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天平の丘公園

ファイル 3465-1.jpg下野市国分寺にある史跡と自然の公園。

桜も染井吉野は終わって八重桜が咲く頃合い。ドライブ中にも街路樹の八重桜が咲くのを見かけて、そういえば八重桜のスポットってないかな?と思い、検索してこの「天平の丘公園」に来てみた。
この公園、まぁ表の県道は何度も通ってたから案内を見かけて知ってはいたけど、わざわざ寄り道するほどの興味は持てず来たことのない場所だった。けど、その県道から曲がったトコで車が詰まって混んでて、え?何?と思ったら、桜祭り「第44回天平の花まつり」のイベント中だったようで、ヤメようかと思ったけど一応駐車場に入ってみたら意外とすんなり停められたので歩いてみた。

駐車場からは他の人達が歩く方に進んでみたけど、入口の階段前の「しもつけ風土期の丘案内図」は焼けて割れてバリバリで全然読めず、どういう造りの公園なのか分からないままに流されて進んだ。

そして多分その花まつりの中心と思えるステージのある花広場には多数の八重桜が咲きまくってた。
その花に比例して人も多かったけど、歩きづらいというほどではなくゆっくり花を見てまわれた。

プレハブの店が何軒も出てたので、食事はこっちでもよかったのかも、、とか思ったけど、「コレ」というほど惹かれるメニューはなかったし、混んで列になってる店も多々あったので食べてきて正解だった。

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ここの八重桜は花の付きも多くボタッボタッとした感じもなく葉も目立たないから染井吉野と変わらない印象。まだまだつぼみもありつつも広場ではほぼ満開の樹が多く、間近に見たり見上げたりと楽しめた。濃い色の花や薄めの色、赤味のない白などもあって爛漫な雰囲気だった。

「天平の丘公園記」という由来案内板を軽く読み花広場を抜けると、隣りの芝生の広場は「下野国分尼寺跡」、広場には何もなかったけど推定復元図とかあった。へええ。

脇の八重桜越しに広場横を進むと、その尼寺跡の芝生の奧には「下野淡墨桜」という立派な桜の樹が新緑に包まれていた。これは岐阜県根尾の「淡墨桜」の実生苗を昭和60年に譲り受けて植樹したものだそうだ。枝先を見ると花はすっかり実になってて、なるほど早い時期に来ても楽しめる公園だったのね。これが咲いてたら立派だろうなぁ。

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さて、折り返して花広場の奥側を横断して「しもつけ風土記の丘資料館」に進んでみた。この手前辺りの八重桜は特に薄めの花で、染井吉野と変わらぬ雰囲気。横の道は並木になってた。

そしてその資料館は、なんと入場無料。これは花まつりに関係なく常時無料らしい。
そして館内は(一部展示以外)写真OK。すばらしい。
入ってみると、古墳時代から順番に出土品とともに案内されていた。
重要文化財の埴輪のコーナーもあって、ここが撮影禁止なんだろうなと思ったけど違った。教科書で見たような埴輪が大切そうに並んでて萌えた。

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古墳や国分寺のジオラマなどもあって楽しく見れた。
あれ?撮影禁止ってどこだ?と思ったら、最後の各時代の食事の模型が禁止になってた。これなの?

花も歴史も楽しめて満足で駐車場に戻った。八重桜もいいもんだ。

とか思ってたら、駐車場の先の道路の向かいにも八重桜が濃く咲いているのが見えて、気になったので車の前を通過して行ってみた。

ら、

こっちも「天平の丘公園」で広いメインの自然公園部分だったようだ。やっと園内マップを見れた。けど見づらくてわかりづらいマップだった。。

八重桜も濃い色のものが園内の道に沿ってアーチのように並んでて花見散歩に丁度よく、横にあった「平成の丘」という古墳風な塚も気になったけど、子供の遊び場だったのでスルーして八恵桜並木を進んだ。

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ここの八重は主に濃い色のもので揃えられてて、豊潤な綿密な雰囲気。そのためかカップルも多く感じた。
並木は思った以上に長く続き、片面終わって蓮の池になっても片面は続いてて、奥の水生植物園の池の手前で途切れた。

