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かすみがうら市水族館

ファイル 1902-1.jpgかすみがうら市(旧霞ヶ浦町)坂の霞ヶ浦岸にある小型の水族館。
気軽に寄れそうな水族館で気にはなっていたけど、「土浦市ネイチャーセンター」みたいに無料でも幾つも水槽並んで充実しているトコもあるので、入ったことはなかった。

けど、今日はもうここらで折り返すつもりだったから有料の水族館でもまぁたまにはいいかな。と、休憩がてら寄り道。

ゲートをくぐると館までの間の庭には親水噴水や「帆引き船発祥の地」の碑などがあり、先に霞ヶ浦が見えていた。
そういえば帆引き船は今日は出てないのかな?(七月~十月の間だけだそうだ)

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入館料は310円。んーまぁいいかな。
入口には触れるゾウガメ。甲良を撫でたら足の爪みたいだった。

入ると最初にシンプルな「霞ヶ浦の魚」の水槽。こういうのがメインの水族館かと思ってたけど違ってて地場物はこれだけだった。見るとオイカワとタナゴが多くワカサギは一匹しか見当たらなかった。
今でこそあちこちの山上湖に移入されて一般的なおいしい魚だけど、天然ワカサギの特産はここ霞ケ浦。だからワカサギでいっぱいの大きな水槽とかあってもいいのに、、とか思いつつ進んだ。

そして低い触れる水槽にはタナゴとコイがいて、素早くて触れるどころではなかったけど、水面をぴちゃぴちゃ叩いてたら寄ってきてちゅぱちゅぱしてきた。じゃれるネコみたいw

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そこからイワナやイトウと淡水魚が並ぶけど、ガーやピラルクなど外国のもの並び、思った以上にいろんなのがいて驚いた。

120cmのオオサンショウウオなんてのもいて、これは県内で捕獲された(誰かが隠れて飼ってた)ものだそうだ。
一応県内在来の小さいサンショウウオもいた。

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更に青いアマガエルとかトカゲにカメレオンに白ヘビ、タランチュラなどの虫もいるし、珍しい海水魚もいてタツノオトシゴやオウム貝、今人気のダイオウグソクムシまでいた。(後ろ向いちゃってたけど)

いろいろ面白かったけど、個人的には国内産の淡水魚が好き。
最後のコーナーにタナゴとナマズとハゼ系の水槽が並んでて、小型の「イワトコナマズ」が何故か荒ぶってて吠えるように大口を開けていた。地震じゃないだろうな。。

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他にもよそなら底で石に張り付いてそうなヌマチチブやウキゴリなんかも中層をフワフワ泳いで顔を見せていた。どの魚も元気なのがいいな。
もちろん大きな水槽に大きなナマズも入ってたけどコイの方がでかくて目立たなかった。

ファイル 1902-6.jpg最後に出口前にアカメなんていた。
おおおお、アカメは初めて見た!「釣りキチ三平」に出てきた魚で高知と宮崎にしかいない固有種。まだ子供なのでオヤニラミみたいな模様ながら、鋭そうな背鰭と思いきったフォルムがレーシング仕様みたいなかっこよさで見とれた。

そしてもう一周。
後から子供連れの客が続々来て賑やかになったけど、自分とは見るトコが違うから一安心。ゆっくり廻れた。

小さい水族館ながら、まさかここで見れるとは思わなかったような魚が沢山見れて、そして元気でお茶目な魚たちがカワイらしく大満足。
有料とかケチって来なかったのが馬鹿みたい。また気軽によりたいわ。

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