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日本キャニオン展望所

ファイル 3481-1.jpg深浦町松神にある景勝地の展望台。

日本キャニオンは十二湖へ行く道からちらっと見えた岩ゴツゴツっぽい崖で、もうちょっとよく見えるトコないのかなぁ、、とか思ってた先で見かけてたのがこの展望所への山道。「キャニオン遊歩道」とあった。
気になってたので十二湖から戻る時によってみた。

で、遊歩道の入口にはキャニオンまで0.5㎞とあった。500mかぁ。まぁそれならわけないだろうと進んでみた。

道はすぐに上り坂。500mだからすぐだろうと意気揚々と進んでたけど、運動不足の僕はすぐに汗だく。なんか山登りだった。
足元には若く低いヒバの葉が勢い良く道に飛び出してて、脇に「ヒバの香りヒノキチオール」とあった。ヒバの香りはよく分からなかったけどデカいヒバの葉の迫力に元気出た。あーこれ、能登のうまい蕎麦屋で蕎麦の下に敷いてたやつだね。これなら大盛も一枚でいけそうだとか思った。(ちなみにヒノキチオールというのは抗菌作用のある成分だそうで、コロナにも有効だとか。。匂い嗅いだだけで効くのかねぇ?)

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自分がトロいせいもあるけどやたら遠く感じて、登りも折り返しが何度もあって先がわからず、500mってこんなあるか?ってぶつぶつ言いつつなんとか登った。

登りきったところに分岐があったけど。日暮の池への道は閉鎖されていた。
ここからは下りに転じて、えー下ったらまた帰りに上るんじゃん。。とか思ったけど、すぐ先に展望台っぽいのが覗けて到着した。15分かかった。

ってわけで、日本キャニオン。いい眺め。
白く高く崩れた岩肌がキレイだった。

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ゆるやかな風が心地よく、谷の眺めをしばらく眺めて、ふと見上げるヒバの樹は真っすぐ高く伸びてて気持ちよく、転じて足元を見ると小さなヒバの葉。ちょこっとTS。
後から来る人もなく、5分ほど独占してゆっくりして引き返した。
(っていうか実はこの展望所、よく見えてた向かいの崖と同じような白い岩肌の崖がここの下にもあったようだ。どうせならその両側を見れるようなところに展望台があってほしいと思うけど、そんなうまい場所はないんだろうね)

ファイル 3481-4.jpgそういえばここには「風」という案内が立ってた。まぁ確かに心地よい風だったけど、そんなに強くはないから案内出すのは大げさって思えた。たぶんそう感じたのは、その「風」の柱に合わせるようにヒバの葉が縦に並んでて、如何にも強い風が吹きますよーって演出をしてたように見えたからかもしれない。

それと帰る時に見かけたヒバで、葉の裏にオレンジの毒々しいのを付けてるのがあった。これって花?ヒバの花ってこんな裸子っぽいものなの?
森の中でも同じ様なのを枝の先に単独で見かけたのでそうなんだーと思った。(けど、それは花でもなんでもなく「てんぐ巣病」という菌に侵されて発生した奇形症状の胞子だそうだ。うげぇ)

帰りの道は早いかと思いきや、下り坂で勢いつくのは怖いのでゆっくり慎重に下ったので長く感じた。歳もあるしデブでもあるし、下り坂がキツイと感じるのは悲しいなぁ。

でもホンの500mの往復だけど、山歩きした気分で楽しめた。


この日の日誌

タグ:楽:登 楽:眺 景:崖 景:山 景:森 植:樹

津軽十二湖自然休養林

ファイル 3480-1.jpg深浦町松神山国有林にある自然公園。

世界遺産白神山地の西の端の多数の湖が点在する森で、十二というのは山の上から見える数だそうだ。
始めて此方方面を通った時から気になってて、何度か来てみた事もあったけど、どこに停めてどう歩くべきか分からず結局サッと引き返しててしまってた。

今日は早朝だから少しは歩いたりゆっくりしたいなぁと思って来てみた。

湖は県道を進むとまず最初に「八景の池」が現れ、その先に「二ツ目の池」が続き、その次の「王池」の狭間にトイレのある駐車場があったので停車。

トイレ行きつつ、自然休養林の案内板を見た。
池は道に沿って八景の池、二ツ目の池、王池、越口の池、中の池、落口の池、鶏頭場の池、青池と続いてて、折り返してまわって長池、リフレッシュ村で折れて日暮の池、そこからこの王池に戻れるように書かれてるけど、どこまでが車道でどこに駐車場があるのかは出てなくてイマイチつかめなかった。

