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水間寺

ファイル 2205-1.jpg貝塚市水間の170号沿いにある寺院。通称「水間観音」というそうだ。
170号を通ってて見かけてて、通りに面した駐車場があって気軽によりやすそうなお寺だなぁーと思いつつ通過したんだけど(お寺はあまり興味ないからね)、三重の塔が見えてカッコよかったので少し先でUターンして戻ってきた。

このお寺は塀で囲まれてなくオープンなタイプの大きいお寺。信仰とかではなくふらりと寄ってもよさそうな感じだった。

そして何よりこの三重の塔!
んーカッコイイ。

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戦国時代の天正の兵乱で焼失した多宝塔の代わりに萬治年間(江戸初期)に三重の塔を建てたそうで、今あるのは天保5年(1854)に再建されたものだそうだ。

そして本堂も大きくどっしり。普段お寺には寄らない僕も珍しくはしゃいで線香を買って、火をつけ、常香炉に立てて、煙を頭に受けた。(たしか、、弱いとこに浴びるといいんだよね?)

そして拝んだ。お寺で拝むのも滅多にないから戸惑いつつ、銅鑼を鳴らし、柏手は打たないように気を付けて合掌。

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さて、ぽかぽか陽気で気持ちいいので境内を見て回った。
桜はさすがにまだ咲いていなかったけど、その桜の幹に生えたシダが青々と元気で、春な感じだった。

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布袋像や説法石、千日隔夜宝篋印塔、地蔵尊に常夜灯が並んでいた。常夜灯には石の梯子がかかってた。

そしてその先の厄除橋を渡りながら下の川を覗いた。
下を流れる近木川は意外と谷で、渓谷のような流れで水もきれいだった。こんな町中でなんかいい景色。
この水間寺はこの近木川と裏に流れる秬谷川の合流する合間にある寺で文字通り水間の寺だそうだ。(寺の先の川の合流地点に滝があったそうだ。。そこまで歩けばよかった)

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そして再び橋を戻って、気になってた屋台の「いか玉子焼き」を買った。
これはプレスして焼くイカ入りの玉子焼き。
たのんでからの調理で、見ながら待った。

で、その「いか玉子焼き」
プレスするからパリッとしてるかと思いきやフワッとしておいしかった。(ずっと前に奈良で食べたのは煎餅風だったので堅いのを想像してた。。)

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いやぁ朝から思いのほか大阪らしいものが食べられてうれしい。寄ってよかった。

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鏡神社

竜王町鏡の8号沿いにある神社。

朝、道の駅「竜王かがみの里」で起きて、寒い中トイレに行った後で近隣の案内図を見てたら、すぐ目の前に「源義経 元服の地」というのがあるらしいのでちょこっと散歩。

道の駅の前の8号を渡ると対向目の前がその「源義経 元服の地」で、脇には「元服の池」というのがあった。
小さい池で、湧水の出てる池らしいけど、パッと見た感じそんなにきれいでもなかった。

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牛若丸(遮那王)がこの池の水を使い、前髪を落として烏帽子をかぶり、源義経として平泉に向かったそうだ。

そしてその隣の「源義経 元服の地」の看板が立ってる所が昔「鏡神社」があった跡地だそうだ。

そして現在の鏡神社はもう少し先にあるらしい。
速度の出た車やトラックがビュンビュン通る8号の脇の狭い歩道を少し歩いて行ってみた。
これ、交通量少ない朝だからまだいいけど昼間だったら歩くの怖いかも。。

歩道が狭く道がカーブしてて先が見えなかったけど、神社はすぐ先だった。

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まず入口に「鳥帽子掛けの松」というのがあった。義経が元服後に参拝するときに鳥帽子をかけた松ということだそうだ。ホントウカナー。
明治初期に台風災害で折れて幹の一部だけを保存しているそうだ。

そして鏡神社。
ちょうど背中から朝日がさして、自分の影を追いながら鳥居をくぐった。なんか神々しい。冷えた空気が馴染むような新鮮な気持ちで参拝した。
境内には新しく建替えたような吹き抜けの拝殿(?)があってその裏に本殿があった。