緑で目が落ち着いた公園の奧では、人並みに猫が歩き回ってた。

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その奥で折り返して、園の端側を進んで戻ると遊具広場の先に古民家が見えた。
「民俗資料館 夜明け前」という名の屋敷だけど、中は飲食店だったので土間をそそくさと抜けるだけだった。

最後に駐車場の手前には盛岡石割桜の子という樹があって、ここでも石を割ったような演出がされていた。割るのが好きな種類かと思っちゃうよねぇw 見るとちょこっとだけ咲き残った花があって和んだ。

公園中央の森の部分にももっといろいろあったようだけど、もう満足。八重桜も歴史もほどよく堪能。こんなところで車に戻った。

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タグ:植:花 植:樹 楽:催 楽:歩 観:園 観:史 観:館 観:重 観:模 観:像 動:獣

ドライブイン扶桑

ファイル 3464-1.jpg小山市飯塚の県道沿いにあるドライブイン食堂。

栃木市に行く県道と壬生町へ行く県道との分岐の股にある店で、前から見かけててちょと気になってた。で、一度は食事しようと寄ったこともあったけど、午後やや遅めでもう閉まってた。

丁度こっちに来ようと思ってたので今日こそはと来てみたんだけど、道間違えてて少し大回りして30分くらいロスしたかな。。それでも到着は2時だったからギリ間に合ったかなー。

と思ったけど、もう入口には「本日は終了しました」と出てた。。

ファイル 3464-2.jpgあちゃーマジかぁ。 あ、でも、これって人気で看板メニューの「野菜たっぷりのタンメン」の横に並んで出てたから、ひょっとするとタンメンは品切れだけど、他のメニューなら食事できるとかって事はないかな?とか思って、ダメもとで覗いてみた。
ら、やっぱりもう終了だったようで「ごめんなさい」と言われた。
ガックシ、、まぁ仕方ないと諦めて車に戻ろうとしたら、店の人出てきて「カツ丼でよろしければ一人前できますけれど」と言われたので、ぜひぜひと店に入れてもらえた。ありがたい。

実はもともと大盛メニューのタンメンに手を出すつもりはなく、焼肉定食にしようと思ってた所なので、カツ丼でも全然OKだった。

昭和な雰囲気のテーブル席に着いてゆっくり待って、他のお客さんもみんな食事終えて店を出た後しばらくしたら厨房から「カツ丼もうすぐですーおまたせしてすみませんー」と大きな声をかけてくれた。なんか優しい心遣いが嬉しかった。

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そしてカツ丼登場。
玉葱たっぷりの甘い味付けのカツ丼で、カツもご飯も優しくおいしかった。
味噌汁も菜っ葉とワカメの具だくさんで、ここにも玉葱入ってて玉ネギ好き感激。おいしい食事で満足。

ファイル 3464-4.jpgゆっくり食べてたら「これどうぞ」とサービスでヤクルトをいただいた。
そしてそのまま店のおばちゃんは隣のテーブルでまかない食事休憩。「お味いかがですか」という言葉から少しお店の話などを聞かせてもらえた。

やっぱり人気はタンメンだそうで常連さんも初めての客もみんなおいしいと評判で、テレビでも取り上げられて、マツコDXの番組ではスタジオまで調理に行って食べてもらって好評だったとか。へええ、知らなかった。どおりで昼早めに閉まるくらい人気なわけだ。
そしてお客様や店を大事にしている話しを聞けていい気分の食事になった。

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タグ:食:丼 餐:肉 餐:飲 観:ロ 楽:話

東金野井貝塚

ファイル 3463-1.jpg野田市東金野井にある遺跡。

ここはいつも通る定番ルートの土手の道からも見える場所で、前にグーグルマップで見てて知って気になってた場所。
でも道が狭く駐車場もなくちょっと気が引けてて、代車とかの軽自動車で通ることがあったら寄ってみようとか思ってた。ので、丁度そういうタイミングなので寄ってみた。

