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道の駅 願成就温泉

ファイル 2553-1.jpg山口市阿東徳佐上の9号沿いにある道の駅。

日帰り温泉が道の駅になったような所で、前にも一度ここの温泉に入ったことあった。
その前にきた時も早めの夜で真っ暗な駐車場で自分の車を探すのが戸惑ったくらいだった憶えがあるけど、久々に来たら照明付いてて、むしろおしゃれにリニューアルしてた。

まだ今日は明るさ残る夕暮れ後だったけど、駐車場から建物までも足元の照明が続いててイイ感じだった。

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そして振り返ると目の前の野坂山が暮れなずむ空を背にこんもり見えた。

温泉の入り口には静御前のタペストリーがあった。
京を落ちて各地を放浪し最後に暮らしたのがこの阿東だったそうだ。

そして温泉入浴。
浴室も部分的には新しくなってるっぽいけど、やっぱり憶えてないもんだねぇ。。無色の湯は若干ぬめってしっかり温泉。いい湯だった。

風呂からあがって7時半。ここで食事できたらなぁ、、と思ったけど、やっぱり食事処は閉まってた。
けど、外のスナックコーナーは普通にやってたので何があるか見てみた。
食べるのはうどんとカレーとホットサンド。。
「きいとサンド」というのが気になってどんなのか聞いてみたら沢庵のサンドだそうで(きいとは店名)、んーどうだろうか。
今日は一日軽い物しか食べておらず、ちゃんと食事したいと思ったのでこれはヤメといて、春限定さくらシェイクだけ買って飲んだ。

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青い照明の暗めのテーブルで照明を見ながらシェイク飲んで涼んだ。
めっちゃ桜の味だった。
(けど結局その後は食事によるとこなどなく食べずじまいだったから、何かしら食べとけばよかった、、、)

タグ:餐:飲 観:光 景:山 楽:湯 道の駅

宮野のミツガシワ自生地

ファイル 2552-1.jpg山口市宮野下の法明院裏庭にある天然記念物自生地。

おもての9号には大きな案内が出てたけど、そこからは狭い宅地のの道で不安になりながら来た奥の寺で駐車場はその裏で、ちょっと失敗したかな、、とか思いながら車を下りた。

まず駐車場前に「裏庭へ→」という案内があったけど、それがどこを指してるか分からず迷った。
脇の森に続いてそうな怪しい細道を進めと言ってるっぽいけど、裏庭って感じじゃなく裏山って雰囲気。。

そうではなくて、前の寺に入ってその裏庭にまわれって事かな?と思い、寺の正面にまわってみた。

お寺は「法明院」入口に鐘楼門のある立派な寺で、その鐘楼の前に「ミツガシワ自生地」の説明があった。ナイス。
この寺は長慶年間(990)創建の寺で大永元年(1520)に曹洞宗の今の寺になったそうだ。
ミツガシワは裏庭の池に自生、開花は4月上旬とあった。4月上旬かぁ、、きびしいかなぁ、、

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取り敢えず鐘楼門をくぐって中に入ったけど、寺って勝手に入っていいのか不安でどうも気が引けるなぁ。
花を見に庭に入るって不法侵入じゃないよなぁ、、などとオドオドしながら進んだけど、裏庭は無かった。。

あれ?

やっぱ最初の怪しい細道の先なのかなぁ、、
と思い、寺を出て駐車場に戻った。

でも囲いの外で裏庭って表現はおかしいよなぁ、、とかブツブツいいながら進んだ先には、確かに御堂とか藤棚とかあって、裏庭と言えば裏庭なのかなぁ、、 って感じでもあった。

っていうか、実はその「ミツガシワ」というのがどんな物か知らなかった。カシワというのだからあの柏餅の葉の樹の仲間だと思ってたんだけど、花が咲いてる木は無く、パッと見花は藤くらいしか見当たらなかった。

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けど、よく見まわすと藤棚の下の段に解説板があった!
やっぱりここであってるらしい。
読むと、
寒冷地に生える白い花が咲く多年生水草で山口が南限。とあった。
水草かぁ、、っていうかどこが池だよ、、

