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第一旭 綾部店

ファイル 2508-1.jpg綾部市宮代町土代の県道沿いにあるラーメン店。
チェーン店で本店でもないけど、このあたりでしか見かけない店なので点景にしておこう。

第一旭はやっぱり京都駅近くの「たかばし本家 第一旭」からの暖簾分けみたいな感じなのかな?
そっちの本家は行ったことがあって点景にもしてたけど、如何せんもう8年も前なのでどんな味だったか憶えてないなぁ。。

ファイル 2508-2.jpgまぁ遠出の旅行っぽく名物や面白いものを食べるのもいいけど、気負いなく普通に近所と変わらないような食事で済ますっていうのもフラフラ適当なドライブならではだよね。

カウンター席についてメニューを見た。
「秘伝の特製醤油スペシャル」というのが基本のラーメンかな、、
それの並にした。

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背脂浮いてるけど醤油の味がしっかりしてて食べやすいラーメン。来来や魁力のように唐辛子は入ってないので安心して食べられた。
チャーシューのバラ肉もおいしかったから肉の多い「デラックス」でもよかったかも。

  
ちなみに本家の京都の第一旭の点景 

タグ:餐:ら

松原神社

敦賀市松原町にある神社。

来てみたら神社には駐車場がない袋小路でちょこっとバックして転回。
すく後ろにある「武田耕雲斎等の墓」の方に停めてそっちを先に歩いた。

ファイル 2507-1.jpg武田耕雲斎は幕末の水戸藩で尊王攘夷で立ち上がった「天狗党」が攘夷の魁となるべく京の慶喜に嘆願するために軍を率いて登って来た時に首領を担っていた人物。

幕末と言えば薩長が主役な流れだけど本来は水戸こそ主役張るべき藩だった筈で、序盤飛ばしてたけど内部の分裂ですっかり脇役以下になってしまって、、と歴史素人ながら残念に思っていた。
さてそんな内部分裂ではじき出された天狗党が京を目指して進軍して、辿り着くことなく途中で幕府に捕縛されて処刑されたのがこの敦賀。
この墓の裏の寺で352名が斬首されたそうだ。

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まぁ、そんな場所なので興味あって来てみたもののあまりいい感じのするところではなく、、武田耕雲斎の立派な立像も立ってはいたけど、なんというか戸惑った。

ファイル 2507-3.jpgそして神社。
折り返して松原神社に歩いた。

この松原神社は処刑された人を含む411柱の天狗党党士を祀った神社だそうな。
境内はまるで気比の松原の一部かと思うような松林。(明治時代頃はここまで松原だったそうだ)
西日の木漏れ日で明るく雰囲気いい神社だった。

そしてお参り。ん?手前のが拝殿?その裏の本殿前の門に賽銭箱があった。

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そして松林の隅にあった倉庫のような建物が「ニシン蔵」
捕縛された天狗党が処刑されるまでの冬の間に幕府に監禁されていた十六棟の蔵のうちの一つで、この境内に移築された実物だそうだけど、キレイに整ってるからほぼ復元改築に近い修繕をされたのだろう。
実際は寒くて臭くて劣悪なボロ蔵で一棟に50~60人、ろくな食料も衣服も与えられずにつめこまれたそうだ。
現在は「水戸烈士記念館」ということだけど錠がかかって閉まってた。
ガラス越しに覗くと簡単な資料展示と俳句の札が並んでいた。

ドライブで茨城を廻ることは多く、その筑波山で挙兵した天狗党には一時期興味持って調べたりしたけど、やっぱり略奪の暴徒の悪印象に始まり、反対派(諸生党)との内乱で血みどろの逆襲合戦、そんな経歴の中で唯一規律が保たれて立派だった武田耕雲斎が指揮した武装上洛は、失敗して半数が斬首半数が遠島という結果。
暴徒の過激派という印象も強いから肩入れする気はないけれど、暴発せずに捕縛され処刑というこの結果には武士としての矜持を感じた。そしてそんな最後の地に来てみたわけだけど、やっぱりあまりいい気分の所ではないよね。

