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洲本城跡

ファイル 2510-1.jpg洲本市小路谷の山の上にある城跡。国史跡。

ここは模擬天守のある城。
模擬天守は展望台としての城っぽいだけのナンチャッテな物とか前は莫迦にしていたけど最近は寛容になってきて、展望して見渡す贅沢は殿様の気分なので城の形にしたくなるのは自然に思えるし、展望よさそうな山の上とかにそういう物があると見つけやすくていいし、車で登れればなおいいし、それが一応城跡だったりすれば更にいい。

そんな模擬天守のはしりがこの洲本城。一度来てみたいと思ってたけど、最近淡路島は夜に通過しかしてなかったので、朝に余裕ある今日はまずここに寄ろうと出発前に思い出せた。

さて、車を停めたこの曲輪は馬屋(月見台)という国史跡の標柱が立ってって眺めよさそうな広場になってたので、まず先にここで展望。

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ちょっと雲が広がって月みたいな太陽の空で、月見台って名前の雰囲気まんま。いい眺めで南西の海と町がよく見えた。
海に浮かんだ島は和歌山の島かな。すぐ近くに見えた。いい見張台だ。

そして振り返って大手門跡からの石垣に沿って本丸へ歩いた。
まず先に見やすい案内地図があるのが嬉しい。少々の上り坂も先が分かっていればゆっくりながら一気に登れて、南の丸隅櫓跡の石垣を見つつ折り返してすぐに本丸大石段から本丸に上がった。

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本丸で例の模擬天守が見えた。なるほど天守台に建ってはいるけどこれは模擬だわ。

本丸には元気そうな地元の年配の方もちらほらいて賑やかだった。毎朝町から登ってきてるのかな。

そして隅にあった祠を見ると「芝右衛門大明神」とあって狸を祀ってた。へー。

芝右衛門という有名なタヌキだそうで、その伝説が案内板に書かれてた。
いたずらもするけど人には好かれるいいタヌキだったそうだ。
物語は人に化けて大阪に遊びに行って芝居にはまって入りびたった結果バレて犬に噛み殺されちゃうという身も蓋もないような話(マンガ日本昔話にもなってたらしい)だけど、いなくなって寂しくなった洲本の人たちがこの山の上に祠を立てたってくらいだからよっぽど好かれてたんだろうね。
ん?
っていうかいつの時代のタヌキだ?城が先かタヌキが先か。それとも別の山頂にあったものをここに移したのかな?
一般市民が城内本丸に祠なんか建てられないだろうし、城主がそれを許してたとしたらすごくいい殿様だよね。
 
そして芝右衛門は「日本三名狸」に数えられるひとつだそうで、他もめぐってみようかな、、とか思った。(けど、ひとつは新潟の佐渡とかなのでヤメた)
一瞬「平成ぽんぽこ狸合戦」に出てきたタヌキかな?とも思ったけど、それは四国のタヌキだった。。

そしてその模擬天守。石垣に上って外側をまわるように天守台に進んで目の前で見た。
んー確かにしょぼい。下の町から見上げた時はもっと立派に見えたけど、足元が吹き抜けで公園のオブジェって感じ。
でもそれでいいのかもしれない、下から見て立派な目印になり存在を示せれば模擬天守として充分と思えた。これがあるからこそ来てみようと思ったんだもんね。(立派な城なら同じ兵庫県に姫路城があるしね)
なんといっても昭和3年の一番最初の最古の模擬天守。展望台として上ることは出来なくなっていたけど最上階も小窓くらいという(観音様の喉元に展望室があるような淡路島にしては半端な)造りなので惜しくはないかな。天守台からでも充分目の前の洲本の町がよく見渡せた。

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そして展望は天守台から戻った手前側からの眺めが一番良かった。「洲本八景」の①だそうだ。ここで眺められるから模擬天守は上れないままで充分と思えた。町から海から南側の山まで見まわせた。
ここに洲本城の歴史の案内板もあってゆっくり読んだ。この城は秀吉の時代に重宝されつつ家康の時代には廃城、後に麓に城を造って管理はしてたそうだけど、現在残る遺構は秀吉四国攻め時代のものらしい。天守はあったのかな?(秀吉の時代には在ったらしい)
朝からいい眺望で満足、ゆっくり眺めつつ本丸に下りた。

