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唐御所横穴

ファイル 1433-1.jpg那珂川町(旧馬頭町)和見にある国指定史跡の横穴墓。
なんか洞穴とか涼しそうだなぁ、、なんて思って来てみた。

駐車場にある案内には「1300年前の横穴墓」とあるだけで、それよりも平将門の女が将門滅亡後に逃れてきてここで出産し「唐土帝妃」を名乗ったので「唐の御所」と呼ばれるようになったという伝説が大きく書かれていた。(気がふれてたのかね?)
なんかよくわかんないけどまあいいや。

ファイル 1433-2.jpg駐車場から歩いてみたら、すぐ裏の斜面に洞穴があるのかと思ってたけどそうではなくて、杉林に道が続いてて意外と登るスポットだった。
日陰で涼しげだけど、この夏はこんなトコでも蒸し暑く、冷たいもの沢山飲んで運動不足の僕はすぐさま沢のような汗が流れた。
でも「少しくらいは歩かないと体に悪いな」とか思ってちょっと頑張ってみた。

ちょっと歩いたらいきなり鳥の群(山鳩?)がバタバタと飛んで逃げてビックリ。
鳥はその一回だけだったけど、虫は先までずっと多く、すぐ脇の茂みや木の幹からはセミがビービーと騒いで逃げたり、逃げるのにまた近くに止まったりというのが何回も繰り返した。
そして目の前には案内するようにシジミチョウやイトトンボが舞って、足元にはカエル(アカ?アマ?)がピョコピョコ飛び出してきた。
なんか歓迎されてる?もののけ姫の森の精霊みたいに周りをバタバタと虫たちが逃げたり寄ってきたりしながら取り囲まれて進んでるようだった。

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そしてまずは「廐穴」。
これは長くえぐれた岩に幾つもの横穴があいていて、幾つかの大きな穴は四角くちゃんと室に形成されていた。
なるほど墓なのね。1300年の間には崩れたり荒らされたりいろいろあったんだろうね。

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ファイル 1433-5.jpg通過して先へ進むと、道の周りに幾つかの洞穴のような横穴が見えた。これらも横穴墓なのかな?
立ち止まって写真撮ってるとそぐさま蚊の羽音が聞こえた。。刺されたくないからなるべく立ち止まらずに進むことにした。

その中で入口が立派なものはちゃんと「遠見穴」と名前が付いていた。
中にも入れそうだけど、、んーやっぱ電灯持ってなきゃ暗いしやっぱ窮屈そうなのでヤメといた。

そしてぐるっと回って一番高いトコにあったのが「唐の御所」
これだけが国指定史跡だそうでちゃんと説明版があって、中には入れないように柵があった。
中には前室と玄室があり、玄室は奥行九尺六寸九分、幅六尺六寸、高さは六尺一寸九分、、一尺は30.3cmだから充分暮らせるね。
これだけは他の横穴とは大きく違って大型で精巧な造りなんだそうだ。(見れないけど)

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その少し下には「姫穴」というのがあった。こちらも柵格子があった。ちょっと名前的に惹かれるものがあり覗いてみた。(姫の穴って、、)

これで一回り。意外といろいろ見れて面白かった。
虫が多く夏の森の自然を感じられたけど、汗だくずぶずぶで夏はやっぱキツイなぁ。
ああ、沢山見たのは虫だけじゃなくてキノコもいろんなのが生えてるのが見えた。毒なのかなぁ美味いのかなぁ、、これも名前憶えたらおもしろいのかもね。

タグ:景:洞 景:森 観:遺 観:蛙 動:虫 植:茸

そば処あぐり亭

ファイル 1432-1.jpg成田市(旧下総町)猿山の356号沿いにある「直売所しもふさ」にあるそば屋。
この直売所は一年半前にオープンしたトコで、何度か立ち寄ってみているんだけど、最初の頃は凄く混んでてそば屋も待ちができて並んでた。そんな印象が強くてそれ以来通過しちゃってた。
けど、そういえば国道の先に道の駅ができたからもう空いてんじゃないかな、、とか思って寄ってみたら案の定すいていた。

で、そば屋もすいてて悠々席に着けた。道の駅のせいかどうかは邪推でしかないけど個人的にはありがたい。

さて、店内には蕎麦について色々貼りだされてて、今使ってる粉は成田市内産の常陸秋蕎麦で下総高校の生徒が作った特別製だそうだ。を半年以上寝かして今が食べ頃なんだとか。そして麺も自家製麺の自慢の一品だとか。へー。(やっぱり最近は手打ちというより自家製麺のほうが流行りかな)
ってわけで、ざるそば一丁。

