行方市西蓮寺にあるお寺。
県指定天然記念物のイチョウの紅葉を見によく来るお寺。
で、だいたいいつも少し早かったり遅かったりで、去年も来たけど全然早くまだ青かった(→)
少し遅いくらいの方がいいかも、12月入ったので頃合かも、と思って来てみた。
で、いつも境内のイチョウに急いでくぐるだけの仁王門を、たまにはじっくり見てから進んでみた。
これは天文12年(1543)建立の国指定重要文化財。
元々は二階建てだったそうだけど、江戸時代後期に二階部分を取壊しちゃったそうだ。(何があったんだ?)
上部真ん中にある「蟇股」という彫刻のような梁の支えなどが室町時代の特色だそうだ。
そして境内のイチョウに進む。
あー今年は少し遅かったかな。
けっこう散っちゃった感じ。
まぁこのくらいでも悪くないかなと見て歩いて、手前の大イチョウ一号株を廻った。(その一号株の脇にある鉄杖のような柱「相輪塔」も1287年建立の重文だそうだ)
でも、先の二号株は丁度頃合っぽく黄色い葉が大盛できれいだった。おお、いいじゃんいいじゃん。
っていうか、午後の日差しが二号株だけに当たっててよりよく見えてたって感じかな。
写真撮ってる人も多く人気だった。
一号二号共に樹齢千年以上で元気だけど雄株なので実はならないそうだ。
二号株の裏に廻ると、後はまだ青い葉が多く見え、今年は随分と段階的に紅葉した感じだね。
そしてその裏の日陰から振り返って見た一号株は、さっき入ってきた時に見たよりも全然黄色くいい感じだった。
そうか、入口の日向側から葉が落ちた側を見ればイマイチな感じでも日陰側からなら葉の残ってる側が見えて全然キレイ。
見る角度が大事だわ。
もう少し日が傾く前に来てればもっと良かったのかもね。。