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みつはし家

ファイル 3043-1.jpg大網白里市南今泉の県道沿いにある食事処。

「いわし天丼500円」の看板が前々から気になってて寄ろうと思ってた店。
天丼にするイワシなら保存ききそうだしそんなには値はあがらないだろうとも思えるけど、500円はさすがに破格な気がして逆にあやしく思えるくらいだった。
そしてやっぱり海辺まで来て食べるイワシはやっぱり新鮮な刺身で食べたいと思いがちというのもあり、寄ったことはなかった。

で、今日も別に寄るつもりで進んでいたわけではなくすっかり忘れてて、前を通って見かけて思い出した。
暖簾がかかってるのも見えててこんな午後遅い時間に開いてるんだ!と思わず通過した先でUターンして戻った。でももう5時頃だったから普通に夕方の営業時間だったみたい。

店の中に入ると外観に違わずテーブル席ふたつに小上がりの小さな店。でも奥には座敷があるようだった。

ファイル 3043-2.jpgメニューは一応見たけど、迷わずに「いわし天丼」をたのんだ。
「今、イワシ獲れてなくて小さなイワシになるけどよろしいですか」と言われたけど、全然OK。っていうかちゃんと獲れたばかりの新鮮なイワシを使ってると分かって嬉しかった。(ん?銚子では入梅イワシとか旬だけど九十九里ではそんなに獲れてない時季なの?)

待つ間、横の曇った水槽が気になったので手で拭いてみたら、イシダイが泳いでた。おお。っていうかイシダイのメニューなんてないけど、、観賞用?特別メニュー?

そして「いわし天丼」登場。ちゃんと味噌汁ついててありがたい。

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たしかにキビナゴくらいの小さなイワシで、掻き揚げっぽかったけどむしろこれくらいの方が食べやすく、ご飯と一緒に掻っ込みやすいから丼物としてはアリ。
しっかりイワシの味も楽しめてよかったし、味噌汁に入った玉葱は隣町の白子たまねぎかな?おいしかった。

食べ終わって会計の時に「イワシの大きさって時季によってですか?」と聞いてみたら、時季ではなくて潮によってまちまちだとフワッとした答え。明言は避けていた。まぁ小さくても全然イイんだけどね。冬は大きいとか言われたら次は冬に来てみようとか思ったけど、ならまた気が向いた時に来てみようかと思った。

タグ:食:丼 餐:魚

鴨川松島

ファイル 3042-1.jpg鴨川市貝渚の鴨川漁港前に浮かぶ幾つかの小島や岩の景勝地。

名前のついた島は7つ(荒島・弁天島・鵜島・雀島・波涛根島・猪貝島・海獺島)で、そのうち荒島と弁天島は防波堤から橋で歩いて渡れるそうなので来てみた。
ちなみに「鴨川松島」の表示と案内板は八岡海岸側の県道沿いにあるけどそっちには駐車場は無いので車だと通過して見るだけだね。

車で防波堤の先まで行けそうだと思ってたけど、鴨川漁港の先は「関係者以外車輛進入禁止」になってた。。んー、、クソ暑くて少々躊躇したものの漁港で車を停めて歩いてみた。

なーんか車で入ってきちゃってる人もいたけど、きっと関係者だろうと思うことにしてゆっくり夏の日差しに焦がされながら港の防波堤へと歩き、堤に出たら水辺を覗き込んだりしてゆっくり進んだ。

湾内だけに水は少し濁ってたけど、小魚の群れが元気に凄い速度で泳ぎ回ってるのが見えた。
そして、なんか針金みたいなハンガーみたいな青いのが漂ってるなぁ、、とか見えたのが、泳ぎ出してびっくり!ん?クラゲか?と思ってよく見ると魚だった。こんな魚はじめて見たわ。珍しくない魚なのかな?(やや熱帯系の魚で「イトヒキアジ」の幼魚だそうだ。大きくなると旨いらしい)

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こんな自分的には珍しい魚を見れたので歩いて来てて良かった。とか勝手に納得しながら、まず防波堤の先の奥の方まで歩いた。
漁港の海も輝いてキレイだったし、湾の向かいには魚見塚の展望台の山が見えていた。ちょっと熱中症にならないかというくらいの猛暑でなるべく海側を歩いたけど差して変わらなかった。。

で、防波堤の先の方に見えるのが「荒島」これが一番興味もった島。ワイルドでスリリングで大雑把な橋で渡れる灯台のある島。

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でも、、
その橋はロープで閉鎖されて「橋の使用禁止」としっかり表示されていた。。んー残念。

渡った先も密林の藪漕ぎっぽかったし灯台までしか道はない筈なのでまぁいいか。
取り敢えず防波堤の上をもう少し先の行けるトコまで歩いたらちょこっと灯台も見えた。
まぁ海の眺めよかったし、島の崖にオレンジのユリ(ハマカンゾウ?)も咲いてていい感じだった。

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ゆっくり眺めて、後からきた女性二人と入れ替えで引き返した。
堤の上を戻り、荒島の先も上を歩けそうだったので下に降りずにそのまま進んでみた。ら、次の「弁天島」への橋はここからは立ち入れず、下をくぐって進んでみたけど下りる段はなかった。で、少し先の緑の岩のトコでこの上の段途切れてた。。落ちないように岩肌を進めそうだったけど、まぁ危ないことはやめてケースを積んでたトコで少し飛び降りて下に降りた。臆病なくらいがちょうどいいのよね。

で、弁天島への橋まで戻ってのぼってみた。
こっちの橋は堂々とした立派な橋でスリルのスの字もない安定感。(10年くらい前に架け替えた物だそうだ)島との中間の海の上が風が涼しくて気持ちよく、少し立ち止まって海を眺めた。南の太海方面は仁右衛門島の前にかぶるように「鵜島」が見えた。
振りかえって北にはさっきの「荒島」が見えた。

