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そば処 福秀

ファイル 1570-1.jpg上三川町東蓼沼の「蓼沼親水公園」「蓼沼緑地公園」手前にある蕎麦店。
ウチから真っ直ぐ北方向にドライブするときに通る定番の道沿いにあって前からちょっと気になってたのがここの「ちたけそば」の看板。
「ちたけ」というのは乳茸というキノコで、栃木県の御当地食材。ずっと前から奥鬼怒とか栃木県の山岳部へドライブ行くとよく見かける幟で気になってたけど一度も食べたこと無かった。

てわけで最初から「ちたけそば」を食べるつもりで店内に入ってみると意外とメニュー豊富で少し迷ったりもしたけどやっぱり「ちたけそば」にした。

ファイル 1570-2.jpgフト気付くと、テーブルの脇に店の人が山に入ってキノコを採った写真のアルバムがあった。
おお、コレは意外と本格的だ。と、眺めながら期待して待った。

で、登場した「ちたけそば」は思いのほか黒く、あまり見た目は良くなかった。

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そばは削ったような短めの手打ち麺。これは冷たい「もり」で食べたかったな。
で、ドカンと乗った「ちたけ」本体を食べてみた。 ら、
ボサボサっとした高野豆腐みたいなスポンジみたいな変な食感。。ヘタだけじゃなくて笠の部分もそんな感じで苦手な口触り。味もよくわからず良さが全然分からなかった。。
ダシで汁の味がいいのかな?と啜ってみた。汁は甘みの強くないドライな味でおいしかったけど、、やっぱり「ちたけ」の特別感はよくわからなかった。。 orz

えーー「ちたけはおいしい」って聞いてて期待してたし店内のアルバムでキノコムード盛り上がってたんだけどなぁ、、季節が悪かったのかな?かなり残念。

でもこの店は感じよかったし「そば屋の餃子」とか気になるメニューも色々あったからまた寄ろうと思う。

タグ:餐:麺 餐:菜 楽<残

里見公園

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市川市国府台にある国府台城跡の公園。
まず、裏の駐車場の目の前の江戸川を眺めながら公園の入口へ歩いた。
この江戸川にこんな川岸をの道があるなんて知らなかったので凄く新鮮。晴れてれば気持ちよさそうだなーと思うけど、晴れてたらこんな近場を廻ったりしないだろうからこのくらいの空が一番いいのかもしれない。

川には鳥がチラホラいて、カワウはすぐ消えて潜りまくってたし、オオバンは慣れてるのか結構近くまで来て何かくれアピールしてたし、カモは集団で寒そうにじっとしてた。
水上スキーのモーターボートが波を立てて通ってたり、先の橋を渡る京成電鉄の電車が音が意外と大きく響いていたりしてたけど、鳥達は驚く様子もなくのんびりしてた。都心の鳥は堂々としたものだ。。

ファイル 1569-2.jpgさてさて本題の里美公園は川沿いの角にも階段の入口があって、その登り口に「羅漢の井」という湧き水があった。これは里見が布陣した合戦の時にも貴重な飲み水となった歴史ある湧水だそうだけど、残念ながら「飲用には適しません」と大きく書かれてた。

そしてそこから登って公園の高台の部分を歩いた。
少し歩くと公園整備の石垣っぽいのが見え、案内案内図もあった。けど「国府台城」についての案内はまるでなく、城らしいものもなかった。

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唯一あったのが「夜泣き石」と「里見群亡の碑」で、石は戦死した里見の武将の姫が凭れて泣いた石だそうで、夜になると泣く音が聞こえたとか。
城の跡というよりは戦地跡だね。

その先の崖側に展望が開けた部分があって案内板があった。
天気良ければ富士山もよく見えるようだけど、あいにくの天気で全然手前のスカイツリーでさえ雲に隠れてうっすらとしか見えなかった。
でもこの北総台地の端の眺めの良さのせいで、江戸城を見下ろす不遜な城として徳川家康が江戸に入るととすぐに廃城にしたということだ。

