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らーめん つる味

ファイル 1828-1.jpg宇都宮市(旧上河内町)上田町の293号沿いにあるラーメン店。
ちょっと前から店先の「生姜ラーメン」という幟が気になってたので寄ってみた。

メニューを見ると「漢ならガッツリラーメン」とか「特製まぜそば」とか具沢山の凄いメニューが並んでて、全品「麺大盛り(二玉)無料です」とあったけど、もちろん目的の「生姜ラーメン」を普通盛で注文した。

で、その「生姜ラーメン」
てっきり長岡みたいな生姜醤油ベースのラーメンかと思いきやサニアラズ、ネギラーメンのように細切りの生姜がドンと乗った塩ラーメンだった。
これは意外。そうきたかー。

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塩ラーメンの程よいさっぱり感に生姜の風味がよく合っておいしかった。
けど、
やっぱ辛かった。。
生姜の辛さはまだ幾らか平気な方だとはいえ、こんなにたんまり入ってるとさすがにキツイ。
そしてやっぱりさっき食べた唐揚げでまだそんなに腹減ってはなかったようで、なかなか減らないくらいの生姜が邪魔に思えてきた。

そういえば、、先週のドライブでは生姜御飯とか生姜ジュースとか程よいくらいだったとはいえ生姜ばかり続いてる気がした。

生姜が片づけばあとは甘み残る塩ラーメン。生姜はこの半分くらいで充分だったと思う。
おいしかったけどきつかった。 しばらくは生姜はいいやw

タグ:餐:ら 餐:菜 餐x辛x

からあげ専門寺田商店 結城店

ファイル 1827-1.jpg城市結城の県道沿いにある鶏唐揚げ店。
「龍ヶ崎名物清原醤油からあげ」とあるので、龍ヶ崎に本店があるのだろうか?取り敢えずこのよく通る結城の道沿いに最近できた店。
前日から友達とのLINEで九州の唐揚げの話題が出てたトコで、唐揚食べたいモードだったんだけど、この店のことは寸前まで忘れてて、見かけてそういえば気になってたっけと咄嗟の寄り道。

店は持ち帰りだけの販売店。
ホントはこの先のお気に入りの餃子店で食事しようと思ってたんだけど、まあ数個の唐揚げくらいだったら腹の準備体操くらいな感じでいいかなと、250g約4個を購入。
250gグラムってどのくらいかピンと来てなかったけど約4個ってことでコンビニのからあげ君くらいなつもりで買ってみた。

ら、
一個一個がデカイ。
つまんで食べると言うより、おかずとしてゆっくり食べるくらいのもののようで楊枝が付いてなかった。前に使わなかった割り箸が車にあったので同梱してた楊枝でさしてみたけど、これは楊枝で食べるサイズじゃないね。。

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味は醤油のいい味がしっかりついてておいしかった。
食べ甲斐もあるし実に満足な唐揚げだけど、これはドライブ中には不向きだね。走りながら食べるのはきついわ。
イートインスペースが欲しい。

そしてすっかりお腹一杯。。
餃子店は通過した。

タグ:餐:揚 楽:買

杖突峠 峠の茶屋

ファイル 1826-1.jpg茅野市宮川安国寺の152号沿いにある展望台を無料してる喫茶店。
今年4月に来たばかりのトコで、その時は天気悪く雲だらけだったけど(→)、今日は天気いいから眺め良さそうだと期待して立ち寄り。
それともちろん前も食べておいしかったチーズパンも購入の目的。

で、上がってみたら、思った通りのイイ眺め。
たまには大きいパノラマ画像もあげとこうかな(2500×600

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左手には諏訪湖からの諏訪~茅野の市街が流れるように続き、その後ろに屏風のような霧ヶ峰から蓼科、八ヶ岳までの山地が続く。

今日は他にもお客がいて、白人の外人男性が携帯で大きな声で通話してた。聞くつもりもないけどこの風景を実況してるようで、日本の風景を同じように感激してくれてるのは嬉しく思えた。


さて、ゆっくり眺めて店に戻り、チーズパンを今回は4個買って車に戻った。
で、走りながら食べた。

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これが結構濃厚チーズで、しっかりしていながらなかなかのモチモチ感でおいしい。ゆっくり食べるつもりだったけど止まらずにパクパク食べて茅野で20号に出る頃には食べ終えてた。

タグ:楽:眺 景:山 景:湖 景:町 餐:麭

中郷蛇岩(おちん岩)

