記事一覧

熊本城

ファイル 2547-1.jpg熊本市中央区にある城。

昨日早朝に来ちゃって、駐車場もまだ開いてなくて、あー時間会わなかったなー残念。とか思いながら城の周りをまわって通過しちゃったトコだけど、まさか翌日にまた来るとは思わなかったw

この城も時間に余裕があるときにゆっくりまわりたい城だったんだけど、よく考えたら天守も御殿も震災被害の修復中で入れないはずだから、こんな夕方に立ち寄るくらいでも丁度いいかもと思えた。
けど、来てみたら駐車場は6時半までだとか。日が長いからね。まだ4時半だからたっぷり二時間もあって余裕じゃん。

で、駐車場もまだまだ全然車いたし、歩いてる人も沢山いた。
逆に観光地に寄っちゃった感じで腰引けつつ、ゆっくり話しながら歩く人々を抜かしながらいそいそと歩いた。

二の丸駐車場からの正面は西大手門櫓への道だけど、ここから先はもう工事で立入禁止。広い空堀に沿って本丸周りを時計回りに進んだ。
説明のパネルが各所にあって親切だった。

ファイル 2547-2.jpg

その堀の先の西出丸の石垣も崩れてて、その角の戌亥櫓(2003年復元)も落ちそうなところを角の列だけで支えて残ってて凄かった。

そして本丸北の櫨方曲輪にある加藤神社に行った。
ここが修復中の天守閣がよく見えるスポットだそうだ。
っていうか、個人的には復元の天守より現存物の宇土櫓が見たかった。

ら、その宇土櫓は神社の入り口でキレイに全体が見れた。そしてその足元の石垣が見事!カッコよすぎ。
櫓は立派な三重六階の五階櫓(一階は地下)。これだけでもよそなら立派な天守だよね。っていうかよその現存天守よりも立派かも。。
地震がなければ中に入れたのに残念。でもしっかり残ってくれて良かった。
現存する五階櫓はこれだけだけど往時の熊本城には全部で六基の五階櫓があったそうだ。すげー。

ファイル 2547-3.jpg

そして修復中の天守閣(1960年復元)。もう天守はキレイに仕上がって見えて、大作業中なのは小天守の方。
こんな昭和製の天守がボロボロだったのに宇土櫓はすごいなぁと見比べて思った。

加藤神社は加藤清正を祀る神社。細川の時代の方が長くてもやっぱり熊本城は加藤清正の城って認識だよね。

さて、見たいもの見たからこれでもういいかな、、
と思ったけど、まだ5時前、まだまだしばらく明るいだろうし「復興見学ルート」の丁寧な地図にもそそられたので少し歩くことにした。

で、観光客の合間を抜けて棒庵坂を下ると、何度も車でまわってる道に出た。ああ、沢山の人がぞろぞろと歩いてたのは「復興見学ルート」に沿っての散策だったのね。

ファイル 2547-4.jpg

で、各所の案内文を読みながら歩いてみてみると、震災からしっかり残った石垣もありつつ、崩れたままの石垣もありつつ、鉄筋(構台)で支えられて修復中の石垣やその上の残った平櫓(現存物)などもじっくり見えた。

やっぱり崩れてなくなった櫓は残念だね。北十八間櫓と続く東十八間櫓は現存物だったらしい。。
熊本大神宮からその東十八間櫓の石垣ものぞきつつ、隣の稲荷神社はカップルだらけだったのでスルーして、その隣の須戸口門は工事の人がいて閉鎖を知らせてた。んーやっぱ本丸御殿はひと目も見れないのね。。
その須戸口門の前にある平御櫓(1961年復元)はきれいに残ってた。

そして水堀のように見える坪井川に沿って市役所前の大通りを進む。この市役所の14階展望ロビーも「復興見学ルート」の一部になってて城内が見下ろせるらしいんだけど、信号を渡るのが面倒だったのでスルー。(後から思えばいけばよかった。。)

ファイル 2547-5.jpg

市役所から少し折れた先の川沿いが長塀という低めの石垣に塀が続いてた箇所。地震で崩れて今は復旧の足場が続いていた。この長塀も現存物だったそうだ。
っていうか、熊本城は高い石垣と櫓で囲まれた城という印象だけど、ここだけは川があるとはいえ低めの塀というのが意外に思えた。

そしてその長塀の端に馬具櫓(2014年復元)が見えた。けどここの石垣も崩れてて痛々しかった。
この馬具櫓は西南戦争前に解体されて熊本鎮台の砲台が置かれていたんだそうだ。

