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霞ヶ浦総合公園

土浦市大岩田の霞ヶ浦岸にある県営の公園。
その広い公園の中程に目印的なオランダ風車形(風車の形だけど動力は電気だそうだwww)の展望塔があり、その手前に「土浦市ネイチャーセンター」という霞ヶ浦の生物の学習施設がある。

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来た目的は此処で魚の水槽が並ぶ無料のプチ水族館的なトコらしい。学習施設ということで学童向けかなと思って今まで来てなかったけど、来てみたら子供は少なかった。天気悪い日曜だからかな。

で、一階の奥に並ぶ水槽は「世界の淡水魚」になっていた。
一般的な熱帯魚から少し変わった魚などが並び、順番に見ててまず驚いたのがウーパールーパー。でかい、、太目の魚肉ソーセージーよりでかい。ウーパールーパー(メキシコサラマンダー)というよりメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)と書いた方がしっくりくるくらいだった。

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他に目を引くのは奥の大きい水槽のレッドテールキャットフィッシュがでかくて元気過ぎ。アロワナもでかかった。
実は海外の魚にはあまり興味ないんだけど、何故か唯一和物の「アカハライモリ」も並んでて元気にじゃれあっていて可愛かった。

えー国産はイモリだけか(子供に何を学ばせるんだ?)、、、なんて思ってたらそうではなくて二階が「霞ヶ浦の魚」コーナーになっていた。

で、二階にあがるとだーれもおらず「霞ヶ浦の魚」は何故か暗く、まるで人気のないコーナーになっていた。。(やっぱ普通は外国の魚の方が華やかで見てて楽しいもんなのかな)

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たしかに一般的なフナとかドジョウとかがメインで珍しい魚は無く、雷魚も青魚もナマズも小さかったけど、目の前の霞ヶ浦に住む魚たちなので親近感あってかわいらしいと思うけどなぁ。。まぁ静かなのでゆっくりまわって存分に眺められた。

そして二階の反対側の奥は野外観測窓になってて望遠鏡が設置されていた。展望もできるけど冷房で窓は雲っちゃってた。

魚を眺めた後は外に出て水生植物園のハス園を歩いてみた。
蓮の花が沢山咲いていた。っていうか蓮って赤とか白とかだけじゃなくて色んな形と種類があるんだね。花びらの枚数なんか全然バラバラで椿みたいなのまであるんだ。しらんかった。。

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そしてモーモーと牛蛙が啼いていた。啼いてるカエルは見つからないんだよねー、、なーんて思って探してみてたら簡単に見つかった。。牛蛙ってバカなのか?(っていうか牛蛙ってこんな形だったっけ?)

さて、その先のウッドデッキの道が続く蘆原の遊歩道にも進んで歩きまわってみた。
こちらは暫く歩いてもあまり景色に変化が無く、咲いてる花も蘆の根元の白い「ハンゲショウ」くらいだったけど、こういう風景が本来あるべき形の自然な霞ヶ浦の沿岸の景色なのかと思うと、そんな中を歩きやすい道ですいすい進めるのも不思議な感じで面白い。

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なんか今日は湿気がキツく、少し歩いただけで汗ベトベトだったので、全面は歩き回らずに中ほどで蘆原から出て折り返した。
表の湿地の水溜りには黄色い「アサザ」の花が見えた。

そして水生植物園から出て、最後にオランダ風車形展望塔に上って展望してみた。
霞ヶ浦も見えるには見えるけど、どちらかといえば公園内を広く眺めおろす展望って感じだった。

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そしてここはやたらとスズメが多く、みんな風車の頭のほうに上っていくようなので追ってみてみたら、頭の部分の笠の隙間に巣があるのが見えた。フンが落ちてきそうなのでのんびりせずに切り上げて戻った。

