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一言主神社

ファイル 3631-1.jpg常総市大塚戸町にある神社。

わりと近隣のあちこちで案内見かける大きな神社で、気にはなってて一度向かってみたけど、県道から折れるとあやしい大きなゲートと妙に長い道の先にいくつもの広い駐車場があって神社は隠れるような奥にあって、特別な宗教の神社かと思って手前で引き返してた。

なので初めての来訪。とりとりさんは全然気にせずグングン進んで神社に到着。
来てみたら普通な感じの雰囲気いい神社。夕方の日没間近にもかかわらず参拝してる人はチラホラいて、宮司が片づけをしていた。
そう都市部にある神社のような感じなのに周りに町も村もなく(餃子屋さんだけあった)県道からも奥まった場所にあるのがなんとも不思議だった。

参道には一の鳥居が短い間隔で三つ並び、周りの砂利の中に「日露戦争終戦記念(1905年終戦)」という楠の木がまっすぐ立ってた。樹齢120年てことか。
逆に思い切り曲がって、深界六層の水もどきの害のような姿の木はマテバシイ。「1550年の兵乱で失った楼門を偲びながら鬱蒼と繁ってる」そうだ。

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そして社殿は立派な銅葺き屋根で大きく立派。やっぱり都市部にあるべき神社という風格だった。

祭神の一言主大神は出雲の大国主の長子だそうで、大同4年(809)に奈良の葛城山より奉斎したそうだ。
本殿長録3年(1459)の再建、拝殿は慶応3年(1867)に建てたものだそうだ。江戸時代にはちゃんと村とかあったんだろうか。

参拝して脇にまわると「三竹の由来」という案内があった。
なんでも千五百年前に雪の中が光って忽然と筍が生えて三岐の竹になったそうだ。そして信託があったのでこの場所を神社としたそうだ。その後も時折三岐の竹が生えるので三竹山と呼ぶようになったとか。
ああ、あの拝殿の前にあった青々した竹がそうかな?と戻ってみたら、しっかり根元で三岐になった竹だった。おお。なるほど。

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そして裏にまわると、本殿は大きな社殿と続きになってて、赤くきれいだったけどよくわからなかった。

そして裏には「御神水」と「御神木」があった。なんとも行儀よく並んで纏まってて本殿の関心を逸らしてるように見えた。

表に戻って今一度本殿を眺めた。尖りつつ丸み柔らかく流れるような屋根がカッコよかった。

他にも何気に見た木のうろの中に仏像のような根が立って見えてたりして面白かった。
伝説の竹や古い木など見どころ多く、いい神社だった。


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タグ:観:宮 観:伝 植:樹 植:草

平将門公胴塚

坂東市神田山にある神田山延命院の境内にある墳墓。

そういえば前の道は何度も通ってたけど、将門の史跡とは今まで気が付かなかった。。
今日はとりとりさんが気になってて自分もまぁ将門は興味ある方なので是非是非と乗り気で寄った次第。

裏の駐車場からは赤い幟が参道のように続いていたので、そこを通って進むと、大きな木と地蔵と石柱と石碑などがある所に出た。

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ここがそうなのかな?「延命院の将門山」という案内もあって読むと、「胴体はこの延命院の一隅に埋められて将門山と呼ばれた」「神領なので将門山はあばかれることなく今に及んでいる」とあったけど、ここが「胴塚」とはなかったのでいまひとつピンとこず、とりあえずもう少し進んでみた。

ら、さっき車で入って来た白い雪の残る方に出た。
ここには「谷原光不動」というのがあり、雪の先には「毘沙門天」があった。

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手前の隅に夕日を背に建ってた赤いお堂は「奉開帳聖観世音菩薩」、カッコよかった。
けど、これらは将門とは別だよな。やっぱりさっきの所が胴塚なのかなと戻った。