そして橋を渡ると櫨方門口も行幸坂への道も閉鎖されていた。
で、行幸坂の横に逸れる「復興見学ルート」の桜の馬場というところに「城彩苑」という観光施設があった。
ここはここでゆっくりまわったので別項目で。

ファイル 2547-6.jpgその桜の馬場を裏から出ると、そのまま階段通路で二の丸駐車場への坂道(法華坂)に出れた。
その通路の途中から飯田丸五階櫓(2005年復元)が見えるはずなんだけど無かった。。(修復するために解体中だそうだ)

その代わりに未申櫓(2003年復元)は正面にきれいに見えた。
最初に見た戌亥櫓と同型の三階櫓。とりあえず幾つもの櫓を見てまわれて楽しめた。
いやいや現存と復元まぜこぜだけどここまで多くの櫓で囲まれた城はここだけじゃないかな。それだけに地震の被害は残念だし、こうして周りを歩くだけでも地震の前に来ておきたかったと悔やむ。

駐車場に戻ったのが6時。あと30分で閉鎖だっていうのにまだまだ停まった車は沢山いた。
食事とか含めても1時間半。だったら今回みたいな長い連休じゃなくても寄れたんだ無いかなぁ、、とも思うけど、地震の前だったらもっともっと見るところがあってコレじゃ済まなかった筈だよね。。
でもこれで外周は楽しめたので出来れば次は修復できた後で中だけ見に来れたらなぁと思った。

タグ:観:城 観:櫓 観:重 観:石 観:閣 観:宮 楽:歩

桜の馬場 城彩苑

ファイル 2546-1.jpg熊本城二の丸の一角の「桜の馬場」に造られた観光施設。
城下町風な商店街に飲食店が並び賑わっていた。
そして熊本名物の土産や料理とチョイ食いに映えそうなスイーツが集まってて、これは何ともキャッチーというか、さすが熊本一の観光地。よくわかってらしゃる。

っていうかこの桜の馬場は曲輪になるのかな?本丸の城郭の高い石垣の外ではあるけど、坪井川の内側だから城内だよね。説明がなかった。(昔はこっちの前までもずっと長塀が続いたそうで立派に城内だったようだ)

さて、中を歩くと夕方なのに結構な人。
そうだよねSAとか道の駅とか商店街とかのおいしいトコが集まった上に映画のセットのような城下町風な雰囲気。そりゃ混むよね。
っていうか夕方の5時でこんな感じって事は昼時なんかどんなだったんだろう。。くわばらくわばら

ファイル 2546-2.jpg

中には行列になってる店もあり、何かと見てみたら「鬼盛りいちごソフト」という所謂バエるやつだった。

バエはいいから何かチョイ食いしようと、取り敢えず一通り見てまわった。
で、戻ってきて「山見茶屋」という店の前で焼いていた赤牛串焼きを食べた。やった!赤牛食べられた。

ファイル 2546-3.jpg

それと「福田農場」という店でカボスとユズのジュース。すっきりしたー。

まぁこんなもんかなー、、やっぱ暑いからどれか(並ばない)ソフトも食べよっかなーとか思ったけど、「肥後めしや 夢あかり」という店で見かけた太平燕(タイピーエン)が気になった。

ファイル 2546-4.jpg太平燕は実は熊本市民には熊本ラーメン以上にメジャーで一般的な料理だとかいう情報で、一度は食べてみたいと思ってた麺。(でも熊本に来たら毎回ラーメン食べてたw)今の時間のここでなら気軽に食べれそうだと思い入ってみた。

店の中は飾りが多くなんか濃厚な雰囲気で、とくに中央の柱にあったオブジェが印象的。
店の外観の写真撮り忘れてたけど、このオブジェで充分だよね。
半端な時間だけに店内は空いていて悠々と座れて、そしてメニューもまよわずに太平燕をたのんだ。

ファイル 2546-5.jpg

あ、太平燕って麺じゃなくて春雨スープだったんだ。
これはいい味でさっぱり。そして野菜も海老もてんこ盛りでおいしかった。
(船でちょこっと食べてたばかりだから)実はそんなに腹減ってなくて、ちゃんとした食事は食べすぎかなぁ、、とか思ってたけどペロリと汁まで完食。おいしかった。