と、またよく見まわすと目の前の草むらは草のビッシリ生えた湿原でその根には水があるのが見えた。 あーこれが池だったのかー。

で、その池をよーく見ると、白い花がポツポツと咲いてるのが見えた。
これが「ミツガシワ」かなぁ。(そうだった。確証なかったからスマホで調べちゃった)
花びらもじゃもじゃの小さな花で、炭酸のような泡が跳ねているようにも見えてかわいらしかった。
時季遅れながら幾つも咲き残っててよかった~。

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良く足元を見て湿地に踏み込まないように気を付けて、まわりの畔道をまわって花を見た。

ファイル 2552-5.jpg花は他にも咲いてて、多かったのが黄色い花。
解説板にあった、北海道などに咲く「リュウキンカ」という花かな(そうらしい)

取り敢えず天然記念物の小さな花がちゃんと見れて良かった。
これらの花は共に寒冷地の花で、氷河期時代に普通に生えてて取り残されたものだそうだ。へー。

っていうか、
山口って県庁所在地なのに駅は小さいしパッとしないなぁ、、とか思ってたけど市の中心近くにこんな自然が残ってたりして、ある意味すごい都市だなぁ、、とか思った。

タグ:植:花 観:然 観:寺 観:門

めかりPA

ファイル 2551-1.jpg北九州市門司区門司の関門橋にあるパーキングエリア。

ここって門司港ICから乗ると入れないんだよね。
なので、下関側の壇ノ浦PAは何度も寄ってるけどこっちは初めての立ち寄り。
こころなしかその壇ノ浦PAよりも狭く感じたのは混雑してたからかなぁ?目の前の関門海峡の展望も開けてなくて窮屈で小さいPAに感じた。

ともかく何か食べたいなと混み合った店に入ってみた。入る前から店頭の幟でだいたい決まってたけどね。
気になったのは「あさりまん」
それと店内の貼紙を見て気になったのが「あごだし唐揚げ」を買ってみた。

さて展望できるトコは無いのかと建物の裏に回ってみた。
んー本線に戻る高架の下から門司港が少し見えた。
けど草木邪魔で覗く感じ。

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まぁ僕は東の人間だから九州に渡る前の方がワクワクしてて、帰りはもう一気に抜けちゃいたい気分な方が多いけど、他の人はどうなんでしょ。
九州の人が九州を抜けるのにその先の本州をワクワクしてながめたりとかしないのかなぁ。こっそり覗くように九州側の門司港を眺める方がいいのかな。九州脱出に後ろめたさとか?

なーんて余計なこと思ってたけど、そうではなく、単に展望台の建物がレストランごと閉鎖中になってるだけだった。
表の先の方にそういうのがあったわ。

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関門橋を見上げつつ車に戻った。
買ったものは景色でも見ながら食べようと思ってたけど、こんな感じなので結局車で食べた。

「あさりまん」は思ったほどアサリの風味とか感じが出てなくてまぁ普通においしい中華まん。でも暑い日に食べたいものでは無いかなぁ、、と思えた。

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「あごだし唐揚げ」はいい味だった。肉は普通な感じだったけどあごだしの味がとにかくよく、これは一気に平らげずにさましてゆっくり味わって食べた。
そういえば大分でおいしい唐揚げ食べて「やっぱり大分は唐揚げがうまい」なんて思った後だったけど、間違いなく唐揚げは大分。で、これは味つけがGoo。それぞれだよね。(後から思えば「あごだしつゆ」を土産に買って来ればよかった。。)

タグ:餐:饅 餐:揚 景:海 景:町 観:橋 観:P

道の駅 慈恩の滝くす

ファイル 2550-1.jpg玖珠町山浦の210号沿いにある道の駅。

わりと新しい道の駅で初めて寄った。
慈恩の滝はこの道の駅ができる前に立ち寄ったことがあったので(2010年で点景にもしてた)、去年も寄らずに通過してた。

今回は大分県内では寄り道しないつもり、、とか思ってはいたけど、さすがに空腹だったのとトイレ行きたかったので立ち寄り。
思ったほど混んでなくてすんなり停められた。

で、店内を見てまわって、朝食ように買った惣菜が高菜おにぎり。ちゃんと原材料見て唐辛子と記載がないのを確認して買った。
それとチョイ食いプラスで気になった唐揚げ。「九州産みつせ鶏使用」だそうだ。