石碑の隣りの石の段の上の「大威徳将門明王」というのが墓石なのだろうか。「南無阿弥陀仏」と並んでた。

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くるりと木の裏にまわってみたら「埋蔵文化財将門山古墳」とあった。やっぱりここが胴塚という事のようだ。(っていうか、入口の案内が「将門公胴塚」とあるのだから「胴塚」がどこなのか、およそここらへんという事なのかちゃんと表記して欲しいと思った)
「天然記念物カヤ」ともあった。カヤの木なのね。

そういえば首塚だって塚になってるわけではないので、こんもりしてなきゃ塚なわけじゃないよね。だいたいここら辺に胴が埋められてて、石柱も木も後に標として立てたんだろうね。

とりとりさんも将門に興味あって、将門の史跡をまわりたいと思ってたトコのようでちょうどよかった。「國王神社」おススメですよ。雰囲気を感じる神社だった。(行ったのは13年も前か
この場所はそこで感じたような特別な雰囲気はなかったけど、木陰の裏ながらちょうど木に沈む夕日があたってていい場所って感じだった。


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菅生沼 上沼

ファイル 3629-1.jpg坂東市神田山にある沼地で白鳥の飛来地。

沼の自然なロケーションが良く、近場の白鳥スポットでは一番のお気に入りで、毎年冬になると行きたいなぁと思う場所。だけど毎年は来てないかな。(去年は01月07日に来てた)今日はとりとりさんと来た。

点景は意外と少なく七年ぶりで三度目。まぁだいたい毎回同じような写真だし書く事もないので日誌でちょこっと載せてすませてたんだけど、今年は点景にしようかなと思った。
書く事は特にないので写真メインで並べます。(点景簡略化の第一歩としてね)

俯瞰の写真で見るとあまりいなく見えるけど素人勘定で50羽強ってとこかな。もう二月で北へ帰る時期で今年は暖かいから全然いないかと思ってたので、残ってて見れて嬉しい。

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カモはほとんどいなくてたまに数羽いるくらい。嘴の広いハシビロガモという渡鳥。ちょっと顔こわい。

白鳥は全部コハクチョウ。なんかえらそうにとりとりさんにオオハクチョウとコハクチョウの違いとか垂れちゃったけど、繁殖地を逆に説明してたかも。。聞き流してくれてたら助かるw

少ししたら五羽ほど飛び立った。まわりの写真家さんたちがざわざわしだすので分かりやすい。

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沼の周りを小さく内回りでまわってすぐ着水。
そしてまたしばらく静かになった。

やたら近くまで撮って撮ってというように泳いでくるグループがいて、この子らは(一羽を除いて)そのまま奥の滑走路に進み、そのまま横一文字になって飛び立った。サービスいいね。

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じっくり見てーというように低く長い滑水で、シャッター音を浴びながら沼の端で離水。
この子らは廻らずにそのまま飛んでって戻らなかった。下沼の方に行ったのかな。

とりとりさんが薄着なので冷えない内に車に戻ろうとは思いつつ、どうも切り上げ時がつかめず、戻ったらまた飛び立ちそうな気もしてついつい長居。とりとりさん付き合わせて申し訳ない。

そして少しして三羽+三羽の二個小隊で離水。

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これはもう奥の方ですぐに飛び立ってたので凄い小回り。傾いて焼け始めた夕日でまわってすぐ着水。横に見えるくらいの所で着水したので皆さんいい写真が撮れたんじゃないでしょうか。
なんかハクチョウたちも人の喜ばせ方を分かってるような感じがして小憎らしくも有難く思えた。

ファイル 3629-6.jpgそしてこの飛行で満足して車に戻った。
いつもここは日が傾くと一気に冷えて寒い所って印象だったけど、やっぱり今年は暖かく、しっかり夕陽が真横くらいに傾いてもまだ冷え込まず陽光が暖かく思えるくらいで駐車場でも沼を見おろしたりしつつ少しのんびりして、ゆっくり出発した。

そういえば、とりとりさんと来たのは初めてかと思ってたけど、帰って日誌を見返したら、デルソルでのオフ会の時にみんなで来てたね。(→)もう14年も前なのか。(っていうかこの時って全然点景にしてないね。。)

