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堀出神社

ファイル 3132-1.jpgひたちなか市阿字ケ浦町にある神社。

「ほしいも神社」という案内を見て来てみた。
観光向けに作った直売所かなんかのナンチャッテ神社かと思いきや、ちゃんとした神社だったので、あれ?これじゃあないか、、とか思ったけど、ちゃんと「ほしいも神社」という幟が立ってたので、間違いないと車を停めて歩いた。

その「ほしいも神社」の幟は星のマークが芋っぽくなってて面白いし、ピンクの道標の字も可愛らしい感じ乍ら、神社は海岸近くっぽい木が笠になった森の参道でしっかりした雰囲気だった。

石碑によると誉田別尊を祭神として寛文11年(1671)に水戸光圀の命により阿字ケ浦の鎮守とし創建した神社だそうな。

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拝殿本殿と森を感じつつまわって拝見し、あまり芋との関わりは感じず、社務所の「ほしいもみくじ」とかをチラリと見てやっぱここだよなと確認するくらいだった。

けど、気付けば「ほしいも神社←」とあって、ああ別にあるのかと進んでみたら、金の鳥居が隧道の様に並んだなんともネタっぽく期待してたような神社があった!

石碑によると令和元年に神社御鎮座記念事業竣工し翌二年に創建した令和初の神社とのことで、地域と芋の話が語られていた。

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金の鳥居をくぐって小さな祠のほしいも神社に参拝。
その横には「干し芋創始者のひとり小池吉兵衛」という胸像があった。明治8年生で地域産業の開発に尽力し干し芋の製造を開始した人で、昭和中期から堀出神社にあった胸像らしい。

その奥には「樹齡三百八十年の御神木」というのがあり、金と銀の玉と鐘があった。何気なく鐘を鳴らしてみたけど、これは夫婦やカップルで拝むものだったらしく、迂闊だったと恥じたw
樹は対で男性器女性器の形してるそうだけどよく分からず、クネーっとした部分が陰茎かと思った(けど、それは女陰のビラだったらしい。。)

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表に戻って金の芋の絵馬とか眺めてたら、横の立て札には「ほしいものをしっかり念じ心を込めてご参拝ください」とあった。
あーそういう駄洒落ねー、、と思いつつ欲しいものを念じてなかったからもう一度参拝して念じた。

そしてその「ほしいも神社」の前にあったプレハブの休憩所。
表に貼紙があってわかってたけど、中には干し芋の自販機があった。ひとつ700円と高価乍らここはひとつと買ってしまった。ちゃんと紙袋も神社っぽいのが置かれてて御利益ありそうだった。

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あとは、ここから海は見えないのかなーと端に出て眺めてみたけど見えるか見えないかくらいだった。晴れてて輝いてたら少しはいい眺めだったのかも。

それよりも駐車場に戻った時に横から見た参道の樹の幹がクネクネでいい感じだった。
屋根の様に上の方で葉が茂ってるこの樹は何て言う樹なの?海沿いの森に多いよね。(タブノキ?マテバシイ?)

ぶっちゃけ「ほしいも神社」はナンチャッテと言えばナンチャッテだけど、こういうのは微妙なラインで難しいよね。でも題材も茨城で人気の干し芋だしちゃんとゆかりある場所だし、ちゃんとした神社の一角で見せ方も面白く好感もってまわれた。

タグ:観:宮 観:像 観:装 楽:音 楽:買 植:樹

お食事処いきいき

ファイル 3131-1.jpg大洗町成田町の県道沿いの涸沼湖畔にある食堂。

ここは、、たしか去年あたりワカサギとかコイとかカジカとか「ちょっと変わった川魚料理」の店をまわってた時期に、ハゼが気軽に食べれる店はないかなと調べて「ハゼ丼」がある店と知り興味持ってずっと来ようと思てた店。

来てみたら洒落たカフェ風レストランの見た目で驚いた。
小雨の天気ながら店先に咲き並んだ花が彩ってていい感じ。
そして店頭に貼られたメニューで「ハゼ丼」がメインの売りになってたのも意外で驚いた。自分みたいな変わったもの食べたがりの人は大喜びだけど、一般の人って普段食べない食材には慎重だからねぇ。

