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木村ピーナッツ

ファイル 3064-1.jpgで、館山市下真倉にある落花生専門店。

ピーナッツソフトクリームで有名な店で、10年前に館山の友達に連れて来てもらって以降何度か寄ってて、点景もこれで三度。妹を連れて来たのも二度目かな。

久々に来てみたら、店の前は舗装された駐車場になってて、すいててすんなり停められた。こんな暑い日だし、海水浴場を開設してる筈の館山市だから混んでるかと思った。。
それでも海水浴帰りのような家族はいて、夏らしい感じだった。

ファイル 3064-2.jpgそして店の前には顔ハメがあったり、店の入り口前はソフト食べ用のフリースペースになってたりと洒落た感じになってて、さすがの人気店は褪せる気配どころかより洗練された感じだった。(とか思ったけど、以前の写真を見るとこのフリースペースはむかしからこうだったようだ。。顔ハメはなかったけど)

で、一応店内のピーナッツ商品を見てまわりつつ、やっぱり買うは目的のソフトクリームのみ。シェイクもちょこっと気になったけどブレずにソフトにした。

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うん、やっぱうまい。濃厚。
10年前此処で食べたときは無二だったけど、それ以降はチラホラと他でもピーナッツソフトを見かけるようになって、さすがに八街のそれなんかは結構うまかったりしたから、いま改めて食べたら以前ほどの感じはしないかな、、なんて侮ってたけど、やっぱここのは違うわ。濃厚。これはすごい。

妹が強く言わなければ、ひょっとしたらもうずっと来ることなかったかもしれなかったし、夏でも空いてたのはこんなご時世だからだろうから来といてよかった。(そういえば、ほかの来てた車は全部都内ナンバーだった、、)
 
 
ちなみに前回の点景
最初に来た時の点景

タグ:餐:冷 観:具

原岡海岸

ファイル 3063-1.jpg南房総市富浦町原岡の浦賀水道に面した砂浜の海岸。

まぁ目的は言わずもがな人気のスポット海に突き出た桟橋。
自分では何度か来てて、もう点景もこれで三度目(現地では岡本桟橋とか原岡桟橋とかの表記あってどっちがいいのかわからないので表題は原岡海岸にしてる)
今日は妹のスマホで見せられたリクエストで来てみた。
ら、
「そーそーここ!ここ!いいじゃんいいじゃん」と思った以上にテンション上がって喜んでて驚いた。
いや、まぁ自分も来るたびにいいじゃんいいじゃんと思ってはいるけどね。

っていうか、今までは浜辺の前の駐車場に停めてて、ちょっとタイヤ砂にハマりそうで不安に思ってたんだけど、今日は手前の脇にも駐車場があるのに気づいてそっち停められた。こっちはしっかり地べたの駐車場、ここでも充分海を背に車の写真撮れて満足。

さっそく浜に歩いて桟橋に進んだ。

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そういえばここって冬にしか来てなかったかもしれない。夏だからか波穏やかでおとなしく青い海が西の日に照らされていた。
人はまあまあいて「人多いね」と妹が言ってたけど、全然すいてる方で、夏はもっと混むのかと思ってたから意外なくらいだった。「フォトスポットだから多分夕暮れとかになったらもっと増えるよ」というと「じゃあ日没までいよう!」などと言い始めたので「それは無理」とすぐに断った。

砂浜近いから水は少し濁ってたけど、それでも覗くと小魚が見えて「白黒縞々のかわいい奴いるよ」というと「青いのがイイ」とか返された。。

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カニもチョコチョコいたしサヨリみたいなダツみたいな小さいのも泳いでた。
実は今回の此処は点景にするつもりはなかったんだけど、魚が写せてたので当然のアップ。
っていうか、今年はコロナでこの海岸も海水浴場の開設はなかったから悠々のんびり歩けてるのかもしれない。ある意味貴重な浜散歩なのでアップしとくべきだよね。

そして浜に戻って、やっぱりサンダルなので足ぼちゃ。ぬるかった。

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っていうか、駐車場前のトイレには足洗うトコなかった。。足ポチャは失敗だったかも。すぐには乾かず車に乗る前に砂を払うのが大変だった。。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:景:海 景:浜 観:橋 楽:眺 楽:浸 動:虫 動:魚

臥姫さんが焼

ファイル 3062-1.jpg南房総市市部の県道沿いにある海鮮料理店。

JR岩井駅のすぐ裏で、前に通った時に見かけて気になってた。このすぐ近くにある「道の駅 富楽里とみやま」でさんが焼きを食べた総菜コーナーのちゃんとした店ということのようだ。

店はしゃれた感じで店外にメニューも出てていい感じ、小さな店ながら入口で靴を脱ぐ料理店。
来たのが3時で「もうラストオーダーで出せるものしか出せませんが」と言われ「なめろうだけ単品で食べたいんですけど」というと何やら工場に聞いて「今からキハダマグロをおろすのでキハダのなめろうでよろしければ」ということでそれをたのみ席に着いた。どうやら水産加工工場の直営という形でおろしたての料理を出す店のようだ。

