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川昌

ファイル 3470-1.jpg松伏町金杉の広域農道沿いにある川魚料理店。

この道はちょくちょく通る定番ルートで前から此処の大きな看板を見かけては気になってたんだけど、ひとりでは入りずらいし、妹は鰻を含む川魚全般キライだし、、ってわけでいつも通過してた店。
友達と「どこかいい店ある?」で浮かんで、ドジョウやウナギの話してたら友達はすっかり鰻モードになってたので、自分の普段の定番ルートを案内しつつ来てみた。
ら、店の横の駐車場は結構車いっぱいで、ワゴンの間の狭い所に切り返し切り返しでなんとか停められた。どうやら最近リニューアルしたらしく入り口前には花が並んでた。ああ、そういえば前は看板に大きく「どぜう」(どじょう)とあった気がするけど店名に変わってるね。

混んでそうで待つのかな?と思ったけどすんなりと個室的なテーブル席に通された。意外と客席多いようだ。古い家屋か作業小屋を改装した店内は外観以上に雰囲気あって、天狗の面とか米俵とかの飾りもうまく利用していい感じ。っていうか、上ばっかり写して席まわりは写してなかった。。席はスッキリ和風のちゃんとした品のある感じだった。

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メニューは注文はタッチパネルの今風だけどファイルを綴じたしっかりしたしたものもあって、開いてみたら色々あってビックリ!まず「うなさし」に驚いた。そんなの初めて見た。「創業時よりご好評」の「一番の人気メニュー」だそうだ。これは鰻丼と別に友達と二人で食べようと注文した。

さて鰻丼は、関東風関西風と白焼きもあって、半々で乗った丼もあり迷った。ほかにも名古屋風のひつまぶしは雲丹と入ったものもあり、ふわとろ玉子で鰻を包んだという「金のうな丼」も気になった。
で、僕は関東関西二種の「東と西のうな重」で、ケチらずに上にした。

っていうか、そういえば意外とドジョウのメニューは多くなく、ウナギがメインって感じだった。やっぱりこれだけ興味引く鰻メニューが揃ってたら鰌をたのむお客さんは少ないだろうねぇ。それで看板柱の文字も変えたのかな。

で、まずは「うなさし」が登場。
お試しで一人前たのんでたけど、ポン酢、醬油、胡麻油の三種のタレは二人分出してくれた。

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これはうまい

さらっとして柔らかい素敵な食感にしっかりウナギの味と脂の円やかさがあって「あぁウナギだ!」と驚いた。
「独自の調理技術で血抜き加工」したという逸品。鰻の血って毒なんだよね。こんな形で食べれるとは思いもしなかった。っていうか初めて聞いたよね。珍しい以上に美味しくて感激した。
これはたのんでよかった。友達も凄くに気に入ってて「それぞれ一人前ずつたのめばよかったね」と話した。

そして鰻重。
これはもうまちがいないでしょと満遍の期待で蓋を開け食べた。

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んーやっぱうなぎだよね。癒されるわ。蕩けるわ。目を閉じてゆっくり食べた。
関東と関西では確かに全然違っててどちらもおいしかったけど、個人的な好みからすると関東のとろける方がご褒美感あって好きだな。でも両方味わえるこういうメニューはうれしいな。

友達と共に同じペースでゆっくり食べて、ふたり共に最後の一口でちょっと止まって「最後の一口が名残惜しい」と逡巡しつつ味わって食べ終えた。

珍しいメニューも堪能できて御満悦の昼食。
店の雰囲気もいいしずっと気になってたので来れて良かった。また来たいなぁ。

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タグ:食:丼 餐:魚 観:屋 観:飾

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