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ホテル礼文荘

ファイル 3718-1.jpg礼文町船泊村ウエンナイホにある旅館。

まぁお世辞にも立派なホテルとはいいがたい懐かしい感じの旅館。部屋は階段で二階、和室でトイレ洗面台も共同。だけど、雰囲気はよく、風呂も大きく、早い時間だったから独占で悠々浸かれた。

のんびりしてたらすぐに食事の時間になった。

食事は一階の広間で畳だったけどイスとテーブルで楽な感じ。
そして品数多い夕食で思わず「わーお」
っていうか、ウニいた!やっと会えた。うれしくてウキウキだった。(稚内でちょこっと食べたの忘れてた)

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いやこれうまいわ。やっぱうまいわ。うにいいわ。礼文に来てよかった。

そしてカニも小ぶりながらしっかり甘く、魚は刺身もうまいけど煮魚がいいんだよね、これはエゾメバルだそうだ。ああ、稚内の水族館で見たやつだ。

ファイル 3718-3.jpgもう魚介がうまいとお酒のみたくなっちゃうよね。ってことでお飲み物メニュー。
ふつうに日本酒のもうと思ってたんだけど、焼酎が芋・麦・昆布とあって昆布焼酎とかどんなか興味もったのでたのんでみた。で、もともと熱燗にしようかと思ってたのでお湯割りでいただいてみた。

イヤぁ口に合わなくてもネタになるだろうくらいの気分だったけど、これが意外とおいしくて飲みやすくてよかった。料理のうまみも増して気分もよかったのでおかわりして3杯ほど楽しんだ。

ところで、自分以外のお客は皆さんご夫婦で一回りくらい上の方々って感じ。聞く耳立てたわけではないけど、自然と入ってくる他の客の会話によると、みなさん礼文は初めてではなくリピーターのようで、3回目とか5回目とか大好きらしい。そんな人たちが選ぶ宿に泊まれたのは光栄だと感じ、なるほどの料理だなと思えた。
で、ゆっくりチビチビ飲んで味わってたら、最後に残ってたご夫婦のご婦人に話しかけられて、初めて来たというと「じゃああそこは行きました?」と各スポットの話になって、自分は今日割と行きつくしちゃったかなぁ、、と思ってたんだけど、まだ行ってない所で是非とオススメのスポットとか教えてもらえた。とても感じのイイ人だったので楽しく話せた。
 
 
 

そして翌朝。
もし早起きしちゃって朝食まで時間を持て余しそうだったら、宿の目の前の「久種湖畔展望台」に登ってみようかなぁ、、とか思ってたけど、そこまで早起きでもなく普通に起きて、風呂入ってゆっくりしてたらすぐ朝食だった。

朝はあっさりだろうなと思ってたらアニハカランヤ、焼き魚に煮魚がしっかりしつつホテルバイキングの品コンプリートくらいの朝食だった。
煮魚がおいしかったから何かと聞いたらトビウオだそうだ。へええ。出汁だけじゃないんだね。
焼き魚は見るからにホッケだけど、締まっててしっかりしたたくましいホッケだった。おいしかった。

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昨夜、色々話を聞かせてくれたご婦人から「もし迷惑じゃなければ」岬の入り口まで夫婦二人を乗せてってほしいと言われて、、、んー、少しの間ならあの後部座席、、いや荷物もあるしなぁ、、と考えつつ「スミマセンうちの車二人乗りなので」と断ってしまった。こころぐるしい。

あと、朝は旅館の主人にも「いい車ですねぇ」と話しかけられた。自分の車もホンダ車なので余計に気に入られたようで、「この車は礼文で走ってるのは見たことないですね」と言われた。島の車事情とかも聞けて面白かった。

部屋で荷物まとめて窓から外を見たら、早朝より雲が薄く晴れそうな感じがしてきた。予報の晴れ間が見えるかもしれないというのは期待していいのかもと、気持ち上向きでチェックアウトして出発した。

