船橋市湊町の14号沿いにあるラーメン店。
今日は千葉県内のご当地B級グルメで前からテレビなどで知って(ふなっしーが食べてた)気になってた「船橋ソースラーメン」を食べに来てみた。
昼前についてコインPに停めて、「並ぶかなぁ」なんて思いつつ勇んで店に歩いてみると、、店閉まってた。ガーン。「緊急事態宣言のため休業いたします」だそうだ。
滅多に来ない船橋市街で、そういえば前に来た時は調べてた店がもうなくなってたりしてて「船橋ソースラーメン」には縁がないのかと思えた。。
くやしいのでやむなく別の店を検索。雨の中傘さして足元に気を付けてゆっくり歩いた。船橋のマンホールが船だった。
で、次に来た店は、営業してるんだけど店先に出てるメニューに「ソースラーメン」は無くて入店躊躇。思いきって聞いてみようかと店を覗くと券売機が見えた。けどそこに「ソースラーメン」というのは見あたらなかったのでなさそうだと諦めた。
やむなく別の店を検索。もうひとつの店は少し離れてるけど仕方ないと雨の中を国道へと歩いた。
で、辿りついたのがこの「阿修羅」という店。国道沿いなので駐車場あったら悔しいなーと思ってたけど無くてホッとした。
店自体は胡麻ラーメンが人気の店のようで、そっちのメニューがメインだったけど店先メニューに「ソースラーメン」もあったのでふたたびホッとして入店。
店内の券売機で買った「船橋ソースラーメン」の券は「限定メニュー」と書かれてて焦ったけど、カウンター席に着いて券を出すとちゃんとソースラーメンで注文通った。
あとから来る客はみんな辛胡麻ラーメンで、あー辛いのが人気の店なのかーと不安をおぼえつつ、まぁメインの胡麻ラーメンとは別に辛胡麻ラーメンというのがあるんだから、何でもかんでも辛くする店という事は無いだろうと考えた。
で、「船橋ソースラーメン」登場。
これはこれは予想外に胡椒が強くバターも絡んだソース風味のラーメン。なるほどソースの甘みに刺激と円やかさを加えて豪華にされた感じ。これがオリジナルの方向性なのかこの店のアレンジなのかは分からないけど想像してた「汁入り焼きそば」のようなまんまのソースではなくしっかり味わいとしてソースなのが面白かった。
けど、、胡椒が辛いわぁ。辛いのは苦手ながら胡椒の辛さはまだいける方だと思ってたんだけど、これはちょっとキツかった。麺啜っててむせそうになった。
そして、うまいはうまいので汁も飲み干したかったけど、やっぱり飲んでてむせてしまって断念。。(辛胡麻ラーメンを涼しい顔して食べてる人の横で辛くないメニューでむせててナントモハヤ)残念。無念。アカンネン。
まぁちょっとキツかったことを差し引いても、思ってたよりも味わいあるおいしいラーメン。んーまぁやっぱりこれは「ソースラーメン」がメインな店のスタンダードなのを食べないとわからないかな?って思ったけど、取り敢えず好印象。食べれたことに満足。
で、また小雨の中傘さして歩いて戻った。
あーあ、もう少し船橋市街をフラフラ散歩したかったけど、店の往復だけでいいや。。
とか、思ってたら、公民館の前の公園みたいな広場の隅に案内板と石碑みたいなのが見えたのでちょっと寄ってみた。
「太宰治の植えた夾竹桃」だそうで、昭和10年の夏から一年チョイ住んだ船橋の借家の玄関に植えてた夾竹桃だそうだ。
その事を書いた随筆の一文が石碑になっていた。
船橋は太宰治ゆかりの地だったのか。(山本周五郎は浦安だっけ、うちの松戸は誰かいないのか?)
っていうかこういう植木の花とか、植えてから85年たっても全然元気に花咲かしてて長生きなんだね。
そんな太宰治とはまるで関係なさそうな広場の中央の少女の像に足蹴にされるように眺めつつ、通りに出て駐車場へ歩いた。