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栄養軒

ファイル 2523-1.jpg宮崎市江平西の宮崎神宮前の県道沿いにあるラーメン店。

ここは十年前(09/9/22)に来て以来の二度目の立ち寄り。
おいしかったから是非また来たいとずっと思ってた。
けどやっぱ九州でラーメンと言ったら博多や久留米や熊本が有名だし(僕は熊本が一番好き)宮崎と言えば「チキン南蛮」とか「肉巻きおにぎり」とか食べてみたかったものが他にもあって、、
っていうか、そもそも宮崎市街に来たのがその十年前以来なので、むしろ完全なリピート率ではある。

駐車場は店頭の貼紙で道の向かいにあるのがすぐにわかり楽に停められた。(けど、店の前に停めてもよかったね、、)
鳥居を見上げつつ県道を渡って店に入った。

ファイル 2523-2.jpg半端な時間だからか店内はすいてて、悠々とカウンター席に着席。
普通にラーメンを注文。メニューには「メンデラ」とか「肉デラ」とかあってデラって何だろうかと気になったけど、まぁデラックスのデラで大盛のことかな、、と理解できた。(デラべっぴんのデラだよねw)

そして待ってたら先に蓋をしたアルマイトカップが差し出された。
何かなーと蓋あけて覗いたら擂ったニンニクだった。

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んーやっぱおいしい。
あっさりして甘みある豚骨だけど、ラードっぽさがイイ味でとてもいい。チャーシューもいい食感の肉で、これなら肉デラでもいいなぁと思えた。
麺は縮れてないものの九州らしくは無い印象のモチモチ麺でおいしく啜れた。
後半はニンニク投入して変化つけて楽しめた。
実は定食食べてからまだ二時間も経ってなくて、そんなに腹減ってなかったんだけど汁まで完食。満足満足。

宮崎ではここでしかラーメン食べてないけど、他の店もこういうラーメンなのかな?次回は別の店にも行ってみようかとも思うけど、やっぱりここに来そうだな。(っていうか次に宮崎に来れるのはいつだろうね)

タグ:餐:ら

鶴松館

ファイル 2522-1.jpg宮崎市佐土原町上田島にある佐土原城跡の歴史資料館。

手前で「城の駅」っていう案内を見かけて、なんでもかんでも「駅」をつけるトコ多いけど「城の駅」というのは初めて見かけたので、気になって来てみたんだけど続きの案内がどこにもなくて、取り敢えず城跡に来てみたらいいかなと思って来てみたのがこの佐土原城跡。

なんか建物があって門が開いてたので4時半だけどまだやってるのかな?と思い傘さして歩いた。

したら、
ちょうど4時半で終わりだったようだ。けど、門のところで手招きされたのでギリギリ入れてくれるのかな?と思って入ってみた。
その管理人さんに「スタンプですよね」
と云われ、城のスタンプ集めてる人だと思われたらしかった。。
スタンプブック持ってないし、素直にちょっと気まぐれで寄ってみただけだと言ったら、ここのパンフをくれた。

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佐土原城は古くからある山城だったんだけど、江戸時代に山の上の城郭を破棄して麓の此処に館を建てて城とし、佐土原藩庁としてたそうだ。
で、ここにある「鶴松館」はその二の丸御殿(山上部の本丸は破棄してるから実質は本丸御殿)を木造復元したものだそうで、入館無料の歴史資料館。
うわー30分早く来たかったなぁ。。と、軽く後悔。

管理人さんに話を聞いてたら後からも人が来て、また「スタンプですか?」と聞いてたけど、その人もスタンプではなく、「大きなイノシシがうろついてますよ」と知らせに来てくれた人だった。

門を出てみると、少し離れてはいるけどよく見えるくらいの駐車場の外で、おとなしく草をまさぐってまわってるイノシシがいた。

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管理人さんの話ではよく現れるらしく、門の中にも入って来たりするので警察や市に対応を求めているんだけど、警察では人的被害が出ないとまったく相手にされず、市からはイノシシが嫌う臭いの薬剤を渡されただけだそうで「何かあってからじゃ遅いのになぁ」と嘆いていた。

さてところでそういえば「城の駅ってどこにあるんですか」と聞いてみたら前の道の向かいだと言われた。ああやっぱりこっちであってた。

ファイル 2522-4.jpgってわけで車でちょこっと移動。
(っていうか、この佐土原城跡歴史資料館の駐車場内にあればよかったのに。。こんな広い駐車場がいっぱいになる事は無いだろうし観光的にもわかりやすいし)