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おにぎりはそぼろ味噌風味で普通においしくパクパク。
唐揚げは思ったよりもおいしく買ってよかった。正直見た目フツーって思てったけど肉も味も良くさすが大分だと感嘆。
っていうか揚げ立てで熱かった。。ゆっくりさめてから食べようと思いつつもおいしかったからパクパク食べちゃった。
ところで構内では屋台で鶏炭火焼きが焼かれてて煙とにおいが派手に広がっていた。そそられるけど鶏炭火焼きは宮崎だもんね。大分では唐揚げだよね。みつせ鶏おいしかった。

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さて、せっかくだから滝も一応見て行こうかな、、どうしようかな、、とか迷いつつ歩いた。
滝まではすぐで、見覚えのある道。前も駐車場はこの道の駅の場所にあったのかもしれない。

そして「慈恩の滝」
大きい滝というわけではないけど、池くらいの広い滝壺に勢いよく落ちる滝はいい景色。
今日も暑くなりだしたトコなので冷涼感たっぷりのいい場所だった。

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そしてこの滝のいいトコは裏を通れるところ。
時計回りで洞門の道を裏に進むと、さすがに滝の近くは小雨くらいの飛沫が舞ってて冷ややか。
そして勢いを感じながら裏を通った。

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この滝の裏の道は周りがシダとコケの緑の潤いのトンネル。
そんな苔の間で垂れ落ちる水に手を浸してみたりしつつ雰囲気味わって通り抜けた。

抜けた滝の右側に滝の由来の案内板があった。
千数百年前のこの滝壺に大蛇が住んでて暴れて田畑が荒廃して困ってた所に、旅の僧が来て鎮めてくれたので、感謝した農民が「慈恩寺」という寺を建て寄進したそうだ。 けど、その寺は戦国時代の大友宗麟の争乱で焼失したとか。

そして「上昇喜龍」という龍の像がある所にも別の伝説が書かれてて、
こっちは優しく好かれる病弱の龍が住んでたってことになってる。。
取り敢えず御利益ありそうな水晶っぽい球を撫でたので、こっちを信じることにしようかなw

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橋の間に架かった鯉のぼりを見つつ川を眺めると、以前あった筈の変なカッパの像はなくなってた。評判悪かったのかな。
大蛇vs龍vs河童で河童は脱落ってトコだね。

ファイル 2550-7.jpg最後に見かけたイトトンボを追いかけて、写真撮ったりとネタ満載のスポットだった。
今回は寄道しないつもりだった大分県にここぞとばかりにアピールされてるような気がした。

そして最後は列車まで通ったw

タグ:餐:飯 餐:揚 景:滝 楽:浸 観:伝 観:具 観:鉄 植:草 植:苔 動:虫 道の駅

地下の茶山展望所

ファイル 2549-1.jpg延岡市北浦町古江にある山原に広がる茶畑。

「展望台」という案内に沿って来てたのでたとえ大きくはなくとも展望する台なり広場なりがあるものだと思ってたので、そういう箇所が見当たらずに一回通過して、おかしいなと引き返して来た。

やっぱりそういういわゆる展望台と思える所は無かったけど、道路脇のこのパネルは目にとまって察した。
道路から見ろと、、
まあ山を下って行って戻って来た間も他の車を見掛けなかったから、細い道とはいえ少しくらい路駐で眺めてても何の問題もないんだろうけど、、やっぱどうも落ち着かない。
せめて寄せて停められる幅はほしいよね。

とか思いつつも、大胆に道の真ん中に停めて景色を眺めたw
まずはパノラマ。

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もやーっとした海の方から朝日がさして清々しい景色。茶畑のウネウネ感も面白くいい眺め。
できれば麓まで続いてた茶畑全体が見下ろせれればとも思ったけど、それは通過して楽しんだからいいか。

で、やっぱりメインはこの小山かな。頂上まで茶畑。

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少し先に歩いてみた。
殆ど景色は変わらなかったけど、手前が茶畑から始まって少しいい感じかな。(こっちでパノラマ撮ればよかったかな)