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この日の日誌

タグ:楽:宿 楽:湯 楽:宴 楽:話 餐:魚 餐:卵 餐:甲 餐:飲

レブンアツモリソウ群生地

ファイル 3717-1.jpg礼文町船泊村にある希少草花の群生保護地。道指定天然記念物。

この「レブンアツモリソウ」はここ礼文島にしかない植物で、現在ではこの区域にしか残っていないという高い絶滅危惧種の花だそうだ。
5-6月が咲く時期だそうだし、さっき観光バスが停まってたくらいだから咲いてるだろうと期待して寄ってみた。

さて、駐車場は出口側にあって、傘さして車道を歩いて入口に進んだ。まぁ、車はほとんど通らないけどね。

で、群生地はこの平面の手前側と、対向車側に斜面の展望エリアとあった。雨降ってたから斜面を登る気はなく、手前側だけでいいかと思った。

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で、その群生地は木道が架かってた。まぁ、其処以外歩くなという事だよね。写真撮りたいからって入り込むような人いそうだもんね。

で、歩いてみたら、なんか青紫のとげとげの花が咲いてた。ん?これは違うよな。(ハクサンチドリという花らしい)
レブンアツモリソウは白く丸い花のようだからまるで違うけど、まぁとりあえず綺麗で可愛い花の群生を見てネタの保険とした。

ら、その青紫の花の合間に白いのも見つけた!あ、これだこれだ。
白だからパッと目立つ感じではないけどポコっと丸くかわいらしい花だった。

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っていうか、一つ見つけると、二つ三つと次次に見れて、気が付けば群生といっていいくらいのグループで咲いてるのが見れた。やったー。

ファイル 3717-4.jpg入口まで進んだときは少し距離あったかのような気がしてたけど、花を見ながらゆっくり進んでたらすぐに出口。そういうもんだね。
もう一回まわってやっぱり展望エリアの方も行こうかなーと思ってたら、雨の降りが強くなってってきちゃったのでヤメ。ここでは割とカメラもおとなしく素直で写真は撮れてた筈だからもういいか、と満足で車に戻った。

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タグ:植:花 観:然

スコトン岬

ファイル 3716-1.jpg礼文町船泊村スコトントマリの礼文島西北端の岬。

岬の先で舗装路が切れてて見事に「岬」って感じなのはいいけど、展開するスペースがないのなら、手前の駐車場から先の道は未舗装か歩道でよかったのでは?と思いつつ、バックして停めた駐車場から歩いてその端に戻った。

と、いきなりもんくで始めた点景だけど、岬としては坂を上ることなく駐車場から楽に来れて有り難く、眺めのいい岬。
三方の周りの海は勿論のこと、さらに北の先にある島(海驢島:無人島)もよく見えた。これは天気悪くてもいい所だわ、と思えた。

その端の手前には三角点みたいなのがあって、山なのか?と思ったけど、それは三角点ではなくて「鰊定」とあった。(ニシン漁の漁業者用の境界線だそうだ)

そして先まで歩くと、岬の丘の下に突き出た展望台が見えて、下る道が続いてた。そっちが普通に歩いて行ける北端ってことね。それじゃあやっぱり行かなきゃねーと進んでみた。

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横に下って折り返してきた中間の東側の折り返しで横に下る道があってその下に旅館があった。すごい所にあるなぁ、、と驚いた。

ファイル 3716-3.jpgそしてその先の「最北限の地スコトン岬」とあった石砂利で平らに整った出城の展望台。まぁそりゃ低い分上の道の端ほどいい眺めではなく、島の北の端とはいえ、宗谷岬よりは南なので北海道の最北端というわけでもないので、下ることもなかったかもな、、とか思った。

