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千年水

ファイル 667-1.jpg宍粟市の旧一宮町の揖保川上流部にある湧水。
国道で案内を見かけて逸れてきてみたら、結構奥の方で遠く感じた。
実は昼に岡山県内で汲んだ水が、ヤケに鉄臭くてヤカンの味がしておいしくなかったから、おいしい水が汲みたいなぁと思ってたトコだった。

ここはちゃんと案内あって、古くこの地域がタタラ場で栄えてた1300年以上前の昔から往来の人々のノドを潤わしてた水だそうだ。
もののけ姫とかの頃だね。アシタカも飲んでたかもね。

ファイル 667-2.jpgさて、来てみたら車数台停まってて、先に大量のペットボトルに汲みまくってる人がいた。商売向けかな。

自分はドライブに飲むように530の空きPET三本分汲んだ。
「それだけでいいの?」なんて逆に驚かれてしまった。。

ココの水はうまかった!
ぬるくなってもおいしくて翌朝もおいしく飲めた。
PET三本は昼までもたず飲み干してしまった。

タグ:楽:汲 観:水

御形神社

ファイル 666-1.jpg宍粟市の旧一宮町にある神社。
「千年水」に向かってる途中で何となく寄ってみた神社。

国重文に惹かれたようです。
でも神社仏閣系の重文って予備知識ないとピンとこない事が多いんだけどね。
やっぱついつい気になっちゃうよね。

田舎の田んぼの先の小山の中腹の神社の割りには大きな神社で、お寺みたいな門をくぐると境内には日本一の絵馬というのが目についた。

ファイル 666-2.jpgその絵馬の演舞台が古くて雰囲気あったけど、これは何でもなく重文ではないのでスルー。
(でも中に「百人一首絵馬」という江戸時代の絵馬が飾られてたらしい、、)

狛犬も立派だったけど、入口の石灯籠の上の鳥が可愛かった。

その先にキレイな拝殿。
まずは拝んで奥に回ると、続く本殿が重文だそうだ。

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室町後期の建築の物で、バッと見そうは見えないくらい鮮やかに修復されてたんだけど、ちゃんと溝に残った塗料から分析した色彩だそうだ。
へー
こんなトコにこんなきらびやかな社殿って、昔だったらさぞかし驚きの風景だったろうねぇ。
(比べるのはおかしいけどドイツのとある教会みたいな、、)
いやいや昔の神社ってもんはみんなこんな感じだったのかな。

ファイル 666-4.jpgその本殿の裏には何やら注連縄に紐がつながった杉の木があった。

御神木の「夜の間の杉」樹齢600年だそうで、紐を引っ張って鈴を鳴らすようになってた。
へー面白い。

何気なく寄ってみた神社だけど、なかなか良かった。
神社の由緒書きが石碑で読みづらすぎたのは残念だった。

タグ:観:宮 観:飾 観:重 観:一 植:樹 楽:音

よしむら

ファイル 665-1.jpg津山市高野本郷の429号が53号と合流する辺の脇道にある鉄板焼きの店。
津山で鉄板焼きといったらB級グルメで一躍有名になった「ホルモンうどん」、その幟を見かけて脇道逸れて来てみた。
ここに来るまでに見かけた国道沿いの数軒の「ホルモンうどん」の店は、どの店も列が出来てた。おそるべしB級グルメ。
並んでまで食べたくないな、、と思ってたけど少し郊外のココら辺だったらそこまでは混んでないかな?と思って来店。

案の定、広くはない店内はすいてはいなかったけどまだ余裕あってすぐ席につけた。
(でも注文して待ってたら続々客来て外で待つ客もいた、、)

で、ホルモンうどん。

ファイル 665-2.jpg

最近ではイベントとかの屋台とかでも見かけるくらいメジャーになったから説明もいらないだろう。
つまりホルモン入りタレ焼きうどん。
辛いものが苦手な者としては、興味ありつつも最初食べるまでは冒険だった。けど、津山で始めて食べたときも大丈夫だったし、イベント屋台などではほとんど辛くなく、、、
辛くなく、、、?

う、

からーい。

ぎゃー
ここのは辛かった。。

どうしたっけ?残したっけ?我慢して食べたっけ?
最初の一口くらいはおいしかったんだっけ?
、、、お金払ったっけ?

涙目の南極1号(想像)みたいな顔してドライブ再開。
さようなら、、津山

タグ:餐:焼 餐x辛x

矢喰の岩

ファイル 664-1.jpg岡山市北区高塚の180号沿いにある公園。
何故か駐車場はいっぱいだったので草むら脇に停めたんだけど、公園内には誰もおらず、、??
近くに高速のインターがあるから乗り合い用の駐車場にされちゃってるのかな?

