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さんぽ道

ファイル 1468-1.jpg前橋市滝窪町にある農産物直売所。
「道の駅の隣にある直売所」と思ってたけど、帰って調べると此処も道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」の一部だったらしい。

さて、朝から人が多く、意外と広い店内も人で一杯で活気あった。
パッと見て外に出て脇のスナックコーナーに行ってみた。

スナックコーナーは炭焼きの店と蕎麦の店の二店が営業してたけど、どちらにもソフトクリームはなかった、、あれ?入口に幟あったのは見間違えじゃないよな。

その炭焼きの店は朝採りのトウモロコシを沢山積んで焼きトウモロコシを宣伝しててうまそうだった。

ファイル 1468-2.jpgけど、少々高いのと、この先で集合してから食事なのに腹にたまっちゃいそうな気がして敬遠。それよか(半分の値段で)群馬名物の焼きまんじゅうもあったのでそっちにした。
群馬名物の焼きまんじゅうは甘味噌ダレで焼く物で、饅頭というよりはパンそのもの。腹にたまるのはトウモロコシと変わらなかったかもしれない。。まぁちょっと久々でおいしかった。

ファイル 1468-3.jpgんーソフト無かったか、、とか思いながら車に戻ろうとしたら、直売所の逆側の脇にもスナックコーナーがあって、そこがソフトをメインで売っていた。
あーこっちだった、、気が付かなかった。。
まだソフト食いたいもーどな気分は消えてなかったので購入。ミニサイズもあったのでミニにした。

これは道の駅のメインの牧場管理棟の方のソフトと同じ物なのかな?前に何回か食べておいしかったので気に入ってたけど、しばらく食べてなかったからどんなだったか忘れちゃった。
取り敢えずこれもミルク感濃厚でおいしかった。

タグ:餐:饅 餐:冷 道の駅

道の駅 賤母

ファイル 1467-1.jpg中津川市山口の19号沿いにある道の駅。
古い宿屋街風な造りの雰囲気のいい道の駅。何度も寄ってるけど、半端な時間で店も閉まってガラーんとしてたり、逆にいい時間だと混んでたりで、トイレのみという事が多い感じ。

でも今日はもうここで食事すると決めて入った。
ら、奥に立派な食堂があった。へー知らなかった。

ファイル 1467-2.jpg郷土名物っぽいメニューも多くて入口で迷った。
入口で迷ってても仕方ないから中に入って席についた。
鶏か牛か豚か、、
で「奥美濃古地鶏の牛蒡煮」という定食にしてみた。
本当はこれが一番気になってたんだけど、ゴボウ煮というのがウマイのかどうかちょっと不安だった。

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「奥美濃古地鶏の牛蒡煮」
意外と鶏は骨付きの手羽元で、見た目全然貫禄なかったけど、トロトロに煮込まれてて簡単に食べれて、味はいいしゴボウの感じもいいし、鶏肉だけど歯に挟まらずとても美味しい料理だった。

行きの群馬以降は麺類とかの軽い食事ばかり続いた今回のドライブだったけど、最後にしっかりおいしい定食を食べれて良かった。

さて、しっかり食べたので、食後にチョイ食いでもと考えてた小さめの五平餅はパス。
これは前に何度も食べてるからね。

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2013年と2002年。
比べるとけっこう焼き方が違うもんだ。
っていうか、前の前の車のインパネが懐かしい。

外に出てフト横を見たら水汲み場があった!
あれ、前からあったっけ?何度も来てて全然知らなかった。。
「しづも清水」という裏山から湧き出た清水だそうだ。
車に戻って空きのPET持ってきて汲んだ。

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これに気付いてたら五平餅休憩した2013年に点景記事にしてたんだろうな。
意外とこういう見落としててパッとしないなと記事にして無いスポットとか他にもあるかもね。