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飯田市上村中郷の152号沿いにある大岩。
大きな岩に「平成おちんの神」という幟を見かけてちょこっと寄ってみた。
中郷は地名で中郷の蛇岩。
説明によると慶応4年(1868)の七月の豪雨で沢から落ちてきた二つの岩。下の村まで落ちなかったのと、二個のでかい玉を男性器に例えて「おちん岩」と呼ばれているそうだ。
蛇岩というのは二億年前のサンゴやプランクトンが混ざったチャートで出来た岩だそうで、中央構造線とかプレートとか地質学に詳しければ趣あるんだろうね。

ファイル 1825-2.jpg横から見てみると、その落ちてきた沢を半分塞いでて、沢は小さな滝っぽく岩の脇を流れていた。
落ちてきてから140年たっても沢の水に押されずに周りの地形も崩れずに鎮座してるわけだから、岩にとって居心地いい場所なんだろうね。すなわちパワースポットってことかな。

そして新しく造ったような祠を覗くと、やっぱりそれらしいシンボルが祀られていた。
さらに「落ちん」ということで受験に御利益あるとか。
性欲高まって勉強の邪魔にならなきゃいいけどね。

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ファイル 1825-4.jpgそういえば二つの岩と書かれてたよな、、と周りを見ると、停めた車の前にもうひとつ岩があった。多分これかな。
こっちはもう上り坂の道に半分埋まる形で地味に大人しく鎮座。
ちょっと沢から外れてるけど同じ日に落ちてきたのかね?

写真は上の方だけど周りはコスモスが咲いててキレイだった。
パワースポットかどうかは兎も角、落ち着く場所だった。

タグ:景:岩 景:川 観:宮 観:地 植:花

道の駅 遠山郷

ファイル 1824-1.jpg飯田市南信濃和田の152号沿いにある道の駅。

ここは前にトイレだけの休憩で来たことあって日帰り湯があったのを憶えていたので、まだ早いしここらで軽く風呂入って行こうかと立ち寄ってみた。

けど、来てみたら「チャレンジマラニックin遠山郷」というのが開催されててここがそのマラソンのゴール地点で、走り終えた参加者が風呂に入ってる感じだった。。

んーどうしようかな、、
と、覗いてみたけどさほど混んでなさそうなので入ってみた。
ら、やっぱりさほど混んでなくてゆっくり入浴。ドライブは風呂入るくらいの余裕がなきゃ駄目だよね。
神様の湯治場の伝説があり某ジブリ映画のモチーフの一部ともいわれる「かぐらの湯」、無色の湯だけど優しいヌメリで心地良かった。

ファイル 1824-2.jpg湯上がりにすももジュースを飲みながら館内をフラフラしてて「鬼あまご伝説」というのを読んでみた。
弱った川魚のアマゴを助けたら恩返ししてくれたという話。アマゴは大きく育ったけど身代わりに被った厄災で鬼のような姿になったそうな。
弱った魚、、助けるか?育ったら食べるつもりだったのかもね。

ファイル 1824-3.jpgそして表にでたら、温泉水使用という五平餅がおいしそうだった。
このくらいならと買って食べた。

タグ:餐:餅 餐:飲 観:伝 楽:湯 道の駅

道の駅 信州平谷

ファイル 1823-1.jpg平谷村の153号沿いにある道の駅。
ここは初めて寄る道の駅。
とにかく腹ぺこ何か食べたいー のでバッチリ混んだ昼時だけど構わずに立ち寄ってみた。

ちょっと建物の構造が分かりずらくグルッと回って表の食事コーナーを見ると寿司の店があって「馬刺のにぎり」というのが目を引いた。
で、さっそく注文してみると「今すごく混んでるからできない」と言われた。時間がかかるじゃなくて出来ないと、、こんな風に言われたのは始めてだ。よっぽど注文重なっているのか知らないけど言い方にあきれて笑いそうになった。
まあすいてそうないい時間に来れることがあったら食べてやるよ。


ファイル 1823-2.jpgそのあと見てまわったら裏の日帰り湯の方にちゃんとした食堂があるみたいなのでそっちに行った。
入口の看板を見るとお手頃な丼物もあったし、こっちはそんなに混み合ってもいなくて待たずに席に着けたのでそこで食事。
「うまか丼(さくら肉)」を食べてみた。

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スキヤキ風に煮た馬肉の丼。牛丼の馬版。うん、おいしい。
馬肉は煮てもうまいよね。こういう丼なら牛よりも好きかも。
あまり待たずに食べれてうれしい。やっぱり食事はそのくらいじゃないとね。

