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食事処とりみ

ファイル 2816-1.jpgにかほ市象潟町琴和喜の7号沿いにある食堂。

道の駅のすぐ隣にあって見かけた時やってそうだったので道の駅から引き返して来てみた。
あーでもこの時間なんてもう酒のみの時間かなぁ、、地元の常連の宴会場だったらキツイなぁ、、とか躊躇しつつも思いきって入ってみたら、お客は一人だけで一人で静かにカウンターで飲んでた。(コロナの影響?)

安心して悠々とカウンター席に座ってメニューを見た。

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店は酒の瓶以外にフィギュアとか小物のちょっとした飾りががちょこちょことあって軽い雰囲気で気楽だった。
メニューは「しばらくの間は限定メニューになります」とあったけど、わりとリーズナブルながら海鮮の定食で、気になった「おまかせ定食(刺身煮魚)」と「刺身定食」はどのくらい違うのか聞いてみた。ら、おまかせは刺身三種とカレイの煮魚、刺身は刺身十種だそうで同じ値段なので刺身定食の方がお得な気がしたけど、煮魚も食べたいので「おまかせ定食」を注文した。

で、少々待って料理登場。
わお!なんか豪勢な舟盛りで驚いた。うまそー。
、、でもこれ「刺身定食」ですよね。。というと「すみません!間違えました。つくりなおします」と下げようとするので「いいですいいです美味しそうだからこれでお願いします」とその刺身定食をいただいた。

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おお、これはひとつひとつ新鮮でおいしい刺身、これだけ色々あるとどれが何なのか、アジやマグロ、ハマチ、マダイ、タコにサザエに赤エビに赤イカ、あとこの白身の魚二種あるけどなんだろう、、(後で聞いてみたらスズキとメバルだそうだ)

ファイル 2816-4.jpgいやーどれも美味しいとニコニコで食べてたら「間違えちゃって申し訳ないのでこちらもどうぞ」と煮魚を出してくれた。
「いえいえ申し訳ないです十分満足です」と遠慮したけど、どうぞどうぞというので有り難くいただいた。

このカレイもおいしかったー。ごはんには断然煮魚が合ってすすむよね。
なんとも贅沢な定食になってしまった。この店に寄ってよかった。

タグ:食:定 餐:魚

姫神公園

ファイル 2815-1.jpg大仙市花館松山にある山の上の公園。

「新秋田観光三十景」だそうだ。それを見掛けて来てみた。
山の上の駐車場に公園の案内板があり、この駐車場から少し登ったところが頂上らしく、大曲の花火大会を見るにはそっちの方角の方がいいようだけど、普通に展望するなら登らずに駐車場の先からの方が眺めよさそうだった。

ってわけで登らずにその駐車場の先へ歩くと、まず先に「松山城」の標柱が目についた。
あ、やっぱりここも城跡だったのね。
城の解説はその標柱の横にあるだけで、
築城年代ははっきりしない中世城郭だけど、前九年の役(平安時代中期)の時には安倍貞任(役で滅ぼされた安倍氏の中心となる人物)が居城してたそうだ。
秋田の戦乱と言えば「前九年の役」「後三年の役」でそれに関する他の城跡とかも寄った事があるので、たまたま乍らここも来れて良かった。

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さて「姫神ハイツ」という閉まったレストハウスのような建物の前に進むと、一気に展望が開けて雄物川と大曲市街が見下ろせた。
なにやらBBQ用のようなブロックも並んであったのでそういうのもできるのかな?

その先には「大曲逓水路竣工20周年記念館」というカリヨンの塔みたいな建物もあったけど、こっちも閉まってて中は空だった。

その裏は外されたブランコとかある廃公園でちょっと寂しい雰囲気の所だった。

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さて展望。いい眺め。「三十景」に数える程かどうかはちょっとピンとこないけど鳥の声を聞きながら気持ちよく見渡せた。

とくに正面の大曲市街はよく見えて、カメラでズームして見ると昨年秋に泊まったホテルもよく見えた。

有名な大曲の花火はどこで上がるんだろう?ここから見えるのかな?
っていうかここもやっぱり花火の時には人が集まるのかな。。来る途中の細い道で混んだらヤダなぁ、、とか来もしないイベントの心配したりした。
 