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この駐車場は細長い池の合間っぽく先にも手前にも木々の合間から池が見下ろせたんだけど、先は「王池東湖」、手前は「王池西湖」と出てて、あーどっちも王池で奥でつながってたのかな?と思った。

雰囲気はよかったけど此処だけで満足とはいかず車で移動。
少し先の分岐点のリフレッシュ村への道は通行止で閉鎖されてた。(開いててもダートっぽいのでいかなかっただろうけど)

途中何カ所か車止められそうな所はあったけど取り敢えず行けるまで進んでみたら、「鶏頭場の池」の前に大きな有料駐車場があった。料金所に人はおらず閉まってもいなかったので取り敢えず入って停めて歩こうかと思ったけど、駐車料金1500円と出てたのですぐに出た。

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ここから青池まで800mとあったけど、まぁいいかと折り返した。(その青池が一番青くて綺麗な池だったっぽい)

少し戻って「落口の池」の開けたトコを過ぎて林の中の広い路肩に停めてる車があったので、並べて停めて降りてみた。
車を停めたすぐ前は池が見えるのが木々の合間からだったので、少し前の開けたトコまで歩いてみた。
その開けたトコにはトイレと店っぽい建物があり、池の方にはベンチが並んでて憩える感じになってた。

ベンチの方から池に下りてみたら、「せせらぎ」との案内板があった。
その先に沢から水の流れ込む口があって、なるほどせせらぎの音が楽しめた。洒落た案内である。

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でも池の水はあまりキレイとは言えず濁ってた。大雨で土砂とか流れ込んできてたのかな。
見る限り魚も見えないし、、とか思いつつしばらく見てたらちんこい稚魚が泳いでるのが見えた。おお、ちんこいのにヤマメっぽい
パーマークが見えてて可愛かった。

さて、向かいのトイレに入りつつ、閉まってるスナックコーナーっぽい方を覗いてみたら、その先に水汲み場があった。というか、その先に沢が流れてて「平成の水百選 沸壺池の清水」とあった。あーこの上にある池から流れてきてる沢なのね。そしてその沢が流れ込むから「落口の池」なのね。
沢の脇の道は立入禁止になってて入口を観音像が守ってた。ここから「沸壺池」へは行けないのかぁ、残念。

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ペットボトルもってくればよかったぁとか思ったけど、、この水は沢から引いた水だったので飲むのはアウトだろうねぇ。持ってこなくてよかった。手だけ浸してひんやりと気持ちよかった。
沢の石の苔と花を眺めてのんびりして来た道を戻った。

まぁこんなトコかなと出発。すぐ先のビジターセンターも車止められそうだったけどまだ開いてないので通過した。(ネットで見たらイトウの養殖場があって大きなイトウが見れたそうだ。。残念)

最初に寄った王池の駐車場も通過して、国道に戻る勢いで進んでたけど、「日本キャニオン展望所」への遊歩道口にあった駐車場には寄ってみた。日本キャニオン展望所は別項目で。

で、日本キャニオンから戻って、運動不足の僕は汗だくでここでまた休憩。
駐車場の向かいに茶屋があってその前が最初の池「八景の池」だった。茶屋は開いてないけど八重桜咲いてたり濃い赤のツツジ咲いてたりしてそれらを見つつ池を眺めた。

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水はやっぱり濁ってたけど、風もなく一番静かな水面だった。
奥の方にカモが泳ぐのが見えたのでカメラズームして写してみたらキレイなオシドリだった。
手前の水面には大きな魚が泳ぐのが見えたので少し沸いたけど、よく見るとコイだった。

ってとこで、十二湖はイマイチ凄い感じはなかったけど普通に森のイイ感じとその中に点在する池は休憩には心地よくちょっと寄り道するにはいい感じだった。水の濁りはコンディションかなぁ。。それだけは残念。

