースになったそのクニマスが見れる水族館だそうで、誰かと行く機会あれば、、と思っていた。(ひとりで来るとどうしても観光地は通過しちゃうんだよね)

で、今回一緒に来てる甥は、魚に興味はないけど水族館は別にキライじゃないっていうくらいなので、あまりひとつひとつ長くならないように見て進んだ。
絶滅危惧種のホトケドジョウが元気に泳いでる姿は湧いたけど見入ることはないように心がけた。

そして外の池が覗ける窓もあって、大型の鯉や虹鱒や蝶鮫がいて(みんな食材だ、、)イイ雰囲気。やっぱり水が綺麗な池だった。さすが湧水の里。

ファイル 2005-2.jpg

アカメもいたり、カエルコーナーもあったけど、今日の主役は別なのでトントンと進んで、渓流魚コーナー。
ヤマメのコーナーもイワナのコーナーも、みんな綺麗な個体で元気に泳いでいた。

マス科の魚は肉食でもあって気が荒く、他の水族館だとよく喧嘩してヒレを食べられちゃってたりしてる痛々しい魚が目につくけど、ここのは水のせいかストレスの少ない造りなのか、みんなキレイで感激した。これはすごいよね。(無料の水族館とか小さい水族館とかしか行ってないから、たまたま他が酷かっただけかもしれないけど)

ファイル 2005-3.jpg

そしてヒメマスのコーナー。
よそではあまり見かけないヒメマスが群れて沢山いるのも此処ならでは。富士五湖には沢山いるからね。釣りにいったことあるし。

そこに並んでクニマスのコーナーがあるのかな?と思いきや、それはなくて池や緩い川の魚のコーナーになってた。。

あれ?別の場所に特別展示かな?と思ったけど、後は大きい回遊水槽があるだけでこれで1階は終わり。
階段を上がったけど2階は学習コーナーぽい感じで水槽展示はないみたい。。

真ん中から回遊水槽を上から見ながら下る階段があったのでそこをおりてみた。
しかしこの回遊水槽はすごいね。マス類がわんさかといて元気に泳ぎまくってる。これはここならではの素敵な演出だよね。これなら淡水魚に興味ない人でも楽しいと思うよ。

ファイル 2005-4.jpg

上から横から下から覗けるようにもなってて、賑やかな淵の底から見上げるような感覚で面白い。

でもそういえばクニマスはどこだ?
まさかこの回遊水槽に混ざってるとかじゃないだろうな、、、

分からなかったので入口まで逆走、受付で聞いてみた。

ら、

「クニマスの展示は終了してます」とのこと

がーーーん

まじか、、

今後もずっと展示する予定とかないのか聞いてみたら、受付嬢は一旦裏に行って聞いてきてくれて、
「今後こちらでクニマスを展示する予定はありませんが、、西湖の方に『クニマス展示館』というのがあってそちらに行けばいつでも見ることができますよ」とのこと、、、

ん~~~~ 
先に言ってよーーーー

っていうか入口に書いておいてよ~~~~。
それが目的で来るお客さんていないのかなぁ??

ファイル 2005-5.jpgでもま、ここの水族館は見る価値あったし、甥も楽しんでたからいいけどさ、、

で、入口から出るわけにいかないからまた二階に上がって出口から出た。

「さかな公園」には学習館とか湧水の設備などいろいろあるようだけどもちろんパス。
いちおう甥に「魚スポット続くけどいい?」と確認して西湖の『クニマス展示館』に急ぐべく車に戻った。

タグ:観:館 動:魚

忍野八海

忍野村忍草にある富士の湧水池が集まった景勝地。

ここは小学生の林間学校の時に来たことがあって(宿舎がここの近くだった)、その時は平日だったからか空いてて晴れててすごく神秘的で好印象だった。
んだけど、
大人になってドライブ仲間と来て歩いたときは、あららーって感じの観光客の多い観光地。でも、観光はオマケで仲間と話しながらワイワイと歩く分には気持ちのいいトコだったので、観光客気分ならイイ所だと思った。
ので、
その後一人でドライブがてら寄る事はなく、もう来ないだろうと思ってた場所だけど、今日は甥っ子を連れてのドライブなのに、自分の趣味の水族館を引き回す予定なので「一箇所くらいは観光地に寄ってあげないとな」と思って来てみた。