ファイル 3062-2.jpgで、仕切られた円卓の席につくと妹はやっぱりすかさず酒のメニューを見て「南房総レモン」というチューハイを注文したので、悔しいからこちらもノンアルビールをたのんだ。
それと、なめろうがキハダマグロということで「アジの握り」も追加で頼んでみた。メニューには一貫の値段で出てたけど「一人前でいいですか」と言われ「はいそれで」となってどれだけ出るか分からなかったけど、なめろう単品だけじゃ申し訳ない気がするような店だったのでまあいいかと思った。

「なめろう」とは千葉県南部のご当地名物料理で、つくねにした青魚を生で食べる料理。これを焼いたのが「サンガ焼き」ってことかな。で、正直言うと、、「なめろう」と言ったらアジだとばかり思ってたので、キハダだと、、いまいちなネギトロになるんじゃないかとか思ってた。

そして「キハダマグロのなめろう」登場。

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けどアニハカランヤ!これはうまい!絶品。
薬味の野菜と味噌が魚とぴったり合ってて口に含むとニンマリするいい味。いやぁこの調和はすばらしい。料理だね。千葉の名物がこんなに味わい深いものだったなんて、、いやー今まで「なめろう」をナメテたわ、練りこんだタタキくらいにしか思ってなかったけど考えを改めたわ。妹と共に「うんうん」頷きながら食べた。
そしてノンアルビールでも頼んどいてよかった。いやいやこれは日本酒で行きたいトコだけどね。ノンアルの日本酒はないもんねw

そして「アジ握り」登場。1人前五貫でホッとしたw
っていうかお頭骨付きで笹に乗って雰囲気イイね。

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これは先に妹から食べたんだけど「なにこれ?甘いよ」と「アジって魚は甘い魚だったの?」と驚いてたので、こちらも食べてみたら確かに甘く感じた。でも多分これは酢飯とのハーモニーで甘く感じるんだと思う。爽やかで夏向きの一品。新鮮なアジの味も生きててちょっと驚く美味しい寿司だった。

食べてる途中で他のお客が捌けて自分らだけになって、アジ握りを食べ終えたころに店の人が「よろしければ骨を揚げて骨煎餅にしましょうか」とまさかのサービス!もう閉めたいだろう時間にありがたい気づかいで「おもてなし」を感じた。(おもてなし詐欺の某運動大会なんかよりこういう飲食店こそ応援したい!と思った)

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少し時間かかったけど、じっくりぱりぱりに揚げてくれた骨煎餅。おいしかった!
さすがにもうノンアルビールはとっくに飲み終わっててそれだけが口惜しいとこではあったけど、最後までおいしく、自分は頭までおいしく食べて大満足。

ホンのおやつのつもりで寄ったけど、しっかり満足の食事だった。
店の人も感じよく、工場の方から顔を出してくれた加工の料理人さんも感じよく気持ちよかった。
店を出てからも兄妹そろって「これはいいわ」「寄ってよかった」と大絶賛。
逆にこれ以上はないだろうねーと帰りの夕方は食事に寄れずに帰ったw

タグ:餐:魚 餐:鮨 餐:揚 餐:飲

燈籠坂大師

富津市萩生にある寺。

そこへ行く道の切り通しのトンネルが人気のスポット。
自分は以前に友達の案内で来たことあったので寄るつもりもなかったんだけど、食事した手前の店の店内にあった写真を見て妹が「ここ行きたい」とリクエスト。まぁ別に軽く歩くだけだからいいかと来てみた。

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駐車場から歩くとまずトンネル。
これも鶴嘴の跡が残る手掘りのトンネルで、岩の層模様まで見えて雰囲気あるけどメインではない。

抜けた先の丁字路を右に曲がるとその切り通しのトンネルが見える。
「おぉこれはすごいね」
と、妹が思った以上に沸いて燥いで大好評で、え、そんなかと思いつつ、やっぱりダイナミックな高い切り通しとトンネルはいい景色。妹も歳とって素直になったなぁ、、なんて思いつつ進んだ。

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道はキレイな舗装路で割と広く悠々歩けてトンネル部では涼しい風も流れてて気持ちよかった。そして洞内に反響するセミの声にヒグラシのものも交じってて殊更感じよかった。

抜けた先が燈籠坂大師への階段の入口。ここで折り返すつもりだったけど、妹が乗り気で「上にも登ってみよう」というので、まぁ前回は登ってないから悪くないと、妹に続いてゆっくり登った。

階段は途中で男坂と女坂に別れていた。「まぁ普通こういうのは女坂の方が傾斜が緩やかなんだよね」というと妹は迷わずそっちへ進んだ。

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奥の折り返しで小休止。ひとりなら一気に登るくらいだけど、楽でいいや。お堂への道の景色もわるくない。
また歩き始めた妹が「うわぁっヘビヘビ」と驚いてたのでナニナニと覗くとトカゲがいた。えーかわいいじゃんw