麓には無料区間の東九州道も見えていた。
ってことは、そっちからも見えてたって事か。前に通った事あったけど気付かなかったな。高速ってそういうもんだよね。

道や展望台についてはともかく、あさイチで眺めるには清々しくイイ所だった。
(けど、よく考えたら、静岡あたりにいくらでもありそうな景色かも、、とか思った。  でもまぁ観光スポットとしてわざわざ紹介されてるからこそ気兼ねなく来たり通過したりできるので、ドライブ的には有難いし楽しめた)

タグ:観:農 観:道 景:山 楽:眺

道の駅 北浦

ファイル 2548-1.jpg延岡市北浦町古江の388号沿いにある道の駅。
初めて寄った。
っていうか、早朝なのでトイレ休憩だけのつもりの立ち寄り。
駐車場には寝てる車が何台も停まっていて、まだ寝てるらしくトイレはすいていた。
けどやっぱり歯を磨いてる人もいた。

建物の裏は芝生の展望所になってて、先に奥に歩いて脇を流れる川に架かった鯉幟を眺めた。

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今回はここまであんまり鯉幟を見かけることがなく、こうして見てあらためてGWだなぁーとか思えた。

そして正面の海を眺めた。
「九州No,1海水浴場 下阿蘇ビーチ」とあった。「環境省認定の快水浴場百選」で、九州で唯一特選に選ばれたビーチなんだそうな。
いろんな百選があるなぁ。。

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正面に大きく島浦島が浮き、他にも小島が見えいい景色っぽかったけど、浜まで降りて歩こうとまでは思わずここで眺めて満足。

駐車場に戻るとさっき歯を磨いてた人に声かけられた。
「野田ナンバーってどこですか?」
ちょっと久しぶりだけどよく聞かれる質問。早朝はとくに率が高い。
「千葉です」と答えると「はぁー千葉ですか」とそれで終わった。とくに千葉には縁も話題もないようだ。
たまにここから思い話や親戚の話にまで発展されてしまうことがあるので、今日は助かったw(そんなに迷惑でもないし楽しい時もあるけどね)

あとはこの地区の観光案内板を見て、興味もったトコに向かって出発した。

タグ:景:海 景:浜 景:島 観:飾 観:選 道の駅

熊本城

ファイル 2547-1.jpg熊本市中央区にある城。

昨日早朝に来ちゃって、駐車場もまだ開いてなくて、あー時間会わなかったなー残念。とか思いながら城の周りをまわって通過しちゃったトコだけど、まさか翌日にまた来るとは思わなかったw

この城も時間に余裕があるときにゆっくりまわりたい城だったんだけど、よく考えたら天守も御殿も震災被害の修復中で入れないはずだから、こんな夕方に立ち寄るくらいでも丁度いいかもと思えた。
けど、来てみたら駐車場は6時半までだとか。日が長いからね。まだ4時半だからたっぷり二時間もあって余裕じゃん。

で、駐車場もまだまだ全然車いたし、歩いてる人も沢山いた。
逆に観光地に寄っちゃった感じで腰引けつつ、ゆっくり話しながら歩く人々を抜かしながらいそいそと歩いた。

二の丸駐車場からの正面は西大手門櫓への道だけど、ここから先はもう工事で立入禁止。広い空堀に沿って本丸周りを時計回りに進んだ。
説明のパネルが各所にあって親切だった。

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その堀の先の西出丸の石垣も崩れてて、その角の戌亥櫓(2003年復元)も落ちそうなところを角の列だけで支えて残ってて凄かった。

そして本丸北の櫨方曲輪にある加藤神社に行った。
ここが修復中の天守閣がよく見えるスポットだそうだ。
っていうか、個人的には復元の天守より現存物の宇土櫓が見たかった。

ら、その宇土櫓は神社の入り口でキレイに全体が見れた。そしてその足元の石垣が見事!カッコよすぎ。
櫓は立派な三重六階の五階櫓(一階は地下)。これだけでもよそなら立派な天守だよね。っていうかよその現存天守よりも立派かも。。
地震がなければ中に入れたのに残念。でもしっかり残ってくれて良かった。
現存する五階櫓はこれだけだけど往時の熊本城には全部で六基の五階櫓があったそうだ。すげー。

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そして修復中の天守閣(1960年復元)。もう天守はキレイに仕上がって見えて、大作業中なのは小天守の方。
こんな昭和製の天守がボロボロだったのに宇土櫓はすごいなぁと見比べて思った。

