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観音山梅の里

ファイル 3435-1.jpg市貝町市塙にある梅林。

栃木県の梅のスポットで検索して来てみた。なんかWebでは咲いてるのかよくわからなかったけど、茨城でも咲いてたし、さすがに三月で咲いてないって事は無いだろうと思って来てみた。

来る道が細い区間あって、なんか怪しい所だなぁ、、とか思ったけど、来てみたら山の表を纏った見事な梅林で、しかも城跡だし、いいねいいねと気分沸いて到着。駐車場も梅林の入り口近くに停められた。

催物のテントは片付けてたようで、少し来る時間遅かったのかもだけど、純粋に梅の花見を楽しみたかったので問題無し。(と、思ってたら、実は明日の日曜からの一週間が「梅まつり」だったようで、設営してるトコだったようだ)

まずは入口にあった「村上観音山」の案内板を読んでから梅林に進んだ。標高は172.1mで中腹に観音堂があるそうだ。

さて、山登り。まぁ公園くらいの感覚で登れそうな小山だし、梅は満開で木の数も多く密度濃く、上からの眺めも期待して足取り軽く(体は重く)、登ってる人は何人もいたけど混んでるという程ではないので自分のペースでゆっくり登れた。

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山肌を斜めにまっすぐ進んで、下から見えてた「村上城跡」の看板くらいの高さまで上がって振り返るともういい眺め。手前の梅林が濃く見えて爛漫。白い花メインだけどこっち側は桃色も混じって目立ってた。

梅林を抜けて竹林の端から東屋まで登った。「村上城跡」の看板の上で「観音山梅の里」の看板の高さ、ここが梅林の頂かな。一面見下せて気持ちよかった。

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手前の梅林と駐車場、川の前の田畑の向かいにも梅林があって、車で来るときの道と抜けた梅林も見えた。

さて、看板の先の反対側から下りようかな、、と思ったけど、看板の裏の段の上にはまだ先に登る道が見えたので進んでみた。そういえば観音堂があるんだったよね。

もう普通の山林になってたけど「園路→」なんていう看板も立ってて、一応こっちまでが散策コースなのかな。園内マップとかあればいいのに。。
っていうか、坂の上は建物の裏でこれがお寺かな?(そうらしい)園路とかいいながら完全に裏から廻る形だったけど、その裏庭に大きな梅の木が二本あって見事に満開で花を広げていた。いや、梅的には正しい順路だな。

そして建物の先に見えた観音堂の手前に鳥居があって更に山道の登り口があって、まだ山の頂点は全然先だった。。っていうか鳥居の脇に「村上城跡」の案内板があって、見たらここが大手口だそうで、ここからが城跡って事らしかった。

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正直、鳥居だけだったら登らなかっただろうけど、城跡ならばと登ってみた。
堀のような溝のやや急な坂を登ると、更にその先に急な石段がもう一段あった。。けど、その石段の上の頂上部のまわりはいかにも堀で割った姿で城跡らしく、気分沸いて興味と共に登れた。

登り切った上は杉の木陰の傾斜のある空間で奥に祠があるのが見えた。ここが本丸かな、、と思ってその奥の祠に進んでみたら、杉林の外に梅の木が見えて、まだ道は続いてた。

で、木陰を抜けると梅の木は幾つもあって梅林だったし、傾斜の先が頂点の本丸だった。
ここも満開で立派な梅林。そしてここらの梅は枝だけでなく幹からもちょぼちょぼ咲いてたりした。
っていうか、しっかり「梅園」とか看板立ってたけど、これ、梅を見に来た人はここまで登って見なきゃ勿体ないよね。やっぱり案内マップを駐車場に建てるべきだと思うなぁ。

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古文書に「文治3年(1187)に平宗清の守る村上城が落ちた」と出てるそうで平安時代末から城だったそうだ。その200年後の永和7年(1378)に益子氏の一族の村上新助吉藤によって現在の遺構の城が築かれて三代五十年居住したそうだ。
でも本丸にしては平らではなく少し傾斜のある広場で、これは地形の変化?それとも室町時代の山城ってこういうもんなの?建物は?と気になった。
まぁそれより梅が綺麗で香り良くいい雰囲気。一番奥に鳥居があって小さな石祠が立っていた。これが奥の院てことかな。「きれいな梅の景色をごちそうさま」と拝んだ。