この日の日誌

タグ:景:森 景:湖 景:川 楽:浸 観:水 観:選 観:P 植:花 動:鳥 動:魚

青函フェリー 青森港

ファイル 2857-1.jpg青森市沖館にある青函航路のフェリー乗り場。

コロナのせいにするわけだけど、どうも思いっきり北海道へ!という気分ではなく、いや、行きたいは行きたいんだけどね。もう少し平和な時に気兼ねなく行きたいのよ。

てな感じで予約もせずに港へ来たら次の便は予約いっぱいだそうで、キャンセル待ちに申し込んだけど、ダメだったら東北ドライブでもいいやってつもりだった。

ところでこのフェリーターミナル、きれいになったよね。建て替えたのかな?
2階の待合室も広く数人しか人がいなかった。
売店はなかったけど裏にコンビニがあるのを見かけてたので、コンビニで何か買ってきてここで休憩してようと思った。

そのコンビニも行ってみたら場所柄なかなか分かってて、青森っぽいものが揃ってた。
で、前から食べてみたかった青森のソウルフード「イギリストースト」を購入。それと気になった「バター煎餅」を買ってきた。

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港を見下ろしながらのんびり「イギリストースト」を食べた。
味はまぁ思った通りの砂糖マーガリン。パンは柔らかく二枚で挟んでたので結構腹にたまった。
砂糖マーガリンのパンは東京住だった子供の頃の自分も一時期(小一くらいの頃)ハマって家でもやって母親に下品な食べ方とイヤな顔されてた憶えがある。。懐かしい。

食べ終わってスマホいじってたら、そのスマホが鳴ってキャンセルの知らせがきた。
まぁほぼ毎回こんな流れなのでキャンセル待ちでこぼれることはないだろうとは思ってたけどね。
順調に手続き済ませた。窓口の人が親切丁寧で感じよくとても好感持てた。

JAF割きいて19900が16000。
これ、Web予約だと更に割引になると聞いて帰りの券はすぐに船に乗るまでの待ちでスマホで済ませた。(キャンペーンで13200になった)別会社の大間航路よりも安いのでもう向こうには行けないなぁ、、と思った。

ファイル 2857-3.jpgそして少々待って乗船。

船は「あさかぜ5号」1958tで98年就航のやや古めの船。
客室も小さく感じたけど客は少なめで全然余裕で場所確保。

そういえばいつも北海道行きはガッツリ睡眠とってその先のドライブに備えることが多く、毎回客室で場所とったらすぐ寝てた。
なので今回も寝る体制だったけど、そういえば青森湾の景色は一度も見たこと無かったぞと思い、甲板に出てみた。

後方を見るともう青森港は遠く小さくなっていた。
市街の後ろには八甲田山がクッキリ見えていた。右手東側の山並みの脇にうっすら岩木山も見えててスッキリした朝だった。

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先を見ると右手に夏泊半島が近く、左手の津軽半島はやや遠目。
先にぼんやり見えるのが北海道かと思いきや、それは下北半島。ずっと陸地が見えてるので眺めてられる。

ファイル 2857-5.jpg時折日差しも海面を照らしていい感じ。
だけど、甲板にはベンチもないしずっと見てる渡る距離でもないから適当なとこで客室に戻った。

で、さっき買った「バター煎餅」を食べつつ、眠くなってきてから眠った。

正味二時間くらい寝たかな。
北海道でもそんなに遅くまで走り回るつもりはないので、夜変に寝付き悪くてもやだから昼寝もほどほどにしておいた。やっぱ今までの北海道行きとはちょっと違ってきたね。

バター煎餅は小さなサイズの南部せんべい(津軽せんべい)で、しっかりバターの感じと甘さがいい感じ。北秋田のバター餅からの流れって感じ。
函館に着くまでには食べきった。これはまた青森に行ったら買って食べたいな。

タグ:楽:乗 楽<待 景:海 観:船 餐:麭 餐:菓

堀越城跡

ファイル 2856-1.jpg弘前市堀越柏田の7号沿いにある城跡公園。

7号を走ってたらすぐ横に見えたので寄ってみた。
っていうか、いつ整備したんだろうか、今まで通ってて見かけた憶えはないから新しいんだろうな、、と思ってたら、案の定入口からして新しく、車を停めて歩くと案内も多くて有難かった。
(今年4月に全面公開されたばかりだそうだ)

この城は初代津軽藩藩主の津軽為信の最後の居城だそうで、2代目の信枚が弘前城を築城して移ったそうだ。
戦乱記の城だけに攻防や内乱もあった城で、敵の南部との最前線みたいな位置の城でもあったようだ。