けど、やっぱ僕は熊本ラーメンの方が好きだな。これで次に熊本に来た時は心置きなくラーメンを食べられる。

満足して店を出つつ、あともうひとつ、熊本のいきなり団子も食べてみたかった。個売りで色んな種類のいきなり団子を並べた店とかあったのよ。(あと辛子蓮根とかも、、)
でも、さすがにもうおなかいっぱいなのでヤメといた。
(っていうか買って持ち帰って後で食べればいいのにね、、)

売店飲食店の他に「熊本城ミュージアム わくわく座」という体験型資料館も有料乍ら面白そうだったけど、これは5時まででもう終了してた。

けっきょくフラフラ2,3周していろいろ気になりつつも満足して奥の階段から出た。

タグ:食:串 餐:肉 餐:飲 餐:汁 観:街 観:飾 楽:歩

九商フェリー

ファイル 2545-1.jpg島原から熊本に渡るカーフェリー。

昨日は鹿児島根占で乗れなかったし、手前で見かけてた口之津のフェリーなんかも劇混みっぽかったし、ここの船も厳しいかな、、とか思いつつ一応港に来てみたら意外とすんなり乗れた。船の大きさと便数の違いかな?

出航までは1時間あったので、ターミナルで食事してちょうどいいくらいだと思ったけど、ターミナルにあったのは喫茶コーナーだけで、ピラフとカレーとスパゲッティー、、、
やめて港まわりを歩いてみたけど、何もなくてスーパーで買い物して戻った。

で、乗船。

ファイル 2545-2.jpgもう今回は天気いいから最初から客室には入らずに甲板に出てみた。
ら、後方に一列の座席が並んでたのでその真ん中の席ゲット!ナイス。
まずは出航までは島原港の南側が正面の景色。
のんびり眺めて出航を待った。

そして出航して港内で方向転換。
西の正面の島原市街とその後ろの山(眉山)を見ながら進行。いいねー
もやーっと霞みがちな眺めだけど、こうして遠ざかる陸を眺めながらの船旅がいいよな。

落ち着いたとこで買ってた物を思い出して、取り出して食べた。
スーパーで買った焼きそばと島原牛乳。
観光旅行ではない気負いのなさと、ゆったりした時間の余裕とともに味わいながら軽く腹ごしらえ。

ファイル 2545-3.jpg

この島原湾は意外と小島も多く北の方には並んで見えた。

この航路は初めてだったかな?
以前、南へ渡る三角港への国道フェリー(06年廃止)は何度か乗ってるけど、東に渡る熊本港へのフェリーは初めてだと思う。(、、と思ってたけど、三角の航路も一度しか乗って無かった。別の港と記憶混ざってたみたい)

少しして陸から離れると、眉山の後ろの雲仙岳もうっすら見えた。
そして町をズームしてみたら島原城の天守閣も見えた。

ファイル 2545-4.jpg

そしてゆっくり陸が遠ざかって、やがてぼやけて眉山すら見えなくなったくらいで対向の船とすれ違った。ここが中間かな。

日光浴も暑いくらいだったけど、それより眩しいからサングラス持ってくればよかった、、
それでも眺める景色が海だけになると少々まどろんでウトウトしつつゆったりした。

で、もうすぐ熊本港に着くとのアナウンスで目が覚めて、せっかちに格納庫へ急ぐ人たちを横目に、熊本側の霞んだ山並みを眺めて、港内に入ってからゆっくり格納庫に下りた。

ファイル 2545-5.jpg

めずらしく天井がきれいな格納庫だった。
(後ろの車もCR-Zだった、熊本でもしばらく列で並んで走ったw)

タグ:楽:乗 楽<待 楽:眺 景:海 景:山 景:島 観:閣 観:船

観音島公園

島原市湊町の島原外港フェリーターミナルの北にある丘の公園。

ファイル 2544-1.jpg船の時間まで近くで何か食べられないかと歩いてたけどめぼしい飲食店はなく、(唯一あった蕎麦屋は待ってる人がいた。。っていうか島原なのに素麺屋とかじゃないのか。。)諦めてスーパーでちょこっと買い物。惣菜と菓子を買った。
この「プロマートみつい島原店」はこの島原のスーパーチェーンの業務用スーパー。すごく安かったし色々惹かれつつ、おまけに買った菓子は「麻花兒(マーファール)」という長崎中華街のお菓子。(翌日走りながら食べたら、固目で歯応え良くすごくうまかった)

