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真壁城跡

桜川市真壁町桜井にある城跡。
地図を見ると一応「真壁城跡公園」とか出てたりするけど、どこがどう公園なのか、どこに車を停めてどう歩けばいいのかさっぱり分からずに今まで何度も通過してた。

ファイル 2299-1.jpgで、今日は、取り敢えず「市立真壁体育館」に車を停めてみた。ら、ここでいいらしく案内板と石碑があった。
体育館の方に資料コーナーとかないかな?とか思って一応近寄ってみたけどそんなもんは無さそうなのでチラッと覗いて戻った。

案内を見ると永禄年間(1570頃)の築城とあるけど移転したのかな?真壁城はそれ以前の承安年間(1170頃)からの真壁氏の居城だったようだ。1602年には佐竹の秋田移封に随い角館に転移して廃城。(実際は真壁氏転移後に浅野長政が入城して隠居してこの地で亡くなって、子の長重が加増で笠間城に移って1622年にやっと廃城、、じゃなかったっけ?浅野の事は全然書かれてなかった)

。。。平将門の小説で出てきた真壁の親類の屋敷っていうのがここかと思ってたけど、それは更に昔で時代が違うか。歴史無知だわぁ、、オハズカシ。(将門に討たれた叔父の平国香の子孫が真壁氏だそうだ。その国香の焼かれた屋敷はもっと南で筑波山の横あたりらしい)

そんでもって、この駐車場と体育館が本丸だったらしい。
以上終わり! でもよかったんだけど、その案内板からの未舗装路を歩いてみたら、堀があり、「一の堀」と案内板が立っていた。
おお!見た目広大な廃農地かなにかに思えた一帯が、一応は「真壁城跡公園」として整備されてるのかな。ちょっとそのまま歩いてみた。

少し歩くと木陰の辻があって「二の丸東虎口」との案内板。そっか本丸から出て二の丸を歩いてたわけか。いつもは本丸目指して歩くことが多い城歩きだけど、本丸からスタートして外を歩くのは初めてかも。
木陰で少し涼んでここで引き返そうかと思ってたけど、もう少し歩いてみた。

ファイル 2299-2.jpg

筑波山から連なる山と濃い青空を見ながら取り敢えず歩いた先は、来る途中の八郷からの県道から見えていた「真 壁 城 跡」と標示されている高めの土塁。これが本丸のものだとばかり思ってたけど、そうではなくて中城(三の丸)と外曲輪という外郭の土塁だった。
土塁上は狭く植木で歩けなくなっていて登れず、土塁の外の道に出てみたら、水堀の池が再現されていた。

大手門かと思った割れた中央がその郭の間で、道じゃなくて水堀跡だった。暑いからここでもう戻ろう、、と思ってたのに曲がれる道がないから仕方なくずっと歩くと、先の角は「外曲輪南虎口」との案内板があり、ちょこっと公園の入口っぽくなっていた。(こんなトコに公園の入口があっても来る人はいなさそう、、、)

土塁の間のキレイな道を進んで、虎口をくねーっと曲がって外曲輪の真ん中に進んだ。このまま西に進んで本丸の駐車場に戻るつもりだったけど、東を見ると鳥居の有る森の前に他より大きな案内板があった。
なんだろ、この城の歴史で最も重要な神社か何かかな?とか思ってそっちに歩いてみた。

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けど、この案内板は本丸にあった案内板と同じ大きさで、立派に外曲輪の説明をしてた。。
神社は鹿島神社。外曲輪の図に出てたので城の時代からあったらしい。森の中にひっそりと静かにあって、この日陰が涼しくて気持ちよかった。避暑避暑。
そして茂みの陰の合間に咲いたオレンジの花(ヤブカンゾウ?)がキレイだった。