本丸のまわりは土塁で囲まれてて、石祠の裏の土塁の上には三角点があって「観音山標高172.2m」とあった。山頂の標示があるのは登った達成感あってありがたい。そして登った先が花満開で気分いい。城跡に興味持っててよかった。

さて、後から登ってきた人もチラホラいたので、来た道は戻らずに本丸中ほどの土塁の脇から堀への道を下ってみた。
うん、なかなか深めの堀で城感バッチリ。本丸の梅を見上げたりしながら堀を進んで下って石段の前に戻った。

下の鳥居からの坂道は何人かの上る人とすれ違った。みんなハァハァ言って登ってたので(自分だけじゃないと)ホッとした。

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さて、鳥居を出て観音堂へ進んだ。
いや、思ったよりも大きなお堂で額もアリ彫刻もアリ賽銭箱アリで本堂扱いだった。(一応さっきの建物が本堂という事らしい)
拝んで正面から眺めてたら、格子の先に観音像が見えた。あれ?こんな御開帳のような状態でいいの?と近くに上がって見てみたらもう格子の間からバッチリ見れた。おおおおいいなぁ、他の寺院スポットもこうであってほしいよなぁーと沸いた。〇〇観音とかいうスポットでも見れることは稀だもんな。(〇〇地蔵くらいでも見れなかったりする)
この千手観音立像は徳一国師の作で鎌倉時代のものだそうだ。(けど、実はこれは前立というもので、ご本尊の行基菩薩像は平安時代のもので奥にある秘仏ということのようだ)
ちなみに寺の寿命院永徳寺は弘仁6年(815)平安時代中期に開基だそうで、城より前なのね。何気に平安、鎌倉、室町と時代を思わせるスポット。梅をたよりに訪れられてよかった。

お堂をひとまわりまわって、その前の石段を下った。ら、このすぐ下に駐車場があった。。なんだ、こっちに廻って来れば梅林は登らずとも見下せたのか。。と思ったけど、登りながら見る梅林は良かったから別にいいか。

ってことで、その駐車場を横目に梅林の右端側(東側)に廻ってそっちから下ってみた。ら、下りながら見る梅林がなんとも見事。まるで梅の花の雲海を見ているような感じだった。
そして坂を下って雲海に近づき、その海に潜るように梅林の下に入ったトコで横道があったのでまた梅林に入ってみた。まさにダイブした気分。

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水面の飛沫のような梅の花を見上げながらその梅の海の中を歩いた。あーそれで梅の字と海の字は似てるのかなー?なんてアホなこと考えつつゆっくり歩いた。
梅林は他にも歩いてる人がいたけど、心なしか乳児を連れた夫婦が多く感じた。秋から冬に生まれた子がいたら春一番のこの爛漫で写真撮りたいだろうねーと温かい目で見つつ邪魔しないように通り過ぎた。(最近、乳児をあやして配信する推しの子を見たりしてるからか、寛容になれてたりする)

そして梅の合間から下の駐車場の自分の車が覗けたりして気分良く下れた。
いやぁもう存分に梅を楽しめて御満悦。
梅は桜より先に冬の終わりを感じさせてくれる花だし、桜と違って純粋に花見として楽しめるからいいな。駐車場もそんなに混まないしね。(いや、場所に寄るか、、)

この日の日誌

タグ:植:花 楽:登 楽:眺 景:季 観:城 観:寺 観:像

道の駅 サシバの里いちかい

ファイル 3434-1.jpg市貝町市塙の県道沿いにある道の駅。

ここの県道は方向的にあまり通らないけど、寄ったのも点景も三回目。いや他にもトイレだけで寄った事もあったかな。

今回もトイレだけのつもりで寄った。お腹空いてなかったからね。
でもなんか食事処が充実してるようで幟やメニューの貼紙が目についたのと、前は無かったハンバーグの店ができてたのが気になった。