目の前のトド島は少しだけ近く、振り返ると岬の丘が見えた。登るのかったるいなぁ、、と思ったけど、苦も無くすんなり上って戻れた。

さて、横のトイレに寄りつつ、その前の土産店「島の人」に入ってみた。(またここでカメラの調子悪くなって店の写真がとれなかった)
これが、最果ての僻地の土産店とは思えない新しい感じのちゃんとした店で、土産品も豊富にそろってて試食もあった。そして店員さんが皆さん若くかわいいお姉さんで、やっぱ声かけられるとついつい見てるだけとはいかず、試食の昆布巻がおいしかったので迷うふりして話をたのしんじゃった。(おっさんは仕方ないよね)
で、サーモンの昆布巻と昆布出汁(利尻より安かった)を購入、「ふりかけもおいしくてお勧めですよ」と言われ「ごめん、それは利尻で買ってきちゃったんだわ」というと「なーんで買っちゃうんですかー」とふくれるのがかわいらしくてもう一つ買っちゃおうかと思った。(買わなかったけど)

そして、店の奥の方は食事コーナーになっててうに丼がメインでメニューに出てた。
そこの店員さんに「ウニ食べれるの?」と聞くと「ムラサキウニだけになりますけど」というので「え?解禁まだじゃないの?」と聞くと「エゾバフンウニは解禁前だけどキタムラサキウニは27日の解禁なので食べられますよ」だそうだ。そっか、利尻と礼文では違うのか!
んーどうしよう、、今食べたら宿の夕食たべられなくなりそうだよなぁ、、と迷った。んー宿でもウニ食べられなかったらまた明日くればいいか。。と考えてヤメ、他で気になってた「とど肉まんじゅう」を食べてみた。

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トド肉は、以前知床半島の羅臼で食べたことがあって、クセあるけどおいしい印象だったんだけど、このとど肉まんじゅうはクセという程のクセはなく普通に食べやすい中華まんだった。
「どうですか」と店員のお姉さんに聞かれて「普通においしいですね、昔、知床で食べたときは、、」と話をしたら、知床ってこの礼文にもある地名だったので少し話が食い違っちゃった。「ヒグマも食べたけど、あれはクセが強すぎた」とか余計な話でちょっとしばらく雑談を楽しめた。(団体さんが来てないときは割とヒマで話し相手がほしいらしい)

と、思った以上に楽しめた。また明日来ようと思った。

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タグ:景:海 景:岬 景:島 楽:眺 楽:買 楽:話 餐:饅 餐:肉

桃台猫台展望台

ファイル 3715-1.jpg礼文町香深村にある海岸の岩の展望台。

広い駐車場の前の小さな岩山の上の展望台で、あー登るのかぁ。。と思ったけど、敬遠するほどの高さでもなく、道もしっかり整ってて登りやすそうだったので傘さして登ってみた。

またここでちょっとカメラの調子が悪く、写真は中ほどまで登ってからのスタート。あしからず。

そして登りきると上は平らで広いブロック舗装の展望台。
普通に海が一望できるけど、雨の海は気を引かず、もちろん目的は海岸の岩。南側の海岸の「猫岩」は一目でわかった。ああ、ネコだわ。

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もちろん岩もいいんだけど、それを含めてそこから続く岩の崖の眺めがぐるっと180度イイ感じで見上げられてなかなか絶景。

ぐるっと見まわすと、北側にあるのが「桃岩」
これは来る途中の道で見えて沸いたけど、こうしてみるとポコンとひとつ周りの岩崖から飛び出てきたような岩山で面白い。
残念ながら、如何にも桃!と感じる形状の少しツンとしたてっぺんは雲をかぶっちゃってて見えなかった。

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そして北側の海岸は、先に見えるのがトンネル出口の元地漁港。
この展望台のネームパネルには「地蔵岩」まで上げられてたけど、それは漁港の更に先なのでまったく見えない。いや、天気よかったら見えるのかな?