本丸からは搦手虎口で出た。こっちの一段下も少し広くなってて眺望でき町の奥の方がよく見え、天守台の石垣も見上げられた。その上の天守を隠すように木が生えてたけど、これはわざと切らずに残してるんだろうねw
海が見下ろせる山城の急峻な石垣はちょっと沖縄の城を思い出させた。

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搦手口石段を下ると西の丸に続く道が分かれてた。ちょっと離れてるみたいなのでそっちには進まずに正面の南の丸に戻った。
南の丸は一段高くなった曲輪。上らずに横から見るだけで通り過ぎ、本丸大石段に戻って東の丸に進んでみた。
東の丸は広場になっておらず曲輪という感じがしなかったけど、実は脇の森になってた茂みの中の石垣の上に二段の曲輪が埋もれていたようだ。

通過して東二の門跡の石垣を出た先が広くなってたのでこっちが東の丸かな?とか思ったけど門の外が「丸」なわけなく、こっちは武者溜まりという曲輪。半分手前は林になってたけど奥の方は芝生の広場になっていた。山の上にしては広々したいい城だと思った。
東一の門跡まで歩いて折り返した。

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東の丸(の下)まで戻り、横に見えていた池に下ってみた。
この池は公園的に作ったものなのか往時からあったものを整備したのかわからなかったけど日月の池と名前がついていた。
その上の段に日月井戸というのもあった。覗くと水が溜まってた。(往時から作られていた池だそうでこの井戸の水を溜めていた池らしい)
そして大手門跡に下って月見台の駐車場に戻った。

石垣カッコよく眺めも良く広く歩けて見どころの多い城跡だった。これは来れてよかった。
そして最古の模擬天守、肯定的に考えられるのは年取ったからかなw
こだわりも楽しみ方の一つだけど、こだわらずに楽しく思えるのも幸せなことだと思う。

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淡路SA

ファイル 2509-1.jpg淡路市岩屋仮田の神淡鳴道上にあるサービスエリア。

最近は四国からの急ぎの帰りで毎回寄って寝てる気がする定宿候補のSAだけど、今回は珍しく行きの下り線側。
上り線側より丘の低いところにあるから眺めは向こう側のほうがいいのかもね。

今回は10時過ぎに寝て4時半過ぎに起きた。寒かったけど6時間も寝れた。
寝る前は少し混んで騒がしいかなってくらいだったけど、起きた夜明け前はもうびっしり車停まってて混雑してて普通に騒がしかった。、さすが大型連休。早く来て寝ててよかった。

さて、せっかくのサービスエリアなので朝食食べちゃおうかなと食堂に行った。
券売機の上のメニューを見るとラーメンが充実してた。寒かったから温かいものをと思ってたのでラーメンは丁度いいけど、そういえば昨夜もラーメンだったっけ、、さすがに連続はなぁ、、とは思いつつも、これから香川に向かうのにここでうどんも無いかなー、かといって蕎麦もなんか違うし、、と迷ってやっぱラーメンにした。

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「淡路玉葱平天ラーメン」
メニューの写真どおりの丼を覆うような大きな平たい玉葱天で「淡路島(玉葱マーク)」と焼き印があった。
うんうんおいしい。やっぱりここでは玉葱天も食べたかったのでちょうどよかった。けど油はすごくてけっこうギトギト。それもまぁ醤油の汁には程よいくらいで、麺も普通ながらおいしく味わえた。

温まって腹ごしらえしたとこで外の展望台に出てみた。
したら夜明け前の明るくなった東の空と海と橋が広く眺められていい景色だった。

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ライトアップのない静かな明石海峡大橋も青さに馴染んでいい感じ、そんな青い景色とは裏腹に手前にはマゼンタのツツジの花が咲いていた。

このまま朝日が昇るまで眺めてようかなーと思ったけど、やっぱ寒かったのでやめて店に戻った。
土産とか見てまわって玉葱せんべいとか買った。

そしてこの淡路SAとICのジオラマ模型も大きく細かくできてて少々見入った。

こんなとこかなそろそろ出かけるかな、、なんて思いつつもう一目展望して行こうかなと思って外に出たら、さっきよりもぜんぜん人が増えてて驚いた。正に丁度日が昇るとこだったのでサモアリナン。

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別にこれが新年でも新元号の初でもなんでもなくても、やっぱり日の出をきれいに拝めるのは神々しくいいもんだ。(逆に初日の出とか令和初の日の出とかを見に行く人は、初以外の普通の日の出も見に行ったりするのだろうか?)
のんびりしててよかった。

