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道の駅 だて歴史の杜

ファイル 703-1.jpg伊達市松ヶ枝町の37号沿いにある道の駅。

ただの雨宿り的な休憩のつもりで来たんだけど、そういえばここは初めて立ち寄った。

まず入口にはさっきの「きのこ王国」の出店が出てた。
結構あちこちに出してるのかな。

中は農産物売り場と「ハンサム食堂」というスナックコーナー。
たこ焼(っぽいの)とかいろいろあったけど、ちょっと気になって買ってみたのは「ハンサム焼き」という変な顔の焼き菓子w
餡はアズキとクリームとアロニアクリームだそうで、面白そうなアロニアを買ってみた。
ら、、甘すぎずさっぱりでいいけど味うすーい。顔と一緒でパッとしない感じだったww

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それと「きのこ王国」できのこ汁とザンキ串。
普通に美味しかった。
遅すぎる朝食にしては足りなさすぎだけど、まぁこの先どこで面白そうなもの見つけるかわからないからこんなもんでいいかな。

ファイル 703-3.jpgさて、雨も上がったみたいなので少し歩いてみた。

何やら城門みたいなのがあって、そこが「だて歴史の杜」という公園の入口だった。
ああ、大きな公園の広い駐車場が道の駅になったタイプね。

中は広ーい芝生。
脇にあったのはカルチャーセンター。
ふーん。

一回り歩いて車に戻、、、、るだけかと思いきや、反対脇の森の中には藁葺き屋根の家屋があった。
「旧三戸部家住宅」という明治5年築の北海道開拓民家屋の移設復元物で国の重文だそうだ。
中にも入れてゆっくり雰囲気を味わえた。

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その先には「伊達市開拓記念館」というのがあった。
、、、っていうか記念館の裏に家屋があって、裏から来ちゃった感じかな。
でも、ここは有料なのでスルー。(あいかわらずケチです)

その先には「迎賓館」という木造屋敷があった。
こちらは明治25年築の物で、今年でちょうど築120年。
なにげに細部の飾りの彫刻まで立派な建物で昭和期には伊達氏の居所にしてた屋敷だとか。
入館無料だったので中に入ってみた。

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日曜の昼だけど見物客は自分だけだっただらしく「案内しましょうか?」とボランティアガイド付きでゆっくり見て回った。

明治初頭の北海道開拓団で一番先に成功したのがこの仙台藩亘理領の伊達氏の開拓区だそうな。
決め手は、領主の殿様から姫まで揃っての本腰入った移住開拓、現地アイヌ人を差別せず友好的に知恵を借りる謙虚さ、武士それぞれが農耕ができ馬の使いに長けていた事などなど感心することばかり。

いやー実は勝手ながら今まで、北海道の中で珍しくアイヌ語源らしからぬ「伊達」という地名があまり面白くなく感じていたんだけど、ここでの話聞いて逆に快く思えた。

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さてまず一階は迎賓の洋室と男女二つの広間。
先見性のあるアメリカ式窓の洋間、伊達らしい趣向を凝らした欄間や床の間、木の伸縮で百年経って完璧に組み合う廊下の隅、いつでもすぐに城に転用できるサイズの高さなどなど、、、
聞いて感心したことを並べるとキリがないので割愛御免。

女性の着物の裾に合わせた低めの段の螺旋階段を登って二階に上がる。

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二階は一見普通の広間だけど、上座側に座ると影による遠近感で広がったように見える造り、殿様視線の眺めの味わえる奥の間になってた。

外の眺めは森と木しか見えないけど、昔は正面に木はなくて海までよく見えた城の眺めだそうだ。
また、裏の森は毎朝必来るキツネの巡回コースで昼間はリスも多いそうだ。
でも、しばらく眺めてたけどリスは現れなかった、、

そんな感じで一時間もゆっくり細かく話聞いて案内してもらってすごい満足。いいガイドありがとうございました。

いやぁ、図らずも朝の鮭に続いて無料で北海道の勉強させていただけて嬉しいなぁ。
気まぐれな雨に感謝してもいいかもね。

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大湯沼

ファイル 702-1.jpg登別市登別温泉町にある火口の沼。

登別地獄谷の少し奥にある。
広い駐車場があるけどこっちはほとんど観光客がいなかった。
途中の車道は細めだし温泉街から歩いたら結構あるからサモアリナン。
それにしても差が大きくおかげで開放感一杯でゆっくり見れた。

