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栃木阿波家

ファイル 3969-1.jpg栃木市尻内町の293号沿いにあるラーメン店。

前に妹連れて寄って大好評のうまい店。調べたら野木に本店があるようで、その後はそっちに何度か行ってみてるんだけど悉く閉まってて、時間が合わないのか縁がないのか寄れてなかったので、妹とこっち来たら是非寄りたかった。

なんか今日は宇都宮から293号に出ての南下ですぐには見当たらなかったので「ゴメンもっと北だった」と思いこんで謝って「えーガッカリ」と言われてた。けど、ずっと進んでたら栃木市の西で店を見て「こっちだった!」と無事入店。

今日は兄妹共々まよわずに「塩バターラーメン」を注文。二人とも同じメニューをたのむのは珍しいかも。

それと妹の希望で水餃子も一皿たのんでみた。
先に出てきた水餃子は湯や汁にはつかってなくて丸い小籠包みたいなかわいらしさだった。

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熱そうなので様子見て妹に「まだ無理じゃない」と言われつつ皮の先をちょこっと齧ってゆっくり食べた。やっぱり熱くてその状態で冷めるの待ったけどこれはおいしかった。
食べれるくらいにさめれば、ぷにっとしてジュワ。いい味。

そして塩バターラーメン。これこれ。

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こちらは前回の点景で称賛してるので言わずもがなだけど、透けたイイ味の汁にモチっとした細麺、それだけで充分うまい塩ラーメン。でも主役は丸く乗った倉島バター。これがイイ!
最初バター解かさずに塩のまま味わって、そしておもむろに少しづつバターを混ぜてその円やかさを堪能。
「んーこれこれ」と兄妹揃って満足の食事になった。

さて、満足で店を出て、まだ次は佐野アウトレットまでこれから向かうのですぐに出発したいトコだけど「ちょっと待って(-。-)y-゜゜゜」と妹の煙草待ち。おーい、アウトレット閉まるぞーw

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まぁ閉まっててもこっちは構わないのでのんびり待った。
店の前を眺めてたら正面の道に割られた山の森からヒグラシの声が聞こえてきていい感じだった。今年初かな。気持ち涼んだ。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:餃 楽:音

龍門の滝

ファイル 3968-1.jpg那須烏山市滝を流れる江川の本流にある滝。

前に一度立ち寄って好印象のスポット。だけど、その後立ち寄ることはなく十一年振りで点景も二度目。前の道は何度か通ったりしてたけどねぇ。

今回は妹が「滝に行きたい」というので来てみた。普段ならここが浮かぶことはなさそうだけど、最近見てる旅アニメで先月ここらが舞台になってるのを見たので「滝」と言われて思い出した次第。

「龍門ふるさと民芸館」の裏の駐車場に停めて歩いた。この民芸館は前回休館してたので今回は寄ろうと思ってたんだけど、先に滝を見ようということで取り敢えず通過して滝への坂道に出た。

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その坂は緩やかに下って、途中で滝が覗けたし、折り返しの所で竹林が見えたりアジサイが咲いてたりして妹に好評。「ちょっと待って」と写真撮りながら下った。

そして中間の少し下の折り返しに観瀑台の広場があって、一番下まで降りずとも広く見渡せた。そして滝の中間正面なので飛沫も風に流れてきてて広場は霧雨状態。
ひんやり涼し気で気持ちよかったけど、飛沫がかかってメガネ濡れて見えなくなるので、気持ちいいとのんびりする妹をおいて先に下にくだった。

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そして一番下で川を渡って中央で滝を見た。こっちは飛沫は来ないので濡れないけど涼しくはなかったけど、やっぱ正面下から広く大きく全体が見れるのでいい眺め。
少ししたら妹もおりてきて「いいねいいね」と写真撮ってた。

この滝のいい所はこの広く見えるところと、山奥まで行かずに来れて駐車場からそう歩かずにすぐ見れるところ。
マイナス点は水があまりきれいではないところ。少し濁ってて足ポチャする気にはならない。
妹はそこにはふれず喜んでたのでホッとした。