ファイル 2507-5.jpgさて、少々気持ち沈みつつ出発。
あとはせっかくだからとすぐ近くの「気比の松原」に向かってみた。
車で松林を通り抜けるだけのつもりだったけど広い駐車場があるみたいなので休憩した。
(ここは別項目にするべきかと思ってたけどあまり内容無い軽い寄道なので一緒にしちゃった)

少し松林を歩いてみようかと車を下りたけど、松林の案内図みても石碑が数ヶ所あるだけで何もないっぽかった。
取り敢えず林の道を歩いてみたけど、その先に何があるわけではないので面白味もなく、横に折れて海に出てみた。

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松林のすぐ前が海だった。
敦賀湾の一番奥でちょっと湖のような感じもする浜辺の景色。波の断面の水はキレイに見えた。
軽くひとまわりして車に戻った。

ちなみにこの気比の松原は昔は氣比神社の神苑だったらしい。ってことは氣比神社までずっと続いてたのか。もっともっと深い松林だったんだなぁ。

タグ:観:史 観:宮 観:建 景:森 景:海

洲崎の高燈篭

ファイル 2506-1.jpg敦賀市川崎町にある石の高燈籠。
氣比神社にあった市内の案内図で見て気になって来てみた所。
別に灯籠に興味があるわけでも景観がよさそうなわけでもなく、ただ単に好きな声優さんの名字が「洲崎」だから気になって来てみたってだけ。
日程や時間に余裕あるとそういうどうでもいいトコも寄ってみようって気になるからいいよね。(余裕なくてもどうでもいいトコ寄ってるかもw)

でも来てみたらホテルの前で、一瞬ホテル入口の飾りか何かかとも思ったけど、案内板も見かけてこれだろと思って向かいに車を路駐した。

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この灯篭は江戸時代に海運業を営んでた庄山氏が私設で享和2年(1802)にたてたものだそうで、毎夜火を灯して敦賀湾での船の目印になってたそうでつまり施設の灯台だね。
そういえばここ来る手前に「敦賀城跡」ってあったけど、ここは城じゃなかったのかな?(敦賀城は江戸時代初期に廃城になって役所が置かれたそうだけど、元々海辺は城外だったようだ)

ファイル 2506-3.jpgうまく点灯部に西日がささないかな、、と角度を探ってみたけど、ちょっと無理でした。もうちょい夕方だったらよかったかな。

そしてこの場所は今でもそう大きくは変わらず敦賀港の前。
水産市場の向かいで漁船も並んでいたし、湾への口の港大橋もよく見えた。

タグ:観:灯 観:橋

氣比神社

ファイル 2505-1.jpg敦賀市曙町の8号沿いにある神社。
越前国の一宮にして北陸道総鎮守だそうだ。

敦賀の町の駅から続く大通りの商店街の先にある大きな神社で、前に敦賀の町を歩いた時にも気になってたし、敦賀の調べものしてても寄ってみたいと思ってた。
いつもなら敦賀は夕暮れ時くらいが多くて通過が多いので、ちょっと早くて余裕ある今日は、やっと寄れた。

まず国道に面した正面にある大鳥居は日本三大鳥居の一つで国重文。
古くは弘仁元年(810)からあって幾度も災害で倒壊して、現在あるのは正保2年(1645)のもの。大戦の空襲で社殿が焼けた時もこの鳥居だけは残ったそうだ。明治時代には国宝だったそうだけど、今は国重文なのはなぜでしょう?

境内を進むと社殿の前には松の木があった。「旗掲松」というそうで、南北朝騒乱最中の延元元年(1336)に宮司が後醍醐天皇を奉じた旗を掲げた松、の、根から生えた二代目だそうだ。

社殿の前にある筈の中鳥居は去年の台風の被害で修繕中とかで影も形もなく、「ご奉賛のお願い」とあって費用を募っていた。。立派な神社で逆にお願いされるというのもくすぐったいものだ。

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参拝。
御祭神は伊奢沙別命(気比大神)だそうだ。
人はまばらだったけど、なぜかスマホ見てた若い女の子がチラホラいたのは何かのスポットだったのかな?