そしてまたぐるっと眺めて、崖からこぼれた沢の滝を何本か見た。自然のままの海岸の姿でワイルドでいいね。天気悪いなりに楽しめた。

雨が少し強くなってきたのでまた傘さして滑らないように慎重に下った。

ファイル 3715-4.jpgこれはナイスな場所にいい感じの岩があってよくぞ展望台にと思えた。雨でも登って良かった。
名前がいいよね「ネコ台モモ台テンボー台」って語呂よくて韻踏んでて唱歌のような番組名のような八五調。3コマ漫画にしたいくらいだ。

ただやっぱり残念なのが「桃岩」のてっぺん。最近のアニメじゃないんだからそこを見せてくれないとねぇ。。(翌日見れた)

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タグ:楽:眺 景:岩 景:海 景:崖 景:滝

地蔵岩

ファイル 3714-1.jpg礼文町香深村モトチにある岩の景勝地。

道の行き止まりの先にある岩で、ちゃんと「地蔵岩」と標柱が立ってた。行き止まりの道もそこが景勝地かなんかで来た甲斐があったと思えれば嬉しいね。さっきの南端はなかったからね。

さて、その先の海岸はデカい岩ゴツゴツで切り立ってたけど、どれが地蔵岩なのかはわからなかった。。
これか?とズームで写してみたけど、地蔵と呼ぶには弱い感じだった。

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で、分からん時のスマホ検索、便利な時代になったもんだ。便利になったのはいいけど、だからって現地の案内がおろそかにはなってほしくはないもんだ。

「地蔵岩」はその手前の二つ合わさったファンネルみたいな岩のことで、合掌してる手の形という事だそうだ。なるほど。

まぁ、地蔵かどうかはともかく、それも含めて一体の切り立った岩の風景は荒々しくゴツゴツで、悪い天気にも対応したいい景色だと思えた。

軽く眺めて車に戻った。と、その前に足元の花を見た。やっぱりこんなとこでも小さいながら花がチラホラと咲いててキレイだった。

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そして海は波が激しく押し寄せていた。高くはなかったけどね。
その波の断面はやっぱりきれいで、天気よくておとなしければさぞかしきれいなんだろうなと思わせた。

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タグ:景:岩 景:崖 景:海 植:花

北のカナリアパーク

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礼文町香深村フンベネフにある映画ロケ地跡スポット。
とりあえず通るだけでもってくらいの気分で来てみたら、きれいな駐車場があり、なにやら小さな古い学校のような建物があったので傘さして歩いた。

周りは広くほぼ平らに近い丘の上で一面の野原で端に灯台が立っていた。案内の晴れた青空の写真が小憎らしいけど、天気いいと海の先に利尻島がキレイに見える絶好のスポットのようだ。あーくやしいw

学校は「麗端小学校岬分校」とあった。寄ってみたらなんと中にも入れた。っていうか、そのまま映画ロケの資料館になってた。っていうか、無料だった。っていうかこの小学校、凄くリアルで雰囲気あるけど映画のために造られたんだそうだ。へええ、いいねぇ、と中に入ると、主演の吉永小百合と子供たちのパネルがお出迎え。

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そして海保の巡視船の模型があり、見てみたら映画のシーンのジオラマだった。こってるねぇ、いいねぇいいねぇ。映画は見てないけど雰囲気を感じながらじっくり眺めた。

そして校舎の奥に進んだ。図書室、レクリエーション室と並んでて、そのレクリエーション室に「←順路」とあって、入るとパネルが並んだ映画ロケの資料室になってた。

ぶっちゃけ吉永小百合の主演映画は何作か見たけどちょっと世代じゃなくて無理があると感じちゃって素直に見れなかったのでしばらく見ていないんだけど、この礼文、利尻、稚内が舞台になった『北のカナリアたち』は見てみたいなぁと思った。宮﨑あおい出てるし。(ネトフリで見れないかなぁ、、と探したけど無かった)