 

去年泊まったホテルの廊下の窓からの眺めを写真撮ってた。
丁度逆からの眺め。おもしろい。
正面の山の中腹くらいに見える白い建物がこの展望してる場所のようだ。

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タグ:観:園 観:城 楽:眺 景:川 景:町

打当温泉 マタギの湯

ファイル 2814-1.jpg北秋田市阿仁打当仙北渡道上の県道沿いにある温泉施設。

「マタギの湯」と言う名から険しい所にあるようなイメージだったけど、立派な県道の前にありちゃんとしたホテル風で少々肩透かし。
でもその方がいいよね。クマが出そうな温泉じゃ困っちゃうもんね。

まず入口入ると小クマの剥製。。
うわ、クマ見てきた後だけに剥製は微妙な気分。
そしてマタギのキャラ「かけるくん」のボードもあった。
宿泊だけでなく日帰り湯としての利用もOKで、600円と安めだったけど、カギ掛かるロッカーは100円戻らないタイプだった。

やっと風呂入れたーもう汗ビショビショだった。
湯は透明で茶色の成分が沈むナトリウム泉。気持ちよかったけど温度熱かった。。外湯も熱かった。。川眺めて冷ましつつゆっくり入った。

さて、ここには「マタギ資料館」も併設そうで、有料だけど折角だから見て行こうとロビーで聞くと、これまた8月まで無料だそうだ!

「奥へお進みください」と促され、廊下手前の矢口高雄の漫画コーナーで足を止めつつ、マンガを読み始めたら夜まで居ちゃいそうだな、、と振り切って奥に進んだ。

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廊下の奥は建物別館につながっていて、あ、これ、ちょっとあやしいな。(前に他で見た「温泉博物館」みたいな微妙な感じかな、、)と、あやしく思いながら進んでみた。

ら、アニハカランヤ。
立派な入口で最近の博物館のような見やすいパネルと展示物で、小さめの区間ながらちゃんとした資料館だった。

マタギの部屋とか猟銃の展示、道具やクマの骨など思いのほかじっくり見れた。
マタギの歴史を読むと、大元は日光で赤城の大蛇を撃った者が山での猟を許可されたのが起源だとか、、神話の世界だねぇ、、

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興味深かったのは「マタギと戊辰戦争」というパネルで、幕末明治の騒乱では新政府についた秋田藩(久保田藩)の義勇軍として80名のマタギが「新組」という隊を名乗り大館や六郷で幕軍と対戦して奮闘したそうだ。(ゲリラ隊じゃなくて真っ当な鉄砲兵だったのね)

ファイル 2814-4.jpg実はマタギに関しては小説「邂逅の森」を読んだこともあって、山籠もりの儀式や山でだけ話す別の言葉とか予備知識はすこしはあったので、よけいに見やすく解りやすくまわれた。
二ツ井の道の駅といい此処といい今日は中々いい資料展示を見てまわれて気分良かった。

外に出ると駐車場の前には三角形の「マタギ小屋」とかがあった。
ちょっと覗いてみたらクマの毛皮の頭がこっち見てて驚いた。。

タグ:楽:湯 観:絵 観:館 観:伝 観:具

くまくま園

ファイル 2813-1.jpg北秋田市阿仁打当陳場にある熊専門の動物園。
「くまくま園」は愛称で、正しくは「阿仁熊牧場」という。

クマってさぁ、日本国内で最強の野生獣で、害多く恐れ嫌われそうな動物なのに、なぜかキャラクター的にはおっとりした愛嬌あるキャラ扱いだよね。
でも日本固有種のそんなニホンツキノワグマだけの動物園とか興味があった。
だってふつう動物園てゾウやキリンの海外の動物が人気じゃん。クマだってシロクマくらいじゃないと見ないよね。
僕は魚もカエルも動物も国内種が好きなので、(昨今の外来種排除の影響ではなくもともと好きだった)その地域に生息する動物が主役の場所という意味でも好感もっていた。

けどねー無料の小動物園なら「無料だから散歩がてら」というていでさりげなく行けるけど、やっぱり家族連れやカップルの多い有料の動物園を1人でというのは場違い感強そうで気が退けた。
ので、ここも興味ありつつ今回も来るつもりはなかった。
でも、クラゲの水族館だって楽しかったじゃん!博物館だって動物園だって一人の方が自分のペースでじっくり楽しく好きなように楽しめる筈!と最近思う様になってきてはいたので、思いきって来てみた。

ら、
なんと料金無料だった。

ん?コロナの関係?緊急経済対策?7月と8月の間はずっと無料だそうだ。へー。ラッキー!

