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犬吠テラステラス

ファイル 3425-1.jpg銚子市犬吠埼にある観光施設。

そういえば犬吠埼は銚子に来ればほぼ毎度通過してるけど、立ち寄ったのはいつ以来だろうか?なんか駐車場周りを改装工事してたなぁとは思ってたけど、裏の駐車場は前から無料の観光用だったんだっけ?なんか有料だから避けて灯台前の道に路駐してた気もする。。
とか思って振り返ってみたら点景にしてた。12年前だ。(甥っ子小学生のチビッコだった

で、その入りやすくなった裏の駐車場に停めて車を降りると、ここって建物の脇は通れず表の道に出るにはまわらなきゃいけないのね。。で、目の前のこの「INUBOW TERASU TERRACE」というのが「灯台への近道はこちらから」とあって裏口から通って抜けられるようなので入ってみた。ら、これは飲食店や土産屋が入った小洒落た複合観光施設だった。あ、こんなのあったんだ。へー。

前に来た12年前にはモロ昭和の飲食土産店で、せっかくの観光資源で見所多いんだからもうちょっと何とかしたらいいのに、、と思ってた所が、かなり何とかしてこれは今どきの入りやすいスポットになってた。銚子も分かってきたんじゃん。

まず入ったトコに観光案内があって、石も並んでて「観光っ気のなかった千葉が伊豆に並んだ?」って思わせた。

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トイレのマークも魚でかわいく、小物の店も洒落てて、地ビールやベーカリーやカフェや飲食店も洒落てて新しいサービスエリアのような充実感。
ここで食事しようかと思ったけど、カレーとかパスタとか洒落たラインナップだけどメニューに銚子らしい面白味はなかったので敬遠して外に出た。

で、他の店で食事して戻った。

通過して駐車場に戻る前に、ちょっと気になってた二階に上がってみた。
階段への入り口前にはブランコのベンチがあったり階段手前のスペースは灯台の模型のフォトスポットになってたりして楽しめるし、階段上がってすぐ前はこの犬吠テラステラスのグッズ売り場で灯台をモチーフにした小物が並んでたりして面白かった。

けど、それより先にまずは窓側の展望室。大きな窓で銚子半島の南の海を広く展望。岬は元々高い位置にあるから二階に上がったくらいでたいして展望は変わらんだろう、、とか思ってたけど、ゆっくり広く見えていい感じだった。
そして網あみのイス(ハンモックベンチ)が面白く、寝転んで足の先に海が見えた。天気が良かったら西日できらめく海だったろうになぁ。

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すいてたからゆっくりしてたけど、このアミアミを遊具と思った子供がはしゃいで騒がしくなったので退散。。
奥のメインの物産店を見てみた。銚子の御当地商品も全国の御当地商品もいろいろあってなかなかの充実。菓子なども個売りしてた、ので、銚子名物で「ぬれてるマンボー」とかいうぬれ煎餅をひとつ買ってみた。

で、網じゃない方のベンチの方で座って食べた。

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これは、甘辛味噌味(唐辛子は入ってないのは確認済み)ということで、表面ベトベトのぬれ煎餅を透明のフィルムで挟んで食べやすくしてて、そのフィルムにマンボウの線画が描かれていた。
なるほどね、そういえばぬれ煎餅の表面はマンボウのような感じだしイメージも近いかな。ゴマも入ってて味は良くのんびり食べられた。でも一言いうなら、銚子ってマンボウのイメージないんだよなぁ。。ヒラメの方が銚子っぽいし形もいけそうだけど、、一般向けの商品としてはこっちで正解なのかな。

というなかなかいいトコ突いててウケよさそうな観光施設だったけど、欲をいえばチョイ食いの気軽で面白い物があったらなぁと思った。それと、階段が隠れた感じで小さいのが勿体なく思えた。
まぁなんにせよ、今後もっと気軽に休憩がてら寄るのもアリだなと思えた。


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タグ:餐:菓 景:海 観:灯 観:飾 観:具

お食事 あわび屋

ファイル 3426-1.jpg銚子市犬吠埼にある食堂。

前の道や隣りの店が改修されてキレイな観光地スポット化する中で、以前の昭和っぽい雰囲気のままの佇まいの店。逆に「そうそうこれこれこんな感じだったよね」という妙な安心感で、食事するならこっちだなと思えてしまうのは喜ばしい事ではない気がする。