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うん、これはばっちり風味あっておいしかった。
二八そば(小麦2蕎麦8)ってことだけど、十割のようなコシと重みがあり、へたな十割より風味もよくて啜りやすくおいしかった。
そして蕎麦湯も濃くて満足。

ファイル 1432-3.jpgそして「そばがき」もあったからたのんでたんだけど、これは食後のデザート扱いで蕎麦を食べ終わってから出てきた。おかずに添えた一品のつもりだったので意外だった。
ああ、そういえば、、我が家では体の弱い母親がよく「そばがき」を作って食べてたんだけど、思い起こせば食事とは別のおやつ的な扱いだったかも。。

こちらのセットは大根おろしの乗ったそばがきに、そばチップス、そば茶の蕎麦三昧。なるほど、お茶請けにいい感じ。おいしかった。

という、蕎麦の風味満天の満足の食事。蕎麦はイイねぇ。

食後はちょっと裏の公園「下総利根宝船公園」を歩いてみた。

ファイル 1432-4.jpgこの公園は356号の土手の道を通る度に見える宝船の展望台が目につく公園で、建設中から「なんじゃその宝船、、」と気になりつつもあきれてた。
で、今日は蕎麦で気をよくしたのでその流れでたまにはちょっとのつもりで来てみた。

ら、意外と宝船は意味無いわけじゃなくて、ここからスタートで「しもふさ七福神巡りモデルコース」というのが設定されていたというわけだった。ふーん。

そしてこの公園は横断する園路を利根川に見立てて造ったものだそうで、思ったよりも面白そうだった。

で、歩いてみたら、まず左右に交差する江戸川の道を越えてスタート。
ん?ここが関宿?ではなくて流山の利根運河だった。江戸川より広い運河かぁ。。

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脇道に鬼怒川とか見ながら、橋の仕切を越えて川の道を下る。
手賀沼は細い脇道だったけど、印旛沼は広い親水公園の池の部分になってて幼児が水着で遊んでた。

そしてこの旧下総町の部分に半円形に並んだ七福神像があり、その先に例の宝船の展望台があった。
のぼっちゃう?のぼっちゃうのか?ちょっと恥ずかしかったけど登ってみた。

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もっと国道とか利根川とかよく見えるかと思ってたけどそんなでもなく、公園内を見下ろすくらいの展望だった。
利根川園路の最下流の太平洋部は雑草ぼうぼうだった。。
双眼鏡も設置されてたけど、何を見るんだろう?
逆に国道から丸見えで通る車みんなに「あ、布袋尊みたいなのが登っててウケる」とか思われてそうで恥ずかしいからすぐにおりた。

タグ:餐:麺 餐:菓 観:園 観:道 観:楼

道の駅 八ッ場ふるさと館

ファイル 1431-1.jpg長野原町林の145号バイパス沿いにある道の駅。
二年前にできた道の駅だそうだ。知らなかった。。二年以上ここ通ってなかったんだっけ?

昼を大きく廻った半端な時間だけどさすがにまだ混んでいた。けど、車はいい位置に停められてラッキー。

ファイル 1431-2.jpg建物の中には八ッ場ダムの計画ジオラマ模型があって、案内のお姉さんが解説してくれていた。
八ッ場ダムかぁ、、そういえば数年前には随分話題になってたねぇ。
ウチの近所の選挙演説でも話題にしてて、一瞬「やんばダム」っていうのが「ランバ・ラル」に聞こえて足を止めたりした。。(でも目先の話題の時事ネタと批判ばかりの選挙演説はどうも下らなく思えて、、ry)

それより食事は、、と奥に進むと、食堂はまだやっててすいててひと安心。
メニューも割と群馬の名物があってなかなか分かってるねぇって感じ。
「八ッ場おつみ団子」と「上州豚のソースヒレカツ丼ミニ」にしてみた。

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「八ッ場おつみ団子」はつまりひっつみみたいなすいとん汁。
沼田での名物の団子汁みたいなもんだね。すいとん大好きなので迷わずに食べておいしかったけど、そういえばまた温かい汁物をメインにしちゃったな。。

そして+αとしてのミニカツ丼は、なんともカワイらしいカツだったけど、食べたらちゃんとしたヒレカツでおいしかった。

食事の後に二階の休憩室というのを覗いてみようと思ってたら、いつの間にか本日終了とかで閉じられてて上がれなかった。。んー少し仮眠できそうなら助かると思ってたけど残念。