ゆっくりと昇る太陽を眺めて写真撮りまくった。

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タグ:餐:ら 餐:揚 楽:眺 景:海 景:陽 植:花 観:模 観:橋 観:P

第一旭 綾部店

ファイル 2508-1.jpg綾部市宮代町土代の県道沿いにあるラーメン店。
チェーン店で本店でもないけど、このあたりでしか見かけない店なので点景にしておこう。

第一旭はやっぱり京都駅近くの「たかばし本家 第一旭」からの暖簾分けみたいな感じなのかな?
そっちの本家は行ったことがあって点景にもしてたけど、如何せんもう8年も前なのでどんな味だったか憶えてないなぁ。。

ファイル 2508-2.jpgまぁ遠出の旅行っぽく名物や面白いものを食べるのもいいけど、気負いなく普通に近所と変わらないような食事で済ますっていうのもフラフラ適当なドライブならではだよね。

カウンター席についてメニューを見た。
「秘伝の特製醤油スペシャル」というのが基本のラーメンかな、、
それの並にした。

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背脂浮いてるけど醤油の味がしっかりしてて食べやすいラーメン。来来や魁力のように唐辛子は入ってないので安心して食べられた。
チャーシューのバラ肉もおいしかったから肉の多い「デラックス」でもよかったかも。

  
ちなみに本家の京都の第一旭の点景 

タグ:餐:ら

松原神社

敦賀市松原町にある神社。

来てみたら神社には駐車場がない袋小路でちょこっとバックして転回。
すく後ろにある「武田耕雲斎等の墓」の方に停めてそっちを先に歩いた。

ファイル 2507-1.jpg武田耕雲斎は幕末の水戸藩で尊王攘夷で立ち上がった「天狗党」が攘夷の魁となるべく京の慶喜に嘆願するために軍を率いて登って来た時に首領を担っていた人物。

幕末と言えば薩長が主役な流れだけど本来は水戸こそ主役張るべき藩だった筈で、序盤飛ばしてたけど内部の分裂ですっかり脇役以下になってしまって、、と歴史素人ながら残念に思っていた。
さてそんな内部分裂ではじき出された天狗党が京を目指して進軍して、辿り着くことなく途中で幕府に捕縛されて処刑されたのがこの敦賀。
この墓の裏の寺で352名が斬首されたそうだ。

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まぁ、そんな場所なので興味あって来てみたもののあまりいい感じのするところではなく、、武田耕雲斎の立派な立像も立ってはいたけど、なんというか戸惑った。

ファイル 2507-3.jpgそして神社。
折り返して松原神社に歩いた。

この松原神社は処刑された人を含む411柱の天狗党党士を祀った神社だそうな。
境内はまるで気比の松原の一部かと思うような松林。(明治時代頃はここまで松原だったそうだ)
西日の木漏れ日で明るく雰囲気いい神社だった。

そしてお参り。ん?手前のが拝殿?その裏の本殿前の門に賽銭箱があった。

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そして松林の隅にあった倉庫のような建物が「ニシン蔵」
捕縛された天狗党が処刑されるまでの冬の間に幕府に監禁されていた十六棟の蔵のうちの一つで、この境内に移築された実物だそうだけど、キレイに整ってるからほぼ復元改築に近い修繕をされたのだろう。
実際は寒くて臭くて劣悪なボロ蔵で一棟に50~60人、ろくな食料も衣服も与えられずにつめこまれたそうだ。
現在は「水戸烈士記念館」ということだけど錠がかかって閉まってた。
ガラス越しに覗くと簡単な資料展示と俳句の札が並んでいた。

ドライブで茨城を廻ることは多く、その筑波山で挙兵した天狗党には一時期興味持って調べたりしたけど、やっぱり略奪の暴徒の悪印象に始まり、反対派(諸生党)との内乱で血みどろの逆襲合戦、そんな経歴の中で唯一規律が保たれて立派だった武田耕雲斎が指揮した武装上洛は、失敗して半数が斬首半数が遠島という結果。
暴徒の過激派という印象も強いから肩入れする気はないけれど、暴発せずに捕縛され処刑というこの結果には武士としての矜持を感じた。そしてそんな最後の地に来てみたわけだけど、やっぱりあまりいい気分の所ではないよね。