とはいえ、以前のこういう店だけが並んでた頃から立寄った事はなかったくらいで、とくにコレというメニューがあるわけでもなく、刺身やエビフライの普通の定食とかで、唯一の郷土料理の「さんが焼き」は単品だった。これなら漁港かウオッセで食べた方がいいかなと思ってた。

ファイル 3426-2.jpg「犬吠テラステラス」の逆隣りの灯台側にも店があった筈だからそっちも見てこようかな、、と思ったところで店の人に「いろいろできますよどうですか」と話しかけられた。
ので「この単品のさんが焼きで定食ってできますか」と聞いてみた。
ら、「さんが焼きとつみれ汁でセットで定食で如何ですか」と言われたので値段きいてそれにして店に入った。
なるほど、さんが焼きだけで定食にしたら1000円いかないから、、って感じかな。でもそこなんだよな、、1000円以下でいい感じの定食で銚子っぽいメニューがあれば以前から自分も寄ってたと思う。

ってわけでメニュー外の「さんが焼きつみれ汁定食」
っていうか「さんが焼き」と「つみれ汁」でご飯セットって事だけど、なんとイワシの煮つけがついてきた!これは嬉しい。
20年くらい前の銚子ならイワシなんて漁港に行けばタダでいくらでももらえたくらい大漁で価値低かったそうで、こうした煮つけは「いくらでもサービスで付けてた」って話を銚子の別の店で聞いてたので、尚更に昔ながらの銚子を感じさせるいい定食と思えた。
(けど、青魚が苦手な人には響かないだろうね、、いや、そういう人はさんが焼きもつみれ汁も食べないか)

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「さんが焼きはレモン絞って醤油でお食べ下さい」とのこと。そうなんだ。レモンも醤油もはじいて薄味の調味になったけど、それでちょうどいいくらいのおいしい魚ハンバーグ。練り物より肉感あっていいし、南房総の方のより優しい感じ。いいおかず。
そしてイワシ煮付けがおいしくつみれも滑らか。あ、これある意味イワシスペシャル?(さんが焼きには入って、、ないかも?)

満足の昼食。もう4時だけどねw
実は昨日、おいしいサワラの炙りとか食べちゃってたから、今日は銚子に来ておきながら刺身って気分じゃなかったんだよね。
っていうか、最近そんな感じで銚子に来ることが多い気がする。。(たしか前回は宮城でマグロとはらこ飯食べた翌週だったような)

さて、店を出て少し前の広場に出て海を眺めた。
なんかきれいにサッパリとして岬らしく海が見やすい広場になってて好感もてるけど、前はどうだったっけ?(いや、これは前からこうだったっぽい)

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タグ:食:定 餐:魚 餐:汁 景:岬 景:海

食事処 京平

ファイル 3424-1.jpg結城市武井の県道沿いにある寿司食堂。

500円ランチの看板目印で何度も寄ってるお気に入りの店。
点景は四回目。最近は昼時に来ると店の前いっぱいに車が停まってたりして混んでるようで通過してばかりだったけど、今日はすんなり停めれるくらいだったので久々に寄れた。やった。

そういえば500円ランチの看板も最近は出てなかったと思ったけど今日は出てた。なんだろ、少し空き気味なのかな。(個人的にはすいてた方がありがたいけど、お気に入りの店だから閉めてほしくないので、人気あってタイミングでたまに寄れるこのくらいでありがたい)

ファイル 3424-2.jpgさて、今日はどんなメニューかな、いつも「づけ丼」だけど今まで食べた事ある魚のづけだったらたまには500円のモツ煮定食でもいいな(とか毎回思いはするのだけれど、、)と、入口入ったトコのボードを見たら、、
な、なんと「サワラ炙りづけ丼 770円」なんてメニューがあった。もう迷わずそれにした。いやまさかサワラ炙りが食べれるとは思わなかった。季節的にも丁度いいし。結局ここでは「づけ丼」しか食べないよなぁ、、w

ランチのセットのドリンクはアイスティーをたのんだら先に出てきた。ゆっくり飲んでたら飲み終わる前に料理が出てきた。
「白い方が醤油です」と説明されてたのに逆のソースの方を小皿に出してワサビ混ぜてて気付いた。。いけね。じゃあ直接かけちゃおかなーと思ってたけど、気付かれて小皿とワサビを取り替えてくれた。申し訳ないです。