そして参拝後は裏に回ってみた。
少々荒れた感ある裏庭には「御即位大典記念神苑」とあって絵馬殿と池があった(神水苑というらしい)
石柱には大正四年とあったから大正天皇の即位後に整備された神苑なのかな。令和の天皇即位前に大正の天皇即位を祝った場所を歩くというのも面白いかな。

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池は雰囲気いいんだけど、やたらと水位の浅い池に背中が飛び出すくらいの大きな黒いコイがうじゃうじゃ泳いでて異様だったw
水面には落ちた葉などが浮いていたけど、奥の方の水は妙に綺麗でイモリが泳いていたりもした。
池は表の方まで廻って続いてて沿って歩いて表に戻ってきた。

後はなぜか天然記念物だというオーストラリア原産のユーカリの木があったり、敦賀に立ち寄りここでも詩を詠んだ松尾芭蕉の像と歌碑があるくらいだった。

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あれ?おかしいな?ここって前に調べてた水戸天狗党の関係の物があるもんだと思って来てみたんだけど、、無かった。
スマホで調べてみたら別の神社だった、、わぁ勘違い。まぁいいか。いい散歩になったし。時間は余裕だ。そっちもいってみよう。

タグ:観:宮 観:建 観:重 観:池 観:像 観:然 動:魚 動:虫 植:樹

鉾島園地

ファイル 2504-1.jpg福井市南菅生町の305号沿いにある岩の小島の景勝地。

駐車場があったので景色眺めて休憩しようかと思わず寄ってみたら、鳥居の先にちゃんと歩道と橋が続いててその岩の島に渡れるようになっていた。

その「鉾島」は説明板をみると、周囲80m高さ50mほどの柱状節理の岩の島。
昔、地元の漁師が海から拾い上げた不動明王を頂上の祠に安置し信仰され続けてるそうだ。
そかそかそれで鳥居があるのね。 ん? 不動明王で鳥居? まぁいいかw
その鳥居には「鉾島神社」とあった。(もともとあった神社の祠に不動明王を安置したってことね)

鳥居をくぐって歩道を下り、コンクリの橋を渡った。
波は荒く橋のトコまで飛沫を上げて寄せて来てて、少々圧倒されたけど、道はしっかりしてて波が届くこともなく悠々と歩け渡れた。

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そして島の元からまじかに見上げた柱状節理の岩はすらっと真っ直ぐ切り立ってて迫力あり、根元の方の下の岩は波に洗われたりするのか細かく重なった層のようになってて面白かった。

道はここらの島の入り口までかと思ってたけどそうではなくて、折り返して急勾配の段で上に登れる道になっていた。おお。なんか伊江島の城山を思い出すようだ。
横の波が舞い上げる波の花や、岩礁にぶち当たる波をを見下ろしつつグングンと段を登った。

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道はしっかりコンクリで固まってちゃんとしてたので不安はなく上まで登り切った。
そして上の奥に四角く飾り気のない形の灰色の祠が立っていた。
取り敢えずはお参り。
祠の中には不動明王の像、、、ではなく穏やかな表情の菩薩像が見えた。。んーまぁ昔のものが残ってるわけもないしいいのかな。。神仏ごっちゃだし。

そして眺望。東の海岸が広く見えた。

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海岸線の先にあるのが亀島かな。手前に見えるこの鉾島の子供のような低い節理の島もよく見え、その尻に打ち寄せる波が荒々しく飛沫を上げていた。

北から西にかけては木々と祠で隠れてたけど、北の一部だけ祠の脇から覗けた。
西方向は下りの道からの方がよく見えた。
西は鮎川園地というキャンプ場で、高さのない岩の岬がのびていた。同じ園地でも寄道なら断然こっちだなー(と思ったけど、あっちから見たこの鉾島もカッコよかったらしい)

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下りの方が高さを感じるね。やたらでかい松ぼっくりや目の前の葉の実などを見つつゆっくり下った。