加藤神社は加藤清正を祀る神社。細川の時代の方が長くてもやっぱり熊本城は加藤清正の城って認識だよね。

さて、見たいもの見たからこれでもういいかな、、
と思ったけど、まだ5時前、まだまだしばらく明るいだろうし「復興見学ルート」の丁寧な地図にもそそられたので少し歩くことにした。

で、観光客の合間を抜けて棒庵坂を下ると、何度も車でまわってる道に出た。ああ、沢山の人がぞろぞろと歩いてたのは「復興見学ルート」に沿っての散策だったのね。

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で、各所の案内文を読みながら歩いてみてみると、震災からしっかり残った石垣もありつつ、崩れたままの石垣もありつつ、鉄筋(構台)で支えられて修復中の石垣やその上の残った平櫓(現存物)などもじっくり見えた。

やっぱり崩れてなくなった櫓は残念だね。北十八間櫓と続く東十八間櫓は現存物だったらしい。。
熊本大神宮からその東十八間櫓の石垣ものぞきつつ、隣の稲荷神社はカップルだらけだったのでスルーして、その隣の須戸口門は工事の人がいて閉鎖を知らせてた。んーやっぱ本丸御殿はひと目も見れないのね。。
その須戸口門の前にある平御櫓(1961年復元)はきれいに残ってた。

そして水堀のように見える坪井川に沿って市役所前の大通りを進む。この市役所の14階展望ロビーも「復興見学ルート」の一部になってて城内が見下ろせるらしいんだけど、信号を渡るのが面倒だったのでスルー。(後から思えばいけばよかった。。)

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市役所から少し折れた先の川沿いが長塀という低めの石垣に塀が続いてた箇所。地震で崩れて今は復旧の足場が続いていた。この長塀も現存物だったそうだ。
っていうか、熊本城は高い石垣と櫓で囲まれた城という印象だけど、ここだけは川があるとはいえ低めの塀というのが意外に思えた。

そしてその長塀の端に馬具櫓(2014年復元)が見えた。けどここの石垣も崩れてて痛々しかった。
この馬具櫓は西南戦争前に解体されて熊本鎮台の砲台が置かれていたんだそうだ。

そして橋を渡ると櫨方門口も行幸坂への道も閉鎖されていた。
で、行幸坂の横に逸れる「復興見学ルート」の桜の馬場というところに「城彩苑」という観光施設があった。
ここはここでゆっくりまわったので別項目で。

ファイル 2547-6.jpgその桜の馬場を裏から出ると、そのまま階段通路で二の丸駐車場への坂道(法華坂)に出れた。
その通路の途中から飯田丸五階櫓(2005年復元)が見えるはずなんだけど無かった。。(修復するために解体中だそうだ)

その代わりに未申櫓(2003年復元)は正面にきれいに見えた。
最初に見た戌亥櫓と同型の三階櫓。とりあえず幾つもの櫓を見てまわれて楽しめた。
いやいや現存と復元まぜこぜだけどここまで多くの櫓で囲まれた城はここだけじゃないかな。それだけに地震の被害は残念だし、こうして周りを歩くだけでも地震の前に来ておきたかったと悔やむ。

駐車場に戻ったのが6時。あと30分で閉鎖だっていうのにまだまだ停まった車は沢山いた。
食事とか含めても1時間半。だったら今回みたいな長い連休じゃなくても寄れたんだ無いかなぁ、、とも思うけど、地震の前だったらもっともっと見るところがあってコレじゃ済まなかった筈だよね。。
でもこれで外周は楽しめたので出来れば次は修復できた後で中だけ見に来れたらなぁと思った。

タグ:観:城 観:櫓 観:重 観:石 観:閣 観:宮 楽:歩

桜の馬場 城彩苑

ファイル 2546-1.jpg熊本城二の丸の一角の「桜の馬場」に造られた観光施設。
城下町風な商店街に飲食店が並び賑わっていた。
そして熊本名物の土産や料理とチョイ食いに映えそうなスイーツが集まってて、これは何ともキャッチーというか、さすが熊本一の観光地。よくわかってらしゃる。

