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御城番屋敷

ファイル 1523-1.jpg松阪市殿町にある武家長屋。
二の丸から眺めてて面白そうだったのでちょっと歩いてみた。
キレイに続く生垣と凹凸の無い石畳で見た目のいい雰囲気の通りだった。
入口の案内によると、文久3年(1863)の幕末に御城番として赴任した武士の組屋敷として建築されたそうで、今でもその子孫が生活している建物だそうだ。へーすごい。

ファイル 1523-2.jpgで、まず入ってすぐの脇に蔵があった。
これは江戸時代末期に隠居丸(鈴屋のあったトコ)に建てられた三棟の土蔵の内のひとつが払いさげられて移築したものだそうで、おー!と思ったけど「このことが事実ならば、松坂城の唯一の現存する建物となる」という微妙な書かれ方の案内板。。事実ならばって書いてる時点で怪しいよね。

そして御城番屋敷。やっぱり生垣がカッコいい。
現役の町だから屋敷は覗かない方がいいんだけど、一番手前の屋敷だけは入館無料で公開されていた。いいねー。
(入口に「三重県立松坂工業高等学校誕生の地」という石柱が立っていた。??武家屋敷で学校って事??)

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中に入ると意外と広い屋敷で驚いた。
前に行った赤穂城の長屋門みたいな二間くらいの質素な物を想像してたけど、六畳間×四で天井も高く広々した屋敷で、ゆったり暮らせそうな雰囲気だった。

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という感想を管理してた案内役の女性に話したら、思いもよらぬ詳しい解説の話が聞けた。
なんでも、パンフやネットに掲載された幕末築の武家屋敷というのは大嘘で、実は明治維新後の廃城後に建てた浪人長屋だそうで、大きさも半分くらいだったものを修繕時に建て増して天井も上げて現代でも暮らせるサイズにしているんだとか、、
たまに「城内三の丸にこんなものが在った訳がないだろう」と詳しいお客さんが怒りながら来られることもあるそうで、「御城番地区長屋」って名前に変えて明治の遺産と公表して欲しいと市には何度も言ってるんだそうだ。。あらら。
凄いぶっちゃけ話を聞けて楽しかった。
(っていうか、帰ってからネットで見たら確かに何処にもそんな話は出てなくて「逆にかつがれたか?」とか思えるくらいだ)
そして城下の商家屋敷などは嘘偽りなく見所もかなり多いのでと色々薦められて興味持てた。

ファイル 1523-5.jpgまぁ、御城番という名の地区にある元武士が暮らした長屋屋敷という事には違い無い。
雰囲気を楽しむ観光地としては散歩する気になる町と通りで悪くないと思えた。
(あ、工業高校のこと質問するの忘れてた。。)


ファイル 1523-6.jpgで、ここで引き返すつもりだったのが、話し聞いてもう少し町を歩いてみたくなり商家屋敷とかも見てみたくなって、ついつい更に散歩。
三の丸ってどこまでだったんだろうなーとか思いつつ、「原田二郎旧宅」とかを覗きつつ、生垣の続く城下町の宅地を歩いた。
途中からはこの「御城番屋敷」で見かけた観光客の人に声かけられて、ついつい一緒に話しながら(奈良から来た人だそうだ)ぐるっと旧長谷川邸まで歩いた。

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松坂城跡

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松阪市殿町にある城跡公園。
松坂城の「坂」は大阪と同じように昔は土偏だったそうだ。
まずはパッと見の印象、石垣が高く綺麗に並んでかっこいい城だった。
さっそく登ると、先ず一段上に「歴史民俗博物館」というのがあって、本日入館無料とあったので入ってみた。
この建物は明治45年に建てられた図書館だそうだ。

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中には松阪の商家の玄関が再現されていたりして意外と面白かったけど、明治45年の建物を感じさせるのは階段くらいだった。

さてさて城に戻る。
真っ直ぐ登って城郭先に進むと月見櫓跡。ここが一番眺めよく、城の正面の西側の市役所から伊勢湾方面の市街中心部が見渡せた。

城壁の縁には段もなくギリギリまで進んで下を覗けて高さを感じられた。おー城郭だ!って感じ。高いの苦手な人はこのくらいでもダメかな?