神社の森から出ると、ここが城の西南の端。広く城域を見渡せた。
広い城だったんだなーと思ったけど、ほぼ荒地とはいえ平城で本丸から二の丸の先の先の外郭までそのまま残されてて見渡せる城なんて他に行ったことなく、普通は本丸だけとか二の丸までが公園になってると考えると普通サイズなのかな。

そして神社の脇には櫓台みたいな土塁もあり、外曲輪の東側から北の方へは歩けそうな土塁がずっと続いてたので、まわって戻るかとその外郭を歩いてみた。

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「外曲輪東虎口」との案内板から土塁に登ると外は深い堀になっていた。、土塁は歩きやすい広さで、時々木が植わってて日陰もあり、まぁ公園と言ってもいいかなって感じになっていた。
ずーっと城の広さを感じつつ土塁上を歩いて、一旦途切れる「外曲輪北虎口」の階段で塁を下った。その先に少し残った北側の土塁には登る階段がなかったので脇を歩いた。

その北側の土塁の終わったところが「中城東虎口」。詰所みたいなプレハブが立っててその先の二の丸に続く道の手前が工事中で閉鎖されてた。。ガーン。ここを通れれば本丸駐車場もすぐなのに。。
囲いの外から行けそうな気もしたけど荒れてて危なそうなのでヤメタ。他に道がある事を祈って中城を北に進んでみた。

けど、「中城北虎口」で道は終わってた。。
二の丸側に進む道はなく、城外に進む畦道は一応続いていた。なんとか廃田圃みたいな堀跡を越えられないかな、、と枯草の積もった上を歩いてみたけど、ズブズブと草の下は湿地で緩く危なく、渡ってもその先の土塁こえられるか分からなかったのでヤメ。無理せず城外への畦道を歩いた。

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畦道は場所によってはぬかるんでたり、水路を渡る橋が工事用の足場で不安だったりしつつも、水路で魚(たぶんカダヤシ)やトンボ(アカネ)やチョウ(ベニシジミ)を見ながらのんびり横断。

北側の前の道に出てホッとしつつ振り返るとこっちも「国史跡 真 壁 城 跡」と看板が立っていた。
あとは仕方ないので城外の車道脇をトボトボ歩いた。
西側の県道は車でよく通る道。歩くと遠く感じるわ。
ここは北曲輪から二の丸へ突っ切って城跡を遮断してる形らしい。一応道の反対側にも城跡が少し続く筈だけど、何もなさそうだね。

それよか暑くて汗だくで涼みたいーと思ってたトコで、道沿いの菓子屋の「メロンパンじゅう」という幟が気になった。
個売りしてるかな?ダメでも店入って涼もう、、なんて図々しく考えて入ってみた。
ら、
なんと、個売りしてるばかりではなく、1個しか買わないのに「どうぞゆっくりしていってください」と、お茶と半分の大福を出してもらえた。ありがた過ぎる。神かよ。

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さてその「メロンパンじゅう」。メロンでメロンパンでまんじゅう。お茶にも合っておいしかった。
ここが遠いい所ならお土産で買ってってもいいなぁと思えた。(ありがたかったけど買わないという、、)

そして七夕の短冊「よければ何か書いてください」と渡された。うわー七夕の短冊書くのって何十年ぶりだろうか。
っていうか願い事って考えてみたら別になかった。。取り敢えず無難に書いて吊るした。


そして本丸跡の体育館駐車場に戻った。
車に戻る前にふと見ると、「真壁城跡」の石碑のある後ろの森も鳥居が見えて神社のようだった。ので、ちょっと歩いて森に入ってみた。
そしたら、ここの木陰も涼しくて気持ちよかった。梅雨開けたばかりで充分暑い夏だけど、湿気はまだまだなのかな。木陰が涼しいのは嬉しい。真夏になったらこんなもんじゃないのかな?

