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後藤商店

ファイル 3665-1.jpg益田市安富町の9号沿いにある自販機コーナー店。

ここはそういえば前から9号を通るたびに気になってはいたし、テレビの特集番組(ドキュメント72時間/NHK)でも見てああ!あそこだ!とピンと来て今度行こう!と思ってたけど、今回初めて寄れた。
結局ここまで夕食食べずに来ちゃって、あーもうこの先の区間はコンビニもあるかどうか、、なんて思ってたので、まさにオアシス。速度出てたから少し通過しちゃったけど、駐車帯は少し長めで、隣りにも自販機コーナーが並んでて、その先で駐車。歩いて戻ってきた。

おお、最近流行りのレトロ自販機。しっかり店内になってると怖くて入りづらいけど、オープンなのが気軽でいいね。
キャッチ―なその代表機種のうどんの自販機三台にラーメンの自販機もあった。
それぞれの自販機に二種のメニューがあって少し迷ったけど、看板にあった肉うどんにしてみた。

調理中の時間の数字を見つめてすぐ完成。取り出し口から出す所を写真撮ろうと思ってたら容器熱くてブレちゃった。

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四方にベンチで囲まれた大きめのテーブルの中央でいただきまーす。
そういえばここ、停まってる車は多く、見てるとみんな車の中でテレビ見たりしながら食べてた。まぁ、テーブル混んでて地元のコミュニティの濃い所になってても困るけどね。

で、うどんは思った以上に美味しかった。だしの味良く甘めながら柚子でキリッと閉まってて飲みほしたい汁。うどんもしっかりしてて悪くなく下手なチェーンより全然満足。
食べ終わったら、残り汁と割りばしと容器とそれぞれ別のバケツが用意されてて片付けも分かりやすくて気分いい。

やや軽めなのでラーメンもおかわりしちゃおうかなーと思ってたら賑やかな家族連れがやって来たのでおかわりやめてすごすご退散。

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いちおう隣りの自販機コーナーも見てみた。
暗い中で看板見たら「ごとう」と読めたので、こっちも一緒の店なのかと思った。(けど、それは「ぶどう」と書かれてたらしい以前は裏が農園だったのかな?こちらはこちらで別の人気店「オアシス」という店だったようだ)

こちらにはオリジナルキーホルダーの自販機もあって、うわー買ってこうかなーと迷った。。けど、よく見たら「花ヶ瀬 肉そば」とあってうどんじゃなかったし、600円だし、花ヶ瀬って別の店のやつかな?と思えてヤメといた。(花ヶ瀬はここの地区名でバス停の名になってるそうだ)あとは飲みものだけ買って車に戻った。

この日の日誌

タグ:餐:麺 観:装 楽:懐

宍道湖SA

ファイル 3664-1.jpg松江市玉湯町湯町の山陰道にあるサービスエリア。

この区間は有料を通ることは滅多に無く、おそらく初めて。あ、そっか下の9号は宍道湖沿いで流れていれば景色いい区間だったんだよなぁ、、と思い、その分、サービスエリアとかで宍道湖を眺められないかなーと思って寄ってみた。(ホントはトイレがメイン)

サービスエリアとは名ばかりで駐車場は広めだけど、店はパーキングエリア並みの小さめの建物だった。まぁよくあるけどね。
それでもちゃんと食堂はあり、出雲のそばとかシジミ汁とか食べられたみたいだけどもう夕方前には閉まってた。。道の駅かよ。(腹減ってないからやってても食べないけどね)

さて、メインは芝生の公園のようになっててその先に東屋のある展望広場があった。どれどれと歩いてみたけど、思ったほど宍道湖は距離あって間の森で広く見渡せずちょっとイマイチ。

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でも西日眩しく対岸の島根半島の山もよく見えたのでこれはこれでまぁいいかな。
純粋な展望休憩で、点景もコメント少なめで軽くあげられるだろうとほくそ笑んで車に戻った。

この日の日誌

タグ:楽:眺 景:湖 景:山 観:P

らーめん満洲味

米子市西福原にあるラーメン店。

僕はこの鳥取の牛骨ラーメンが好きで近年では鳥取を通るたびに店探して寄ってるんだけど、初めて食べて感激したのが大栄町由良の香味徳だったので、ついついそっちの倉吉方面で毎回店を探してしまっていた。
けど、調べると発祥はこっち米子だそうで、こっちにも人気店があり、そもそもの発祥の店というのがこの「満洲味」なのだそうだ。というのはネットで見てて、いつかは米子で、、と前々から思ってはいたけど、やっぱり東から来ると手前の倉吉で探しちゃってた。
で、今回は、倉吉にまわらずに琴浦あたりで、、と思ってたけど時間が合わず、調べたらどうやら米子のこの店は午後休みがなさそうなので、いやホントかな?発祥の店なのに?ネットの情報はアテにならないこと多いからなぁ、、と疑いながらも来てみた。