予備知識ゼロで名前が気になって寄ってみたんだけど、公園の奥に神社があって、そこにある岩が「矢喰の岩」らしい。

ファイル 664-2.jpgと、その前に、公園内はやたらとトンボが飛び回ってた。
羽の黒い細いタイプのトンボ。ハグロトンボ。
普通のトンボより少しだけポイント高いような気がして嬉しい。
このタイプのトンボを見るとかなり水がキレイな田舎ってイメージだけど、ここってそんなに田舎じゃないよね?そんな事無いのかな?
子どもの頃はこいつを捕まえたかったな~。

さて、その「矢喰の岩」
説明によると「吉備津彦(桃太郎)が射た矢と温羅(鬼)が投げた岩とが空中でかみ合い落下した」物だそうだ。
石見てもあんましピンと来なかったし、物語的にもどう解釈していいか判らなかったけど、取り敢えず紀元前からここにある岩ってことだよね。凄いよね。

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ファイル 664-4.jpgああ、この手前で鬼ノ城(鬼ヶ島)に寄ろうか少し迷ったんだけど、行けばよかったかな~。
城は一日一箇所以上行かないようにしようと思ってたから躊躇したけど、福山とは全然違う時代の古代城址だからな、、とか思いながら矢喰神社にお参り。
本殿は新しくちんまりしてた。
御祭神は吉備津彦。大和朝廷軍の大将軍。

それはそうとこの本殿の周りはカエルだらけだった。
わお。 カワイイ。
簡単に捕まえられちゃうカワイイやつ。
アマガエルだけじゃなくてツチガエルの子っぽいのもいた。

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しばらく無心で戯れて満足。鬼ノ城はまた今度にしよう。

タグ:観:宮 観:園 観:伝 景:岩 観:蛙 楽:触 動:虫

道の駅 アリストぬまくま

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福山市沼隈町の県道沿いにある道の駅。
失礼な話だけど道の感じからあまり一般的じゃない地域なのかな?と思ってたら、ちゃんとした道の駅があって意外だった。
田島・横島は細い道が多くて少し疲れたから休憩したいトコで丁度よかった。

ファイル 663-2.jpgさてさて、何か無いかな?と思ってたら「ぬまくま牛乳」という地元の牛乳が目についた。。
「もうここにきたら牛乳でしょう!」と言わんばかりのオーラで瓶の牛乳が売られてて、入口で途切れることなくみんな牛乳飲んでた。
僕は牛乳があまり好きな方じゃないので、んじゃ、と、コーヒー牛乳を飲んでみた。
お。これはうまい。
なんか久々にちゃんとしたコーヒー牛乳を飲んだような気がした。

ファイル 663-3.jpgで、見てたら他にも地元系ドリンクがあった。
「瀬戸内はっさくラムネ」
斉藤飲料という福山の会社らしい。
コーヒー牛乳の後じゃ口ん中変になっちゃうかな?とか思ったけど、関係なかった。
これもなかなかうまいラムネ。
はっさくの味が立ちながら、ちゃんとラムネっぽくイイ感じで一緒になってた。

いやあ夏だね。ラムネがいいね。

ああ、そうかここも広島県だったっけ。広島県内の道の駅ってどこも飲物系が充実してるんだよな。

なんかちょっと食べる物もないかな、、と中を見てたんだけど魚が安かった。
イヤイヤ魚じゃなくて、、と思ったトコに、そのまんまプレスされた魚の煎餅があったのでそれを買った。
太刀魚と平目。モロ魚!の煎餅。
ドライブ中に食べた。うまかった。  けど散らかった。。

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タグ:餐:飲 餐:菓 道の駅

後山公園

ファイル 662-1.jpg福山市の鞆町と沼隈町に跨るグリーンライン沿いの公園。
駐車場が広く、展望台が見えたから寄ってみたんだけど、トイレも新しくてきれいだった。

園内はバリアフリーも整ってて歩きやすくスイスイ登れた。

ファイル 662-2.jpg歩いてたら蝶がヒラヒラまとわりついてきた。
これはジャノメチョウかな。
すごく目の前を飛んだり、近くに止まったりして、私を見てー!私を写してー!な状態。
かわいいけど邪魔で歩きづらかった。。
最後はなんか頬を叩いて飛んでった。
なんだ、、それ?
あまり構わなかったから怒ってビンタですか?