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そしてそんな城壁の上を歩けるのが嬉しいね。

月見櫓跡からは東に進んで二の丸跡を見下ろしながら太鼓櫓跡まで進んだ。
二の丸への間にある寺?の門のイチョウがキレイだった。

ここで城壁から下りて、もう一段上の本丸跡に上がって天守跡に登った。ここがてっぺんだね。

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ここには昔、三層の天守が立っていたそうだけど、江戸時代初期に台風で倒壊してそれ以降再建されなかったそうだ。
そんな天守跡の傍らには敵見櫓跡が続いていて連郭式のかっこいい城だったんじゃないかなぁと思えた。
この松坂城は織田の家臣だった蒲生氏が築いた城だけど、数年で会津に移封になりその後幾度か城主を変えて、江戸時代は紀州藩の飛び領地となって城代が置かれたそうだ。だから和歌山に遠慮して台風にかこつけて取り壊したってトコだろうね。せっかくの立派な城郭が勿体ない気もするけど、そのおかげで城より城下が栄えて立派な商人町になったそうだから町としてはある意味理想的なのかもね。

この天守からの本丸の周りも城壁の端を半周歩けた。やっぱり端を歩けるとその聳える高さや内側の本丸の広さを実感できていいね。
そして南側の「松阪開府之碑」の石碑の立つ金間櫓跡で城壁から下りた。

で、また一段下ってさっきの城壁の続き、中御門跡の先の西側もずっと城壁の端を歩けるようなので進んでみた。
西側は石垣の下は「本居宣長記念館」の裏で上は梅園になってて裏側感が満ちた雰囲気、だのにちゃんとずっと石垣上を歩けるようになってるのが凄い。やっぱりカッコいい城だ。

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あまり大きい声では言えないけど自宅近所の人んちの塀を伝って冒険するのが好きだった子供の頃の感覚を(特に妹が大好きで困ったw)補完するような城跡でウキウキしながら歩いた。
同じような写真ばかりで申し訳ないけどウキウキの分だけ大量に写真撮って歩いたのでご愛嬌。

この西側の角には櫓跡とかなくてノンストップで北西側に回った。
北西の角だけには眺める山の案内板が立っていた。

引き続き北側の城壁。
真っ直ぐだったのは西側だけで北西側はまたジグザグになってて面白い。
途中で石垣の下にいた猫と目が合った。普段なら塀の上とか高いトコでのんびりしてそうなニャンコを逆に見下ろすのは気持ちいい。

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そして北端の藤見櫓跡で北に折れる。藤の木は無かったけど足元にさっき行った「歴史民俗博物館」が見下ろせた。
そしてカツカツ折れて鐘の櫓跡でおしまい。これで一周。キレイにひとまわりできて大満足。これはいい城だ。

城壁から下りてまた南側に回って中御門跡から下におりた。
その石段の途中にさっきイチョウが綺麗だった寺の門ぽいのがあって、寄ってみたらここは寺じゃなくて本居宣長旧宅「鈴屋」という国指定史跡。本居宣長は江戸時代の国学者だそうだ。
明治時代に廃城で公園になった後に城下の町内から移築したそうで、元は城主隠居邸があった廓だそうで、城より城下の栄えた松阪らしいね。
でーもここ「鈴屋」は入館有料だそうなので通過した。

二の丸跡に下りるとここは公園らしい広場になってて、シート敷いて弁当食べてる人なども多くいて寛いだ休憩の空間になっていた。
そんな中央に上からも見えていた大きな藤棚があった。これは伊勢湾の奥の愛知県鍋田村(現弥富市)にあった樹齢200年の「森津の藤」を株分けして移したものなので通算樹齢300数10年、、だそうだ。花はなくても充分立派。(だけどできれば藤見櫓の前に植えて欲しかったな)

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そして二の丸前からは足元の町並みが間近に見下ろせた。
そんな町の先に天守みたいな櫓みたいな建物が見えた。なんだあれ?(歯科医院だそうだ、、)

ゆっくり眺めて、南東の正面みたいな裏門跡から下った。
とても満足な城跡で歩いて楽しかった。
ココまで散歩心をくすぐられる楽しい城壁の城跡は初めてだ。
っていうか、まさかと思うけどひょっとしたら明治の廃城後の公園になった時に「歩いて回りやすい城跡公園」として大整備したとかじゃないだろうか、、(いや、まさかじゃないだろう)
どちらにしても充分楽しめた。来てよかった。