「城の駅」はまぁぶっちゃけ普通の産直店。外見も店内も普通。
少しだけ佐土原城の紹介や鎧兜が飾ってあったりはするものの、別に城好きが集まる要素とか、城っぽいグッズや商品とかは無かった。まぁそんなもんかとは思ったけどね。
「城の駅限定しょうがソフト」というのを見かけて食べようかと思ったら、生姜ジュレ完売でしばらく販売中止だとか、、11月から再販予定って、、季節無視かい。

って感じで気まぐれながら空振りの寄道ではあったけど、イノシシ見れたからいいかな。

タグ:観:城 観:建 楽<残 動:獣

道の駅 つの

ファイル 2521-1.jpg都農町川北の10号沿いにある道の駅。

4年前に友達のくにさんに案内されながら九州をまわった時にも寄った道の駅。
そのときは朝のトイレ休憩だけだったので点景にはしてなかったかな。
今回は手前の道の駅で食事出来なかったからここならどうかと寄ってみた。

ファイル 2521-2.jpg店の前には都農神社の「イシモチシンジ」の石が置かれてた。
この「石持ち神事」というのはこの石を持って都農神社へ行き、願を掛けて納めお参り作法だそうだ。
日向国一之宮都農神社、、行ってみようかなとも思ったけど、雨降ってたからヤメた。

店に入ると、ここはバッチリ、食堂コーナーにはうどんと定食の店と海鮮系丼の店の二つがあって券売機のメニューに売切れは無く営業中だった。

ファイル 2521-3.jpgやったここで食事だ!とは思ったもののどれ食べようか目移りして迷いまくった。
もう今日はうどんは無いけどやっぱり宮崎だからチキン南蛮も食べたいし(ここはシイタケ南蛮がウリだったらしい、知ってたらそれにしたかも)
まだ今回のドライブで海鮮系は食べてないからそっちも惹かれた。海近いし。(こっちの店はウニがうりだったらしい。宮崎でウニってイメージじゃなかったけどここらは獲れるそうだ)

で、やっぱり海鮮系の方にしてウニとかイクラとかある中で「漬け定食」にしてみた。こういうのがおいしい店はいい店だよね。

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思った通りばっちりおいしかった。
漬けの特製甘ダレの味もよく、マグロも意外と沢山でたっぷり楽しめて、最後にトロロめしにも残った甘ダレかけておいしく食べれた。満足。
今回の連休でやっとまともなご飯を食べた気がした。(ずっと麺だったからね)

やっぱ食事おいしいと雨で下がった気分も回復するわ。
食後に調子に乗ってこの道の駅限定のトマトソフトを食べちゃった。

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ら、これは聊か蛇足だったかも。。
ちゃんとしたトマトの味で青臭さまで表現されていて「あ、僕はそんなにトマト好きな方じゃなかったんだっけ、、」と思い出させられた。
一本さしてあった「トマトひねり揚げ」はおいしかったので、それを袋で買った方が利口だった。

回復した気分がやや戻っちゃった。。
雨はまだまだ降り続いてて、この先もどう進むか考える気にもならずに取り敢えず出発した。

タグ:食:定 餐:魚 餐:冷 観:宮 道の駅

道の駅 日向

ファイル 2520-1.jpg日向市幸脇の10号沿いにある道の駅。

ずーっとまえに一度寝たことのある道の駅。
それと裏の日帰り温泉にも友達と来たこともあったけど両方とも夜で、店が開いてる時間に寄ったのは初めてかな。

やっぱりここも混んでて、停められなかったらスルーのつもりだったけどのつもりだったけど、すんなり停められてラッキー。

で、ここらで食事できたらなーと店をのぞくと、美々津産の日向名物「ちりめん丼」というのが気になって、それ食べてこーと思ったけど、売切れ。。っていうか丼物やご飯ものは全部売切れになってた。。
残念賞。

じゃあお惣菜系でもと店内見たけど特にこれと云うものは無く、気になったのはアイスボックスの「へべす」
聞いたことない柑橘系果実で日向市特産なんだそうだ。
果実自体は産直売り場にもなかったから季節があるんだろうけど、それのモナカと袋氷とあったので氷の方を買ってみた。(「すっきりさわやか初恋の味」と書かれてたけど、初恋はすっきりしてないし爽やかでもないんだけどなぁ)