 
 
それはそうと、、
ぜんぜん簡略化できなかった、、やっぱついつい書き込んじゃう。14年前の頃の日誌くらいバサバサ省略してすぐに仕上げる勢いが欲しい。。歳とるとダメだねぇ。

ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:動:鳥 景:湖 景:季 景:陽

炭焼焼豚定食 平家

ファイル 3627-1.jpg稲敷市犬塚の広域農道沿いにある食堂。

前に一度食べておいしかったからまた来ようと思ってたんだけど、毎度時間が合わなかったりコロナの影響か寄ってみても店開いてなくて、二年半たってやっと寄れた。

店はいると店主が奥さんが入院してるんだと言われた、その影響で開いてないこともあったのかな。

さて券売機とメニューを見て少し思い出しつつも迷った。前回食べたのは「焼豚丼」だったのでそれ以外でと思いつついろいろ気になって、、で、「豚トロ重定食」にしてみた。
「奥へどうぞ」といわれつつも座りやすそうなカウンターの席についた。 けど、お茶ひっくり返しちゃって、、「奥の席へどうぞ」といわれ従った。もうしわけないです。

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「豚トロ重定食」はあれ?これが豚トロでいいのかな?と、焼肉屋のコリッとした脂のアレを想像してたので疑いたくなるくらいしっかり肉で焼豚な見た目。まぁそれでもいいやってくらいたっぷり肉で覆われたお重で程よい脂味。ギトギトではなくしっかりおいしく食べられた。

ファイル 3627-3.jpg定食という事でかモツ煮とサラダがついてて、モツ煮には途中から味変させてと出された揚にんにく胡麻油が香ばしかった。

そして魚の練り物の入った味噌汁はサービスで後から出て、よければ店の商品の「ねぎのキモチ」というのを試してもらいたいからご飯をおかわりして欲しいと言われておかわりしたけど、それはつまりネギのキムチで辛くてちょこっとだけでも無理だった。。

「それじゃあこちらを」と出されたネギ味噌は逆に甘くてご飯よりパン向きに思えた。

食事の後は話好きの店主の試してる商品の話や、ふるさと納税の返礼品にしてる肉の話、また辛くないカレーの話や、テレビの取材の話とかいろいろ聞きつつ、これはつかまっちゃった感じかな、、と思えてきたのである程度で「また寄りますー」と切り上げて出た。

いや口からではなく実際料理はうまいのでまた寄ろうと思う。
次は冒険の辛くないというカレーいってみようかな。


ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:食:丼 餐:肉 餐:汁 餐x辛x 楽:話

境逸品 鶏そば 山田屋

ファイル 3624-1.jpg境町住吉町にあるラーメン店。

なんかちょっと海外っぽく感じる「S-start up さかい創業支援センター」という所に入った小さな店舗のラーメン店。
二度目の来店で二度目の点景。おいしかったからまた来ようと思ってたのに一年半もあいてしまった。
でもまぁそう思って行けてない店も多いから、ちゃんと覚えてて来れたのはよかった。

前回来た時は少し並んで待ったけど、今日はすんなり席につけた。ナイス。

ファイル 3624-2.jpg「鶏そば黒」と「鶏そば白」とあって券売機で「前回はどっち食べたっけ?」と少し迷った。うーん、、多分自分なら黒より白を選ぶだろうから、前回は白かなぁ、、と思って黒にした。

けど、席に着いてスマホで自分のサイトを見てみたら黒食べてた。。「すみませーん」と厨房にお願いしてやっぱり白にしてもらった。わがまま言ってごめんなさい。

てわけで「鶏そば白」
古河市の大橋醤油店の白醤油のカエシを使用したスープだそうだ。

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おお、なんか白というより黄金。しっかりした味でおいしかった。
縮れのないツルツルの麺もおいしく、ハムのようにプルプルの叉焼もおいしかった。そしてやっぱり汁。最後までおいしく飲み干せた。