道は431号から曲がるトコからPの案内が出てて、その先も大きなスーパーの駐車場の端の部分が専用でコーンが立ってて分かりやすくすんなり停められた。
けど、ラーメン屋そのものが見当たらず、あれ?スーパーの中なのかな?と一瞬思ったけど、いやまてよ、まさかこの駐車場の後ろの家か?と、前の道に出て表にまわってみたら、玄関口にさりげなくラーメン柄の暖簾が掛かっててそうらしかった。。


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っ訝しみつつもおそるおそるドア開けて入ってみたら、中はスナック風ではあるけどちゃんとした店で、芸能人のサインも並んで貼られてたりした。いやー発祥の老舗というイメージからは想像つかなかった構えの店で驚いた。

てわけで無事入店。カウンター席に着いて一応メニュー見つつも、普通にラーメン、、いや1.5玉の大にしてみた(3玉の特大まであった)

ってわけで源流の米子の牛骨ラー、同じベクトルであってくれと願いつつ食べてみた。

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ら、食べ始め意外と思ったよりあっさり目というか薄味でおや?と思ったけど、すぐに牛骨の風味広がってしっかり「牛」、牛乳以上に牛かも、牛タン屋のテールスープよりも牛かも、ってくらいの牛風味で「そうそう、牛って甘いよね」と思える甘味がありつつしっかりラーメンだった。さすがだ。

やっぱ好きだわ鳥取牛骨ラーメン。米子の店も間違いないとわかったのでまた探索範囲が広がった。っていうか午後休みないならまたここ来れそうだなと、いい店を知れてうれしかった。

この日の日誌

タグ:餐:ら

道の駅 ようか但馬蔵

ファイル 3662-1.jpg養父市八鹿町高柳の9号沿いにある道の駅。

前はよくここで寝てて行きの常宿に近い感じだった道の駅。そっか、一日目が早朝に出発できれば二日目はここからのスタートだったのか。気合いの入り方が衰えたなぁ、、とがっかりしつつ、そんな昔の影を見つつ今はリラックスして楽しめてるんだからOK。そのおかげで以前は店が閉まってる時間にしか来れなかった所にこうして寄れるんだからね。
ひょっとしたら点景は初かも?なんて思ってたけど二回目だった。。忘れるのもアリだよね。(そういう箇所も増えてきた)

元々はトイレ休憩のつもりで来たし、まだお腹もすいてなかったんだけど、まぁせっかくだからなんかいいチョイ食いでもないかなーと思って店を見たらレストランの隣りにスナックコーナーがあった。
最初に気をひいたのは「麻倉山椒と八鹿豚のローストバーガー」
いや、ちょっと重いかなぁ、、また満腹に逆戻りはちょっとキツイなぁ、、と思って少し軽めに「八鹿豚ソーセージ」にしてみた。

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外のベンチで食べた。うんおいしい。見た目通りではあるけどパキっといい歯ごたえで、粗挽きの肉と脂の旨味バッチリ。
目の前の足湯コーナーでくつろぐ人を見ながらペロリと食べちゃった。
っていうか、こんな暑いくらいの日でも足湯を楽しむ人いるもんだねぇ。。と、なんか暑く感じて、他の周りの人の食べるソフトが恋しくなった。

ここはケチらずソフトもいっちゃうか!とまたスナックコーナーに戻って「麻倉山椒ソフトクリーム」購入。

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これはかなり山椒の風味強く、そういえば自分はそんなに山椒の風味は好きではなく鰻でもかけない方なので失敗したかなと一瞬思ったけど、食べてたら慣れて来て爽やかないい感じ、意外とソフトに合うもんだ。チョコフレークの粒も交じってて面白いソフトっだった。へええ。
(と、感心してたけど、実は前回の点景の七年前にも食べてた。。毎回楽しめるなら忘れるのもアリだよねw)


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:肉 餐:冷 道の駅

才の神の藤

ファイル 3661-1.jpg福知山市大江町南有路にある京都府指定天然記念物の藤。

この時季はちょうど藤の咲く季節かなと思ってたので見かけた案内に沿って来てみた。
山間の谷の奧で道沿いに藤棚を通過して、抜けた先が駐車場になってた。駐車場はわりと手前に停められるくらいの余裕で、平日とはいえGW中にありがたいくらいの程よい人出だった。

まず、ちょっと立派な神殿風のトイレに入ってから藤棚に歩いた。

藤は花より葉の方が旺盛な感じで、少し時季遅かったのかな?ってくらいだったけど、日差し暑いような好天だったので、日陰になるくらいの葉の茂みはありがたく、藤の香りを楽しみながら藤棚に入ると涼しくて爽やかだった。