無料なら怖くないw 無料だから来てみたんだよーと堂々と入場。
(でもやっぱり園内は家族連れとカップルしかおらず、お一人様は自分だけだった)

園内はとくに順路は無く左回りに坂を登ると、まずは0歳の「こぐま」の熊山コーナー。
元気に二頭の子ぐまがじゃれあってて可愛かった。うんうん、安全な距離から見ると実に可愛い動物だ。さっそく癒された。でもこんな0歳児でも闘ったら勝てる気しないねぇ。
いやークマと相撲とか馬乗りにしてた金太郎は凄いんだなぁとあらためて思った。

そして1歳の小くまはガラスの中で一頭だけだったけど元気に行ったり来たりしてた。
この子はガラスに手を付いて手の平もよく見えた。っていうか一番間近で見れるクマで、1歳児でも充分デカかった。

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2歳3歳の小くまは熊山の柱に登って餌キャッチしてた。
エサ売ってたのか、、気が付かなかった。。まぁ人が上げてるの見てるだけでもいいや。
そして餌が切れると柱から降りた。いろんな動き見れて面白い。

これらはみんな地元産のツキノワグマで、それ以外にヒグマの舎もあってそれはこの後ろの奥の建物。
入って階段を上がるとヒグマの熊山は表の区分けされたツキノワグマの部分全体くらいの広さで、上から覗く形でゆったり見れた。
その広い中にヒグマは三頭、これくらいがストレスにならない距離感なのかな、(実際に飼育してる数はもっとたくさんいるそうだ)明らかにツキノワグマとは違う貫禄ある風貌の茶色いヒグマが水浴びしたりウロウロしたりしてた。

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順路に沿って進むと奥の階段を下ってガラス越しに間近にものぞけた。けど、間近でうろつくタイミングは難しかった。
資料コーナーもあって読んでゆっくり進んだ。
この「くまくま園」は元々山で親とはぐれた子熊を保護する施設で、地元のツキノワグマだけの「クマ牧場」だったんだけど、県内の「八幡平クマ牧場」でヒグマが脱走して飼育員2名を殺害する事件が起きて閉鎖して、そこのヒグマの受け入れ先としてこちらのクマ牧場で新たにヒグマ舎を増設して受け入れ「くまくま園」として2014年にリニューアルオープンしたんだそうだ。
ヒグマは国内では北海道にしか生息しない雑食性の動物。気ままな性質で単独行動。少し共感できたりして。
で、人口と分布面積に対するヒグマの生息数の表を見ると、北米やロシアに比べて北海道は段違いの濃さ!すごいなぁ北海道民。

そしてまた表に戻ってツキノワグマ。
さっきの2歳3歳の小くまの熊山を見ると、今度は二足で立って餌をねだってた。。やっぱカワイイ。

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次は4歳以上の大くま。
もうこの子らは慣れすぎ。立ったり座ったり水浴び一つとっても気持ちよさそうにこっちを見ながら浸かってくつろいだり。
なんだいその愛らしさは。
ひょっとして山で出会っても驚きさえしなければ「森のくまさん」の歌のように友好的に接せられるんじゃないかと錯覚しちゃうそうな平和さだった。(クマが友好的なのは日本語詞だけらしいが、、)これはキャラクターにもなるわな。

のんびりゆっくり眺め廻ってひとまわり。
最後はなぜかウサギの舎もあった。何の解説もなかったけど、これも山で保護されたウサギとかなのかな?(ヒグマのご飯じゃないよな、、)
っていうかやっぱウサギのかわいさは反則。暑さのためかそういう時間なのかグデーとお昼寝してた。そのグデ方は反則だぁ。にやけてしまう。。

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ひとまわりして最後に貼られてた園内の案内図を見た。
うわー先にこれを見てから回ればよかった。やっぱ廻るの逆だったんだ。。とも思いつつ、充分楽しんだのでOK。