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ってわけで「さわら炙りづけ丼」
んーーーいい風味の鰆がおいしい。鰆はちょっと独特だよね、そしてやっぱ炙りがいいね。
パッと見、鰆は青葱で隠れちゃってるけどしっかり覆うくらいのってて、ゆっくり味わって食べられた。(っていうかこれで770ってマジですか、、)

いやはや、、こうも時季でづけのネタの魚が変わるならもっと頻繁に来たいところではあるけど、たまにしか寄れないからこそ嬉しい食事。満足満足。

ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:丼 餐:魚

源泉 湯乃庵

ファイル 3423-1.jpg太田市下浜田町にある日帰り湯施設。

ちょっとは景色のいい山に近い所の温泉に入りたかったけど、今日はこの太田市で散歩してもう充分な気分だったので太田市内で検索して来てみた。

市街の中で小さい所というのは承知して来てみたけど、来てみたらフィットネスクラブで、え、これなら他を探すか?と一瞬思った。けど、よく見ると隣りにちゃんと日帰り湯らしい建物があったので車を停めた。
ところがこの日帰り湯の方には入口がなくて、おもての道にもまわってみたけどなくて困った。

ファイル 3423-2.jpgけど、フィットネスクラブに入っていく客も風呂っぽかったので、あー、入口一緒でくっついた施設なのねと理解できた。入口に何か書いててほしいw

中は日帰り湯らしい感じで割と今風な感じで、洒落た小上がりのような畳のスペースが通路脇に並んだりしてて気軽にゆっくりできそうだった。
浴室も小さいながら空いてたおかげでゆっくり浸かれて、露天もいい感じだった。

さて、ゆっくり浸かって風呂上がりにやっと食事。ここの食堂は午後休みなしで8時までだそうでありがたい。
メニューには太田市名物「太田焼きそば」なんてあったから迷わずそれにしちゃった。

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しっとりめでふつうにうまい焼きそば。キャベツもパリッと甘くおいしかった。
太田の焼きそばは何軒かで食べてるけど(十軒くらい?)なんかいまいち特徴が分からない。。店によってかなり違うし。北関東にしては芋を入れないのはそういえばって感じだけど、入れてる栃木や桐生の方がむしろ特徴的でご当地焼きそばとして分かりやすいよなぁ。
でも一応「太田焼きそば」が三大やきそばの一角。(他は横手と富士宮。自分が選ぶなら日田を入れるかな)
まぁ取り敢えず、太田市をまわる一日としてコンプリート感あって満足。
他に誰もいなかった畳の間でゴロゴロしてゆっくりしてから帰った。


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タグ:楽:湯 餐:焼

太田市歴史公園

ファイル 3422-1.jpg太田市世良田町にある史跡公園。
「新田荘歴史資料館」「世良田東照宮」「世良田山 長楽寺」が並んだ場所で、公園という感じではないけど、そういう案内図が立っててまわりやすくなっている。
「徳川発祥の地」ともあったけど、それよりはこの地域の新田荘に興味があったので来てみたいと思ってた。(むしろ徳川はあまり興味なかった)

で、まずは中央の東照宮の前で車を停めて、その東照宮から歩いた。
入口の御黒門には「新田荘遺跡東照宮境内」とあった。ここが新田の本拠地だったようだ。そんなしっかりした史跡の跡地がなんで家康を祀る東照宮になってるのかというのがピンと来てなかった。。
江戸時代にはこの門の横に白壁が続いてて一般の民は正月などの特別な時だけ中に入れたけどそれ以外は外でお参りしたそうだ。

さて、中に入ると脇に番所小屋があった。(こんなトコにあったわけじゃないだろうけど)利根川はさんで群馬側と埼玉側の地域領民で交替で番をしてたそうだ。(それで渋沢栄一とかも幕府側なのね)

一応東照宮にお参り。ぶっちゃけ家康とかあまり好きな方ではないけど、日本神話の神に比べたらまだ全然分かりやすくて凄い人で崇めて悪くない対象だと思える。(ナニサマ、、)まぁいつも神様信じて拝んでるというより、信仰の歴史と訪問地に敬意と感謝を表して参拝って感じなので。

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拝殿の前には雪が残ってて赤い社殿をしっとりさせていた。
本殿は有料で拝見するらしく覗けなかった。けど、この拝殿も国重文で日光東照宮より移築された江戸時代初期のもの。見るには充分。
拝殿の横の鉄燈籠は元和4年(1618)のものでこれも国重文だった。