タグ:観:園 観:館 観:塔 観:蛙 景:湖 動:魚 動:虫 植:花

中城商店街

土浦市中央にある商店街。
125号に沿って土浦城に向かう手前に横目に見えて、古風な店が並んで気になっていた通り。

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その入口にある天ぷら屋「保立食堂」は小学生くらいの昔に家族で筑波山へ行く途中の筑波鉄道乗り換えの間の散策で入った覚えがあるんだけど、駅からはわりと離れてるから記憶違いかなぁ。。
店先には古写真と説明で「創業は明治2年~戦時中は予科練の指定食堂~」だったそうだ。
次はこっちでも食事したいな。。

そしてこの前の駅前通りの125号は江戸時代の昔は城の堀と霞ヶ浦を繋ぐ川だったそうで、隅に「櫻橋」と橋の欄干っぽい石柱が残されていた。

って感じで、ちょっと商店街の入口だけ「れんこんラーメン」の記事のオマケに載せる形で商店街に入ってすぐの駐車場に戻ろう、、と思ってたんだけど、その先の通りにも古めかしい店や蔵が見えて「土浦まちかど蔵」とかあって観光向きっぽくなってたりしてたので、ちょっとそのまま少し歩いてみることにした。(ので別記事になりました)

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まず一番手前の土浦まちかど蔵「大徳」は天明5年(1785)の創業の呉服の老舗。表の建物「見世蔵」は江戸末期の建物だそうだけど、裏には天保13年(1842)築の蔵もあるそうだ。

「御自由に~」とあったので入ってみたら、中は土産売場になっていた。
でも二階にも上がれるようになっていて、他に客もなかったので、レジのおばちゃんに少しゆっくりこの建物の話や二階の見所なんかを聞けた。

早速二階に上がってみると、何もなくきれいにガラーンとしたギャラリー的なスペースになってて、格子窓と枡形の天井の感じはいいけどそれだけだった。

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ぐるっとまわったら階段の裏に奥屋敷への連絡口があった。
これは下で話聞いてなかったら気付かずに「何だこれだけか」と下りちゃうトコだったかもしれない。。

その先に進むと見世蔵に隣接した屋敷の二階に入れた。
スリッパを脱いで座敷にあがると、なるほどいろいろと装飾が施された立派で素敵なお座敷だった。

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右の座敷は天井が畳に合わせた仕切になってて床の間に「ざくろの柱」があった。ざくろは珍しいねぇ。
そして左の座敷は「エンジュの柱」だった。

座敷の先の中庭側の廊下はなんと継ぎ目のない一本の長い木材を並べた廊下になっている。これはすごい。
そして覗く中庭の瓦風景もイイ感じ。続く向かいの蔵が天保建築の「元蔵」のようだ。(そこは公開されていなかった)

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そして廊下の奥には小さな螺旋階段。細い手すりがまた洒落てるね。
実はこの階段の一部に「鯉の瀧上り」の彫刻が施されていると聞いていたんだけど、なかなか見つからずに少々立ち往生。上ってきたときの視点でと考えてみたら脇にあったのを見つけられた。
いやぁ天井も柱も廊下も階段も、間違いなく話を聞かなきゃ気付かなかっただろうね。楽しめて満足。

一階に下りて、今度は店の隣にある「袖蔵」に進む。

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こちらは「袖蔵展示館」となっていて、一階には土浦の文化資料展示で花火や帆曵船、二階には大徳の資料で古道具や古写真などが飾られてて面白かった。


表に出て通りのその先にも歩いてみた。
ら、なんとすぐ先に広めで無料の「土浦まちかど蔵専用駐車場」があった。。こっちに停めればよかった。  まぁいいか。

気を取り直して町散歩。
大徳の隣は県指定文化財「矢口家住宅」だけど解体修復中。完成までは三年かかるそうだ。けど、ギザギザの柱がよく見えてこれはこれで面白い。

その先には明治6年創業の蕎麦店「吾妻庵」。ガラスを填めた店名の、、(なんていうのこういうの)が洒落ていた。

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その辺りで折り返して戻り、大徳の向かいの「土浦まちかど蔵・野村」を覗いてみた。
ここは裏の煉瓦蔵が喫茶店になってるそうだけど、表は観光案内休憩所って感じで、案内のおじさんに沢山話を聞けた。(前記の矢口家住宅の改修の話とか)

