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官軍塚

ファイル 3058-1.jpg勝浦市川津にある史跡公園。

ここは初めての立寄り。(と思ってたけど帰ってから日誌を振りかえってみたら11/01/02に友達と来てた。。まぁその時はその後に行った「八幡岬」と「鵜原理想郷」の方を点景にしてここは割愛してたのですっかり忘れてた。。そしてその日の写真は地震でパソコン壊れてすっ飛んでしまって見返せない。なむさん)
以前は通過するばかりのドライブだったけど、ちゃんとこうした展望駐車場は寄らないとだよねーとか思いながら停車。
停めたトコの前の気の赤い実が鮮やかで、車の天井ガラスにもクッキリ反射してた。(珊瑚樹というらしい)

さてさて、駐車場の横に山頂への階段があるからその上が展望台だろうとはわかってたけど、先に前の木陰から覗ける眺めを望んでみた。

こっちは手前の川津港の村から見える海で、岬のように見える対岸は御宿かな。上にあがってこっち方向が見れなかった時の保険としてじっくり見た。

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官軍塚の解説もあって読むと、明治2年の年頭に戊辰の役で函館に向かう官軍の援軍の熊本藩兵の乗った船が川津沖で難破、130人の死者が出て埋葬供養したのがこの官軍塚だそうだ。なるほどその官軍か。

で、山頂への段を登った。
森の中を登る階段で木が近く、そしてセミが近くで鳴きまくってた。それがセミの声聞くと啼いてるのはニイニイゼミとツクツクホウシとヒグラシ!まだ7月だからニイニイゼミはわかるけど、ツクツクホウシは早すぎ!千葉の南はこんなもん?そして昼間からヒグラシって海近いのに山の中って感じ!木陰の涼しさと相まっていい感じ。で、ニイニイとツクツクは凄い間近で啼いててちょっと探すとすぐ見つかった。

そして頂上にはくぐってまわって上がる面白い形の展望台。早速登るといい眺め。
南の勝浦灯台から御宿までの広い海。官軍の船はどこらへんで難破したんだろか。

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御宿の海岸をズーム最大で見てみたら浜辺に人が沢山いるのが見えた。御宿町は海水浴場開いてるんだっけ。月の砂漠の像はどこら辺だろと当てずっぽうで写してみたけどハズレてたみたい。

裏の西側は千葉の山。起伏なく平らでおとなしいね。
しばらく眺めて風を浴びて展望台を下りた。

南側の東屋のある芝生の広場には、森の側に新しめの案内板、東屋の奥に石碑が並んでた。この平成24年の新しい案内は下の平成6年の案内とほぼ同じだけど、死者数が藩兵200余名と米国人乗組員20人とかなり増えていた。。新しい方が正確なのか盛ってるのか。。

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そして石碑の方の案内はm節く自分が写りこんじゃって読みづらかったけど、二百余名の溺死者とあるのでこっちが正しそう。そしてこの石碑には、太平洋戦争時中、沿岸警備陣地となって旧態を失ったが~ 遭難百年に際し改めて石碑を建ててt往時を偲ぶ~とあった。こういうのは同じことしか書かれてないと思って飛ばすけど、それぞれ読まなきゃダメなのかぁ。

そして東屋は椅子が壊れかけてたけど、入って見たら日陰で涼しくていい感じ。夏はちょっとヒ日陰で休めるトコ必要よね。
ここからでもカメラのズームで洋上のタンカーを見れたりできて小休止。

ファイル 3058-5.jpgそしてまたセミの森の階段を下った。
下りこそはヒグラシの写真を撮りたいなと思ったけど、やっぱりヒグラシは見つけられなかった。。ヒグラシは近くじゃなくて木陰で啼いてたからね。
そんな木陰の合間からのぞけるその先の眺めとかもいい感じ。なんか凄くいいスポットだった。印象の良し悪しは来るときのタイミング次第なんだね。

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旧鳴海荘跡地

ファイル 3057-1.jpg勝浦市勝浦の丘の上にある展望駐車場。

横道の先に覗けた広い駐車場。公園か何かかと思って来てみたけどただ駐車場があるだけだった。入って大丈夫、、だよな、、とか思ったけど、ちゃんと「この駐車場は観光行楽用に整備したものです」という注意書きがあったので一安心。広い未舗装の海側に車を止めた。
そして展望休憩。まずは海をバックに車の写真を撮った。

