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潜竜ケ滝

ファイル 917-1.jpg佐世保市江迎町田ノ元にある滝。
道のどん詰まりの駐車場っぽいトコには犬が2匹ウロウロしてた。
あー犬嫌いなんだよなぁ、、、
とか思ってたけど、この犬たちは実に穏やかで感じよく、まるで出迎えてくれてるかのように尻尾振ってて安心した。

車を降りてみると、かすっ剥げて読めなくなった「潜龍ケ滝案内図」があった。
あー、、こういう案内が剥げてたり錆びてたりしてる観光地ってちょっとあやしいよなぁ、、とは思ったけど、進んでみた。

らば、少し先で長い階段が、、「潜竜ケ滝210m」とあった。
あーどうする?200mくらいなら、、でも足疲れてるし、、
なんて思いながらもゆっくり登り始めた。

ファイル 917-2.jpgら、さっきの2匹の犬がやってきた。
やべ、番犬か?襲われる?なんて一瞬焦ったけどそんなことはなく、
励ますように後ろからついてきたり、先に出て案内するように登ったり、子供のようにまとわりついて一緒に楽しく登ってくれた。

子供の頃に吠えられたり追いかけられたりした記憶から犬は大嫌いだったけど、なんか犬もいいね。とか思えた。

階段を上り山道を歩いて登ると休憩所とお寺のような神社のような家があった。
でも、滝はもっと先らしく段が続いてた。。
犬はここに住んでるらしく、その先にはついて来なかった。

ファイル 917-3.jpgその先は所々に地蔵や金剛像があり、「山の神」とか鳥居とかもあって信仰の滝なのかな?って雰囲気だった。

汗かきながら登ると滝に出た。
しんどかったけど、わずか5分足らずの登りだった。200mだもんね。

ファイル 917-4.jpg

ファイル 917-5.jpg滝は落差こそそんなでもないけど、まっすぐ落ちる滝で、何より落ちた水が岩に当たる音が良かった。
風も涼しくちょっと休憩。

周りにはカワトンボが木漏れ日と新緑の中を沢山飛んでいた。

ファイル 917-6.jpg休憩室まで下ると、もう犬の姿はなかった。
なんだ、つまんないな、、とか思いつつ下まで降りると、駐車場で2匹共寝転がってた。。
帰るお客には興味ないらしい。
ありがとねーって言ってなんかご褒美あげればよかったかな?
気が利かなくてごめんね。

タグ:楽:登 景:滝 観:宮 動:虫 動:獣

紐差教会

ファイル 916-1.jpg平戸市紐差町にある教会。
そういえばドライブ中に教会に寄るなんてドイツで行ったくらいで国内では始めて。
長崎県は何度も来てるしあちこちでカッコイイ教会も見かけて来てたけど、なんかお寺よりも近寄りがたい気がしてた。
でもま、深いこと考えずに、平戸に来たんだから一箇所くらい寄っとこうかと、軽いノリで寄ってみた。

ファイル 916-2.jpgやっぱドイツで凄い教会見ちゃってるからしらけちゃうかなぁ、、とか思いつつ聖堂内部を覗いたら、、
お、おー
結構大きい聖堂で思ったよりずっと立派だった。
目は大きいけどステンドグラスの色彩に照らされて綺麗だった。
天井も高く、模様が素敵だった。
内部の撮影は禁止とあったし、いろいろ注意書きかあったので、少し覗く程度にしておいた。

写真は外装だけ。なかなか立派な建物。昭和4年築だそうだ。
その前の明治中期に建てたものは離島に移築したそうだ。
長い禁制の江戸時代が終わって協会が建った時はさぞかし嬉しかっただろうな。

ファイル 916-3.jpg

案内板にあった内部写真だけ撮ってきた。直に見るともっときれいだった。

協会の裏に「十字架山」という案内があったので行ってみた。
けど、
なんか十字架が立ってて石碑が囲む裏庭があるだけだった。これを十字架山というらしい。

ファイル 916-4.jpg
ひと回りして教会の後ろ姿眺めて車に戻った。
平戸市街からは離れてて観光客もチラホラくらいだったので気軽に見れたし、思ったより雰囲気良くていい教会だった。