そしてそんないい気分のまま、二の丸跡から見下ろしてた工場みたいな長い瓦屋根が面白い「御城番屋敷」へも歩いていってみた。

タグ:観:城 観:石 観:館 観:建 観:閣 景:町 動:獣 楽:眺

鞍馬サンド 鈴鹿店

ファイル 1521-1.jpg鈴鹿市住吉町の「サーキット通り」沿いにあるサンドイッチ専門店。
人気店らしく以前にここのサンドイッチをネットで見かけて気になっていた。
で、来てみたら随分と洒落た感じの店で気が引けたけど、車も停められたので思いきって入店。

店は入口すぐのショーケースでサンドを買って、店内で食べるか持ち帰るかという形。店員のお姉さんの言葉が京都弁ぽく聞こえて「ああ、、鞍馬って京都の鞍馬かぁ、三重で京都の店入っちゃったのかぁ、、」とか思ったけど、ここが本店で京都には店はないようだ。(っていうか、帰ってから調べたら東京都内にも何店かあるそうで、、)

ファイル 1521-2.jpgさて、サンド二種をモーニングセット(コーヒーとか付いて+180円のセット)にして一階の禁煙席で食べた。
この店内も面白く、吹き抜けの空間中央に樹があって、下が一階。スロープの上で突き出た形の二階とあって空間の割に座席数は少なくゆったり落ち着ける感じ。たまたま席は空いてたからいいけど、一階は自分で満席。後からきた人は「あいてないから二階の喫煙席にします」と上にあがっていった。

さて、サンドの二種は、お目当ての「醍醐」という納豆コーヒーゼリーサンド。
もう一つは沢山ある中迷いつつ、(今月限定ってのにしようかとも思ったけど)店の名前を冠した「鞍馬」というのにしてみた。

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まずは「鞍馬」を食べた。チキンとキノコと大葉と海苔チーズサンド。これは美味しかった。チーズが凄く良く会う組合せ。
だ、け、ど、、ちょっと残念なのが食べづらいところ。ぽろぽろ具がこぼれちゃう。もう少しパンが大きいといいんだけどな。

そしてお目当ての「醍醐」
納豆+コーヒーゼリー+クリームということで、見かけたサイトでは下手物扱いされていたけど、納豆好きな僕的にはこれは絶対うまいぞ!と確信持ってたメニュー。だって納豆ってお豆の美味しさがダイレクトに味わえる食材じゃん。それに珈琲の豆の香ばしさが合わないわけがない。
包みから出すとちゃんと糸引いてて遠慮なしに納豆が入ってるのが嬉しかった。
で、食べてみた。
おお、思った通り美味しい!
納豆と珈琲のコンボはもとより、クリームもイイ組合せ。洋風な甘さを大豆が和風に寄せて来ていて、小豆とクリームとはまた違った感じで面白かった。(こぼれることもなく食べやすかったw)

ファイル 1521-4.jpgそしてコーヒーとおまけのフルーツヨーグルトで一息。
テーブルにはメニューではなくて手作り絵本風な冊子が置かれてて、開くと店の「鞍馬」の由来のエピソードの物語になってて、ほっこりしながらながめて休憩できた。(でも、なんで鈴鹿で京都の鞍馬?という疑問は未解決)
未解決といえば、店内や店外にも飾られた相撲のイラスト。何故に相撲?そういえば昔、鞍馬っていう力士がいたけどそういう関係?(それは「蔵間」で全然無関係だと思う、、)

意外にもサンド二種でおなかいっぱい。美味しく面白い朝食となって楽しめた。

タグ:餐:麭 餐:豆 餐:飲 観:絵 楽:読

道の駅 八王子滝山

ファイル 1520-1.jpg八王子市滝山町の都道沿いにある道の駅。
この前の都道は秋留橋まで繋がって一本北を走る441号のバイパスみたいな道なのに国道昇格はしないんだね。

で、この道の駅は東京都内唯一の道の駅。
何度か来たことあって夜寝た事なんかもあったけど、ここ最近は来て無くて久しぶり。点景にもしてなかったっけ。今の車では初かな。

さて、問題は4時半前という夕方で食事できるかというトコ。
まぁダメだったらコンビニ飯でいいやとか思ってたんだけど、、

ファイル 1520-2.jpg覗いてみたら物産店も食堂も普通に営業してた。ナイス。(食堂のLOは8時までだそうだ)
しかも地域食材や名物的なメニューが多くていい感じ。