なかなかいい景色で面白い岩山に登れて楽しかった。
朝の土砂降りや山での降雪からは思いもよらないような寄道ができて嬉しかった。

タグ:景:岩 景:島 景:海 景:浜 楽:眺 楽:登 観:地 観:宮 観:像 観:園 植:実

道の駅 白山文化の里長滝

ファイル 2503-1.jpg郡上市白鳥町長滝の156号(158号重複)沿いにある道の駅。

以前は「道の駅 白鳥」だったけど、改装と新たに併設された「清流長良川あゆパーク」のオープンで名称も変更。
前の白鳥の時は何度か寄ってるし点景にもしてるけど、変わってからは初なので思わず寄ってみた。

駐車場も以前より広くなって悠々駐車。
建物も横長型の新しいものに変わって以前の面影は隣の(行ったことない)文化博物館くらいだった。

さて、長くなって別れた直売店と食堂の建物の他に奥の方に「あじわいパーク 長良川の鮎」という建物があったので行ってみたら、入り口脇に「長良川に生息する生き物水族館」との幕で水槽が並んでた。おお!
覗くとアユなどの魚がそれぞれの水槽に沢山泳いでいた。
アユにアマゴにイワナにニジマス(外来との記載もちゃんとあった)そしてニジマスとアマゴのアイノコみたいなマスとかが並んでた。(長良川に生息する生き物という割にはおいしそうな魚だけだな、、とか思ったけどw)

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その建物を覗くと中は倉庫みたいな感じで炭焼きコーナーになってた。その先の池で釣った魚をここで串焼きにして食べれるようになってるらしい。なるほど、いいね。
でもせっかくなら前を流れる長良川で釣りしたいよなぁ、、なんて思いながら川原にも出て川を眺めてみた。

さてさて昼前になっちゃったけど食事食事と店に入った。
ら、
食堂の入り口で「新メニュー試食会 100食限定無料」とかで「小鮎の唐揚げ丼」を配っていた。マジか。
ていうか小鮎なんて今時季しか獲れなさそうなのにメニューになるのか?とか年魚だから大きくなってから獲らないと勿体ないとか余計なこと考えつつも素直に頂いた。

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おお、小さくてもしっかり鮎の味。
そして食べやすく試食の小鉢ながら三匹ものってて贅沢。おいしかった。

そして本当は食堂では「鮎釜めし」を食べようと思ってたんだけど、鮎食べちゃたから軽く蕎麦でいいや、、と季節限定の「さくらそば」をたのんでみた。

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これは思ったよりも桜の風味強くモロに桜だった。
たいていこういった季節ものを混ぜたそばって、ややうどんぽいっていうかもちーっとして蕎麦っぽさがなかったりするけど、ここのはちゃんとそばでもあって啜りやすかった。
いや、でも、まずちゃんと普通の蕎麦を食べるべきだったかな、、と少々後悔した。

さて、食堂の棟の反対側の奥には長良川の紹介コーナーがあって、ここにも水槽が並んでた。
こっちの方が常設って感じかな、室内だしガラス面の映り込みも少ないから落ち着いて見れるじゃん。
泳いでる魚もアユ(ちょうど食べたばかりのような大きさの、、)やアマゴ、イワナの他にオイカワやハヤ、モツゴ、ヨシノボリといった普通の魚もいて好感持てた。
(奥でシアター上映もしてたらしい、魚ばかり見てて気づかず、写真見て気づいた、、)

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なんか魚が好きな者にとっては充実し過ぎの道の駅。いいねー。
いやーここ、休憩で寄ってもいいな。またこよ。

そしてついつい最後には蛇足のように屋台で売ってた「明宝ハム醤油フランク」を買っちゃった。

そぐに出発してこれは走りながら食べた。
密度濃く歯応えあっておいしいフランク。その歯応えがいいんだけどコレ口の中の歯応えと一緒くらいで気付かずに一緒に口の中を嚙んじゃったりするので要注意。いたたたた。

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ちなみに改装中の前回の点景 

タグ:餐:麺 餐:魚 食:丼 動:魚 景:川 餐:肉 楽<困 道の駅