タグ:食:丼 餐:肉 楽<残 道の駅

鞍ヶ池トヨタ記念館

ファイル 1822-1.jpg豊田市池田町南にある博物館。
無料だそうなので寄ってみた。

駐車場には勿論トヨタ車しか停まってなかったけど気にせずに停めて入館した。
トヨタの車を所有したことは無いけど、スーパーカーブームの子供の頃は2000GTやヨタハチをカッコイイと思ってて、大人になったら(日本車だったら)トヨタを買おう!と思っていたし、車に乗り出した頃もラリーのトヨタを応援してたので(実はF1には興味なかった)たまたま見かけたCR-Xにときめかなければ、トヨタの車に乗ってたかもしれない、、、ということでお邪魔してもいいですよね。

中に入ると豊田佐吉の胸像に生家の模型と喜一郎のパネルが並び、トヨタの大元の織機が並んでいた。
おお!
そうだそうだ、トヨタは機織からだよね。で、息子の喜一郎が発展させて車会社にしたんだよね。
そういえば子供の頃(小3くらい)偉人伝記の本が好きで、二冊目に読んだのが「豊田佐吉」だったっけ!

ちなみに最初に読んだのは湯川秀樹。わりと近代の人の話が好きだった。

当時、入院してた母親の病院へ電車に乗って会いに行くときにいつも読んでたんだけど、ある日さほど混んでない車輛に一人で乗って座って読んでたら背広着た大人に「子供のくせに偉そうに」と怒られたことがあった。
偉そうにしてた覚えはないけど、ショックでそれ以来読まなくなった。
いまだに子供が電車の座席で座って本読んでるのがどう「偉そう」なのか理解できないけど、昭和っていうのはそういう理不尽に他人の子供を怒る大人がはびこってた時代だったんだよね。自分より弱い存在の者を怒ってビビらせて鬱憤を晴らしたかったのかな。

でも、それで本を読むのが嫌いになったという事はなく、当時ブームで親がよく読んでた横溝正史を読んだりしてた。こっちだったら「子供のくせに偉そうに」と怒られても仕方ないと思えるけどね。背表紙が恐いから外には持ち出さないで家で読んでた。内容は半分以上理解できてなかったと思うw

話がそれすぎた、、けど、そんな半分忘れてたことを豊田佐吉像を見て思い出して懐かしくなった。

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ファイル 1822-3.jpgそして中は広めのフロアーに数台の実車と何台もの車両模型、そしてジオラマでの創業期からの活動資料が並んでて見て楽しい博物館になっていた。

置かれてた車は三台で、LF-Aはニュルの耐久レース仕様。
実物かな?って思うようなツルッとしたフォルムだった。
機織りから一気にこれで戸惑ったけど、最近のものはこれだけだった。

一番目を引くのは昭和11年(1936)のトヨタ初の生産型乗用車「AA型」。流線型で凄い形。エンブレムも立派で時代を感じる。乗ってみたーい。
昭和11年は父親の生まれた年だ。東京都内はどのくらい車走ってたんだろうね。

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そして昭和30年(1955)の初代クラウン。かっこいいねぇ。
Bピラーのトコにある羽のような取っ手が持ち上がってウインカーになるんだそうだ。へー。そんなだったんだ。

ジオラマは昭和の雰囲気を切り取った雰囲気ある箱庭風景。
黎明の工場の様子や国道1号での走行テストの様子、そして地方の街道での故障トラックの修理風景。
大変だったんだろうなぁ。呑気に気侭にドライブできる現代はありがたいよなぁ。感謝感謝。

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車両模型は5/1の大きさで細かく良く見えた。
最初の頃はトラックがメインだったんだね。自家用車じゃ商売にならないもんね。

ゆっくり見てまわれて無料の割には充分に楽しめる博物館。
出るときに受付のお姉さんに「ここは豊田家に縁のある場所なんですか?」と聞いてみたけど、わかりませんすみませんとの返事。
裏にある「旧豊田喜一郎邸」も移築したものだそうだ。

で、その裏の「旧豊田喜一郎邸」にも歩いてみた。

これはこれはなんとも洒落た邸宅。
ジブリアニメに出てきそうなメルヘンチックな雰囲気で、硝子張りの温室がいいね。

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脇のガレージには昭和29年(1954)のトヨモーターT9という原付と平成13年(2001)のオリジン(古い車かと思ったら新しい車だった、、)が置かれててこれまた雰囲気あった。