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そしてここには「本丸虎口(搦手)」の案内板。脱腸のような折れた半島の虎口だそうで堀に囲まれた先に神社。昔は門があったらしい。
その隣には「神道霞流剣術発祥の地」の標柱があり、堀に下る道をはさんで「真壁城址」の石碑があった。森の前のと同じ大きさの石碑だけど、これは昭和十年。むこうは平成六年のもの。国史跡になった時に作り直したようだ。

少し涼んでから車に戻った。こんな暑い日にこんなにがっつり城歩きするとは思わなかった。
ひと回りまわった感じでは、取り敢えず城跡公園として人が歩きやすくしようと外曲輪から整備し始めたけど、中城までは手が回らずに停滞しちゃってるって感じかな。また数年後に来たら少しは歩きやすくなってるかな?
案内板だけはマメに立ってるのが嬉しかった。っていうか立ってなかったらこんなに歩いてなかったと思う。

タグ:観:城 観:宮 観:飾 植:花 動:虫 動:魚 景:山 景:森 観:飾 餐:饅 楽:験 楽:歩

蕎麦蔵めぐみ

ファイル 2298-1.jpg石岡市柿岡の県道沿いにある蕎麦店。

もうなんでもいいから見かけた店に入って食事しよう!と思って進んでたものの、どうも寄れない時って良さそうな店があってもついつい通過しちゃうんだよね。
そんな状態から思い切って寄ってみた良さそうなお店。
柿岡の町はずれにあって隣が駐車場っぽかったので思いきれた。

洒落た蔵っぽい和風の新しい店で、空いてる時間だったからゆっくり席につけた。
店内にあったパンフとかを見るとこの界隈(旧八郷町)は「やさとそば街道」として蕎麦屋が多い地区らしい。そうだったっけ。。気が付かなかった。

ファイル 2298-2.jpgそしてメニューはシンプルで、冷たい蕎麦は二種類。
普通に「もりそば」にしようと思ってたんだけど、この店オリジナルという「ぶっかけ野菜そば」というのが気になったのでそれにしてみた。
蕎麦は石挽で十割の「常陸秋そば」だそうで、野菜はキャベツとニンジンの千切りを混ぜ込んだものだそうだ。(女性向けのヘルシーメニューかなとも思った、、)

ファイル 2298-3.jpg

ってわけでその「ぶっかけ野菜そば」。こういう感じかぁ。
ニラとか大根とかの名物蕎麦はそれぞれおいしくて好きだけど、キャベツってどうだろうね、、 なーんて思ったけど、食べてみたらこれがまた美味しかった!
普段毎朝食べてるキャベツだけど、その甘い風味と蕎麦が意外とあってて爽やかですごくイイ。これは料理だね。そばもいいし汁もいいし、蕎麦湯も濃いし、そして付いてた炒り胡麻がいい味で良かった。量は多くなかったけど、ゆっくり食べられて美味しかった。

羊羹のような蕎麦がきまで付いていい食事だった。
思いきって寄って良かった。

タグ:餐:麺 餐:菜

道の駅 国見あつかしの郷

ファイル 2297-1.jpg国見町藤田日渡二の4号沿いにある道の駅。

去年できたばかりの道の駅で、確か前に通った時は造ってるとこだったと思う。
昼過ぎで混んでそうだったけど、すんなり停められた。もし今年出来たばかりだったら難しかったかもね。

ファイル 2297-2.jpg朝はちゃんと食べたからそんなに腹減ってないので、なんか軽いものないかなーと店内に入ってみると、さっそくスナックコーナーに国見バーガーというのを見つけた。
ちょうどよさげ。それにした。
メインは「サバ味噌」で他に「ソースチキンカツ」や「チリソースカツ」とかあるけど迷わずサバ味噌にした。(国見町は海ないけどね)