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しばらく眺めて対岸側に渡って少し先まで歩いてみた。
対岸側は暫く広場の公園のようになってて、先まで行って何があるわけではないけど少し先まで歩いて折り返した。
広場には外国人ぽいパーティーばかりで、はだしになってなごんでた。

また川を渡って坂を戻った。観瀑台の広場で少し涼んで、またアジサイで写真撮ってゆっくり登った。
登り切った後は滝の上の方にまわってみた。滝が落ちるキワが見れたと思ったけどその奥には滝不動の堂があるだけで木々の合間は何も見えなかった。そうだったっけ。。
ここで戻る時に誰かに耳元で話しかけられたような気がしたんだけど、近くには誰もおらず妹も少し離れてたし低めの声だった。気のせいかな。

さてそして、「龍門ふるさと民芸館」に入ってみた。無料だしね。
「龍神堂」という額の部屋に入ると、椅子が並んでて「龍神様夏バテの為しばらくお休みとなります」とあり暗い壇上に龍がいた。夏バテじゃ仕方ないね。

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地域の案内のコーナーには6月までやってた「ざつ旅」の原作者のサインと原作マンガの龍門の滝の部分が飾られてた。雑な旅と言いながら割とリッチで恵まれた旅行で、いった事あったトコが多かったのでくすぐったい作品だったけど全部見てたのでなんか巡礼になってしまった。
それよか「シモツケコウホネ」という栃木県内の4カ所にしかない希少野生植物種の情報が気になった。

そして建物の中央は階段で上がれる塔楼になってて、妹も意外と乗り気だったので階段を登ってみた。
壁にかかった大きな龍の絵を見ながらグングン上ると、上には「八龍神社」の祭壇があった。
ガラガラや由緒がきもありちゃんとこの「民芸館の最上階に八龍神社を建立しました」と書かれてた。

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それと天井の大きな龍の墨絵も迫力あってよかった。
窓には網が張ってあったけど龍門の滝が見下ろせた。ずっと下の滝はなんかこの天井の龍の尾の先のように見えた。

のぼって来て良かったなとは思ったけど、あまり上がる人が多くないのか冷房が効いてなかったので、長居はせずに降りた。

下ではまだ売店がやってたのでササ―っと見て「龍門サイダー」というのを買ってみた。ここまでなにかと肯定的だった妹だけどこれだけは「やめときなよ、高いだけだよ、普通のサイダーだよ」と反対してた。「いいんだよイメージなんだから」と買って飲んだ。高くて普通だけど、汗かいた後でノド乾いてたので冷たくておいしかった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:景:滝 景:川 楽:眺 観:楼 観:宮 観:像 観:絵 観:ロ 植:花 餐:飲

道の駅 もてぎ

ファイル 3967-1.jpg茂木町茂木の123号沿いにある道の駅。

初期からある道の駅で何度も来てはいるけどちょっと久々だし、点景はまだ二度目。茂木は294号では縦断するけど横の123号はそんなに通らないし、いつも混んでる印象だからねぇ。

なのでもちろん妹を連れてというのは初めて。そういえば初めて来た時は宇都宮の友達とだったし、前回の点景は大洗好きの友達乗せてた、意外と一人で寄ったことない道の駅かも??(そんなことはないと思うが、、)

とりあえず食事にと思って来てみたけど、やっぱり思った通り混んでいた。駐車場の一番手前の(前回の点景で食べてた)「冷やしゆず塩ら~めん」の食堂は長い列になってて一目でヤメ。(ネタ的には丁度よかった)

ファイル 3967-2.jpgチョイ食いでもいいかなと直売店の方に進んでみたけど、蕎麦屋の看板があったので奥にも店があるようでそっちに行ってみた。ら、こっちは二組くらいの待ちなので、まぁそのくらいならと記名して待った。