ファイル 2507-5.jpgさて、少々気持ち沈みつつ出発。
あとはせっかくだからとすぐ近くの「気比の松原」に向かってみた。
車で松林を通り抜けるだけのつもりだったけど広い駐車場があるみたいなので休憩した。
(ここは別項目にするべきかと思ってたけどあまり内容無い軽い寄道なので一緒にしちゃった)

少し松林を歩いてみようかと車を下りたけど、松林の案内図みても石碑が数ヶ所あるだけで何もないっぽかった。
取り敢えず林の道を歩いてみたけど、その先に何があるわけではないので面白味もなく、横に折れて海に出てみた。

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松林のすぐ前が海だった。
敦賀湾の一番奥でちょっと湖のような感じもする浜辺の景色。波の断面の水はキレイに見えた。
軽くひとまわりして車に戻った。

ちなみにこの気比の松原は昔は氣比神社の神苑だったらしい。ってことは氣比神社までずっと続いてたのか。もっともっと深い松林だったんだなぁ。

タグ:観:史 観:宮 観:建 景:森 景:海

洲崎の高燈篭

ファイル 2506-1.jpg敦賀市川崎町にある石の高燈籠。
氣比神社にあった市内の案内図で見て気になって来てみた所。
別に灯籠に興味があるわけでも景観がよさそうなわけでもなく、ただ単に好きな声優さんの名字が「洲崎」だから気になって来てみたってだけ。
日程や時間に余裕あるとそういうどうでもいいトコも寄ってみようって気になるからいいよね。(余裕なくてもどうでもいいトコ寄ってるかもw)

でも来てみたらホテルの前で、一瞬ホテル入口の飾りか何かかとも思ったけど、案内板も見かけてこれだろと思って向かいに車を路駐した。

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この灯篭は江戸時代に海運業を営んでた庄山氏が私設で享和2年(1802)にたてたものだそうで、毎夜火を灯して敦賀湾での船の目印になってたそうでつまり施設の灯台だね。
そういえばここ来る手前に「敦賀城跡」ってあったけど、ここは城じゃなかったのかな?(敦賀城は江戸時代初期に廃城になって役所が置かれたそうだけど、元々海辺は城外だったようだ)

ファイル 2506-3.jpgうまく点灯部に西日がささないかな、、と角度を探ってみたけど、ちょっと無理でした。もうちょい夕方だったらよかったかな。

そしてこの場所は今でもそう大きくは変わらず敦賀港の前。
水産市場の向かいで漁船も並んでいたし、湾への口の港大橋もよく見えた。

タグ:観:灯 観:橋

氣比神社

ファイル 2505-1.jpg敦賀市曙町の8号沿いにある神社。
越前国の一宮にして北陸道総鎮守だそうだ。

敦賀の町の駅から続く大通りの商店街の先にある大きな神社で、前に敦賀の町を歩いた時にも気になってたし、敦賀の調べものしてても寄ってみたいと思ってた。
いつもなら敦賀は夕暮れ時くらいが多くて通過が多いので、ちょっと早くて余裕ある今日は、やっと寄れた。

まず国道に面した正面にある大鳥居は日本三大鳥居の一つで国重文。
古くは弘仁元年(810)からあって幾度も災害で倒壊して、現在あるのは正保2年(1645)のもの。大戦の空襲で社殿が焼けた時もこの鳥居だけは残ったそうだ。明治時代には国宝だったそうだけど、今は国重文なのはなぜでしょう?

境内を進むと社殿の前には松の木があった。「旗掲松」というそうで、南北朝騒乱最中の延元元年(1336)に宮司が後醍醐天皇を奉じた旗を掲げた松、の、根から生えた二代目だそうだ。

社殿の前にある筈の中鳥居は去年の台風の被害で修繕中とかで影も形もなく、「ご奉賛のお願い」とあって費用を募っていた。。立派な神社で逆にお願いされるというのもくすぐったいものだ。

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参拝。
御祭神は伊奢沙別命(気比大神)だそうだ。
人はまばらだったけど、なぜかスマホ見てた若い女の子がチラホラいたのは何かのスポットだったのかな?