それにしても新しく整備された城跡はやっぱりどこも立派だね。
土塁の間の堀は水たまりできれ水堀みたいになってた。
そして二重になった土塁を見つつ広い三の丸に進んだ。

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この三ノ丸が国道から見えたトコで、実は国道の向かい側まで三ノ丸だそうで、見事に城内を横切ってたようだ。

三ノ丸から内堀を橋で渡って本丸に進む。
この橋の周りには建物跡の礎石位置の標示と案内がそれぞれ丁寧にあって丁寧だった。

そして内堀もやっぱり水が溜まって水堀常態。おかげでなかなか城らしい城跡。かっこよかった。

本丸もやっぱり建物跡の案内が丁寧で建物の想像図なんて有り難い。見てまわって楽しめた。

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そして西の奥の土塁に階段があって展望台になってた。(土塁の上を歩けるのかと思ったけど、それはできず展望台だけだった)
ここからは二ノ丸とその先の町が見え、その先に雲を被った岩木山が見えた。
赤い鳥居は本丸にある熊野神社の鳥居で、こらは往時からあった神社らしい。この城が整備されるまではこの神社の森だったそうで、こっちの裏側が町からの入り口になってたと思うと面白い。

朝一の軽い寄道だからこんなもんでイイかな。車に戻るかな。と思ってたけど、橋を戻った三ノ丸にも南側の土塁に展望台があったので上ってみた。

こっちは4Km南西にある南部方の前線基地である石川城の正面。こんな盆地の真ん中の平城で不安だと思う。

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そして土塁の先に国道とその先の三ノ丸も見おろせた。向うには古民家みたいなのがあるのが見えて行きたくなっちゃった。。
んーどうしようかと思いつつもう歩き始めてて、国道をこえるトンネルをくぐった。

トンネル内には地域の小学生の新聞形式の研究成果が貼り出されてた。いいねぇ。

ファイル 2856-5.jpgそして渡った東側の三ノ丸は建物跡がひとつと、さっき見えてた古民家があるだけだった。

古民家は豪農の旧石戸谷家住宅。城跡とは全然関係なかった。
文政5年(1822)築で弘前市街北西にあったものを10年ほど前に分解移築、修繕して今年公開したそうだ。
とはいえ早朝から開いてるわけもなく外見を見るだけ。それよかトイレ行きたかったんだけど、トイレも閉まってた。。
なのですぐに折り返し、後で見ようと思ってた建物跡も見ずに来た道を足早に戻った。

正直こっち側に歩いたのは蛇足になってしまった。
けどまぁまたまともな時間に通りかかったらそっち側だけでもまた寄れるだろうからいいかな。(っていうか城跡は城跡、古民家は古民家で別のスポットにするべきだ思った)

城跡はとても立派にかっこよく整備されてて案内も行き届いててすごくよかった。
朝の出だしから満足の寄り道。今までは北海道行くつもりの時にその手前で城跡を歩くなんていう余裕があったことは一度もなかったけど、今回は気侭で気軽で本調子。成熟したのか衰退したのかわからないけど大満足。

タグ:観:城 観:池 観:屋 景:山

道の駅 ひろさき

ファイル 2855-1.jpg弘前市石川泉田の7号沿いにある道の駅。

ここに来たのは二度目かな。前も夜寝るだけの立ち寄り。
今回起きたのは5時くらいで、まだ暗かった。
(暗いうちに起きれば車の横でさりげなく着替えができるから都合イイ)

そして気温も寝た時と変わらず17度。このくらいが丁度いいね有り難い。
スパッと準備して、出掛ける前に水かお茶でも買っておこうと自販機を見てみた。
ら、「青森県産品」のリンゴジュースの自販機とかあった!

おお、店開いてない時間でも地域の物が味わえるのは有難い。
コカコーラとJAとのコラボらしく、上の段にリンゴジュース、下の段は限定デザインボトルのコーラになってた。

ってわけで図らずも朝からJA青森のリンゴジュース「希望の雫」を味わった。

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ん、んまい。

そういえば昨日極端に酸っぱいリンゴジュースを飲んだ後だったので、しっかりリンゴの豊潤な甘さが嬉しい。
っていうか、いつもの青森のリンゴジュースとも少し違うと感じてラベルを読むと「ストレート果汁 密閉搾り」だそうだ。