ファイル 2297-3.jpg

うん、おいしいサバ味噌。レタスやトマトと意外と合うね。
ペロリと食べちゃった。

で、そのあと桃ソフトが気になってたんだけど、少し混んできて並んでる人したりして、また同じとこで注文するのが気乗りしなかったのでパス。

ファイル 2297-4.jpg店内を見てまわってたら「もも大福」というのが国見限定ブランドとか書かれてて気になったのでそれを買って食べた。

凍りかけの餡とクリームと小さな桃の果肉が入ってて、一口パクリで終わりだったけど、おいしく味わえた。
桃の方が国見(福島県)っぽいよね。
バーガーも桃の方が御当地っぽいのにね。
バーガーに桃は合わなかったかな、、(サバ味噌好きだからそれはそれで文句ないんだけど)

タグ:餐:ば 餐:魚 餐:菓 道の駅

瑞鳳殿

仙台市青葉区霊屋下にある伊達政宗を祀る霊廟。
ここは来た覚えがなく初めてなんだけど、叔父さん曰く、「ここに来ないと仙台に来たとは言わない」くらいのスポットだそうだ。むしろ青葉城よりもこっちだそうだ。
その青葉城では車で上まであがれたんだけど、ここは坂の上り始めくらいに駐車場があるので歩いて登る。。

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えっちらおっちら、すぐそこが上だと思ってたらまだそこは序の口で、その倍あった。。
暑い猛暑日で汗かきまくったけど、森の中で日陰が多いせいか意外と涼しく、そんなにキツくはなかった。(昨夜飲んだ酒の分の汗くらいはかかなくちゃね)

そして入り口に到着。料金払って(もらって)入るとその先に「涅槃門」
開いてないので脇から入ると、キレイな唐獅子と牡丹の彫刻が見えた。(近くのガイドさんが「任侠のイメージの唐獅子牡丹の元は縁起物だったんですよー」というのを聞いてから進んだ。)
その先の「拝殿」を門のようにくぐって抜けて「橋廊下」というのがあったという高めの石段をゆっくり登った。

ファイル 2296-2.jpg

その上の「唐門」の先が「瑞鳳殿」
仙台藩初代藩主伊達政宗公のお墓。
戦時中に焼失して50年前に再建されたものだけど、色は何度も塗り直してるのかな、すごくキレイでキラキラしてた。

んーなんだろう。別の神社のキレイすぎる社殿はいやらしい感じがしたもんだけど、ここの派手さは感じ良く、これが「伊達」ってことなのねと妙に納得した。

資料館をさーっと見つつ門を出て小休止。自販機がある東屋でお茶を飲んだ。木陰爽やかでも暑いは暑いからね。ゆっくり行きましょう。

有料区間の外に出ると「戊辰戦争 弔魂碑」というのもあった。ん?仙台藩士って戊辰でそんなに沢山討たれてるんだっけ?
会津が踏ん張る前にバンザイしちゃって戦乱を逃れた印象だけど、、

そして一旦横の坂道を下って、次は伊達家歴代墓所、二代藩主忠宗の「感仙殿」と三代藩主綱宗の「善応殿」。

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こっちはやや小さめのお堂が並んでるだけだったけど、周りの緑が眩しかっただけに逆に派手さが際立って見えた。

霊廟があるのはこの三代目の「善応殿」までで四代目からは質素な石の墓になったそうです。
この先には九代目の墓や姫の墓があったけど他は別の場所のようだ。いろいろあったんでしょう。

ファイル 2296-4.jpg最後は急な下りの石段を脇のアジサイを見ながらゆっくり下った。
やっぱり仙台は森の都市のイメージ。気温上がってるけど木陰が涼しいのはありがたい。

行きに「序の口」と書いた所に「天龍閣」という温泉旅館への横道があって、叔父が古稀の祝いの宴会をそこでやって泊まったそうで、意外と安価で景色抜群の部屋で、実は芸能人とかが仙台に来るとお忍びで利用するらしいトコだそうだ。
「まだ時間あるなら行ってみようか」と言われたけど、時間を見たらもう昼前なのに気付いて遠慮した。