タグ:食:定 餐:肉 楽:汲 道の駅

ツインアーチ138

一宮市光明寺浦崎にある展望塔。
国営の「木曽三川公園」にある立派な展望タワーで、街中で見かけたときはこんなのあるなんて知らなかったと驚いたけど、よく考えればシンボル的なタワーって結構あちこちの町にあるわけで、そりゃ知らないタワーくらいいくらでもあるでしょ。
でも高さが100mを超えるタワーはそうそう無いわけで、ここはその名の通りの138m。
そして、アーチ型のタワーというのも国内では珍しく、始めてみる形。タケノコ工法というジャッキアップで下に継ぎ足して積み上げたそうだ。

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ファイル 1466-2.jpgさてさて、展望は有料で500円(JAF割で400円)まあ折角だし500円以内ならと入ってみた。

エレベーターは外が見えるタイプの物で、最近ではよくあって普通だけど、昭和の子供の頃は珍しくて憧れてたので未だに外を見てワクワクしちゃうんだよね。
その窓からは正面の駐車場の自分の車がどんどん小さくなるを見ながら登れた。一人だったので思う存分ワクワクできたw

そして展望どーん。
これはこれは、イイ眺め。意外と人はいたけど平日だけに邪魔なほどではなく悠々と見て廻れた。

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自衛隊の航空機も近くに見え、北には山の上に岐阜城も見えた。

さて、養老でも大垣でも何も食べず(道の駅も休みで)空腹だったのでなにか名物チョイ食いのコーナーでもあればなぁ、、と期待してたけど、そういうものは無く、普通に喫茶コーナーがあった。

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午前中限定の100円コーヒーというのがあったけど、聞くとホットだけだと言うのでヤメ。
それよか、平日限定の「まるっと1日モーニングサービス」というのがあったのでそれにした。やっぱ愛知に来たら喫茶店のモーニング食べたいよね。(もう昼だけど)

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セットは小倉トースト、バタートースト、サラダにチョコサンデー、そしてコーヒーはアイスで。
小倉トーストというのが愛知だね~。初めて食べるわ~。なんて思ったけど、よく考えたらアンパンなので馴染みある組み合わせ。普通においしかった。
何といっても高い展望を前にのんびり食べるモーニングで寛げた。
展望はついつい窓近くで見ちゃうけど、こうして引いて見るとまた高いトコにいるんだと言う実感が持てていいね。

そしてまた一回り廻って下に下りた。

ファイル 1466-6.jpg駐車場に戻って車に乗ろうとしたら、眩しい日差しがボンネットに正面のタワーを映しているのが見えた。
おお、さすがに高い塔だわ。
これは角度を変えたら自画撮りでツーショットになるかな?なんて思って前に回って見たけど、、ちょっと難しかったかな。

タグ:楽:眺 観:楼 景:山 景:町 観:機 餐:飲 餐:麭

大垣城

大垣市郭町にある城。
太平洋戦争末期までは天守も国宝として残ってたらしいけど戦災で焼失。その後櫓と共にコンクリ復元。外観はほぼほぼ忠実だそうなので来てみたかった城。

市街中心にあって駅前通りの商店街から覗くとその天守が見えるという寺か公園みたいな街と一体感があるさりげない城って感じだった。

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門をくぐるといきなり本丸ですぐ天守。楽でイイや。
天守の入城はなんと100円。郷土館との共通券でも150円という親しみやすさ。そして窓口の女性がとても感じよく郷土館を薦めてたので共通券を買った。

そして一応聞いてみたらなんと館内撮影OK。展望階だけじゃなくて資料階も撮影OKって珍しいよね。
で、ゆっくり見て登ったら、ジオラマ模型が充実してて個人的に嬉しかった。
武具とかは見てもあんましピンとこないんだけど、担げる火縄銃や槍のモデルがあって重さを感じられたりして楽しめた。

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展示資料やビデオ解説は関ヶ原の戦いがメインで、当時大垣城には三成軍が入ってこの近くで前哨戦もあり、その後に関ヶ原に出向いての天下分け目の大戦となった。自分はあまり注目したことなかったけど、その分ここではじっくり見てまわれた。