そして参拝後は裏に回ってみた。
少々荒れた感ある裏庭には「御即位大典記念神苑」とあって絵馬殿と池があった(神水苑というらしい)
石柱には大正四年とあったから大正天皇の即位後に整備された神苑なのかな。令和の天皇即位前に大正の天皇即位を祝った場所を歩くというのも面白いかな。

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池は雰囲気いいんだけど、やたらと水位の浅い池に背中が飛び出すくらいの大きな黒いコイがうじゃうじゃ泳いでて異様だったw
水面には落ちた葉などが浮いていたけど、奥の方の水は妙に綺麗でイモリが泳いていたりもした。
池は表の方まで廻って続いてて沿って歩いて表に戻ってきた。

後はなぜか天然記念物だというオーストラリア原産のユーカリの木があったり、敦賀に立ち寄りここでも詩を詠んだ松尾芭蕉の像と歌碑があるくらいだった。

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あれ?おかしいな?ここって前に調べてた水戸天狗党の関係の物があるもんだと思って来てみたんだけど、、無かった。
スマホで調べてみたら別の神社だった、、わぁ勘違い。まぁいいか。いい散歩になったし。時間は余裕だ。そっちもいってみよう。

タグ:観:宮 観:建 観:重 観:池 観:像 観:然 動:魚 動:虫 植:樹

鉾島園地

ファイル 2504-1.jpg福井市南菅生町の305号沿いにある岩の小島の景勝地。

駐車場があったので景色眺めて休憩しようかと思わず寄ってみたら、鳥居の先にちゃんと歩道と橋が続いててその岩の島に渡れるようになっていた。

その「鉾島」は説明板をみると、周囲80m高さ50mほどの柱状節理の岩の島。
昔、地元の漁師が海から拾い上げた不動明王を頂上の祠に安置し信仰され続けてるそうだ。
そかそかそれで鳥居があるのね。 ん? 不動明王で鳥居? まぁいいかw
その鳥居には「鉾島神社」とあった。(もともとあった神社の祠に不動明王を安置したってことね)

鳥居をくぐって歩道を下り、コンクリの橋を渡った。
波は荒く橋のトコまで飛沫を上げて寄せて来てて、少々圧倒されたけど、道はしっかりしてて波が届くこともなく悠々と歩け渡れた。

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そして島の元からまじかに見上げた柱状節理の岩はすらっと真っ直ぐ切り立ってて迫力あり、根元の方の下の岩は波に洗われたりするのか細かく重なった層のようになってて面白かった。

道はここらの島の入り口までかと思ってたけどそうではなくて、折り返して急勾配の段で上に登れる道になっていた。おお。なんか伊江島の城山を思い出すようだ。
横の波が舞い上げる波の花や、岩礁にぶち当たる波をを見下ろしつつグングンと段を登った。

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道はしっかりコンクリで固まってちゃんとしてたので不安はなく上まで登り切った。
そして上の奥に四角く飾り気のない形の灰色の祠が立っていた。
取り敢えずはお参り。
祠の中には不動明王の像、、、ではなく穏やかな表情の菩薩像が見えた。。んーまぁ昔のものが残ってるわけもないしいいのかな。。神仏ごっちゃだし。

そして眺望。東の海岸が広く見えた。

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海岸線の先にあるのが亀島かな。手前に見えるこの鉾島の子供のような低い節理の島もよく見え、その尻に打ち寄せる波が荒々しく飛沫を上げていた。

北から西にかけては木々と祠で隠れてたけど、北の一部だけ祠の脇から覗けた。
西方向は下りの道からの方がよく見えた。
西は鮎川園地というキャンプ場で、高さのない岩の岬がのびていた。同じ園地でも寄道なら断然こっちだなー(と思ったけど、あっちから見たこの鉾島もカッコよかったらしい)

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下りの方が高さを感じるね。やたらでかい松ぼっくりや目の前の葉の実などを見つつゆっくり下った。

なかなかいい景色で面白い岩山に登れて楽しかった。
朝の土砂降りや山での降雪からは思いもよらないような寄道ができて嬉しかった。

タグ:景:岩 景:島 景:海 景:浜 楽:眺 楽:登 観:地 観:宮 観:像 観:園 植:実

道の駅 白山文化の里長滝

ファイル 2503-1.jpg郡上市白鳥町長滝の156号(158号重複)沿いにある道の駅。

以前は「道の駅 白鳥」だったけど、改装と新たに併設された「清流長良川あゆパーク」のオープンで名称も変更。
前の白鳥の時は何度か寄ってるし点景にもしてるけど、変わってからは初なので思わず寄ってみた。