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少し山の部分を歩くと青くて綺麗なルリビタキが飛んで寄ってきて近くの石の上に止まった。
カメラを向けても逃げることなく、「見て見て!写して写して!」といってるようにのんびりしてた。なんか慣れてやがる。
歩き出したら、その先にも飛んで枝に止まってポージング。。モデルかいな。

その先はポコッポコッと塚みたいな小山が並んでて、道なりに進んで登ると「市川市最高標高点30.1m」とあった。
続いた尾根が土塁に見えなくもないけど、曲輪を囲ってるわけでもない造りで城っぽさは感じられなかった。

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向かいにもう一列並んだ塚の上には「明戸古墳石棺」があった。「太田道灌がここに城を築いたときに盛土が取り払われて露出したもの」だそうだ。
城跡っていうよりも遺跡の古墳地帯って感じだなぁ。向かいの最高標高点も古墳じゃないの?

ふと塚の下を見るとバードウォチングの何本ものカメラと人々の顰めた顔がこちらを向いていてた。。あーなんか邪魔しちゃったかな。静かに歩いて塚を下りた。

最後に山の下の広場の部分に下りて歩いた。
横の梅園部の梅はキレイに咲いて、中央の花壇のパンジーも黄色く咲いていた。
公園の正面入口側にぐるっと廻ってみたら、そこには「国府台城跡」とあって案内板もあった。
けど、往時の城の姿や縄張や造りに関しては何も書かれて無かった。

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感想としてはとても散歩にイイ公園。
でも城跡としてはイマイチ素人にはどんな城だったのか想像つかずピンとこなかった。
ホントにここが城だったの?

で、勝手に想像邪推したんだけど、
実は今ある川に面した崖は昔はもっと先に延びてて、ちゃんと曲輪の並んだ城だったんじゃないかな。
というのも、
今ある江戸川っていうのは江戸時代に造った川で、昔の対岸は大雨の度に洪水溢れる湿地帯。渡良瀬川の下流部の太日川というのが流れていたというけど、その本流はもう少し西にあったという説もあり、城があった時代に此処を流れてたのは枝分かれした分流の川か松戸から流れる小さな川だった。
それを開いて利根川まで合流させて太い江戸川に造り替えたのは徳川幕府。川にカーブ付けてここに水流が当たる形にして自然の力でこの城の崖の丘を削って崩して消滅させたんじゃないの?って思った。(「羅漢の井」なんかは川から離れてたから重宝されたんじゃない?)
だってここの江戸川ってなんか不自然だもの。

そんで、いまだに見つからない下総国府跡も江戸川に流されちゃってんじゃないの?だから地名も「国府」や「府中」じゃなくて「国府台」とか。

なーんてこと思いながらゆっくり歩きまわった。

タグ:楽:眺 景:川 景:町 観:園 観:城 観:水 観:石 観:遺 植:花 動:鳥

麺王 矢切駅前店

ファイル 1568-1.jpg松戸市栗山の県道沿い、北総線矢切駅駅前にあるラーメン店。

先日、埼玉の友達にネットで見かけたその近所のB級グルメは食べたことある?と聞いたら「気になってたけど行った事ない」との返事。近所ってそんなもんだよねー、、とか思ったけど、そういえば自分も松戸の御当地物なんて食べた事なかったよな。

と、いうことで前々から気になってた松戸の御当地食材「矢切ネギ」を気軽に食べれるラーメン屋とかないかと少し調べてみると、3店見つかった。
ひとつは以前から何度か食べてる(点景にもしてる)札幌ラーメンの人気店「美春」。ここは前から季節限定でそういうメニューがあるのを知ってた。
もうひとつは「ゆうえん」という市内に何店かあるお店。こちらは辛そうなメニューなのでパス。
で、みっつめがこの「麺王 矢切駅前店」。矢切の駅前ってことで一番御当地っぽくていいかなと思ってこちらに来てみた次第。

その「矢切ネギ」というのは、、
高級ねぎとして贈答品や料亭に卸されちゃうので一般的には見かけることのない葱なんだそうだ。へー。
関東で葱といえば埼玉の深谷と群馬の下仁田が有名だけど千葉にもあるんじゃんね。収穫量も多いらしいけど全然有名にならないところは千葉の商売っ気のなさなのか(庶民に売るより金になるトコに売った方がいいというしたたかさなのか)もう少し推して流行るご当地ものになれば面白いのになぁ、、

