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道の駅 たからだの里さいた

ファイル 3981-1.jpg三豊市財田町財田上の32号沿いにある道の駅。

ここは初めての立ち寄り、、だと思う。いや、ずっと以前に夜に寝ようと思って来たらほぼ満車で諦めた道の駅がここだったかもしれない。。
ともあれ、ちゃんと寄ったのは初。
四国では他には寄り道しないかもしれないからお土産でも買っていこうかなと思ってた。

さて、車停めて降りて写真撮るために少し下がって(それでも軽がど真ん中になってしまったけど)たら、その後ろに何やら柵に囲まれて案内の立った木があったので見てみた。

「世の中桜」という名の桜だそうで、かの弘法大師が立てた杖が芽を出して花を咲かせたという桜。「豊年の時は花々しく保ち、凶年の時は咲きて直ちに散る」と五穀の豊凶を占う樹だそうだ。(樹齢とか桜の種類とかそういう案内はなかった。。)

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さてさて、ネタがあって点景決定となったトコで、店を覗いてみた。どうやら今時期は桃が旬らしく桃がメインで売られてた。んー香川で桃かぁ。喜ばれるか不安だったのでヤメタ。(むしろさっきのSAで塩でも買っとけばよかったかもと思った、、いまさらだけど)

店の外のスナックコーナーのジェラートはどれも「財田産」とあって、特に桃は「大人気」とあったので食べてみようかなーと思ったけど少し列になってたのでヤメタ。

それよかその先に「うどん茶屋さいた」といううどんの店があるのが見えたので、そっちで食事にしようと思った。
店内は賑やかだったけどセルフなのですぐ受取れて席も空いてた。いいねいいね。さすがうどん県、やっぱ気軽だね。

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冷たいぶっかけ。そういえば昼は食べてないのに、あんまし食欲ないから「小」にしたんだけど、さすがの讃岐、うまくて食進んでペロリだった。正直、道の駅だからとそんなに期待してなかったんだけど全然本格的でコシあるうまい饂飩。ナイスナイス。
っていうか、香川のうどん屋ってどこも昼過ぎには終わっちゃうから諦めてたんだけど、はからずもうまいうどん食べれて大満足。寄ってよかった。

さて、食後もやっぱ桃買おうかとか迷いながら店をフラフラ。
ふと裏に出てみたら池があった。なんか意外といろいろある道の駅じゃないの。

透明度の無いくらいの水の貯水池だけど、案内には「戸川ダム」とあり「防災重点農業用溜池」という決壊したら被害を及ぼす池に指定されていた。「日頃から緊急時に備えましょう」だそうだ。

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んー、、、決壊を前程としててなんか複雑。なぜか池に突き出た東屋もゆるく閉鎖されていた。つまり、あんまし良くない所なのね。近寄ってほしくないのね。んー、そんな池もあるんだね。

なんか微妙なとこもあるけど、うどんうまかったので印象いい道の駅だった。(結局桃は買わなかった)

この日の日誌

タグ:餐:麺 植:樹 観:伝 観:池 道の駅

鴻ノ池SA

ファイル 3980-1.jpg倉敷市児島塩生の瀬戸中央道にあるサービスエリア。

なんか前にも寄ったような気がしてたけど初めて寄った。瀬戸大橋を渡る時に寄るとすればだいたいいつも橋の間の与島PAだからね。
多分寄ったような気がしてたのはしまなみ海道の方の橋の手前のPAとの勘違いだと思う。

なんかSAの割には店とか小さめな感じだけど、腹は減ってないのでチョイ食いもいらないかなってくらいの感じだった。とりあえず四国に渡ってからの道を考えようかと思っての休憩。
店の横の休憩所に歩いてみたけど、海は遠く眺めはイマイチだった。あーこれは点景ネタにはならないかもなとか思った。

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そして店に入ってひとまわり見た。腹は減ってなくても喉は乾いてたので(糖尿だからすぐ乾く)ご当地ソーダの「塩田王 野﨑家の塩サイダー」というのを買ってみた。野﨑家というのは江戸時代後期に児島で塩田地主となって財を成した偉人だそうだ。児島というとジーンズの印象ばかりだったけど塩も有名だったんだね。

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で、おもてに出て自販機でくつろぐニャンコを見ながら飲んだ。おもったよりも塩がキリッとしてておいしかった。

さて、塩も名物だと知ったトコで、スナックコーナーの「(倉敷児島塩結び)塩からあげ」が気になった。4大名物という看板にも出てたしね。
まぁ今腹減ってなくても、買っといて後でドライブ中に食べればいいんだしね。って事で買ってみた。

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ってわけで、食べたのはもう四国に渡ってしばらくしてから。
長い串が付いてたのは食べやすいくてありがたいと思ったけど、中身は三個だけで聊かキマエはよくなく感じた。
けど、
食べたらこれがすごくうまかった。塩がいいね塩が。
たまらずとまらず続けて食べて3個はあっという間。SAで食べてたらおかわりしてたかも。