駐車場も以前より広くなって悠々駐車。
建物も横長型の新しいものに変わって以前の面影は隣の(行ったことない)文化博物館くらいだった。

さて、長くなって別れた直売店と食堂の建物の他に奥の方に「あじわいパーク 長良川の鮎」という建物があったので行ってみたら、入り口脇に「長良川に生息する生き物水族館」との幕で水槽が並んでた。おお!
覗くとアユなどの魚がそれぞれの水槽に沢山泳いでいた。
アユにアマゴにイワナにニジマス(外来との記載もちゃんとあった)そしてニジマスとアマゴのアイノコみたいなマスとかが並んでた。(長良川に生息する生き物という割にはおいしそうな魚だけだな、、とか思ったけどw)

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その建物を覗くと中は倉庫みたいな感じで炭焼きコーナーになってた。その先の池で釣った魚をここで串焼きにして食べれるようになってるらしい。なるほど、いいね。
でもせっかくなら前を流れる長良川で釣りしたいよなぁ、、なんて思いながら川原にも出て川を眺めてみた。

さてさて昼前になっちゃったけど食事食事と店に入った。
ら、
食堂の入り口で「新メニュー試食会 100食限定無料」とかで「小鮎の唐揚げ丼」を配っていた。マジか。
ていうか小鮎なんて今時季しか獲れなさそうなのにメニューになるのか?とか年魚だから大きくなってから獲らないと勿体ないとか余計なこと考えつつも素直に頂いた。

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おお、小さくてもしっかり鮎の味。
そして食べやすく試食の小鉢ながら三匹ものってて贅沢。おいしかった。

そして本当は食堂では「鮎釜めし」を食べようと思ってたんだけど、鮎食べちゃたから軽く蕎麦でいいや、、と季節限定の「さくらそば」をたのんでみた。

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これは思ったよりも桜の風味強くモロに桜だった。
たいていこういった季節ものを混ぜたそばって、ややうどんぽいっていうかもちーっとして蕎麦っぽさがなかったりするけど、ここのはちゃんとそばでもあって啜りやすかった。
いや、でも、まずちゃんと普通の蕎麦を食べるべきだったかな、、と少々後悔した。

さて、食堂の棟の反対側の奥には長良川の紹介コーナーがあって、ここにも水槽が並んでた。
こっちの方が常設って感じかな、室内だしガラス面の映り込みも少ないから落ち着いて見れるじゃん。
泳いでる魚もアユ(ちょうど食べたばかりのような大きさの、、)やアマゴ、イワナの他にオイカワやハヤ、モツゴ、ヨシノボリといった普通の魚もいて好感持てた。
(奥でシアター上映もしてたらしい、魚ばかり見てて気づかず、写真見て気づいた、、)

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なんか魚が好きな者にとっては充実し過ぎの道の駅。いいねー。
いやーここ、休憩で寄ってもいいな。またこよ。

そしてついつい最後には蛇足のように屋台で売ってた「明宝ハム醤油フランク」を買っちゃった。

そぐに出発してこれは走りながら食べた。
密度濃く歯応えあっておいしいフランク。その歯応えがいいんだけどコレ口の中の歯応えと一緒くらいで気付かずに一緒に口の中を嚙んじゃったりするので要注意。いたたたた。

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ちなみに改装中の前回の点景 

タグ:餐:麺 餐:魚 食:丼 動:魚 景:川 餐:肉 楽<困 道の駅

かすみがうら市歴史博物館

ファイル 2502-1.jpgかすみがうら市坂にある資料館。

先日、豊田城の点景書いててナンチャッテ天守を調べてたら茨城にはもう一軒あるそうでそれがこの歴史博物館。
そういえばこの県道を通ってて見かけてた憶えあったわと来てみて思い出した。

外から眺めて終わり
  でもよかったんだけど、今日はもうこのあと大きくまわるつもりも無く時間に余裕あるので入ってみようかな。って事で門をくぐった。

ファイル 2502-2.jpgこれはどこの天守がモデルなのかね。(どうでもよくて聞かなかったけど、、)纏まった形でいい形。
江戸城の富士見櫓を大きくした感じかな?
とすれば、門櫓は大手門かな?