ファイル 1568-2.jpgと、前置きが長きなっちゃったけど、店に来てみたら店頭には「矢切ねぎラーメン」の張り紙はなく、他の季節限定メニューがアピールされていた。
あれ?大丈夫かな?と思いつつ店内に入ると、カウンターのテーブル前には堂々とプリントメニューが貼られてて安心した。(人気出るとコストにあわないメニューとかだったりして)
麺は太麺と細麺と選べるので細麺にしてみた。

で、登場したラーメンはメニューのプリントどおり焼いた葱がドンと入った塩ラーメン。おおーいいねえ。

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その「矢切ネギ」は思ってた以上に甘くてトロトロで爽やかで驚いた!
白い本体はトロみの宝庫だし緑の葉の部分まで甘いトロみがたっぷり入っててこれは確かに凄いネギ。で、甘くなり過ぎた口をラーメンの塩っ気で中和するって感じでラーメンは完全に脇役。
っていうか、ネギちょっと多いわ。贅沢な話しだけど甘すぎて飽きそうになるのをチャーシューやタマゴまで手伝って食べ続けたけど最後までネギの一人勝ち。麺の印象無しw
後味も甘くネギ圧勝。これは少量を大事に食べるのがイイ食材って思った。

なるほど、、御当地グルメにするのはムヅカシイのかも。。高値で料亭に卸してたほうが、、と納得できるような驚きの食事だった。

タグ:餐:ら 餐:菜

花園蕎麦

ファイル 1567-1.jpg深谷市小前田の140号沿いにある蕎麦の店。
まあまあよく寄る道の駅「はなぞの」の隣にある店で、大きく「名物大根そば」とあって気になってた店。でもここを通るときはたいてい食事の時間からはずれてたり、通過してから思い出したりしてた。
今日は手前から思い出してて無事寄れた。

国道から入ると駐車場はその裏の「花園フォレスト」というスイーツバイキングの大きな施設の駐車場と一緒のようで、、っていうか、その「花園フォレスト」に付随した蕎麦屋店舗という形だった。

さて店は見た目の通り所謂「丸亀製麺」的な自家製麺セルフ方式で、、っていうかレイアウトが丸亀と全く同じだったので丸亀のフランチャイズかと思ったけど、調べたらそうではなく花園フォレストの直営店だそうだ。

で、食べたのはその大きく看板にあった「大根そば」
大根そばって佐野とか館林とかあっちの方じゃなかったっけ?とか思ったけど、まぁドコにあってもおかしくはないよね。
セルフなので海苔も葱も好きに盛れる(だからといって大量に盛ったりしないけど、、)

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うん、おいしい。
十割の蕎麦はしっかりしつつ堅すぎず程良く啜りやすくて一気に食べられた。大根のしゃきしゃき感と甘みもイイ感じ。

丸亀方式は讃岐うどんでこそ効率よくおいしく出来るのかと思ったけど蕎麦でもイケルじゃん。僕はうどんより蕎麦派なのでこういう気軽で美味しい蕎麦屋が増えて欲しいわぁ。

蕎麦つゆも蕎麦湯もセルフなので、啜り終わっての蕎麦湯割と、お茶代わりの余韻の蕎麦湯も楽しめた。

この店、道の駅「はなぞの」から直で来れたら嬉しいんだけどなぁ。。

タグ:餐:麺 餐:菜

とん吉

ファイル 1566-1.jpg印西市滝の県道沿いにあるラーメン食堂。
この店は以前に一度来た事があって、実は印象悪くてもう来るつもりもなかったんだけど今日は気まぐれ。

店に入ったらその時不快に感じたニオイはなく、昼間から地元の人の飲み屋状態ということもなく、普通の食堂の雰囲気で席につけた。
ひょっとしたらたまたま悪い日に来ちゃってただけかも?