そして奥の教室は教室になってて机が並んでた。

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ゆっくり見てまわって教室を出て廊下を戻った。玄関の反対側の廊下の先の職員室は別の映画『いのちの停車場』のコーナーになってて、中に入ると停留所になってて、ベンチに座って向かいのスクリーンでPR動画を見れるようになってた。
こちらも吉永小百合の主演映画。(でも礼文も北海道も舞台ではないらしい)

外に出たら雨が少し強くなってた。。あーあ。
雨宿りと作戦タイムを兼ねて駐車場の横にある大きなガラス窓のカフェに入ってみた。
あーここら辺、カメラの調子悪くて店の写真写せてないや。。

ファイル 3713-4.jpg寒いのでホットの限定オリジナルブレンド。
あーコーヒーも飲み終わりしか写せてないや。もうこれは予備機と交代かな。。とか思ったら動き出した。

さて、後はどこへ行こうかと礼文のサイト見てみたけど、どこも天気いい写真ばかりなので、逆にこりゃ見ない方が身のためだと思って閉じた。まぁいい行けるだけ行ってみようと結局いつも通りの無計画で行くことにした。
取り敢えず礼文の一発目の寄り道は満足で幸先いい気がした。

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タグ:観:館 観:ロ 観:模 楽:映 楽:懐 餐:飲

食堂丸善

ファイル 3712-1.jpg利尻富士町鴛泊港町のフェリーターミナルにある食堂。

「スープカレー」と大きな幟が出てたので、いやそれはいらんと避けてたんだけど、メニュー見たら色々あったので入ってみた。

入った時はまだ全然すいてて窓際の席についてゆっくりメニュー見て悩んだ。
ここに来る前は港の前の食堂でメニューにはでかでかとある「ウニ丼」が解禁前でやっぱりやっておらず、水を出してもらいながらやっぱりヤメますと出てきてしまっただけに、何かしら利尻っぽいメニューじゃないとなぁ、、と思って見たメニューでは「とろろ昆布そば」と「タコ天そば」が一応利尻っぽいかと目をつけつつ、どっちにするかヒジョーに迷った。

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で、店の人に「これ、両方トッピングで乗せたそばにできませんか」などど我侭をダメもとで聞いてみたら「できますよ」ってことでそれをたのんだ。

ってわけで「とろろ昆布そば+タコ天」

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たこ天おいしかった。けどよく考えたら昨夜も唐揚げだけどタコたべてたね。利尻の特産とはいえとくべつ他に比べてうまいというわけでもなく普通にうまいくらいなので無理言って乗せなくてもよかったのかなぁ、、なんて冷静になって思った。

トロロ昆布はふわふわでおいしかった。けどまぁ、そんなにとくべつうまいってほどでもなく、まぁ一応利尻だしってことでOK。
っていうか、いくらドライブ目的とはいえ、ちょっとくらいは調べて渡らなきゃダメだね。

食べ終わる頃には昼で混んで一気に満席になってた。


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タグ:餐:麺 餐:揚 餐:菜

まっちゃんの店

ファイル 3711-1.jpg利尻富士町鬼脇沼浦のオタトマリ沼の前の「利尻富士町レストハウス」にある売店。

店は隅と隅に二店あってどちらも同じように網焼きでホタテとかがメインだった。何か食べられればどちらでもよかったんだけど、パッと見で「生ウニ」「焼ウニ」のメニューがあったこちらにした。

で、「ウニ」をたのんだら、、「利尻ではまだ解禁前だからウニはないよ」だとか。えーーーーーーーー。まじか。ここで初めて知ったショックな事実。
ムラサキウニが6/1~、バフンウニが6/15~だそうだ。うえーーー四日早かった。
それはフェリー乗り場で掲示してよー、いや知ってたら来なかったかも。まーじかー。ちょこっとだけど稚内で食べててよかった、、と思った。