そして天守四階の展望室。
思いのほか広く、往時どおり廻縁にはなってなかったけど、窓は大きく外は見やすかった(なので窓の大きさは違うらしい)
展望は思ったほどの高さはなくて市街に囲まれてイマイチだったけど、西方向の窓だけ緩やかな風が気持ちよかった。

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一人だったのでゆっくりして、次の客が来てから階段を下りた。

天守を出るとさっきの窓口の感じのイイお姉さんが掃き掃除してた手を休めて郷土館への道などを教えてくれた。ホントに感じのイイ城だった。

でもすぐに郷土館へは行かずに少し本丸をウロウロ。
まずは入口の門(これは作っちゃった物)の北に復元された「丑寅櫓」を見た。
これは内側からは木が邪魔をしてあまりよく見えず。外からのほうが門からの続きの隅で見やすかったかな。

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西側に復元された「戌亥櫓」には往時には堀に下れた「水の手門」の口があり、高い松の木があったり、天守の石垣の隅に明治の洪水の水位が標されていた。。ここまで水没って、、
そして松は「おあむの松」という名で、関ヶ原の時に「おあむ」という女性が徳川側に逃げた時に縄を掛けて下った松だそうで、今あるのは二代目だそうだ。

さて、一旦西側の門から公園側に出たんだけど、取り敢えずぐるっと堀の跡を南側に回って鉄門跡に来てみた。(鉄門は別の場所に移築して現存だとか、、)
したら、その鉄門跡の脇に「麋城の滝」という滝があった。
へー城跡で滝って珍しいかも。今しがた見てきた養老の滝を小さくしたような真っ直ぐな滝。かっこよかったけど何でこんなトコに?という疑問でその上にあがってみた。
その上は辰巳櫓跡で、滝はモロ人工の物。公園整備の時に造ったのかな。

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公園の方は児童が遊ぶ水場のある親水公園。
遊具越しに見る天守はなんとも貫禄なく、さり気ない姿。
もし戦災で焼けずに国宝の現存天守として残っていたならぜんぜん違う雰囲気の公園になってたのかもね。
公園内は蝉がかなり啼いててウチの近所並だったけど、啼いてる声が違ってて関東では聞かない「しわしわしわしわ」というクマゼミの声。
スゴイ近くで逃げずに啼いてて探すと幾らでも姿が見れた。
ホント最近の子供は蝉を捕まえないのかね?舐められてるよね。

そして、公園の前にある「大垣市郷土館」に入った。
門を入ると脇に「麋城の井戸」という湧き水が流れていた。へー。一口飲んだらおいしかった。空きのペットボトルもってくればよかった。。(知らないのに持ち歩くもんでもないけど)
!!あ、ひょっとしてさっきの「麋城の滝」も自噴の湧き水なのかな?だったらすごいな。
堀の水も湧き水で澄んでたのかもね。

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さてさて「大垣市郷土館」の目的は大垣城のジオラマ模型。
なんで天守の資料室に置かないでこっちにあるのかと思わないでもないけど、つまり足を運んで他も見て欲しいんだよね。
取り敢えず一通り見て、窓口の人に「大垣城の堀が埋められたのは明治ですか?昭和ですか?」とか質問したりしてゆっくりして出た。

思いのほかいろいろあっておもしろい城跡公園だった。

タグ:楽:眺 楽:映 観:城 観:閣 観:櫓 観:模 景:滝 景:町 観:園 観:館 観:水 動:虫

養老の滝

ファイル 1464-1.jpg養老町養老公園にある滝。
日本の滝100選及び名水100選に選ばれた名瀑で、昔話に出てくる酒に変わる水の滝でも有名な場所。

呑べえの親父のおかげで貧乏だった息子が滝の水を酒だといって大量に飲ませて、、、じゃなかった。
孝行な息子の思いが天に通じて滝の水が酒になったというような話。
ある意味、日本で一番有名な滝かもしれない。

さて、山の中腹の駐車場からなので、滝へは階段を下る。
えー下るの?
せっかく上の駐車場に停めたのに下ったら帰り登らなきゃなんないじゃん。だったら下の駐車場でよかったんじゃん、、
とか思ったけど、少し下ったら眺めが良かったのでまあいいか。