ファイル 1566-2.jpgそして、その以前来た時に食べたのは、印西の新興御当地グルメ「みそピーから揚げ」
それ以降ほかで見かけることもなかったので、もう廃れたかなと忘れかけていたけど、この店はまだちゃんと壁に張り紙と各テーブルにチラシが置かれてた。
そんな提携御当地グルメ以外の通常メニューも豊富で、メインのラーメンもバリエーション多くお得なセット物も種類があって迷った。
けど久々でどんなんだったか忘れちゃってたから今回もまた「みそピーから揚げ定食」にしてみた。

みそピーというのは味噌ピーナッツのことで、飴のような味噌に落花生を絡めたもの。子供の頃は御飯に乗せて食べるのが好きだったけど、そういえば大人になってからはすっかり食べなくなったなぁ。
そのみそピーをタレ風にかけた唐揚げ。
普段会社近くの弁当屋で唐揚げ弁当をマヨ無しで頼んで「唐揚げにマヨなんているか?」とか思ってるけど、それどころじゃない濃過ぎそうな一品。

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久々で忘れてたけど、そんな濃さもくどくなくおいしい唐揚げバリエーション。
御飯と食べると子供の頃を思い出して懐かしいようないい感じ。
そんなみそピーのコーティングは熱が逃げずにずっと熱々なので猫舌にはキツイかもね。ちょっと口の中荒れちゃった。

店の人の感じもよく、前来たときとはまるで違う印象で店を出た。これなら普通にまた来たいと思った。
次は普通にラーメンのセットを食べてみよう。

タグ:食:定 餐:揚

東京湾観音

ファイル 1565-1.jpg富津市小久保の東京湾に面した大坪山の山頂に立つ高さ56mの観音像の巨大仏。

中は有料で胎内巡り的に階段で登れる展望楼となっている。
12年前のオフ会で来た時はケチって霧がかってて展望きかなそうだったので中には入らずに駐車場折返しだった。ので、今回こそは登ろうと勇んで入場。
500円の拝観料は僕のJAF会員証で全員一人400円で入れた。

さて中は螺旋状の段差緩い登りやすい階段で、七福神などの像を見ながらゆっくり回り登る。
しばらくは小窓の並ぶ広い階段だけど胴から上の顔の部分は窓のない細い螺旋階段。ぐるぐると一気に登って最上階20階は、頭の上に乗せた丸い御冠の中だった。

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て、下りはゆっくり脇の外側に出たりして展望回廊。
これはなかなかの高さでいい眺め。磯根崎から東京湾が見下ろせた。
この少し登る形の最上部の展望回廊は、頭の上の御冠の上を回れる形で、下から見たときは「あそこは管理者くらいしか出れないんじゃない」なんて話してた場所。しっかり鉄柵で囲まれて怖さはなく展望も差ほど邪魔してなくてなかなか良かった。

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そのすぐ下は頭の裏側の展望回廊。駐車場の自分等の車もよく見えて安心。(イタリアンな見合わせの三台だね)
あ、写真は金網の合間からならキレイに撮れた。

中に戻ると、顔周りは耳や目や鼻などの形が見え、顔の形一杯の内部になってた。
こんな中心の螺旋階段以外はガワだけの構造物で耐久性は平気なもんなんだ。

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そして広い胴体部まで下りると今度は腕への脇道などが左右にちょこちょこあって、右腕の脇から腕の上の胸を回る展望回廊に出たり。左腕の脇からは胸下を回る展望回廊に出たりと入り組んでて、面白かった。
友達が「サバゲーやったら面白そう」とか言ってて共感。っていうか推理小説の事件の舞台で使えそうだなぁとか思った。
なんか、観音様の体の周りに展望台とか出てるのってどうよ?とか思ったこともあったけど、登ってみるとコレは以外と面白いもんだなと思えて、素直に楽しかった。

ファイル 1565-5.jpgゆっくり下りて、外に出ると小雨がポツリポツリ垂れていた。
そんなに気にするほどの雨でもなく、ゆっくり見上げながら周りを一回り。
なかなかイイお尻だった。