神社の鳥居前に軽自動車くらいなら停められそうなスペースがあるのでそこに尻から入って停めた。まぁ自分の車でも来れない事はないだろうけど、やっぱ軽で来てよかった。

さて、神社は八幡神社。辺鄙な場所のわりに立派な二つの石鳥居と石畳で参道になってて、一の鳥居の手前に石板?と思って見ると鳥居に掲げる額だった。落ちそうなのを外して保存してるのかな?参道を進むと二の鳥居の方の額はしっかり掲げられていた。

祠を覆ったくらいのよくある小さな神社がこんもりとした塚の上にあり、数段上がってお参りした。

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そう、目的は神社ではなくこのこんもりとした塚。貝塚の塚。
足元は貝殻だらけの貝塚遺跡。この貝殻全部が縄文時代の貝殻かと思うとなんとも不思議な気分だった。

「貝塚」というと資料館的な施設で地層の断面からのぞくような所ばかりだけど、ここはしっかり「塚」になっててしかも地表に貝殻が露出してるという理想的なその名の通りの貝塚。こういうのが見たかった!

これって縄文時代から土に埋まることなく残ったものなのだろうか?
はたまた、発掘作業の後や神社建立時とかに貝ごと盛っちゃったのだろうか?
詳細は分からないけど「東金野井貝塚」って立派な標柱が立ってるくらいだから変に造ったりはしてないだろうと思う。(史跡指定はされてないみたい)野田市のサイトに寄れば縄文時代中期から晩期のおよそ三千年前の物ということだそうだ。
三千年前の貝殻、踏んづけていいのかな。。とか思いつつも、踏んでも割れたりしないので安心して神社の周りを歩きまわった。
もちろん横にも貝殻はたくさん露出してて砂利のようだった。

奥に進むとガサゴソと動物が逃げ出してて、野良猫か?と思って見たらキジだった。おおカッコイイ。
キレイで凛々しいけどどことなくアホっぽくて愛嬌ある鳥だよね。日本の固有種だから縄文人も食べてたんだろうね。(ちなみにニワトリは弥生時代に大陸から移入された外来種らしい)

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当然裏側にも貝殻はたくさん露出してて、覗けた社殿の縁の下もびっしり貝殻だった。

貝は小さなアサリ?じゃなくて殆どシジミだった。
あ、シジミって事は目の前はもう海じゃなくて川になってたのかな。

三千年の貝を踏み歩いて、ひとまわりまわって参道に戻る。
この参道も脇を見ると同じような密度で貝殻が露出していた。貝塚としては130×110mの大きな弧状の馬蹄形貝塚だそうなので、神社から参道はその一部なんだろうね。

シジミ以外はないかな?とじっくり見たら、サザエっぽい巻貝(アカニシ貝?)や表面ギザギザの貝(サルボウ貝?)も少量ながら見つけられてついつい縄文時代に触っちゃった。
そういえば今年三月に島根でサルボウ貝(赤貝)食べたけど、あまりおいしくなかった。昔の人もやっぱりシジミが一番おいしかったんだろうな。この数の違いだもんな。

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さて、最後にチョコと気になったのが一の鳥居の前にあって日陰を作ってた大きな銀杏の樹。神社側から見ると整った形の高い木でなんともカッコイイ。
下から見上げたら乳も垂れてて、それなりに樹齢ありそうに思えた。まぁ縄文時代からすればヒヨッコなんだろうけどね。

その樹の根元には青面金剛や庚申塔や馬頭観世音などの石碑が集められていた。これらとて縄文時代からすれば最近の物なんだろうけどね。

いやぁ、貝だけじゃなくて色々あって大満足スポットだった。もうこれで帰ってもいいくらいだったw

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タグ:観:遺 観:宮 観:石 楽:触 動:鳥 植:樹

あびこ桜まつり2023 ~竹宵

ファイル 3462-1.jpg我孫子市高野山新田の手賀沼親水広場で開催された桜と灯りのイベント。

友達からのLINEで知って、出掛ける切っ掛けとして向かってみた。
着いたのは6時半でもう友達はいなかった。日も暮れていたけどそれはライトアップのイベントだから丁度よかったのかも?(夕方まではステージで演奏などもあったようだ)