タグ:観:建 観:門 観:飾 植:花

仙台城跡

仙台市青葉区天主台の青葉山の上にある城跡。通称「青葉城」
鎌倉時代から城があった場所を江戸初期に伊達政宗が開いて大きく築城し、明治まで仙台藩の藩庁だった城。

ファイル 2295-1.jpg確か小学生の頃に一度連れてきてもらった憶えがあるんだけど、やっぱ城とかは大人になってからじゃないとピンと来ないよね。ってわけで仙台の叔父さんの誘導で来てみたんだけど、入り口の櫓から森を廻って坂を登って高い石垣の道、そして城の裏から入る本丸の駐車場まで意外とどの景色もしっかり憶えていた。

そして車を降りると観光地ムード。
まぁ仙台と言えば!ってスポットなんだろうね。
七夕飾りが見えた大きな土産店は本丸内のどの建物よりも大きかった。

さてさて、城としては石垣くらいしか遺構のない本丸なので、メインは仙台市街の眺望だろうね。
まず、すぐ東の脇に流れる広瀬川は、都市部を流れる川とは思えないような渓谷の眺めで岩壁の崖などが覗けていい眺め。
そのクネクネの広瀬川の先が高いビルが集まった仙台駅方面の市街になっている。

ファイル 2295-2.jpg

そして、馬に乗った伊達政宗卿の銅像の前の広場に出ると、東のビル街からずーっと北方向の仙台市街が広く見下ろせた。けどやっぱ上から見ても森に包まれた街って印象だね。
叔父さんは市街北に見える白い観音像が気に入らないらしく「カッコ悪い」としきりに言っていたw

広場を先に歩くと、大広間跡の礎石が並んでいた。そしてその先に「仙台城見聞館」というのがあって無料なので入ってみた。

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中のメインは再現された大広間の上段の間と、大広間の模型かな。
叔父さんは「このくらいのもの木造でしっかり再現して建てればいいのに」と言っていた。同感です。

城跡としては以上。
急峻な山の上の堅固な城として天守も不要としてた名城だけど、明治の廃藩廃城と東北鎮台設営、戦争の空襲と戦後の米軍進駐で建物は何も残らず、護国神社になってしまったそうだ。

ってわけで、一応その護国神社にも行ってみた。
ら、「英霊顕彰館」という建物で「大日本帝国海軍 軍艦超精密模型展」というのをやっていた。有料(¥300)だったけど、叔父さんも乗り気で出してもらって入ってみた。

奥の一室のその模型は全部100/1で統一してるそうで、中心の大和の大きさが際立っていた。
呉の10/1はデカすぎるからこのくらいが見やすくていいね。

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それぞれのクラスの艦が一種ずつ並んでいるようで、空母は飛龍、軽巡は北上、駆逐艦が雪風、潜水艦が伊19、重巡が利根、そして秋津洲や108号輸送艦なんてあって、なかなか憎い選出。作りも細かく面白かった。
特に利根の煙突脇に解体した水上偵察機が積まれてたりしてて、予備機はそういう積み方だったのかーと楽しめた。

さてさて、護国神社自体は拝殿前で「仙台すずめ踊り」というのが幾つものチームで踊られていたのでお参りせずに、ちょこっと眺めて過ぎた。

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あとは土産屋を見て、叔父さんに菓子を買っていただいた「ごちそうさま」
ここはまるで駅か空港かっていう感じで仙台銘菓や名物が揃っててオールインワン。奥には「ずんだシェイク」の店まであって驚いた。(ずんだシェイクは何で飲まなかったんだろう?前に羽田で飲んで好きだったし暑かったし、叔父がタバコ休憩してる間に飲めたのに、、あまりに観光客みたいで気が引けたっていうのもあるけど、振り返ると飲めばよかった、、)

土産屋の奥にある「青葉城資料展示館」は料金高めで遠慮したわけではなく、観光地っぽくて白けそうな気がしたので入らずにスルー。叔父さんは入ったことあったのかな?別に勧められなかった。