意外と待って十数分程で席に着いた。ファミレス調のメニューを見ると「季節限定もてぎの自然薯」とか割と地のものをメインにしてて好感。妹はその「冷つけ汁自然薯とろろそば」、自分は「鮎天」というのが気を引いたので「鮎の天ぷら御前」というセットにしてみた。

店は植物園のような温室を改装したような建物で、高い天井を幕で隠して竹などで洒落た感じになってた。
窓から外を見ると鯉のぼりならぬ鮎の幟が垂れていた。少し風がほしいね。

そして「鮎の天ぷら御前」わっぱめしのセットになってた。

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アユといえば塩焼きが一般的で、天ぷらで食べたことはなかったので、どんなもんかちょっと興味深かったけど、食べてみたら鮎の風味もピンとこず、やっぱ鮎は塩焼きだわなと思えた。わっぱ飯もパッとはせずイマイチだったけど、蕎麦はうまかった。

ファイル 3967-4.jpgっていうか妹の自然薯がそばがきより濃くてもちもちでよかったらしく「自然薯ってこんなだったっけ」と喜んで、蕎麦もうまいし葉っぱみたいな天ぷらもうまい!と大好評。そっちにすればよかった。。(葉っぱみたいな、、は店の人に聞いたらつるむらさきだそうだ)

まぁ取り敢えずいい食事。前回の点景ともネタかぶらず無事に項目に出来たし。
食後はまた直売所。妹がさっき覗いた時に安い植木が気になってたそうで購入。なんか妹はこの道の駅がすごい気に入ってたみたい。名物のジェラートも食べてないしSLも見てないけどね。

出発前に喫煙所に行ってた妹がそこで見た案内の棚田に行きたいと言い出した。いやいやもう2時半でこれから滝にいくのにそれは寄り道が過ぎると却下した。(ちなみにその棚田はずっと前に行ってたトコだった。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:魚 観:飾 楽:買 道の駅

大前神社

ファイル 3966-1.jpg真岡市東郷にある神社。

294号の方にも案内の看板出てて、「日本一の恵比須様」というのが気を引く神社。自分はずっと前に一度寄ったことあってガッカリというか胡散臭く感じて点景にもしなかった(見返してみたら日誌にも書いてなくて寄ってなかったことになってていつだったかわかんない。。)

で、今日は妹に「真岡って何かある?神社とか」と言われて「胡散臭くて怪しい神社があるね」とか答えたけど、妙に乗り気で「行こう行こう」というので寄ってみた。

駐車場は表の県道沿いの方に停めたけど、奥の方にもあったようだ。妹はそっちの方がイイと不満のようだったけど「ちゃんと参道から行こう」とこっちから進んだ。

ので、鳥居と森の川沿いの参道から進んだ。
イイ感じの森で横の川沿いに出ると堰があった。確か前に来た時は二宮尊徳さんが治水したと案内あったように覚えてたけど、そういう案内は見当たらなかった。別のトコと記憶違いか?ここで唯一印象良かったトコなんだけどなぁ。

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そして神社。右正面が重要文化財とあった「大前神社」。
で、左側に何とも胡散臭く感じてた「大前恵比須神社」。塗り直されてた恵比須像は日本一の大きさらしいけど、なんかねぇ。リリーフランキーか大泉洋かって感じのイメージでどうも好感持てない。

けど、一応こっちの大前神社とは別なんだね。こっちはちゃんとしてるのかなと期待して進んだ。
ら、ビー玉の沈んだ手水や、フォントがカワイイ「夏詣」の提灯などあちこちに手がかかってていい感じだった。

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そして参拝。国重文という拝殿はなるほどと思える装飾で彩られつつカッコよかった。
あれ?大きな恵比須はともかく神社はちゃんとしてて、全然イイ感じの神社じゃないじゃないか。前に来た時はあなんでそんなに印象悪かったんだろう、、と不思議に思った。

拝殿から「参拝順路」という案内に誘われつつ脇にまわると、まっすぐ立派に伸びた御神木はスタジイだった。え、スタジイってクネクネに伸びる魔法使いっぽい木じゃなかったっけ。
その横には天明3年(1783)建立という「唐金燈籠」がさり気無く立ってた。