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国重要文化財の本殿は室町中期の建立だそうで、その前のものは火災で焼失したそうだ。その時に池の横からこっちに移動したのかな?
神社は垂仁天皇3年(-31)の古代からの歴史があり、祭神は天日槍尊。日鏡を山に収めてその麓にこの鏡神社があるということだそうだ。

お参りして振り返ると拝殿の床が木々の合間から差した朝日に照らされていた。
帰りは朝日に向かって鳥居をくぐる。やっぱりいい気分。いい一日になりそうだと思えた。

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気分は良かったけど寒すぎてあまりのんびりは歩けず15分くらいで道の駅に戻った。
この道の駅の裏の山も城跡とからしい。いやいや今日はこんなとこでショ。

朝起きた道の駅の周りを歩くことはよくあるけど、今日の散歩が一番気持ちよかったかも。

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ちゃんぽん亭総本家 本店

ファイル 2203-1.jpg彦根市幸町の306号沿いにある近江ちゃんぽんの店。
滋賀県内に限らず実は全国に何店もあるチェーンの「ちゃんぽん亭総本家」の本店。
とはいえ、滋賀以外では見かけたことないし、やっぱし滋賀に来てこそ食べたい近江ちゃんぽん。8号を普通に進んでても何店か見かけるので二回ほど食べたんだけど、今度は本店で食べてみようと彦根でちょこっと曲がって大きな本店に来てみた。

そして入店。
食券を券売機で買うのがゆっくり選べずどんなメニューがあるのか見れずで、残念だったけど、とくに本店のみの特別メニューみたいなのは無いみたいなのでまぁいいかな。
普通にちゃんぽん半チャーハンセットにした。

ファイル 2203-2.jpg店内は広くいろいろ張り出されてたり食べ方のおすすめが書かれてたりした。
これも本店だからなのか、ほかの店舗でもあるのかわからないけど、半分味わったらお好みでお酢を入れるのがおススメというのは、初めて見たような気がする。

そしてちゃんぽんきました。

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んーおいしい。この「究極の黄金だし」という汁はホントにいい味。だしと鶏ガラで和風のまろやかな味わい。野菜も優しく麺もほどよく。いい夜食。
そして半分食べたとこでおススメの通りにお酢を入れてみたら、なるほど雰囲気変わって甘く円やかになった。面白いね。
チャーハンは普通だったので、大盛とかの方が良かったかも。
ちょっと遅めの食事だったけどおいしく締められた。
 
 
ちなみに帰ってから調べたら、この本店は本社のある建物の現在の本店ということで、発祥の店舗とか駅前本店とかチェーン1号店とかもっと本筋らしい古い店舗もあったらしい。
そっちの方とかでも食べてみたいなーと思うけど、できたら別の店の近江ちゃんぽんも食べてみたいなーとも思う。
けどやっぱ昼まで滋賀だったら他にも食べたいものもあるし、滋賀はこういう時間に通過することの方が多いので遅くまでやってるこういう店がやっぱりありがたい。

タグ:餐:麺 餐:飯 観:本

町の駅武川町農産物直売センター

ファイル 2202-1.jpg北杜市武川町牧原の20号沿いにある農産物直売所。
「町の駅」という名前からして、ちょっと面白いちょい食い的なものか何かないかなーと前々から気になってた。

けど、寄ってみたら普通の直売所。
ちょい食いコーナーみたいなのはなかったし、惣菜も商品も興味をもつような面白いものは目にとまらなかった。。

ファイル 2202-2.jpgまぁ、そんなもんだよね、、
と店を出ようと思ったら、レジ脇に並んだ「武川米」のおにぎりが全部標示の半額になってて気になった。
っていうかもう昼も大きく回ってるというのに随分残ってるなぁ。。(みんな半額になるの待ってるとかじゃないよな、、)

気になったので1つ購入した。

食べながら出発。ケースの見た目では俵型の小さめなおにぎりかと思ってたけど、取り出してみると意外とちゃんとした大きさのおにぎりだった。

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で、これ、冷たいままでもとてもおいしいお米のおにぎり!
嬉しくなった。半額なのが申し訳ない。