店に入ると絵手紙のようなカードがあちこちに飾られててはなやかな店内。すいてたので遠慮もなく二人掛けのテーブル席につけた。
メニュー渡されたけど迷うことなく「はぜ丼」をたのんだ。

ファイル 3131-2.jpg窓は小上がりの席の奥だったけど、クリアボード越しに涸沼が見れた。でも角度ないし、雨なもんでパッとしない眺め。
晴れて湖面輝くような日にはイイ眺めなのかな。。

後から来た客がみんなハゼ丼をたのむのを聴きながらゆっくり待ってたら、その後の客は追加でしじみ味噌汁を付けていた!あ、シジミか。涸沼といえばシジミだよな!とちゃんとメニュー見なかった自分を悔やみつつ、思い切って「あのーこちらもシジミ汁」と追加した。

で、先に「はぜ丼」登場。これまた予想と違って豪華なセット。
ハゼの天丼とは知ってたけど、ハゼにしては大きめの身を立体的に盛つつ野菜天も沢山乗ってるとは思わなかった。

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んー、ハゼ天はさっぱり白身でおいしいね。キスよりもうまいよね。

ハゼは子供の頃に何度か父親と東京湾に釣りに行って沢山釣って帰ってきたけれど、何故か食べた記憶がなくて、、クーラーボックスがしょぼくて傷んだから料理しなかったのかなぁ?
 
大人になって職場の釣り会で品川から船で海に出て釣って、船上で天ぷらにして食べた事もあったけど、その頃はもうガンガンに酒飲んで酷い酔っぱらいだったのでこれまた憶えていない。
 
あとはやっぱり居酒屋でたまに見かけて食べたことあるけど、若い頃は多分、ハゼは小さくて少ないからキス天にすればよかったとか、いやむしろアジフライとかの方がとか思ってた。
 
うまいというのをようやく知ったは、年とってからの最近の事だと思う。年をとるのも悪くないもんだよねぇ。

ハゼに対する思いをはせながら、3つ全部食べちゃう前に他の天ぷらにいってみた。
キクの花の天ぷらというのも珍しいけどうまいなぁーと思いつつ、この丸いのは何だろう?と(ギンナンか?クワイか?とか思いつつ)食べてみたらブドウだった!マスカット?ブドウの天ぷらなんて初めて食べたけど甘くてうまくて驚いた。他にもカボチャかなと思ったのはカキだし、芋かな?と思ったのも果物で甘く知った味。。丁度あとから追加のシジミ汁を持ってきた店の人に「これは何ですか」と聞いたらリンゴだった!あーあーあーアップルパイ的!なるほど!すげー。
ここい来る前に車で芋けんぴ食べてて口の中のメインだったサツマイモがここでは当たり前の霞んだ存在だったw(そしてジャガイモかと思ったのは長芋だった)

いやいやいや
正直、3つ乗ったハゼ天は先に全部食べておけばよかったよ。このインパクト強烈な果物天の後ではおいしいはおいしいけど常識的で普通な感じ。(ああ、またしてもハゼは印象薄いw)

後から来たシジミの味噌汁もおいしかったけど、写真すら撮り忘れてるくらいだった(帰るまで気付かなかった)

いやー驚いた。
まぁハゼ丼をたのむ人は少し変わった食材の食べ物に好意的なお客さんが多いだろうと思うけど、もともとハゼが好きでそのつもりで食べたお客さんは怒り出したりしないかな、、とか勝手に心配。
僕はもちろん大満足。こんな天丼初めて食べた。そしてどれもこれもおいしかった。面白い店だった。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:魚 餐:果 餐:汁 景:湖

なめがたファーマーズヴィレッジ

ファイル 3130-1.jpg行方市宇崎の県道沿いにある農業パーク。

県道を走っててここに入る車の右折で詰って渋滞することもあって、気にはなってたスポット。極端に安い店なのか、工場のアウトレットなのか、他にはないものがある産直店かなと思ってた。
今日は道も詰まってなくて空いてそうだったので寄ってみた。