ファイル 2855-3.jpgいやー地域振興を理念とする道の駅ならば、すべからくこういう自販機があってほしいと思う。(岐阜の道の駅「美濃白川」のお茶とか

出発する頃には夜白んで建物もハッキリ見えるくらいになってた。
がっちり「JA」の建物なのね。
気分よく出発した。

タグ:餐:飲 観:装 道の駅

道の駅 いかりがせき

ファイル 2600-1.jpg平川市碇ヶ関碇石の7号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄りかな?トイレくらい寄った気もするけど。
っていうか今回もトイレだけのつもりの立ち寄り。
いや、少し眠気出てきちゃったから深呼吸と気分転換的な立ち寄りでもあった。
やっぱり昨夜は湿気もあって車ではあまり熟睡は出来てなかったのかも。。
さっきの弘前の屋敷の中二階か、黒石の公園のベンチでマジで少し寝ちゃえばよかったw

この道の駅は裏に日帰り温泉が併設されてるらしい。
んー温泉休憩でもいいかな。昼間ならすいてそうだし。んーでもやっぱ蒸し暑くて温泉っていう雰囲気じゃないんだよな。って事でそれはやめた。

トイレでゆっくりした後は、店内を見てまわりつつ、試飲のリンゴ酢を飲みつつ、とくに何も買わずに外に出た。
外で目につくのはやっぱりソフトクリーム。ここのソフトはマルメロソフトだそうだ。マルメロって何だったっけ。どこかにマルメロ通りってあったよな。(長野県長和町の254号だね)

ファイル 2600-2.jpgでもやっぱソフトはヤメ。
真逆の方向の「たこやき」を買ってみた。

「竹っ子庵」というスナックコーナーで自然薯を生地に入れたタコヤキが人気だそうだ。
皮がパリッとして中がトロッとしてさめてもおいしいんだそうだ。
それと、おまけで「まるめろパイ」というのも買ってみた。


そしてベンチに座って「自然薯ソースたこやき」を食べた。

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けど、熱くて無理。これは無理して食べても全然味わえなさそうなので口つけた一つだけ食べたら後は中断。後でさめてから食べよう。。
そっか好きだけど熱いから滅多に買わないんだっけタコヤキ。失敗したわ。

で、「まるめろパイ」は普通に食べられた。変な癖もなく甘くておいしかった。

あれ?これ点景にする必要あったのか?
タコヤキ買って食べれずに悔しかったことを記しておきたかったのかなw

ちなみにタコヤキは1時間半進んだ先で停車した車の中で食べました。
さめたタコヤキがふつうにうまかった。パリッとかトロッとかは分からなかったw

タグ:餐:焼 餐:菓 楽<残 道の駅

りんご公園

ファイル 2599-1.jpg弘前市清水富田字寺沢にあるりんごの公園。

新潟でやっていた某TV番組で山口まほほん等がロケに来てた公園。
だから来たというわけではなく(まほほんファンじゃないし)、その後ウェブで見かけて、りんご関連の食べ物とか色々あるという事を知って興味持っていた程度。来ようと思ってきたわけではなく何となく駐車場も入園も無料なので来てみた感じ。

したら、夏の子供遊ばせ系スポットっぽい感じだったので若干怯んだ。。
けど、トイレにも行きたかったので気にせずに歩いてみた。

まず公園に入ってすぐのふれあい広場には車両やテントの店が幾つか集まって子供たちの体験イベントっぽいのが開催されていた。
その広場の手前に見たのが「ふじ準原木」
昭和15年(1940)に東北の試験場で生まれた「ふじ」の原木の穂木を昭和33年(1958)に接いだものだそうだ。この木からまた沢山別れて世界生産中二割を占めるヒット品種のふじリンゴが生産されまくったわけだ。と、しみじみ眺めた。小さいけど実もなっていた。

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その広場の前には小高い丘の展望所「すり鉢山」。
登ろうかなーと思ったけど暑くて汗だくになりそうだから回避。

世界のリンゴの仲間みたいないろんな木をサーっと見つつ先に進んだ。クラブリンゴっていう小さな実の品種が並んでた。

そしてその先にあったのが「旧小山内家住宅」
文久3年(1863)に建築された津軽藩の地行を持つ農家の家屋。
ここはもう子供連れも誰もおらず静かで、中もあがれてゆっくり見てまわれた。

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「りんご農家住宅」なんて標柱も立ってたけど、玄関が二つある立派な屋敷で一般的な農家の家じゃないよね。
りっぱな天井や座敷や囲炉裏や農道具や小部屋の資料を見てまわった。
客人用の中二階にも上がれて、風通しの良いその部屋からの眺めはなかなかよく、昼寝してっちゃおうかな(まだ午前だけど)とか思った。