で、うどんではなくラーメンでもなく「八王子ナポリタン」が気になった。新興のご当地グルメだろうけど、面白そうだから食べてみた。大盛で。

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これはこれは、八王子ラーメンのオマージュという感じで、たっぷりのタマネギが乗ったナポリタン。タマネギ大好きだから嬉しい一品。
爽やかな甘みがとても良くおいしかった。
パスタは平たい形のいい弾力で、炒めた感じは無いしっとりしたスパゲティ。
最近のパスタって洒落ててチマチマしたイメージで量少ないかと思ったけど、全然そんなことなく意外にも大盛は量多くて野菜も沢山隠れてて程よく満腹になった。

ファイル 1520-4.jpgなので、食後になんて考えてたソフトなんかはパス。
一応物産店をひとまわり見て回って、トイレ行って外に出たら、もうすっかり真っ暗な夜。
そう、なんかこの道の駅は照明少なくて夜は暗いんだよね。
特に今日は雲が多かったからまるで切り替わったように暗くなってた。

タグ:餐:麺 道の駅

道の駅 どまんなかたぬま

ファイル 1519-1.jpg佐野市(旧田沼町)吉水町の県道沿いにある道の駅。
いつもすごい混んでる印象が強く、日本のど真ん中というのも納得しがたく(沖縄を含めてないので)、佐野に来る頻度に比べて滅多に寄らない道の駅。でも二回も点景記事にしてた。

駐車場はだいたいいつも停められない事はなくて、今日も普通にいい位置に停められた。
なんだろう、駐車場以上に店内が混んでる印象。

半端な時間だから食堂は空いてるだろうと思って入ってみたら、思った通り空いていた。
あ、ここ佐野名物の「耳うどん」があるんだ。ってわけで「耳うどん」と追加で「いもフライ」にしてみた。

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「耳うどん」は以前(七年前の08年)佐野の市街の店で食べて以来の二度目。耳の形に捻った短冊饂飩って感じかな。
その耳はプニプニで水団みたいで面白く好きなんだけど、汁や具が平凡すぎてパッとしない勿体ない名物。ここのもやっぱり耳自体はおいしいんだけど汁や具はパッとしない感じ。
僕は汁は飲み干す派だけど(血圧高いくせに)、これはいいや、残そうと思ってた 。。。んだけど、耳の後で「いもフライ」をぱくぱく食べながら、合間に汁飲んでみたら、、合うね!これは意外な組み合わせ?「いもフライ」のいい味のソースの濃い味が汁で和む。残しててよかった。
二本の「いもフライ」で汁までおいしく完食。おいしかった。

ファイル 1519-3.jpgさて、今日は意外と気温高く、汁飲んだら暑くなって汗ばんできた。ので、食後の氷菓。
「レモン牛乳」ジェラのミニサイズ。外のテーブルで食べた。
レモン牛乳だからやっぱレモンは入ってないんだよね。でもちゃんとそんな感じの味がするのが面白い。

ファイル 1519-4.jpgそれとちょっと買物でソースを買った。
なんか他県者をだましてそうなキャッチーな品名だけど、中身はちゃんと「ミツハフルーツソース」。いもフライといえばの核の味。
これで何かのフライとカップうどんの朝食とかもいいかも、と、目論んでみた。(何気にソース以外の全部をdisっちゃったかな)

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:冷 楽:買 道の駅

道の駅 しょうなん

ファイル 1518-1.jpg柏市(旧昭南町)箕輪新田の県道沿い、手賀沼大橋南詰めにある道の駅。
ウチから一番近い道の駅で、最近よく通る大津川コースで必ず前を通るのでしょっちゅう通過しているけど、だいたいいつも混んでるし、特別そそる物も無かったので、滅多に寄らない道の駅。
先週、ドライブ帰りにトイレ休憩で寄ってみたら「そそるもの」があったので今日は寄ってみた。

駐車場はやっぱり混んでたけど、ダメ元で入ってみたら意外といい位置でスンナリ停められた。

建物入口には「マトンケバブ」の移動販売車と福島県只見町の物産直売テントがあって、「マトンケバブ」が凄く惹かれたけど、腹は減ってないので通過。

ファイル 1518-2.jpg只見町テントでは「そばやきもち」を鉄板で焼いて売っていた。これくらいなら入るかなと買ってみた。
具は三種でつぶあんと野沢菜とフキノトウ。餡じゃ甘そうだし蕗の薹は苦そうだしってことで野沢菜にしてみた。
一口食べたら、お、うまい。 と思ったけど、、からかった。。大失敗。あー野沢菜は辛くする時は名称を変えて欲しいわ。タラコが明太子になるみたいに。

