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虹の塔

ファイル 3139-1.jpg行方市玉造の霞ヶ浦ふれあいランドにある展望塔。

初めて来た。 ってわけではないんだけど、前に登ってみようかと思って来てみたものの、料金ケチってやっぱヤメたと踵を返したことが二度くらいあったと思う。
でもまぁ今日は筑波山もキレイに見えそうな感じだから少しはけちらずに奮発して登ろう!って気で来てみた。 ら、 300円だった。。
あれ?料金変わった?300円でやめるほどのケチだったのか自分?(以前は600円だったらしい)

館内一方通行で帰りは違う所を通って出ると聞いて、先に案内板を見た。
高さは60mの展望塔で、展望室は55mくらいの高さだそうだ。
中へ進むとまずはループ状のスロープで二階へ上がる。
その途中にあった「玉のミュージアム」という展示室は封鎖されて中も何もなかった。。
けど、スロープの壁は新選組のコーナーになっててパネル資料展示が並んでて、二階には書面などの展示もあった。ここ玉造は芹沢鴨ら水戸一派の出身地だからね。

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二階は芸能人のサインが並んでるだけでガラーンとすっきりした感じ、改装した新しい感じの渡り廊下(なぜか天井のパネルがはずされてて)吊り構造丸見えだった)を進んでエレベーターに乗った。

三階を通過して四階が展望室。
エレベーターを下りると東側でこの展望塔の影が正面に見下ろせた。

けっこう広めで余裕のある展望室で客もチラホラなので悠々と展望。
反時計回りにまわると霞ケ浦もよく見え、思った通り筑波山から加波山などの筑波連山が全部きれいに並んで見えた。

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東の霞ケ浦大橋の横の水面に西日が反射して眩しかった。
この部分は霞ケ浦を手の平とすると人差し指中指の付け根くらいの辺りなので上から見下ろすとそんなに大きい湖面には見えないけど、東南側の手の平中央方向は海のように広く見えて、やっぱり日本二位の湖沼だよねと実感した。

展望室は壁もすっきりしてて、余計な説明や宣伝のポスターはなく、案内は吊られた絵地図くらいで好感持てたし、この絵地図も味があって「4700㎞先の実ヤンマーの山の上に玉の形をした岩があります」とか、霞ケ浦には「網いけす」とあるだけだけど、あーあれは網いけすなのねと判りやすく面白かった。

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東北東方向は13000㎞にコスタリカのトーンボール。ここには写真パネルがあって平成29年に足元で田圃アートをやってたそうだ。

ぐるっと回って北西方向は10000㎞先のフランス・パリにジェオドという玉の形の建物があるとか、、
それはそうと、牛久大仏とか出てたので見てみたら小さいけどよく見えた。スカイツリー見見えるとあったのでカメラのズームで探してみたら、大仏の前の少し先にそれらしいものがボンヤリ見えたので写真撮ってみた。(帰ってから見てみたら、塔の上の部分だけ頭出して見えてた。っていうかその倍とするとスカイツリーデカすぎ!光の屈折で大きく見えてるのだろうか?)

ゆっくり三周くらいまわって存分に楽しめた。

ファイル 3139-5.jpg帰りの順路は階段で三階に下りてからエレベータに乗る。なんだろ、コロナ対策か従来からの混雑対応なのか、空いてるからまどろっこしい。でも話の通り「何にもない」という三階は小さい三角窓だけでホントに何にもなくて面白かった。

これで300円なら全然安いわ。眺めよさそうな日にはケチらずにまた来よう。(600円に戻ってたらまたパスだけど)

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西蓮寺

ファイル 3138-1.jpg行方市西蓮寺にあるお寺。

県指定天然記念物のイチョウの紅葉を見によく来るお寺。
で、だいたいいつも少し早かったり遅かったりで、11月じゃまだ早いというのは分かっていたけど、来る途中で黄色い銀杏を見かけて思い出したので来てみた。

来たのはちょっと久々。駐車場の辺りは広い畑になってて売店も頑丈になってた。
国重文の仁王門をくぐって進み、数段の石段から見えた銀杏はやっぱりまだ黄色くなってなかった。。

ファイル 3138-2.jpgまぁいいかと境内に進むと、脇の手水のトコに花が浮かんでいた。
花手水っていうんだっけ。キレイでいい感じ。

さて樹齢1000年以上という銀杏は2つあって手前が一号。
何度も点景にしてるので説明は省きます。あしからず。
やっぱりまだまだ紅葉には早いけど、日が当たってる上の方は黄色くなっているようにも見えていい感じ。人も少ないし、基本散歩がてらなら悪くはない。

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そして奥に二号。こちらは一号以上に緑でぜんぜん色づいてなかった。まぁ12月はいってからだね。
横から見ると、傾いた西日が葉の間から零れる感じがよかった。

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今日は珍しくお堂の方にも歩いてみた。少し開いてて中が覗けた。
横に白いツツジがチラホラ咲いていた。え??ツツジ?こんな時季に咲いてていいのか?

ところで、境内にはもう一本若い銀杏があって、その樹はいい感じに黄色くなってた。
けどなんか他の木に混ざって見づらいんだよね。正面側からだと半分日陰だし。 ってことで木の近くまで歩いて見上げようとした。 

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ら、、足元に落葉に混ざってびっしりギンナンの実が落ちてて、踏むとぷにょぷにょで気持ち悪かった。。(更に、靴にニオイがついて車の中まで臭くなった、、)

見上げるとギンナンの実が生ってるのが見えた。へーあんな風に生るのね。(そういえば葉の根から実が生る銀杏っていうのもあったけど、それはかなり特殊だよね)
ちなみに千年銀杏の一号二号は雄株なので実を付けないそうだ。てことは、一号と二号の分の実が全部ここについたって事かな。。

そんな感じでゆっくり見てまわって境内を出た。
出たとこで地元のおじさんに「まだまだですね」と話しかけられて「やっぱり12月でしたね」と応えると「神社仏閣が好きでして」「ここは仁王様もいいんだけど修復しないんですかね」と話し続いていろいろ聞けて、少しのんびりしちゃった。
(「お墓の墓石も好きなんですよ」というのはちょっと共感できなかったw)
 

ちなみに前回の点景

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