板倉町板倉の雷電神社参道にある食事処。
神社にお参りの前からもう気になっちゃってた名物「なまず天ぷら」の看板の店。
一応「なまずさん」を見る前に食べてちゃよくないかな、、と参った後で戻ってきて食事にした。
店はレトロな昭和まんまの雰囲気。
入ったときは空いていたけど、丁度昼なのでしばらくするとすぐにテーブルはいっぱいになった。
さて、やっぱり食べるのは「なまず定食」(なまず天丼も気になったけど)
天ぷら1とたたき揚2のセット(720)
天ぷら2のセット(930)
天ぷら2で汁が鯉こくのセット(1130)の三種と、
更に御飯が鰻重になるセット(2630)があり、とりあえずナマズがメインなので中間の天ぷら2のセットにしてみた。
まわりのお客の話では、来週の5/1からがこの神社の祭礼だそうで、ホントはそっちに来たかったけど連休で出掛けちゃうから今日来たそうだ。
お祭りだったらこの店もいっぱいで入れなかっただろうね。あぶないあぶない。
そして「なまず定食」
これは!んまい!
とろけるようにふわふわで柔らかくあっさりした白身の魚天ぷら。
鯰料理はこれまでも五霞(天丼)とか玉造(バーガー)とか吉川(コロッケ)とかで食べてるけど、一番おいしく食べ応えあって満足。しかもちゃんとアメリカナマズじゃない地元の天然の鯰でこのお値段はリーズナブル。
さすがの老舗。こういう庶民に愛される気軽な感じの川魚料理を食べたかった。(ちゃんとした店だと懐石とかコースとかになっちゃいそうだからね)
ここはいいな。また来よう。天丼も気になるし、鰻重だってリーズナブルだ。
さて、食後にもう少し散歩。裏の神社脇の板倉中央公園を歩いてみた。
神社でもらったパンフに龍が棲むとも伝えられる「雷電沼」というのがあると出てたので来てみたんだけど、公園内には小さい沼が3つと大きい沼1つがあって「雷電沼」かとも書かれて無くてどれがそれか分からなかった、、
パンフには「ほとりには弁天社~」とあったので弁天のある小さい沼に来てみたけど、蓮だらけで水面が見えず(カッパの怖い看板で印象的)、パンフの写真的には大きい沼で間違いなさそうだけど、その奥の蘆原のこれまた水面の見えない沼の畔には万葉歌碑が立っていて「この沼は昔、伊奈良沼と呼ばれてて、詩が万葉集にも詠まれた~」というような案内板が立ってたり、、
雷電神社の由緒にもあったけど、神社のまわりは昔、伊奈良沼という広い沼に囲まれていたそうで(明治期には板倉湖と言ったらしい)昭和になって干拓し、残った名残がこの公園の沼だそうだ。
多分この四つの沼どれもが「雷電沼」なんだろうね。
沼には牛蛙が鳴き、鴨や水鳥が泳ぎ、水面を燕が泳ぐように飛んでいた。
自然な感じでいいけど、公園ならもう少し整備して水をキレイにした方が、、とも思った。