誘導員が出てる駐車場でいい場所に停めて歩くと、廃校の小学校をそのまま利用したトコらしく、門はまだ小学校のまんまだった。。
(たまたま朝選挙で近所の小学校に行ったばかりなので、またかって感じだった)

どうも縁のない小学校に入るのは気が退けるよなぁ、、と思いつつ入ると、入口はしっかりお洒落に改装してて、都心にあってもおかしくないようなエントランスで、ハロウィンっぽい変なキャラも立っててメルヘンな雰囲気もあった。

そして中に入ると都会的なショッピングセンター。でも見ると並んだ商品は完全にサツマイモに特化してた。
洒落た包装の芋けんぴが十数種類のフレーバーに別れて並んでたりしたし、大学いもの袋詰め放題とかもあった。
そして入口にいたようなキャラはここのオリジナルっぽく「焼き右衛門」という名前がついててフォトスポットになっていた。

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一通り見て奥に進むとエレベータがあり、三階が「フールトップガーデン」とあったので上がってみた。
ちゃんと屋上に出れて展望できた。
北浦はちょこっとしか見れず駐車場メインの眺めだけど(自分の車も見えたし)なんというか小学校の屋上ってワクワクするよね。
殆ど芝生になった公園広場のような校庭側も見下ろせてなんかいい感じ。他に人も上がって来ず悠々だったし、お洒落で場違いな感じから解放されて落ち着いた、、というところかなw

で、下りはゆっくり螺旋の階段で下ってみた。
二階は中央が丸く吹き抜けで一階の売り場が見下ろせて、おしゃれなレストランはまだ暗かった。昼からかな?
そして一角に「やきいもミュージアム」というのがあって覗いてみたら、「チケットは一階でお求めください」とあった。誰もいなかったからとぼけて入っちゃえそうだったけどもちろんせずに一階に下りてみた。

ら、簡単な資料館コーナーというわけではなくて、学びつつ、体験しつつ、食べつつ、スイートポテトの手作りとかもできる知的体験型ミュージアムだそうで、とても気ままにふらりと一人で来て覗いてみるような所ではなかった。。

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一通り見てまわったトコで、最初に目をつけてたカフェコーナーで「安納黒豚メンチカツ」というのをテイクアウトで購入。
外に出て遊具の脇にあったベンチに座って校庭と校舎を眺めながら食べた。

目の前の校舎は二階建てながら長く、あれ?売り場ってこっちじゃなかったよな?と思い、ああ、こっちの校舎の二階がまるまる「やきいもミュージアム」って事なのか!と気付いた。そっか、売り場はあくまでこの知的体験型ミュージアムに付属した一部でこれがメインのテーマパークだったのか!と驚いた。へぇぇぇ。

そして完熟安納芋で育てた幻の南九州産最高級「安納黒豚」を使用という「安納黒豚メンチカツ」

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おーこれはやわらかくて甘くておいしかった。
メンチ!っていう固まった感じはなくホロっと柔らかく開放的ながら食べ応えのあるおいしいメンチカツ。豚の脂身のうまさじゃなくて肉のうまさでヘルシーに味わえるような感じ。なんともシャレオツ。

でもそういえばさすがにサツマイモの味はなく、後味のほのかな甘みがサツマ?というのは最早思い込みの域。
これだけサツマイモに特化したスポットを見てまわりながら、まるで味あわないのも何だなぁ。。とか思い、また店に戻った。

コロッケでおかわりというのもなんだし、、ジェラード食べるほど暑くないし、、ならばと、たくさん並んだ芋けんぴを物色。
どの味にするか迷ったけど、ぱっと見一番並んでる数が減ってた醤油バター味のを購入。
これなら走りながら食べれるなと車に戻った。

いやしかし、こんなところだったとは、、産直売り場で惣菜買って食べれればってつもりで寄っただけに驚いた。
家族やカップルでという感じの所で、正直おひとりさまでフラフラするのは場違い感強かったけど、まぁおいしく楽しめた。

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さてそのシャレオツな包装のIMOKENPI。さすがにこれはうまかった。
口の中サツマイモ充満。醤油バターも広がってまろやか。
口がチャックになってるから少しづつゆっくり食べるつもりだったけど、ぽりぽり止まらず一気に食べちゃった。