そういえば外にある足湯も本日終了になってた。利用する気ないけどね。
この暑さで足湯って、、、あ、冷水だったのかも。冷水だったら入りたかった。

タグ:食:丼 餐:汁 観:模 道の駅

栄食堂

ファイル 1430-1.jpg朝日町境の8号沿いにある食堂。
実はこの店「たら汁」で人気の有名店。
この付近には富山名物の「たら汁」の看板の出た食堂が点在してて「たら汁街道」と呼ばれるらしく、僕も以前逆車線側の別の店や他の場所で食べたりしてたけど、食べづらい印象が先行してそーんなにうまいって程でもなく印象づいていた。

で、この暑い夏にまさかそんなあつあつ鍋の「たら汁」を食べようなんていう気はサラサラ無く、他にもなんかメニューあるだろうと思って寄ってみた。


んだけど、、
やっぱり「たら汁」以外に気になるメニューはなく、店内は冷房が効いてたので、やっぱこれは「たら汁」いくっきゃないかなーと思い直した。

で、たら汁+ごはん
たら汁はなんと小さめのアルミ鍋いっぱいに入った状態で、最初の一杯だけよそってくれて後はお好きにどうぞって感じだった。えー、これが一人前なんだ。こんなに食べられるかな。。(鍋の蓋開けた写真を撮って無くて後悔)

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ところが、

!えーーー! なにこれ、、、!んまい!

ちょっと驚くくらいコクの素晴らしいおいしい汁だった。
味噌なのか鱈なのか何が凄いのかわからないけど、豚骨のような鶏白湯のような滑らかさと円やかさで、合間にサッパリした鱈の身を啄みつつたっぷり満足の鍋だった。
すごいねー。さすが名物だねー。っていうか過去に何回か食べたタラ汁は何だったんだ。。

夢中で鍋あさって完食。もう汗ダラダラ。(タラ汁食べタラ汗ダラダラ、、)
山の頂上に登ったような気分で満足の朝食になった。

結局通り過ぎただけになっちゃった、、なんて思ってた富山で最後に大当たりだった。

タグ:食:鍋 餐:汁 餐:魚

卯辰山公園見晴台

ファイル 1429-1.jpg金沢市東御影町にある卯辰山公園の南側の展望台。
卯辰山の中央には望湖台という展望台があったそうだけど、知らずに手前で曲がってみたのでこっちに来た。どっちの方が眺めいいのか知らないけど、今回はこちらの見晴らし台。

見晴らし台は芝生の広場になってて、緩やかな風が吹いていた。
でも真夏は気持ちがいいのは早朝だけかな。。空気はしっとりしてた。

そして金沢市街を展望。

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ファイル 1429-3.jpgちょっと方向感覚くるっててどこがどこなのか分からなかったけど、金沢城が見つかって何となく分かった。
いい眺め。
兼六園はよくわからなかったけど、そういえば前に兼六園に行ったときに正面に見えてた山がこの卯辰山かな。

そして裏の東側の山の間から朝日が差した。
あー今日は更に暑くなりそうだなぁ。。
取り敢えず早朝の涼しさと眺望をのんびり味わった。

タグ:楽:眺 観:園 観:城 景:町 景:陽

梅の橋

ファイル 1428-1.jpg金沢市並木町の浅野川に架かる歩道の橋。
何の予備知識もなくただただ雰囲気よさそうな橋だったので車から降りて渡ってみた。

橋の手前には川に下りるバリアフリーの道もあって、川も橋も親しみやすそうな感じだった。
取り敢えず川には下りずに橋を渡ってみた。

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橋はパッと見木製の橋のように見えるけど、通ってみたら木製なのは欄干までで道は舗装されてしっかりした橋だった。
そんな橋の造りはともかく、橋上からの眺めがイイ感じ。
浅野川が深すぎず浅すぎず水量たっぷりで程良い勢いのせせらぎ。市街を流れる川にしては清流感あってイイ雰囲気。さすが金沢。

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先に見える浅野川大橋も背後の朝日方向の卯辰山もイイね。
そんな感じでゆっくり黎明の川を眺めて戻った。

タグ:観:橋 景:川 楽:眺

琴滝

ファイル 1427-1.jpg京丹波町市森にある滝。
実はウチのナビ地図には載ってなくて、ぜんぜん大したこと無い場所なのでは?なんて思いつつ来てみたんだけど、駐車場は広めに取られて案内看板や石碑もあってちゃんとしてた。
案内には「高さ43m、京丹波町指定文化財で十三弦の琴の糸をを想わせる滝で、映画のロケーションによく利用されます」とあった。
いいじゃんいいじゃん。早速歩いてみた。