けどトイレだけでフードコートは通過、ああそういえばここって情報コーナーに水槽あったっけーと思って「まちおこしセンター」の方は覗いてみた。

ら、サシバの特集コーナーは以前の侭濃い案内展示だったけど、水槽は小さいのが一つだけになってて、しかもなんか放置されたようによごれてた。
が、覗いて見てみたら、かわいいキンブナとでっかいドジョウ!が泳いでいて、とくにドジョウはでかくて目を見張った。

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なんかそういえば、自分も小学生の頃、クラスで飼育係とかやってて水槽でドジョウとフナ飼ってたけど、放置してどろどろになって、その中でドジョウがやたら育ってデカくなったことあったなぁ、、なんて思いだして懐かしくなった。
っていうか、道の駅の情報コーナーにある水槽にしてはどうかと思うけど、里山の普通の魚で親近感もてたし、どじょっこだの♪ふなっこだの♪と春っぽくていいなと思えた。

と、このドジョウが良かったので点景にしようかなと思い、じゃあなんか軽いものでも食べようかな、、って気になったりした。

ってわけでなんか気になってた「おやじのハンバーグ」に行ってみた。
「どうせ食べるなら旨い肉!」というポスターや、アラビンどびん的なイラストが気になりつつ店に入ったけど、店の人はおやじではなくて素敵な女性だった。まぁそうじゃないとねぇw
ここはテイクアウトのグルメ弁当の店のようで、ちゃんとした食事をするほど腹は減ってないので、単品でハンバーグだけってないかな?と思ったけど、、そういうのは無かった。
ほかに何かチョイ食いメニューは無いのかな、、と見てみたら、「ハンバーグフライ(メンチ)」とかサイドメニューで小さくあったので、それにしてみた。

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ら、「八分ほどお時間いただいてもよろしいでしょうか」と言われたので、その間に飲もうと他に貼紙で気になってた「超濃厚バニラシェイク」を購入して店内の席で飲んで待った。
「モ〇バーガーも驚く」とあったそのシェイクは、泡のようなフワフワ感とまるでジェラードのようなどっしり感で確かに濃厚。これはなかなかおいしかった。

そしてメンチ。
まわりはカリッと中はフワフワじゅうじゅうの柔らかバーグ、熱々だから少し冷めてからゆっくり味わって食べたいトコだけど、おいしいから待てずにパクパク食べちゃった。

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このメンチからメインのハンバーグは計れないだろうけど、フワフワじゅうじゅうの柔らかバーグなら是非食べてみたいと思った。
またこよう。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:動:魚 楽:懐 餐:揚 餐:飲 道の駅

きんしゃい亭 野木店

ファイル 3432-1.jpg野木町友沼の4号沿いにあるラーメン店。

普段は避け気味の4号だけど、最近この区間は割りとよく通ってる気がする。この先のラーメン屋が目的だったりするので、毎回手前で見かけてたこの店も少し気になっていた。
「薩摩ぼっけラーメン」とあって、実はそういえば鹿児島でラーメン食べた事は無くて、、、ん?いや、あるな。初めて九州に行った94年にてきとうに寄って食べてた。けどそれが薩摩ラーメンなのかどうかわからないしそもそもどんなラーメンか憶えてない。。ってことで気になってたのを見掛けて思い出して気まぐれで寄ってみた。

まだ夕方開いたばかりで店内は空いてたけどカウンター席について、メニューは迷わずメインの「薩摩ぼっけラーメン」をたのんだ。

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お、見た目は意外と透明度のないしっかりした白い豚骨だけど、味はあっさりで優しい感じ。なるほどこういう感じかぁ。
麺が九州ぽく無い黄色い縮れ麺だったので、ちょっと普通な感じしたけどおいしく食べられた。

個人的には九州なら熊本のドッシリしたのが好きなので、そういう目で見ちゃうと物足りないものの、気合い入れずに普通に食べるなら全然ありでおいしかった。
っていうか、去年熊本で食べたラーメンはこういう感じだったかも。。(いや、あっさり豚骨だけど麺は縮れてなかった)