記入した感想アンケートを渡したら記念シールも貰えた。
これで無料は有難すぎるし、応援のつもりもあってツキノワグマTシャツを購入。(サイズもXLまであった)

保護した野生動物を平和に眺めるというのは自然界においてはイレギュラーなファンタジーに近い空間だとは思うけど、それでも動物にかわいらしさを感じてほわほわした気分になれるのは有難い施設。親子恋人にかぎらず老若男女関係なくすべからく楽しむべき。

と、堂々と園を出たけど、駐車場でやっぱ場違い感が一気に戻ってきてそそくさと出発する小心者でした。

タグ:動:獣 観:園 観:館 楽:証 楽:買

道の駅 かみこあに

ファイル 2812-1.jpg上小阿仁村小沢田向川原の105号沿いにある道の駅。

ここも何回かは寄ってる所で、大概朝か夕の店が閉まってる時間。
実は随分前からネタ帳に載せてた所でいつかは食事する時間に寄れたらなぁ、、とずーっと思ってた。
前回なんかはクマ牧場に行って来たら丁度いい時間かも、、と少し迷ったくらいだった。
で、今回はやっと昼過ぎの食事時間に来れた。

105号「マタギ街道」の道沿いに見かける木彫りの像が建物の前に並ぶのが印象的。

ファイル 2812-2.jpgえっと、、何が食べたかったんだっけ、、(もう何なのか忘れてたww)とか思いつつ店に入るとあちこちに「またたびラーメン」のポスターがあった。これか。
またたびの実を練り込んだ麺だそうで「コルステロール低下、疲労回復、更年期障害に効果あるとか!」だそうだ。とか!って、、、)

そして阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」のボードが立ってた。昔大好きだったマンガ「釣りキチ三平」の作者矢口高雄の絵なので親しみ持てた。

まよわず食券購入。周りを見ると半分以上の人がその「またたびラーメン」を食べていた。(けどなぜか感想は聴こえてこなかった)

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ってわけで「またたびラーメン」、やっと長年のネタ消化。
汁吸って麺を啜ってみた。
んー  ふつう。。
可も不可もないふつうの山菜醤油ラーメン。またたびの風味?なんてぜんぜん分からず、山菜が邪魔なほど入ってたと感じた。
って言うか朝もラーメンだったっけ。どうせなら比内に行って比内地鶏ラーメン食べればよかった。。

まぁしばらくアタリばかりだったからこういうのも必要だね。
でもなんか悔しいので近隣で何かないか情報コーナーを見てみた。
「マタギの湯」という日帰り湯があるそうなので向かってみることにした。
(そういえばここには「クマ牧場」の案内は全然なかったなぁ)

ファイル 2812-4.jpgそして売店も見て、またまたバター餅を買っちゃった。
これは「マッコ工房」という阿仁の地元の物。
食べたのはずっと後で、コンビニに寄ってからだから角館くらいまで進んだ夕方からだけど、やっぱりものによってずいぶん違うね。
こちらはとろーっとしてソフトでとろける感じ。粒もなくスマートだった。

いやーそれにしても高カロリーな餅菓子をパクパク食べすぎだよなぁ。。
北秋田が遠くて良かった、近かったらしょっちゅうバター餅を買いに来ちゃいそうだもんw

タグ:餐:ら 餐:餅 楽<残 観:キ 観:絵 道の駅

道の駅 ふたつい

ファイル 2811-1.jpg能代市二ツ井町小繋泉の7号沿いにある道の駅。

朝とか夜とかだけだけど何回か寄った事はあって、前回は「日本一高い天然秋田杉」を知って向かってみたのが二年前。
でもその時寄った駐車場も建物ももうなくなって更地になってて、すぐ先にキレイな広い道の駅がリニューアルされてできていた。
とくにいい印象があった場所じゃないけど、どんなもんかなーと寄ってみた。

まぁ新しいだけで物産店が大きくなっただけだろうと何も期待もしてなかったけど、入ってみたら意外と色々あって、コッぺパンの店にコーヒー店、桃豚の店も入ってて「ぶたんぽ」も売ってた!
そしてその前には階上の展望デッキへの階段があり、その横は「歴史民俗資料コーナー」になっていた。