っていうかこの桜の馬場は曲輪になるのかな?本丸の城郭の高い石垣の外ではあるけど、坪井川の内側だから城内だよね。説明がなかった。(昔はこっちの前までもずっと長塀が続いたそうで立派に城内だったようだ)

さて、中を歩くと夕方なのに結構な人。
そうだよねSAとか道の駅とか商店街とかのおいしいトコが集まった上に映画のセットのような城下町風な雰囲気。そりゃ混むよね。
っていうか夕方の5時でこんな感じって事は昼時なんかどんなだったんだろう。。くわばらくわばら

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中には行列になってる店もあり、何かと見てみたら「鬼盛りいちごソフト」という所謂バエるやつだった。

バエはいいから何かチョイ食いしようと、取り敢えず一通り見てまわった。
で、戻ってきて「山見茶屋」という店の前で焼いていた赤牛串焼きを食べた。やった!赤牛食べられた。

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それと「福田農場」という店でカボスとユズのジュース。すっきりしたー。

まぁこんなもんかなー、、やっぱ暑いからどれか(並ばない)ソフトも食べよっかなーとか思ったけど、「肥後めしや 夢あかり」という店で見かけた太平燕(タイピーエン)が気になった。

ファイル 2546-4.jpg太平燕は実は熊本市民には熊本ラーメン以上にメジャーで一般的な料理だとかいう情報で、一度は食べてみたいと思ってた麺。(でも熊本に来たら毎回ラーメン食べてたw)今の時間のここでなら気軽に食べれそうだと思い入ってみた。

店の中は飾りが多くなんか濃厚な雰囲気で、とくに中央の柱にあったオブジェが印象的。
店の外観の写真撮り忘れてたけど、このオブジェで充分だよね。
半端な時間だけに店内は空いていて悠々と座れて、そしてメニューもまよわずに太平燕をたのんだ。

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あ、太平燕って麺じゃなくて春雨スープだったんだ。
これはいい味でさっぱり。そして野菜も海老もてんこ盛りでおいしかった。
(船でちょこっと食べてたばかりだから)実はそんなに腹減ってなくて、ちゃんとした食事は食べすぎかなぁ、、とか思ってたけどペロリと汁まで完食。おいしかった。

けど、やっぱ僕は熊本ラーメンの方が好きだな。これで次に熊本に来た時は心置きなくラーメンを食べられる。

満足して店を出つつ、あともうひとつ、熊本のいきなり団子も食べてみたかった。個売りで色んな種類のいきなり団子を並べた店とかあったのよ。(あと辛子蓮根とかも、、)
でも、さすがにもうおなかいっぱいなのでヤメといた。
(っていうか買って持ち帰って後で食べればいいのにね、、)

売店飲食店の他に「熊本城ミュージアム わくわく座」という体験型資料館も有料乍ら面白そうだったけど、これは5時まででもう終了してた。

けっきょくフラフラ2,3周していろいろ気になりつつも満足して奥の階段から出た。

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九商フェリー

ファイル 2545-1.jpg島原から熊本に渡るカーフェリー。

昨日は鹿児島根占で乗れなかったし、手前で見かけてた口之津のフェリーなんかも劇混みっぽかったし、ここの船も厳しいかな、、とか思いつつ一応港に来てみたら意外とすんなり乗れた。船の大きさと便数の違いかな?

出航までは1時間あったので、ターミナルで食事してちょうどいいくらいだと思ったけど、ターミナルにあったのは喫茶コーナーだけで、ピラフとカレーとスパゲッティー、、、
やめて港まわりを歩いてみたけど、何もなくてスーパーで買い物して戻った。

で、乗船。

ファイル 2545-2.jpgもう今回は天気いいから最初から客室には入らずに甲板に出てみた。
ら、後方に一列の座席が並んでたのでその真ん中の席ゲット!ナイス。
まずは出航までは島原港の南側が正面の景色。
のんびり眺めて出航を待った。

そして出航して港内で方向転換。
西の正面の島原市街とその後ろの山(眉山)を見ながら進行。いいねー
もやーっと霞みがちな眺めだけど、こうして遠ざかる陸を眺めながらの船旅がいいよな。