なんか技術と努力の昭和史を感じ(イヤな昭和も思いだしw)、豊かな雰囲気を醸す車のある生活を感じて気分いい空間を楽しめた。

タグ:観:館 観:車 観:装 観:模 観:建

道の駅 ソレーネ周南

ファイル 1821-1.jpg周南市戸田の2号沿いにある道の駅。

黙々と走って3時前。まだまだ山口県を半分も抜けて無くて全然進んだ気がせず何処も寄りたくない気分だった。けど、うらはらに、食事はとらないとなぁ、、と、食事だけは仕方ないからどこか寄ろう、、寄るなら兼ねてから気になってた料理とか、、、なんてもやもやしてたトコで、道の駅があったので、んじゃ中間取って丁度いいくらいかなと、この道の駅に食事休憩のつもりで寄ってみた。

見るからに新しい洒落た造りの広い道の駅で、週末の午後らしい混みようだったけど、出る車もあってすんなり停められた。

まずは店の中を見てまわると、色々あって試食も出てて「鹿野高原豚」というのがとてもおいしかった。

で、裏の川に出る脇にある休憩室を兼ねたレストランのメニューを見るとその「鹿野高原豚」のローストポーク丼というのがリーズナブルなメニューであった。

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店は洒落た感じだったので少々腰が引けて、川眺めて戸惑いつつ、やっぱりちゃんと食事するならもう此処しかないので思い切って入って食事した。

で、そのローストポーク丼

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洒落た器に彩りキレイにシンプルな丼。でもかかってる「高瀬みそ」のソースはとてもおいしく、そしてやっぱり鹿野高原豚のローストポークはいい味でおいしかった。
空腹も手伝ってあっという間にぺろりと食べちゃった。


店を出て、もう一品くらい何か食べたいな、、とか思って見てたら、店の前のスナックコーナー
も鹿野農場の店で、ハンバーガーとかおいしいそうだった。
けど、気合入った高めのバーガーだったのでそれはやめて、シンプルにフランクフルトにしてみた。

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これもまた「鹿野高原豚100%」
もう言わずもがなのおいしいフランク。マスタードがないのが気になったけど、肉の味で充分満足。いい昼食になった。

タグ:食:丼 食:串 餐:肉 景:川 道の駅

道の駅 おおき

ファイル 1820-1.jpg大木町横溝の442号沿いにある道の駅。
初めての立ち寄り。
洒落たモデルルームみたいな道の駅だから新しいのかな?

店内に入ると「きのこ」もぎとりギャラリー「モギリー」という茸室コーナーがあった。
おもしろそうだな、、とは思ったけど此処でキノコを買ってってもしょうがないので軽く覗いて通過。近ければねぇ。。

それより何か食べ物をと直売店を見て、ちょこちょこと買ってみた。

ファイル 1820-2.jpgそして奥の方にジェラートコーナーがあり、ウリの「いちじくシャーベット」が気になったので買ってみた。
この売場のお姉さんが近所でいちじく農園を営んでる人だそうで、少し話が聞けて近隣の祭りの話なんかも聞けて気分良く購入。

程よい酸味のおいしいシャーベット。いいねさっぱりして。
おいしかった。

食べながら外に出て向かいの休憩室で座って食べた。
この休憩室は窓の外にネットで日よけの蔓がのびてて、「フウセンカズラ」の白い小さな花が咲いてて、実もかわいく膨らんでいた。
涼やかでイイね。

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シャーベットをなめ終えたらすぐに出発。
他の買った物は車を走らせながらひとつずつ順にゆっくり食べた。

まずは「片手で食べるファーストお好み焼き」とか出てた御好焼。
普通においしかったけど、おもったより皮が薄くて腹に溜まらなかった。

そして「かしわおにぎり」。やっぱ福岡と言えばこれですかね。(よくしらないくせに、、)昨夜のうどん屋でかしわ飯を我慢してたので、食べたかった。
味は、まあ普通においしい。見た目通りのスタンダード飯。

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それと江頭蒲鉾店の「できたてイカ天4枚入り」
4枚は多いかな、、飽きないかな、、なんて思ってたけどとーんでもない。これすごくおいしかった!
止まらずに4枚なんてあっという間にペロリ。もっと欲しいくらいだった。

最後にお菓子「菱クッキーひしっこ」
菱ってあれでしょ、(先月新潟で見た)沼に浮いた浮き草だよね。その菱の実が大木町の名物だそうで菱コーナーがあって「ひし茶」なんてのもあった。
どんな味かな?と興味持って、えぐくても何とか食べられそうなクッキーを買ってみた次第。
けど、
食べてみたら普通に甘くて変なクセなんかなくておいしかった。おいしくて逆にどんな風味なのか分かんなかった。。