中は下足でスリッパに履き替えた。博物館なのに史跡みたいじゃないか。
入館料は210円だけど水族館との共通券が410円。百円引きなので共通券にしたけど珍しがられて「水族館は離れてますよ」とか「タッチコーナーが改修中ですよ」と、いいんですね的に念を押された。共通券を買う人は少ないのかな?
僕は単に、ここがつまらなかったら水族館で気持ちの補完をという保険のつもりなんだけどね。

で、館内は全面撮影禁止。
模型は小型の帆曳舟があるだけで、撮影禁止が惜しいようなジオラマ模型とかは無かった。
歴史コーナーは伊東甲子太郎もあっさりとパネル1枚だけでパーッと見てまわるだけな感じ。志筑藩の圧政で苦しんだ地域という印象だけ残った。

四階が展望室。スリッパ履きのせいか階段は古い旅館のようなにおいだった。
展望室は外への扉が全部鍵閉じたままだったけど、開けるなとは書かれてないので開けて外に出た。

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霞ヶ浦の一番広い部分が一望できる城型展望台、、かと思いきや、南側の霞ヶ浦は木々に隠れてあまり見えず、思ったほど高さを感じない今ひとつの眺望だった。
東側は玉造のタワーがポツンと見えた。展望するならあっちだな。

以上。
石下の豊田城が意外とよかったものだからと期待した部分がないでもないけど、こちらは本来想像したままの昭和感ある地味な歴史博物館だった。(なので点景にしなくてもよかったんだけどね)

ファイル 2502-4.jpgさて、ちょっとモヤモヤした感じを補完するべく移動。(予測通りになってしまった。。)
坂を下って霞ヶ浦の岸の歩崎公園にある「かすみがうら水族館」に来た。
駐車場からの入口の門がなくなって新しい公衆トイレが建ってリニューアルしてた。トイレ済ませて水族館に進む。

ここは二年前に来て好印象だった小さな水族館。微妙な気分を癒しておくれw
中に入ると館内もリニューアルしてた。改修中のタッチコーナーはコイやフナが触れたこのコーナーのことか。(前にさわったのでOK。。っていうか子供じゃないから無くてもガッカリしないってw)
それよか、前は入り口横の水槽だけだった霞ヶ浦の魚が充実されてて、筒型水槽ではオイカワがすいすい泳ぎ回ってた! オイカワかよww 珍しいなぁ、オイカワをこんなにフィーチャーして見せてる水族館てここだけじゃなかろうか。しかも水槽に寄ると逃げて裏側にまわるし、、静かに立ってたら泳いできたけどねw 今は普通に白いけど産卵期のキレイな彩りの体になったら人気出てほしいなぁ。

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そしてハヤ(ウグイ)は群れで一水槽独占。いいね。腹赤いね。
その隣はワカサギと色々。さすが霞ヶ浦、年魚(一年間寿命の魚)とはいえやっぱ名物特産のワカサギがいないとね!と、見てみると、何匹も泳いていた! けれど、妙に痩せてて痛々しかった。産卵終えた姿って事かなぁ、、って事はもうすぐ。。

そしてイワナはいなくなり、外来魚のコーナー入口の大きなニジマス水槽にはヤマメっぽいパーマークのニジが、、いやそれヤマメだろ?
オオサンショウウオはまだいたけど、そういえば蛇や蜥蜴のコーナーはなくなり、海水魚もクラゲもダイオウグソクムシもなくなってた。。
そのかわり水槽が余ったのかクサガメが大きくキレイな水槽で元気に泳いでたwオイカワだけじゃなくクサガメというありきたりな在来種がこんなに優遇されてるなんて。と微笑ましく近くで見たら、、特定外来種のミドリガメも混ざってたw

あとは変わらずでタナゴとナマズとハゼが並んでた。
在来種メインにした展示は個人的にはとても好印象でいいなぁと思えた。けど、一般向けにはどうなんだだろうと少々不安にも思う。また数年たったら来てみよう。

外に出て浦岸に出てみた。目の前は「ワカサギ保護水面区域」だそうだ。こんな広い霞ヶ浦でこんなホンの一部だけ保護区域にして効果あるのだろうか?とか思いながら広い湖を眺めた。

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上から眺めるより岸から眺めるほうが広さを実感できるな、、と元も子もないふうに感じつつ駐車場に戻った。
駐車場にはいろいろと案内板が立っててその中でも新しめの「ジオサイト」のは見やすく興味持てるパネルだった。なんだろう?資料パネルも新しいものはグッと見やすいんだよな。
資料館も大変だろうけど旧態依然とせずに魅力を示せるように変わって欲しいね。
 
 
ちなみに前回の水族館の点景

タグ:観:館 観:閣 楽:眺 景:湖 動:魚

御正作公園

大泉町朝日にある公園。
県道から見えたタワーみたいなのが気になって寄ってみた。

広い駐車場のある公園で、車を降りると駐車場の前の八重桜が丁度キレイに咲き並んでてトンネルのようになってて思わず花見て歩いた。
八重桜は少し時期が遅めなだけであまり注目されないし花見もされないオマケみたいな感じだけど、江戸時代以前は桜と言えば八重だったわけで本家本元、日本の春だよね。