以上。とくに昔と印象が変わらなかった仙台城だった。
 
 
ファイル 2295-6.jpgそして帰りの車で走りながらここで買ってもらった菓子を食べた。
やっぱ仙台と言えばこれ「萩の月」
ひっさびさに食べたけど、やっぱりうまいね。ふわふわぷりりん。
昔、偽物が一気に増えて飽き飽きしてたけど、本物はやっぱいいわ。
店で「チョコ味の『萩の調』は無いんですか?」と聞いたら震災以降販売中止してたそうだ。。えー、おいしかったのに。。

それと「伊達絵巻」という小バウム巻きも食べた。こっちは普通。やっぱ月だね。

タグ:観:城 観:像 観:館 観:模 観:宮 景:川 景:崖 景:町 餐:菓 楽:眺

道の駅 遠野風の丘

ファイル 2294-1.jpg遠野市綾織町新里8地割の283号沿いにある道の駅。

たぶん初めての立ち寄り。
遠野の市街の行きたかった店は午後でも混んでて列になってて諦めたので、超空腹。
もう名物じゃなくてもいいから食事したいーと思って寄ってみた。

道の駅の入り口には木彫りのカッパの像があって「カッパ捕獲許可証 販売してます」とあった。ちょっと腹立たしかったw

入ったトコの食堂の入口でメニューを見ると「ジンギスカン丼」とかあったのでそれにしようと入った。

ファイル 2294-2.jpg2時半の食堂はガラガラで悠々。窓側の席に座って注文したら、食事のみんなサラダバーがサービスだそうだ!へー、いいねここ。
水やお茶もセルフだったんだけど、コップが棚に並んでて面白かった。

カッパの郷だけにサラダバーはキュウリだけだったりして、、んて思ってみてみたけど、逆にキュウリは無かったw

そして「ジンギスカン丼」登場。

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うんおいしい!
ラム肉は思った以上に厚く量もあって食べ応えあって、たっぷり味わえた。
ジンギスカンは山型の鍋で焼いてこそなのかもしれないけど、単純にラム肉が好きな者としては、むしろこっちの方がのんびり食べられてよかった。

そして汁はひっつみ汁だった。ひっつみは岩手のやや薄いビラビラなすいとん。大好き。
メインじゃないから水団はそんなに沢山は沈んでないけどおいしかった。

ファイル 2294-4.jpgおいしい食事で、なんとか遠野のイメージダウンが最低の手前で食い止められたw

食後に店の方も見てみた。
遠野のバケツのジンギスカンのセットが売られていた。
ちゃんと店で食べられてたら買ってたかもねー

店前のテントでは「かっぱ焼き餅」というのが気になったけど、甘そうなのでやめといた。

タグ:食:丼 餐:肉 餐:菜 観:キ 道の駅

カッパ淵

ファイル 2293-1.jpg遠野市土淵町土淵にあるカッパが棲むという伝承の観光地。

車は伝承館の隣の広い無料駐車場に停めて、そこから少し歩いた。
歩く間の道沿いにはキリンのポップ畑があった。ポップってこんな感じの蔓でなるんだ、、知らなかった。
まだ実は大きくないけど、先っぽにそれらしくなりそうな小さい実が生り始めていた。

そして「常堅寺」という寺に着いた。この寺の裏にカッパ淵があるらしい。ので、寺を抜けるのがコースらしい。
観光地だけに何人もの観光客が歩いてたので、戸惑うことなく寺に進んだ。

ファイル 2293-2.jpg

寺の境内の本堂ではない横の小さな堂の前に「カッパ狛犬」というのがあって、それを見ていくのが順路のような感じだった。
カッパ狛犬は頭が河童の皿のように凹んだ狛犬。そんなに古いものには見えなかったけど、火事を消した河童が化身したという言い伝えがあるとか、、え?なんで?(だんだん怪しくなってきた)

そして寺の裏に出ると木陰の中に橋が見え、小川が流れていた。その川の先がカッパ淵らしい。

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橋から見ると川は一瞬黄土色に濁って見えたけど、そうではなくて、砂地の浅い川底が透けているようだった。
川はきっちり同じ幅で延びていたので用水路だとは思うけど、妙に浅くて変な川。。昔の規格の灌漑用水路なのかな?