やっぱ一年半あくとちょっと前回の黒がどうだったかなんてハッキリとは思い出せないもんで(点景にしといてよかったw)白黒比べてどっちとは言い難い所だけど、これで次回は白でも黒でも迷わず気楽にその時の気分で選べるね。また来よう。


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タグ:餐:ら

なか卯 龍ヶ崎店

ファイル 3618-1.jpg龍ケ崎市藤ケ丘の県道沿いにいある丼とうどんのチェーン店。

普通なら点景になんかしないくらいメジャーでありふれた全国チェーンの店だけど、この冬は「天然いくら丼」を販売してるそうで、テレビやWebのニュースでやたらと目にしてて気になってて、今日はわざわざ店調べて来てたので、これはやっぱり点景にしとくべきかなと。

っていうか、うちのあたりってこんなに「なか卯」のない地域だったんか。。いや、まるでないわけじゃないけどほとんどが駅前の駐車場ない店舗で、ドライブがてらと考えたら茨城に来るしかなかった。。

ファイル 3618-2.jpgそして、意外と周りは「なか卯」って知らない人が多く、妹や妹の旦那まで知らなかった。。マジか。そういうもんか。
自分は、そういえば知ったのは関西で、兵庫の神戸の垂水の2号沿いの店に寄ったのが最初(2002/8/25で日誌に書いてた)で、親子丼に感激して、こんなのが関東にもあったらなぁ、、なーんて思ってたら関東でも店増えてきて、その頃の職場の近くにも出来て嬉しかった。(っていうか、今の職場の近くにもあったわ。。)ちなみに「なか卯」の発祥というか1号店は大阪の茨木だそうで、最初はうどんの店だったそうだ。

さて、期間限定なのかな?「天然いくら丼」、なんでもこの冬は世界情勢の影響(米国の対露制裁輸入停止など)でカニとイクラが例年に比べて安いんだそうだ。ってわけでイクラ。大好物。
並盛と、イクラ二倍の特盛と、三倍の豪快盛というのがあった。いやぁ丼飯として食べる分には二倍くらいがいい塩梅かなと思って特盛にした。

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いやいやこれはなかなかたっぷりのイクラ。
さっそくそのまま食べたら甘く塩気なくてストップ。。 わさび醤油をといてかける仕様。これで落ち着いた。
っていうか、その一口目の印象が強かったのかなんか思ったほどの味わいを感じられず、なんというかまろやかさが足りないイマイチな感じ。思いっ切り食べられるのはいいけど、蕩けるような幸せな感じはなかった。
やっぱちゃんとしたトコで食べるべきだなぁ。。と思えた。(やっぱなか卯は親子丼が一番かなぁ)

いや、写真見てるだけでもウマそうだけど、それほどでもないというのも意外で妙な気分。逆に来年はうまいの食べに行くぞーと遠出が楽しみになった。

年明けたら一月からは「天然うにいくら増し増し丼」とか始めて、まぁそういう感じのウニなんだろうなぁ、、とは思いつつ検証のつもりでなか卯に行って食べてみた。
ら、やっぱりそういう感じのウニではあったけど、ウニらしい感じはちゃんとあって思いのほか幸せだった。イクラも最初からわかってたから落胆がない分気持ちよく食べられて良かった。期待しすぎずに贅沢なものを思い切り手軽に食べれる丼と思えばこれはこれでありで、おいしく食べられた。
 
なか卯ってそういえばけっこう期間限定で海鮮系の丼よくやってるよね。そういえば今年の6月に池袋のなか卯でサーモン丼とか食べてたわ。
いいねなか卯。これからも楽しみだ。


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タグ:食:丼 餐:卵

とみた家

ファイル 3586-1.jpg美浦村馬掛にある川魚加工食品製造販売店。

表の県道に立ってる「うな重バーガー」の幟は前から何度か見てて気になってたので、たまには寄ってみるかと初めての来店。
店が表通りに面してればねぇ気軽に寄れたんだろううけどね。ちょっと不安な細い横道の先に案内が差してたので今までは通過してた。

