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椎谷の御膳水

ファイル 1706-1.jpg柏崎市椎谷の村のはずれにある湧水。
ペットボトルの水がなくなったとこなので、丁度いいやと来てみたんだけど、「この先は道路が狭いためお車は御遠慮ください」とあって5分の距離だそうで、、少し迷ったけど歩いてみた。

その道はコンクリ舗装で確かに離合はキツイくらいだったけど、こんな暗くなりかけの夕方に通る車も人もおらず、もう少し近くまで車で進んじゃっても平気そうだった。。

でもま、少しは歩かないとね。
と、呑気に田圃を眺めながら歩くと、田圃ではオタマジャクシがうようよと騒ぎまくってた。
5分の距離ってどこらへんかな、、と先を見るとすぐ先の森の手前のそれらしいものが見えた。5分かからないんじゃないか?

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ってわけで3分ほどで着いた。
地蔵に並んだ石柱に「明治天皇御膳水」とあるだけで他に解説も何もなく、水は茂った草の合間の井戸の口に湧き出てるだけだったけど、柄杓も用意されてたので多分これだろう。。
んー柄杓ですくった水はきれいだったけど、これを飲む勇気はないなぁ、、飲めるのかなぁ?
ってわけでパス。

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道はもう少し奥まで続いてたので、その奥が不動堂かな?と進んでみたら、思った通りそれらしいものがあった。
っていうか、不動堂よりもその奥から水の音が聞こえてたので、実はそっちに水汲み場があったりして、、なんて考えて来てみたんだけど、暗くなりかけたこの時間に奥に進むのは不気味だなぁ、、
と、怯みつつ進んでみた。(この変な好奇心は何とかした方がいいと思う、、)

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ら、一筋に落ちる滝のようなのがあった。
これは、、滝か?水路の口のようにも見えなくもないが、、どちらにしても汲む水ではなさそうなのはたしか。
こんな時間じゃなければ日が差してればもう少し雰囲気よかったのかもしれないけど、ちょっと暗くて不気味。
足元に跳ねる小さなカエルも見かけたけど、遊んでる気にもならず足早に引き返した。

タグ:観:水 観:農 観:寺 楽<残 景:泉 景:滝

道の駅 瀬替えの郷せんだ

ファイル 1705-1.jpg十日町市中仙田の252号(403号重複)沿いにある道の駅。
随分前に一度、403号を辿って走ってた時に寄ったことがあって、当時はまだあまり見かけなかったサイコロ状にカットして冷やされてたスイカが売ってて、食べたらうまくて感激した憶えがある。(今ではカットスイカはスーパーで当たり前に見かけるようになってしまった)

そんな好印象なトコだけど、今日はもう夕方5時でもちろん店は閉まってた。
近くには何かないのかな?と見まわしたら裏に川(渋海川)が流れてて、吊り橋もかかってた。案内図もあって、「仙田農村公園」という散策路になってるようだ。
ってことでちょっと歩いてみた。

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川岸に斜めに露出した岩は「チンタフ」という珍しい火山灰層だそうだけど、、やっぱ地質は勉強してないとわかんないね。
吊り橋の手前には綺麗に咲いたガクアジサイが集まっていた。
それと、剥がれかけた案内には『少し上流に最近まで子供が恐れて近づかなかった河童が出る淵』があったとか。
川を眺めながらその「河童の吊り橋」と命名された橋を渡ってみた。けっこう揺れて面白かった。

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ファイル 1705-4.jpgけど、渡った先の散策路は完全に雑草に埋もれてて、ちょっと気軽に歩くような雰囲気じゃなかった。。
周り眺めて戻ろうと思ってたら赤茶色のきれいな鳥が近くの枝で停まって鳴いてたのでバードウォッチング。
カメラのズームで覗いたらスズメっぽくてちょっとガッカリ。(でもスズメではなくてホオジロらしい)

ファイル 1705-5.jpg道の駅まで戻って、もう少し周りを眺め歩いてたら、道の駅の裏の階段の下には雪室があった。
窓から覗くとビッシリと蓄えられた雪が見えた。
おお!