ファイル 1427-2.jpgそういえば駐車場から滝までの距離は書いてなかった気がするけど、どのくらい歩くんだろう?(よく見たらちゃんと「これより徒歩で約2分」と書かれていた。。)
もう5時の夕方ながら気温はあまり下がってなくて、こんな木陰の道でも少々蒸し暑かったりしたけど、あまり高低差はなく楽に歩いて進めた。
途中で、先に停まってた車の家族らしい一行とすれ違うとすぐ先に滝が見えた。

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おーおー
これはなかなか落差も水量もあって素敵な滝!っていうか、此処知ってるなぁ見憶えあるなぁ。。
あ、「悪魔の手毬唄」だ。映画版だかドラマ版だか分からないけど、漏斗を咥えた娘の死体発見現場シーンが此処じゃないかな?(帰って調べたら77年のドラマ版だそうで、、あーDVDで持ってるやつだ。そんな昔の記憶でもなかったw)

ファイル 1427-4.jpg滝の中腹に祠があってライトアップされていたけど、もう坂を登るような気はなく、足元の小さな沢で少しひんやりしながら滝だけ眺めて来た道を戻った。

戻る道は西日の方向で木漏れ日が眩しく、ちょっと神秘的な細切れの光の中を沢に沿って歩く感じが気持ちよかった。

なかなかナイスな寄り道だった。

タグ:景:滝 観:ロ 景:陽

道の駅 丹波マーケス

ファイル 1426-1.jpg京丹波町須知色紙田の9号沿いにある道の駅。
この道の駅も夜に何度か来て寝た事があるだけだった。
なので、明るい内に来るのは初めてだけど、明るい時間に来るとスーパーマーケットにしか見えず、より一層道の駅っぽくない雰囲気。

中はどんな感じだろうと入ってみたら、やっぱりスーパーだった。
マックや100均や本屋や薬局も揃ってる複合スーパー。
でも一角には申し訳程度だけどちゃんと道の駅コーナーがあって道路情報とか地域事業紹介パネルとかもあった。

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ファイル 1426-3.jpgそして広く場所を取ったフードコートを見てみると、意外と地域色の豊かなメニューが揃っていた。
カレー屋には「丹波牛すじカレー」「丹波黒豆カレー」、そば屋には丹波伝統の「おにそば」、ラーメン屋は「黒ラーメン」「黒豆味噌ラーメン」などなど、どの店も気になるものばかり。。すげーこの道の駅。何度でも来たい!
ってわけでまだ夕飯には少し早めだけどここで食事することにした。

で、ラーメンや蕎麦はやっぱ涼しい季節に食べたいので丼物の店「どんぶりの都屋」で「京丹波ポークと瑞穂たまごの他人丼」にした。
けど、売り切れだそうで、、じゃあ、、「丹波牛すじスタミナ丼」にしてみた。気になるメニューありすぎて迷うけど困らないっていいなぁ。

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おーこれはうまい。
フードコートだから簡素な料理かと思いきやとんでもないちゃんとした丼。去年兵庫県で食べた牛すじ丼よりぜんぜんうまかった。
やっぱり関西は牛すじがいいねぇ。味わえるねぇ。

いやしかしこの店の普通メニューの手作りハンバーグとか自家製かつ何かも気になるわー。もっと近所だったらよかったのに、、
とても面白く珍しい道の駅だった。

タグ:食:丼 道の駅

道の駅 ようか但馬蔵

ファイル 1425-1.jpg養父市八鹿町高柳の9号沿いにある道の駅。
何度も来てるけど、毎回夜で寝るかトイレかだけの立ち寄りだったので昼間に来るのは初めて。
やっぱ昼間で人いると雰囲気違うね。
そして中に入ると洒落た今どきの和風の店内で、食事処はサンダル短パンに汗の滲みたシャツでは断られそうなレストラン。まぁ、腹減ってないからいいけどね。

チョイ食いコーナーも充実してて「八鹿豚まん」というのが気になったので買ってみた。

ファイル 1425-2.jpgおお。これはおいしい豚まん。
暑い時季に暑い食べ物だけど気にせずおいしく食べられた。
そういえば今回のドライブでは初の肉料理だな。

あーでも美味しいけど肉まんの味として食べちゃったから、肉としておいしい肉だったのかどうだったのかは分からなかった、、、
とか思いつつカウンター上のメニューを見てみたら「八鹿豚ソーセージ」とかもあったので、ああそっちも食べようともう一度並んだ。