さてさて、痛めつけられた口中を癒すべく店内奥の食堂に進んで「そそるもの」のソフトクリームを買った。
「柏のかぶソフトクリーム」だって。いつの間にこんなの売り始めたんだろう。かぶは柏が生産量日本一ってのは知らなかった。

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カブのシャーベットが混ざったシャリシャリ感のあるおいしいソフト。
振りかけた緑のが何なのか分からなかったけど(これもカブ?)色合いもカブっぽくてイイ感じ。さっぱりみずみずしい甘さでおいしかった。
、、、けど、カブの味ってどんなだったっけ?
そういえば肝心のカブの味が思い出せずにただただおいしいソフトを食べた感じになってしまった。。
カブって言ったら漬物かなぁ。特徴ある味じゃないよねぇ。昔、自炊してた頃はちょっと買ってみて味噌汁に入れてみたことあったけど、大根で充分だな、、と思った。

ところで、この道の駅もそういえば前に一度点景記事にしてた事あって見返してみたら、その時もソフトだったw(→)


ファイル 1518-4.jpgさて、車に戻る前にちょっと回って第二駐車場の方をチラッと覗いてみた。
先月、休日にたまたま見たテレビでこの道の駅の第二駐車場が特集されてて、ここに停めた廃車のような車で車上生活している人達に密着取材していた。
土曜日で多くの車が停まってたけど、そのテレビで見た車はもちろんまだ奥の方に停まってた。

タグ:餐:冷 餐:饅 観:ロ 道の駅

道の駅 にしかた

ファイル 1517-1.jpg栃木市西方町元の293号沿いにある道の駅。
もう何度か寄ってる処で、今年1月に点景にしてた。(→)
なんとなーく広々した印象から矢板の道の駅とイメージ混合してて、来てみて「あ、違った」とか思ったりした。

ファイル 1517-2.jpg車をおりてみると、かなり焼けて薄れた「中世の山城 西方城址」というパネルに気付いた。
あれ?こんなんあったんだ。初めて気付いた。
国道をはさんで道の駅の正面になだらかに続く標高221m(比高124m)の山にあったのが「西方城」で、佐竹-宇都宮方の西方氏と北条方の皆川氏とで陥落奪取の攻防があった規模大きめな城跡(という説明まで書かれてて欲しいトコだけど、、)のようだ。

さて、立ち寄ったのは、焼そばだけじゃなんか足りない感じの腹の足しのチョイ食いが目的で、食堂はガッツリメニューでパスとして、直売所の惣菜コーナーはまだ色々残ってた(やっぱり唐揚は皮だけが売っていたw)けど、おもてのテントも気になって覗いてみた。
ら、気になったのが「焚込肉味めし」(焚くって字が違うけど)という看板。そろそろ店じまいのようで「どう?どう?」と声かけられまくって、でか焼豚の味めし弁当が最後のひとつらしく、500円のところを結構値引いてくれたので嬉しく購入。前のテーブルで食べた。

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これが、肉でかくて厚くて食べ応え十二分。豚喰ったーーって感じ。味の滲みたご飯もおいしくもりもり食べられた。
うまかったーー! てか、チョイ食いにしては食べ過ぎちゃって、満腹になっちゃった。てへ。

このお店はモツ煮の店の出店らしく「モツ煮もまだあるよ、どう?」と言われてかなーりそそられたけど、それはまた次回の楽しみとした。

タグ:食:弁 餐:肉 観:城 道の駅

ばそき家 鹿沼店

ファイル 1516-1.jpg鹿沼市千渡の県道沿いにある焼きそば店。
栃木県内に何店かある支店のようで(本店は宇都宮らしい)、この鹿沼店だけに鹿沼名物ニラの「にら焼そば」が限定メニューであるというので来てみた。
鹿沼のニラといえば「にら蕎麦」が大好物だけど、やっぱ涼しいメニューだしちょっとマンネリだしってことで今日は焼そば。前々から興味惹かれつつもついついいっつも「にら蕎麦」だからね。たまにはね。