ファイル 2544-2.jpgそして港に戻る間に、啼きまくるセミの声にひかれてフラフラっと寄ってみたのがこの裏の山。観音島公園。

鳥居と石段があって金毘羅神社になってる丘だけど、これは昔は島だったのかね。(港は埋め立て地で地続きになった島らしい)そしてその頃は神社じゃなくて観音堂でもあったのかね。
取り敢えずまだ少し時間あるので石段を登ってみた。

登る途中でセミの声に耳を傾け、そのセミの姿を探したけど、、見つからないもんだね、、かなり近くでも啼いてたんだけどムづかしいね。結局その姿は目にできなかった。
関東では春にセミは啼かないからやっぱり気になるし、余計に暑く感じて夏な気分になるけど、このくらいの暑さの夏であって欲しいよなぁ。。

ファイル 2544-3.jpg

神社は小さな祠で、周りはしっかり木々に閉ざされて展望は無かったけど、荒れた感じではなくわりと人が来てそうな感じだった。
木々の合間から港がチラッとは見えて、まだ船は来てなさそうな感じだった。(っていうか、できれば港側じゃなくて北側の小島の浮いた海の側をチラッと見たかった。。)

あとは碇の碑(島原ドックの記念碑)とか歌碑とかがあった。

蝉はハルゼミかな。ギアが動くような機械的な啼き声。木漏れ日と声を浴びるように木々を見上げた。

そしてまたセミの姿を探しつつゆっくり段を下った。

ファイル 2544-4.jpg

段の途中を左に曲がって港側の石段を下ると、その下には「島原温泉源」というのがあって、飲泉所と足湯があった。
「ご自由にお飲みください」と柄杓があったのでよく洗って一口のんだ。
味も臭みもなくスルッと飲める湯。効能は痛風にもいいらしい。んーペットボトルで持ち帰りたいわぁw

ファイル 2544-5.jpg

足湯は入ってる人がいた。僕は(セミ探してて)時間いっぱいになっちゃったので迷わずに通過。
丁度いいくらいに車に戻れた。意外と楽しい散歩だった。

タグ:楽:買 楽:音 楽:湯 観:宮 景:森 餐:飲

道の駅 みずなし本陣ふかえ

ファイル 2543-1.jpg南島原市深江町の251号沿いにある道の駅。

ここは寝たこともあるし昼間に寄ったこともあるけど、アレ?点景にしてなかったっけ?と思ったら構内に併設されてる「土石流被災家屋保存公園」でアップしてた(→)
今日はここで食事できたらと寄ってみた。

で、駐車場から歩くとまずその駐車場前の広場でなにやら太鼓のパフォーマンスが鳴り響いていた。
近づいてみると子供たちだった。「和道 深江太鼓」というらしい。
少し見つつ、音を聞きながらその広場に並んだ「よかもん市」のテントを見てまわった。
けど、これは全部食品の販売市で、買って今ここで食べるものの店はなかった。。

ファイル 2543-2.jpg

そして太鼓の演奏が終わってから土産屋や飲食店が集まった道の駅の中心の「みずなし本陣」に歩いた。
こっちは人が多く混雑してて、ああ、やっぱみんな食事や土産に集中するんだーと思えた。
どんな店があったか一旦奥まで見て歩くと、途中に「大火砕流体験館」というのがあった。前に来た時も全部回った気がしてたけど、これは憶えがなかったので入ってみた。
焼けたトラックとかも置かれててわりとちゃんと見れるとこだった。

で、まぁ食べるなら手前の「島原そうめん」の幟のあった大きな食堂かな、、と戻って来たけど、入り口の店員さんに聞くとなんと50分以上の待ちとか、、あらら。

ファイル 2543-3.jpg

んじゃあ、皿うどんだ!とまた奥に進んで軽食・茶屋にきてみたけど、こっちも待ちだそうでけっこうな記名数。。
諦めてソフトだけ買った。「雲仙茶ソフト」濃い抹茶のような味で、暑かったから溶ける前に食べるのがっ少々せわしなかったけど、おいしかった。

土産屋ものぞいたけど、買ってすぐ食べたいようなものはなく、土産に買っていこうと思うものも特には無くひとまわり見て出た。

んーやっぱGWの午後の道の駅は厳しいね。せっかくだから名物をとか面白いものをとかみんな考えること一緒だからね。あきらめて「みずなし本陣」を出た。

雲仙岳の山を見ながら段を上ると、駐車場前の広場ではまた太鼓の演奏が始まっていた。
今度は大人の五人組で二人は女性だった。ああ、やっぱ大人の方がいいな。

ファイル 2543-4.jpg

で、足を止めて聞いてたけど、ふと気が付くと「よかもん市」のテントの麺を売ってるとこでちょこっと試食を配ってた。ひとつもらって食べてみた。「まぜそば」だそうだけど、、少々辛かった。