この前の商店街の道は江戸時代には水戸街道だったそうで古くから商家の集まる通りだったらしい。
そして、随分最近まで古い家がもっと残っていたけど、東日本の震災で随分被害があって建て替えちゃった所が多いそうだ。えーそうなのか。そういえば土浦城に来たのって震災前だよな、、その時にこっちも歩いとけばよかった。。

話の途中で某テレ東の某番組のスタッフの人が来て飛行船の写真を借りて行った。近々土浦特集で放送があるのかな。
そのツェッペリン飛行船は昭和4年(1929)に霞ヶ浦航空隊基地に寄港。霞ヶ浦に来たのは大型の格納庫があったからだそうだ。
この案内所も一角が飛行船のコーナーになっててツェッペリン船の模型が吊られていた。

いやぁ土浦でこんなに楽しめると思ってなかったわ。しかも無料で(駐車場だけ有料に停めちゃったけど)
へたすりゃ小江戸の佐倉なんかよりも面白いかも、、っていうか色々名物も歴史も城跡もあるけど地味な街だよね土浦。意外な穴場でオススメの街だと思った。

タグ:観:道 観:街 観:屋 観:建 観:館 観:飾 観:模 楽:話

中華の福来軒

ファイル 1408-1.jpg土浦市中央の125号沿いにある中華料理店。
ここは昭和28年創業の土浦の老舗店だそうだけど、来てみたらそうは感じさせない軽い印象の普通な入口だった。

そして生産量日本一の土浦のレンコンを使った「れんこんらーめん」というのが気になってきたんだけど、店先には「つちうら伽哩物語」「つちうらツェッペリンカレー」と、カレー押しの幟が並んでて、一瞬怯んだけど入口に「れんこんらーめん」とも書かれてたので安心して入店。

ファイル 1408-2.jpg店の中はまたちょっと意外で昭和の軽食喫茶店風な照明緩めの落ちついた感じ。
壁に張られたメニューはやっぱりカレー押し。「幸福いっぱい餃子」というのもカレー風味だそうで、「マーボー冷やし中華」という限定メニューもあってやっぱり辛味押しながら、かろうじて中華店を保っていた。
「れんこんカレーらーめん」「れんこんカレーつけ麺」というのを見てこれまた一瞬ヤバイ、、と思ったけど、テーブルのメニューには普通の「れんこんらーめん」が載ってたので安心してそちらをたのんだ。

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てわけで、普通の方の「れんこんらーめん」
自家製麺で蓮根が練りこんであるという麺は見た目普通だけど、少し感じが違ってて「何が?」と聞かれるとグルメレポーターではない僕は困ってしまうけど面白い食感。汁はあっさり醤油でさっぱりして優しいイイ味。上に乗ったレンコン天はカレー風味だったけど、これは辛いもの苦手な僕でも問題なくおいしく食べられた。
レンコンの特別感よりカレーのキャッチーな味のほうが分かりやすくて悔しいなとも思いつつ、ほどよく楽しめたラーメンだった。

で、
やっぱここは押しのカレーも味わうべきかなとか何とか自爆的なことも考えて、追加で「ツェッペリンカレーコロッケ」というのもひとつ挑戦しちゃってみた。

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一応形が細長くなってるのはツェッペリン船を模してるのかな。
これはカレー味のコロッケじゃなくて、じゃが芋(とレンコン?)をトロトロに煮込んだカレークリームをそのままコロッケ型に収めた感じだった。カレーパンのパンが無い感じ。片手で食べるカレー。
そのカレーは甘い味付けで、

、、


、、いや甘い味付けだから辛く無いわけではなくて、やっぱり辛い。(一般的には全然辛くないのかも)
ラーメンの汁を残しておいてよかった。交互に口に運んで食べられた。

ともあれラーメンはおいしかったし、ツェッペリンカレーの片鱗は味わえたし満足の昼食。

いやーどうしてもツェッペリンというと、敬愛して止まない偉大なるロックバンドの「Led Zeppelin」が浮かび、ロックとカレーは関係ねぇとか否定しつつも、名前的に一度は口にしたいとか思ってみたりしてた。
Baby Baby Baby do you like it?