車に戻ろうとしたら入れ替えに子供がやって来て覗こうとしてたけど背が届かずに飛び跳ねてた。もちあげてやろうか、、、と思ったけど、ふと見ると階段の上で降りるつもりなさそうな父親が見てたのでアホくさくてほっといた。かわいそうに。

という感じで店閉まってても意外と見るとこあって楽しめた。

タグ:景:川 景:岩 観:地 観:橋 観:伝 観:装 動:鳥 道の駅

うおぬま倉友農園 おにぎりや

ファイル 1704-1.jpg南魚沼市塩沢の17号沿いにある名前そのまんまのおにぎりの店。
「コシヒカリ100%おにぎり」っていうのを前々から見かけて気になってたんだけど、手前の石打に道の駅ができてそっちでコシヒカリ食べられるようになったので、寄らないままだった。
で、今回こそはと道の駅を通過したものの、あれ?ここら辺じゃなかったっけ?すぐ近くだったような、、おかしいな見当たらないな?閉店した?としばらく見かけずに少々焦った。

見つけてナイスと寄ったものの、もう夕方4時だけに売ってるのか残ってるのかという不安もあり、おそるおそる覗いてみた。
 ら、ぜんぜんちゃんと揃って並んでて一安心。(カツカレーだけ完売と出てた)営業時間も6時までという安定感。

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幾つか購入。
飲食スペースもあって店でも食べられそうだったけど、車で走りながら食べた。

おにぎりは袋の尻を開くと経木(の、模様の紙)がはさんであって米が手に付かずに楽にスンナリ取り出せてそのまま持てた。

まず食べたのが「塩おにぎり」
んーんーんーこれこれ、やっぱうまい!
米一粒一粒がしっかり際立っててさすがの魚沼産コシヒカリ。寄ってよかった。

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あとは「焼おにぎり」「焼鮭」「焼たら子」を続けて食べた。味わってゆっくり食べようとか思ってたけど、止まらずにパクパク食べちゃって無理だった。
「焼おにぎり」はそれでもやっぱりコシヒカリ、醤油の香ばしさと軽い焦げ目が相まっていい味わい。
具入り海苔巻きの二つもおいしかった。
けど、やっぱ一番気合入ってるのは「塩おにぎり」だな。炊き方変えてるのかな? 蒸らし方の違いかな? 具入りと焼きの方が米が柔らかくくっついててしっかりまとまってて、その分、米一粒一粒を楽しむというよりおにぎり一個パクリと食べるって感じだった。

いやーそして米の甘みと仄かに残る瑞々しさ。絶品だね。
もう次からは通過しないぞw

タグ:餐:飯

名胡桃城趾

みなかみ町下津の17号沿いにある城跡公園。
国道沿いで前々から気にはなっていたけど、大概気になるのはこれから三国峠越えて、、っていう途中でなかなか足が止まらず毎度通過。
今回は今回で今やってる大河ドラマで(話の中にしか登場しなかったけど)カギとなる拠点だったので絶対混んでるだろうと寄る気はゼロだった。

けど、
それだけに駐車場入り口にちゃんと警備員立って誘導してて、そんなに混雑した風にも見えなかったので咄嗟に思い切って寄ってみた。

ファイル 1703-1.jpg駐車場も広めですんなり停められた。
この駐車場、城跡の一部で「般若曲輪」という外郭。
この城の一番広い郭で、まさに駐車場にうってつけの台地だけど、駐車場にしてるのは手前半分くらいの領域のようだ。(館跡の郭なのでホントはもっと大事にすべきなのかもw)

その駐車場からいったん国道に出ると城跡正面から延びる県道の道標は「岩櫃城」になってて、17号には「沼田城」とあり、なるほどーと思えた。

そして無料休憩所という「名胡桃城址案内所」というのがあったので先に入ってみた。

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中には資料パネルやビデオ放映、ジオラマ模型に鎧兜、かぶってOKの鉄兜まであった。これは大河効果?いまだけ?思った以上にちゃんと観光地してて驚いた。

そして城跡に歩いた。
やっぱり人は多かったけど邪魔なほどではなかったし、そもそも天守も櫓も石垣もない戦国後に廃城になった城跡だけに、来てる人もアホな観光客ではなく歴史に興味持つ人ばかりなのでちゃんと見て歩いてた。

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解説パネルも多く見やすく丁寧。
驚くくらい整備されて歩きやすく、馬出、虎口、生々しいくらいちゃんと形残った舌状丘陵を割った立派な空堀を眺めながら三の郭、二の郭、本丸と進んだ。

そして本丸の先にも歩きやすい階段で続いていて、一段低い丘の先にささ郭という出丸があって、通路の石積みは保存の為に埋め戻されてるのが残念だけど、先端の物見があった部分は絶好の展望台になっていた。