そしてその先の祠のある辺りに歩いた。

え?ここが「カッパ淵」?
淵って深くなってる所だよね?全然深くないよね?河童に川に引き込まれても溺れるどころか沈まないよね。。
昔は深かったとか?危ないから砂砂利で埋めて浅くしたとか?それとも入ると抜けなくなるような泥のような深い砂とかなのかな?

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そして竹竿の先にキュウリが吊るしてあった。。
えっと、、ふざけてますよねw
観光向けの演出なのか、絶滅した河童への供養なのか、「カッパ淵」ってこんなトコだったのか、、と呆然。

ファイル 2293-5.jpg裏にはキュウリの付いた釣り竿が何本も立て掛けてあって、「カッパ釣りをしたい人はカッパ捕獲許可証が必要です」とあった。
観光向けですね。。

これでは、ここに昔はカッパが沢山住んでいたというのもただのファンタジーとしか思えないし、伝承も犯人が割れると困るからカッパにこじつけただけの「事実はエグイお伽話」の類いだなと確信せざるを得ないし、みんなそんな事は当然わかり切ってて承知で来る場所ということのようだ。

もう少し不思議な感じとかする所かと思ったけど、、ちょっと何じゃこりゃ過ぎて呆然。ラーメン横丁のラーメン神社みたいな感じがした。(、、、歩いてそんした)

駐車場に戻り隣の伝承館に行く気もなく、それより食事!と急いで出発した。

タグ:景:川 観:伝 観:寺 観:具 観:像 観:農 植:実

一本松

ファイル 2292-1.jpg葛巻町江刈の340号沿いにある松の木。

その340号には「←三本松」「一本松→」と並んで出てて、一本松は道から見えてたこれかとすぐにわかったので、先に三本松の方に曲がってそっちを探してみた。けど、結局わからずに大きくひと回りしてきちゃった。(ネットで調べたら絶対に分からないような場所だった)
で、「五葉松」というのも見つからずに戻って来て、悔しいから一本松だけはじっくり見ようと寄り道。

「一本松→」としっかり矢印があったので曲がれば駐車場でもあるのかと思いきや、樹の裏は「葛巻町が管理してます」とある廃材置き場みたいな空地があるだけだった。

取り敢えず車を停めてその裏側から松の木を眺めた。

ファイル 2292-2.jpg

中々立派な赤松の木。周りをぐるっと回って枝先の緑の小さな紫の花や、松ぼっくり予備軍も見て廻った。
でも、樹の元にある案内板は道の方を向いてて読めなかった。
ぐるっと回って見るには斜面が急で危ないよなぁ。どこに向けた案内板なんだか。。

なので下の道に出て脇から見上げてみた。
けど、こっちからじゃ遠いいわ。カメラのズームでなんとか文字読めるけど、もう少し何とかしてほしい。

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その平成6年の案内によれば、葛巻町天然記念物で、推定樹齢300余年、寝回り3.3m、樹高12mで、裏の空地は移転した小学校の跡地だったらしい。

まぁ他の松が見つからなかったおかげでちょこっと寄道して回れたし、案内板が道に向いてたからぐるっと回って見たりして休憩できたので、何とかしてほしいとは感じつつもこれはこれでアリかなと思えた。

タグ:植:樹 植:花 観:然

道の駅 おりつめ

ファイル 2291-1.jpg九戸村山屋第2地割の県道沿いにある道の駅。
初めて来るトコかと思って来てみたら見覚えあって思い出した。。去年来たばかりのところだった。。

