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飯沼観音

ファイル 2221-1.jpg銚子市馬場町にある「飯沼山 圓福寺」という真言宗の寺院。
銚子をふらふらしててよく見かける赤い五重の塔のあるお寺。まえからちょっと気にはなっていたけど、お寺はあまり足が向かないし赤っていうのもなんかそんなに惹かれないしで来ることはないかと思ってた。
で、今回来たのは実はお寺が目的ではなく、境内にある店で食事しようと思っての立ち寄り。

ナビで示させたら裏の道に案内された、、まぁいいやと適当に停めて寺に歩いた。

お寺はその五重の塔だけでなく、本堂も真っ赤で大きくインパクト大。更に大仏まであって派手な寺だなぁと思った。

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この寺が銚子の町の中心で昔はもっと広く大きい寺で沢山の建物があって栄えてたそうだけど、戦時の米軍による空襲で多くのものが焼失してしまったそうだ。
なので、この赤い本堂(観音堂)は昭和46年(1971)に再建したものだそうで、五重の塔に至っては平成21年(2009)に完成したばかりだそうだ、、あれ?そうだっけ?もっと前からなかったっけ?
なんか、つい最近大阪でカッコイイ三重の塔を見て来たばかりなせいか、ちょっとチャチにみえてしまった。(なので、この五重の塔の横にある筈の「飯沼水準原標石」という国内初の基準点の石を見ようと思ってたのを忘れてた。。)

大仏は江戸中期の正徳元年(1711)に造られたものだそうで、膝と背中に機銃掃射の跡があるそうだ(探さなかったけど)

そんなお寺は失礼ながらパッと見て通過。
境内の店「観音名物焼きそば 遠藤」に入った。

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店はなかなか年季の入ったよごれた雰囲気で、狭めながら奥には座敷があるようだった。
でも店のおばちゃんは感じよく、テーブルの金魚(丹頂)もかわいく泳いでていい感じの店だった。

で、焼きそば。

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うんおいしい。さすが古くから愛される専門店だ。
ソースがややすっぱめの味でいい感じ。大盛にしとけばよかったな。

そういえばテーブルには青海苔と七味と塩と醤油があったけど、メニューは焼きそばとおでんだけなんだよな。。
銚子の人は焼きそばを塩と醤油で味整えるのかな?(銚子が醤油の町だとはいえ、ソース焼きそばを醤油で?)試してみようかと思ったけど、そのままでおいしいので勿体ないからやめといた。

店を出てふと気が付くと表通りの方に広い駐車場があった。。こっち停めればよかったのか、、でもいいや。と、また大仏-本堂-五重の塔を見ながら裏から出た。

なんで「でもいいや」かというと、裏にあった「今川焼さのや」も気になってたので、表から来てたら気づかないだろうからね。店前から焼くのが見えててそそられてたんだよねー。

ってわけで寄ってみた。
白餡と黒餡とあるみたいだからひとつずつ買いたいところだけど、見ると1個が大きそうだから黒餡一つだけ買った。(けちくせー)

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車に戻って(目薬差して)出発。出来立ての今川焼は熱いのですぐには食べられるわけがなく、しばらくたってから走りながら食べた。

これ、すごいよね。普通の今川焼2個分くらいありそうな立体的でワイルドな今川焼! 店は明治40年(1907)創業の老舗だそうだけど、昔からこんな大きかったのかなぁ。

そして食べると餡子はいい甘さで小豆の風味ばっちり。皮はもっちりでいい感じ。立体的なだけに若干食べづらくもあるけど面白く食べられた。あーやっぱ白も買っておけばよかった。

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