ファイル 3422-3.jpg横に進むと家康公神廟の「本地塔跡」という標柱。どんな塔だったんだろうね。
その先はしっかりと雪が残ってた。やっぱこっちは降ったんだね。横で咲いてた白梅といいコラボ。
横には真言院井戸、奥は善光庵跡というのもあった。

威厳ある聖地としてたのは分かったけど、東照宮としてのもので、新田荘遺跡としては何もなかった。新田と徳川の関係の説明は由来の案内に「先祖の地」とあり、三代将軍の家光が東照宮を建てたそうだ。

境内を出て杉林を抜けると歴史博物館。立派で大きかった。
でも入館料は200円と良心的。写真はロビーだけだった。中央のジオラマさえ写せれば満足。
っていうか、ジオラマは東照宮あるから江戸時代なんだね。。(多宝塔もあった)新田荘の頃はどうなってたのか分からないのかな?
展示室は3フロアくらいで古墳時代の発掘遺物から始まりつつ、思ったほど多くはなくあっさり終わってしまったけど、イマイチよくわかってなかった新田氏の事がメインだったので良かった。

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新田氏は平安時代から室町初期までこの地を治めた氏族で、鎌倉幕府を滅亡させた新田義貞が有名だけど、損くじを引くというかどうも波に乗れずに滅んでしまった感じ。うまい波に乗ってたのが足利氏で、新田義貞と足利尊氏の関係がよくわかってなかったけど、両氏とも源氏の流れをくむ同祖を持つ親戚。
で、この新田の一族の内の世良田氏が得川氏になって岐阜に流れたものが松平氏になったという事で家康は徳川を名乗ったと。なので江戸幕府はこの地を加護したと。まぁつまり江戸も室町も鎌倉も源氏だし、源氏も平家もたどれば天皇の血筋。まぁ日本の歴史はぶっちゃけいつでもどこでも親戚同士のいざこざなんだよね。

ロビーのコーナーにあった鎧兜は大河ドラマ「太平記」で新田義貞役の根津甚八が着たものだそうだ。1991年放送かぁ。。全く興味なかった頃で大河どころかテレビもほとんど見てなかった頃だ。。残念。っていうかこの鎧兜、五月の節句みたいだよね。子供の頃に飾ってもらったのはここら辺がモデルかな。

おもてに出て新田義貞の像(なんか弱そう、、)を見つつゆっくり歩いて戻った。

で、東照宮を抜けて今度は長楽寺にも行ってみた。
裏からなのでまず最初に太鼓門を眺めた。江戸時代初期のもので県重文。
林に進むと新田氏一族鎮魂の石塔が立っていた。そっか、新田氏は無念ながら滅んでしまったけど、その血に連なるものが将軍となって太平の世を築きましたよっていう(最終的に新田が足利に勝ちましたよっていう)先祖へ手向けとしての東照宮ってことなのね。

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そして奥から長楽寺本堂に歩いた。なんか普通のお寺。隅の「ぼけ封じ観世音菩薩」が気になるお年頃だけど、まだ早いとチラ見で通過。

おもてに進んで三仏堂。
これは寺とは別??慶安4年(1651)に家光が再建したもので県重文。釈迦如来像、阿弥陀如来像、弥勒菩薩像の三体が安置されているそうだ。どうせ普段は見れないんでしょうねと周りを見て通過。

その先に蓮池と渡月橋。
池は創建当時のままの大きさだそうで「心」の字をイメージした形だそうだ。端から見下ろすと池には蓮はなかったけど、カモが沢山いた。
なんでも池の底に竜宮城があって、必要な物を紙に書いて池に浮かべると渦が飲み込んで品が浮上するという伝説があったそうで、寺僧が蚊帳を借りたけど、返さなかったらもうなにも品物を与えてくれなくなったそうだ。なんか酷い伝説。池から出てきた蚊帳ってどうよ。。

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そして最後に赤い「勅使門」。
これは勅使または幕府の上使が来た時にしか開けないので開かずの門から「赤門」と呼ばれたそうだ。表から見るにはぐるっと回らなきゃいけなくて煩わしかった。

で、おもてからぐるっと回って横から池を覗き込みつつ、東照宮に停めた車に戻った。
そういえば駐車場は歴史資料館の方にも大きなのがあったのを見かけたけど、こっちまで歩く事を考えたらやっぱり東照宮に停めてて正解だった。
気まぐれな寄道だったけどいい散歩になった。

