千曲市八幡にある聖山の裾の斜面の棚田。
ここは毎回403号で通過する度に、長野盆地を見下ろしながら「そういえばここら辺に棚田があるんだよな、、」とは思いつつ、その場所がどこだか分からず変な道に入り込みたくなくて寄らずに気になってた場所。
今回はまず手掛かりをと「おばすて観光会館」と言うトコに来てみた。
広い駐車場の端に停めてみたら、それは蕎麦屋だったww
でも県道の向かいにお寺があって、姨捨の案内もあったので手掛かりはゲット。少し先に棚田の駐車場があるらしい。
でもその前に、目の前の岩が展望台になってるっぽいので登ってみた。
「姨石」というらしい。姨捨山に捨てられた老婆が石になったという伝説とか、芭蕉が眺めて詩を詠んだとか、いろいろある昔からの月見の展望岩らしい。
ゴツゴツのさざれ石の巌でサンダルでは登りづらかった。
ここからは棚田は見えなかったけど、ああ、あっちかと方向はわかった。
そして棚田の駐車場に移動。
棚田の一番下だった。。
歩き疲れてたシバオは「えー登るの?」「能登の千枚田行ったけど比べものにならない」とマイナス発言が多かったけど、少しくらいまでならと舗装された坂道を歩き登った。
歩いていると大量のアマガエルがぴょこぴょこ跳ねて道にも出てきた。
おお、かわいい。
「音の風景100選」ではハズし続けてるけど、それよりこういう田圃脇で見かける方が楽しいね。
田圃にはトノサマの子供も見かけた。
虫だけじゃなくカエルも嫌いなシバオは嫌がってたけど、、
少し歩くと少しだけ棚田が見えてきた。
で、上には姨捨駅に停車する列車が見えた。
「あ、駅で見ればよかったんじゃない。。」
そしてすぐ先に「名勝 姨捨(田毎の月)」の標柱があった。
一人だったら一番上まで登るトコだけど、シバオがこれ以上登りたくなさそうだったのでここまで。
ダラダラと話しながら楽しめる範囲で歩くのが趣旨だからね。
まだ棚田は入り口辺りっぽいけど、まぁまぁ眺めよく棚田の一部と長野盆地が眺められた。
ここら辺に「姪石」というのがあるようだけど、どの石がそれか判らなかった。。(ちゃんと上の写真に写ってた真ん中の巌だったらしい)
さて、来た道を戻るのはイヤなのでここの案内地図にあった駐車場への道を探して下ってみた。
一応歩道っぽいトコを歩いたんだけど、、そこ、滅多に人が歩かないような雑草と畦の道で、サンダルではグチョグチョ、、
「今年歩いた観光客はウチらが最初じゃない?」って道。
下って駐車場が目の前に見えても直接下りる道らしき道が見つからず、藪漕ぎはヤなので結局正面に回って戻った。
駐車場ではドロドロになった足とサンダルを水溜りで洗いつつ、ちょっとカエル追ったり捕まえたりして戯れた。
簡単に捕まえられちゃうし、一度捕まえると懐いて離れないし、可愛く癒された。
放そうとしたら車の上に飛び移ったりしてたけど、曇ってて車体が熱もってなくて良かったね。。。
こうしてみると、嫌がるシバオを尻目に自分だけ勝手に楽しんじゃったようにも見えるけど、、そんなことないよねw