なんにしてもやっぱり一回ちゃんと鹿児島で食べてこなきゃだな、、と思った。


この日の日誌

タグ:餐:ら

道の駅 にしかた

ファイル 3431-1.jpg栃木市西方町元の293号沿いにある道の駅。

何度も寄ってる所で点景にも四回してた。(そのあと何回も来てるし今年も来てる)
いつもチョイ食いで苺ジェラートとか食べてるけど、きょうはここまでどこも寄れなかったので、できればここで食事したかった。
困った時の道の駅。ちょっと芸がない。。

でも来てみたらもうテント販売の屋台が終いはじめてるような3時半前で、あーもう食堂もやってないかなぁーと思いつつ一応覗いてみた。

ら、やってた。

ファイル 3431-2.jpgっていうか、入り口横のブースで蕎麦打ってた。
え、ここって手打ちなんだっけ?知らなかった。「本日の打ち手」と打ってる人の名前もプレートで紹介されていた。へー。

そして「にら蕎麦」があったので迷わずそれにした。前からあったっけ?(ニラを練り込んだ麺のラーメンは知ってて少し気になってたけど、、)にら蕎麦は鹿沼の名物で鹿沼でしか食べた事なかったけど、まぁ近いから地域的に食べられてる料理なのかな。

ってわけで「にら蕎麦」蕎麦の上にドンと乗ったタイプだった。

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うん、しっかりした蕎麦でおいしい。鹿沼で食べる蕎麦とはまた違った感じで良き。そして韮の甘さがさわやかでおいしい。混ざってた方が食べやすいけど、自分で配分を好きに食べれるのはそれもいい。
なんか蕎麦はもう、通勤での駅そばばかり食べてるから、たまにうまい蕎麦食べるとハッとする。

ペロリと食べちゃった。大盛にすればよかった。。って蕎麦食べるたびに思ってるかもw

さて食後はフラフラ。この食堂の入り口のジェラート売場の前にあったガチャガチャでカエルのがあったので回そうと思ったけど、小銭がなかったので両替しに物産店もみてきた。
お金入れて回したけど、出てこない。。??あれ??のまれた。
店の人に言ったら「鍵もってないので」ってことでお金を返却された。「じゃあ両替する意味なかったからお札にして下さい」って言いたかったけど、、言い出せず、小銭増えて邪魔だったのでジェラートでも食べるかってことにした。

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食べたのは「とちあいかジェラート」
「とちあいか」というのは栃木の新品種だそうで西方産使用とのこと。ん?前は何だったっけ?あー「とちおとめ」か。いろいろあるねぇ。

食堂前の順番待ちベンチで食べようと思ったら、皆そこで食べてて空いてなかった。。
仕方ないので外に出てガーデンテーブルで食べた。
少し風あったけど日差しは強くて、西日浴びながらのんびり食べれた。
 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:菜 餐:冷 楽<困 道の駅

道の駅 思川

ファイル 3414-1.jpg小山市下国府塚の50号沿いにある道の駅。

まぁまぁたまに寄るトコだけど、アイスくらいしか印象のない道の暦。
なーんか今日はどこも寄れずじまいで食事もしてなかった。ので、こういう時は無難にと寄った道の駅。いや、道の駅も食事は終わるの早いトコ多いから無難ではないかな。あーでもここはたしかうどん屋があって夕方でも食べれた筈。。と思って来てみた。
ら、

ファイル 3414-2.jpgうどん屋もあったけど、それよかちゃんとした飲食店があった。あれ?そうっだっけ?(九年前の点景には「ちゃんとしたレストランな感じの店」とあり「ひとりじゃ入らない」雰囲気で避けて忘れてたのかな)

店の前にメニューが出てて、「小山の豚『おとん』を使用しています」というのが気になったので入ってみた。

好きな席にどうぞと言われて、横の窓から自分の車が真横に見える席に着いた。(そんな好きなら洗車くらいしてやれよww)

ってわけで「おとんの生姜焼き定食」
なんか名前の響きから、「お父さんが作った雑な料理」をイメージしちゃったけど、もちろんそんな事はなかったw
けどそっちではなくて、肉の量は多そうなのが「お父さん向け」って感じに思えた。