でもこれだけのボコボコ湧き出しまくってる地獄の沼を見ないのは勿体ない。
間欠泉では別府に負けた感があるけど沼の大きさでは勝ったな。
それに沼の先の山は地獄谷が出来た元となる火山の日和山。
頂点から湯気立ってていい景観だった。

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そして駐車場を挟んで反対側の奥には「奥の湯沼」という少し小さめの沼。
こっちもボコボコだけど、泥濃い灰色の大湯沼に比べると、青い湯がキレイ?
いやぁ、灰色の灰汁みたいなの浮いててやっぱり地獄風。いいねぇ。

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ファイル 702-4.jpgところで、こんな所でもやっぱり蝶にまとわられた。
北海道でもあいかわず虫にはモテるようだwww
んーこの子はなんていう蝶だ?
「アカマダラ」かな。。
昆虫は割と地獄とか平気なんだね。

なかなか面白い景色で、のんびり蝶とも戯れたりしてさっきの観光地の面倒くさい気分もはれた。
来て良かった。

タグ:景:湖 景:噴 景:山 動:虫

登別地獄谷

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登別温泉の観光名所。爆裂火口跡だそうだ。

ここはモロ観光地で観光客ゾロゾロ。
話し声を聞くとほとんど中国人でたまに韓国も混ざってた。
不穏なご時世だけど結構来てるんだねぇ、、、
あ、もちろん日本人もたまにいて、まれに白人もいた。
凄い国際的。
ちょっと怯んだけど折角の地獄ネタなので気にせず見て歩いた。

薬師如来の前は写真撮る外人で一杯で入れないくらいだった。。
そういえばやっぱり「○○地獄」とかそれぞれの箇所に名前が付いていたりするんだけど、各地獄の案内はなく、小さな石柱も遠くて良く見えなかった。。
写真で伸ばしてやっと文字が読めた。

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一旦奥まで歩いたら、崩れたみたいに道は途切れていた。

折り返して見渡すと、正面にホテルがあって男風呂が見えた。。
風呂から見る地獄谷はいい景色だろうけど、谷から見るホテルと風呂は無粋すぎるな。

少し戻って「鉄泉池」という間欠泉への木道を歩いた。
脇から離れて見るかたちの地獄谷で、唯一谷間のど真ん中を歩ける道。
一応この観光地のメインという感じだった。
それだけに、白や青の色の付いた川や泥地獄のような吹出泉も間近に見れて面白い。いいねいいね。
一番大きく湯気吐いてた窪は覗けないのは残念だった。

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そして「鉄泉池」
池と言うよりは水たまりというか瓶くらいの大きさ。
ここまできて「なーんだこんなもんか」とチラッと見て写真撮ってすぐに帰っちゃう人が多かった。(外人も)
僕はしばらく留まって観察。
思った通りしばらくするとボッコンボッコンと吹き出す気泡が大きくなって、勢い良く湧き出した。
おお!間欠泉。
瞬く間に湯は池から溢れて湯気も凄かった。
、、、けど、はしゃいでたのは自分くらいで、他はやっぱり冷ややかに「なーんだこんなもんか」って感じのチラ見で済ませてた。。
???大地の脈動って感じで面白いと思うけどな。

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あとは少し登って展望台があるっぽい「ナナカマド広場」に行こうかと思ってたけど、雨降って来ちゃったから止めて車に戻った。

タグ:景:噴 景:崖 景:谷 観:地 観:池 楽:歩

三階滝

ファイル 700-1.jpg伊達市大滝区三階滝町にある滝。

広い駐車場に興味そそりそうな売店のある観光スポットになってた。
もちろん朝から店は開いてないし、駐車場もガラガラ。
悠々停めて滝へ歩いた。

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舗装された広い歩道を歩くと、すぐ先に三階滝川にかかる橋があって、そこが観瀑ポイントになってた。

おお、滝の真正面でよく見える。
そんなに大きくはない滝だけど、ちゃんとキレイに段になってていい感じ。
すごい間近だからこのくらいの滝でも風圧あって滝を肌で感じられた。

でも少し近過ぎで、橋の下にももう一段ありそうな感じで勿体無いような気もしたりして。

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さて、独占で存分に滝を見て来た道を戻った。
車に戻る前にちょっと売店裏の三階滝川を覗いてみたら、整備された階段状になってて気軽に川遊びを楽しめそうな感じになってた。

ちょっとはしゃいで足ちゃぽ!おーつめてー!