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タグ:観:史 観:宮 観:門 観:塔 観:館 観:模 観:具 観:像 観:寺 観:重 観:池 動:鳥

一松海岸

ファイル 3421-1.jpg長生村一松戊にある海岸。

九十九里の南側の海岸で、何度か寄ってるけど点景は初。
とくに点景にするようなネタが無かったからかな。いや、今回もないんだけどね。

そういえば浜まで来る道や広い駐車場の舗装が修繕されてて来やすくなってた。けど舗装された側の駐車場いは停めずに、未舗装の側に停めた。こっちの方がトイレに近いし、なにより浜の目前に停められて車から降りずとも海を眺められるから。

でも車から降りるんだけどね。トイレも行かなかったけどね。

砂浜は駐車場の少し先で窪んで、下れば波打つ際まですぐだった。けど下らずにその際から眺めた。

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浜にはポツポツと釣り人がいた。南の突堤の手前の方の海にはサーファーがたくさんいた。

ファイル 3421-3.jpg風は少しあったけど、しばらく眺めてられるくらいの気温だった。
そんなにずっとは眺めてないけど、他にいた人たちはすぐ車に戻ってて、その倍くらいはゆっくりしてた。

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タグ:景:海 景:浜 楽:眺

尼ヶ台総合公園

ファイル 3420-1.jpg長生村本郷の県道沿いにある公園。

県道側にお堀のような池があるのが印象的な公園で、一昨年前に県道を通った時に気になったんだけど、コロナで駐車場は閉鎖されてて通過してた。
その後も何度か通ってて解放されてたのは見掛けてたけど寄ったのは今日が初めて。まぁ海方向からの帰りに通る道だから元々通過しがちな場所だし、一度通過してるとまあいいかと思っちゃうし、とくになにがあるわけでもなさそうだからね。
トイレ休憩が目的とはいえ、今日はまだこれから海への方向だったので寄れたのかも。

さて、歩いてみると思ったよりも広い大きな公園で、道からは池の先に広い芝生の広場があったのは見えてたけど、それだけではなく野球グランドやテニスコートもある総合公園、村の中心的な憩いの場という感じだった。
案内図を見て気になったのは、思った以上に奥に広がって「と」の字型をしてた池と、その奥の方の湿性植物園、そして築山の部分。トイレの後はそっちに歩いてみた。

築山はこんもりといい感じの小山。大型の古墳くらいかな。
最近こういう築山のある公園てよく見かけるし見かけるたびに登りたくなっちゃうけど、登ってるのは子供連ればかりなのでちょっと登れない。。ここもやっぱり子供連れが多かったんだけど、そんなに登ってる人は多くなく、頂上にベンチも見えたのでいいんじゃないかと思えて上ってみた。

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うん、デブでも一気に登れるくらいの軽い丘。周りは特に眺める物も無いけど、やっぱちょこっと高いだけで気分がいい。なんにしても空が広い。日の光も気持ちいい。高い所のぼってはしゃぐのは子供だけじゃなくていいよね。

池はもっとよく見えるかと思ったけど、木に隠れてそんなでもなかった。少し頂上でのんびりして、池の方向に下った。

そしたら岸の木や手前の梅の木などを行き来して囀る鳥がいて、何かなーと思ってみたらやっぱりシジュウカラだった。かと思いきや、写真で見てみたらちょっと違うのもいた。(ツグミかな)
紅梅もチラチラと咲き始めててキレイだった。梅を見てたら近くにとまった鳥もいてメジロだった。おお、花札!(いや、あれは緑だけどウグイスなんだよね)

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そして池。天気がいいだけに青空を映して真っ青でキレイだった。
けどそれだけで、水鳥は浮いててチョコチョコ潜ったりしてたけど、とくに面白味もなくただ眺めるだけだった。
ああ、先週は白鳥がいる沼に行ったからそういうキャッチ―な何かがないとピンとこないのかも。

築山の前の橋まで戻った。池の奥の方の湿性植物園は、もうこの橋の時点でも水が涸れた蘆原みたいな感じで、冬の今時季に見ても何もなさそうに思えた。遠目に見ても木道とかあるみたいだけど興味わかず、別にいいかと写真すら撮らずに駐車場に戻った。
池に興味持って寄った筈の公園だったけど築山と野鳥と梅で満足しちゃった感じ。