タグ:餐:ら 餐:菜 餐:揚 餐x辛x

自家製麺 川崎屋

ファイル 1407-1.jpg越谷市平方の県道沿いにあるラーメン店。
最近ヤケにこの前の県道を通るようになってて少し気になってた店。
時間調整も兼ねて昼食に来店。
コンビニ店舗だったような感じなので車は停めやすかった。

店は入口左側が製麺室になってた。ちょい昔と違って最近は「手打ち」より「自家製麺」がはやりなのかな。(うどんの影響?)使ってる北海道産の小麦粉の袋も積んであって素材アピールもばっちり。

意外とメニューはラーメンだけじゃなくて定食物もあったりした。
初めての店だから普通の醤油ラーメンと思ったけど、「アゴ煮干醤油」というのがメインの雑誌の切り抜きもあったので、そっちにしてみた。

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やや少な目の洒落た感じの見た目(最近よく聞く「意識高い系ラーメン」寄り?)だけど、量も丁度よく汁も見た目よりちゃんとあった。
汁はアゴだしの甘さと和風な優しさであっさりと食べやすく、麺もほどよく啜りやすい食べやすいラーメン。極端で余計なトンガリがないおいしいラーメンだった。(もっとコシとか強調してるかと思った)
小さいコトだけど海苔が二枚入ってるのが嬉しい。一枚は麺と共に、一枚は汁と共に。

他メニューも気になるので、また時間が合えば気軽に寄りたいと思った。

タグ:餐:ら

吉崎海岸

匝瑳市吉崎の九十九里浜の海岸。
何気なくいつも休憩するのと違う海岸に出てみた。
ら、ここは車がチラホラしかおらず悠々停めて休憩。
車を降りてみてみたら、ここは砂浜になっておらず段々のコンクリート護岸でずっと整備されていた。

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ああ、だからガラガラだったのか。砂浜のあるほうへ行くわな。
サーファーもいなかったのは波が強すぎるからかな。さっき通った飯岡海岸は混みあってたもんな。

まぁ僕は海を眺めるだけだからここでオーケー。
むしろ砂がつかずに楽々で都合イイかも。(でもそれじゃ九十九里にきてる意味ないか、、)
その護岸は波打ち際から黒々とびっしりとイガイ(インコ貝とかカラス貝)が群生していて、その間に沢山のカニ(カクベンケイガニ)がチョコチョコ歩き回っていた。

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見た目もよくないイガイだけど食べるとうまいらしい。(おやじギャグは割愛)ムール貝みたいなもんだからね。
そんなイガイが邪魔で波打ち際まで下りる気にはならず足ポチャは無し。
もっとも先週新潟のキレイな海に行ってきたばかりで、この千葉の海水に浸かる気はしないので丁度イイ。

ファイル 1406-3.jpg眺めてたらコンクリ部分じゃなくて岩の部分にはフジツボがいたり、モズクっぽい海草が密集してるとことかもあった。


ところで、この吉崎浜っていうのを帰ってから少し調べてみたら、40年前には普通に砂浜で海水浴場だったそうだ。
それが海岸侵食で砂浜は完全に消滅。海岸線は100mも後退したとか。
それでT字の人工岬(ヘッドランド)というのを造って侵食を防いでいるそうだ。ああ、あれってそういうモノだったんだ。

タグ:景:海 動:虫

つちや食堂

ファイル 1405-1.jpg旭市(旧飯岡町)三川の県道沿い飯岡海岸前にある食堂。

実はここまで一言も話してなかったけど、6月に入る前から心待ちにしつつ、6月に入ってすぐに来るのも慌てすぎと抑えつつ、ずっと楽しみにしてきた旬の絶品メニューが、この飯岡の天然「磯ガキ」
去年食べて以来、もう他で食べる牡蠣が味気なくてしかたない。
それまでは自分の中で「まぁうまいものはうまい」というくらいの認識だった牡蠣の存在が、ウニやイクラやウナギやアンキモと肩を並べるくらいの絶品食材にランクアップ。