店は、モロに普通の家だったけど、一応車は停められたのでよかった。

新しそうなプレハブっぽい小屋がイートインコーナーになってのを横目に見て、なんだ食事的にも寄れたのか。。とか思った。まぁ今日は腹減ってないので持ち帰り。

そしてその奥には養殖水槽があったので、どんな魚がいるのかなとのぞいてみたら、、金魚が泳いでた。かわいかった。

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店を覗くと、その「うな重バーガー」は冷凍で販売してた。作り置きかと思った。。けど、すぐに食べるつもりはないのでその方が好都合かな。一つ購入してみた。

もう目的はそれだけだったので他の商品はほとんど見ずに店を出ちゃった。まぁ佃煮とかがメインな感じだったけど、嫌いではないので少しは見て来ればよかったとは後から思った。(先月よそでワカサギ買って失敗してたから今日は興味持てなかった。。)

で、
わりと楽しみにして帰って早速レンチンして食べた。
まだしっかりカチンコチンに凍ってたけど二分半でしっかり熱々。
開けるとシンプルなライスバーガー。っていうか熱々でしばらく食べれなかった。。

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焦らずにしっかり味わえるように五、六分待ってから食べた。
うんおいしい。しっかりウナギとたれのしみたライスバーガー、ボリュームはないけどおにぎりくらいの感覚でぺろりと食べられた。
っていうかあっという間に食べちゃって、もう一つ買って来ればよかったと思った。「しそ入り」を買ってたので無しのも買ってみればよかった。
なんかぶっちゃけおにぎりでいいんじゃない?とか思ったけど、まぁそれじゃ面白味薄いか。

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タグ:餐:ば 餐:魚 餐:飯 動:魚

陸平貝塚公園

ファイル 3585-1.jpg美浦村馬見山貝売にある縄文時代の貝塚遺跡。

国史跡だそうで、県道で案内見かけて気になってた。
とはいえなかなか辺鄙そうな場所で駐車場あるのか不安だし、遺跡とか詳しいわけでもないしと及び腰で、まぁいづれと通過してた場所。なぜか今日は気が向いて来てみた。

ら、ちょっと不安な細い道の先に広い駐車場があって一安心、悠々停めて歩いた。

案内板を見ると貝塚の遺跡公園は「文化財センター」からさらに奥に少し進ん先のようで、もう4時過ぎてたので先に現地だなと、丘の上の文化財センターへの坂には進まずに横の「里山ゾーン」へ進んだ。

ら、この里山ゾ-ンがなかなかの里山で、寂し過ぎるくらい何もない里山。
案内にあった「里山交流館」というのはどう見ても破棄された納屋って感じで「炭窯」というのもドラム缶で塞がれてた。
「ぶくぶく水」と案内にあった池は干上がってて水が無くて憐れ。でも緑いっぱいで静かなピクニックとしてはいいかなと思えた。

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けど、やがて道の舗装もなくなり、雑草生い茂って道っぽくなくなって、あまり人が来ない所という怪しさが増してきた。。

そして丘の斜面の森に入ったところで案内には「観察木道」とあった階段があった。なんか登るのも不安だなぁと思いつつ、引き返す気にもならず進んだ。
丘斜面の階段には植物や動物の案内とか立ってて親切だった。

そんな大した高さではないけど、むし暑いとキツいね。で、汗だらだらで登りきると広い台地。
やっぱり道も何も見えず低めに雑草茂ってて、夏前に除草してからほとんど人が来てない所って感じに思えた。

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まぁやっぱり引き返す気にもならず進んでみた。そしたら右手奥の方に竪穴式住居、左手少し先に東屋と案内板がみえた。
低い木の幹にはツクツクボウシ。すごい間近で啼いていた。
低いケヤキには実がなってた。こんな目の前くらいの高さでなるもんだっけ。