具は梅干しと佃煮昆布。
最近、なぜかこの昆布が好きで、コンビニでもいくつかおにぎり買う時には必ず買ってる具なので嬉しかった。(子供のころは大嫌いだったのにね。。不思議だよね)

タグ:餐:飯 楽:買

矢立の杉

ファイル 2201-1.jpg大月市笹子町黒野田の県道の笹子峠近くにある巨樹。
以前より案内板が増えてより気になって寄ってみた。

県道からの入口の大きな案内板前に車を停めて歩くと、ゆるい下り坂の少し先に、新しめの地蔵や杉良太郎の歌の歌碑やステアリングを回す音声ガイドとかがあった。
あー杉良太郎の歌で脚光浴びた木なのね、、昔は好きだったけどいろんな評判聞いてて、いい印象のない人なのでちょっと面白くないとこ来ちゃったかな、、とか思ったけど、気にしないようにして音声ガイドを回した。

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樹はその前の杉林の先にあり、展望台みたいになってて木々に隠れがちだけど、太い木だというのはすぐにわかった。
出陣する武士が矢を射たててたそうだ。
そういえば、榛名神社にあった「矢立杉」も長野で見た「矢立木」も武田の武士が矢を立てた木ということだったような。。

そしてその杉に向かう下り坂の山道は「甲州街道」と標示されていた。
え、まじ?旧街道とはいえ五街道のひとつのメジャーな幹線道がこんな細い山道だったの?
士気の低い斜陽の新選組(甲陽鎮撫隊)が大名行列よろしく大砲担いで超えた道??
と、そっちが気になった。

で、矢立の杉

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うん、樹は太くて立派。
幹周9m、樹齢千年以上という古木。幹は21.5mで折れて中はもう空洞になっているようで、根元の穴はその先が覗き見えるほどだけど、枝は元気に青い葉を伸ばしていた。
こういう樹でも飛ばした花粉はキツイのかな、、

樹は完全に坂の途中に立っていて、裏は谷で沢が流れていた。
んんん、、浮世絵に描かれた「矢立の杉」はもっと平坦な道の途中って感じだけど、、
昔とは周りの地形が変わったとか?だとしたらこの杉もいつかは崩れて谷に落ちちゃいそうな気がして怖い。。

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少し眺めて来た道を戻った。
(戻る途中で小鳥の声を聴き、姿を探したりしてそっちの方がゆっくりしてたかも。鳥の写真は撮れなかったけど。)

タグ:植:樹 観:然 観:道 楽:験

吉野宿ふじや

ファイル 2200-1.jpg相模原市緑区吉野の20号沿いにある郷土資料館。
旧甲州街道の宿場町吉野宿の旅籠屋敷で見学無料と駐車場もあったので寄ってみた。

以前この手前の小原宿の本陣屋敷に行ったときに「ほかにも中を見学できる所がある」と聞いてて気にはなっていたんだけど、やっぱり先を急ぎたい場所柄いつも通過してた。
今日は緩い出発でちょうど気侭な寄道モードになり出したのでスンナリ寄れた。

さて、中に入ると、古い神輿やジオラマ模型などがあって楽しめ、館の人に挨拶すると、軽く説明して歩いてくれた。
この吉野宿は甲府と江戸(東京)のちょうど中間にある宿場で、明治期には明治天皇も立ち寄られ、それ用に本陣には五層楼が建てられその二階にお泊りあそばれたそうだ。

でもそんな吉野宿は大火事でほとんどの建物が焼失したそうで、この「ふじや」はその後に再建された明治後期の建物だそうだ。

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屋敷内は「藤野のおひさ様展」になっていた。上がってゆっくり(解説付きで)見て回った。
とくに江戸中期の享保雛という人形は大きく立派で見ごたえあった。

そして脇には五層楼と土蔵とこの「ふじや」の火事前の復元模型もあって、五層楼はそのまま残ってたらいい観光地になっただろうにと思えた。

「二階にも上がれます」というので上がってみた。
その二階はいわゆる郷土資料館らしい古くから残った地域の小道具などが並んでいて、ぱーっと見て回るだけだったけど、外も見下ろせてよかった。