公園の広い駐車場に停めると、そこから目の前の芝生広場のライトアップされたオブジェとか、横に並んだ竹灯籠の灯りが見えた。
へええ、キレイじゃん。と早速歩いてみた。

昼間は暖かくなって日によっては暑いくらいになってた近頃だけど、今日は日が暮れるとガクッと冷えて寒かったので冬の上着を羽織って歩いた。昼間からいたような人は薄着で寒そうだった。

灯りのメインはその竹灯籠という竹筒にあけた穴からこぼれる彩りの灯で、キレイに並んでたり、公園への入口にゲートのように組まれていた。

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オブジェは障子の書道やイラストや竹毬などで和な感じだけど、宵時のカラフルな光はちょっとBeatlesの「Strawberry Fields Forever」のPVみたいな幻想的な雰囲気で楽しめた。

ゆっくり見眺めてまわって、中央に戻ってゲートの門をくぐると、手賀沼岸にライトアップされた桜並木が見えた。
階段を下って進んでみると、その並木の桜が手前の親水公園の池の水面に映ってキレイだった。へええ、キレイじゃん。

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そして岸の桜並木は若く細い木だったけど、見て歩くのに丁度いいくらいの高さで左右つながるくらいに枝が伸びてて花に包まれたトンネルのようになってた。周りが暗くて並木が明るいから逆トンネルというべきかな。これはイイ。
合間から覗く手賀沼もいい感じ。暗くなった湖面のカッパの像もこっそり眺めてるようだった。

写真撮りながら歩いてくぐった。宵の空の星も桜と並んで撮れた。これは木星かな金星かな。月も大きく光っていた。並木はそんなに長くはないけど、冷え込んだ宵には程よいくらいでゆっくり通り抜けた。

夜桜というと酒の宴のイメージしかなかったけど、ちゃんと花を見て楽しむ花見を楽しめた。
今年は桜が咲くのが早く、満開時に天気悪かったりしてもどかしく終わっちゃった感じだったけど、散り際ながら最後素敵な桜祭りを楽しめて大満足。

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往復して抜けたあとは、逆に親水公園の池越しに竹灯籠を見ながら広場に戻った。
そして駐車場からも見返して眺めて車に戻った。

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タグ:植:花 楽:催 観:光 観:飾 観:藝 観:絵 観:園 観:池 景:湖 景:季

うどんっ子

ファイル 3461-1.jpg下妻市高道祖の125号沿いにある饂飩店

しばおが前に食べておいしかったということで来た店。
着いたのが11時半過ぎだったので店前の駐車場は三台並んで停められたけど、そのあと続々と車来たから少し遅かったらキツかったかも。第二駐車場とかあったのかな。

ファイル 3461-2.jpg店に入ると大きな水槽で錦鯉。あー錦鯉っていうと個人的に昔ながらの蕎麦饂飩店という印象だわ。子供の頃に家族で行った町の蕎麦屋とか必ず錦鯉がいたような気がする。。
でも店内に古さはなく落ち着く優しいライトの店内だった。

メニューを見ると色々あって迷いそうだったけど、壁に張られた半紙の毛筆メニューの「力餅みぞれうどん」というのが気になったのでそれにした。
おがぴはカツ丼のセット、しばおは天丼セット、御息女にはちびっ子セット。前にしばおが来た時は冷たい饂飩でおいしかったそうで迷ってたようだけど、やっぱり温かいのを食べたい陽気だったので全員温かいのにしてた。

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ってわけで「力餅みぞれうどん」
うん、讃岐のうどんもしっかりおいしく、おだしもばっちり。餅は揚げてて芳ばしくみぞれの大根もいい感じ。おいしかった。