駐車場の園内にあるのは海側にちょこっと突き出た展望デッキだけ。
そこでゆっくり海を見下ろして眺めた。

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一面に見える勝浦湾の海。勝浦の町までは見えないけどいい眺め。
のーんびり眺めた。

なんか案内板くらいあればいいのに。。と、駐車場の入口に歩いた。
丸い石碑に公園名があるのかと思いきや、これは与謝野晶子の歌碑だった。
裏側に公園名があるのかな?とか思って前の道に出てみたけど「勝浦市」とあるだけだった。
けど、その脇の茂みの中に「津波避難場所 旧鳴海荘跡地」という立て札があってやっと名称がわかった。。なんか敢えて伏せてるような印象だなぁ。なんかいわくつきの場所なのかな。。

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さてさて、また展望デッキに戻ってもう少しじっくり展望。
湾内は行楽のモーターボートやジェットスキーが走り廻ってて気持ちよさそうだった。

対岸の岬をズームすると勝浦水中公園も見えた。一度行ってみたいんだよね。。

それと湾の中央(上のパノラマでは木で隠れてるあたり)には鳥居の立った岩礁があった。これは市内にある遠見岬神社の海の鳥居らしい。そういう案内くらい立ててほしいよなぁ。
(実はこの鳥居のある所は元々の遠見岬神社のあった島の一部で、江戸時代中期の地震で海没しちゃったんだそうだ)

ファイル 3057-4.jpg最後に振り返って駐車場の奥を見てみると、裏の斜面の中ほどに鳥居があるのに気づいた。神社だね。
行ってみようか、、と思ったけど、少し登るし草むらの中だし案内も何も無いから地元の人の鎮守かなと思ってヤメといた。
(これは徳川軍として本多忠勝と共にこの地に攻め入り領主となった植村氏が建てた「鳴海神社」という神社で、この「旧鳴海荘跡地」というのもその領主の屋敷だったそうだ。 。。 っていうか、観光用に整備するならそういう歴史案内とかあるべきだよね。でも廃城にした勝浦城跡を避けたような丘の上に建てたのは、、やっぱいわくつきなのかな。あまり後世に伝えたくないような何かがあるのかな。案内が全然ないから邪推しちゃうよ。まぁともかく景色はいい所ってことでヨシとしましょうか)

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ちょっと!まにあわせの店 かねまさ

ファイル 3056-1.jpg勝浦市杉戸の297号沿いにある食堂。

千葉県内だけをまわってるここ最近で、この297号もよく通ってて、この店も見かけてて気になってた。
大きく書かれた「ちょっと!まにあわせの店」というのも気になるし、それよりも「まぐろたっぷりづけ丼 ズバリ500円」というのが大いに気になってた。
けど毎回通る時には、勝浦市内とはいえまだ海には距離ある場所なので、やっぱり海の方へ行って食事したいなと思って通過してた。。
で、今回は大多喜あたりから思い出してて此処で食事しようと思ってたのでスンナリ寄れた。

ファイル 3056-2.jpgやっぱりみんなそんな感じなのかな、昼前とはいえ店は他にお客おらず悠々テーブル席に着いた。
メニューは「かねまさ名物まぐろのづけ丼」と「かねまさの刺身定食」のふたつだけ。なんと潔く分かりやすいメニュー。刺身定食の刺身の内容は日によって変わりますとあったので今日は何かと聞いてみたらマグロとカツオだそうだ。ああ勝浦のカツオだねぇ。ちょこっと考えたけど、やっぱり狙ってた「まぐろのづけ丼」にした。
づけ丼には味噌汁がつかないそうで+100円の味噌汁もつけた。

そして「まぐろのづけ丼」登場。
たれのつやが光り惜しみなく米を隠したまぐろのづけで期待以上。いただきます。

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んーんまい。
たれがてろんてろんで、まぐろがとぅるんとぅるん。イイ味で厚みもあってしっかり頬張れていうことなし。
味噌汁も大きめの碗でパッと見具がなさそうに見えたけどアサリが沈んでてしっかり味わえた。

味噌汁追加でもこれでも600円は破格だよね。っていうか刺身定食だって800円は破格だよね。魚屋が営業してるとはいえ驚きだよ。店が海沿いならこの三倍でもいいくらいだよ。
という満足な食事。店員の女の子もかわいかったし。海を見る前にもう今日は満足!って気になっちゃった。

タグ:食:丼 餐:魚