打ちひしがれつつ、気を取り直してじゃあホタテ食べるかと「ホタテバター焼」をたのんだ。

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うんまぁそりゃおいしいですわ。青森で食べようかと思ってたホタテだけど、ここまで引っ張った甲斐はあったかな。(でもやっぱウニ食べたかったなぁ)

さてさて、ここは店だけじゃなく、一角はパネルでオタトマリ沼を紹介する資料コーナーになってた。

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写真も多く見やすいパネルで、沼と湿地の成り立ちをじっくり読めた。チョイ食い目的でこういうのがあるとは思ってなかったけど来てよかった。

さて、この「利尻富士町レストハウス」以外にもこれより大きい立派な土産店「利尻亀一」が目の前にあるので、一応そっちも覗いてみた。

ら、こっちは奥が軽い食事コーナーになってた。メインはウニ丼のようだけど、券売機を見るとやっぱりウニ丼やウニ寿司のメニューは全部×になってた。。

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昨日は団体さんいたから避けて入らなかったけど、今日はお客ちらほらなのでゆっくり見れた。昆布フリカケとトロロ昆布を自分用の土産に買った。

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タグ:餐:貝 食:焼 楽<残 楽:買

ミルピス商店

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利尻町沓形新湊の道道沿いにある飲料販売店。

ミルピスとは利尻名物のオリジナル自家製乳酸飲料だそうで、まぁなんとなくカルピスとミルクが混ざったような感じ(ヤクルトミルミルのミルかもしれないけど)なんだろうなと想像ついちゃったけど、この利尻にしかないものだというのは興味深いし、朝からやってるならありがたい。

けど来てみたら、なんというか雑な感じで、すたれた感じで、やってるのかなぁ、、と不安な感じ。とりあえず入り込んでみたけど、駐車場というスペースはなく、店前に停めてみた。

そして入り口には「営業中」と手書きの貼紙があり、他にも「箱の中に代金お入れてお飲み下さい」という案内もあった。つまり、人いなくても入って飲んでいいよ、という事らしい。ので入ってみた。

ファイル 3710-2.jpg店の中は写真や切抜きや手書きの案内が壁一面に色あせつつ貼られてて面白かった。上にはメニューも並んでて「ミルピス」だけじゃなくいろんなジュースがあって興味そそった「のぐみ」とか「こくわ」とか「ギョウジャニンニク」「利尻昆布」なんていうのもあった。

見回してたら店のおばちゃんが出てきた。

で、「ミルピス」飲んでみた。

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思ったよりもサラッとしててクセはなくおいしかった。わるくいえばインパクトも薄かった。ふーんなるほど。

さてさて、他のも何か飲んでみようかと迷いつつ選んでたら、「ここのは全部ここら辺で摘んできたものなの」と、孫と一緒に摘みに行った時の写真を見せてくれた。
じゃあもう一つなんか気になるジュースを飲んでみようかなーと思い、少し迷って「野グミ」にしてみた。
これが意外とさっぱりしてほどよくおいしいジュースだった。

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そしたら、店のおばちゃん「これもちょっと飲んでみる」といろいろ試飲させてくれた。(「これは内緒よ」と言われてたので他言無用でお願いします)
「小桑」も「浜茄子」も「行者ニンニク」もおいしかったけど「利尻昆布」はちょっと微妙だった(昆布はお出汁でいいよね)

ファイル 3710-5.jpgそして、大瓶の原液を勧められた。まぁそういうことだよね。
ここは買うべきだよね。とは思いつつ、「これはとくにおいしい!」というのはなかったのでヤメといた。

したら、FAXでもいいから後で書いて送ってと注文用紙を渡された。
じゃあ後でゆっくりと受取って店を出た。
んー色々面白かったけど、買うなら「ミルピス」かな。


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タグ:餐:飲 楽:話

姫沼園地

ファイル 3709-1.jpg利尻富士町鴛泊湾内にある湖沼。

ここは広い駐車場に立派なトイレがあって、そのトイレに案内のパネルがあってプチビジターセンターっぽくなっていた。
で、姫沼にはここから少し歩くようで遊歩道の入り口になってた。