最近は安価なチェーンの饂飩店が増えまくって厳しくなってるだろうけど、子供が走りまわるようなオープンな食事ではなく、やっぱちゃんとした店でゆっくり食べたいね。

こちらのお子様はずっと恥ずかしがってて、父とスマホにしかなついてなくておとなしかった。
スマホの動画で飽きることなくおとなしくしてくれてたおかげで、おっさん連中はゆっくり話してのんびり食事できた。いい子いい子。

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店を出ると雨はやんでたので、店の奥の桜も見つつ次どこ行こうか話し合ってゆっくり出発した。


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タグ:餐:麺 餐:餅 動:魚 植:花

道の駅 しもつま

ファイル 3460-1.jpg下妻市数須の294号沿いにある道の駅。

以前から何度も来てる道の駅。
点景にも四回上げてたので今日は書くつもりなかったんだけどね。

今日もここでの集合。
ここは駐車場も広く集まりやすいのでいままでも何度か集合場所にしてて、そういえばドライブ仲間のオフ会で集まってから今年で20年。思い返すと懐かしい。

さて、今日は生憎の雨。集合時間より15分早く着いて先に来てたおがぴと店の中で待機。
したら、入ったトコで「下妻出汁巻玉子串」というのを焼いてて、おいしそうなので迷うことなく購入。
店内のイートイン席で食べた。

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うん、おいしい。
っていうか串で食べやすいし、その場で焼くできたての出汁巻きでおいしい!そしてチョイ食いで迷わないくらいの値段で実にありがたい。
これって常設じゃないのかなぁ?「下妻」を冠した品名だし人気になって常設になってほしいなぁ。。という願いを込めて点景にしました。


ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:食:串 餐:卵 楽:集 道の駅

中井PA

ファイル 3437-1.jpg中井町松本にある東名高速のパーキングエリア。

多分、初めての立ち寄り。そう、ここが寄った記憶なかったから海老名は通過して来てみた。
あーでもサービスエリアじゃなくてパーキングエリアだったんだっけ、、食事は大丈夫かなーとか思ったけど、全然普通に食堂があった。
土産コーナーもちゃんとあって、下手な地方のサービスエリアより充実してるくらいだけど、メジャー路線の東名にしては地味な方なのかもね。

で、食堂メニューは割とフツー。
神奈川っぽい地域色を感じるメニューはとくになく、カツ丼とレバニラ定食が人気らしい。 なので、フツーに「豚スタミナ丼」にしてみた。

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これが、けっこう思ったよりもガツンとニンニクきいててうまかった。なんか無難なもの出しそうなこういう所にしては、意外な感じの極端なメニュー。ファミリー向けじゃなくてドライバー向けって感じで好感。
ちょっと胃にきそうな予感したけどこなくて助かった。

ファイル 3437-3.jpg後は水買って車に戻った。
水は「中井PAのおすすめ」とあった富士山の水。
これは東名の他のSAPAどこでも売ってるよね、前にも買った憶えある。むしろ静岡のだし。
けど、専用の自販機があるのは珍しいかも、、とか思った。そんなことないのかな?

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タグ:食:丼 餐:飲

盛昭軒

ファイル 3436-1.jpg筑西市甲にあるラーメン店。

下館駅からまっすぐ伸びた街道沿いで少し離れてはいるけど、元は下館城の外郭の侍屋敷があった場所、下館ラーメンの老舗推してふさわしいような場所ともいえる。

で、そういえばこの店は前から気になってたけど、いつも気付かずに通過してた。
今日は夜で、暗い通りの中で灯りが目立って暖簾が見えたので、そういえばと気が付いた。ので、一旦通過したけどぐるっと回って戻って来て手前から徐行して駐車場を見つけて寄れた。

暖簾をくぐって店に入ると、中はおっさんばかりで結構混んでて、四人卓の席は真ん中クリアーボードで仕切られてたから合席で座れた。(コロナが済んでボードがなくなったら少し気まずいよな)

ファイル 3436-2.jpgメニューを見るとワンタンメンがあったので迷わずそれにした。
けど、落ち着いてよく見たら「トッピング 鳥皮200円」とあった。あー普通のラーメンにそれにすればよかった。。まぁいいやおいしかったらまた来よう。