タグ:観:館 観:校 観:キ 観:具 楽:眺 楽:買 餐:揚 餐:肉 餐:菓

本家熊谷らーめん 梅丸 総本店

ファイル 3129-1.jpg熊谷市上之の17号熊谷バイパス沿いにあるラーメン店。

「熊谷らーめん」という看板が気になって憶えてたので寄ってみた。熊谷ラーメンというのは聞いたことなかったけど、まぁ熊谷にあるラーメン屋なら名乗っててもおかしくはないわけで、普通のラーメン屋だろうけどコッテリギトギトだったらヤだなぁ辛かったらヤだなぁというところでむしろ普通のラーメンを期待してた。
店頭の看板には「めんは自家製手もみ麺 スープは極旨琥珀色」とあった。

店内は広くどこでもどうぞとのことで手前の小上がりの席に着いた。
天井が吹き抜けのあばら家風なレトロな感じ、水のヤカンがいい雰囲気で妹が気に入ってた。

ファイル 3129-2.jpgメニューを見ると麺には埼玉産小麦「彩鏡」100%使用だそうで、これは熊谷ラーメン名乗って妥当と思えた。

ウリは店の名を冠した「梅丸らーめん」なのかな。背脂醤油で1番人気と出てたので自分はそれにした。
妹は琥珀色のあっさりスープと書かれてた「塩らーめん」にして餃子もたのんでチューハイもたのんでた。父親似もいいトコだ。

そして「梅丸らーめん」登場。

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やっぱコッテリギトギトかと思いきやアニハカランヤ、汁は意外とアッサリいい味の醤油で、背脂は蕎麦で言うタヌキの揚げ玉みたいな雰囲気でプリっとかわいい食感がいい感じ。麺もプリっといい感じの太めの手打ち麺。特別個性的なわけではないけど、普通に近場にあってほしいおいしいラーメンだった。ナイス。

けど、妹の塩らーめんの汁を一口貰ったら、、あ、こっちだ。塩にすればよかった。塩の方がまろやかではっきりしてて味わいが好み。「でしょでしょ」と妹も気に入ってた。

ファイル 3129-4.jpg餃子は妹曰く「家庭っぽい自然な餃子」なるほど。
っていうか、クリアーボードの下を通して餃子皿を行ったり来たり、ラーメン汁を一口ちょうだいとかやってて、あーなんかこのボード超しの対面のやり取りって刑務所の面会みたいだなぁ、、とか思った。
酒を飲めずに薬缶の水をつぐ自分の方が罪人っぽいかな、、
最後まで「塩一口ちょうだい」と汁をもらうのなんかモロ罪人ぽかったかも。。

ともあれ期待以上においしい店でよかった。
失礼な話、昼の食事が超満足だったのでそれ以上はないだろうから夜は腹が立たない程度で充分だとか思ってて期待値が低すぎた。

タグ:餐:ら 餐:餃

もつの屋

ファイル 3123-1.jpgつくばみらい市小絹の294号沿いにあるラーメン店。

前に食べておいしくて気に入ってたけど、ついつい内側車線を走ってたり、通る時にやってない事もあったりして、まだこれで三度目の来店だと思う。
取り敢えず久しぶりだし前回の点景は六年前なのでまた上げとこうかなと思った。

もう「もつの屋」の店名が示す通り「モツ」の店で、芝浦市場直送の和牛のモツの乗った「塩もつそば」がウリの店。もちろん今回もそれを食べるつもりで来た。

ファイル 3123-2.jpgメニューを見ると「醤油もつそば」とか「牛スジそば」とかあったけど、牛スジは辛味噌だそうでパス。やっぱり「塩もつそば」だね。
セット用の「まかない丼」が80円とかあってそれもたのみたかったけど売切れだそうで、「牛スジ丼」というのは190円だったのでそれを付けてみた。

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ってわけで「塩もつそば」んーやっぱうまい。
もつは柔らかくくさみもなくてとろけるように食べられるし、ラーメン自体おいしく、鳥白湯っぽくも感じる牛骨のまろやかさが細ストレートの麺とも合ってておいしく啜れた。