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少し下ると薬師堂があった。
ここで交差する道が観光リフトの駅から来る道らしい。(観光客は意味もなくおみくじとか買うんだろうね)
ので、
あとはそんなでもなく、森に入るとすぐに下から登ってくる道も見えて、滝に到着した。
平日の朝だけど、滝にはもう人がいて涼んでいた。

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滝の案内を読むと、奈良時代にこの地を訪れた元正天皇(第44代の女帝天皇)がたいそう気に入られて滝に「養老」と名づけ元号まで「養老」に変えてしまったそうな。
肌に効き、痛みにも効き、白髪や禿にも効き、目にも効くという霊水。水浴びしたいくらいだけど、取り敢えず足チャポ。
滝壺の縁を歩いて滝の風圧を浴びて涼んだ。

目にいいそうだから顔くらい洗いたいけど、酒だったら酔っちゃいそうじゃんw(飲酒運転になりかねなよね)

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効能はともかく夏の朝の滝は気分いいよね。
しばーらく涼んで来た道を戻った。

結構下りたよな、、と思ってたけど、登ってみたらそんなでもなかった。思ったほど汗もかかずにすんなり車に戻れた。
滝の水の効能だったりしてw

タグ:景:滝 楽:眺 観:水 観:選 観:伝

明石SA

ファイル 1463-1.jpg第二神明道路の明石市にあるサービスエリア。
阪神高速に繋がる有料バイパスのこの道は割と通る道だけど初めて寄った。
というのもだいたいこの道を通るときは一気に関西を駆け抜けてしまいたい気分で、有料で払う分だけ少しでも早く流れたいと考えがちなので、ここらのサービスエリアなんて気に留めてなかった。
(今回は飲物買いたくて立ち寄った)

で、入ってみたら、ちゃんとした広いSAで驚いた。へーこんなちゃんとしたSAがあったの全然知らないで通過してたのか。。(とか思ったけど、他でたまーに乗る高速とかでも殆んどのSAは寄らずに通過してるけどね)

道の交通量の割には空いてる印象で、売店正面に停められた。
で、階段上ってみたら、まず入口に明石焼きのたこ焼き屋。
おおーさすがSAだ。ご当地物が簡単に食べられる。
お腹はすいてないけど、十個と五個で売ってたので、五個のほうを買ってチョイ食い。

ファイル 1463-2.jpgおダシにつけて食べるフワフワ玉子のたこ焼きが明石焼きなんだけど、五個入りはもうすでにおダシに泳いだ状態で出て来た。
いや、チョイ食いにはこの方が楽でいいや。
食べたらなかなかうまかった。
まぁ、市街の専門店のものと比べちゃったらいけないけど、充分おいしく簡単に食べれてありがたい。

ちょっと覗くと食堂も充実しててさすがはサービスエリア、いたれりつくせり。
街にも寄らずにこうも簡単に名物が食べられるのは如何なものかと思わないでもないけど、それは道の駅でも一緒だよね。
たまたま寄ったトコで思いがけずにチョイ食いを楽しめて満足の休憩になった。ノド渇いてて良かった。

タグ:餐:粉 餐:卵 餐:汁 観:P

道の駅 しんぐう

ファイル 1462-1.jpgたつの市新宮町平野の179号沿いにある道の駅。
此処はもう何年前だろう、かなーり昔に一度寄ったきりで久々の立ち寄り。
その時は凄く混んでて軽く見ただけですぐ出ちゃったので、今回もトイレ休憩くらいのつもりで寄ってみた。
ら、
やっぱり小さい道の駅だけに混んでるように見えたけど、普通に停められた。

ファイル 1462-2.jpgそして店内に入ってみると、お土産コーナーの大半は御当地素麺ブランドの「揖保乃糸」が占めていた。
その「揖保乃糸」コーナーの前にはちゃんとした食堂がやっていた。
おお、丁度イイ。此処で食事しちゃおう。
そして「播州牛」なんて大きく出てたので、少し奮発して贅沢なもの食べちゃおうかな、、なんて思って入ってみた。