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まず正面側は目の前の20号とその対向の旧本陣跡。火事の後に唯一残ったという土蔵が見えた。ここに五層楼があったのかー。

そして裏には桂川に続く相模湖の奥の湖水が見えた。
バス釣りのらしいモーターボートが何艘か横切って割と賑やかだった。
(昔、相模湖も何度か釣りに来たけど、ここでは一匹も釣れたことなかったなぁ、、なんて思い出しながら眺めた)

奥には更に上にあがる梯子があったけど、これは途中で「整理中につきご遠慮ください」とあった。
少し覗いてみたけどたしかにゴチャっとした屋根裏。でも屋根の感じが覗けてよかった。

まぁ、小原宿の本陣屋敷に比べれば、明治の建物だし軽くパーッと見て終わりくらいのものだけど、あまり時間もとらない分、こうした気侭な寄り道には丁度いいくらいのところだった。

タグ:観:屋 観:館 観:飾 観:模 楽:眺 景:湖

ラーメンセンター 相模湖店

ファイル 2199-1.jpg相模原市緑区与瀬の20号沿いにあるラーメン店。

昔からある店で、相模湖の終わりまでびっしり渋滞してた頃には何度も見かけてた店。
そういえば誰かに「あの20号のラーメン屋は入ったことある?」と聞かれて、そういえばなかったな、、と思ったのを、何故か今日通りかかって思い出したので何となく寄ってみた。

たしか隣にもう一軒「日本一マズい」と書かれたラーメン屋があって、そっちは寄った憶えがある(って言うほどマズくもウマくもなく印象薄かった)けど、もうそっちの店は跡形もなく失くなってた。

いざ寄ってみると「ラーセン餃子」というのが気になりつつも、「ラーメンセンター」とういうチェーンぽい店名に萎えて、躊躇しつつも入った。(でもチェーンではないらしい)

「餃子年間6万個」と書かれてるので、餃子セットみたいなのがあればいいんだけど、カウンター席についてメニュー見ると、セット物はないようで、普通に醤油ラーメンと餃子をたのんだ。(ネットで見るメニューには餃子定食ってあるなぁ、、平日は無いのかなぁ、、)

先にラーメン登場。

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んー普通の醤油ラーメン。特徴はないけどちゃんとしてて、昭和の近い頃だったら十二分においしいラーメンだったと思う。

ラーメン食べ進んでて、餃子到着。
僕はネコ舌な方なので、出来立ての餃子は食べられないからラーメンより前に出て、麺を食べ終わるくらいに丁度さめてくれるとありがたいんだけどな。

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この餃子はパッと見ミドリ色かな?と思うくらい青い野菜がしっかり入った餃子で、いい味でおいしかった。
ラーメンの汁の味がしなくなるくらいの味がしっかりしてて、どういう順番に食べれば正解だったのだろう。
ラーメンとよりも定食で食べたかったな。

さて、店を出て、その脇の「日本一マズい」と書かれたラーメン屋があった場所を見ると、こんな狭いトコに店があったのかぁと驚く。実際狭い店だった気もする。

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そして目の前のカーブの20号を眺めて出発。
いまでもここまでびっしり渋滞になるなんてこともあるのかな?昔は渋滞ひどかったよなぁ、、

タグ:餐:ら 餐:餃

美和ささの湯

ファイル 2198-1.jpg常陸大宮市(旧美和町)氷之沢にある日帰り温泉施設。

ちょっと谷の奥の辺鄙な場所ながら、割と気に入ってて何度も来てる温泉。
でも来たのは随分ご無沙汰で久々。前に来たのいつだろう?(日誌を振り返ってみたら2015/07/26が最後で三年ぶりのようだ)

温泉は浴室の写真撮れないからどんな風呂だったか忘れちゃうことが多いけど、ここは半円形の浴室が印象的で憶えている。
そして500円の入浴料は夕方4時以降は300円という嬉しい料金。これは来るまですっかり忘れてて喜んだ。

で、早速入った風呂だけど、ここの一番のお気に入りの、「流水浴」の高圧水流が、なくなってた!!がーん。。
流れが強すぎたから事故でもあったかな?(似た感じの荘川の温泉のは無くなってないだろうか、、)
代わりに五角形のジャグジー風の高圧ではない変な流れの浴槽になってた。。試してみたけどなんか浮いちゃって落ち着かずイマイチだった、、残念。