落ち着いたとこで買ってた物を思い出して、取り出して食べた。
スーパーで買った焼きそばと島原牛乳。
観光旅行ではない気負いのなさと、ゆったりした時間の余裕とともに味わいながら軽く腹ごしらえ。

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この島原湾は意外と小島も多く北の方には並んで見えた。

この航路は初めてだったかな?
以前、南へ渡る三角港への国道フェリー(06年廃止)は何度か乗ってるけど、東に渡る熊本港へのフェリーは初めてだと思う。(、、と思ってたけど、三角の航路も一度しか乗って無かった。別の港と記憶混ざってたみたい)

少しして陸から離れると、眉山の後ろの雲仙岳もうっすら見えた。
そして町をズームしてみたら島原城の天守閣も見えた。

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そしてゆっくり陸が遠ざかって、やがてぼやけて眉山すら見えなくなったくらいで対向の船とすれ違った。ここが中間かな。

日光浴も暑いくらいだったけど、それより眩しいからサングラス持ってくればよかった、、
それでも眺める景色が海だけになると少々まどろんでウトウトしつつゆったりした。

で、もうすぐ熊本港に着くとのアナウンスで目が覚めて、せっかちに格納庫へ急ぐ人たちを横目に、熊本側の霞んだ山並みを眺めて、港内に入ってからゆっくり格納庫に下りた。

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めずらしく天井がきれいな格納庫だった。
(後ろの車もCR-Zだった、熊本でもしばらく列で並んで走ったw)

タグ:楽:乗 楽<待 楽:眺 景:海 景:山 景:島 観:閣 観:船

観音島公園

島原市湊町の島原外港フェリーターミナルの北にある丘の公園。

ファイル 2544-1.jpg船の時間まで近くで何か食べられないかと歩いてたけどめぼしい飲食店はなく、(唯一あった蕎麦屋は待ってる人がいた。。っていうか島原なのに素麺屋とかじゃないのか。。)諦めてスーパーでちょこっと買い物。惣菜と菓子を買った。
この「プロマートみつい島原店」はこの島原のスーパーチェーンの業務用スーパー。すごく安かったし色々惹かれつつ、おまけに買った菓子は「麻花兒(マーファール)」という長崎中華街のお菓子。(翌日走りながら食べたら、固目で歯応え良くすごくうまかった)

ファイル 2544-2.jpgそして港に戻る間に、啼きまくるセミの声にひかれてフラフラっと寄ってみたのがこの裏の山。観音島公園。

鳥居と石段があって金毘羅神社になってる丘だけど、これは昔は島だったのかね。(港は埋め立て地で地続きになった島らしい)そしてその頃は神社じゃなくて観音堂でもあったのかね。
取り敢えずまだ少し時間あるので石段を登ってみた。

登る途中でセミの声に耳を傾け、そのセミの姿を探したけど、、見つからないもんだね、、かなり近くでも啼いてたんだけどムづかしいね。結局その姿は目にできなかった。
関東では春にセミは啼かないからやっぱり気になるし、余計に暑く感じて夏な気分になるけど、このくらいの暑さの夏であって欲しいよなぁ。。

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神社は小さな祠で、周りはしっかり木々に閉ざされて展望は無かったけど、荒れた感じではなくわりと人が来てそうな感じだった。
木々の合間から港がチラッとは見えて、まだ船は来てなさそうな感じだった。(っていうか、できれば港側じゃなくて北側の小島の浮いた海の側をチラッと見たかった。。)

あとは碇の碑(島原ドックの記念碑)とか歌碑とかがあった。

蝉はハルゼミかな。ギアが動くような機械的な啼き声。木漏れ日と声を浴びるように木々を見上げた。

そしてまたセミの姿を探しつつゆっくり段を下った。

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段の途中を左に曲がって港側の石段を下ると、その下には「島原温泉源」というのがあって、飲泉所と足湯があった。
「ご自由にお飲みください」と柄杓があったのでよく洗って一口のんだ。
味も臭みもなくスルッと飲める湯。効能は痛風にもいいらしい。んーペットボトルで持ち帰りたいわぁw

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足湯は入ってる人がいた。僕は(セミ探してて)時間いっぱいになっちゃったので迷わずに通過。
丁度いいくらいに車に戻れた。意外と楽しい散歩だった。

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