で、席について、店の人に「このステーキ定食とかも播州牛なんですか?」と聞いてみたら、、
播州牛というはっきりしたものはなく、どのメニューも播州牛というものではないけれど播磨の牛も使用してる、、、とかなんとか歯痒い返答。ああじゃあいいや、、軽いものにしようと思って「肉にゅうめん」にした。

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「にゅうめん」というのは温かい汁に入った素麺のことで、東日本では見かけないし、冷房も効いてたし、一応肉入りメニューだし、素麺は名物だろうし、手頃だったからってだけで特に期待してなかったんだけど、あにはからんや。
麺は正に糸のように細くてツルツルと可愛らしくおいしいし、小さく切られた牛肉はそんな細い麺によく絡んで一緒に啜れるし、肉自体もこんな小さいにもかかわらず甘く美味く大満足。
それにしても「揖保乃糸」ってこんなに細かったんだっけ?ひょっとしたら贈答用の特級ってやつか?(んなわけないかw)
「揖保乃糸」自体はどこでも売ってるので馴染みのある麺ではあるんだけど、ここ最近は久しく食べてなかったかも(自炊しなくなったからね)ちょっと驚きと感激。ナイスナイス。今回のドライブで一番印象的な食事になった。

なので「揖保乃糸」を土産に、、、と思ったけど、ウチの近所のディスカウント店でも買えるよな、とか思っちゃってヤメといた。

タグ:餐:麺 餐:肉 道の駅

道の駅 久米の里

ファイル 1461-1.jpg津山市宮尾の181号沿いにある道の駅。
ここは二度目の立ち寄り。前回来た時にいろいろと気になるものが多かったので、それを求めてチョイ食いと冷菓の休憩。

車停めて店に入ると冷房が涼しくて生き返った。。
少し落ち着いたとはいえまだまだ夏の蒸し暑さがキツイわ。

さて、その前回気になって憶えてたのがジャンボピーマンの「ジャンピー餃子」。だけど、食堂の券売機にも並んだメニューの写真にも無かった。あれ?おかしいな?なくなっちゃった?(それとも土産商品と勘違いしてたかな?)
仕方ないので他の物、、「ホルモンコロッケ」にしてみた。
うん、津山らしいし軽い物。ちょうどいいかも。(辛くないだろうなw)

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この「ホルモンコロッケ」はなかなかおいしかった。
サクッとした衣に、フワッとした味噌ダレの風味が入ったような中身、そしてプニュっと一口だけでも幾つか混ざる細かくなって混ざったホルモン。これはなかなか面白くておいしかった。

その後はアイスアイス。
ここは手作りアイスでご当地的な気になるメニューが並んでる。前回は何食べたっけ?(黒豆しょうゆ)
で、今回は「ジャンピー」にしてみた。正直、アイスにしちゃえばジャンボもタイニーも一緒だと思うけど、特産だしピーマンのアイス自体珍しいので挑戦。

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最近はジェラードとかいってペタペタ立たせる洒落た盛り付けが多い中、普通に丸いシンプルなアイスの飾らない感じがいいね。

で、お味は、、おーおーおー、もろピーマン!
濃厚なピーマンの風味は意外とアイスと合ってておいしかった。
これ、ピーマン嫌いな人は無理だろうね。。(まぁ食べないと思うが)
僕は子供の頃からピーマンは好きな方で、昭和後期の子供が憧れるピラフやナポリタンやミックスピザの決め手の食材。でもまさかアイスでもウマイとは思ってみたことなかった。

さてここは外に「Ζ」とかあってチグハグながら面白い道の駅。
まぁ、そこらへんは前回書いたのでカッツアイ。(前回の→)
暑い午後のダレてきてた時にいい休憩ができてよかった。