そして裏の「観音会館」という昭和チックな土産屋に入ってみると、奥の方は広い休憩所。
うろうろしつつふらふらしつつ、まとまりない緩い感じで次ドコ行こかーと相談しつつ、思いのほかゆっくり休憩した。

タグ:楽:眺 楽:登 楽:集 景:海 観:像 観:楼

磯料理マルゴ

ファイル 1564-1.jpg富津市萩生の127号沿いにある海鮮料理店。
内房名物の「黄金アジフライ」を食べてみたいとは思うものの、この先の金谷の人気店はテレビやネットで更に話題で気が遠くなるような行列の店。
なので其処以外で食べれるトコは無いのかと友達のシバオが探して見つけたのがこのお店。で、集まって来てみた次第。

で、なんとか午前中に来てみたら駐車場はギリギリ停められたけど、店は満席。やっぱ人気。
行列にはなってなかったけど、帳面に名前と車のナンバー書いて車で待ってれば呼んでくれるというシステムだったので列になってないだけだった。

ってわけで、まだしばらく待ちそうなので、店のすぐ先にある「黄金井戸」に歩いてみた。

「黄金井戸」は国の天然記念物「ヒカリモ(光藻)」の発生地。
127号を走ってていつも気になってて、前に一度立寄ったこともあったんだけど、季節違いで何も無い水たまりだった。。
なので、こんな冬の今日もどうせ見れないだろうとは思いつつ、時間潰しでみんなで歩いて来てみた。
ら、 季節云々ドコロか「崩落の恐れ有り 立入禁止」で閉鎖されていた。。

なので、まあ仕方ないか。とその隣にある崖の上の神社に登ってみた。
階段三階分くらいかな?そんなに苦でもない登りだけど、竹岡港からの東京湾が眺められる神社。階段で振り返るとコンビのように揃えたような衣裳の二人が並んで登ってて笑えた。

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眺望は、まぁ曇っちゃってたからイマイチ、、、イマサンくらいだけど一応対岸の三浦半島は見えていたし、手前の竹岡港(萩生港)の上空に群がってたトンビとかも元気にピーヒョロロ言ってた。
神社は「皇神社」。小さい社で由緒とか案内板とかは無かった。

「黄金井戸」は自己責任で覗いてみる?どうせヒカリモは見れなそうだからやめとく? 

と思いきや、洞窟の池を覗いてみたら、少しだけど黄金色の藻が浮いていた。

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この「ヒカリモ」は自発的に発光するのではなく、差した光を反射してキラキラ輝くのだそうで、こんな曇っちゃった日では光ってる感じは薄く、黄土っぽいアクのような感じで残念では有るけれど、少しでも見れて満足。

とかなんとかのんびり歩いて店に戻ると、ほどなく順番で呼ばれて入店。
30分待ちだった。

ファイル 1564-4.jpg席についてメニュー迷わず4人とも黄金アジの「黄金定食」
が、
「ごめんなさい、黄金定食はもう売り切れなんです」。。。

ガーン!
ここまできて目的の黄金アジ食えず終いか、、と思いきや。「黄金アジフライは単品であります」と。。ん?
この「黄金定食」は一日限定二十食の鯵フライと鯵たたきがセットになったサービスメニュー。限定じゃない普通の「鯵フライ定食」でも鯵は同じ黄金アジだということだそうだ。
だったら、と、みんな「鯵フライ定食」をたのんで、プラス「鯵たたき」二人前たのんだ。これでほぼ一緒だよね。

ってわけで無事に竹岡の黄金アジフライ登場。
小ぶりだけどアジフライ四枚でたっぷり味わえる定食。

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黄金アジってどんな感じか?と、食べてみたら、ふわっふわで驚いた。アジだよね?こんなに違うとは思ってなかった。
なんか深海魚のような柔らかさだけど、ぐずぐずじゃないしっかりした身のアジで、こーれはんまいね!なるほど人気でるわと納得の鯵フライ。
うっかり四枚ともソースかけちゃったけど、僕はアジフライは醤油派なので「いけねー」と思ってたら友達が一枚換えてくれて醤油で食べられた。(うん、やっぱ醤油だ)ごろちゃんありがとう。
尾っぽまでカリッとおいしく食べられた。