この「歴史民俗資料コーナー」がとても充実してて良かった。
まず展示物の発掘物「土面」は国指定重文(本物?)。床の強化ガラス下には巨大秋田杉の「埋もれ木」が発掘された状態で展示。

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パネル展示の歴史案内も見やすく、また菅江真澄もこの二ツ井と所縁深く風景スケッチの複製も丁寧に展示されてた。
自然の紹介では鳥や魚の模型を囲んだ展示がいい感じ。

そして模型好きにはその奥のジオラマが目を引いた。
米代川の「荷上場」の賑やかな様子は丁寧なジオラマ。折紙っぽい人々が躍動感あってよかった。
そして蛇行する米代川と二ツ井の町全体と山のジオラマは、堅い岩山の七座山をよけるように流れる川の構造がよくわかった。

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そして江戸中期の安永3年に開かれた加護山の製錬所のジオラマも細かく見れた。
なんかいろいろあり過ぎだろ二ツ井、、と驚くばかり。
ここで作られた銭なんかも展示されていた。

あーそういえば以前の道の駅では「歴史民俗資料館」って有料だったんじゃないかな。(100円だったらしい)
それが無料で気軽に見れて楽しめて有り難い。リニューアル万歳。

資料コーナーをひとまわりして展望デッキに上がってみた。
その上からは正面の米代川と七座山がよく見えた。これはこれはいい眺め。
そして横には龍の天神さまと八郎太郎が飾られて、伝説がパネルで紹介されていた。
八郎太郎が此の地で湖を作ったのを神が邪魔して下流に流したという話し。神の使いの白ネズミが頑張ったので十和田湖なみの湖は消滅したそうで、個人的には惜しいように思える、、

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デッキを下りて一階から外に出て川を見てみた。七座山の景色は展望デッキからと変わらなかったけど、川の眺めはこっちの方が少し良かったので画像はこちらのを使った。
あーでもこの時期は蒸し暑いだけだから展望デッキのほうがいいね。

建物に戻って物産店を見てまわった。
なんとバター餅が何種類も並んで売ってて至れり尽くせり。これは鷹巣の道の駅に寄る必要がなくなっちゃったねw
そしてバター餅に合うのが美味しいコーヒー。丁度「福多珈琲」という秋田のカフェの店が入ってたのでアイスコーヒーを購入。至れり尽くせり。(強いて難を言うならLサイズが欲しかった)もう大満足で車に戻った。

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そしてバター餅をひとつつまんでコーヒー飲みながら出発。
んーたまんねー。
バター餅は今回は「鷹松堂」の物にしてみた。(自分の点景を見て調べて前回前々回とかぶらないように選んだ)
柔らかく蕩ける餅だけど米の粒が残り粗めな感じがいいアクセントでおいしかったー。(粉が落ちすぎるのは少々難点だった)
いやいやさっきは「すまし餅」の派生かもとか思ったけど、全然別の完成品。柔らかい耳たぶかほっぺをハムハム愛でてるような幸せの味。
そしてコーヒーの苦さが深みのアクセント。このコーヒーも美味しかった。

あーもー満足。あとは何も無くてもいいや。雨でもいいくらいだ。
とか思い、この時点では「今日のドライブは二ツ井が表題だ」とか思ってた。

タグ:観:館 観:飾 観:重 観:模 観:伝 植:樹 景:川 景:山 餐:餅 餐:飲 道の駅

道の駅 しょうわ

ファイル 2810-1.jpg潟上市昭和豊川竜毛山ノ下にある道の駅。
国道からちょっと入った横にある。

ここは以前、風の強い夜に寝たことがある道の駅。でも昼間に寄るのは初めてかな。
トイレとトラックだらけの国道のタイミングをずらすだけの休憩のつもりできてみただけなんだけど、一応店はのぞくよね。

その店の奥からは「観賞温室」に続いてたのでちょっと歩いてみた。
三つの温室が連なりそのまま連絡して歩けるようになってた。
夫々にテーマがあるようで、手前は熱帯、真ん中は胡蝶蘭、奥はサボテンを配置していた。