まぁ雨降ってないしそんな遠くはなさそうだし余裕余裕と進んでみると、沢を渡る橋が架かっててその先を下ると沼だった。

手前には六角形の売店があった。帰りに寄ってみよう。(と思ってて忘れてた)

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姫沼はオタトマリ沼より全然小さいけど、山の森に囲まれた静かな湖沼。雨が降ってないのもあるけど、湖面が鏡面のように静かで、周りの森を水面に移していた。中央の水面で鳥が飛び立つのが目立ってた。

周りを一周できる遊歩道があった。んー、このくらいの大きさならそんなにかからないかなと時計回りに歩いてみた。
遊歩道はずっと木の道で、そのまま橋になって湖岸や沢を渡れて楽々悠々な有り難い道だった。

カエルでもいないかなーと足元まわりをよく見て歩いたけど、そういうのはおらず、キノコとか白い花とかは見れた。

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沼の奥側の方は低いスギの木が多く、その葉の穂先の新葉の黄緑が道に飛び出してて綺麗だった。

そして正面の向かい側には展望デッキがあって沼に突き出ていた。
少しのんびり湖面を眺めてたけど、ぽつぽつと小雨が降ってきてしまったので、慌ててここからはすこしペース上げて急ぎ気味に進んだ。

ファイル 3709-4.jpg雨はパラパラから小雨になってきてて、半分森の木々が防いではくれたものの半濡れで正面まで戻った。一周24分だった。

ちょっと沼を振り返ると、小雨がぽつぽつ叩いて水面はもう鏡じゃなくなっていた。(けど、撮った写真をあらためて見てみると、絵画のようなぼやけ方がなんか素敵に思えた)

そしてそのまま駐車場へ急いだ。
途中で団体さんとすれ違って、煩わしかった。とくに橋で写真撮りだしたりして邪魔だった。まぁ仕方ないけどね。
ああ、そうか、さっき見かけた朝の船来た人たちってわけかー。とりあえず沼を一周歩き終えて帰るとこでよかった。

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タグ:景:湖 景:森 楽:歩 観:道 植:茸 植:花 植:樹

野塚展望台

ファイル 3708-1.jpg利尻富士町鴛泊の道道沿いにある展望駐車場。

ここは昨日、道路上に島の地図があって丁寧だなぁと思いつつ通過してたトコ。やたら広い駐車場でトイレもあったので、今日はトイレが主目的。

で、駐車場からは道路を挟んだ向かいが海岸に面した展望台。
案内板と石碑とあって、読むと,嘉永元年(1848)に捕鯨船から単身ここに上陸したアメリカ人、ラナルド・マクドナルドが長崎に護送され日本人に初めて英会話を教えて日本の英会話学習の礎となったとあった。えーまじか。日本の英会話はマクドナルドにもたらされたのか。そんな歴史的なスポットなら、ぜひともここにマクドナルドを作るべきなのではないかーなんて思いつつ、諸説あります的一文を探したけど、なかったから信じることにした。

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足元には白い花(オオバナノミミナグサ)が咲いててキレイなとこだったし、雲だらけながら海の向こうには鴛泊の灯台山がきれいに見えていた。
海も青く見えて嬉しくなった。このくらいの天気ならホント助かるわぁ。

でも多分、ホントの展望のメインは、見返した先の利尻富士なんだろうね。そいいえば駐車場には山をモチーフにしたようなオブジェがあってフォトスポットっぽくなってたし、「国立公園利尻島」という大きな石柱も山をバックに写真撮るためのものだろうなぁと思えた。まぁ、山は完全に雲に覆われてぜーんぜん見えないんだけどね。んーくやしい。
ちょこっと見えてる山っぽいのは手前の裾のポン山ってやつだろうね、それすら隠れてるくらいだもんなぁ。