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休日の昼間とかだったら子供が遊んでそうだから、大人が一人でこっそりはしゃぐにはちょうどいい時間だね。
あ、蝶に見られてた。へへへ。

タグ:景:滝 景:川 楽:浸 動:虫

道の駅 フォーレスト276大滝

ファイル 699-1.jpg伊達市大滝区三階滝町の276号沿いにある道の駅。

またしてもこの先の進路を考えてなかったので、なにか案内とかないかな、、とか思って寄ってみただけ。
「世界最大のログハウスの里」だそうだけど、もちろんまだ開いてなく、広いけど舗装がボコボコの駐車場には停ってる車が一台もなかった。

なんか止まる気にもならずに進むと、、
となりには「きのこ王国」というのがあった。あ、これ、ウェブか何かで見たことあった!
『日本一売れているきのこ汁 一杯¥100』というのに惹かれた、、けどこっちも開店準備はしてるもののやってる筈もなく通過、、

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その奥に「ドライブスルー動物園 ノースサファリ大滝」なんていうのもあって、これもちょっと面白そう。
でも当然まだやってる筈もなかった。

ファイル 699-3.jpg素通りかなーと思いきや、湧水の水汲み場があった!
おお、ちょうど水汲みたかったんだ。

ってわけで、やっと車を停めての汲水休憩。
「ホロホロの恵」という水で、ここから250m奥の山林から外気に触れずに通して出してるんだそうだ。
すぐ裏にチョロチョロっと湧き出た沢みたいなのが流れてたけど、これとは違うのね。。

ファイル 699-4.jpgフクロウの像も可愛らしい水汲み場。
組むのは蛇口になってて四方向についてた。
空きのPET4本分に汲んだ。
これはおいしい水で、しばらくはいい旅の友になった。
ごちそうさま。

タグ:楽:汲 観:水 道の駅

道の駅 サーモンパーク千歳

ファイル 698-1.jpg千歳市花園の337号沿いにある道の駅。
この先の進路を考えてなかったので、なにか案内とかないかな、、とか思って寄ってみただけだったんだけど、、

ここには「千歳サケのふるさと館」というのがあって、千歳川水中観察室があるそうだ!
でも勿論こんな朝から開いているわけがない。。(9時から)

まぁ仕方ないから上から川だけでも眺めるか。インディアン水車なんていうのもあるみたいだしな。
なんて感じで取敢えず裏の千歳川へ歩いてみた。

その「~ふるさと館」の裏にちょうど「インディアン水車橋」という橋がかかってて、川と水車が正面に見えるようになってた。

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ふーん。これがインディアン水車かぁ。
色は綺麗に塗ってあるけど、あんまし風情はなく工業機械みたいな感じだな。。
と、水車は特に興味も惹かなかったけど、何げに川を見てたらけっこう魚が沢山泳いでるのが見えた。
おお!鮭か?

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たまに水面跳ねたり元気に泳ぎまわってた。
鮭だ。鮭だ。
と、はしゃいでずっと見てたら、僕が来る前からずっといたおじさんが色々と解説してくれた。
地元に住む人で長年この千歳川を見続けてて、ここの漁協のちょっとした御意見番みたいなもんなんだそうだ。

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このインディアン水車というのはここまで遡上して来た鮭を一旦捕獲する装置だそうだ。
ここでオスメス選別して分けて、上流まで運んで放流して、産卵の安定を管理する設備。千歳川ではもう100年以上前からこうして鮭の産卵を管理してるそうだ。
へー。
因みに昔はもう少し下流に設置してたんだけど、この「~ふるさと館」ができてからここに移ったらしい。

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「今朝は少ないけど250は入っとる」夜や水が濁った時に沢山入るそうで「もう明るくなってきたから今日はもう終わりかな」って言ってたけど、へーへーと言いながら見つめてたら鮭が入った!
内容分かると面白い装置だ!「お!入った入った!」とはしゃいじゃった。
一瞬なので写真撮れなかったけど、ビチビチと元気な鮭が三回入るのが見れて面白かった。

いやいや「~ふるさと館」閉まってたお陰でかえって濃い話も聞けて勉強にもなった。
おじさんありがとう。
図らずも北海道らしいイイ場所に寄れて大満足。
こんな天気で下がり気味だったテンションはまた一気に上昇した。