タグ:観:建 観:庭

道の駅 生月大橋

ファイル 915-1.jpg平戸市生月町南免の文字どおり生月大橋の袂にある道の駅。
ここは11年前(02年5/5)に来たときに夜寝た道の駅。
夜から霧が濃くて、朝起きてもまだ霧が濃くてガッカリした憶えがある。
この写真の角度で橋が全然見えてなかった。

いやーこんな風に一度来た時の印象が強く残ってあまり良く思ってない場所って他にも沢山ありそうだ。
イイ天気の日にまた来れてホント良かった。

ってわけで、たっぷりと橋を見物。いやぁ大きいトラス橋だねぇ。
この鉄骨感がいいよね。「鉄橋!」って感じだよね。

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橋の先の海には隠れキリシタンの聖地「中江ノ島」が浮かんでた。
橋の手前には「潮見神社」というのがあった。神社もあるんだねぇ。

ファイル 915-3.jpgそして小さな観光売店にも入ってみた。
売店の脇には鯉のぼり、、ならぬ鯨のぼり。
鯉は滝をのぼって龍になるなどと言いますが、鯨は何をのぼって何になるんでしょうね。
ちなみに此の生月島は昔捕鯨が盛んな島だったそうで、かつては江戸時代に日本一の鯨組があった島だったそうだ。

ファイル 915-4.jpgでもそれは昔の話、売店内のお土産のメインはアゴ(飛魚)の物が多く並んでいた。
チョコチョコ試食して歩いて、一番おいしかった「あごみりん」(そのまま食べられる甘煮干し)とフリカケを買って帰った。

「あごみりん」はみんなに土産で配ろうかな、、、とか思ってたけど、結局自分で全部たべちゃった。。うまかった。

タグ:観:橋 観:宮 観:飾 景:海 景:島 楽:買 道の駅

大碆鼻灯台

ファイル 914-1.jpg生月島の北端部の「大碆鼻」にある灯台。
これで「おおばえ」と読む。
駐車場から舗装された急坂を少し登ると頂上の灯台広場に出た。
おお、おお、脇から登れるタイプの灯台なのか。これはいい展望台だ。
早速のぼってみたら、これはこれは大パノラマのいい景色。

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海岸の断崖や、北端になる大碆鼻と鯨島、遠くにうっすら的山大島?等の島々、陸には棚田、海には小舟などどの角度も面白い。

ファイル 914-3.jpg

海でなんか白いのが集まって流れてる箇所があった。
アレは何だろう、、ズームいっぱいで撮ってみたら小魚の群をサメだかイルカだかが囲って追ってる感じだった。

天気は最高で小さいけど白い灯台は青空に雄々しく突き立って見えた。

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この灯台の下に高さ100mという大碆鼻断崖があるみたいなんだけど、足元は見れないのがちょっと残念かな。
遊歩道を歩いて登れば途中で見れたんだろうけどね。

ファイル 914-5.jpgたっぷり展望して駐車場に戻る。
この戻る下り坂も眺めよかった。

駐車場は相変わらず混み合ってて後から後から来る車が困惑していた。

タグ:観:灯 楽:眺 景:海 景:岬 景:島 景:崖 観:船 観:農

塩俵の断崖

平戸市生月町壱部の海岸にある断崖の景勝地。
11年前に来た濃霧の朝は、丸で何も見えずにここで引き返した。
何メートル先が崖なのかも分からないくらいの霧で歩くのも恐かった。。

さて今日は、そんな思い出は何の事やらってくらいスッとぼけられたような晴天で、断崖もバッチリ展望。
おお、おお、いいねぇ。剥けそうな柱状節理の断崖。

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空にはトンビが飛び回ってた。
あ、いやいやこれはトビじゃなくて説明があった「ミサゴ」ってやつなのかな?(腹が白くないからトンビっぽい、、)

で、風も心地よく断崖をのんびり眺めた。

ファイル 913-2.jpg

ファイル 913-3.jpgで、ここでも蝶がまとわりついてきた。
小さな青いシジミチョウで、これは「シルビアシジミ」ってやつかな?
足元の蝶をゆっくり屈んで写真撮ったり追ってみたりしてたけど、展望台の周りで何をしてるんだろう?と不審がられてたんじゃないかな。。(ノ^o^)ノ'''∞