帰ってから調べたら湿性植物園には食虫植物があったらしい。まぁ今時季では見ても分らないだろうけどね。
 
なんでもここら一帯は「八積湿原」という茂原から続く広い湿原だったそうで、あちこちに大小の沼もあり、成東の食虫植物群落のように何種類もの食虫植物が生えてたそうだ。
その食虫植物を移植して集めたのがこの湿性植物園。この地域の原風景の名残なのね。
けど管理不足で殆ど絶滅してしまい今ではわずかにしか残ってないようだ。。なんともはや。
 
池も区画整理されてはいるけど元は天然の池「尼ヶ台池」で水生の食虫植物が自生してるらしいけど、かなり減って稀なくらいだそうだ。。
客観的ながらなんか残念。でも温かい季節にもう一回来てみたいなと思った。

そして駐車場を一旦ぬけて、その隣りの直売店を覗いてみた。
泥葱とかアイガモ米とかが売りのようで、そのアイガモ米のおにぎりがあったので(ちょっと高いけど)買ってみた。モモカフェという店の「モモむすび」の「のり」。「その店の方にも行ってみてください」とパンフをもらったけど、3時までの営業とあってちょうど3時だった。

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出発して走りながら食べた。
「のり」は海苔の佃煮でも入ってるもんかと思ってたけど、何も入ってなくて驚いた。あ、、海苔を巻いたってこと?まじか。
最初かっらわかってればアイガモ米を味わえたんだろうけど、あれ?あれ?あれ?と探して食べ進んっじゃって物足りない感じで終わっちゃった。。勿体ないことした。

タグ:観:園 観:池 植:花 動:鳥 楽:登 餐:飯

麺処 せんじん

ファイル 3419-1.jpg境町長井戸の県道沿いにあるラーメン店。

北への定番コースにあるので毎回見かけてて知ってはいたけど、普段滅多に味噌ラーメンは食べないしチェーン店ぽいしってことで寄った事なかった店。
どうも味噌ラーメンは辛い可能性が高いという思い込みが強くて敬遠しがちなのだけれど、ここ最近は味噌ラーメンで辛かったことがなく、辛いメニューをちゃんと避ければ問題ないだろうって思えてきてた。ってわけでたまにはと寄ってみた。

ファイル 3419-2.jpg店に入ってカウンター席に着いてメニューを見た。
味噌は赤味噌、白味噌、黒味噌といろいろあったけど、「せんじん味噌らーめん」という店の名を冠したものが大きくメインっぽくあって、それにした。22種類の野菜果実を練り込んだ特製味噌だそうだ。迷わずに済んだ。

そういえばたまたまかもしれないけど店員さんがみんな女性で、カウンター前の厨房ではかわいい子が調理しててチェーン店ぽく無くて勝手に好感もった。(検索してみたらチェーン店では無いっぽい)

そして「せんじん味噌らーめん」がでてきた。

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うんおいしい味噌ラーメン。
最近の味噌ラーメンは野菜の甘味で優しいのが多い気がする。いい味だ。
麺はもちもちで、モヤシなどの具もめんどくさくならないくらいの量でちょうどいい。

こっち方向ではもう少し北の三和の方にやっぱり味噌ラーメンのおいしいみせがあるけれど、あそこはカウンター席にはデブにはキツイ固定イスなので痩せるまでは行く気にならないから、そこの代わりというのは失礼かもしれないけど、味噌ラーメン食べたくなったらまた寄ろうと思った。あ、いや、ふつうに塩とか醤油とかもあるのかな。寄れる食事のバリエーションが増えて嬉しい。


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タグ:餐:ら

多々良沼

ファイル 3418-1.jpg館林市日向町にある天然の湖沼。
「たたら」という名なのは1000年前に蹈鞴の製鉄所があったところだそうだ。(ホントはもののけ姫の舞台ってここなんじゃなないの? あ、山は無いか。。)

さて、公園の方の大きな駐車場は満車だったので、前も停めたこっち「日向駐車場」でトイレ休憩に寄った。
そんで沼を眺めて一休みってだけのつもりだった。
この時季の多々良沼はまぁ白鳥の飛来地でもあるんだけど、いつも白鳥がいるのは奥の裏の方で、こっちの表側では数羽いればラッキーくらいの印象だったので、その期待はまるで無かった。

が、

なんか遠目に見ると、、人集まってんじゃん。そしてカメラのズームで覗くと、、白鳥けっこういるじゃん!え、まじ?そうなの?かわったの?こっちもくるようになったの?それで駐車場いっぱいだったの?