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今日はそんなに気温高くはないんだけど妙に蒸しててエアコンつけて走るくらいだったので、袋氷がいいくらい。
ただ、後ろの原材料を見たら人工甘味料が入ってたのでちょっと悔しかったけど、ゆっくりしゃりしゃり袋の端から食べながら走れた。

タグ:餐:冷 道の駅

道の駅 北川はゆま

ファイル 2519-1.jpg延岡市北川町長井の10号沿いにある道の駅。

ここは3回目?4回目?割と寄ってて印象深いトコ。
混んでるだろうとは思ったけど寄ってみた。やっぱり混んでたけど意外とスンナリ停められた。

で、さすがの連休、混んでるだけあって店の前に屋台が並んでて賑わっていた。雨も降ってたのでお客も屋根下に集中してたしお祭りみたいな感じだった。

で、さっそく買って食べたのが宮崎名物の「鶏の炭火焼き」
なんか写真にするとあまり色が良くなくておいしそうに見えないけど、これがおいしい。

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テーブルで座って食べてたらちゅんちゅんちゅんとスズメの鳴き声。見ると裏の向かいの家の庇の瓦の上で雨宿りしてたスズメがずっと鳴いていた。
いやいやいや今食べてるのはスズメじゃなくてニワトリだから。気にする事は無いんだけどねw

ファイル 2519-3.jpgそれと気になったのが鰻の店。
「自然豊かな地元 北川で育ったうなぎです」だそうで、炭で鰻串を焼いてたし、200円だったしで迷わず一つ購入。
これがまたうまかった!
味も歯応えも脂も最高。しかもあの去年来て青く綺麗だった川で育った鰻だなんて。
もう一本食べようと思って振り返ったら並んで列になっちゃってた。
さっきはタイミングが良かったのか、うまそうに食べてて宣伝になっちゃったか、あー最初から2、3本買っとけばよかったー。。

そして、混み合ってた店内も入ってみた。
入口の西郷さんのキャラ像は二ケ所も立ってた。

店内で見たかったのは水槽のチョウザメ。
もうなくなっちゃったかなーと思ったけどまだあって、食堂前にちょっと地味に置かれてた。縦に変な泳ぎ方してた。

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で、買ったのは「のべおか茶」と「マンゴー生どら」
気がつけば雨やんでたので出発してから食べて飲んだ。(でもすぐに強い雨に降られた。。)

お茶は少しくせあって変わった風味だけどおいしかった。
生どらはモロにマンゴーの味でおいしかった。凍ってたので溶けるくらいゆっくり食べたかったけど、おいしくてすぐ食べちゃった。

なんか混んでた上にいろいろあって忙しない感じだったけど、色々味わえて九州での最初の寄道として幸先いいような充実した道の駅だった。


ちなみに前の点景 

タグ:餐:肉 餐:魚 食:串 餐:冷 餐:飲 観:像 動:鳥 動:魚 道の駅

九四オレンジフェリー

ファイル 2518-1.jpg四国愛媛の八幡浜港かた九州大分の臼杵港を渡るカーフェリー。
港ではこのオレンジフェリーと宇和島運輸フェリーが交互に出航しているのかな。前回前々回ともに九州から渡ってきたときは宇和島運輸フェリーだった。
その宇和島運輸の時は煙突のトコに鯉のぼりがあったと思ったけど、こっちはなかった。。

さて、船に乗って客室が混んでそうな時は甲板のイス席で海見ながら、、というのがいつものパターンなのでついつい外に出てみたわけだけど、この船には甲板の席は無かった。。

出港前の船尾から岬に囲まれた宇和海を眺めた。

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すぐ下の段の船尾までびっしりと車が停められてて驚いた。この車は自分らより後に並んだ車かな?降りる時時間かかりそうで可哀想だな。。とか思いつつ、素直に景色を楽しむ雰囲気じゃ無く客室に戻った。

ファイル 2518-3.jpgで、客室はもうどこも空きがなく、一人ででも入り込む余地もないくらい混んでいた。
今までで乗った船で一番の混みようだったかも。
エントランスでゴザを配ってたので、それを階段下に敷いて座った。
向かいの壁に映った姿は、浮浪者とまではいわないいけど侘しいものがあったw

