須崎市原町のJR須崎駅前にある軽食店。
冬に高知に来たなら是非とも食べたいのが「鍋焼きラーメン」(前食べた時は秋でまだ熱くて汗だくだったw)
その発祥の須崎で朝からやってる店とかないかなーとダメ元でスマホ検索したら見つかったのがこの店。なんと7時からやってるそうだ。(7時からやってる店は他に二軒もあったけど共に日曜休みだった)
ていうか、朝から活気ある地元の食堂!みたいなのをイメージして来てみたら、黄色い喫茶店みたいな感じの店で意表つかれた。
あれ?ここであってるよなぁと不安に思いつつ、それでも店先に「鍋焼きラーメン」の幟が出てたので間違いないと店に入った。
店の中は地元のお姉さま方(僕から見てかなりのお姉さまという意)が賑やかに談話していて、別の意味で活気ある地元の店だった。
あれ?ここであってるよなぁと不安に思いつつ、それでも店内に「鍋焼きラーメン」のメニューの貼紙があったので間違いないと席に着いた。
メニューには鍋焼きラーメン特大・普通・小とあった。小があるのが高知のいい所。道の駅では軽く食べただけのつもりだったけど意外と腹減らずに一人前は少しキツイかもと思ってたトコだったので「小」にした。
みんなそれぞれ話ししてるからどれが店の人か最初判らなかったけど、一番奥の人かなと声かけたらそうだった。
そしてゆっくりまって鍋焼きラーメン登場。
っていうかグツグツ煮えて出てきて暫らく食べられなかった。
そしてふーふーしてゆっくり食べた。おお、おいしい。鍋焼きだもんね。冬にぴったり。
結構濃い味で思ったよりも酸味もあっていい味の鶏がら醤油。これ酒飲みながらとかでもおいしそう。意外と細麺のしっかりした黄色いストレート麺はいい感じで啜れて麺としてもバッチリ。これはいわ。何回か食べたことあって気に入ってた鍋焼きラーメンだけど、今回のが一番おいしかった。
汁まで底まで平らげた。小じゃなくて普通でもよかったかもw
カツオはのがしたけどこっちは食べられて満足満足。そしてまた濃い土佐弁もたっぷり聴けて(普段は若い人の土佐弁しか聞いてないから)楽しめたw
店を出て駅前を見回したら脇にキレイな絵の描かれたトイレがあった。
「須崎駅開運トイレ ぱぴれっと」と名付けられ、虹を走るSLや、やなせたかしの描いた鍋焼きラーメンのキャラ「なべラーマン」たちの絵を見つつ、中を見ると石で描いた坂本龍馬があった。
おおーと思って入ってみたらその龍馬がある方は女子トイレだった。。あぶねあぶねと慌てて出た。これ、入っちゃう人多いと思うよ。
男子トイレには女性の石絵。これは和風なモナリザ?乙女姉さんかな?他にも幾つもの石絵があって、それぞれパワーストーンでできてて金運とか恋愛運とかの運気向上に役立つそうで、ウンがつくトイレだそうだ。
なかなか面白いし、入りたくなるトイレがある所というのも素敵だと思えた。
そしてトイレ前の赤ポストもデコられてた。
その流れで須崎駅も見ると「土讃線発祥の地」とあって、この須崎が高知県で一番最初に鉄道の走った場所なんだそうだ。
D51の車輪が置かれ、「高知線の歌」なんていう歌碑も壁にあった。へー。
そして壁に貼られた大きなしんじょうくんと高知家のシールもフォトスポットなのかな。
高知家はどこででも見かけるとなんか嬉しくなっちゃうわ。
そして最後に近隣の観光案内図を見て、ちょっと一ヵ所行ってみようかなと思ったトコがあったので向かってみることにした。
やっぱりおいしい食事とプラスで楽しめて気分よくなって、興味も持ちやすくなったんだと思う。須崎いいね。