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そして一番先で外に出ると裏の花の広場と池に出た。
あーやっぱり興味あるのは池かな。
水面には睡蓮の花が咲き、水中は水草だらけ。睡蓮の葉にはイトトンボがとまり、水際を歩いているとダルマカエルがポチャンと池に飛び込んだ。(黙ってれば見つからないのねぇ)
トンボは沢山飛び赤トンボも真っ赤だった。

カエルとトンボでいやされた。おやすいもんだ。

ファイル 2810-3.jpg売店に戻って見てまわった。
バター餅は無いかなと一応見てみたけどやっぱりここには無く、かわりに「すまし餅」というのが売ってたのでそれを買ってみた。(ハタハタの唐揚げも気になったけどやめといた)

食べながら出発。
「すまし餅」は甘醤油のみたらし風な餅。うんおいしい。バター餅は派生でこれが本来の郷土餅菓子なのかも、とか勝手に思った。
走りながらパクパク食べて気がついたらなくなってた。

タグ:餐:餅 植:花 植:草 動:虫 観:蛙 観:池 道の駅

秋田まるごと市場

ファイル 2809-1.jpg秋田市卸町の13号沿いにある物産市場。

たまたま見かけて気になっただけだけど、市場というくらいだから少しは朝早くからやってるかな、、と期待して寄ってみた。

けど、開店は9時半からであと15分あった。
駐車場に車はもうけっこう停まってたけど、どうやらそれは構内にある早朝からやってるチェーンの蕎麦店「ゆで太郎」のお客のようだった。。

でも、入口の横でババヘラアイスがパラソル開いてたので、アイスでも食べながらのんびり待ってもいいな!とひとつ購入。

おばちゃんは「今日最初のお客さんだからサービス」と大きく盛ってくれた。ありがとう。
しかも「市場特販価格180円」だそうで(相場はいくら?)なんか得な気分。

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うん薄味シャーベットで氷感つよく暑い日にぴったり。やっぱうまい。
秋田に来たらこれだよな。

ところで、ババヘラのおばちゃんは話し好きが多い印象で、開店まで色々話が聞けるかな、、と思いきや、ここの人はあまり話したがらない感じだった。(コロナ予防でかな?)なので、食べ終わってもまだ7,8分開店まで間があってもてあました。。

ヤメて出発しようかとも思ったけど結局開店を待って入店。
中は広く色々秋田のものが並んでた。

チョイ食いコーナーみたいなのがあれば、、と思ったけどそういうのは無かった。
唯一、海鮮コーナーで天然岩ガキが「この場で食べれます」とあった。
んー前に海の方で岩牡蠣食べてそんなでもなかったんだよなぁ、、と躊躇したけど、印象挽回になればいいかと期待して一つ買ってみた。

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ちゅるりと一気に頬張って食べてみた。
おお立派な牡蠣だわ。。。おいしい牡蠣だわ。

んーもうしわけない。やっぱり千葉の飯岡の牡蠣と比べてしまう。
やっぱりあれは別種だなぁ。ミルク感がダンチ。
そういうつもりで食べなきゃダメだよなぁ。
牡蠣としては充分食べ応えあっておいしかった。

ファイル 2809-4.jpg買おうと思ってたのはいぶりがっことバター餅。けど、バター餅は入荷しておらず置いてなかった。。
バター餅は秋田と言っても鷹巣(北秋田)方面だけのものなのかな。そっちいって買えばいいか。
「いぶりがっこ」は沢山種類もあったので取り敢えずよさそうな値段の物を買った。

袋有料なのでテープ貼ってもらっただけなので、それ以上店内を歩きまわる訳にはいかず、買うのは最後にすればよかった、、と思いつつ、もう充分かと車に戻った。

タグ:餐:冷 餐:貝 楽<待 楽:買

味一番

ファイル 2808-1.jpg横手市十文字町西上にある焼きそばとラーメンの店。

昨年に続き二度目の来店。あぁ去年もほぼ同時期だったのか。
早朝からやってる店で御当地物が食べられるのでドライブ的にとてもありがたい。
去年は横手焼きそばを目当てに来たので、今回は十文字ラーメンを食べるつもりで来てみた。

店を入ると濃いキャラの店主に消毒を促されて流れで割り箸をとってカウンターの席についた。

そして57万円の装置の水が出る。57万の解説を始めたけど「来店二度目なので」といって省略してもらった。遮ったわけではなく折角なら聞いてないような話を聞きたいと思ったので。