入り口前のスナックコーナーで去年と同じように串もちを食べた。やっぱりおいしかった。

で、ちゃんと食事したくて寄ったんだけど、まだ食堂は開いてなかった。残念。
店内をのぞくと「山ぶどうソフトクリーム」が気になった。外は暑かったからねー。

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ってわけで朝からソフト。
すっぱさは程よいくらいでおいしかった。

ここまでは前回とまったく同じだろうと思い、ここは点景にしなくていいな、、というつもりで建物全体の写真撮ってなかったけど、振り返ってみてみたらこの「山ぶどうソフト」は食べてなかった。

さて、売ってた惣菜系はあまり惹かれるものがなく、また前回みたいに南部せんべいを買って食べながら走ろうと思ってたけど、今回はちょっと冒険して「煎餅の天ぷら」を買ってみた。

ファイル 2291-3.jpg

走りながら食べたんだけど、思った以上に油がしみてて手で食べるのには不向きだと思い、失敗したーとか思ったけど、、食べたらうまかった!!
これはいいわ。
南部せんべいのゴマと塩気が程良く、丁度いい味と食感。
パクパク食べてすぐ食べおわちゃったので、引き返してもっと買おうかな、、とか考えるくらいだった。
けどまぁ、またこっちに来た時の楽しみとして満足して進んだ。
 
 
前回の点景 

タグ:餐:餅 餐:冷 餐:揚 餐:菓 道の駅

五城目城

ファイル 2290-1.jpg城目町兎品沢の山の城跡にある森林資料館。
入場無料の資料館だそうで、すぐ先の道の駅で知って前から気になってはいたけど、開館は九時から。。ここらを通る時って今回も含めたいてい早朝なので通過してた。
けどまぁ、眺めよさそうだから天守風建物で展望だけでもできないかなと思って来てみた。

来る途中の道は「熊出没注意」の警告だらけだったけど、その天守風建物のすぐ下の駐車場まで車で来れるので一安心。
車を降りると、階段の前にも「クマ出没警報発令中」とあって、去年は5月6月だけで四件の死亡事故が起こってると怖いことが書かれてた。。

え、じゃあ階段のぼらない方がいいのかな、、とか思ったけど、まぁ、林の中の山道ならともかく、こんな開けた場所で間近に遭遇することはないだろう、、とタカくくって上った。

上るまでは天守は公園風の展望台か何かかと想像してたんだけど、そうではなくてそれ自体がちゃんと造られた建物の資料館だった。
もちろん閉まってて、展望階だけ上がれないかな?と期待してたけどそういう都合のいい構造にもなってなかった。

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ここの城跡は階段前(クマより手前)に案内があって、戦国時代の天正13年(1585)に造られた「砂沢城」という藤原内記秀盛の城だったそうだ。江戸時代には廃城になってたようで、もちろん天守などなかったわけだけれど、一応この場所が本丸的な郭ではあったようだ。

建物の裏にまわってみたら、かなり急な斜面でストンと落ちた杉林だった。

まぁ城はともかく、取り敢えず建物の前からでも眺めはよく五城目の町が一望できた。

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そして朝の山らしく鳥の声賑やかに飛び回ってて、杉の木の頂点とかに停まった鳥は見つけやすかった。
よく見かけるホオジロだけかなと思ってたけど、写真見たらカワラヒワもいた。

風も穏やかで心地の良い朝。気分よく眺めて駐車場に降りた。
(森林資料館には入ってないので表題は「五城目城」だけにしました)

ファイル 2290-4.jpg結局、熊は出てこなかったけど、あとは車で下るだけと思うと一目くらいは見てみたいななんてアホな事思いつつ出発。スイスイ下った。

最後に下からの森林資料館の写真。
ちょっとありあえない立派さだけど、カッコよく感じる。
往時の城は周りの樹を刈っていただろうから、物見くらいのものでもカッコよく見えただろうね。

タグ:楽:眺 景:町 観:城 観:閣 動:鳥