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うんうん、このくらいの展望はできるかなと期待した通りのいい眺め。本丸辺りではあまり広くは眺められなかったからこれで満足。
月夜野から沼田に続く眺めで、沼田城は、、、、右端に見えるくらいだけどしっかり見下ろせて見張れる形だった。

祠に置かれた小銭もみんな真田の六文銭にしてて笑えた。

そしてゆっくり戻った。高低差もさほどなく非常に歩きやすい城跡、ここはおススメだね。

最後に案内所前で車両販売してて気になってた「大とろ牛乳」っていうのを、、、飲もうかと思ったら一杯350円。牛乳でそれはどうかとちょっと迷ったけど、ママヨと買ってみた。

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ら、これ、ただの牛乳ではなくてシャリシャリの氷片が混ざったスムージー。なるほどこれはトロっとしておいしい。
乳脂こうばしく、なんだろうなんか懐かしい味がする。
店の人にそう話したら「学校給食の無調整牛乳に近いのかもしれません」といわれたけど、、給食の牛乳は嫌いだったので多分そうじゃなくて、アイスの味で近いものがあったのかも?

これは図らずも暑い午後に丁度ほしかったような冷たいものが飲めて気分よく、いい寄り道になった。

タグ:観:城 観:館 観:具 観:模 景:町 景:山 楽:眺 餐:飲

めん処 元氣や

ファイル 1702-1.jpg館林市苗木町の354号沿いにある地直売所の一角のような蕎麦店。
入口の看板には「まちの駅 近藤沼公園」とあるけど、この「まちの駅」というのがイマイチよくわからない規格で、道の駅並みの立ち寄りやすいトコもあれば普通の店で用がなきゃ寄りづらいトコもある。そういう意味では広い駐車場で寄りやすい印象の「まちの駅」
(この近藤沼公園というのは少し離れててここから歩いて行くって感じでもなかった。。)

店は倉庫風な建物ながら、立てかけたスダレと洗濯バサミでとめたノレンで雰囲気ある蕎麦屋になっており、入口から手書きでいろいろ書かれたものが貼ってあって今風なこだわりある店に思えた。

でも厨房はおばちゃんばかりで、一層おいしそうな地物の蕎麦を食べさせてもらえそうな感じ。そば粉も群馬県内産のものを使ってるそうだ。
で、たのんだのは「もり蕎麦」
大盛にしますか?と聞かれて迷ったけど、普通盛りにしといて追加で「なまず天」をたのんだ。ここらと言えばナマズだよね。

ファイル 1702-2.jpgで、まずはその「なまず天」からでてきた。
えと、、
近くに座った人も蕎麦より先にかき揚げ天が出てきて、麺つゆきて無いから食べられずにオアズケって感じだったけど、、
「なまず天」は取り敢えず三つあったので、テーブルにあった塩でひとつ、ソースでひとつと試すように食べ、、、ようと思ったとこで蕎麦が来た。
けどまぁ、せっかくだからと先にそういう風に「なまず天」から食べてみた。(普段は天蕎麦の時は天ぷらは後で食べるけど)
うん、
ふわふわでおいしいナマズの天ぷら!さっぱりしていいね。
塩もいいけどソースも面白い。(でも蕎麦の後で食べたつゆが一番無難だった。。)

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そして蕎麦も期待以上にしっかりした麺でしっかりおいしく啜れた。
ああこれは丁度いい。 くー、大盛にしときゃよかった!!
麺もおいしいけど、つゆも煮干だしで(カツオじゃないんだ)魚介系な風味ばっちりでおいしかった。

これはいいとこ寄れた。またこよう。
こっち方面では手前の板倉のホームセンターにある蕎麦屋や北川辺の道の駅の蕎麦がおいしかったので、ここの店は前から気になってはいたもののなかなか寄る機会無かった。けど、寄ってみて良かった!

ファイル 1702-4.jpgただ、
店の横にある地下貯水槽風なトイレだけはどうかと思った、、
中がどんななってるのかちょっと入ってみたい気もしたけど、暑いからムッとしそうだし、せっかくのおいしい食事の後で、、、と思って覗かずにやめといた。
「まちの駅」の規格がやっぱりよくわからない。。道の駅ほどとはいわないけどトイレは入りやすいのでお願いしたいw

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:魚