ファイル 1564-6.jpgそして「鯵たたき」は御頭付きで新鮮たたきたて。
(写真は一人前分)
黄金アジは文字どおり黄色い体の魚だそうだけど、育ち方が違うだけで普通のアジと種類は一緒なので頭だけだとわからないね。
たたきもサラリと甘く美味しかった。

一人だったら追加で一人前はたのまないだろうからみんなで来て良かった。

おいしかった。
会計は四人で割ったら「黄金定食」より安かった。あれ?(こっちの方がサービス的じゃね?)
と、ご満悦の昼食になった。

タグ:食:定 餐:魚 餐:揚 植:草 観:蛙 観:池 観:宮 観:然 景:海 楽<待 楽:集 楽:眺

山田うどん本店

ファイル 1563-1.jpg所沢市上安松にある饂飩のチェーン店の本店。

最初は別の店での食事を提案されてたんだけど、僕が痛風発作の後だからと水を差して、じゃあ他には?ってことで所沢市内の店を探してたら、この本店が所沢にあるのを知り、駐車場も広いからと決まってしまった。
申し訳ない気持ちもありつつ、埼玉名物としてたまにはいいかなという気持ちと、本店というネタ的な興味で来てみた。

ファイル 1563-2.jpg「山田うどん」は最近ではよく埼玉県民のソウルフードという扱いでテレビなどで見る事が多く、「埼玉県民は山田うどんが全国にあるもんだと思いこんでいる」みたいな言われ方をしているけど、自分は千葉県内で何度も行ってたので埼玉が中心って事を知らなかったし、以前から関東地方の他の県でもよく見かけてたから、埼玉だけのものみたいな印象は無かったんだよね。

で、若い頃に友達の間で「パンチセット(モツ煮のセット)」が流行ってた事があって、その頃に千葉(野田)の支店には何度か入ってたんだけど、ぶっちゃけ正直言ってこの「山田うどん」はおいしくないのでその頃以来振りの二十数年ぶりくらいになるのかな。
そんななのに提案しちゃってゴメンね。

で、店入って席に着いた。
本店だけに中はきれいなファミレス風になってたけど、店員さんはやっぱりみんなおばちゃんの山田うどんスタイル。
メニューが多くて(特別な面白い物もなくて)少し迷ったけど、普通に力うどんとミニねぎ豚丼にした。

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ん、わるくないじゃん。
っていうか、よっぽどマズイうどんを想像してたからか、食べてみたらそんなでもなかった。思ってたより全然普通。
思い出はどんどん極端な方向に脚色されていくもんだ。

あーこれなら、時間気にしてて他に店が見当たらないトコとかで寄っても悪くないかな。
地域ごとにある弁当惣菜食堂チェーンと比べれば遜色ないくらい。だから少し関東らしい埼玉らしいメニューも欲しいトコだね。

ファイル 1563-4.jpg友達からも特には不評も無く(「食べ放題行きたかったー」とかは言われたけど)軽い食事で楽しめた。
結局、本店だからという差異は感じず、山田だからというヤレヤレ感もなく、ネタ的には非常に薄いけどまぁいいかな。

最後に会計の後で入口で見かけた「山田の心」の額を見て「あ、本店っぽい」とか思ったけど、ネットで調べたら直営店にはどこでもあるものらしい、、

タグ:餐:麺 食:丼 観:本 楽:集

新倉PA

ファイル 1562-1.jpg和光市新倉の外環道にあるパーキングエリア。
こんなんあったんだ。知らなかった。。外環道を走ってて途中で休憩なんて考えたことなかったもんなぁ。(そもそも滅多に乗らないしスゴイ久々だし)
パーキングは本線の高架下にあって、ぐるっと回る形。西側が大型車で小型車は東側。
両面桟橋型の駐車場で間の歩道は木製デッキ風で歩きやすかった。

そして中にはいると広く洒落たトイレで植木も洒落ていた。

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このトイレだけがメインのPAで、小さい施設だからあまり長居しないように、、みたいなことが書かれていたりした。