ファイル 662-3.jpgそして展望台。
他にも東屋みたいな展望台があるけどこっちの方が高い位置のどまんなか。
とは言っても霧がかってもやーっとしてるから何も見えないだろうけどね。。

登ってみた。
360度の展望台。やっぱり何も見えなかった。
本来なら笠岡諸島から四国まで見渡せるらしい展望台。
解説の説明図がむなしい。。

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ファイル 662-5.jpgとりあえず駐車場は見下ろせた。
こんな目の前でもモヤーっとしてるくらいだから海なんか見えっこないよね。
真上は青空が見えてるからしばらくしたら見えてきそうな感じもしたけど、まあいいかな。
風が涼しくて気持ちよかった。
でもその風でゆらゆら揺れすぎて気持ち悪かったのであまりのんびりせずに下りた。

タグ:楽:登 楽<困 観:園 観:楼 動:虫

福山城

福山市にある城。
ここも太平洋戦争の空襲前までは天守が残っていた城で、鉄筋で再建された昭和中期の復元天守の城。
だけど、現存の櫓と門があるから是非来てみたかった城。

ファイル 661-1.jpg福山ってついついいつも通過しちゃうからね。今回やっと気まぐれに思い出せて寄れた。

さて、どっちが正面か分からず城内案内地図も無かったので、適当に東側から登って入城。
こっちは明治時代に公園にしたときに作っちゃった入口だったそうで、いきなり天守のド真ん前に出る効率のイイ入口だった。

で、「天守」どーん。

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スッキリどっしりバランスのいい立派な城。
見た目は少しだけ格好良くしちゃってるそうだけど、ほぼ忠実な外装と知ってた思いこみから立派度やや増しで良く見えた。

本丸は広く、スッキリ四角ってわけでも無く割と複雑な形なのでやっぱ地図が欲しかった。。
歩いて回って色々な角度から眺められた。
眺望は周りからは殆ど見えなかった。そりゃ天守に登ればいいんだけど、、まだ開いてないしどうせ中は博物館だし。

そして櫓ぼーんぼん。

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まずは「鐘櫓」。
部分再建物らしいけど殆ど創っちゃったんじゃないかという物らしい。朝夕にちゃんと鐘を鳴らしてるそうで、六時かぁ。。もう少し早く来れば聴けたのか。
そして「伏見櫓」。
これが国重文の現存櫓。唯一空襲に耐えた櫓。伏見城からの移築だそうで元和6年(1620年)の物。とはいっても外装はキレイになってるから他の復元櫓との差は感じられずあまり感動はない。。嬉しいような、悲しいような。
それと「筋鉄御門」。
これも国重文の現存門。これも伏見城からの移築だそうな。なにはともあれ現存建築物が残る城っていいよね。筋鉄入りの門をぺたぺた触って歴史にふれてきた。

ファイル 661-4.jpg本丸御殿跡は花壇みたいな柵になってた。
その前に「御湯殿」というお屋敷。
本丸前にあった蒸し風呂施設だそうで、これも空襲で焼けて復元。
そして復元物の櫓の「月見櫓」と「鏡櫓」。
共に明治期に取り壊された物だそうだ。「月見櫓」赤い欄干の展望櫓で駅前から先ず見えるのがこの櫓。ここくらい解放して欲しいトコだけど。。貸施設だそうだ。

あとは一段下がって本丸の石垣を眺めて回った。蝉が沢山鳴いていた。
あまり高い石垣じゃないけど、結構複雑に入り組んでたりして面白く回れた。

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タグ:観:城 観:閣 観:櫓 観:門 観:重 観:石

笠岡ラーメン 山ちゃん

ファイル 660-1.jpg笠岡市笠岡の伏越港に面したラーメン屋。
昨年9月に来て感激して、またまた来店。

鶏ガラ醤油のご当地ラーメン「笠岡ラーメン」で、早朝からやってる有り難いお店。
二日連ちゃんで朝ラーメン。嬉しいね。贅沢すぎる。

さて今日は大盛りで頼んだ。

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んー
やっぱり!んまい!
細麺も気持ちよく汁もスッキリイイ味。
しゃきしゃき言う鶏肉も青い葱もうまい。
やっぱり大満足の「笠岡ラーメン」だった。(ここでしか食べたこと無いけど)


ファイル 660-3.jpgさて、外に出ると店の裏の笠岡城趾の古城山の森に鷺の鳥が集まりまくってた。
鷺っていうと田圃で単独でポツンと立ってるイメージだけど、巣は集団で木の上に集まって作るらしい。
初めて見たかも。かなり賑やかだった。

それと目の前は伏越港の海。ちょっと歩いて朝の海を眺めた。
カニが沢山いた。(素早くて写せなかった。。)港の堤の角には「魚塔」という魚の供養塔があった。

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タグ:餐:ら 景:海 観:塔 動:虫 動:鳥