待ってる間に女性のお客さんが来たけど、席につかずにお盆でテイクアウトの近所の人だった。地元に根付いてていいねぇ。

そしてワンタンメン。

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んーーいいねぇ。おいしい醤油ラーメン。
醤油の味が立ってて醤油を感じる醤油ラーメン。東京に本来あるべき醤油ラーメンの強調されたような風味でおいしかった。さすが老舗。麺も気持ちよく啜れた。

ワンタンもひらひらと食べやすかった。けど意外と量が多く、ワンタンは単品のワンタンだったらどのくらいの枚数になるのだろうかって感じだったし、その下から出てきた鶏チャーシューは三枚もあったし、ゆで卵の半身も隠れてた。(その割に海苔は小さかったけど)食べ切って飲み切ったらもう満腹。ごちそうさまでした。

帰る頃には店内はもうすいてたのでタイミングかもと思った(けど、営業時間7時までらしいので偏るのかもしれない)。このくらいの時間に下館とかよく通りそうなので、また来ようと思った。

ちなみに前に行った「盛信軒」という店はこの店の暖簾分け店だったそうだ。
あっちもまた行こうと思ってて行ってなかったな。。こっちの方が場所的には来やすいかも。味はこっちの方が醤油は濃いと思う。
っていうか、もっとしばらく行ってない駅近くの「筑波軒」
にも行きたいなぁ。

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タグ:餐:ら

観音山梅の里

ファイル 3435-1.jpg市貝町市塙にある梅林。

栃木県の梅のスポットで検索して来てみた。なんかWebでは咲いてるのかよくわからなかったけど、茨城でも咲いてたし、さすがに三月で咲いてないって事は無いだろうと思って来てみた。

来る道が細い区間あって、なんか怪しい所だなぁ、、とか思ったけど、来てみたら山の表を纏った見事な梅林で、しかも城跡だし、いいねいいねと気分沸いて到着。駐車場も梅林の入り口近くに停められた。

催物のテントは片付けてたようで、少し来る時間遅かったのかもだけど、純粋に梅の花見を楽しみたかったので問題無し。(と、思ってたら、実は明日の日曜からの一週間が「梅まつり」だったようで、設営してるトコだったようだ)

まずは入口にあった「村上観音山」の案内板を読んでから梅林に進んだ。標高は172.1mで中腹に観音堂があるそうだ。

さて、山登り。まぁ公園くらいの感覚で登れそうな小山だし、梅は満開で木の数も多く密度濃く、上からの眺めも期待して足取り軽く(体は重く)、登ってる人は何人もいたけど混んでるという程ではないので自分のペースでゆっくり登れた。

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山肌を斜めにまっすぐ進んで、下から見えてた「村上城跡」の看板くらいの高さまで上がって振り返るともういい眺め。手前の梅林が濃く見えて爛漫。白い花メインだけどこっち側は桃色も混じって目立ってた。

梅林を抜けて竹林の端から東屋まで登った。「村上城跡」の看板の上で「観音山梅の里」の看板の高さ、ここが梅林の頂かな。一面見下せて気持ちよかった。

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手前の梅林と駐車場、川の前の田畑の向かいにも梅林があって、車で来るときの道と抜けた梅林も見えた。

さて、看板の先の反対側から下りようかな、、と思ったけど、看板の裏の段の上にはまだ先に登る道が見えたので進んでみた。そういえば観音堂があるんだったよね。

もう普通の山林になってたけど「園路→」なんていう看板も立ってて、一応こっちまでが散策コースなのかな。園内マップとかあればいいのに。。
っていうか、坂の上は建物の裏でこれがお寺かな?(そうらしい)園路とかいいながら完全に裏から廻る形だったけど、その裏庭に大きな梅の木が二本あって見事に満開で花を広げていた。いや、梅的には正しい順路だな。

そして建物の先に見えた観音堂の手前に鳥居があって更に山道の登り口があって、まだ山の頂点は全然先だった。。っていうか鳥居の脇に「村上城跡」の案内板があって、見たらここが大手口だそうで、ここからが城跡って事らしかった。