で、太鼓はまた最後まで聴いて、ドドン!と終わったとこで車に戻った。

タグ:餐:冷 楽:演 楽:音 観:館 道の駅

日野江の里天守閣タワー

ファイル 2542-1.jpg南島原市北有馬町の251号沿いにある駐車帯の公園の天守風建物。

手前の原城跡では「駐車場から遠いいから歩きたくない」と駐車場ターンして寄らなかったくせに、こういう道路沿いのインチキ城型建物に寄ってるようでは、とてもじゃないけど「城が好き」なんて言えたもんじゃないな、、という自虐ネタで寄ってみたw

っていうか、ぶっちゃけ城が好きといっても歴史に詳しいわけでもなく、地政学や兵学に聡いわけでもなく、建物のつくりとか石積みの妙とかそういうのもよくわからずに、何となく立ち寄って昔の人が築いた縄張りをへーとかフムフムとか言って歩き回ってるくらいなものなので、城っぽい建物があればそれでOKという一般の人と大して変わりはなく、ならばそういうものもそれはそれでOKという大らかさが出てきた。というかけっきょく何でもよくなってきた。

ファイル 2542-2.jpg

でもここは中にも入れないし、色々と雑で、ただの目印的な建物。
横の二階には家紋のようなものがあった。(この島原地域を支配してた有馬氏の家紋かな)
そしてライトアップのライトもあった。夜は照らしてるのか。。

っていうか「天守閣」というのはまぁわかるけど「タワー」っていうのはなんぞ?

そしてトイレも櫓風。使用した。

でも電話ボックスはなぜか丸太小屋で、昔ながらの緑の電話が新品のようにきれいに置かれてた。テレフォンカードで通話できるのかな?(っていうかテレフォンカードってまだあるんだっけ?)

自販機はサッカーのV・ファーレン長崎カラー。去年J1で自分の応援する柏レイソルと共に降格したので少し応援したい気もするけど、、今現在J2での順位が近いからやっぱ敵だわw
隣の缶・PET回収ボックスがスライムみたいでかわいかった。

ファイル 2542-3.jpg

それと何となく目についたのが道路の先の古民家風な家。締め切ってて廃屋なのかと思いきや、広い屋根瓦にソーラーパネル。古いような新しいようなチグハグさが馴染んでてイイ感じ。

なんちゃって城も、あ~あという脱力感と共に、それをアイコン的に目印として馴染んでる地域の人もいるわけで、言ってみればゆるキャラみたいな位置かな。
ちゃんとした城跡と歴史ある町のなんちゃって城、しっかり脱力させてもらいました。(っていうかどうせなら日野江城跡に造ればよかったのに)

タグ:観:閣 観:装 観:P

稲佐山公園

ファイル 2541-1.jpg長崎市淵町の稲佐山山頂にある公園。

ナビ地図見てて車で登れそうな山で展望台があるようなので来てみた。
前に登った「風頭公園」(坂本龍馬のトコ)は市街の東側の山で、こちらはその対面の西側の山。

で、ガラガラの公園の広い駐車場は、片側を工事の仮囲い鋼板が占めてて何やら駅のようなものを造ってた。
スロープカーという展望台への乗物の駅だそうだ。うわー開通してから来たかったなぁ。。(朝早くから動くか分からないけど)

そんな工事個所を横目に進むと展望台までは「徒歩約20分」と出てた。
んー20分か。。まぁ少しは歩かなきゃ体に悪いしねーとか思って進んでみた。

駐車場からの階段を登るとその上はミニ動物園風になってて鹿が沢山いた。
ガチャガチャで鹿のエサが売られてて、なるほどーおもしろい売り方だと思い、誰もいなかったので一つ買って回してみた。

ファイル 2541-2.jpg

で、こんな何十頭もの鹿がワラワラと寄ってきちゃったら大変だなー、、とか思いながらエサを手のひらに乗せて柵に寄ったけど、その大勢の鹿はぜーーんぜん反応なく、寄ってきた鹿は親子っぽい二頭だけだった。。朝ごはん出された後だったのかも?助かったような寂しいような。もしゃもしゃと手から食べてかわいかった。(零れ落ちたのは食べようとしなかった)