この日の日誌

タグ:餐:飲 餐:揚 景:海 観:P

ごはんや高岡の里

ファイル 3979-1.jpg加東市高岡の372号沿いにある食堂付き総菜弁当店。

ここは以前「たいこ弁当」というチェーンの店で何度か寄って食事してたんだけど、閉店してしまって残念に思ってた。
ら、なんか別の名前で同じ感じの店で復活してて歓喜!思わず寄ってみた。

中に入ると、メニューも変わらずって印象だし、惣菜は100gいくらいくらのバイキング方式で変わらない印象だった。ありがたい。
とかいいつつ、以前は惣菜バイキングはいつもしないで丼物ばかりたのんでた気がする。

ファイル 3979-2.jpg今日はもう朝から何も食べてなくて腹ペコは腹ペコなんだけど、城歩きで少々暑さにやられたかやや食欲低めで、ガンガン食べたい!という感じでもなく、今回は丼物やめて食べやすい素麺にしてみた。兵庫って言ったら素麺ってイメージあるよね。
そして惣菜バイキングでジャンクなカロリーを取り込もうと思った。

ってわけで、ウインナー、玉子焼き、磯部揚げ、コロッケ、オニオンフライ、から揚げに焼きそば。バイキングって感じでしょ。
意外と時間かかった素麺を待つ間にほとんど食べちゃった。

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素麺も全部普通だけど、おいしく丁度いいくらいで満足の朝食。ありがたい。

ちなみに前回(たいこ弁当の時)の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:揚 食:賊

篠山城跡

ファイル 3978-1.jpg丹波篠山市北新町にある城跡。

篠山は町の外を通る372号でいつも通過するだけで一度も寄ったことなかった町だけど、地図で見ると如何にも城跡!って感じの四角い水堀が目を引く町で、一度時間の余裕ある時に寄ってみたいと常々思っていた。で、今日は、手前の亀岡で城に寄れなかったのもあって、県境あたりから行く気満々で来てみた。

で、来てみたら、石垣の聳える立派な城跡。昨日の刈谷城、今朝の膳所城と今回のドライブは珍しく城を重ねて寄ってるけど、一番城跡らしいがっちりした城でワクワクした。

表の駐車場から歩くと、三の丸跡の西側奥にも駐車場があるのに気づいた。あーこっちでよかったのか―と一瞬思ったけど、こっちは入庫時400円とられるようで、表のコインPは一時間無料だったので正解だった。

さて、城郭に見惚れつつ表の廊下門跡の石橋から入城。でも開館は9時からと書かれてた。まだ8時前。。まぁ、城郭を周りから眺めるだけでもいいやと思い、進めるトコ迄でもと進んでみた。

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その廊下門跡からは深い堀が見れた。ちゃんと水張ってて石垣との姿が厳めしくていい感じ。こういう城郭が眺められただけでも一先ず満足。
石垣の間の中門跡からの坂を上って鉄門跡まで来ると、門は開いててその先の大書院が見えた。お、もう少し進めそうだ。

で、取り敢えずその大書院の入り口まで来てみた。
この大書院は篠山藩の政庁として使われてた建物で、維新後も残ってたけど昭和19年に消失。その後に江戸初期の創建時の姿に忠実に復元したものだそうだ。入れないのは惜しいけど、9時までは待てないので仕方ないね。

横には井戸があった。覗いたらここのはちゃんと深い穴になってた。
そしてそのまま脇まで進んでみたら、建物の横から裏に出れた。これは別に閉じられてないから進んでいいんだよね?

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ってわけで大書院の裏の二ノ丸跡の広場に出れた。とはいえ往時は手前半分くらいは二の丸御殿の建物が立ってたようで部屋割りが区分けされていた。
そして端の縁は石垣で一段高くなってて上れた。ここは多聞櫓で囲まれてたのかな?ちょっと櫓を立てるには細いけど歩くには悠々だった。

外側の下の三ノ丸を見下ろしながら歩きつつ、奥で振り返ると大書院が立派に見えた。

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奥の中央で縁から下りて、御殿の跡を横断して歩いた。
そういえば案内に二ノ丸ってあったけど、本丸はどこなんだ?と思って見まわすと東の端が一段高い神社になってた。あーこれが本丸なのかなと上がってみたらその通りで「本丸跡」と案内板が立ってた。

眩しい朝日が籠れる林の思いのほか広さのある郭で、神社は青山神社。篠山城城主だった青山氏を学問の神として祀る神社。丁度背から差す朝日が眩しくて神々しかった。

そして林の先に天守台の石垣が見えた。おお、結構大きくどっしりした天守台。登ると上は平で広かった。

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東側にある学校とその先の山に囲まれた盆地の市街が見下ろせた。
天守は築城時に建設を中止して建てられなかったそうだ。これだけ立派な天守台だけど、隅に隅櫓を立てただけだったそうだ。まぁ太平の世なればその分大書院が立派だから充分だったろうね。