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さて目的のタワーは公園の前に隣接する「いずみの杜」という建物にある。大泉町の勤労複合福祉施設だそうだ。
公園からの横のガラス戸は全部閉まっててぐるっとまわって正面から入ってみた。

館内は市民の憩いの建物って感じで、よそ者がフラフラと入っていいものか戸惑ったけど、まず広いロビーの端に船の模型を見かけた。
近付くと戦艦大和だった。

で、そばで見たらびっくり。
100分の1の大きさで細かい作りなのもあるけど、水兵が多数乗艦してて作業したりという姿まで作られていた。
軍艦の模型でよくできたものはそれだけでもすごいと思うけど、乗員まで作られてる模型は珍しく感激。まるで「この世界の片隅に」の映画のシーンを見てるかのような生きた大和のジオラマ模型!じっくり見入っちゃった。

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説明によると大泉町在住の方が十五年かけて製作して寄贈なさったものだそうで、素材:木製(一部は紙製)というのが驚き。プラモじゃない手製なのね。これはすごいわ。
ぶっちゃけ呉の10分の1の模型より興奮したかも!
他のも制作してくれないかな。群馬だから地名的に赤城とか利根とか。

さてさて目的のタワー。受付で訪ねてから奥のタワーの方に行こうかと思ったけど、なんか長話してる人を受け付けてて忙しそうだったからスルーして進んだ。

遊ぶ子供、くつろぐ大人、なんか場違いな感じのフロアを抜けて進んだけど、廊下にもどこにもタワーの案内などはとくになく、なーんか普段は登れないものっぽいよなぁ、、と思いつつ、ダメ元で進んだ。

ファイル 2501-3.jpgら、
普通にエレベータがあった。
案内はエレベーター前に「冬には富士山がよく見えます」とあったくらいで、注意事項は「双眼鏡・望遠鏡・望遠カメラの使用はご遠慮ください」とあった。(女湯でも覗けちゃうのかな?)普通に乗れて登れた。
んー、こんなにシンボリックに立ってて目立ってるのに、展望をウリにはしてない様子なのが不思議に思えた。登る人少ないのかな?高いトコ登りたがるアホは自分くらいなのかな?

で上の展望室。
展望のガラス窓は北東と南西の二面だけだけど、両側とも出窓のように少し突き出てるので、広く見え眺められた。
まず北東側は日光方面。少々もやっとしてスッキリと山までは見えない眺めで北西の端の方の赤城山も見えてなかった。冬に来ればよかったかなw

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南西は秩父から富士山の方向。多分利根川くらいまでの宅地と畑しか見えてない眺め。
手前の公園の池がよく見えた。停めた自分の車も木々に隠れながら見えた。

まぁ正直いえば地域住民以外は興味持たなそうな眺めではあるけど、それでも天気イイ日に高い所から見下ろすのは気分いい。無料なので休憩がてらに登って損はない展望室だった。
この展望室は夜9時まであがれるらしい。え?夜景というよりそれこそ人の家を覗くだけになりそうだけど、、

降りて(また大和をちょっと眺めて)外に出て、軽く公園を歩いた。
ゴマのような花を咲かせてる新緑の楓をくぐって池の方に歩いてみた。

そして池の端を歩きつつ八重桜の並んだ公園の北西口からいったん外に出てみた。
ああこの公園は「御正作公園」っていうんだと確認。実はここで見るまで公園の名前を知らなかったりしてw

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公園に戻って池ごしにタワーを見つつひとまわり。
「御正作公園のいわれ」という案内板も立ってて読むと、実はこの公園は古墳時代の竪穴式住居跡が発掘された「御正作遺跡」という所なんだそうだ。
え、そうなの?遺跡関係のは何もなかったけど、、完全に公園化しちゃったんだ。。

最後に最初に見た八重桜に囲まれたトンネルのような道で駐車場に戻った。
この八重桜の道の横には芝のグラウンドがあって子供たちが遊んでたんだけど、話す言葉がみんな日本語じゃなかった。あぁ、大泉町は人口の二割が外国人なんだっけ。

いろいろ見所ありつつあっさりした公園と施設でほどよい散策休憩になった。

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