けど、、
前に並んだ人達はみんなソフトを買って食べてたのを見て、やっぱ夏は肉より冷菓だな、、とか思って変更。ソフトクリームにしたw
ここのオリジナルは「山椒チョコソフト」
さ、山椒?ちょっと不安だったけど買ってみた。

ファイル 1425-3.jpgこのソフト、山椒はちょっとした風味くらいの軽いインパクトで、チョコはクッキーチップでサクッと面白いアクセント。
そして本体のミルクソフトがフワッとしてて瑞々しくて爽やかで素晴らしいソフトだった。
これはいいね。すごくいい。
ちょっと融けやすくて慌てたけど、(肉を忘れて)おいしく食べられた。

タグ:餐:饅 餐:冷 道の駅

コウノトリの郷公園

ファイル 1424-1.jpg豊岡市祥雲寺にあるコウノトリ保護研究施設の公園。
なんと無料でコウノトリが見れるというイイ施設。
でもコウノトリってどんな鳥だったっけ?赤ちゃんを運ぶ鳥?ひょっとして新婚さん向けの感じ?などと思ってみたけど、そんなことはなく老若男女いろんな人が来てた。

意外と広い駐車場から歩くと建物が幾つもあって、凄いなーと思ったけど、それは大学の研究施設で、脇にある「コウノトリ文化館」というのが一般向け施設だった。

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中に入ると沢山のコウノトリや近種の鳥の実寸模型やコウノトリの郷公園のジオラマ模型があったりしてなかなかちゃんとした施設。
入館料は無料だけど、コウノトリ環境協力金として100円の協力をお願いしますとの事だった。

ファイル 1424-3.jpg館内には展示コーナーと学習室が交互にあって、覗いてみたら奥に水槽が並ぶ学習室があった。
鳥を見に来て魚が見れるとは思ってなかった。
けど、これは付近の鳥が棲む環境の小川の魚で、つまり、、エサとなる魚達って事なんだね。おいたわしい。
個人的には野鳥が暮らせる環境より自生の魚が安心して泳ぐ環境の方に興味があるけど此処でそれを言っちゃダメだよね (;^_^A

学習室から出ると、ちょうど多目的ホールで解説ガイドが始まる時間だったので参加した。
その多目的ホールは、目の前のウッドデッキのテラスの先にコウノトリの飼育ゲージが広がってて、冷房効いたホール室でコウノトリを見ながらスタッフの解説を聞けて面白かった。

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コウノトリって国指定特別天然記念物だけど、日本の在来種は乱獲と環境変化で絶滅しちゃった鳥だったんだね。。(って、そういえば「週刊日本の天然記念物」という昔集めてたフィギュア付き雑誌で読んでたのに忘れてた。。)
今いるのはロシアから贈られた同種のコウノトリを飼育したものだそうだ。
ゲージ内の鳥は飛べないようにされているけど、放鳥した鳥も沢山いて全国での目撃例も増えてるそうだ。ドライブ中とか注意して見てればどこかで見れるかな?

解説が終わった後はテラスから外に出て近くでコウノトリを見て歩いた。
脇には巣の模型とかもあった。

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飼育ゲージは結構広く、中に棚田があり、一番下は湿地のようになってたりして啄ばんで歩く鳥もちょくちょく見かけた。
そんないい環境なので、野生のシロサギやアオサギなんかも飛んできて混じってた。(口ばしと尾が黒くて大型なのがコウノトリね)

ファイル 1424-6.jpgコウノトリは成鳥になると鳴けなくなるそうで、声の代わりに口ばしをぶつけて鳴らすんだそうだけど、そんな音もちゃんと聞けた。カタカタカタカタ、、と竹筒をあてるような音だった。

そしてたまに翼を広げてみたり、くるくる廻って舞ってみてたりする姿は凛々しく可愛くエンターテイメント性のある素敵な鳥だった。
(でも変な話、乱獲で絶滅したって事は、食べたら美味い鳥なのかも。。トキもそういう感じで絶滅したし、普通に繁殖して珍しくもないサギに関しては戦後の食糧難の時に食べてみた人がまずいと言ってたという話を聞いたことある)

ゲージの周り以外も歩ける自然の道がのびていた。けど蒸し暑いので歩く気などなくホールに戻った。
なかなか素敵な施設で大満足。協力金払って車に戻った。

タグ:観:館 観:然 観:模 楽:話 動:魚 動:鳥