天守台を降りて本丸の林に戻ると、めちゃくちゃ蚊に食われてることに気付いた。うわぁまた油断したぁ。朝の膳所城では全然蚊がいなかったし、ここは日当たり良過ぎそうな城跡に思えたので、蚊よりも暑さ対策ばかり気にしててこのザマである。逃げるように二の丸に下りた。

あとは本丸の石垣を眺めつつ、まだ見てなかった裏口の埋門跡に歩いてみた。
こっちの門は閉まってた。「埋門跡」の説明は付近の石垣に刻まれた刻印の符号のことだった。なるほど、言われてみれば確かにあちこちマークだらけだった。

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そしてまた大書院の脇からまわって鉄門跡から出た。っていうか、こっちの中門跡あたりの石垣も、よく見ればマークだらけだった。

この篠山城も関ヶ原後に家康が豊臣方の大阪城を包囲し西国諸国を牽制するために築いた城。朝の膳所城と同じような役割だな。なんか今回は徳川の城が続いたねぇ。

映画のロケ地になった案内を見つつ、「デカンショ祭」の提灯を見上げつつ大手門跡の外の門のある駐車場に戻った。朝から暑くなければ、蚊に刺され過ぎて痒くなければ、もう少し三の丸の裏とか馬出とか歩きたい所だったけど、もういいやーとササッと戻った。
駐車場の門はひょっとして城の門の移築かなとか思ったけど何の解説もなく、裏の「青山歴史村」の案内が張られてた。(明治初期の篠山藩地方役所門だったらしい)
もちろん出るとき駐車料金無料だった。イエイ。

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膳所城跡公園

ファイル 3977-1.jpg大津市本丸町の県道沿いにある城跡公園。

膳所は(ぜぜ)と読む。
日本三大湖城の一つだそうで気になってたし、県庁所在地の大津あたりには城跡はないかなーと地図見てて気になってた城跡。

さて、公園の入口にはそれらしい門があり水堀もあって城跡っぽくなっていた。案内もちゃんとあって現存の門は近隣の神社などに移築されてて文化財になってるようなので、公園の門は復元ものなんだろうね。新しくてしっかりしてた。

この膳所城は関ヶ原の合戦の後(つまり、関ヶ原の時にめちゃめちゃ攻められてズタボロになった大津城の代わり)に築城されて四階の天守があった城。天守は復元しなかったんだね。

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丁度朝日が通る門をくぐると本丸跡はひろーい爽やかな林の木陰の公園。城っぽさはゼロで歩く人走る人多く近隣住民の憩いの場になっていた。
築城当時は二つに分かれてて奥が本丸で手前が二の丸だったそうだけど寛文2年(1662)の地震の後に間を埋めて一つの本丸としたそうだ。

「膳所城址」という石碑と野外ステージがある中央の少し高くなった所が天守跡かなと一瞬思ったけど、そういえば北側にあったと案内にあったから全然違った。他には「平和の礎」とある観音像とか小さな祠の神社とかが点在してた。

そして北の湖岸側に進み、「天守閣跡」の石柱や鳥瞰的な絵図の案内を見つつ、「粟津の晴嵐」と評された湖上の城を想像しつつ、石垣の間から琵琶湖の畔に出てみた。(実はこの石垣だけは現存の遺構だとか、、ホント?)

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いやぁー正に対岸に登ったばかりの朝日が湖面を輝かせてて、目の前に見える近江大橋も立派に見えていい眺め。城跡はともかく湖岸の公園としていい所だった。目の前の琵琶湖は南の先の狭まった部分だけどそれでも広く気持ちいい景色だった。

そして公園内を南に進むとその先に橋が架かってるのが見えた。
ウオーキングコースとして架けられた橋のようだけど、その先には台所櫓のような風貌の建物(浄水施設らしい)があった。ここからは公園外だけど、向かいは二の丸跡なので渡ってみた。

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橋の上から覗く袂の水面は菱の葉でいっぱいだった。
そんな中を何羽ものカモが泳ぎ遊び潜ったりして戯れていた。そしてよく見ると小さな花の咲いてる菱もあった。昨日の池では見れなかった花をここでゲット。満足。

渡った二の丸跡側はウオーキングコースしかなく、石垣風に整備された湖岸では釣りをしてる人がいたけど、「外来魚リリース禁止」の幟が立ってて「外来魚回収ボックス」もゴミ捨て場くらいの大きなの物があった。

水面を覗くと小魚にも満たないくらいの稚魚が覗けた。種類は分からないので(写真ではバスっぽく見える、、)喜んでいいのか微妙な気分だったけど魚には罪は無いからねぇ。

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二の丸跡の案内はなくまぁ仕方ないと橋を戻った。少し橋の上で景色を見るふりして釣り人を眺めてたけど、釣れる気配もなかった。残念。

公園に戻って、寄ったお手洗いも櫓風な姿だった。ああ、入口の門もこれと同時に造ったんだなと思えた。

最後にその門を裏から眺めつつ、移築された現存の文化財の門も見てみたい気持ちがあるにはあったけど、形はそう変わらないだろうと思ってこれでいいかなと、城跡公園としていい朝の散歩ができたと満足で車に戻った。

この日の日誌

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