露天風呂は前のままで小さいんだけど、目の前にS字に折れる渓谷があって、正面から渓流の水が流れてくる景色はなかなかのもの。
そういえば今までは高圧水流ばかり楽しんでて、露天は小さいし別にいいやなんて思ってたけど、景色の良さに気づけて良かった。
すいてる時間に入って露天風呂で渓谷を眺めながらの入浴だけでも300円じゃ安すぎるいい温泉。お気に入り度は変わらないね。(五角形のなくして露天を広げてくれたらもっといいんだけど、、)

ファイル 2198-2.jpgさて、そして風呂上り。
ここで食事したことはなかったけどどんなメニューがあるのかな?と、大広間にある食堂を覗いてみると、気になるメニューもいくつかあった。
この地域は柚子が特産のようで「ゆず風味のペペロンチーノ」が一番気になったけど、、ペペロンチーノはからいよね、、唐辛子だもんね
ってわけで他に気になった「常陸牛丼」にしてみた。
そういえばビーフラインとかよく通るけど「常陸牛」って食べたことなかったなぁ。
食券を出すと、受け渡し口の周りには「常陸秋そば」の幟やポスターがあって、ああ蕎麦たべたかったんだっけ、、とか思い出したけどまぁいいや。

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うんうん、牛肉らしいおいしさの牛丼。
まぁ、そんなにウマイってほどの肉ではないけど多めに入ってたし玉葱もおいしく悪くはなかった。
ちゃんとしたトコで「常陸牛」食べてみたいけど、そういう機会はなさそうだから、よその名物牛ほどのプレミア感はない印象になっちゃいそうだ。

そのあと「ゆずソフトクリーム」も食べようかなーと思ったけどなんとなくパス。

ファイル 2198-4.jpgでもそのあと覗いた売店で「さわやかゆずサイダー」を買って飲んだ。
ゆずはサイダーのほうがおいしい印象。そんなことないか。
おいしくごくごくと一気に飲んじゃった。

外に出ると脇にカエルやツルの手作り感満載の像があった。
カエルは妙にヌペーっとした感じが牛蛙みたいでおもしろく、目玉がゴルフボールなのも変だった。

タグ:楽:湯 楽<残 食:丼 餐:肉 餐:飲 観:蛙

中華団欒食堂りんりん

ファイル 2197-1.jpg牛久市神谷にある中華料理店。

前の道を通った時に「最高の塩ラーメン」という看板が気になってた店で、「りんりん」という店名も気に入って来店。(応援してるグループのリーダーの名前と同じだったので)
来てみたら丁度昼前ぎりぎりの時間で混んでそうで、店横の八台分の駐車場はぎりぎり停められて店に入れた。

店内はカウンター席が三席しかなく、二席埋まってて間に座った。両隣ともに小柄なおばさんだったのでよかった。

さて、メニューはセット物や特製餃子も気になったけど、シンプルに「塩ラーメン」をたのんだ。はじめてだからね。

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うん、すっきりおいしい塩ラーメン。
やっぱシンプルな塩ラーメンが好きだわー。いい味わいで中華っぽい風味もあっておいしい。
麺は縮れのないスルッとした中華麺タイプ。
つるつるごくごく平らげた。

タグ:餐:ら

小田城跡

つくば市小田に戦国期まであった城跡。国指定史跡。
前々から気になってはいたものの、国史跡とはいえ江戸時代には廃城になった城跡で平城だと何もなくて記念碑くらいなもんかな、、とか思ってついついいつも通過してた。

ファイル 2196-1.jpgけど、来てみたらちゃんと発掘してその後に整備されているらしく、旧筑波鉄道の小田駅跡に駐車場と案内所があった。へー。

筑波鉄道は廃線になったのが87年だから30年以上前になるんだけど、線路跡はサイクリングコースになっているので、駅のホーム跡もこうして残ってる箇所が多い。

車停めて、まずはその案内所に入ってみた。

「小田城跡 歴史ひろば案内所」というその建物は、公民館みたいな入口だったけど、入ったら中は広い部屋にパネルや出土品などの展示物が配された資料館になってて、まず、大きなジオラマ模型で戦国時代の小田城本丸が再現されていた。(随分とスカスカな城に見えた。。)