そんな好物を食べにやってきました。

店は昼前でももう混んで賑わっていたけど待つことなくスンナリ入れた。(朝8時からやってるそうだ)

で、
去年は定食にして食べたら、牡蠣のうまさについついご飯とのペース配分を考えずにペロリと牡蠣を食べてしまって味噌汁でご飯を食べたりしたので、今年は「生ガキ」単品と「カキ丼」というぬかりの無い組み合わせにした。(一年間考えてた)

わくわくしながら待つと、まずは「生ガキ」から登場。
大き目の牡蠣が二つ。殻自体は丸型で極端な大きさではないけど、その身が丸々と大きい磯ガキ。いただきます。

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おおー。おおー。
やばいやばい。ちょーやばい。にやける。
これこれ。このカキのミルクな部分がもうプリップリッで豊潤。たまらないわ~。
しあわせ気分で2つをペロリ。

つづけて「カキ丼」の登場。
店の人の話では一番大きいカキは焼きガキにして、次くらいの大きさを生ガキで出して、それ未満の小さなものをカキ丼にするそうだ。
そんな小ぶりな(一般的な)カキが幾つも玉子でとじられた丼。いただきます。

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以前、広島で食べたカキ丼は牡蠣の風味が玉子やご飯にしみてておいしかったんだけど、このカキ丼は玉子とご飯の部分に牡蠣の風味は薄くさっぱりした玉丼のていだった。 けど、入った牡蠣のひとつひとつが小さめのくせにミルクバッチリ!だからかえって周りがさっぱりしてて程好くて正解。たっぷり主役の牡蠣を楽しめる贅沢ドンブリ。これは何気に沢山牡蠣入ってるしリーズナブルだし大当たりのメニューだとおもう。!んまかった!

もうすっかりミルキーな牡蠣三昧を堪能。最高な組み合わせ。ナイス。

ファイル 1405-4.jpg食堂を出ると隣は売り場になってて、もちろん磯ガキも沢山あった。
ので、妹宅に(一応食べるか電話して)お土産にと一皿1kg購入。
店の感じのイイ(けど声は小さめの)オヤジさんがいろいろ話しながら剥いてくれた。
この牡蠣はホントこの飯岡だけで、銚子まで行くと淡水が混ざるから全然違ってくるんだそうだ。
他所の岩ガキとも大きさも味わいも違うからここだけの意味で「がき」と呼んでるそうだ。(あ!いけね。去年の点景記事では全部「ガキ」って書いてた。。。てへ(→)
この磯ガキは8月の盆前くらいまでが旬で、その後は脱皮して小さくなっちゃうんだそうだ。へー。


ってわけでこの日は帰りに妹宅に寄って牡蠣土産。
そして食べた時の「なにこれ!」という顔を見て満足。
「これほどまでとは思ってなかった」と。
ね、ウソじゃなかったっしょ?
甥っこ達は牡蠣は嫌いで食べられないそうでかわいそーww(大人になってから後悔しなさいw)

タグ:食:丼 餐:貝 餐:卵 楽:話 楽:買

道の駅 越後出雲崎天領の里

ファイル 1404-1.jpg出雲崎町尼瀬の352号沿いにある道の駅。
ここはたしか出来たばかりの随分前に補眠休憩で寄ったことあったかな。あとトイレでも寄ったことあったかな。

今日は食事できたらと思って寄り道。そういうちゃんとした寄り道としては初めて来たと思う。
食堂でちゃんと食べるつもりだけど、他にないかチョイ食いで御当地的な面白いのがあったら悔しいなとか思って一応売店やその前のスナックコーナーも覗いてから食堂に進んだ。

ファイル 1404-2.jpgさてなにたべるかな。少しメニュー見て考えた。
そういえば建物の手前の壁に「出雲崎よもやま話」というパネルが並んでいて「もずくの話」とかあったのが目についてたので、「もずく麺」というのにしてみた。(出雲崎ラーメンも気になったけど、ラーメンは昨日食べてるしね)
もずくの主な産地は能登や佐渡だけど、品質は出雲崎が日本一なんだそうだ。(、、もずくっていったら沖縄しか思い浮かばなかった)