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うんおいしい。タマネギたっぷり肉たっぷりで肉の弾力も味もいい。。
と思ったけど、ちょっと辛かった。。
うへぇ、親父の厳しさってやつですか。。ちょっとつらかった。

さて、食後は一応店の方も見てまわった。
辛かった口を慰める意味で、イチゴのシュークリームとか買っちゃおうかなーとか思ったけど、気恥ずかしくて腰引けて買えなかった。。

ファイル 3414-4.jpg奥の方には温室と書かかれた所があって、シクラメンとか植物売ってるコーナーの手前にメダカとかの魚も売ってた。最近よくあるよねぇ、、とか思いつつ見てみたら、「ヨリノボリ」とか「ウキゴリ」とかも売ってた。珍しいしかわいいい。

そして「写真OK」「SNS投稿OK」とあった。
いや本当はメダカの方の販売の方を拡散してほしいんだろうけどねぇ。

ちなみに前回の点景 前前回の点景

この日の日誌

タグ:食:定 餐:肉 動:魚 道の駅

矢板温泉まことの湯

ファイル 3393-1.jpg矢板市館ノ川の県道沿いにある日帰り温泉。

塩谷から矢板に抜ける県道沿いにあってよく通る道なので前々から気になってたんだけど、坂を上ったばかりの森の中にあってついつい毎回通過してた。ので、今回は手前から寄るつもりで進んでて寄れた。

こぢんまりしたローカルなトコかなと想像してたけど、意外と駐車場は広く、建物もカッチリしてた。
でも中はのんびりした感じで、浴室もシンプルな内湯で無色でサラリとした湯。露天が広く森の木を脇に空が広く見えて落ち着いた。

ファイル 3393-2.jpgさて、半端な時間だったので食事は期待してなかったけど、広間の食堂はとくに休み時間などなく普通にやってて、メニューも豊富で定食メニューも多かった。チキンソテー定食にしようと思ってたけど、よく見まわすと餃子が種類があって面白そうで、(そういえば今日はホントは高椅の餃子屋に寄るつもりだったのが臨時休業で空振りだったので)餃子にプラスで定食にしようと思った。

まこと餃子、肉餃子、大葉味噌餃子、エビ餃子、トマト餃子、薬膳ナルコユリ餃子とラインナップ並んでて、「ナルコユリ」というのが「滋養強壮の漢方薬が入ったここでしか食べられない餃子」というのが気になったけど、精力ついてもしょうがないので、次に気になった「大葉味噌餃子」にしてみた。

したら、セルフの水の隣りに「ナルコユリ茶」というのが置かれていた。おお、セルフのお茶でいただけるのか。とありがたくいただいた。
薬っぽさなどなくむしろ変なブレンド茶などよりもおいしく飲めた。
それと座った座敷のテーブルは窓の近くで駐車場の自分の車を見て座れた。落ち着く。

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あ、これおいしい。そんなに強くはっきりした味ではないけど、餃子の餡と大葉味噌はベストマッチ。もっと普通にこういうのあればいいのにーってくらい自然で安定したいい味に思えた。(正直言えばこれを食べてなかったら点景にしてなかった)
場所的に宇都宮からはかなり離れててもやっぱり栃木は餃子が強いのね。

ファイル 3393-4.jpg食事おわって外に出たら、入口前の足湯に使ってる女性の三人組がいた。へええ、こんな森の中の日帰り温泉で、入口に無料の足湯とかあっても入る人いないんじゃないかと思ってたけど、いるんだね。と意外だった。
だってわざわざここまで来るんだったら風呂入るでしょ。
ひとそれぞれなんだね。

タグ:楽:湯 食:定 餐:餃 餐:飲

古峯神社

ファイル 3349-1.jpg鹿沼市草久の県道沿いにある神社。

山間乍らバスとかも停められそうな大きな駐車場のある神社で、そういえば粕尾峠へ進む時に見かけてた。寄ったのは初めて。妹が寄りたいというのでまぁいいかというノリ。

車を停めて歩くと、売店とかはまだやってそうだったけど、夕方5時の神社はもう閑散としてた。けど、他にも歩いてる人はいた。
入口の案内では日本武尊を祀る神社で五穀豊穣と交通安全に御利益あり、また天狗信仰が厚く天狗の宿とされてるそうだ。