トイレで手を洗って先を歩いた。
このミニ動物園の上にあがると車道があった。。あ、展望台まで車で行けるのか。どうしようか。戻って車で行くか。。
多分普段なら間違いなく戻って車で行ったと思うけど、長い連休で時間に余裕あるせいもあって「ゆっくり歩くか」とか思った。

けど、その展望台までの遊歩道はスロープカーの工事の為に閉鎖されてて、歩行者はずっと車道脇を歩く道順。。
やっぱ車道脇を歩くのはつまらなさ過ぎだから駐車場に引き返そうかと何度も思いつつも、いやこれも余裕の内だからと暢気に歩き続けた。

ファイル 2541-3.jpg

工事用のクレーンを見上げて多分この上が乗物の駅だろうからもうすぐだと進み、
上に展望台の円形の建物が見えたトコで遊歩道だったらこの距離で着いたのかと思いながら進み、
見通しのいい箇所が全々ない道に飽き始めて後悔しながら進み、
なかなか折り返さない車道に腹立たしくなりながら進んだ。

ミニ動物園から20分強歩いてやっと折り返しで下が眺められた。まだ営業前のロープウエイの駅が裏から覗けた。
坂を上ってやっと展望台。20分というのは遊歩道が閉鎖されていなければって事かな。これはマジで車で来るべきだった。

上には中腹駐車場行きの無料シャトルバス乗り場があって「バスがあるんか――い!」と脱力しかけたけど、これは夕方以降しか走ってないようだ。そっか夜景のトコなのね。

ファイル 2541-4.jpg

もう円形展望台「ビュータワー」の横からでも充分展望できたけど、まぁそれは見ないフリして中に入った。(もちろん無料)
少し冷房で汗を止めて休憩。
新しい乗り物は「平成31年夏。誕生!」と張り紙があった。「平成は終わったよ、31年の夏は来ないよ、完成しなくていいよ、、」などと怨み言を呟きながらエレベーターに乗って屋上に出た。

屋上ももちろん円形で360度の眺望。ゆるやかな風が涼しくゆっくり展望した。

まず北から東の長崎市街。ホント山間から山肌まで犇めき合った都市で凄いよな。対面の風頭公園は思ったより低く見下ろす感じだった。
案内も丁寧に長崎のスポットを記してたけど、いかんせんモヤーっとした上に眩しくてカメラのズームで覗いても何が何やら。。かろうじて「浦上天主堂」だけは見つかった。

ファイル 2541-5.jpg

そして南方向に廻って長崎港の口の女神大橋まで眺め、裏の西側に廻ると一気に山だらけの目に優しい眺望だった。

なんか歩いた分、これだけの景色を眺めても得した感は無く、むしろ本来は夜景がメインの場所に朝から汗かいてきててアホみたいな感じがした。
車できたらもっと素直に喜べたのかもなぁ、、失敗したなぁ。

そして
来た道を戻るのがまた何ともやるせなく、タクシー呼ぼうかな、、とか思ったりしつつトボトボ歩いた。

ゆるい坂だけど下りだから楽な筈なのに足どり重くトボトボと。この区間で撮った写真は変な茂みの1枚だけ。何を写したんだっけと思ったら真ん中にアオスジアゲハが写ってた。ズームで撮る気力もなかったのかな。。

ミニ動物園まで20分強。行きと同じだけ時間かかってるのは気力の問題?
そういえば鹿だけじゃなくて猿もいる筈だと探したら、奥の方に猿コーナーがちゃんとあった。
こっちも鹿ほどではないけど大きめのサル山。パッと見子ザルが多くみんな元気だった。

ファイル 2541-6.jpg

よその子供連れ家族がここでガチャガチャのエサを買って投げてたけど、反応する猿は一匹もおらず、各々朝食の芋や野菜を食べていた。 んーあんまりだw 鹿の方がまだましだw

駐車場に戻ってこっちのシャトルバスのバス停とか見てまわってたら、駐車場脇の遊具のある公園に夜店屋台が並んでるのに気づいた。
この屋台は、、なにかイベント?夜景客向け?どちらにしても朝からやってないだろうな、、とか思いつつ見てみたら人がいて準備してる屋台もあった。

そのなかに「梅ヶ枝餅」というのがあった。あれ?梅ヶ枝餅ってネタ帳に書いてたやつじゃなかったっけ。長崎でどこ行こうか考えてて、その「梅ヶ枝餅」の店に行こうと思ったけどまだ営業時間前だから(駐車場もないようだし)と考えてこっちに来たのだ。
そして店の人に聞いたら「すぐ焼けますよ」とのことで1個購入。まさかここで食べれるとは思わなかった。でも「筑前元祖北神苑」とあって、あれ?長崎名物じゃなかったんだっけ?と少々ひっかっかった