えーどうしようかな、ぽかぽかで寒くないから歩いちゃおうかな。。と沼沿いに歩いてみた。

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途中の小さな水門のとこでは小さな水鳥が潜りまくっててチャポンチャポンいってた。カイツブリだね。かわいいけど目は怖いよね。(むかし井の頭公園の水族館でよく見てて馴染みある鳥だわ)
他にもカワウなんかも泳ぎ移動しながら潜ってた。

7,8分歩いて白鳥と鴨と人の集まった公園側の浜に着いた。
白鳥は何羽くらいいるだろう、こんないるの初めて見た。100羽くらい?オオハクチョウかコハクチョウかわからないけどコブハクチョウではないのは見分けついて安心。コブは渡り鳥じゃないからね。(オオハクチョウだった)
みんなケンカもせずコゥコゥと鳴いてのーんびりしてた。

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そして広い湖面に西日の陽光が垂れてた。やっぱり白鳥の湖はキラキラ輝いててほしいよね。(沼だけど)

もう二月だからそろそろ北へ帰っちゃうのかな。全然飛びたつ気配ないけどね。
そういえば離水して飛ぶのは全然いなかったけど、奥から飛んできて着水するのは見かけたし、たまーーーに羽広げてみたりするのも写真に撮れたので満足。来た道を戻った。

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ちなみに前回の点景     この日の日誌

タグ:景:海 景:陽 楽:歩 動:鳥

川魚料理 林屋

ファイル 3417-1.jpg板倉町板倉の雷電神社参道にある川魚料理店。

ここはナマズの神社ということで参道の店でもナマズ天をメインとした料理が味わえるスポット。
もう何度も来て食べてるけど、いままで毎回入ってたのはレトロ感ある瓦屋根の「小林屋」で、もう三回も点景にしてた。で、今回はたまには向かいの店でも食べてみよう!とこちらの店に入った次第。
っていうか、「小林屋」の向かいが「林屋」というのは偶然なのか対向意識なのか。。(昔は大林屋とか中林屋もあったんだろうか、、、いやないでしょ)

こちらも「なまずの天ぷら」の看板が出てたので安心して入店。
暖簾をくぐって店に入るとそこは厨房と客室の間の廊下といった変わった形で、もう一回戸を開けて客室に入った。

メニューはシンプルで天丼と鰻重と天ぷら定食で、天ぷらはナマズとエビの二種類。店の人に「天丼には味噌汁つきますか」と聞くと付くそうなのでそれならと「なまず天丼」にした。(向かいの店は付かなかった)

後から来た老夫婦の客はナマズを嫌がってて「おすすめは何ですか」と聞いて「うな重がおすすめです」と言われそれにしてた。

さて「なまず天丼」登場。味噌汁どころかポテサラや果物(キウイは苦手なんだけど。。)までついてた。
100円ちがいの「なまず天ぷら定食」との差は何なんだろうかと気になったw

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うん、おいしい。っていうか、ナマズらしい川魚くささはまるでなくてフワフワでとろとろで深海魚みたいな天ぷら。かと思いきや、端の方はコリッとした部位まで付いてて楽しめた。

なんだろう、季節かな?冬のナマズは脂のってるのかな?
いや冬は冬眠して獲れないのでは?まぁ僕は多少くさみあっても好きだけどね。ってことでおいしくぺろりと食べられた。

さて、食後は一応軽くお参り。
ここ雷電神社は火雷大神、大雷大神、別雷大神の三柱を祭神とするそうで、火雷と大雷は黄泉で腐敗した伊耶那美神の体から出た八雷神。別雷は別で賀茂の雷神。八雷神だけだと鎮まらないのかな。
うちの車は半分電池だからね、よく拝んどいた方がイイよね。(でも、雷なのになんでナマズなんだ?)

軽く拝むだけのつもりだったけど、天気いいので社殿の裏にも歩いてみた。
ら、なんと黄色い蝋梅の花が沢山咲いてて香ってた。

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おお、丁度時季かな。梅と言ったら白か赤がメインで、その口直しくらいで蝋梅もあるくらいの所が多く、蝋梅だけで集まってるトコってそんなにないような気がしてちょっと驚いた。
これは歩いて良かった。ゆっくり見て香ってまわった。
 
 
ちなみに最初の雷電神社の点景     この日の日誌

タグ:食:丼 餐:魚 観:宮 植:花