駐車場は店の前以外にマンションの裏に利用者は好きに停められる広い駐車場があるので気楽だった。

ファイル 1516-2.jpgさて、店内に入ってメニューを見ると、やきそば専門ながらいろんなトッピングのメニューがあった。
けどもちろん迷わず「ニラたぬき焼そば」、量は小,中,大,特大とあったので大にしてみた。
けど頼んでから「麺量の目安」の表があるのに気付いた。。大は250gで男性が「少し足りないかなぁ・・・程度」とあった。特大にすればよかったかな。

で、「ニラたぬき焼そば」大
ああ、丁度いいんじゃない?焼そばは多いと飽きるし。

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食べたらなかなかおいしい焼そば。さすが県内の焼そばグランプリを総なめにしてるだけあるね。麺の弾力やソースの味がちゃんとしてる。
そしてやっぱニラがいいね。ニラ好きだわー。自炊してた時はニラ炒めばっか作ってた気がする大好き食材。全然飽きることなく一気にペロリ。
あ、ほんとに「少し足りないかなぁ・・・程度」だった。。特大にすればよかったw

まぁいいや、また来よう。逆に中180gとかだったら「にら蕎麦」の後にハシゴして丁度いいかもね。
今日もこの後「にら蕎麦」食べてっちゃおうかなーと思ったけど、、焼そばの後にセイロだと味わい的に薄れて勿体無いかなと思ってやめた。

タグ:餐:焼 餐:菜

ゆばや

ファイル 1515-1.jpg日光市湯西川の「平家の里」前の駐車場の奥にある店。
その「平家の里」というのを見ていこうかと思ったけど、有料だったのでヤメて、それよりも空腹なので何か食べられないかな、、と土産屋を見ると「お食事処」との幟もあった。
ラッキーと思って中に入ったら、土産は土産でも名物の湯葉の製造販売専門店と言った感じで他のものはなく(入口の垂れ幕もよく読めばちゃんとそう書いてあった)食事も湯葉メインだった。

いやいや寧ろ名物料理なので嬉しい展開。
うどんにしようか、セットにしようか少し迷ったけど、ここはダイレクトに湯葉を味わおうじゃないかと「刺身ゆばセット」にしてみた。

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「刺身ゆば(生ゆば)」に「巻ゆば」と「ゆばサラダ」の三点セット。
「巻ゆば」は食べ応えあって甘味噌と良く合ってたし、「ゆばサラダ」も意外と胡麻ドレッシングとも良くておいしかったけど、やっぱなんといっても「刺身ゆば」がダントツで美味しかった!これはさすが。ほくそ笑むおいしさ。
刺身醤油とポン酢が用意されてて両方試してみたけど、これはポン酢が最高だね。店の人は「他にも麺つゆで食べる人も多いです」といってたけど、やっぱポン酢でしょ。

ファイル 1515-3.jpgってわけで、思わず土産に「刺身ゆば」購入。
注文してから奥で作り立てを分けて詰めるので少々時間かかる。なので食べてる時に頼んどけばよかったかもね。

そして保冷パックで詰めてくれるのも嬉しいね。保冷は半日分なので「刺身ゆば」は今日中に帰る人にしか販売しないそうだ。日帰りの距離でよかった~。
そんな土産を手にぶら下げながら、ちょこっと付近を歩いてみた。

まず、裏の林を進むと湯西川に架かる観光用つり橋「天楽堂吊橋」に出た。
説明には“859人が乗って風速55m/sの風が吹いても耐えられる構造”とあるドッシリした橋。歩行者用の吊橋は少し揺れるくらいの方が楽しいのになぁ、、

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この橋は「揺れ」じゃなくて景色を楽しむ橋だよね
。川の谷間の紅葉の感じは少し終わりかけなのかな、でもいい感じだった。

林を戻りつつ、途中で「高房神社」という案内をみかけて曲がってフカフカの紅葉の落ち葉の中を進んでみると、先の先に裏からもぐりこんできたような形になっちゃったけど小さな神社があった。

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案内を読むと、小さい社殿ながらも永正元年(1504)建立の集落鎮守様。御祭神は高房大明神(藤原高房)
拝んだ後に拝見すれば鳳凰などの彫刻も多彩に施されていた。

そして駐車場に戻ろうとまた林を歩くと、途中に立て札のある樹があって「御神木 平重盛公の木 樹齢八百年 栗」とあった。
え?栗ってこんな葉じゃないでしょ、、と思ってよく見たら、緑の葉は後ろに沿うように伸びた別の木のものだった。。