タグ:景:崖 景:海 景:岩 観:地 動:鳥 動:虫

島原武家屋敷

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島原城の西に残る旧武家屋敷の通り。
湧き水が流れる水路が真ん中にある涼しげな未舗装路。
いい雰囲気だ。

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ファイル 60-3.jpg通りには普通の家に混ざって数件の武家屋敷が残ってる。
観光用に解放されていて、靴を脱いで上がることが出来るようだ。
ちょっと覗いてみた。

ファイル 60-4.jpgところで、
島原の乱で島原城の城下町は一揆軍の農民達に略奪され焼討ちされたとあるけど、ここはどうだったんだろう?
ということについては一切触れてなかった。

っていうか暑くて腹減ってたので軽く雰囲気だけ見て歩いた。

そしてずっと歩いて戻るのは表の通りに出た。
さっき車で通った時に、途中に食事できる店を見かけてたのだ。

ってわけでその「食事処 菜かの」という店で昼食。
ファイル 60-5.jpg島原名物の具雑煮を食べた。(暑いのに)
普賢岳噴火の写真集を見ながら料理を待った。島原づくし。

この具雑煮とは、天草四郎率いる一揆軍農民が原城で籠城した際に食べてたものだとか。
へーうますぎ。
どこに感情移入して何を見て喜ぶか、、難しい町だね。

タグ:楽:歩 観:街 観:屋 食:鍋 餐:餅 餐:汁

島原城

島原藩主の居城。
キリシタン弾圧、過酷な年貢と重税、そしてこの火山近くの悪地盤の上に建てた分不相応すぎる立派な城の労役が島原の乱の元になったといわれる。悪名高き庶民の敵の城。。
の筈だけど、
昭和の戦後には天守や櫓をいち早く鉄筋再現。
ってことは後年はそんなに忌み嫌われてたわけじゃないのかな?
(いやいやその後も重税は続いたらしい)

来てみたら。。観光地!って感じの城だった。
(いやいやGWだったらドコの城もこうじゃないかな?)

入城料¥520の復興天守は、(展望用に)最上階まわりが違うくらいで外見は殆ど昔の形の侭らしい。
破風の無い五重五層の四角い城。立派だけど変化が無いデザイン。外見だけ見て中には入らずに城内を歩いた。


ファイル 59-1.jpg三重櫓の西櫓は無料で入れた。
一階は神社になってた。



この三階から見る天守閣が一番いいアングル。ファイル 59-2.jpg

巽櫓は有料。天守とセットらしい。
西望記念館という彫刻家の記念館。パス。

ファイル 59-3.jpg丑寅櫓は無料。
民具資料館。昭和のビルに古道具屋が入った雰囲気。。
三階も展望には不向きな格子窓。歴史的にはこれでいい。



隙間から正面の海が見えた。ファイル 59-4.jpg

以上。
三重櫓×3と五重の天守の城。
(昔は櫓が四十九棟もあったとか。。。wiki)
江戸時代最大の内乱と言われる島原の乱でもビクともしなかった強固な守り。
歴史はこんなに酷いけど平和な今見りゃ立派な城じゃん。
と、そのあたりで納得。何だかんだ言っても僕も観光だしね。

タグ:観:城 観:閣 観:櫓 景:町 楽:眺

土石流被災家屋保存公園

ファイル 58-1.jpg
島原の道の駅「みずなし本陣ふかえ」に併設されていた。
入場無料。

平成に入っての記憶に新しい(と言ってもそろそろ20年にもなるけど)雲仙・普賢岳の噴火による火砕流に埋もれた家屋を保存している。

屋寝付きの建物内に埋もれた建物が入ってるんだけど、ふと気が付くと外にも何軒も埋もれた屋根が見えた。

ファイル 58-2.jpg館内の埋もれた家屋は災害当時の雰囲気を生々しく感じさせてくれる。

けど、この館内の物はこの近くから移築された物なんだそうな。
わざわざ掘り起こされて移築されて又埋められた家屋って。。
ガラスも割れてたけど、割れたまんま移築したのかな?移してから割ったのかな、、と余計なことばかり考えてしまった。