タグ:餐:揚 餐:冷 道の駅

高原亭

ファイル 1460-1.jpg真庭市蒜山上福田の焼肉食堂。
町中の焼肉店って感じだけど「ひるぜん焼きそば」の幟が出てたので寄ってみた。
「ひるぜん焼きそば」はこの蒜山の御当地焼きそば。おいしくて気に入ってるけど実はまだ道の駅で一度しか食べたことがなかった。
蒜山は観光地な上に焼きそばも結構な人気で、並んでる店とかあって諦めて通過してた。今回もそんな感じか、、と思ってたら目についたこの店は停まってる車も少なかったので思わず寄れた。

でも店に入って、あ、まてよ、この店は自分的にもチェックしてなかったって事は、、ひょっとして、、

で、店の人に「すみません、こちらの蒜山焼きそばは辛いですか?」と聞くと案の定「はい、うちのは少々ピリ辛です」だそうだ、、
あーそうか、それで前に来た時も気にしてなかった店だったんだ。。
んーどうしようか、、一般的な少々ピリ辛ってどの程度だろう。とか迷ってたら「ソース焼きそばもできますよ」といわれた。。いやーここでソース焼そばにしたら幾らなんでも負け犬過ぎる気がしたので「蒜山焼きそば」にしてみた。

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しっかりした麺にタレは味噌に醤油の感じがするいい味でやっぱりうまい蒜山焼そば。そんなに辛くないじゃ、、、、、、、、いや、やっぱ辛いね。
でもこれは味が分からなくなる程ではなく、自分でも味わって食べられるギリギリの辛さ、多分一般的には辛い部類には入らないんじゃないかな?っていうか、蒜山焼そばマップにも「ピリ辛」と紹介されたこの店のが食べられたんだから、もう他は怖くないね。

辛くて泣いた津山のホルモンうどんはもう食べたくないけど、これは是非また食べたい焼きそば、おいしかった。

タグ:餐:や

所子伝統的建造物群保存地区

ファイル 1459-1.jpg大山町所子にある古い町並みの集落。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みだけど、驚いたことに表の県道から一切の案内はなく、駅前の大雑把な観光マップにも出てなく、唯一のってた国重文の「門脇家住宅」の点の位置を見ておおよその位置をつかんで来てみた。
学校の裏あたりなのでここらへんかなぁ、、と細い道に進入して不安に思いながら進むと、集落の入口に広い駐車場(小学校跡だったらしい)と案内板が立っていた。隠してるなぁ。。

来るまでは、町並みは車で通り抜けて「門脇家住宅」だけ降りて見てみようかと思ってたんだけど、案内地図を見たら此処以外に駐車場も停められそうなトコも無さそうだったので、まあいいか、と、集落を一回り歩くことにした。

歩いてみると意外と広いみたいで、駐車場のある近代の区域と「門脇家住宅」のある『シモ』と呼ばれる江戸時代に造られた区域の間には田畑が広がってて、やっぱ車で回ればよかったかな?とか思った。
けど、
花畑の入口から入った『シモ』の道はいきなり屋敷の塀が続く雰囲気ある町並みで、青い空と眩しい日差しの下でしっとりと上品に輝いて見えた。

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「駒繋ぎ石」なども見ながら、ほとんど観光地化されていない自然に佇む町並みを進むと、その国重文の「門脇家住宅」があった。(それ以外にも県重文の「門脇家住宅」が二棟あるんだけど)
ここだけはさすがに重要文化財の標柱と解説板が立っていて、明和6年(1768)建造の大庄屋屋敷で、改造が少なく保存も材質も極めてよいものだそうだ。
けど、 なんと現役の一般個人邸宅なので見学は不可。。
だまって門を入ると不法侵入にされかねないので、門から覗くだけだったけど、見たらなにやら修復工事のように足組みが組まれていた。(屋根の葺き替えだそうだ)

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その先の道も歩いた。
道は細めで曲がりくねり、わざわざ車で入り込むには不安すぎる形、やっぱり町歩きで正解だったな。
さっきの弥生遺跡で歩いた後なので少々の疲れはあるけど、風もあってそんなに暑くなく、でも静かな田舎の夏休みみたいな心地いい散歩だった。