そして風鈴の棚も設置されていた。「ちょっと少ないね」と妹、でもくぐった先の苔の休憩スペースはいい感じで、振り返って見る社殿がいい感じに見えた。その本殿を見つつ裏に進んだ。「幸せ参道」というのが気になってたんだけど、進むと料金所があってその奥は有料だった。。あーそうか、ここ、やたらと有料の箇所があってお守りとかも充実してて金運がつく前の投資を促されてるように思って胡散臭く感じてたんだっけ。。

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とか思ったけど、よく見るとこれは瑞垣内の神庭の拝観料で、「幸せ参道」は無料でご自由にどうぞとあった。よく見なきゃダメだね。一応妹に「有料の国重文は見たい?」と聞いて無料の方に進んだ。

で、無料の「幸せ参道」は摂社末社の並ぶ本殿裏。どこの神社でも本殿裏などには摂社末社があって地味にフーンと眺める程度だったけど、ここは違った。
まずはバイクの神社があった。よそでも見たけどここが「発祥」とあった。バイク絵馬や写真だけでなく、顔ハメや川崎カラーのボンベや本田や山葉のカラーのネコなんかもあって面白かった。

先に進むとキキョウの花がキレイに咲いており、その前には「明眼神社」五感回復とボケ封じの神という事でここはちゃんと拝んだ。

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この隣りの「淡島神社」からの末社摂社の祠にはそれぞれカラフルな幕が飾られていた。どれもヘビの絵があったからヘビ年の今年の物だろう。参拝者をなごませつつそれぞれのお社に興味を引いて楽しんで参れる気配りが感じられてこれはすごいと思った。

「皇大神宮」の脇には筧と蹲があって庭園ぽく瑞々しくなってたんだけど、その上の木の葉にアマガエルがいて、しかも沢山。今年は全然見かけてなかった雨蛙が不意に何匹も見れて嬉しくなった。

「大物主大國魂神社」の足元には鯉の置物、「天満宮」には牛の置物が愛らしく置かれ、牛は撫でた。
一番大きいのが「荒神社」、小さい「稲荷神社」と並んだ「琴平神社」は金の幕が目立ってた。
「幸せ参道」は神社としての見せ方と持成しにほっこりした。胡散臭いなんて言っちゃってゴメンナサイ。すごくいい神社でした。

とか思って表に戻ると大きな御守授与所。お守りも絵馬もお御籤も種類豊富で、ああ、やっぱりお金なのね。
授与所はお茶屋を挟んでもう一カ所あった。「大前神社」と「大前恵比須神社」は別なのね。

そしてその「大前恵比須神社」。やっぱりなんかねぇ。

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この大前恵比須神社は中に入るのが有料。お水取り拝観料という事でいろいろできるようだけど、自分が胡散臭いと言い過ぎたか妹もあやしく感じてて入る気なし。
それより最後にやっぱ御朱印がほしいと大前神社の方に戻った。で、参道の方の授与所で何種かある御朱印を迷いつつ「一粒万倍日」の米型の物にしてた。「日付以外手書きじゃないけど一粒万倍日だからねっ」とやけに一粒万倍日を口にしてた。(自分は知らない言葉だった。。「一流バンバンエビ」と聞こえて「エビ?」と頓珍漢に聞き返してた)

ファイル 3966-7.jpgさて、車に戻る前に一服と喫煙所に行く妹を追ってみたら、喫煙所のある裏の駐車場にはバイクの参拝者用の駐輪場が「ツーリングオアシス」と洒落てて、奥に国道のようなおむすびまで立っていた。819はバイクってことね。いやぁこってるねぇ。なんかバイクの人達が羨ましく思えた。車のドライブの神社は無いモンかねぇ。

この日の日誌

タグ:観:宮 観:重 観:一 観:像 観:堰 観:飾 観:発 観:蛙 観:P 景:川 楽:触 植:樹 植:花