そして最後は自分が先になって登ると先に海も見えてきた。ちょっと遠いいけど海が見えるのはイイね。
っていうか、下の説明では弘仁11年(820)に日光へ行く途中の弘法大師が通った時に岩に自画像を刻んだのがこの地で、その後里人が大使を慕ってその場所に常夜燈を立てて漁をする人の灯台とし「燈籠坂大師」として親交を深めたとあったけど、、灯台にするには海遠いいなぁ。

そして登り切ってお参り。鳥居あってすっかり神社のつもりで一礼二拍手で柏手たたいたけど、大師は寺院だよね。。まぁいいか。

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その横にまだ少し段があり道が続いてたので進んでみた。途中で見かけたコガネムシでまた妹が驚いてた。乙女かよww

で、頂点の切り通しを抜けると尾根の道に突き当たり「←造海城」という道標が立ってた。あーなんかここ城跡だって言ってたね。
ってことで少し進んでみたら「未整備のため危険 自己責任で登城ください」というのも立ってて、すぐに岩を登るような細道。もうちょっと進んでみたけどサンダルで歩くようなとこじゃないし妹もいるのでヤメて引き返した。

ファイル 3061-5.jpgそして最後は男坂の方から下った。
こっちが正面だね。でも下るのも急でいい眺めなくらいだから素直に女坂から登ってきて正解だったと思った。

帰りは他の観光客とすれ違いながらまた切り通しのトンネルを抜けた。帰りの方が一層ヒグラシの反響が大きくていい感じだった。
妹が「けっこう車停まってた割に歩いてたのウチだけだったね」と言っててナルホド。他の車の人達はみんな城跡まで歩いてるってこと??まぁいいか。

ちなみにこの造海城は戦国時代の真理谷武田の城で、ネットで見た鳥観図イラストは凄くカッコイイ海に突き出た山城だった。けど、やっぱかなり険しそうなので行かなくて正解。
幕末にはこの城跡に砲台も築かれたそうで、切り通しの箇所も多いらしい。
で、ここからは邪推だけど、その台場の砲台跡がホントは灯台にしてた燈籠坂大師だったんじゃないのかな。。砲台を築くときに撤去されて、もっと行きやすい途中の今の場所に移したとか。

どちらにしても、少しは整備して切り通しの箇所や歴史をちゃんと解説したらもっとちゃんとした城跡に砲台含めた観光名所になるのになぁ。。と思った。

ちなみに前回の点景

タグ:観:道 観:寺 観:城 楽:登 景:洞 動:虫

中華料理おくむら

ファイル 3060-1.jpg富津市竹岡の127号沿いにある町角中華店。

ここんとこ千葉しか廻ってないから当然127号も何度も通ってて、「アジフライ」の幟が立ったこの店は小さな店ながら両車線側にも駐車場があるのを知ってて、一人でアジフライを食べに来るならここだなと思ってた店。「黄金アジ」とはどこにも書いてないけどそういう地域でアジフライを全面に出した店なら下手なものは出ないだろうと思ってた。

で、今日は黄金アジを食べてみたい妹を連れてきちゃったわけだけど、最初から人気店は無理だよと言っておいたのでさすがにイヤとは言わずに入店。
でも、店に入って反応がなく何度か呼んでやっとおばあちゃんが出てきたときはちょっと僕も「やべぇかも」と思った。(後で聞いたら二人ともに「埼玉のうどん屋(→)」を思いだしてた)

ファイル 3060-2.jpgちょっと気が引けつつも席に着き、自分は「地アジフライ定食」、妹は「地アジフライ」単品と生ビール。まぁいつものことだけど今回はちょっとその遠慮のなさも仕方ないと思えた。

小さな店内は4人掛けテーブルと6人掛けテーブルと丸テーブルの3卓だけで、奥に座敷でもあるのかな?どう考えても駐車場の停められる車の数と合わない小さな店。そもそもおばあちゃんのワンオペだから3卓だけなのは正解だけどね。

で、「地アジフライ定食」登場。

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尾っぽがついてないので見た目こそパッとしないけど、コロンと厚みのあるフライで中はふわっと脂ジューシーなとろけるアジ。ちょっとまて、黄金アジの特異性って何だったっけ?とか一瞬思うくらいのおいしいアジフライだった。
そして「ひとつ太刀魚のフライもつけときました」というそれがまたおいしかった。太刀魚のフライとか初めて食べたかも。店内の貼紙にも「タチ魚定食」「地タチ魚焼」とかあって気にはなってたんだけど、うれしいサービス。
そしてそしてキュウリの漬物までよく漬かってておいしかった。

妹も大喜びでうまいうまい言って食べて、食べ終えてからおばあちゃんに「黄金アジというのは?」とか聞いてた。
おばあちゃん曰く「黄金アジというのはそうそう滅多に獲れないのよ」だそうで「だから黄金アジと書いてても普通の地アジを使ってる店も多いんじゃないかな」とか。いや、これだけおいしけりゃ騙されてたとしても全然ОKよ。

店を出て兄妹顔見合わせて「これは大正解だね」と満足の食事。よかったよかった。

タグ:食:定 餐:揚 餐:魚 楽:話