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日原鍾乳洞

ファイル 2499-1.jpg奥多摩町日原の都道の先にある鍾乳洞。

僕は幼少の頃に親に連れて来てもらった記憶があるけど、いつ頃なのかはっきりしないくらいなので妹が生まれる前だったかも知れない。
大人になってからは自分が幹事のオフ会で行程に入れようかと思って下見に駐車場まで来てた。でも結局車10台くらいで連なってくるには道の細さや駐車場のキャパやその後の予定の時間などから厳しいと判断して鍾乳洞は中止にしちゃった。

ってわけで憶えてるか憶えてないかくらいの二度目の入洞。
でも上の道から渓谷の鍾乳洞入口を見下ろした風景は確かに見憶えあった。川で少し遊ぶくらいの季節だったと思う。

横の大きな岩山を見上げつつ谷を下って料金所。入場料は一人800円と高め。いや、そんなもんかな?そんな滅多に入らないから相場がわからないけど高く感じた。(安い方らしい)

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入ると中は少し寒いくらいで歩くのに程よいくらいで、最初はほとんど勾配もなく「ちょっと穴の形がエッチだね」とか高校生相手に冗談言いながら歩いた。

少し歩くと、洞内地図もあり、名前のある岩はそれぞれプレートがあり、灯りもいい感じで続いてて楽に進めた。
久米島の暗く寂しい洞窟や、富士の中腰で進む洞窟みたいなのに比べたら天国だと思えた。

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スピーカーがあってちょっと残念だった「水琴窟」を過ぎて、奥の広い「死出の山」というあたりはカラフルなライトで照らされていた。あぁここもこういうのあるのね、、とは思ったけど、極端な演出というわけでもなくまぁ悪くないかなと思えた。

まわるように少し登って奥の「賽の河原」を周って下った。
ここまではまだ楽々で並んで歩いてたけど、そこからの後半が長い登りになって、学生の甥どもにおいて行かれ、最近体力系のバイトをしてた妹にもおいてかれたw

「これからは階段が急ですので、お年寄り・体の弱い方は充分ご注意下さい」なんて丁寧な注意書きの先はずっと階段を登る。
うへぇ、これ子供の頃登ったのかなぁ、、絶対「つかれたおんぶしてー」とか駄々こねてそう、、とか思ったら、先で詰まった家族連れの子供がやっぱり「もーやだー」とか駄々こねてた。(詰まってたお蔭てゆっくり登れた)

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階段を登り切ったような金網の橋の区間は鍾乳石っぽいのが続いてて、これを見せるために登らされたのか、、と思い存分に眺めた。

そしてその先は下りの階段。えーせっかく登ったのに下りたくないんですけどー、、これまた下った分また登るんじゃないのー?とげっそりしながら急な階段を下った。(おっさんでもたまには駄々をこねてみたいもんだ)

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けど、それでラスト。助かった。
最初の地図のトコに出た。後は出口まで勾配のない穴を進んで終了。
外に出ると谷の上で甥達は暇そうにスマホゲームやって待ってた。おのれw

意外とキツかったけど程よい深さでちゃんとしてた鍾乳洞。なかなか良かった。
(でも写真で見る鍾乳洞って何が何だかわからないね、、、)

タグ:景:洞 景:岩 景:谷 景:山 観:地 楽:登

月与の童屋

ファイル 2498-1.jpg青梅市河辺町の都道沿いにある蕎麦店。

奥多摩街道の羽村堰から続く多摩川の谷の崖沿いにある店で、前から何度か通るたびに少々気になってた洒落た店。
駐車場も入りやすくスンナリ停めて寄ってみると、街道側には店の入り口は無く、脇の暖簾の小門をくぐって裏から入る形。なんか隠れ家風というか料亭風で洒落ていた。

その門の先は多摩川の谷の崖で見晴らしよかった。これはいいね。
流れる中流域の多摩川の輝きと奥多摩の山並み。(一番高くみえる山は親指そらした形の大岳山かな)手前のテニスコートには桜も咲いてて春らしい眺め。
少々眺めて脇の入り口から店に入った。

店内もややレトロ風な洒落た造りで、そんなに混んではいなかったので窓際の席につけてそこからもいい眺め。こっちからだと新緑の木々の間から山や川が覗ける感じでそれもいい雰囲気だった。(やっぱり標高1266mの大岳山が正面中央の眺め。むかし登ったことある山だからいい気分)

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さて妹や甥ともどもメニューで少々悩みつつ、僕は壁にあった「肉そば」がおススメっぽくおいしそうだったのでそれにした。いつもならまず蕎麦はざるかもりにするのに珍しい。

そして妹がいつものように無遠慮にビールをたのみ、今日は甥の運転だからとススメられてコップ一杯だけ僕も飲んだ。
「えーもっと飲めば?」と言われけど、いやいや帰りは運転するし、もともとそんなにビール好きな方じゃないから、このコップ一杯くらいが一番おいしくてこれで充分なんだよね。

うどんをたのんだ甥たちを差し置いてビール組の蕎麦が先に出て、遠慮なく先に食べた。

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うん、うまいわ。肉の脂で汁がイイ感じ。蕎麦もおいしかった。
実はプラス100円で肉をイベリコ豚に変更できると後から気付いて、変えとけばよかったかなーと思ってたトコだけど、全然充分おいしかった。

ファイル 2498-3.jpgちょこっともらった妹のとろろそばのトロロもおいしく、そっちも正解。

うまいうまい言って食べてるのを我慢してみてた甥(下)の鍋焼きうどんもやっときたけど、熱くてなかなか食べられず、冷めてきたら中年兄妹につままれるという可哀想な状況ながらおいしく食べてた。

もう蕎麦組が食べ終わるくらいにやっとでてきた甥(上)のざるうどん(大盛)も例によって中年兄妹につままれる可哀想な展開wこれはどっしりおいしい武蔵うどんだった。みんな正解だった。

いい店でいい昼食で仄かな酔いでいい気分。
一人では怯んで寄らないかもな洒落た店だから、みんなと出掛けた日に寄れてよかった。(手前で奥多摩街道に進んでたら寄れないかった)

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