で、迷わず「十文字一番中華そば」を注文。
前回の説明では「十文字ラーメンと言うのは最近ついた呼び方で、地域の店ひとくくりにされてるけどどの店も其々の味なのでうちは店名の一番を入れております」とのこと。たしかに「三角そばや」と「丸竹食堂」では違ったと感じてたので納得。
さてこの店はどうかなと期待して待った。

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うん、うまい。
十文字らしい薄めの味ながらしっかり味わいあって、他よりも甘味強く優しい気がした。(とはいえ、他の店で食べたのももう随分前だからなんとなくだけどね。。)
今まで自分は十文字はおでんの汁のようなあっさりだけどいい風味のだしの汁って表現してたけど、やっぱおでんとは違うよね。
朝食にも丁度いい素敵なラーメン、乗せる具で麩が合うのは他にないかも。

さて今回は「二度目の来店」とか不躾な事を言ったせいか「今年は記録的に梅雨明けが遅い」という無難な天気の話題になってしまった。なんかごめんなさい。
「でも、梅雨明けたら暑くてきついからたまにこうして止んでくれるなら明けないで涼しい方がいいですよ」とか言うと「なるほどそういう考え方もありますね」と感心してくれた。

こちらの店主は、こだわりが強く色々と濃く話してくる人だけれど、こちらも自分の意見を言うとちゃんと肯定して話を聞いてくれるのが気持ちいい。話が好きなんだね。

他のお客さんも来たのでまたきますと店を出た。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 楽:話

道の駅 おがち

ファイル 2807-1.jpg湯沢市小野橋本の13号沿いにある道の駅。

この道の駅はけっこう前から何度か寄っていて夜寝たこともあるけど、昼間はめちゃくちゃ混んでる印象でトイレだけの休憩とかばかりで点景には一度もしたことが無かった。

とはいえ、初めて寄った時(2000/6/4)はずんだ団子(実は初めて食べた「ずんだ」は宮城ではなくて此処)食べたり、ドジョウの味噌焼き串とかも食べておいしくて好印象だった。
けど、逆にそれで好印象だったせいで、次に来た時にはもうそれが売ってなかったりしてガッカリしてもう諦めてしまってて、ちゃんと寄道(ちゃんとって何だw)しなくなってしまった。。

思い返せば、点景を始める10年も前の事でドライブ中に殆ど寄道をしなかった頃に、道の駅で食べた地方の料理に目覚めたような場所なので、残念である。。

ファイル 2807-2.jpgとか思いつつ、今日も早朝のトイレ休憩。
店も開いてないし写真撮ることもないだろうとカメラもたずに車を降りたけど、建物前に大きなカミキリムシが居たのでやっぱり戻ってカメラもってきた。
悪そうでカッコいいのに好かれなくて不憫だよねカミキリムシ。これがカブトムシだったら誰かが掴まえるだろうけど見向きもされない。。てわけで写真だけ。

まぁカミキリムシだけじゃ点景にはしないよな、、
と、トイレ行って出発しようと思ったけど、情報コーナーの休憩室が開いてたからちょっと覗いてみた。

ら、
近隣のスポットが模型になって飾られ紹介されてたのでジオラマ好きの目を引いた!知らんかった。

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ここ湯沢市(旧雄勝町)小野は小野小町の出生地であり終焉の地(という説)だそうで、模型ではそれにまつわるスポットが色々と紹介されていた。
小町が使った泉とか、晩年籠った洞とか、父が建てた神社とかはなるほどと思うけど、恋人候補で晩年も追ってこの地まで来た深草少将が恋文の返事を待った場所「御返事」というのがただの道の模型だったりしてユニークに思えた。

菅江道真のガイドマップもあったけど、この道の駅のすぐ隣に小野小町と深草少将の墳墓といわれる「二つ森」というのがあるそうなのでちょっと行ってみようかなという気になった。

正直、小野小町と聞いても平安時代あたりの歴史には疎く、古今和歌集とか言われてもチンプンカンプン。世界三大美人の一人と言われても眉唾で興味薄い。
でも、そういえば「あきたこまち」の小町は間違いなく小野小町だし新幹線の名前にもなってたよね。秋田を象徴するキャラクターだから秋田に来たなら寄るべきなのかも、、とも思えた。