「牛スジ丼」は、、、辛かった。
あぁ、、味噌ラーメンが辛めなだけでなくこれ自体カライのね。でもまぁ味が分からなくなるほどの辛さではなかったから多分一般的には辛くない部類なんだろうなぁ。。

涙と鼻水をぬぐいながら食べたけど、ラーメンの汁の味も一応最後まで味わえて、辛さも早めに引いてくれた。
ちょっと失敗したけど、それを引いても「塩もつそば」はうまかったのでいい食事になった。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら 餐:肉 食:丼 餐x辛x

健田須賀神社

ファイル 3122-1.jpg結城市結城にある神社。

どんな話題だったか忘れたけど、わりと最近ネットで見かけたのを憶えててなんとなく来てみたら、駅からも近い市街のど真ん中ながら広めの駐車場があったのでそれではと寄ってみた。

「結城百選」だそうだ。他に99もいいトコあるのか、調べてみようかな。

「健田神社」と「須賀神社」を合祀した神社だそうで、「健田神社」というのが歴史が古く延喜式内社。東国を平定したとする武渟川別命が御祭神。「須賀神社」は結城家初代朝光公が仁治3年(1242)に創建した結城家第一の氏神。須佐之男命が御祭神。

境内に歩くとドンドンと太鼓の音が聞こえてきた。あ、鳥居の前に「七五三詣」とか幟が立ってたからそれかな?と思ったとおり拝殿の中では祈祷の儀式が行われていた。
これはお参りしちゃまずいかなぁ、、と躊躇してたけど、お構いなくお参りしてる人もボチボチ居たので自分も気にせずお参りした。

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この拝殿の前にやたらと葉の濃い風防付ガンマイクみたいな樹が気になった。これは「夫婦榊」というサカキの木で実は根元で二つに別れた木が寄り添って立っているそうで、「願いかなう栄える木」としておみくじが結ばれてた。

横にまわると、なんか拝殿が立派で塔の様に撥ねた屋根がカッコよよく見えた。
その分あっさりした感じの本殿の前の隅にもドンと真直ぐのびた木があって、これは茅の樹だそうだ。高さは左程ではないわりに幹が太かった。(木の上部がハートの形をしてたそうで、もっとキレイに撮ればよかった。。)

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裏をぐるりと回って社務所を見ると、結城紬の御守とかがあった。
あ、これだ、ネットの記事で見たのは。ってわけで、結城紬とか詳しいわけでも興味深い興味深いわけでもないけど、まぁこれで来たようなものなのでひとつ頂いてみた。
いいね。これで蛇の呪いも散ってくれるかなw

後は案内に文化財の狛犬というのがあったので、狛犬を見てみたけど、これは普通に造形カッチリした新しい物でどう見ても江戸時代前期の物とは思えない(新しそうでも明治の物だったらしい)。。他にもあるのかなともう一周回ってみたけど見あたらなかった。(文化財の狛犬は木彫だそうだ。社殿に祀られてるのかな)

ちょっと気まぐれな寄道だったけど見るトコ多く感じのいい神社だった。

タグ:観:宮 観:具 楽:催 植:樹

道の駅 さかい

ファイル 3121-1.jpg境町の県道沿いにある道の駅。(356号沿いでもあるのかな)

北方向の定番ルート沿いにあるのでいつも通過しているけど、他に比べれば比較的寄ってる方だと思う。
点景もこれで六回目。わりと多いのは色々と変化があるという事でもあって、近年大幅なリニューアルもしてるからネタも多い。

今日はトイレだけのつもりで寄ったんだけど、昼時の割にはスゴイ混んでるというほどでもないので一応中の店も覗いてみた。

ファイル 3121-2.jpgそうそう、ここの面白いのは「沖縄県国頭村公設市場」という沖縄本島北部の村のアンテナショップがあるところ。
売店脇に食堂「レストランくいな」もあって前回食べた「沖縄そば」はなかなか本場っぽくておいしかった。
そういえばその時売り切れて気になってた「猪豚丼」とかも昼なら食べれるだろうから食事もしちゃおうと思った。
券売機を覗いてみると売切れメニューはひとつもなく、よし猪豚丼いってみよう!と思ったんだけど、見ると他にもメニュー増えていて「マーサー焼きそば」とかも気になった。んーどっちにしようか少々迷いつつ、そんなに空腹って程でもなかったので焼きそばにしてみた。