家屋の外に出て折り返し。その前のすり鉢山にはやっぱり登る気にはならなかったけど、手前に山の周りをまわるゆるい坂もあったのでそっちを進んでみた。

坂沿いの道脇には色んな種類のリンゴの木が並んで植わってて見ながら歩いた。
仄かに赤くなり始めの実をつけてるものもあった。

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山の裏側の登り口もまだまだ階段が長かったので、やっぱり山には登らず、その道の一番高い所で北側の岩木山方向を眺めた。
岩木山は頭を雲に隠して裾しか見えていなかった。これがキレイに見えてたならば山に登っての展望もよかっただろう。(とイイワケ)

そして中央の建物「りんごの家」に戻って入った。
(忘れてたわけじゃないけどトイレトイレw)
ここに土産屋と軽食喫茶コーナーがあり、軽食のメニューは「りんごラーメン」「りんごカレー」「りんごメンチ」はりんごご飯とのセットにもできるそうだ。そして「りんご冷麺」なんていうのもあった。
んーここで食事してっちゃおうかなーと思ったけど、まだそんなにお腹空いてないんだよな、、(焼きそばと蒟蒻しか食べてない割に腹持ちいい)
かといってリンゴソフトクリームはやっぱりやめといた方がイイよな、、
ってことで無難に「りんごジュース」を飲んだ。

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あれ?「搾りたて生りんごジュース」をたのんだ筈だけど、これは普通の100%ジュースじゃないか?
伝票みたら普通のジュースでついてたから、まあいいかとそれ飲んでゆっくりした。

「りんごの家」の前にはリンゴの籠を持ち上げてる女の子の像があるんだけど、力こめててしかめた顔は思いきりブスで、可哀想なくらいブスで、もうちょっと愛嬌ある顔にできなかったのかっていうくらいブスで印象強く残った。

やっぱり食事しちゃえばよかったかなぁ「りんご冷麺」くらいなら食べられただろうけどなぁ、、
とかうじうじしつつ車に戻った。(結果的にも食べればよかったと思う)
あ、そういえば某番組のステッカーってどこかに貼ってあったのかな?忘れてて探してもいなかった。

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田舎館田んぼアート

ファイル 2598-1.jpg田舎館村田舎舘中辻にある絵画風色分け田圃。

第一会場と第二会場とかあって第二会場は道の駅に併設されていて、第一会場がこの町役場の前にあり、城の天守が乗った奇妙な形の庁舎が展望室になっている。
この第一会場も前にも来た事あってこれで二度目。そのときは「なんだその建物!」と思ったもんだけど、やっちゃった感ある形の庁舎も展望台としての利用ならそうそう叩かれることもないだろうと思うと、ウマいことやったもんだと微笑ましい。

っていうか、最近こうしたインチキ天守型建造物に寛容になってみると、ヤケに色々と気になるところが増えて面白く、そんなわけでここもまた改めて来てみてもいいなぁと思えてた。
でも来たのはたまたまで、隣りの黒石でのんびりして無かったら102号でスルーだったと思う。

さて、案内されてその田舎館村役場の駐車場に停めて、庁舎を見ながら(「村の木サイカチ」というのも見ながら)裏にまわって展望台エレベーター入口に入った。
入場券を買ってエレべ―ターの列に並ぶ。2回目くらいのエレべ―ターに乗れた。

そして四階まで上がって展望デッキに出た。
あれ?前もこういう感じだったっけ?
見下ろした田圃アートは思ってよりも近くカメラのフレーズに一発では入らなかった。

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今年の絵柄は「おしん」
なんで今になっておしん?高視聴率の有名なTV番組だったとはいえ、このドラマは見てなかったからピンとこなかった。
(昨日通ったあたりの最上川でのシーンだけど、それには気付いてなかった、、)
それと田圃アートは前見た時はもっと飛び出して見えてたような気がしたけど、それほどでもなかった。
けどやっぱ他の所の田圃アートとはやっぱりレベルが違って見えてさすがだなと思えた。