道の駅の横の道を渡ると「小町の郷公園」というのがあって、そこの(まだ開店してない)売店の建物のウラに「二つ森」というのがあった。
模型ではおっぱいのように並んでたけど実際は少し長かった。ディフォルメだったか。
二つの小山の間に道があったので上ってみた。

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そして峠のところから左右の山の頂点までの道もあったけど、こっちは雑草がのびていて雨に濡れていたので進む気にはならず、遠目にその頂点の祠のようなものを眺めただけで峠を通過して下った。

下りた先には案内板があった。こっち側は広場になっており、正面の先に平安ぽい小屋とかがあった。公園的にはこっちがメインかな。(お祭りとかイベントの会場になるそうだ)
で、案内板を読むとここらは川が氾濫しやすく岩の小山が幾つも島になってたそうで、その唯一残った名残がこの「二つ森」だそうだ。なんだ塚じゃなくて天然の丘だったのか。。
大きい方が男森で深草少将の墓、小さい方が女森で小野小町の墓と伝えられているそうで、地域の人がそう呼び伝わったという事ね。でも大きさ違うかな?どっちがどっちか分からなかった。

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あとはトンボにたかられながら山にそって戻った。

その山の南端にはまたジオパークの案内板もあり、読むと「二つ森」は古い火山の噴火の名残で柱状節理の島だとあった。
え、そうなの?とその南端のかけあがりを見ると、確かにかっこよく節理の岩が並んでて、なんか立派な城の石垣のように見えた。へー。

それはそうと「奪衣婆像」といういかめつい顔で胸をはだけた婆の像があった。。
江戸時代に疫病よけや咳止めにと信仰された像(を再現したもの)だそうで、治ると衣をかぶせたそうだ。。
んー疫病流行りの今時期にタイムリーな像ではあるけど婆の胸は遠慮したい。っていうか、脱がせるなら三大美女の胸にしてくれよ。

ちょっと最後に美女のファンタジーから冷まされちゃったけど、軽くながら朝から散歩できて良かった。雨も止んでてよかった。

タグ:動:虫 観:模 観:園 観:史 観:地 観:像 景:森 道の駅

目覚めの水

ファイル 2806-1.jpg湯沢市秋ノ宮の108号の交差点にある小公園。

「八ツ口内小公園」とあったり、「五叉路公園」という標柱もあり、「龍神社」という祠もあって何て呼んでいいのか迷うけど、僕は「目覚めの水」というのを見て立ち寄ったのでそれを表題にしました。

で、公園内にはそれぞれの案内板がありなんとも纏まりのない変な空間。
まず「目覚めの水」は応仁の昔から道中行き交う人々に長く愛され、その交通安全の神として「龍神社」が祀られてるとのことだ。

そしてジオパークの案内もあって、マグマの岩石の割れ目のを伝って湧き出たミネラルを含んだ水だそうで、この付近の岩石は湯沢のジオパークでも最も古い年代のものだそうだ。
「五叉路」の解説も「小公園」の解説もそれぞれあったけど、まぁそれはいいや。それより水汲もう。

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水の汲み口は祠の前に二ヶ所あり、柄杓も置かれてて汲みやすかった。水は冷たくまず手を洗って気持ちよく、口にするとサラリとおいしい水だった。

そして脇にはアジサイがきれいに咲いていた。
東北はまだアジサイの季節なのね。気温的にもひと月半くらい遡ったような気分になった。

さて、車を停めた道の向かいには何やら橋梁がドカッと置かれてた。
これは「川井橋」という昭和9年に架設された鉄筋コンクリートの橋で、フィーレンディールという珍しい構造のものだそうだ。

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平成4年二月に解体されて地域のシンボルとしてここに保存されたとあった。(日誌を見てみたら初めて108号を通ったのは平成4年の十月だった、、通ってなかったか)
あまりキレイでもなかったので、現役の頃に渡ってみたかったーとも特に思わなかったけど、現役の頃の写真とかはみてみたいなと思った。
(帰って来てからネットで見てみたら物凄く雰囲気あるカッコイイ橋だった!)

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