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正直、鳥居だけだったら登らなかっただろうけど、城跡ならばと登ってみた。
堀のような溝のやや急な坂を登ると、更にその先に急な石段がもう一段あった。。けど、その石段の上の頂上部のまわりはいかにも堀で割った姿で城跡らしく、気分沸いて興味と共に登れた。

登り切った上は杉の木陰の傾斜のある空間で奥に祠があるのが見えた。ここが本丸かな、、と思ってその奥の祠に進んでみたら、杉林の外に梅の木が見えて、まだ道は続いてた。

で、木陰を抜けると梅の木は幾つもあって梅林だったし、傾斜の先が頂点の本丸だった。
ここも満開で立派な梅林。そしてここらの梅は枝だけでなく幹からもちょぼちょぼ咲いてたりした。
っていうか、しっかり「梅園」とか看板立ってたけど、これ、梅を見に来た人はここまで登って見なきゃ勿体ないよね。やっぱり案内マップを駐車場に建てるべきだと思うなぁ。

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古文書に「文治3年(1187)に平宗清の守る村上城が落ちた」と出てるそうで平安時代末から城だったそうだ。その200年後の永和7年(1378)に益子氏の一族の村上新助吉藤によって現在の遺構の城が築かれて三代五十年居住したそうだ。
でも本丸にしては平らではなく少し傾斜のある広場で、これは地形の変化?それとも室町時代の山城ってこういうもんなの?建物は?と気になった。
まぁそれより梅が綺麗で香り良くいい雰囲気。一番奥に鳥居があって小さな石祠が立っていた。これが奥の院てことかな。「きれいな梅の景色をごちそうさま」と拝んだ。

本丸のまわりは土塁で囲まれてて、石祠の裏の土塁の上には三角点があって「観音山標高172.2m」とあった。山頂の標示があるのは登った達成感あってありがたい。そして登った先が花満開で気分いい。城跡に興味持っててよかった。

さて、後から登ってきた人もチラホラいたので、来た道は戻らずに本丸中ほどの土塁の脇から堀への道を下ってみた。
うん、なかなか深めの堀で城感バッチリ。本丸の梅を見上げたりしながら堀を進んで下って石段の前に戻った。

下の鳥居からの坂道は何人かの上る人とすれ違った。みんなハァハァ言って登ってたので(自分だけじゃないと)ホッとした。

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さて、鳥居を出て観音堂へ進んだ。
いや、思ったよりも大きなお堂で額もアリ彫刻もアリ賽銭箱アリで本堂扱いだった。(一応さっきの建物が本堂という事らしい)
拝んで正面から眺めてたら、格子の先に観音像が見えた。あれ?こんな御開帳のような状態でいいの?と近くに上がって見てみたらもう格子の間からバッチリ見れた。おおおおいいなぁ、他の寺院スポットもこうであってほしいよなぁーと沸いた。〇〇観音とかいうスポットでも見れることは稀だもんな。(〇〇地蔵くらいでも見れなかったりする)
この千手観音立像は徳一国師の作で鎌倉時代のものだそうだ。(けど、実はこれは前立というもので、ご本尊の行基菩薩像は平安時代のもので奥にある秘仏ということのようだ)
ちなみに寺の寿命院永徳寺は弘仁6年(815)平安時代中期に開基だそうで、城より前なのね。何気に平安、鎌倉、室町と時代を思わせるスポット。梅をたよりに訪れられてよかった。

お堂をひとまわりまわって、その前の石段を下った。ら、このすぐ下に駐車場があった。。なんだ、こっちに廻って来れば梅林は登らずとも見下せたのか。。と思ったけど、登りながら見る梅林は良かったから別にいいか。

ってことで、その駐車場を横目に梅林の右端側(東側)に廻ってそっちから下ってみた。ら、下りながら見る梅林がなんとも見事。まるで梅の花の雲海を見ているような感じだった。
そして坂を下って雲海に近づき、その海に潜るように梅林の下に入ったトコで横道があったのでまた梅林に入ってみた。まさにダイブした気分。