「梅ヶ枝餅」は大宰府天満宮の名物で、福岡県では当たり前のように食べられているものだそうだ。
で、福岡県以外でこの「梅ヶ枝餅」を売る店は少ないようだけど、全くないというわけではなく、たまたま長崎には古くから売ってる店があって人気だという記事を何かで読んだということのようだ。。

ファイル 2541-7.jpg

で、できたてを公園のベンチで食べた。
中身あんこの焼餅菓子。皮薄めでサクッとモナカみたいな軽さだけど、ちゃんとモチっとして餅菓子。面白い食べ物だった。軽くペロリと食べちゃった。お試しで一つだけだったけど空腹だったから2、3個買っとけばよかった。(っていうかそんなんで食事代わりにしちゃだめだよねw)

とりあえず食べてみようと思てったものは食べられたし、動物も見たし、一応ちゃんと展望もできたので悪くはない寄り道だとは思う。けどやっぱり(よその名物だし、二頭しか寄ってこなかったし、歩く道は長くつまらなかったし)「失敗した~」という印象が強い残念な寄り道になってしまった。。

タグ:楽:眺 楽:歩 楽:触 楽<残 景:町 景:山 景:海 観:建 動:獣 餐:餅

まんてん

ファイル 2540-1.jpg長与町岡郷の207号沿いにある特産物直売店。
小型の地域の直売所だけど、やっとみかけた朝から開いてそうな店だったので、何か食べられるものないかなーと思って寄ってみた。

店内の農産物でまず最初に目についてメインで並べられていたのは、柑橘系の果物。
とくにハンドボール大のおおきな「晩白柚(ばんぺいゆ)」が気になったし、普通の大きさのビニールに5、6個入ったものも100円とか200円とか安くて気になった。

ファイル 2540-2.jpgこれは土産に買って行こう!
と何種類か選んでレジに行ったけど、、ちょっとまてよ今日何日だっけ?あと何日走りまわるんだっけ? 連休は今日六日目だから最大で五日間、、、「どのくらいもちますか」と聞いてみた。けど「車の中でずっとはちょっと厳しいですね、、暑くなりそうだし」と言われて諦めた。

残念だったけど店のおばちゃんが感じよく親切に考えてくれたので気分良かった。
っていうか、そうじゃなくて何か食べるものを、、
と、見てまわって練揚げ物の「長崎 鰯じゃこ天」を買った。

そして車で走りながら食べた。うんおいしい。
魚は原材料を見ると、ホッケ、イワシ、アジ、ホタルジャコとあった。

ファイル 2540-3.jpg

パクパクと続けて食べてすぐに無くなった。

しかしなんだね、こういった練り物系で朝飯代わりにしちゃうってパターン多いよね、、
大概、すぐまた何かいい店を見かけたらちゃんと食事するつもりで腹の足しってくらいのつもりなんだけど、結局その後食べるトコなくて午後までそれだけってパターン。
今回の連休三日目の八幡浜でもそうだったし(一応その後船でちゃんぽん食べたけどw)

今日はそんなことにならないように、何かあればいいなーと願った。(んだけどねぇw)

タグ:餐:揚 餐:魚 楽:買

竹崎城址展望台

ファイル 2539-1.jpg太良町竹崎の竹崎島の丘の上にある展望台。

竹崎島は陸繋島で一応県道の短い橋で渡る島。島の途中の道はやや細めだったけど、上にはちゃんと広い駐車場があって安心したし、展望台は天守型だったので、模擬天守に寛容になってきた今になってから来れてよかったと思った。

もう独占状態だったのでその模擬天守をバックに写真撮れるように正面に駐車して、さっそく展望台に歩いた。

展望台は二層三階の櫓大であっさり目の建物。展望台としてはいいくらいの大きさだね。(それでも洲本城より立派)
ちょっと眺めてから上って展望した。

ファイル 2539-2.jpg

したら東の有明海正面のぼやーっとした雲間から朝日が顔を出したところって感じだった。ゆるーい感じで光強くなかったのでゆっくり眺められた。少しぼやけた柔らかい朝って感じ。

そして北には島の向かいの道越の港と町が見えた。
すぐ手前の展望台の塀の中ではシジュウカラがあっち留ったりこっち留ったり飛び移りながら元気に鳴きまくってて少しうるさかった。