で、「もずく麺」を大盛りで。

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これは意外とサッパリ。
っていうかモズクの感じはしないなぁ。もうちょっとネロッとかトロッって感じかと思ったけど、普通に爽やかな細うどんでツルツルおいしく啜れた。暑い日にはいいね。
で、意外と量あってすっかり満腹。大盛りじゃなくてもよかったのかも。

食後はその隣の「天領出雲崎時代館・出雲崎石油記念館」(館名略してよ、、)を見ていこうかと思ってたけど、これは有料だったのでやめた。(JAF割でも400)

裏の海に出て海を軽く見ながら歩いた。

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もやーっとして正面に浮かんでる筈の佐渡島はまるで見えなかった。ので海に突き出た「夕凪の橋」も歩かなかった。

ファイル 1404-5.jpg目の前の国道を渡ると「石油産業発祥地記念公園」というのがあったので歩いてみた。
明治24年(1891)に国内初の機械式深層掘削で成功した地だそうな。

公園内には櫓のモニュメントや「自走式削孔機」、「石油蒸留釜(明治17年)」、「鉱夫の像」、「クリスマスツリー(という名の赤い自噴装置)」、日石初代社長の「内藤久寛胸像」等が並んでいた。
「石油記念館」を見た後ならもっと楽しめたかもしれないね。

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公園の奥の方には「火気厳禁 公園内は天然ガスが発生しており~火気使用及び喫煙を禁止、、」との注意書きがあった。
っていうか危険なら公園の入口にちゃんと標しとかなきゃ駄目でしょww
これは洒落だよね。ガスのニオイもなかったし。

タグ:餐:麺 景:海 観:橋 観:園 観:発 観:装 観:具 観:像 楽:読 道の駅

新潟大堰

ファイル 1403-1.jpg新潟市西区関屋と中央区関屋の関屋分水路に架かる引上稼動堰。
その脇に「関屋分水資料館」というのがあったので休憩がてら寄ってみた。
実は、立派な堰で資料館もあるからひょっとしたらダムカードもあるんじゃないかな?なんて薄い期待をもって来てみたわけなんだけど、もちろんダムではないのでそんなのはなかった。(福井の「鳴鹿大堰」は例外だったのかな)

資料館を覗くと入口に信濃川河口付近の淡水魚の水槽が2つあった。
沢山の魚が泳いでいたけど、外の映り込みがキツイのとエラく素早く泳ぎ回ってたので魚の種類が確認できなかった。横のパネルには信濃川下流の魚が紹介されてて「イトヨ」なんかも出てたけど、、この水槽にはいないよね、、と目を懲らしたけどわからなかった。

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関屋分水の模型を見てから、一室だけの資料展示室に入った。
関屋分水は信濃川の洪水対策として曲がった河口の手前で海に排水する為の水路。昭和47年(1972)に完成。
そしてこの新潟大堰は、平時に海からの潮水の逆流を防ぐために造られた水門だそうだ。なるほど。他にも信濃川について並ぶパネルを見てまわって軽く休憩。

外に出て新潟大堰を少し眺めて出発。

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っていうか対岸の公園に展望塔があったので移動して「関分記念公園」に行ってみた。
(別項目にしようかと思ったけど新潟大堰を見下ろす眺望だから引き続きって事で一緒にしちゃった)

子供連ればかりの公園で少々気が引けたけどまっずぐ展望台の丘に登って展望台に上がった。
展望台はなんか四角くて団地みたいな感じだね。

で、新潟大堰を中心に関屋分水と日本海の眺め。

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そして、北側には日本海と足元の関分記念公園から長く続く西海岸公園、その森の右手奥に見えるビル街が新潟の中心かな。足元のタコの滑り台もよく見えた。