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水面の飛沫のような梅の花を見上げながらその梅の海の中を歩いた。あーそれで梅の字と海の字は似てるのかなー?なんてアホなこと考えつつゆっくり歩いた。
梅林は他にも歩いてる人がいたけど、心なしか乳児を連れた夫婦が多く感じた。秋から冬に生まれた子がいたら春一番のこの爛漫で写真撮りたいだろうねーと温かい目で見つつ邪魔しないように通り過ぎた。(最近、乳児をあやして配信する推しの子を見たりしてるからか、寛容になれてたりする)

そして梅の合間から下の駐車場の自分の車が覗けたりして気分良く下れた。
いやぁもう存分に梅を楽しめて御満悦。
梅は桜より先に冬の終わりを感じさせてくれる花だし、桜と違って純粋に花見として楽しめるからいいな。駐車場もそんなに混まないしね。(いや、場所に寄るか、、)

この日の日誌

タグ:植:花 楽:登 楽:眺 景:季 観:城 観:寺 観:像

道の駅 サシバの里いちかい

ファイル 3434-1.jpg市貝町市塙の県道沿いにある道の駅。

ここの県道は方向的にあまり通らないけど、寄ったのも点景も三回目。いや他にもトイレだけで寄った事もあったかな。

今回もトイレだけのつもりで寄った。お腹空いてなかったからね。
でもなんか食事処が充実してるようで幟やメニューの貼紙が目についたのと、前は無かったハンバーグの店ができてたのが気になった。

けどトイレだけでフードコートは通過、ああそういえばここって情報コーナーに水槽あったっけーと思って「まちおこしセンター」の方は覗いてみた。

ら、サシバの特集コーナーは以前の侭濃い案内展示だったけど、水槽は小さいのが一つだけになってて、しかもなんか放置されたようによごれてた。
が、覗いて見てみたら、かわいいキンブナとでっかいドジョウ!が泳いでいて、とくにドジョウはでかくて目を見張った。

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なんかそういえば、自分も小学生の頃、クラスで飼育係とかやってて水槽でドジョウとフナ飼ってたけど、放置してどろどろになって、その中でドジョウがやたら育ってデカくなったことあったなぁ、、なんて思いだして懐かしくなった。
っていうか、道の駅の情報コーナーにある水槽にしてはどうかと思うけど、里山の普通の魚で親近感もてたし、どじょっこだの♪ふなっこだの♪と春っぽくていいなと思えた。

と、このドジョウが良かったので点景にしようかなと思い、じゃあなんか軽いものでも食べようかな、、って気になったりした。

ってわけでなんか気になってた「おやじのハンバーグ」に行ってみた。
「どうせ食べるなら旨い肉!」というポスターや、アラビンどびん的なイラストが気になりつつ店に入ったけど、店の人はおやじではなくて素敵な女性だった。まぁそうじゃないとねぇw
ここはテイクアウトのグルメ弁当の店のようで、ちゃんとした食事をするほど腹は減ってないので、単品でハンバーグだけってないかな?と思ったけど、、そういうのは無かった。
ほかに何かチョイ食いメニューは無いのかな、、と見てみたら、「ハンバーグフライ(メンチ)」とかサイドメニューで小さくあったので、それにしてみた。

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ら、「八分ほどお時間いただいてもよろしいでしょうか」と言われたので、その間に飲もうと他に貼紙で気になってた「超濃厚バニラシェイク」を購入して店内の席で飲んで待った。
「モ〇バーガーも驚く」とあったそのシェイクは、泡のようなフワフワ感とまるでジェラードのようなどっしり感で確かに濃厚。これはなかなかおいしかった。

そしてメンチ。
まわりはカリッと中はフワフワじゅうじゅうの柔らかバーグ、熱々だから少し冷めてからゆっくり味わって食べたいトコだけど、おいしいから待てずにパクパク食べちゃった。

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このメンチからメインのハンバーグは計れないだろうけど、フワフワじゅうじゅうの柔らかバーグなら是非食べてみたいと思った。
またこよう。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:動:魚 楽:懐 餐:揚 餐:飲 道の駅