ファイル 2598-3.jpg混んではいたけどまぁまぁゆっくり展望した。
で、振り返ったら天守閣。あー四階からの三階櫓(実際は二階)なのね。

その天守閣は階段のみだけど更に別料金。。
館の人にちょっと聞いてみたら、この四階の展望デッキができたのは三年前にで、それまではみんな天守閣に登ってたそうだ。自分が前に来たのは、、八年前か。あーやっぱりね。
上からの方が遠いい分、絵が飛び出して見えて不思議な感じだったんだろうなー。
とは思いつつケチって上には行かずに納得。ここでエレベーターで降りた。

で、
外に出てまた振り返った。何度見てもやっぱり変な形。今日は田んぼアートよりもこの奇妙な天守閣を乗せた庁舎の方がメインかなw

そしてその道の向かいの駐車場っぽい所には「田んぼアート商店街」というのが出来ていて、プレハブの仮店舗が何軒も並んで観光地化していた。

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暑い夏だけにアイスやソフトやかき氷が何店もで売られていた。蒸し暑かったから涼みたいトコだったけど、朝からお腹の調子がゆるめなのでやめておいた。
で、「しょうがみそ味ジャンボおでん」というのがあったのでそれにしてみた。
たしか生姜味噌のおでんは青森のご当地ものだったよね。
でも買うときに「冷たい味噌おでんもあるよ」と言われ、それは珍しいとそっちにしてしまった。

冷やしたコンニャクかなと思いきや、思いきり凍ってた。。冷菓を避けてたのに。
たまに見かける溶けないアイスみたいな感じで、味噌は思いきり濃い生姜味。
なんというか、とても変な珍妙な感じだった。

しっかり計算されて素晴らしい田んぼアートは、そんな変な食べ物と変な建物で調和されて一層不思議な感じのスポットだった。
 
 
感想や解説は八年前の前回の方がマトモっぽいw

タグ:楽:眺 観:農 観:藝 観:館 観:閣 植:草 食:串 餐:煮

㋟中村商店

ファイル 2597-1.jpg黒石市柵ノ木の県道沿いにある商店。

朝からやってる店を検索してて早朝から「黒石焼そばが食べられる店」ということで向かって来てみたんだけど、あれ?飲食店じゃななくて商店かぁ。
イートインとかあるかな、、
とか思って中に入ってみたけど、そんなものはなかった。
店の外見は洒落た感じだけど、中は古いままの商店の雰囲気でいい空間。
そしてそんな店の雰囲気にぴったりのおばあちゃんが出てきた!

焼きそばは作り置きの持ち帰りパック。大と小あって大を買った。
他に惣菜も色々あって、ホタテの竜田揚げがおいしそうで気になったけど少し量多いパックで高めだったのでヤメといた。(買っとけばよかったと少々後悔した)

ファイル 2597-2.jpgおばあちゃんは「今日も34度まで上がるそうですよ」と訛りのない聞き取りやすい言葉で話しかけてくれた。
「きびしいですよね。去年もこのくらい暑かったんですか」と聞き返すと。
「みんなは『去年の方がもっと暑かった』って言ってるけどね、私は年だからもう去年のことなんてもう覚えてないですわ」だそうだ。
とても言葉の優しい感じのいいおばあちゃんで、朝からいい気分になった。

ってわけで焼そばだけ買って車に戻った。
んー買った店の前で車で食べるのも面白くないな、、と思いチョコと移動。

来る途中のすぐ手前で見かけた公園に行ってみた。
「東公園さくら山」という広めの公園で駐車場もちゃんとあった。

さっそく焼きそばを持って公園にを歩くと、思った通り広場の先は浅瀬石川へ下る丘の斜面の崖になってて、南方向の尾上の町を広く展望できるようになっており、木陰にベンチもあって理想通りの休憩所。
(桜祭りで有名な所らしいけど600本の桜の木は階段を下った丘の下のエリアに沢山あるらしかった)

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かてて加えて吹いてくる風が強めで涼しく心地良過ぎた!
もう気持ちよすぎ。どんなに暑い青森でも風はやっぱりいいね!東北に来てよかった。
足元のひょろっとした草がみんな風に流れて揺れてて渓流の水中の水草のような印象で爽やかな感じなのもよかった。(下の写真でわかるかな?)
しばらくは焼きそばを食べるのをすっかり忘れてて涼んでのんびりした。