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うんおいしい。
マーサーっていうから塩の焼きそばかと思ったけど(塩はマースだね)チャンプルーっぽい沖縄味で、麺もしっかり沖縄すばの麺。紅ショウガがよく合ってペロリと食べちゃった。

(ホントは久々の500円ランチの店まで行くつもりだったけど)軽めながら満足の食事。また沖縄が恋しくなった。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:や 道の駅

らーめん元気

ファイル 3120-1.jpg我孫子市布佐の356号沿いにあるラーメン店。

去年暮れに来ておいしくてまた来ようと思ってたんだけど、千葉から出れなかった今年は三回は前通ったけどタイミング悪く閉まってて、緊急事態もコロナも開けた今日になってやっと開いてる時に来れた。
で、カウンターだけのこの小さな店は半端な時間でも意外と混んでて、間に一席だけ開いてて滑り込めた感じ。ナイス。
確か前回は普通の塩ラーメンだったと思ったから、今回は魚介塩ラーメンの特製(たぶん全部乗せ)の方にしてみた。
なんかここ最近ちょっと魚介づいてるかも。。とか思いつつ待った。

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で、「特製魚介塩ラーメン」
んー優しい塩のおいしい煮干。いいねいいね。麺もイイ。
そして特製だからか基本なのか乗ってる具がそれぞれイイ。まず海苔が三枚というのがうれしい、浸した上の汁を飲んで崩れてきたら麺と啜ってを三回楽しめた。
メンマもイイ味付いてて凝ってるしチャーシューが甘めで面白かった。そしてこの店の名物の焼きナスもやっぱりおいしかった。

実はホントは今日はラーメンショップで食べるつもりで出てきてて、いつものラーショが混んでて通過しちゃったからフラフラと取り留めないドライブになった感じ、で、廻って来てこの店に寄れたのは逆にラッキーでナイスだった。

そして煮干の味もしっかりしてただけあって、食後の苦い感じもやっぱりあるんだけど、左程でもなく不快ではない程度。なんだろう?この苦みの残り方は煮干の量じゃなくて別の兼ね合いがあるのかな?ここの魚介はいい感じだわ。また来よう。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:ら

もりもり寿しイオンモール春日部店

ファイル 3119-1.jpg春日部市下柳の16号沿いにあるイオンモール春日部内にある回転寿司チェーン店。

正直歩きたくなかった。右ひざ痛くてきつかった。
ので、入口入ってすぐのイタリアンの店で「もうここでいいよ」って言ったけど妹は「えーちょっと待って他も見て来る」とその先を見てまわって戻ってきてそこの回転寿司にしよう!と一つ隣の店に決定。
「北陸金沢まわる寿し もりもり寿し」というのはたしか人口に対する回転寿司の店舗割合数日本一の石川県金沢市でも人気の店という記事をネットで見た憶えがあって、石川県で行ってみたいと思ってたんだけどなぁ。。とか思ったけど、まぁそんなに歩かないで食事できるなら何でもいい。

日曜の夜も7時半になると空いてるもので駐車場も入口の真ん前に停められたくらいだけど、回転寿司は待ちだった。二組待ちだそうで「どうする?他にする?」なんて言われたけど動きたくないから待った。タイミングよく回転よく客が出てきてすぐ入れた。

カウンターに座ってメニューを見るとそそる高級なネタだらけで高そううまそう!
まずは兄妹そろって気になった「のどぐろ炙り」これがやっぱりうまかった!妹はのどぐろ初体験だそうで感激してた。

そして自分は「くえ」と「柳さわら塩炙り」、妹は何食べてたっけ?(遠慮なくビール飲んでたのは憶えてる。。ビールとお茶で乾杯って何なのw)
「白エビ軍艦」は兄妹そろってたのんでこれまた初めてという妹が感激してた。(キレイに剥けてて驚いたのに写真撮ってない、、)

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そして自分は「かわはぎ」食べて閉めに「イクラ」(妹はイクラサーモン)大満足。

