佐世保市江迎町田ノ元にある滝。
道のどん詰まりの駐車場っぽいトコには犬が2匹ウロウロしてた。
あー犬嫌いなんだよなぁ、、、
とか思ってたけど、この犬たちは実に穏やかで感じよく、まるで出迎えてくれてるかのように尻尾振ってて安心した。
車を降りてみると、かすっ剥げて読めなくなった「潜龍ケ滝案内図」があった。
あー、、こういう案内が剥げてたり錆びてたりしてる観光地ってちょっとあやしいよなぁ、、とは思ったけど、進んでみた。
らば、少し先で長い階段が、、「潜竜ケ滝210m」とあった。
あーどうする?200mくらいなら、、でも足疲れてるし、、
なんて思いながらもゆっくり登り始めた。
ら、さっきの2匹の犬がやってきた。
やべ、番犬か?襲われる?なんて一瞬焦ったけどそんなことはなく、
励ますように後ろからついてきたり、先に出て案内するように登ったり、子供のようにまとわりついて一緒に楽しく登ってくれた。
子供の頃に吠えられたり追いかけられたりした記憶から犬は大嫌いだったけど、なんか犬もいいね。とか思えた。
階段を上り山道を歩いて登ると休憩所とお寺のような神社のような家があった。
でも、滝はもっと先らしく段が続いてた。。
犬はここに住んでるらしく、その先にはついて来なかった。
その先は所々に地蔵や金剛像があり、「山の神」とか鳥居とかもあって信仰の滝なのかな?って雰囲気だった。
汗かきながら登ると滝に出た。
しんどかったけど、わずか5分足らずの登りだった。200mだもんね。
滝は落差こそそんなでもないけど、まっすぐ落ちる滝で、何より落ちた水が岩に当たる音が良かった。
風も涼しくちょっと休憩。
周りにはカワトンボが木漏れ日と新緑の中を沢山飛んでいた。
休憩室まで下ると、もう犬の姿はなかった。
なんだ、つまんないな、、とか思いつつ下まで降りると、駐車場で2匹共寝転がってた。。
帰るお客には興味ないらしい。
ありがとねーって言ってなんかご褒美あげればよかったかな?
気が利かなくてごめんね。