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そして、壁の穴を覗くかたちの顔ハメは、カメラの穴もあって壁の裏の鏡に映った姿を撮れるという恥ずかしくない顔ハメ!これはいいね!(いかめつい顔をしてみたけど只の不機嫌そうな顔になってしまった、、)

そしてパネルで順番に城の歴史を見て回わり、終わって最後に床の航空写真を見た。往時の水堀領域が青く塗られていて、わりと大きな平城だったんだーと思えた。

さて、実物の城跡を見に行こうかな!と思ってるとこで、高齢のボランティアガイドのような館の人が配るパンフレットを貰い、気さくに案内話を始めていただけた。

これがこれが、なかなか話がうまく面白いお爺さんで、聞いているうちに話は脱線しまくりw
茨城の話から栃木や縁のある熊本秋田の話、歴史は律令から源平から戦国から幕末に加えて戦争の話まで。戦後は筑波鉄道の話とか「あーそれとあとひとつだけ!」とどんどん話が続いて一時間近く話を聞いてしまった。。いやぁ面白かった。

ってわけで3時半に来たのに城跡に歩き始めたのが4時45分。すっかり夕方。
線路跡を少し歩くと城跡の土塁が見えた。おーちゃんと整備されてたんだ。(調査を終えて2年前に整備された城跡公園になったそうだ)
っていうか、筑波鉄道の線路は見事に城のど真ん中を横断してたんだね。。(まるで城の歴史を無かった事にでもしたかったかの如く、、)廃線になって残念だなーとずっと思ってたけど、こうして発掘調査できて「歴史ひろば」として整備されるのならば、良かったのかなと思えた。

まずは北西隅の土塁に開けられた穴(中にトイレがあった)をくぐって本丸に進んだ。

これはまた随分と広く平らな本丸。
そのまま府庁が入りそうな広さ。溝で区画が分かれていて、この北側は「建物域」だそうだけど、何がどう建っていたのかは不明だそうだ。
そして周りをずっと高い土塁で囲まれていた。時代ごとに少しづつ高くして最後の戦国時代には4mくらいあったそうで、それを復元してるらしい。

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まずは北の虎口まで進んで土塁に上がり北東隅の台の上に歩いた。
振り返ると西日まぶしく、広い本丸を照らしていた。北には筑波山もよく見えた。

土塁上を歩き、一旦切れる東虎口で下って中央の案内板を見た。
また戻って土塁に上り、南東隅に進むと、東に外の東曲輪が見えた。ちゃんと堀に囲まれて曲輪らしい姿だった。

この一番高く盛り上がった南東隅は、城跡が埋もれていた時もそのまま残ってたそうで、昔からずっと立ってたらしい「小田城跡」の石碑があった。

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再現された東池跡(水があまり溜まってなくて残念な池だった)を見ながら下って、屋敷と庭園だったらしい南側の「園地域」を歩いて、もう一つある西池跡に進んだ。こっちの西池跡は掘り下げておらず玉砂利で表していた。

そして南西虎口から外に出てみると、その先に馬出しという出丸のような真四角で大きめの曲輪への橋が架かっていた。

渡ってみると、この馬出の周りに他の曲輪も見え、いくつもの堀と曲輪が重なって広がっているのがよく見えた。
すごいすごい。本丸の周りの部分だけ整備したのではなく、外周の堀と曲輪もいくつも形が見えて大きな城域が感じられて感激。田畑の郊外だからこそ再現できた城郭だね。こういう城跡が見たかった。

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夕方も5時頃になると、犬の散歩の人がちらほらと見えた。
満足して、本丸に戻り、西側の土塁上を歩いて一周し、また北西隅のトンネル抜けて戻ろう!と思ってたら、トイレの穴は閉鎖されてた。。5時までか。
北虎口まで廻って外に出て堀を見ながら駅跡の駐車場に戻った。

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