そして焼きそば。
具はあまりない麺メインの思い切った焼きそば。でもやっぱおいしかった。
んーこれは何だろう何の感じだっけ、、あーあー三杯酢だ。なんかトコロテンぽい感じの酸味の味わいが夏によく、清涼感とまではいわないけどおいしかった。
三杯酢と感じたけど後味の感じが優しいからりんご酢かも、店の裏が「りんご試験場」だったしなぁ、、いやリンゴっぽいのは朝からリンゴ水(いろはすのリンゴ味)を飲んでたからかもね。

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なーんか
おいしい焼きそばで満たされつつ、やっぱり心地いい風で満たされ大満足。
ぶっちゃけ今日ここまで通ってきた奥入瀬や十和田湖よりも気持ちのいい場所ですっかり気に入った。
ので、今回のドライブ日誌の表題は「黒石」にしました。

もう、今日はここでずっとのんびりしてようかなーとか、横になって一寝入りしちゃおうかなーとか思った。

けど涼しい風も朝だけなのかもしれないなと思い、いい印象のうちに適当な頃合いで車に戻った。

タグ:餐:焼 楽:買 楽:話 楽:眺 観:園

三戸城跡

ファイル 2596-1.jpg三戸町梅内にある城跡。

三戸の道の駅にあった案内を見て興味持って来てみた。
あ、山城かぁ、、と(ナビには登る道が出てなかったので)一瞬怯んだけど、山頂の主格部が城山公園になっていて車で登れた。

駐車場は広く、入口の所にあった桜の木の横に停めて降りてみると、この駐車場が本丸跡だと案内板があった。
え、普通は二の丸とかが駐車場で本丸が公園の主要部っていうのが多いけど珍しいなぁ。。と思った。
そういえば道の駅の案内にあった天守っぽい建物はどこだ?と見まわしたけど見当たらなかった。。

けど、駐車場前の杉林の方に「歴史民俗資料館→」と案内が出てたのでそっちかな?と歩いてみたらビンゴ。
その資料館と続きになってた「三戸城温故館」というのが天守風建築物。「江戸初期の三戸城」という案内板もたっていた。
この場所は城主三戸南部氏の館があった所らしい。

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この建物は模擬天守になるんだろうけど、一応本丸にあった三階櫓をモデルに建てたものだそうだそうだ。
そのまま三階櫓のあった所に建てればよかったのにそうしないで駐車場になってるところや、ちゃんと「三戸城温故館」としてあくまでも城っぽい形の建物としている所は姿勢良く感じた。

いろいろと案内板があって、往時から城内には梅林だけでなくリンゴ林もあったそうで、江戸時代の昔からリンゴが盛んな地だったようだ。

そして民俗資料館の前には「糠部神社」があって、その前の御神木の杉が大きくて立派だった。

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樹高22m幹周9.52mで樹齢800年以上という立派な杉。真っ直ぐ伸びつつ上の枝は複雑にくねってたり、垂れて目の前まで青々した葉を伸ばしていて元気そうだった。

他にも色々ありそうだったけど、取り敢えずアジサイの道を少し歩いて引き返した。
青森あたりでは今時季にアジサイなのかね。関東より一月以上遅いんだね。

糠部神社の本殿を遠目に見つつ杉林を出た。

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林の入り口は「大門跡」が発掘調査中だそうで、調査終わったら整備されるのかな?いや城より公園がメインな所だから案内板だけかもね。

本丸跡の駐車場も奥に歩いてみると「三階櫓跡」とかあった。
んーやっぱここに温故館があればいいのになぁ、、
その先は段の下に芝生広場があってこっちが公園のメインらしく、春の桜まつりとかの会場になりそうな感じだった。

朝の涼しい山の城跡公園の軽い散歩で気分よく車に戻った。
さあ下るか、と思ったけど、なんか駐車場より先の道も舗装されてて車で進めそうだったので、ダメもとで進むだけ進んでみた。
ら、細めの道ながらそのまましっかりした舗装路で本丸の先の周りをぐるっとまわれた。

そして本丸の東の先の方に展望所っぽい所があったので、車を停めて歩いてみた。

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「望岳亭」という東屋のある展望台で、大きな看板は麓から「三戸城」と読めるようになってるんだろうね。
三戸の南東側の町や周りの山が良くみえ、その山に隠れた朝日や雲がまだ夏の熱気を押えてて、心地よくゆるい風をあびてゆっくり展望できた。
これはナイス。こっちまで廻ってきてよかった。朝から気持ちいい寄り道で幸先のいい一日のスタートを感じた。

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