鳥居をくぐって進むと、滝と川のような池があって、水はすごくきれいで大芦川の水をそのまま引いたのかと思えるような清らかな流れある池だった。正直、ここで足ポチャしたいくらいだった。(妹、、やろうとしてそうに見えた)

そして狛犬も彫り細かくカッコよく、他にも石の天狗面とかいろいろあった。そして妹が気にしてた橋の入り口の門があって、それが「古峯園」という庭園の入り口だったけど、時間遅いので先に神社に進もうと促した。

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石段を折り返すと、社務所なのか社殿なのか大きな茅葺屋根の味のある建物があり、その中央が祠のような造りで拝殿のようだった。っていうか彫刻が細かくて凄かった。
そして屋根に赤い天狗面。いろいろと凝ってた。

その先は寺のお堂のような広い玄関で中に上がれるようだった。自分は躊躇しつつも妹が乗り気なので靴を脱いで上がってみた。
中はキレイで大きくやっぱりお堂のような感じで、畳の広間にあったカラス天狗の像が迫力あった。
これは修行僧、、じゃなくて山伏の修行拠点の宿舎の集会所って感じなのかな。(江戸時代まではそうだったらしいけど、現在では一般の研修合宿や講という崇敬者の集まりに使われたりするそうだ)

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さらに奥に進むと奥にも広間があり、廊下の向かいに御守りとかあって御朱印の受け付けもこちら。こんな時間でも御朱印大丈夫だった。よかったな妹。
そして広間には天狗の面がずらーーっと並んでた。念のため写真撮っていいか尋ねると(すでにここまで撮ってたんだけど)「どうぞどうぞ是非是非」とむしろたくさん撮っていただきたいというような感じだった。

御朱印を得て満足の妹を待って表に出た。
この建物の向かいには郵便局があった。境内に郵便局がある神社かぁ。。やっぱり山籠もりに近い長期の修行研修とかあるんだろうか。

拝殿の前のカッコイイ松の裏に絵馬掛けがあったので、その前で御朱印を見せてもらった。

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何種類もの中から選べるデザインで、天狗の絵が迫力ある物にしたそうだ。カッコイイ。
昼は栃木でゲットできなかった御朱印だけど、ここでもらえて妹は上機嫌、、と思いきや、そのあと戻ったらさっきの「古峯園」の門は閉まって終わってた。。「だーかーらー先に行けばよかったのに」と不満で終わった。
(妹だけ御朱印求めて進んで、自分だけが古峯園を歩くという手もあったけどね)

タグ:観:宮 観:池 観:石 観:像 観:具 楽:証

古峯神社 一の鳥居

ファイル 3348-1.jpg鹿沼市草久の県道上にある鳥居。

いやべつに鳥居に興味あって寄ったわけではなく、「関東一キレイな水の川」とネットで謳われている大芦川を眺められる場所ないかな?と思い、地図に載ってたスポットなので駐車場があるかなと思って進んできてみた。
、、んだけど、この付近も駐車場は無く停められそうなトコはロープ張られてた。。
ダメかーと諦めて鳥居をくぐって県道を進んだんだけど、その先の坂を少し登るとチェーン用の駐車帯があった。んーまぁ歩けない距離じゃないかなと、そこに停めて歩いて戻った。

ってわけで、ツンデレでもなんでもなく鳥居はくぐっただけ。目的は大芦川。すぐ先の字穴橋から川を覗き込むと、なるほど確かに青いキレイな川。
っていうか、川遊びしてる高校生くらいのが多数いた。

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トンボがやたらと多く、妹が珍しくトンボつかまえたーとか言ってた。