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そして奥には小さな神社の祠があって、石が祀られてた。まずは参拝。
御祭神は八衢比古神と八衢比売神(道を守る神)と猿田彦命(道案内の神)。ドライブ中にこそ拝みたい神様だね。

その横に案内板があった。
才の神の藤は、以前は樹齢2000年を超えるケヤキの大木にからまって広く開いた枝が天然の藤棚になっていたそうだ。(藤の推定樹齢は1200年だそうで、この1200と2000を間違えてるサイトが多いみたい)
でも幾度かの落雷に寄ってケヤキの枝は折れ、根元は空洞化し、幹の一部がかろうじて支えている状態になってしまっていたので、鉄骨の藤棚を整備したとのこと。
年評もあって、昭和9年には国の天然記念物に指定されたけど、31年には解除。。あらら。この間にケヤキがくずれたのかな。51年に鉄骨藤棚設置。で、58年に府の天然記念物に指定。だそうだ。
昔の姿はどんなんだったんだろうか、ケヤキの大木にからまった天然の藤棚って見てみたかったなぁ。
ちなみに、この藤は一般的に藤棚にするフジ(ノダフジ)とは違って、高い木などに絡む天然のヤマフジなので、花の房も短めだけど藤棚になってるのはとても珍しいのだそうだ。ほうほう。

案内板の裏にまわって川原の方に下って藤棚を裏から見上げるように見てみた。
ああなるほど、あの何本も集まってる藤の中心にかつてはケヤキの大木が立ち、このー木なんの木気になる木~みたいな感じでもっと立体的に藤がからんだ一大スポットだったんだろうなぁーと勝手に夢想した。

その根の所にも石が祀られてた。川は細い用水路みたいだったけど、水はキレイで日陰で爽やかだった。

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そしてこちらの一段低い側の先あたりが一番藤の花が濃くていい感じ。他の見てる人もこっち側で何枚も写真撮ってた。

やっぱり垂れる飛沫のように重なった藤がいい感じ。そういえば実の莢も大きなのがぶら下がってた。樹齢1200年もの歳を重ねてもまだまだ旺盛ですごいね。

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ゆっくり何周か藤棚をまわって楽しんで駐車場に戻った。

ここって店は車両販売のピザ屋だけで、自販機もなく、お金つかうトコが無かったので、最初は無視してた「藤保存美化協力金」に帰りはコイン投入。楽しめたトコだからね。(ピザはピース売りはなくホールのみなのでパスだった)

そういえば神殿トイレの背後には普通に高い木に絡んだ藤が見えた。そう、普通は天然のヤマフジはあんな感じなんだよね。
そんなの見上げてたのは自分だけだった。。
あ、ちなみに神殿トイレは年表によると平成8年に造られて公園広場としたそうだ。


この日の日誌

タグ:植:花 植:樹 植:実 観:園 観:宮 観:然

美浜食道

ファイル 3660-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

三度目の来店で点景も三度目。
朝早くからやってる上に地元の料理もメニューにあるという有り難いお店。
今日は入口の自動っぽいガラス扉が開かなかったので、アレまさかやってない?と手であけて「食事できますか?」と入ってみたら「どうぞどうぞ」だったので安心して席に着いた。

ファイル 3660-2.jpgほかに客はいなかったので、停めた車の前の窓のボックス席に着いてメニューを見た。
そういえば前に次来た時はとねらってた「へしこスパゲティー」はマジック引かれて欠番になってた。。
ならばと、へしこおにぎりと三方五湖のシジミ汁と名物の梅干し、旬野菜の天ぷらの「地元定食」をたのんでみた。ら、「すみません、いまシジミ汁が普通の味噌汁になってしまいますがよろしいですか」とのことで、、じゃあ「焼うどんとへしこおにぎりセット」にしようかな、、とおもったけど、なんか弱いなと思えて単品で「へしこおにぎり」と「ソースカツ丼」!とかたのんじゃった。

で、まずは先におにぎりから出てきた。以外としっかり混ぜ合わせてにぎったおにぎりだった。

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お、これはうまい。しっかり濃いくらいの塩気で味出ててしっかり発酵食品の風味あってダイナミックに「へしこ」が味わえるいいメニュ-。前に食べた「へしこ茶漬け」よりもへしこ感強いんじゃないかな。おいしくぺろりと食べちゃった。全然メインとして弱くないので焼うどんセットでも地元定食でもよかったかもと思えた。

そしてサイドメニューのソースカツ丼。

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あ、いやいや、これもおいしい福井のソースカツ丼。赤ワインの洋風感のあるソースでしっかり福井味でカツもうまかった。ナイス。

やっぱ腹ペコで来たとはいえ、昨日はうどんと蕎麦であっさり過ぎたとはいえ、さすがに朝にしてはボリュームあって満腹満腹。いい気分で店を出た。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飯 餐:魚 餐:揚 食:丼