と、てんでばらばらな四品だったけど、おいしく楽しめる朝食になった。

タグ:餐:冷 餐:粉 餐:飯 餐:揚 餐:菓 植:花 植:実 道の駅

東与賀海岸

ファイル 1819-1.jpg佐賀市東与賀町下古賀にある有明海の干潟の海岸。
「シチメンソウ群生地」というのが気になって来てみた。

海浜公園「干潟よか公園」の大きな駐車場があるので悠々停めて歩けた。
干潟は近年ラムサール条約湿地に登録されたそうで、海岸の堤には何ヶ所かの展望台にそれぞれ無料の双眼鏡があり、堤の壁には干潟の生き物や渡り鳥などの説明が写真付きで大きく解説されていた。

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目的の「シチメンソウ」は、上から覗くと干潟の手前に長くきれいに揃って生えて伸びていた。
シチメンソウというのは日本ではこの有明海沿岸だけに生える珍しい塩生植物だそうで、秋には赤く紅葉するんだそうだ。へー。

少し眺めたあと下におりてみた。
花壇の部分は干潟のまんまで周りの道はコンクリで整備されているけど一応自然の姿なのかな。マングローブのように湿った泥地から生えてて、なるほど確かに茎は赤く、葉も幾つかは赤くなってるものもあり、全部真っ赤になったら不思議な風景だろうなと思えた。

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そしてその根元はチョコチョコとカニが歩きまわってた。よくみるとトビハゼのような魚もいて穴から顔を出していた。こんな道の脇で大胆な奴らだw

こんなトコにいるくらいなら干潟の方でもムツゴロウとか見れたりして、、、とか思って干潟も覗いてみた。

ら、
「見れたりして」どころではなく、探すまでもないくらい彼方此方に沢山いてチョコチョコ動きまくっていた!
何これスゲー。

前に鹿島の道の駅で見た有明海干潟では、カニは多かったけど魚は少し探さないと見つからないくらいだったので、こんな県庁所在地前の干潟で簡単に見れる分けないとか思ってたのが、こんなだなんて、、驚き、楽しくなってじっくり眺めた。

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えっと、、
トビハゼとムツゴロウの違いが良く分かってないんだけど、見たところ小さいのも大きいのも全部青い斑点のあるムツゴロウのようだった。
足元から遠くまでムツゴロウの楽園のようで、有明海以外では見かけない珍しい魚だとしても、ここにはこんな当たり前のように沢山いるもんなんだね。

ちょこちょこと泥を搔いてパドリングで進んで、ケンカしたり、飛び跳ねたり、鰭広げたり、ゴロゴロ転がったりしてて見てて飽きなかった。

そして一応ちゃんと水の溜まったトコでは泳ぐのね。
水の有るトコでは体もきれいになって青い斑点がきれいに見えた。

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魚と蟹は沢山いるけど、そういえば壁の説明にも大きくあった渡り鳥などの野鳥はほとんどいなかった。
タイミングなのかな?

そんな中、一羽だけ飛んできて干潟を歩く鳥がいた。
ズームで見るとオオハシシギかな?
干潟をつついてあるいて何か食べて回ってた。

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あとは遠ーくにアオサギが、近ーくにハクセキレイが見えるだけだった。

のどかでイイなぁ。天気いいし。。

いやいやいやいやいや

やばいやばいやばい

ついつい見入っちゃって、離れられない。

気がつけばもう9時を過ぎていた。。
うわぁ、ここ佐賀だよね。

あさって仕事だよね。
まずいよね。

と、思いを断ち切って足早に戻ろうと思ってたら、足元の泥で滑って転びそうになっちゃった。。慌てちゃ駄目だね。

ファイル 1819-7.jpgそんな足元にちょこちょことカニが出てきてて、思わず掴まえて眺めてしまった。
かわいいな、、、じゃなくて!かえらなきゃ。
カニを干潟に帰して自分も駐車場に戻った。

公園の入口には蛇口があったので泥だらけになっちゃったサンダルと足を洗えたんだけど、
ここの泥ってかなりの粘度があって落ちにくいねぇ。。水で流すだけでは落ちなくて手間取った。タワシが欲しかった。

ちょっと七面草を眺めるだけの寄り道のつもりが、魚に鳥に蟹でのんびりしちゃった。。
けど、ここが日帰りで来れるくらいの近場だったら何時間でもいるのになぁ。と、とても安らぐ満足の寄り道。

佐賀、いいね。

タグ:景:海 景:浜 楽:眺 楽:触 植:草 動:魚 動:虫 動:鳥