タグ:景:川 観:橋 観:装 動:魚 楽:話 道の駅

キウス周堤墓群

ファイル 697-1.jpg千歳市中央の国道337号沿いにある古代墓群。

いやいや、ただ小雨で屋根閉じるためだけに寄ってみたんだけどね。
駐車場には案内がなくて、どこが墓群なのかわからず、駐車場の奥の森の道を進むのか?なんて一瞬思っちゃったけど、そんなみちらしくないトコ入り込まなくて良かった。。

北海道に来て最初の寄り道だけど、さっそく行き当たりばったりだよね。

ファイル 697-2.jpgその墓群は国道の道沿いの両側にあって、少し国道を歩いてみたら案内があった。

、、けど、案内板は歩道の柵の中で、見て歩く遊歩道みたいなものもなく、勝手に歩きまわっていいってことなのか、国道の歩道から眺めるだけにしといた方がいいのか判らなかった。。
一応お墓だけに変なトコ踏みたくないしなぁ。

てわけで、とりあえずもう少し進んで道道から見てみた。

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ファイル 697-4.jpgおお。大きなクレーター型の円形の土塁。
これが縄文時代の国内最大級の周堤墓群か。
っていうか、国道が思いきりド真ん中ブッた切っちゃってるじゃないですか。。
(国指定史跡に指定されたのは道が国道に制定された四年後だそうだ)

まぁおかげで見やすいけど。
昔から林の中だったのかな?
いろいろと想像しながら国道から見れる墓群を見た。
開拓以前の北海道にはどういう歴史があったんだろうかね。豊かだったのかな。

ファイル 697-5.jpgすこし林を歩きまわろうかと思ったんだけど、虫がまとわりついてうるさいから止めて車に戻った。
(虫がまとわりつくスポットって何かありそうな気がしてさ、、お墓だし)

トンボも多かった。
どうせまとわるならトンボとかチョウとかならいいんだけどね。
これはコノシメトンボ?
そこいると濡れちゃうぞ。

タグ:観:遺 景:森 動:虫

麺匠 真武咲弥

ファイル 696-1.jpg札幌市西区琴似にあるラーメン屋。

三大御当地ラーメンというとまずここ札幌、そして博多と喜多方。
だそうだけど、その中で個人的に「おお!これは美味い!さすがだ!」と感激した事がないのが札幌だけだったりする。
(っていうか、ラーメン横丁しか行ってないしね。)

てなわけで、札幌でこの時間にやってるうまい店、一応味噌メインで、できれば中心街じゃないトコがいいな、、
て感じで検索。やってきた。

カウンターのみの新しい感じの店、待ってるあいだ店内見てたら、、、、!渋谷店もあるそうだった。
なんか、がっかり。。orz
まぁ渋谷も滅多に行かないからいいけどね、、(札幌よりは行くけど)

で、「炙り味噌らーめん」

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うん。今風な感じだけど美味しかった。
麺も心地よく汁も最後まで楽しめた。

おいしかったどやっぱ渋谷は悔しいな。
きっと渋谷で食べてもおいしいんだろうな。。(´・ω・`)

タグ:餐:ら 楽<残

青函フェリー

ファイル 695-1.jpg青森―函館間を航行するフェリー。
この区間のカーフェリーは現在二社での運航がされているけど、料金安い方のフェリー。
元々は貨物専用の船だったらしい。

でも乗った船は「あさかぜ21」2048tで09年就航の一番新しい船!
おお。ナイス。
ある程度は我慢と覚悟してた客室もきれいで、空いてた。

ファイル 695-2.jpgなんかね、貨物向けだったためかトラックが多く、客室じゃなくてトラック内で休憩しちゃってる人が多いみたい。

このくらいの客室が六区画あって、この区画は三階だったためかほぼ独占で思いきり角で寝ころんだ。(ど真ん中とかじゃないのが人の器の小ささだなw)
で、そのままぐっすり四時間の船旅。

いつもなら船だとはしゃいで甲板とかで海眺めてたりするんだけど、今日はなんか珍しくおとなしく寝た。もう何度も渡ってる航路だしね。

ファイル 695-3.jpgで、目が覚めてみたらもう函館湾。
甲板に出てみたら船尾に夕陽が見えた。
んーやっぱ午後からの船旅四時間って、ドライブ的には勿体ないよねぇ。。

函館山はスッポリと雲かぶっちゃってて一瞬気付かなかった。

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タグ:楽:乗 観:船 景:海

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