土浦市大岩田にある霞ヶ浦総合公園内の自然観察園。
その名の通り霞ヶ浦の自然を紹介するところなんだけど大部分は水槽が並んだ無料のミニ水族館という感じで、前に一度来て気に入った場所。だけどその一度キリしか来てなった。
同じように無料の水族館みたいなもんだった手賀沼の「水の館」は先月行ったら小さな水槽三つのコーナーだけに縮小されてしまってたので、「いつでも行ける」と思わずに「いつ無くなってもおかしくない」と思って気に入った場所は大事に足を運ばなくちゃなと思ってたトコなので、次に気になってたのが此処だった。
ってわけで、三年ぶりに来てみた。(もっと前かと思った)
まず建物の外見は変わらず、公園には風車の展望台が立ち、館前には「夕焼け小焼け」が鳴らせる鉄琴みたいなのがあって子供が鳴らしてた。
そして館から霞ヶ浦を見下ろすとその先に白い帆曳船が見えた。
明治時代から昭和中期までこの船で曳網漁で魚(ワカサギ)をとってたそうで、今では霞ヶ浦の観光名物。船には乗れず観光船で横から見るようなので、ズームで見れば岸からでも一緒かな?とか思ったけど、そんなことなさそうだね。
さて、目的のネイチャーセンター。
中に入ってみると大きな水槽は減った気はするけど、ミニ水族館のテイはそのままで、更に夏で「ミニ金魚展」という企画で、いくつもの洒落た水槽で涼しげな演出の金魚が並んでいた。
金魚すくいなどのコーナーもあって夏休みのお子さんにイイ感じだけど、大人的にも金魚は見てて涼しげで癒される。金魚って意外といいなぁーと思えてきた。
前からいた熱帯魚などの海外の魚も後ろにはちゃんといたので、企画が終わってもミニ水族館は大丈夫そうだ。
そして気になる二階。二階は地味で人気無さそうな「霞ケ浦の魚」コーナー。僕はそっちの方が好きなんだけど、思いきり縮小されてそうな予感。。
とか思ったけど、階段を上がってみたら前の通り水槽が並んでいた。いや、若干数は減ったかな?
前より明るくなって、水槽の中も雰囲気のある演出のレイアウトになってたりしたけど、小さい魚ばかりのように思えた。
前からあった霞ヶ浦の魚クイズも新しく見やすくなったし、魚の説明も細かくなった気がする。(気がするだけで前からかも知れないけど、、)
前も読んだような気がするけど、霞ヶ浦の代表的な固有種「ワカサギ」の解説は興味深かった。
全国の湖にいるほとんどのワカサギはこの霞ヶ浦から移植したものでこの霞ヶ浦こそワカサギのふるさとだって事は書いててほしかったなぁ。
っていうか、その肝心のワカサギのいる水槽が無いっていうのはどういう事よ!
沢山のワカサギの群れが泳ぎ回るくらいの大きな水槽を用意してもらいたいものだ。水槽で飼うの難しいのかな?そういえば他の水族館でも見たことないなぁ、、(かすみがうら市水族館でも数匹しかいなかった)
まぁ取り敢えず、ミニ水族館は健在でよかった。
今日は公園は歩かずに車に戻った。
公園まで歩き回った前回 →