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そしてもっと駐車場の表側にも立て札のある樹があって「御神木 平清盛公の木 樹齢八百年 栗」とあった。
こちらは単独だったので幹のうねった姿も、落ち残ってる黄色い葉も見えた。
まあ、観光用に付けられた名前だと思うし、800年というのも平家が滅んでからの年数に合わせてるようで疑わしくもあるし、うねった形だから材木用に切り倒されずに残ったんじゃないかなとか思ったけど、そんな栗の古木の姿自体は勢いを感じられて良く見えた。

「平家の里」はケチって入らずとも、美味しいもの食べれて、軽い紅葉の散歩も楽しく色々見れていい休憩になった。

タグ:餐:豆 楽:買 楽:眺 観:橋 観:宮 観:飾 景:季 植:樹

尚仁沢名水パーク

ファイル 1514-1.jpg塩谷町上寺島の「東荒川ダム親水公園」にある名水百選「尚仁沢湧水」の水汲み場。駐車場の前には「尚仁沢はーとらんど」という物産店もある。どれを標題にしようか迷ったけど、道路上での「尚仁沢名水パーク」というのに惹かれて寄ったのでそれにした。

まず車を下りて先にその「尚仁沢名水パーク」に歩いた。
ここは奥にある尚仁沢湧水の源泉を引いた水汲み場。源泉はここより少し手前の駐車場から片道1.5km歩くそうなので勿論パス。
で、水汲み場は気合い入れてポリタンクに汲んでる人もいたけど、酌み口は分かれてて、僕はちょこっと飲み水が汲めればいいのですぐ済んだ。

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ちょこっと飲んでみたけど、うん、美味しい水。空きPETが一本しかなかったけど夏じゃないので一本で今日一日のドライブには十分。

さて、水ゲットの後は物産店へ戻って何か食べられないかなーと覗いてみた。
けど、食事は11時から。今食べられそうなのは、、、塩屋町名物という「里芋ふらい」だけみたい。。

んー里芋は嫌いな食材ナンバーワンなんだよな、、

  でも朝から(前日の昼から)何も食べてなくて空腹だし、、、

   嫌い嫌い言ってないでたまには挑戦して克服したいよな、、、

僕は殆どの芋類は好きなんだけど、この「里芋」だけはヌメっとしたパテ感が苦手で(似たような食感のレバーも苦手)、いったん里芋を食べてウエーとなると、しばらくは他の芋類食べても思い出しちゃってウエーとなってしまうくらいの苦手食材。

覚えてる限りでは、20年くらい前に友達同志で川原で集まって「芋煮会」をやったときに「苦手をなくすぞ!」と言って挑戦してみた。
けど無理だった。
その時以来まともには食べて無い、、

近いものでは8年前の沖縄の久米島で食べた「田芋」というのが里芋まんまでやっぱダメだった。

とかなんとか迷いつつ、何をトチ狂ったか「里芋ふらい」を買ってみてしまった。

ファイル 1514-3.jpg それと、ここではなぜかダムカードが貰えるそうなので、カードもゲット。
ダムまで歩いていけるのかな?と聞いてみたら「県道を700m戻った横道から行けます」だそうだ。。
えー「東荒川ダム親水公園」って名前でカードまで配布してるのにダムは別の場所なんだ、、

さてその問題の「里芋ふらい」
揚げたてを歩きながら恐る恐る口にしてみた。

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ら、

あれ、平気だ。
パテパテだけどなんとかいける。ってか微妙にうまいのかも。

普通に全部食べられた。
これで克服だ!とまではいかないけど、苦手意識は薄くなりそうで嬉しかった。イエーイ。


そして水汲み場を過ぎて公園の先の方まで歩いてみた。
ダムまでは行けずとも遠目に見るくらいは出来るかな、、、とか思ってたんだけど、公園はそんなに奥までも無く、ダム湖は折れ曲がってて東荒川ダムは一目も見れなかった。
っていうか、湖は茂みの先で離れてて、あまり景色よく見せようという感じには思えない公園だった。

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一目も見ないのにダムカードを貰っちゃったのは初めてだ。。
かと言って車で少し戻ってまでダムを見ようと言う気もなく、そんなにキレイでもない湖を遠目に眺めるだけで、まぁいいかと、こういうこともあるよねと、車に戻った。

タグ:楽:汲 観:水 観:選 景:湖 楽:証 餐:揚