橋を渡って上流の方への道へ進んでみた。
こっちの道も車停められそうな幅あるけど停まってる車もなく路肩にはロープが張られて駐車禁止。
川原に降りられそうなちゃんとした道はなく、あーここから降りたんだなと思える箇所は幾つかあったし、ハシゴも一カ所かかってた。けど、サンダルにスカートの妹が下りる気になるような感じではなく「若い頃なら降りたと思うけど」と通過。

その先で木々が開けて川がよく見えた。ああやっぱりたしかに青くキレイな水だね。でもやっぱり楽に降りれそうなトコはなく車も停められない人を寄せ付けない雰囲気。ずっと手前の1日1000円の駐車場その付近なら下れるトコあるんだろうね。まぁこれくらいでいいんじゃないかな。
大芦川と東大芦川の合流点まで歩いて引き返した。

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で、戻る途中で川原に降りたあとのあるトコでガードレール越えて入り込んでみた。んーまぁこれは岩肌を草につかまりつつ滑り降りる感じかな、、いけそうな気がしたけど、妹が「やめときなよ」というのでヤメといた。下りたトコで足首でもやっちゃったらアウトだしねw
っていうか、こういうトコでは慎重に様子を見る自分を「なーにびびってんの」とか言って先に行く運動神経のイイ妹ってイメージだったけど、まぁお互い年とった(そしてデブった)ってことかね。

ファイル 3348-4.jpg橋まで戻ると若いのが岩から川に飛び込んでた。
「わかいうちだよねー」とかいいながら、羨ましく思いつつも、そういう楽しみ方はこういうきれいな川じゃなくてもいいだろう、、とか思いつつ、流されて新聞に載るなよ、、と客観視して通り過ぎた。

自分らはチョっと足ポチャしたかっただけだけど、そういう気軽さは無いトコだった。

タグ:景:川 観:橋 楽:歩 動:虫

手打ちそば 一庵

ファイル 3347-1.jpg鹿沼市草久の県道沿いにある蕎麦店。

「鹿沼にらそば」の看板を見かけて。妹の「行こ行こ」のリクエストで寄ってみた。
実際、今さっき鹿沼市街のまちの駅のいつもの蕎麦屋でにら蕎麦を食べてきてばかりではあるけど、量的に二人とも少々物足りなくてちょっと何か食べたい気分ではあった。けどまさかにら蕎麦を続けて食べるとは思わなかった。自分もだけど妹もかなりのお気に入りもようだ。

っていうかもう3時半をまわってて、やってる店は無いかもと表った所なので渡りに船。ホントは川を見に来たんだけど車停める所なかったから食事くらいは満足にしたいもんだよね。

ファイル 3347-2.jpg店に入るといろいろごちゃごちゃあって、まちの駅の認定書とかもあってここも「まちの駅」だった。「西大芦そばの駅」というそうだ。外には何も表記なかったけどね。
それと自転車のサポート店でもあるらしく「天狗の一品」というパネルは自転車と共に飾られていた。

さてさて、たのんだのは二人ともに「にらそば」。迷うこともなし。

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んーやっぱいいね。サラッと食べられる。
蕎麦は手打ちでおいしい。けど割と普通な感じで、正直言えばさっき食べた方がおいしく、オオっという感じはなかったけど、ニラはこっちの方が断然うまく、シャキシャキで絡んでいい感じ。
二人ともペロッと食べた。んんん満腹。

ファイル 3347-4.jpgそして外に出て出発前(妹のたばこ待ちの間)に周りを見るとコスモスが咲いているのが見えた。もう秋かな。いや早く秋になってくれ。暑いのはもう結構。
此処から川が近かったらチョロっと行って覗きたいところだけど、ちょっと離れてそうで川も森に埋まった感じの箇所だった。

森を見てたら木のてっぺんにシラサギが止まってるのが見えた。木の天辺とか小鳥じゃないのに珍しいなと思って写真撮った。

タグ:餐:麺 餐:菜 植:花 動:鳥

大神神社

ファイル 3346-1.jpg栃木市惣社町にある神社。

下野国の総社だそうだけど、県道から少し入ったトコにあるからか、今までは何度もその県道を通ってたし近くの下野国府跡も何度か来てたけどここは知らなかった。
今日は、妹が「ここらへんの大きな神社」を調べてここ行ってみようとのリクエストで来てみた。