そして『シモ』を抜けてまた田畑が広がったトコで東に曲がり、ぐるっと回る形で今度は鎌倉時代からの村落部区間『カミ』に進んだ。

その『カミ』の入口(出口)には江戸時代の力士墓の石碑、六地蔵に集められた石塔石碑群、そして「サイノカミ」というしめ縄をした双神像の石があった。

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『カミ』はわりと新しい家が多く雰囲気は薄かった(意外と庭先にはスポーツカーがある家が多く余裕ある暮らしぶりに見えた)けど、脇をサラサラ流れる「ツカイガワ」という水路の水がキレイで涼やかな上に、覗くと沢山の小魚が泳いでいた。水草もトンボもいい感じでそっちばかり気にして歩いてた。魚はなんだろ?フナの稚魚?川の合流するところでは少し大きいのもビュンビュン泳ぎ回ってた。
そういえば以前にこの付近の名水100選「天の真名井」に来た時に歩いた周辺集落も水路がキレイだったなぁ。さすが大山の麓だね。(2009/3/21→)

そんな『カミ』の区間は街角に「力石」とかいろいろあった。

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そんな街角にあったタブの木が、大きくはないけど町にしっくり馴染んでていい雰囲気。(樹齢100年の境界木だそうだ)足元には立派なサルノコシカケが生っていた。

そして少し広場みたいになった中央に屋根付きのお地蔵さん。寛政元年(1989)に置かれた薬師如来だそうだ。

その先でブロック塀が生垣に変ると駐車場が現れた。あれ?ここにもあったんだ。これは国有形文化財の「美甘家住宅」用の駐車場。庭園もあって一般公開してるようだった。

凄くカッコいい生垣の入り口から門をくぐって中に入ってみた。

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そして柵の周りからその庭園を見て回ってたら、美甘家十五代目当主という家のお爺さんが出てきて柵の中にも入れてくれて、いろいろ話を聞かせてもらえた。
この庭園の石は富士山の宝永大噴火の時の溶岩石を船で運んだものだそうで、変遷あって巡ったので経緯は複雑らしいけど非常に珍しく、静岡山梨の方はもとより全国から見に来る人がいるそうで、沖縄の人も来たそうだ。へー。
そして富士の形をイメージした松ノ木もとても好評だったそうだ。
そんな自慢の庭はみんなに見てもらいたいけど、ここも家屋の方は現役邸宅なので開放してないんだそうだ。残念。
でも、話しも一方的ではなく感じのいい主人で、いろいろ聞けて楽しめた。ありがとうございました。

そこからは少しぐるっと回って生垣の道を進み、『カミ』の区間を抜けて賀茂神社に来た。
実はこの賀茂神社が所子集落の中心で、鎌倉時代に京都の賀茂神社の所領だったこの地にこの神社が建てられて『カミ』が形成された歴史ある集落ということだ。そして江戸時代に鳥取藩領になって『シモ』ができて、明治以降に駐車場近くに村役場と学校ができて広がった。ということらしい。

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ってわけで最後に神社にお参り。
神社は鳥居のすぐ中に小さい瓦屋根の随神門が並んでいた。

そして近代区域に戻ってきた。
駐車場より少し手前の辻に出たんだけど、角に日清日露の戦没者をまつる慰霊碑があって、大砲の砲身が置かれてた。これは装甲巡洋艦「春日」の砲身だそうだ。(塔のように立ってる筈なんだけど、横になって置かれていた。倒れたのかな)

という感じで、弥生遺跡に続いては鎌倉から江戸、明治、大正くらいまでの歴史をランダムに歩いた。
なんといってもここはほとんど観光地化されていない普通に暮らす集落で自然な形で見て回る集落の姿がとても良く、フラりと歩く夏休み感満点で気分良かった。
随分歩いてのんびりしちゃったつもりだったけど一時間ほどの散策だった。

タグ:楽:歩 楽:話 観:街 観:建 観:重 観:石 観:像 観:門 観:庭 観:宮 植:樹 植:茸 動:魚 動:虫