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しばらく見てても雲が散ることはなさそうなので諦めた。気を取り直して海を見た。

カメラでズームしたら灯台がよく見えた。高所にあるので首のない白い灯台。いい感じ。

それと、朝の便のフェリーが見えた。ん、こんな朝の便あったんだっけ?
少しゆっくりして車に戻った。

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タグ:観:P 観:発 観:灯 観:船 楽:眺 景:海 景:岬 植:花

龍神の岩

ファイル 3707-1.jpg利尻町仙法志久連の道道沿いの海岸にある岩。

この赤い鳥居と赤い祠は昨日から通るたびに気になってて、明日少しでも天気よくなっててくれたらなぁと期待したけどこんな天気、むしろ昨日より悪いかも。今日ももう天気よくなりそうにないよなと、迷わず車路駐で傘さして歩いた。

っていうか、昨日ホームセンター「ニコット」で買った安い靴は、意外と履き心地よくて、しっかり防水で水も浸みず助かった。いやーこんなならもっと早く、稚内で水族館の前に買っておけばよかったんだよなぁ、、と悔しくなった。

さてさて、鳥居の横にあった案内板の由来を読むと、大正初期に地鳴りをたてて来る何物かがあがこの大岩で消えたとかで、後に通りかかった修行僧が祠を立てたそうだ。そして後の昭和後期になって「いつくしま弁天宮」となり、三木元首相の揮毫で「龍神の岩」の碑が添えられたそうだ。思ったよりも新しいのね。

祠には橋が架かってて、こんな天気でも不安なく渡れた。
傘は差さない方がよさそうなので、軽く濡れながら渡って拝んで、飛び交うウミネコを眺めた。

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そして波で真っ白の南側の浜を見、岩ゴツゴツの北側の海岸も見た。ら、なんか南側の先の岩に標柱の立った展望所が見えた。
ので、ちょっとそっちにも行ってみようと、橋を戻って道道を少し北に歩いてみた。(靴買ってなかったら歩かなかっただろうな。買ってよかった)

道沿いに階段が出てて、それを下ると標柱には「寝熊の岩」とあった。ここにある岩が其れってわけではなく、これはただの揮毫された寝熊の岩を示すだけの岩のようだ。どの岩だ?と一瞬思ったけど、足元にちゃんと写真の説明ボードがあったので海を見てすぐわかった。

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ああ、ああ、なるほど、寝てる熊ね。見える見える。
っていうか、顔面に波受けまくっててちょっと不憫w どんなに強い波を打ち続けてもずっと熊の姿というのが凄いなぁと感心した。

そしてここの北側にももう一つ写真説明ボードが足元にあって、そっちはもう写真も文字も剥げてて何が何だかわかんなかったけど、先の海岸を見ると、もう一つ先の突き出た岩場にも標柱が立っているのが
見えた。(あとウミネコもたくさん見えた)ので、カメラのズームで見てみたら「人面岩」と書かれてた。
あー、あのしめ縄巻いた岩のことだなとすぐわかった。なるほど人の顔に見える。

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近くで見ようとまた少し道道を歩いてみた。ら、その突き出た岩は穴があいて潮が通ってるのか見えた。
なーんとなくだけど、この穴のとこが折り曲げた足の膝を立てて顔からつながって寝転がっているような岩に見えなくもないなぁ、、とか思ったけど、「人面岩」と面だけで名前にしてるくらいだから、それは蛇足かな。

裏から見たらどうかとその先にも歩いてみたけど、裏からは角度的に全然見えなかった。
そしてさらに北の海岸は石ゴロゴロの浜で、奇石の海岸はこの一角だけだった。
けど、こんなにいろいろ楽しめるとは思ってなかった。寄ってよかった。

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タグ:景:岩 景:海 観:宮 観:橋 観:石 動:鳥