横の駐車場は広く悠々停められたけど、そこから入ると鳥居をくぐらないからイマイチどういう向きでどういう造りの神社か把握しにくかったので、まず案内図を見て進んだ。(後から気付いたけど、水路で境域を囲まれた神社だったんだね)

案内によると千八百年前に大和の大三輪神社の分霊を奉祀して建立、祭神は大物主命だそうだ。
具体的な事はあまり書かれていなかったけど、元禄2年(1689)に松尾芭蕉が来て句を残したそうだ。
境内の図では「室の八嶋」という池に一番惹かれたけど、それはお参りしてからということで、回り込んで正面から社殿に進んだ。

参拝前にその社殿の前の御神木の二股になった杉の木を見上げた。
案内には徳川三代将軍家光が復興してくれて杉苗一万を寄進したという事が書かれてるだけで、この樹の大きさや樹齢などは書かれてなかった。。

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その向かいにある四つ股の樹が「日本最大の広葉杉」というもの。
こちらも案内には「広葉杉」の樹種の説明があるだけで大きさや樹齢などは書かれてなかった。。

そして社殿に、、、進むと鳥居の下あたりの足元で小さなカエルちゃんがぴょこぴょこ跳ねていた。
おお、これはダルマガエルかツチガエルか。オタマからカエルになりたてくらいのサイズでそこいらじゅうにいた。
妹は「うわぁ」とさけてたけど、僕はゆっくり眺めてから進んだ。

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で、おまいり。
拝殿には幕と提灯が並んでて祭礼が近いのかなと思えた。
裏の本殿は塀があって覗けないタイプ。っていうか、奈良の三輪様って山が御本尊なんじゃなかったっけ?ここは山はないけどいいのかな。

ファイル 3346-4.jpgさて、御朱印を集めている妹は社務所へ直行。それが目的。
でも今は祈祷中のため書けないから終わるまで30分くらいお待ちくださいとのこと。
妹はとりあえずおみくじだけしてた。

30分くらい境内を見てまわってればすぐなんじゃすぐなんじゃなかろうかとフラフラ。
「室の八嶋」に行ってみた。

この「室の八嶋」は「平安時代以来東国の歌枕として都まで聞こえた名所」だそうで「幾多の歌人によって多くの歌が残されている」そうだ。
とはいえ、そんな古代からの池がそのままの形で残っているわけはなく、林の中のその池はしっかり整備されて、池の中にある八つの島も普通に歩いて渡って廻れた。
池は錦鯉だらけで、水はさほどきれいではなく特にどうということもなかった。

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その八つの島にはそれぞれ末社のような祠があり、筑波神社、太宰府天満宮、鹿島神宮、雷電神社、富士浅間神社、熊野神社、二荒山神社と香取神社というラインナップ。まさに総社。うまいことならべたものだ。
池は島の間の隙間と少しの周りであまり広い水面はなく庭園としてもパッとしなかった。とりあえず、蚊がいなかったのはよかった。

あんまり時間はかせげなかった。。
妹に御朱印待つのか聞くと「別にいい」とのことで後はトイレ行って出発した。トイレの周りも沢山の子ガエルがいた。
妹的にはイマイチだったようだけど、自分的にはカエルが沢山いたのでいいスポットだと思えたw
 
 
で、帰ってから調べると、平安時代の「室の八嶋」はそれこそ枕詞になった「けぶり(煙)」のように霧の立つ湧水の池、もしくは広い湿原だったようで、神社は大きく平将門が攻めて来ても残り、関東一の観光名所だったようだ。
それがいつしか湧水が涸れて池は消え、戦国時代には一帯が荒らされて神社も焼失、江戸時代になってそれを嘆いた徳川家光が復興して今の形の神社となり、その庭園としてかつてこの地にあった「室の八嶋」を模した池を造ったということらしい。
そういう解説を素直に案内として書いててくれてたら、国府跡と同じように夢想できてもっと興味持てたかもしれないなぁ。

タグ:観:宮 観:池 観:蛙 植:樹