売店としては小型車側の入口前には焼きそば専門店のスタンドがあって、「オム焼きそば」とか凄く気になってたけど昼まで間もないのでヤメといた。
それと反対側の大型車側の入口前には小さなコンビニ風な売店があって、こっちには「シャキ丸くん」という串肉団子があったので、それだけ食べてみた。

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ファイル 1562-4.jpg「東松山の辛味噌で味付けしたシャキシャキの肉団子です」とポスターにあって、少し辛かった。。
(帰ってからネットで見てみたら他のどこのPAにもあるそうで、珍しい物ではなかったようだ。。)

時間調整が目的で寄ってみたものの、そんなに見るものもなく(展望とか)あまり時間つぶせなかった。
でもちょっとした気分転換的なPAとしてはなかなかイイ感じの空間でよかった。

タグ:食:串 餐x辛x 観:P

海の駅 九十九里

ファイル 1561-1.jpg九十九里町小関の片貝漁港にある道の駅のような施設。
去年の夏に来て、かなり気に入ってたんだけど混んでるイメージからそうそうちょくちょく足が向く程でもなく今回が二度目。(前回(→)
で、今回は混雑した夏とは裏腹に冬の夕方でガラガラで、もう閉まっちゃってたかと思うくらいだった。

けど、車停めて中を覗くと5時迄の営業のようでまだお客もいた。
すぐに二階のフードコートへ上がろう、、と思いつつもやっぱりイワシの水槽の前で停止。
独占状態で真ん前で悠々眺められて見入っちゃうよねー。。

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いかんいかんと思いを切って二階へ上がった。
二階ももうさすがにすいてて悠々と三店並んだ食堂をみて選べた。

んー。さすがに足痛いからあまり贅沢なものや青魚は避けないとなぁ、、とか思いながらも、真ん中の食堂のサービスメニュー的な「九十九里丼」が一番気になって、中身は何ですか?と聞いてみたら、今、九十九里で獲れてるサワラとワラサとホウボウとのことで、特にサワラは食べたことなくて前から食べてみたいと思ってたのでそれにしちゃった。
勝てて加えてセットだと100円安いイワシつみれ汁まで付けてしまった。。

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外側の席についてテラスの先の片貝漁港を眺めながら待った。
夕陽に照らされた白いカモメが大量に飛びまくってて、特に集まってるトコでは人が何かバラ撒いてたのかな?凄かった。

そしてその「九十九里丼」登場。

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だめだよー発作出てる人がこんなの食べてちゃーってくらいのおいしい刺身の丼。
「サワラ」は柔らかく爽やかな白身ながら脂蕩けて広がる美味い魚。これはいいね。下手なマグロより全然いい。
「ワラサ」はブリの少し若いやつで、昔釣って自分で捌いたことある魚。鰆とは違う脂で差が楽しめる。
「ホウボウ」は昨年銚子でも食べた白身の底魚。ややねっとりした青魚風で好みのタイプの魚。
趣向の違った三種の魚それぞれおいしく、そしてつみれも柔らかくておいしかった。
もう平日のつらさを癒すようなおいしい食事。休日くらいいいじゃないの。

っていうか、痛風の食事をネットで調べると、アレはダメ、コレはイイという区分けが、言ってる人によってまちまちすぎて酷い。
刺身は逆に食べた方がイイとか、魚卵でも数の子はイイとか、野菜でもダメなのがあったり、納豆ですらダメだったり、、
つまり、食材どうのより多量摂取を控えて食を細くするのが一番じゃないかな。と思ってます。

食堂は自分がラストの客で店片づけてて、食器返すときには閉まってた。
あれ?四時半でしまっちゃうの?と思ったけど、30分前ラストオーダーだったらギリギリの客がいなければ閉めちゃうよね。
一階の売店ももう終了モードで、ゆっくり見てる雰囲気じゃなかったのですぐに出た。
これ、冬時季は日が短いから丁度日暮れ時の閉店だけど、夏場は明るい内に閉まっちゃうから要注意だね。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:汁 動:魚 観:P