食べながら話してて、「金沢は市場もいいんだよ。何て言ったっけ、、ひろめ市場じゃなくて、、、」と高知の市場の名しか頭に浮かばなくて困ってたら、板さんが「近江町市場ですね」と教えてくれた。あ、ちゃんと知ってるんだ。石川の人かな。寿司もしっかりしてたけどその一言でちゃんと金沢を知ってる人が握ってる寿司とわかって、ますます好感。ちゃんとしてる。こうあってほしい。

食べ終わって会計がちょっと怖かったけど、まぁまぁ思ってたほどではなく一杯飲んだくらいの額。とても満足でした。

タグ:餐:鮨 楽:話

藪塚石切場跡

太田市藪塚町にある石切場跡。

ここもまたドラマのロケ地で使われた場所だそうで、妹のリクエストで来たんだけど、狭くごちゃごちゃした集落の奥の裏なイメージで駐車場がないとかいう情報で僕は乗り気じゃなかった。。
それにくる時間も遅いから、もう焼きそば食べてる途中で雨でも降ってこないかな、、なんて思ってたくらいで、なーんか気が向かなかった。

ファイル 3118-1.jpgでも来てみたらそんなに狭い所でもなく、池の前に停めて平気そうな感じだった。
車を停めて森に入ると掠れた解説板と散策道入口の道標と立入禁止の標示があった。
まぁネットで知ってたのでそういう所だと認識だけして進んだ。

っていうかこんな日没寸前の暗くなり始めた時間に山に入るのはヤだなぁ、、と思いつつ、張り切る妹の後を進むと、山の散策道は若干の傾斜があるだけですぐに次の道標が見えて此処で分岐、道を逸れてちょこっと下るとすぐにその石切り場が見えた。

手前に張られた立入禁止のロープはゆるゆるで地に落ちていた。「いいねいいね」と妹は足取り軽くスタスタと石切り場に入って行った。

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なるほど、石切り場だねぇ。人為的な景観乍ら放っとかれて崩れそうな危うさもイイ雰囲気。自然に浸食されそうで許していない力が在りそうな感じに思えるね。
そして奥に進んで中に入るとすぐ先で行き止まり。ドラマではこの辺りに神殿みたいなのがあったそうだ。でもやっぱ見てないドラマの話されても「ふーん」だよね。。

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妹は「ね、いい所でしょ、来てよかったでしょ」と興奮気味に喜んでたけど、まぁ確かにこんな時間だというのにしばらく見ていたいような場所で、来る前の気の進まなさは何だったんだろうと思えた。
とはいえ、小さいエリアだし暗くなるのでまぁこんなとこでしょと折り返した。

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曇ってるからすぐに暗くなっちゃうかと思ってたけど、そうそう暗くもならず足元しっかり見えながら来た道を戻った。
で散策道へのちょこっとの上りでとくに変な態勢だったわけでもないけど、右膝がピシーっといって激痛をおぼえた。
「やべ膝やっちゃった。。」
立ってる分には痛くなくて、歩くと痛いのでキノコを見つめながら暫し立ち往生。足首を軽くひねった時のように少し立ち止まってれば回復するかと思ってたけど全然変わらず動くと痛くて困った。

あとは緩い下り坂を下るだけなんだけど、下りのスロープが意外と膝に体重乗ってキツク、左足を軸にちょこっとずつ進んで10分かけて何とか車に戻った。きつかった。

ファイル 3118-5.jpg「踏んだヘビの呪いだよ」「えーわたしマニュアル車運転できないからねー」と鬼のような声援を送る妹を受け流しつつ車の前でちょっと休憩。やっぱ自分の車の前にいるとホッと安心する。

運転席に滑り込むと、座っててもまるで痛みはなくペダル踏んでも何ともないので、無事に出発できた。

少しは軽くはなったとはいえ、去年から今年初めまでの過去最高体重の時期の無理がたたってたのが今きたってとこかなぁ。(ヘビは関係ないと思う)
これの予感で気が進まなかったというわけではないだろうし、ここでやらなくてもいずれ何処かではやってただろうから、取り敢えずは車に近いトコで助かったと思いたい。

タグ:観:石 景:洞 観:ロ 景:崖 植:茸 楽<困