東屋の案内板のトコに来てやっとまともな道に出た。「国指定史跡 陸平貝塚」の石碑もあった。文化財センターからこっちにまっすぐ来るのが本来の順路なのね。駐車場の案内板の地図がよくない。誰が見たって里山ゾーンの方が面白そうだ。。

そこから奥の竪穴式住居に歩いた。まともな道で落ち着いたけど、途中で「ぶくぶく水」との分岐があった。さっきの里山ゾーンにあったのとまたは別のもので、日陰の森への下り坂だから躊躇してたけど、道はしっかりしてそうだから折れてみた。
ら、進んだ先は茂みに埋もれていた。。草に隠れながらも「ぶくぶく水」の案内が立ってたのは不幸中の幸いか、なければわけわかんなかった。覗き込んだけど、ここも水が枯れてるのか、単に茂みで底が見えてないのか水辺は見えなかった。
もっと進んで角度変えてみてみたかったけど、イノシシの罠を仕掛けてあるとかで「立ち入り禁止」になってたので引き返した。

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分岐に戻ってやっと素直に竪穴式住居。唯一の遺跡らしいアイテム。入口は閉まってたけど中は覗けた。
これはさっきの東屋の案内板のトコらへんで発掘された縄文中期の住居跡を元に、場所を移して再現したものだそうだ。石斧で材木を伐採したりして作ったそうな。平成31年に作ったそうだから築四年かぁ。当時の家は何年くらいで建て替えたんだろうね。きっと実物より立派なんだろうな。

道は続いてたので進んでみると、後は広場の脇の林の先に神社があるだけっぽかった。林の木々の合間からは裏のゴルフ場が覗けた。神社まで行くことないなと思って引き返した。

東屋の案内板のトコから先もそっちのコースはずっとちゃんとした道で園内は砂利の道。すぐ先で舗装路に出た。
こっちはまぁ歩きやすいけど、ずっと森の中で日陰でつまらない道。道端のキノコでも眺めつつのんびり進んだ。まぁ、里山コースで正解だったのかもね。

そして「美浦村文化財センター」に出た。もう4時半を大きく回ってたから閉まってるだろうなと思いつつ、覗いてみたらまだ開いてた。。5時までだそうだ。だので、まるっきり順番逆になっちゃったけど入館してみた。

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そんなに大きくもなく展示も一室だけだったけど、陸平貝塚の解説や発掘された遺跡など展示されててわかりやすかった。
なんでもこの陸平貝塚は明治12年(1879)に日本人によって初めて発掘調査が行われた遺跡だそうで「日本考古学の原点」と呼ばれてるそうだ。へー。やっぱ先にこっちに来るべきだったね。
貝塚の断層の貝もここで始めて見れた。ん?そういえばどこら辺が貝塚だったのかと思えば、広場の周りがそうだったようで、里山ゾーンの奥の木道階段あたりが貝塚エリアだったそうだ。(実は斜面に貝殻が露出してたんだそうだ。もっとも今日は雑草に覆われちゃってたけどね。冬だったら見れたのかも?)

最後に美浦のキャラ「みほーす」のパネルを見て館を出た。これ125号に立ってる子だね。馬だったんだね。

後は下り坂で駐車場に降りた。45分ほどの散歩休憩。パッとはしなかったけど運動不足にはちょうどいいくらいのひと歩き。蒸し暑くなければ気分いいトコだったんだろうけどね。夕方には少しは気温下がったりするにしても湿気があるので汗だくだく。こんな草茂ったとこだけど刺す虫がいなかったのだけは良かった。汗拭きシートで顔体拭きまわして出発した。


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タグ:観:遺 観:園 観:建 観:館 観:発 観:キ 動:虫 植:茸 楽:歩

あたりや食堂

ファイル 3584-1.jpg美浦村大谷の125号沿いにある食堂。

二度目の来店で二度目の点景。(んーなんかもう一回くらい来てる気がするんだけど。。)
なんか妹夫婦も寄ったことあったらしく「ナマズとかある店あったよ知ってた?あんた好きでしょそういうの」とか言われて吹き出した。「もう行って食べてたわ」「やっぱり」