陣取った場所の脇には「フェリーちゃんぽん」の幟と軽食メニュー看板が立ってて気になったので、落ち着いたとこで売店にいって「フェリーちゃんぽん」購入。
ゴザで食べようと思ってたけど、トレイには「軽食コーナーでお召し上がりください」とあったので軽食コーナーを見ると席が空いていたのでそこで食べた。(食べ終わってもずっと座ってる人達もいてあかないもんだと思ってたので意外だった)

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ちゃんぽんは八幡浜ちゃんぽんではなく白湯スープの普通のタイプ。この船が「おれんじ九州」だから九州のちゃんぽんなのかな?「おれんじ四国」だったら八幡浜ちゃんぽんだったのかな?(同じらしい)
せっかくの八幡浜からの船なのに、、と、ちょっと残念に思ったけど、それよりも味の方がもっと残念だった。。
「一度食べたら一生忘れられない、麺と具材の頂上対決!」とか書かれてたけど、船を下りる前に忘れたかった。。

で、一応残さずちゃんと食べて、ゴザの陣地に戻ったのが9時過ぎ。
まだ2時間の航路。
ゴザも慣れてくると周りが気にならなくなって足のばしたりしてて、しまいには幟の重石を枕にして寝ちゃったw
足踏まれたり蹴られたりすることもなく、うるさいガキもおらず、客室のザコ寝よりも快適だったかもww

タグ:観:船 景:海 楽:乗 楽<残 餐:麺

道の駅 八幡浜みなっと

ファイル 2517-1.jpg八幡浜市沖新田の八幡浜港フェリーターミナルの向かいにある道の駅。
乗れるか乗れないかわからないフェリーの待ち時間に食事でもできないかと思って傘さして歩いて来てみた。

っていうか、フェリーターミナルで食べれるかと思ってたんだけどね。食堂は8時半からで、喫茶コーナーはやってたけどピラフやスパゲテーっていう気分でもないのでヤメて出てきた。

まぁ道の駅だってこんな朝からやってるわけもないだろうけど、ここは構内に「どーも市場」という海産物市場があるようなので、ひょっとしたらと思って歩いてみた。

ファイル 2517-2.jpgら、ひょっとした。
市場の前に朝からやってる食堂があった。(7時かららしい)
ナイス!
、、、と思ったけど、朝から人気なようで並んでた。。
メニューは良さそうなのばっかでそそられた。海鮮丼じゃなくて八幡浜ちゃんぽんでいいんだよなぁ、、別の店にして客が分散してくれればなぁ。。
一人で並ぶのもつまらないし、時間に余裕がありすぎるわけではないのでやめておいた。

で、市場の方も覗いてみた。
何かちょい食いでもいいからないかなぁ、、と期待してたら、思った通りの揚物の店があり、揚げたての「じゃこ天」が買えた!
こんどこそナイス!

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んーやっぱ揚げたてはウマいなぁ~。ペロリと食べちゃった。

他にはなく、一応「どーも市場」から出て近隣の店も覗いてみたけど、魚は売ってても飲食もご当地バーガーもまだで諦めて戻った。
やっぱり軽く簡単に食べれるのは揚げ物だけなので、じゃこ天の店に戻り、じゃこ天と他にちょこっと買った。

外に出た。雨はまだパラパラ降ってて傘は手放せないけど、まだ少し早いので港前の入り江と向かいの全面ミカン畑っぽい山(権現山)を見つつ軽く歩いた。
「いやしの楽園 大島」という幟が立ってて大島行きのボートが停まる桟橋があった。フェリーに乗れなかったらこれ行ってみようかな、、とか思った。(まぁ乗れるだろうとは高くくってたけど)

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で、船ででも食べようかと思ってた揚げ物だけど、まだ少し時間あるし屋根のあるテーブルの休憩所があったので、そこで座って食べちゃった。(おなかすいてたのよ)
じゃこ天はもちろん、じゃこカツも工夫されてておいしいし、チーズ棒も普通においしかった。

ファイル 2517-5.jpgゆっくりして戻ってもまだ7時40分。
道の駅の売店は8時からでまだ閉まってた。
それでもけっこう早い方ではあるんだけどね。なーんか色々とそそられるものとかありそうだけどね。8時まではいられないので諦め。