ファイル 2004-1.jpg

観光客の流れに沿って進むとまず出たのが「湧池」。
写真だと周りの映り込みでよく見えないけど、水は綺麗で底までよく見えて、まず最初に見る池としては申し分ない天然の八海の池。
そして大型のニジマスが沢山泳いでいた。

池の前の売店には「富士山の雪どけ水」と湧水を流していて手を浸ける槽になっていた。なかなか冷たくてよかった。

そして流れに沿って観光地メインの「中池」に進む。
実はこれは作った池で、八海に数えられる池ではない。けど、観光地的には一番雰囲気あるのがナントモハヤ、、そういうもんだよね。

ここにもニジマスが沢山泳いでいて、アルビノの黄色いのも珍しさが嘘のように沢山いた。周りの人は「コイだ」なんて言ってて呆れるけど平和だなぁと思った。
甥には「あれが寿司のトロサーモンだよ」と教えといた。

ファイル 2004-2.jpg

池を見てたら橋の下の際を変な物が泳いでた、、「あれ?鼠が泳いでる」と言うと「うそだー」とか言われたけど(暗いトコをズームで撮ったら足と尻尾っぽいのが写せた)、池の周りを歩いて別の場所で甥と池を見てたら、、チョロチョロとはっきりネズミ登場!
動物が苦手な甥は「うわうわうわ」と一目散に駈けて後ずさった。
「うわーーネズミなんて初めて見た!きっしょ」という甥を見て爆笑。そんなに離れなくても大丈夫だよ。馬肉は克服したけどこっちは無理か。

その後他では見かけなかったけれど、しばーらくネズミの話しながら歩いた。

ファイル 2004-3.jpg少し歩くと「鏡池」八海の池。
写真はその先の家が映っているけど、逆から見ると富士山が映る鏡のような池だとか。
今日は富士山は雲かぶってたので逆から見ることなく通過。池自体は畑と道の間の四角い用水池みたいでパッとしなかった。

その先には「菖蒲池」というのも八海の池だけど、さらにパッとせず写真すら撮ってない、、
脇には公園があって古民家っぽい店もあり「やすらぎの里」とかあったけど、肝心の池がないがしろにされて店とかの方が賑わってて草。

あれ?
小学生の林間で来たときに見て一番雰囲気よかった底なし池ってどこだ?と、地図を見て一回り。
一旦駐車場まで戻って、その先からやり直し。

ファイル 2004-4.jpg店の前から曲がって小道を歩くと「お釜池」があった。これも八海の池。
この池は小さいけどイイ感じ。その名の如く釜のように深くえぐれてて青く澄んだ水中には、大きなニジマスが泳いでた。
思い出の底なし池はこれが大きくなった感じでもっと底まで覗ける池だった。底は見えるけど積もった苔や泥で実際にはもっと深く危ない池だと説明された憶えがある。

で、更に川沿いを歩いて進むけど、地図にあった「底抜池」への道はなく、通り過ぎて川の道から隠れるように「銚子池」があった。
ここも藻が浮いててあまりキレイではない地味な池。。写真撮ってなーい。。八海の池なのに。。

ファイル 2004-5.jpg

その先の「濁池」も八海の池。でも川の途中にあってパッとせず、写真撮ってなーい。ここにはカモが数羽泳いでた。「さすがネズミーランド、ダックもいるわ」などと言いながら、水車脇から元の湧池に戻った。

「底抜池」はどう行くのかわからず、道がないって事は、見せたくない状態なのかなと諦めて、駐車場に戻った。
(帰って調べたら、有料の資料館に入れば行けたそうだ。。)

思い出はともかく、人の多さにはうんざりではあるけど、初めて実物のネズミを見たという甥の驚きっぷりとはしゃぎっぷりが面白く、楽しく歩きまわれた。


多分、、だけど
忍野八海は「国指定天然記念物」な上に「世界文化遺産」
観光地化する寸前の姿から補修以外には下手にいじれずに、後から作った池の方がイイ感じになっちゃってるんだろうね。
とはいえ、近代以前のもともとは巡礼霊場だったようで、その頃に四角くしちゃったり菖蒲を植えちゃったりしてたんだろうね。

そのままで観光に耐えうるのは「湧池」だけと思える。
後からよーく考えると、小学生の林間で来て「底なしの池」と説明されたのはこの池だったのかもしれないと思えてきた。(実際にTV撮影のダイバー死亡事故も起こってるそうだ、、南無)

タグ:楽:歩 楽:浸 景:泉 景:川 観:水 観:池 動:魚 動:獣