眺めイイのもあるけど、とにかく風が涼しくて気持ちよかった~。
他には誰も来なかったので、しばーらくのんびり回って360°のパノラマを眺めた。東の関屋分水側が一番風が心地よかった。

ファイル 1403-5.jpg展望塔を下りてせっかくだから公園内も少し散歩。

ほどよく日陰の松林を歩いて抜けてその先に進むと西海岸公園の案内板があった。
すぐ先に海浜植物園というのがあるようなのでそのまま進んでみたら、なんかフェンスで仕切られた裏道みたいな道で、しばらく進んでみたけど植物園に出れず引き返した。(一番先まで進めば裏口はあったらしい)

で、あらためて表側から歩いて海浜植物園を散歩。
園内はウッドデッキの歩きやすい道が続いていたけど、ウッドデッキ以外のトコも歩いて散策できる道があった。
花はそんなに多くは咲いてなかったけど、黄色い花が鮮やかでキレイだった。何て名の花でしょ?(キリンソウ?)

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それとヒバリが柵に停まって囀っていた。けっこう近くまで寄っても逃げなかったのでよく見えた。
いつもは間抜けそうにバタバタと飛びながらピーチクパーチク囀ってるヒバリだけど、こうしてみると凛としてカッコイイ鳥だねぇ。

思いのほかのんびりと色々楽しめる休憩になって満足の午後の新潟でした。

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今川海岸

村上市今川の354号沿いにある日本海の海岸。
その海岸の一番南の端の弘法トンネルの手前で車を停めて海に下りてみた。これだけ暑いと水辺が恋しいよね。

この新潟北部の日本海岸は「笹川流れ」と呼ばれる清流のような水と砂利の浜になっていて、本州では一番キレイな海と思ってるお気に入りの海岸。二十代の頃は日帰りで此処まで来たり友達と来たりしてた。
そのころ来てたのはもう少し南の海岸かな。南方向から来てたからね。

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ここは「笹川流れ」の遊覧船が回る最北あたりだと思う。ここらへんから岩が増えて景勝地になる感じ。目の前にある岩にはチラホラとオレンジのユリが咲いていた。
足元のヒルガオを見ながら階段で浜に下りてみた。
今川海岸はちょっと狭めの砂浜で、国道に整備されたコンクリ壁が堤防のように威圧的ではあるけど、暑い季節に日陰が近いのは安心できるね。

さてさて、短パンで来なかったことを後悔しつつ、ジーパンの裾を折ってめくって早速足ポチャ。
「笹川流れ」と砂浜の境くらいだから少し濁ってるかな?なんて思ってみたけど、全然ぜんぜんキレイな水で清流の如し。

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っていうか小粒の砂利浜で波の度に足元が埋まる。。。重さの問題かw
埋まって脱げると面倒なのでサンダルも脱いだ。(長く履いて歩いてるとツボの刺激が強くて痛くなるサンダルだし、、)
少し歩きまわりながらヒンヤリした足元ときれいな海を堪能。

足元の岩についた海藻なんかはきれいな水で洗われてるからそのまま食べてみてもよさそうな感じ。

そんな海面を見てたら何かの稚魚らしいメダカ大の小魚の群れが波に戯れていた。
写真に写るかな、、とズームして波の合間の静かなときに撮ってみたけど、魚は素早いし光や水模様が揺れてなかなか難しい。。
少し引いて撮らなきゃムリかと色々やってたら、だんだんと群れがこっちに近づいてきた。おお、カワイイ。

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そして僕の影の周りや影に入り込んだりして泳いだりしつつも、一回の波でかなり流されて離れちゃって、、
でもまたちょろちょろと皆で泳いで戻ってきたりして実にかわいらしい。

これは何の稚魚だろう?
まだら模様に見えるからハゼ系の魚かな?(もしくはさっき食べた鰰とか?)