船乗れなかったらまた来てみよう、、とか思いながら(乗れないとは思ってないけど)まだ少し早いけど車に戻った。

タグ:餐:揚 観:市 景:海 景:山 道の駅

道の駅 清流の里ひじかわ

ファイル 2516-1.jpg大洲市肱川町宇和川の197号沿いにある道の駅。

初めて寄った。
まぁこんな早朝だからトイレだけのつもりの休憩。
点景にあげるような内容ではないんだけど、、

ファイル 2516-2.jpgで、構内にコンビニがあったから何か食べるもの買えるかなと(あわよくば地域の食べ物とか置いてないかなと)思ったけど、近寄ってみると開いてるのはコンビニじゃなくて隣のコインランドリーだった。。

裏にまわると折れ曲がる肱川がよくみえた。

ファイル 2516-3.jpg

あれ?ホントにこれだけか?書き残しておこうと思ったなにかがあったから項目としてたような気もしてたけど、、

まぁこのくらいの簡単な内容のものが記事としては理想かなw

タグ:景:川 楽<残 道の駅

三嶋神社

ファイル 2515-1.jpg梼原町川西路の440号向かいの梼原川沿いにある神社。

ここ数年GWのドライブで毎回来てる高知だけど今回のドライブではいかない予定だったし周りにも行かないと言ってたのに、道を間違えたついでにちょこっと進入w
それもちょっと素通りってつもりだったけどついつい川にかかる橋がカッコよくて思わず停車。まるでドライブの神様に「そんなこと言わずに高知も寄ってけ」と導かれた気がしたw

で、その橋が三嶋神社へ架かる「御幸橋」
案内板によると平成14年(2002)に築設された地元の木材を多用した屋根付橋だそうだ。それ以前にかかってた橋には屋根はなかったのかな。それとも前は橋自体なかったのかなぁ。

橋の前には「維新の道 坂本龍馬脱藩の道」とあったり、猿田彦の神楽像が立ってたりした。(この神楽像は梼原の街から何体も並んで置かれてるそうだ)夜も明ける前の早朝から観光客気分だw

橋は新しいだけあってしっかりしてて、木の感じも良く川も見ながら渡った。

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渡った先が三嶋神社。
平安時代中期の延喜19年(919)に津野氏がここに築城した時にできた神社だそうで、千年以上の歴史ある神社。

境内に上がるとまず横に、樹齢400余年、樹高37mの「ハリモミ」が立っていた。
案内板にはこれは秀吉の朝鮮出兵の際に長曾我部軍として出兵した津野氏等が朝鮮から持ち帰り植栽した「朝鮮松」だとも伝えられていたとあった。(でも朝鮮松と針樅は別種でこの針樅は日本固有の樹だそうだ。あくまで伝わってた説ってだけってことね)

そしてお参り。
主祭神は大山祇命。
拝殿は明治23年(1890)の改築だけど龍などの彫刻が見事だった。奥の本殿は享和3年(1803)の改築。これは閉じて仕舞われた形だった。

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土俵や「一千百年碑」を見つつ境内を出て、「維新の道 坂本龍馬脱藩の道」の指す森の道へ歩いてみた。

注連縄を巻いた太い杉が気になりつつ森を進むと、すぐに登り坂。
んーこの坂の先に何があるのだろうか?気になりつつも散策コースという気もしてて案内図はないので進まずに引き返した。

龍馬は脱藩翌日に梼原に到着して地元の志士宅に一泊。その案内で翌日未明にここを通って韮ヶ峠から伊予に抜けたそうだ。 ってことはここを通ったのは深夜だね。
まだ暗さの残るような時間に来てしまったけど、逆に脱藩の道としてはそのくらいの方が雰囲気あっていいね。明るくなる前に番所をぬけちゃわないと、、って気になるよね。
まだ27歳の勝海舟と出会う前の若い龍馬である。ギラギラしてたんだろうなぁ。まさか新婚旅行したり武器商人になったりするなんて思ってもいなかったろうな。

ファイル 2515-4.jpg

そして最後にじっくり「御幸橋」を眺めてから渡って戻った。
どうやら一応昔から橋はあって龍馬が通っていたらしい。
橋の形としては観光的な歴史のないものではあるけど、そのおかげで気になって寄れたので有り難い。

そして天気悪い早朝から寄道できて遠出を実感。気分乗ってきた。

タグ:観:橋 観:宮 観:像 観:飾 観:道 植:樹 景:川