ファイル 2539-3.jpg

海には小さな漁船が走ってて、港からも何隻も出発してたトコだった。明るくなってから漁に出発って遅めな気がするけど潮が満ちてからの出船って感じだったのかな。
そして日はしっかり姿を出したものの、まだ光弱くゆるい感じで海を照らしていた。

しばーらく眺めて満足して戻るかと思ったトコで、まだ上に登る階段があったのに気がついた。先にきづけよ~w
いまさらだけど三階に登ってまた展望。そんなには変わらないけど、少し高い分手前の森を越えて広く眺められた。

駐車場の自分の車は、脇の「月の引力が見える町」と書かれた柱に挟まれてるように見えて、引力というより万力って感じだなぁとか思った。

ファイル 2539-4.jpg

道越の町も良く見えてたし、裏側の北西の方向の山も見えた。とはいってもモヤッてて手前だけだったけどね。
太陽も少し高くなって海面に光の筋を落としてた。ん?これが引力が見えるってことか?いやいや月じゃないしw太陽っぽくないけどw
ゆっくり眺めて展望台を下った。

ファイル 2539-5.jpg展望台の周りはサニーレタスの畑や花畑になってて、良く見るともう咲いてるコスモスとかがあった。まだ5月なのにコスモスって、、気が早過ぎ。
そして柱の「月の引力が見える町」というのを見たけどここには説明がなかった。まさか海面が盛り上がるのが見えるって事はないよねぇ、、

ちょっとおまけになるけど、
ゆっくり出発して来た道を戻ると少し手前に石垣跡があって「竹崎城址」とあった。
こっちが城跡。展望台のある場所は竹崎観世音寺の「拝み堂」というのがあった場所だそうだ。城より寺の建物の方が眺めいい場所にあったのか。。
とはいっても観世音寺は和銅2年(709)の開基、竹崎城は南北朝時代(1378年頃)の築城、だそうだから寺の方が上なのかね。
戦国時代にも有馬と竜造寺の勢力境で攻防が繰り返され、江戸時代は島原の乱の跡に取り壊されたそうだ。
意外と規模の大きい城だったそうだけど、出城であり支城なので攻防以上の歴史はなさそうだ。むしろ展望台が立ってる現代が一番立派だったりして。

タグ:楽:眺 景:海 景:島 景:陽 観:閣 観:船 観:城 動:鳥 植:花

道の駅 鹿島

鹿島市音成甲の207号沿いにある道の駅。
何度か寄ってる道の駅で、初めて有明海の干潟をゆっくり眺めてムツゴロウを見たり、ムツゴロウの甘露煮を食べたりした事のあるお気に入りの道の駅。

今回は夜間の睡眠休憩の為の立ち寄りだったんだけど、やっぱり干潟は眺めたいから明るくなるまでゆっくり寝よう!と思ってた。ものの、まだ真っ暗の4時半前に目が醒めちゃった。。
寝たのが10時前なので六時間は充分な睡眠。二度寝もできずに起きちゃった。

で、
地図見たりして道を考えたり窓拭きして準備してて、5時になったら少し夜白んできたので道の駅の裏の海岸を歩いてみた。

ファイル 2538-1.jpg

黎明のモヤーっとした干潟の海というのもこれはこれでいい感じ。細い切った爪のような月も正面に見えていた。
海辺への段を下ってたら、足元は暗かったので一回思いきり前方にコケてしまった。。ヒザ打って痛かった。

で、下まで降りて干潟を見たけど、そりゃまみんな寝てる時間だよね。動いてる生き物は見当たらなかった。

ファイル 2538-2.jpg

っていうか、気がつくとゆっくりと潮が満ちてきて干潟が狭まってた。

モヤーっとした薄桃色の水面が波を立てずにゆーっくり押し迫って、とうとうこの道の駅の前の干潟は海水に没してしまった。あーあ。

ファイル 2538-3.jpg

すっかり海になってしまった。いやまぁ元々海は海なんだけどね。
けどこんな景色もこれはこれでいい感じ。
対岸の岸(福岡県柳井市あたり?)も薄くボヤーっと見えてて幻想的な薄桃色の世界が広がっていた。

しばらく眺めて体冷えたので車に戻った。
(戻るときも軽く躓いて転んだ。前方受け身とって肘が痛かった。。)

ちなみに前回の昼間の点景

タグ:景:海 楽<困 道の駅