何か食べ物でもあげたいけど何も持って無くてゴメンね~。いやーまじで鯉の餌でも何でも持ち歩くようにしないと駄目だなぁ。

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そして終いには足元まで泳いできたりしてホントかわいかった。
(勿論ドクターフィッシュとかじゃないので角質食べたりの接触は無いw)
同じ様な写真ばかりだけど、実際はこれの倍以上撮ってたりして(ピンぼけも多い)
やっぱりいいな新潟の海。
いつまででも戯れていたかったけど車は屋根開けたまま来ちゃったし、キリがないので三十分で切り上げた。

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タグ:景:海 景:浜 景:岩 動:魚 植:花

道の駅 あつみ

ファイル 1401-1.jpg鶴岡市早田戸ノ浦の7号沿いにある道の駅。
よく寄る道の駅で、寝るだけのことの方が多いけど馴染みの場所。

点景にするのはもう三度目。
たしか朝早めから食事できるんだよな、と思って寄ってみた。
まず駐車場脇の店ではイカ焼きとかでイイ匂いしてたけど、メインの食堂に行ってみたらこっちも8時からの営業で普通に開いていた。ありがたい。

ファイル 1401-2.jpgメニューも朝食用とかではなくて(11時から20食限定の海鮮丼以外)普通メニューなので、黒板にある「本日のおすすめ」も含めて目移り、、何を食べようか少し迷った。
そしてやっぱり「本日の~」から「ハタハタ焼魚定食」とチョイ足しで「バイ貝刺」にしてみた。

実はハタハタって初めて食べたんだけど(多分、、)さっぱっりしてるけど甘みが爽やかでイイ味の魚だった。おいしいねぇ。
頭からまるまるパクリで、御飯もすすんだ。

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そしてバイ貝も爽やかな甘み。バイ貝って巻き貝だよね。串焼きとかになる。若干の粘り気が巻き貝っぽく感じるけど、こうして刺身で食べると立派な貝料理だね。おいしかった。


食後は売店も覗いてみた。
「庄内柿ジュース」というのが気になって買ってみた。柿のジュースって珍しいよね。鶴岡でも柿農園を抜けてきたしね。
(レジでサ-ビスとか言ってエスカップをくれた、、栄養ドリンク扱いなのかな)
そして外で座って飲んでみた。 ん?あれ?これって柿か?桃じゃないの?柿ってどういう味だったっけ?とよく分からないけど飲みやすくおいしいジュースだった。

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飲みながら見てたら、売店の入口に「道の駅フェスティバル」と出てて、イカ焼き無料!となってた!おおー。先着何人くらいだろう?でもまだ炭をおこしてるトコだし、並んでる人もいないからまだまだ先だよね。(今やっててもお腹一杯でムリ、、)

ファイル 1401-5.jpg脇の売店の有料のイカ焼きも今日の売上げは心配だね。なーんて思ってちょっと覗くと、イカ以外にも色々あって、焼いてて問題なさそう。
そして水槽とかあったりして、見るとクロダイオコゼや毛ガニが泳いでたりした。
実は館内の売店と食堂の間にある大きな水槽が、汚れててよく見えなくて残念だったのでその代わりって感じで楽しめた。
この外に並んだ店もなかなか本格的だなぁ。

そしてその並びのアイス店を覗くと道の駅あつみオリジナルという「紅えびソフトクリーム」なんっていうのがあった。あー柿のジュースよりこっちだったかな、、なんて思ったけど、いやいやソフトくらいいけるだろうとか思って買ってみた。

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また乾燥エビとかが刺さってるとか、砕いて振りかかかってるとかなんてのを想像してたけどアニハカランヤ。見た目白い普通のソフトで、クリームに混ぜてあるタイプだった。これは意外。
で、食べるとバッチリえび味!えびせんクリームみたいなしっかりエビなソフトでうまかった。
これは食べてよかった。

すぐ脇の線路には二両編成の羽越線が通ったり、トイレの奥の休憩室には畳部屋があったり、「渚の黒鯛釣り発祥の地」とかいって黒鯛の剥製があったり、いろいろありすぎたけど割愛。
食べてウロウロするだけで海辺も歩いてないのに一時間ものんびりしちゃった。

タグ:食:定 餐:魚 餐:貝 餐:飲 餐:冷 道の駅