さて、ナマズならやっぱ群馬だなと思って、それでこっち方面なら「美よし食堂」でドジョウだなとか思ってそっちばかり行ってるような気がする。なので、今日は普通の丼物かなんか食べようかなと思っての立寄り、、だったんだけど、入り口に「霞ケ浦北浦のわかさぎ」という幟が出てて、ああ、ここで霞ケ浦のワカサギ食べれたんじゃんと思い出した。

ファイル 3584-2.jpg地場産のものを食べられるいい店だよなぁ、、と思いつつ店に入ると目の前の水槽には熱帯魚。。そこは霞ケ浦の魚であってほしかったw
この魚はフラワートーマンというインドネシアの雷魚。まぁ観賞魚はキレイな方がいいか。

席はテーブル席と小上がりだけだけど、たくさんあるし空いてたので悠々座って、もうワカサギと決めてたけど一応メニューを見た。
あ、天ぷらとフライとあった。。どっちがいいだろう。少し迷って天ぷら定食にした。

で、「わかさぎの天ぷら定食」

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ワカサギの天ぷらはカリッとしたタイプで小さくクチボソくらいの大きさだった。そうこの時季の夏のワカサギはこのサイズだよね。大きいのが出てきたらガッカリするトコだよね。まさに今年の霞ケ浦で獲れたワカサギ!と思えておいしく味わえた。
ごはんも美浦村産コシヒカリとあった。思い込みかもしれないけどおいしかった。

つぎは冬に来たら大きくなったワカサギが食べれるかな。
やっぱり霞ケ浦を見て行こうと思ってちょうど店前の交差点の県道方向に出発した。


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タグ:食:定 餐:魚 動:魚

らーめん すずらん

ファイル 3578-1.jpg八千代町沼森の125号沿いにあるラーメン店。

三度目の来店。三回目の点景。夜に来たのは初めてだけどバラック風でお祭りのように明るい店舗はいい雰囲気だった。

っていうかほんとは「香文」に行くつもりだったんだけど、なぜか見つからなくてこっちでいいやと車を停めた。いままで「香文」は下妻側から向かうことがなかったかも。もっとずっと先だけどそんなんことないと思い込んで「移転しちゃった?」とか勝手にがっかりしてた。大ボケ。

ファイル 3578-2.jpg店入ってすぐのカウンター席に着いてメニューを見た。
前回食べてすごくうまかった「白菜タンメン」はたしか期間限定だったかねぇ、見当たらず残念。で、白菜といえば貼紙で「白菜餃子」とか気になったけど880円とあってそりゃ高すぎだろ。。とパス。メニュー見て「野菜たっぷりタンメン」よりも「塩ワンタン麺」に惹かれてそれにした。

けど、よくみたら880円というのは持ち帰りの25個入冷凍餃子。そりゃそうだ。またメニューを開いてみたら一人前は300円だった。そりゃそうだ。思わず追加で注文してみた。

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ってわけで「塩ワンタン麺」
あ、餃子たのむならワンタンは余計だったかなとか思ったけど、まぁいいでしょう。似てはいるけど全然別物よね。
塩ラーメンは透けてすっきり塩気より甘み優しくおいしかった。ワンタンはえび入りでちょっとアクセント的な別ベクトルの味わい。主張弱いけど楽しめた。

ファイル 3578-4.jpgそして「白菜餃子」
地元八千代産の白菜使用のご当地餃子。前回のタンメンの白菜がうまかったから期待大で食べてみた。
んー。
餃子として普通においしかった。
餃子に入った白菜が当たり前のように馴染んでおおこれはという特別感はなく、違和感ないのがつまらないというか主張がないというか、纏まりすぎてた。

あーやっぱあの「白菜タンメン」が良すぎたなぁ。特別限定かなぁ。。期間限定で冬だけとかならまた狙ってくるのになぁ。
まぁ塩ラーメンも全然うまかったから期待しつつたまに来てみようかな。

 
 
ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:ら 餐:餃