ファイル 58-3.jpg逆に、外の埋もれた家屋はこの場所で埋もれたまんまの物なんだそうだ。
爽やかに雑草とか生えちゃって自然な感じで埋もれて、悲壮感はまるでなかった。


ファイル 58-4.jpg

二十年近くたつとこんな感じになるのか。
なるほど、、保存公園としてはやっぱり屋根が要るわな。
ちょっと不思議な感じだった。


そのあと道の駅内で島原名物「かんざらし」 を食べた。
シンブルな白玉のデザート。おいしかった。

ファイル 58-5.jpg

タグ:観:館 景:噴 餐:菓 道の駅

風頭公園

長崎市街の西隣。標高152mの風頭山山頂にある展望公園。
純粋にナビ地図に展望マークがついてたので展望休憩に来てみた。
そしたらここってあの亀山社中のあった寺町の上だそうで、坂本龍馬の銅像があるらしい。長崎にも龍馬像があったのか。。知らなかった。
こんな人気の時期にわざわざ来たくはないけど、たまたま知らずに来て、朝ですいてたので何かラッキー。

とりあえず歩いた。

ファイル 57-1.jpg
まずは芝生で開けた南側の山頂に登った。
ここが一番高いよねぇ。山頂だよね。
ここでハタ(長崎伝統の凧)を上げたりするんだそうだ。
へー見てみたいな。

ファイル 57-2.jpgそして少し下って北に歩く。
神社や遊具のある普通の公園を過ぎると、ありました坂本龍馬像!
この銅像のこの元の写真って長崎で撮った写真だよね。
その写真を撮った写真家上野彦馬の墓もこの公園内にあった。

ファイル 57-3.jpg

ニッポンの夜明けぜよ

龍馬の背中から朝日が昇ってた。

ファイル 57-4.jpgちょっとセルフで一枚。
日本の行く末を見つめる龍馬と、今日の道すら考えてない男。
失礼しました。。ゴメンナサイ。

龍馬像の前からの展望も見事だけど、展望台は別にあった。
そっちの方がちょっと高いところにある。
で、ぐーんとパノラマで展望。長崎丸見え。いい景色。コレは気持ちよかった。

ファイル 57-5.jpg
↑ click:2500×450

ここでデジカメのメモリが一杯になりそうな事に気が付いた。
あれ?おかしいな。と思って気が付いた!
画像サイズをいつもの五倍で撮ってた。。そりゃ一杯になるわ。
この展望台、誰も来ないし風が気持ちいいから、ここでゆっくり今回のドライブより前の画像を一つ一つ削除した。

ってわけで思った以上にゆっくりしちゃってここで引き返した。

タグ:楽:歩 観:園 観:像 景:陽 楽:眺 景:町 景:山

眼鏡橋

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1634年架設の日本最古の石造アーチ橋。
国指定重要文化財。
中国から来たお坊さんが架けたんだとか。
二度の洪水で半壊したけど修復。
修復だから形は寛永の昔の侭なんだろうね。

ファイル 56-2.jpg連休の長崎のキャッチーな観光名所ながら早朝は空いててガラガラだった。

この中島川に架かる橋は、昔も一度来た事があったけど、昼間で混んでた上にどんより曇ってて印象薄く、すっかり忘れてた。
でも今回は朝日が眩しく影がくっきりした朝で、気持ちよく見れた。

ファイル 56-3.jpg橋の袂から川原(?)に降りてみた
うん立派で格好いい。

この川に映って丸く見えてはじめて眼鏡橋だよね。
水面が若干揺れてたんであまりキレイな眼鏡には見えなかったけど、まあいいでしょ。

ファイル 56-4.jpg川は少し先で渡れるようになってた。

橋が出来た江戸初期の寛永の昔はどんな感じだっただろうね。
かなり異様な石橋に見えただろうね。
っていうかその頃ってもう眼鏡とかあったんだっけ?
(丁度その時代に長崎で眼鏡が作られ始めたんだそうです)

最後に対岸からもう一枚。この位が正面位置かな。
ファイル 56-5.jpg

タグ:楽:歩 観:橋 観:重 観:街 景:川

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