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渡った先の島には赤い鳥居があって島の中央に神社があった。
その神社は門が閉じられてて境内には入れなかったけど、手前に新しい案内板があった。この「厳島神社」は平安時代から弁財天の像を祀って伝統的な祭祀行事が伝承されている歴史ある神社。昔は鴨川の岸から船橋を並べて渡って祭祀を行ってたそうだ。
鳥居の前から振り返るとちょっと埠頭がじゃまで窮屈で可哀想に思えた。そしてこの島が鴨川松島では一番大きい島なんだけどこの神社入口しか歩ける所が無くてちょっと残念。険しい島なんだなぁ。(以前は有名な釣り場だったようで岩場に立ち入った釣り人が落ちたりして毎年死亡事故が起きてるから釣り禁止になったそうだ。。)

またゆっくり橋を渡って埠頭に戻った。

そして少し戻って、さっき上の段から下りたとこの緑の岩の横の段を上ってみた。
ここには名のついた島はないけど海側に出られて、脱腸のように少し飛び出した不当に足場のような橋で渡れた。荒島の橋のオマケみたいな感じで少し楽しく思えたけど高さもないからスリルはまるでなく渡れた。

で、ここは島がない分広く海が見れた。
南の八岡海岸の雀島は陸に近くてよく見えなかったけど、そこからの手前はキラキラ海が眩しくイイ感じだった。そして仁右衛門島もよく見えた。

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このこぼれ出たような埠頭の先に「58年度消波起点」とあった。ん?どういうこと?昭和58年に作られた初期の消波堤防の先っぽってこと?(そうではないようだネットで見かけた昭和58年の写真には奥島まで堤防がつながってた)

北側の目の前に大きな岩が立ってて、堤防との間からさっきの弁天島が見えた。この角度で見ると荒島より大きいようには見えないなぁ。
ちなみに7つの島の残り3つ(波涛根島・猪貝島・海獺島)はちょうどこの大岩の後ろ方向で、そもそも1000mくらいの沖合なので岩がなくても見えてたかどうか、、そんなのよりこの岩とかに名前つければいいのにね。
振り返って、階段の前の緑の岩の裏には錆びた棒が残っていた。何が立ってたんだろうか。
そして湾の向かいの魚見塚展望台の山も、ズームしてみた展望台の女性像も立ってた。

荒島には渡れなかったけど、たっぷり海と島と岩を眺められて満足。
でもせっかくの新日本百景の島々なんだからもう少し観光地化されててもいいのになぁ、、と思った。

こっちの島だけでなく「鴨川松島」の表示ある八岡海岸側の県道沿いにもね、駐車場くらいほしいよね。

八岡海岸側の県道で車からの眺め
 
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海岸前に「雀島」。
その右上の小さいのが「鵜島」
左上で雀島にちょこッと隠れてるのが「弁天島」
堤で続きの左に「荒島」

タグ:楽:歩 楽:眺 景:海 景:島 景:岩 観:橋 観:灯 観:宮 動:魚

志保沢商店

ファイル 3041-1.jpg君津市平山の410号沿いにある焼きそば店。

交差点に来るまで忘れてて徐行して覗き込んだらやってたので咄嗟に曲がってJR久留里線の平山駅に駐車した。
いやー久々の来店。(CR-Xの頃以来かと思ってたらその後も来てて点景にしてた)通るたびに閉まってたのでひょっとしたらもう営業してないのかも、、とか思ってた。

そのもその筈、営業時間は昼1時半までで午前中で麺が切れて閉めることも多いそうだ。(昔からそうなんだったっけ?)

ファイル 3041-2.jpg店はハキハキしたおばちゃん一人でやってて普段は九割以上持ち帰りのお客ばかりなんだそうだ。まぁこんな時世だしね。「店内狭いから外でもいいよ」と言われたけど、店内で食べるというと「暑くてごめんね」と扇風機を2台もむけてくれた。

値段はさすがに上がってて、一番下が480。そこから100ずつ上がってメニューでの上は1180まで。(上がったというよりその下の少ないメニューを無くしただけかも)トッピングはソーセージが+100で肉が+120。男性の普通が580だということでそれのソーセージにした。

しばしまって「ソーセージ680」登場。
っていうかなんか盛り付けが山のように隆起しつつ、丸い揚げ玉をポップに纏ってて可愛くなってる!やっぱ11年も来ないと変わるもんだw

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ウエットな焼きそばで平たい麵は啜りやすく、ウスターな感じのさっぱり味。そしてソーセージは魚肉!この魚肉がなんかイワシっぽい風味(悪い言い方すれば生臭い)で魚介っぽくて良かった。前からこうだったっけ?これは苦手な人は無理かもってくらい風味あった。

ファイル 3041-4.jpgそして意外と量多く、朝から何も食べてなかったのに多く感じて後半戦ペースにぶったので、扇風機消して青海苔かけて味変。これだけで随分とまた風味変わって最後まで楽しく食べれた。
でもこれ以上の量は無理だな。。歳とって食細くなってるよな。っていうか1180ってどんな量だよ。。あ、いや、持ち帰りならみんなで食ればいいのかな。

「10年ぶりくらいで来れてよかったです」といって店を出た。

あー車、日陰に停めればよかったなー、、とか思いつつ、少しなにもない無人駅を覗いてみた。

ホームには並んだ鉢の真っ赤なサルビアが咲いてるくらいで他には何もない静かな駅。駅前は田圃。ホントなにもない。何もない感じが何となく良くて、くそ暑かったけど落ち着いた。

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ちなみに前回の点景
それと最初に来た時(07/09/02)のコワク

タグ:餐:焼 観:鉄