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竜島海岸

ファイル 3015-1.jpg鋸南町竜島の海岸。
勝山漁港から佐久間川を経た北の海岸で、その先にある竜ヶ崎堤防の前の駐車場で車を停めて降りてみたら、「源頼朝上陸地」という石碑と解説板があった。
へーここが!
この海岸は以前にも何度か車で通ったことあったけど、そういえば降りて歩くのは初めてで、源頼朝上陸地と言われても以前ならピンとこなかったかもしれないけど、今年は丁度冬に千葉城に行って(頼朝を助けた)千葉氏についての歴史に触れたばかりだったし、その前には歴博で鎌倉幕府とかに興味もてたりしてたので、まるで順番踏んで誘われて来たような気分。ドライブの神様の誘いですか。まぁ今年は千葉県内ばかり廻ってるから必然って気もするけどね。
それにしても石碑や解説板を撮った写真は全部ピンボケでガッカリだった。。ダメだこのカメラ。(けど、それ以外の写真は割とちゃんと撮れてたので点景にした)

さてさてそれはさておき、西日眩しい海岸での休憩。
ここは公園のように整備されてて、歩きやすいスロープの遊歩道で堤防前の広場に進めた。まずは南側の竜島海岸の砂浜を横目にその先の島と海を眺められた。

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広場の北側も大六海岸から真珠島への海が見え、島の裏に横たわる岬のような山並は鋸山の後ろ姿。
手前では釣りをする人が程よい間隔で賑わっていた。釣れても釣れなくてもこういうとこでのんびり糸を垂れてるのもいいねぇ。

海を見ながら堤防を歩いてみたけど、釣り客は堤防の先にも多く先端まで行く気もせず中間までしか進まなかった。
覗き込んだ海は水もキレイで波で揺れつつも海中が透けて見えた。

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堤防と並んで小さな柵のある突堤も並んでて、こっちの方が海の中を覗き込みながら歩くのに丁度よかった。
波で揺れてるのもあったけど残念ながら魚影は見えず、しばらく見てたけど見えるのはゆれる海藻くらいで、生き物は海面より上の岩についたマツバガイくらいだった。

そんな感じでゆっくりと、また最後に南側の竜島海岸の砂浜を見て戻った。
そういえば先に見える島「浮島」の隣の大岩(大ボッケ)には穴があいてるのが見えてたのでズームしてみた。これはフォーカス利いて良かった。
そうそう勝山漁港でちらりと見えたこの岩が気になって見えるトコないかなーと海沿いに進んでみてたんだっけ。(ちなみに浮島の前にかぶるようにある岩の小島「みさご島」は、ヤマトタケルと共に相模から海を渡り荒れる海に身を投じて救ったオトタチバナヒメのなきがらが漂着した島だそうだ。。まじか。ちょっと日本の歴史が流れつきすぎてて怪しくなってきたw)

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車に戻ると脇の陰でニャンコが寝てた。。
近づいても逃げずのんびりしたもんで、「何かくれ」って感じでニャーとなかれた。
えーハンドル切ってバックして出たいんだけどなぁ、、この位置で寝られてると踏みそうで不安だなぁ、、と思いつつ乗り込んでエンジンかけてもやっぱり動かず。
あきらめて真っすぐバックして細かく切り返して回頭した。

タグ:景:海 景:浜 景:島 景:岩 観:史 動:獣

道の駅 富楽里とみやま

ファイル 3014-1.jpg南房総市二部の県道沿いにある道の駅。館山道のPAでもある。
ここは国道沿いではないので来たのはまだ三回目。一度はCR-Xの頃に友達と待ち合わせで、もう一度はデルで来て点景にして自分的には補完した感覚でそれ以降来てなかった。

今日はたまたまこの近くの県道を走って来てたので寄ってみたわけだけど、この初めて通ったつもりの県道も友達と待ち合わせた十数年間に通ってたのかもしれないなぁ。。

ファイル 3014-2.jpgさてさて、この道の駅は二階が館山道のPAになってるのでそれこそ一般的な房総土産やチョイ食いコーナーなど色々揃っててさすがなイメージ。
それだけに前に来た時は混雑しててそれもあってそれ以降は足が向かなかったんだけど、今日は全然すいてて印象反転。

悠々と一階の売店を見てまわり、二階に上がってチョイ食いコーナーを物色。
とくに二階は思った以上に外観からの木のイメージいっぱいで広々した空間でイイ休憩所。

軽く「さんが焼き」と「鯨メンチ」を購入。昼飯はマニアックな地魚寿司だったので、おやつはミーハーな房総名物の一品。テーブル席でゆったり食べた。

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「さんが焼き」はお魚のつくねというかハンバーグ。おいしいおいしい。
「鯨メンチ」は思った以上にぎっしりクジラ。カツといってもいいくらいだけど、鯨くささもなく食べやすくおいしかった。「味はついてるけど薄く感じたら」とつけてくれた醤油もかけてみた。これがまたいい感じ。醤油なんだ。醤油があうわー。うまかった。

食べ終わった後、店の前からテラスに出てみた。その出たトコに吊られたタペストリーに「伏姫さんが焼き」の解説などが書かれていた。
三種の香味野菜を混ぜるから「さんが」とついたそうで、そういえば野菜の感じで魚臭さがなくなってるというのはなるほどと思った。(単に「なめろう」を焼いただけかと思ってたけど違ってた)

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テラスから真ん前に停めた自分の車を見下ろしつつ、横の館山道に植木で描かれた「富楽里」の文字やその先の小さく形のいい山々を見つつ、階段おりて車に戻った。

 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:魚 餐:肉 餐:揚 道の駅

惣四郎

ファイル 3013-1.jpg鋸南町下佐久間の127号沿いにある寿司屋さん。
127号は番号の割にローカルな道で、君津以南の内房の港町ではバイパスもなく(有料の館山道がバイパスという位置)いちいち町中を通る上に、道も折れ曲がって交差点で詰るという昭和のまんまのルートになっている。で、この勝山の町も渋滞しやすくトロトロ進む中で見かけて気なってた店がこの寿司屋。
わかりやすくリーズナブルなら寄ってみたいと思いつつ、対向車側なので通過してた。

で、今日は手前の保田の町もすいてて渋滞がが無かったので、だったら寄ってみようと思ってたので寄れた。
駐車場は店より少し先に同じような看板が立ってて分かりやすく空いてるのも一目でわかった。

店に歩いて看板を見つつ中に入った。
こういう港町の寿司屋さんなんかは入ってみたいよな~と思いつつも値段もメニューも判らないから、多少派手すぎてもセットメニューが書かれた看板があるとありがたいね。

ファイル 3013-2.jpg店内はカウンターと小上がりの座敷二卓。(奥にも座敷はあるようだった)カウンターが二組の客でいっぱいだったので小上がりの席に着いた。
看板見てたのむのは決まってたけどメニューも一応見つつ、貼紙の今日のおススメも見た。「きりおとし丼」とか単品の「なめろう」200円とか気になる物もあったけど、やっぱりメインのリーズナブルな「地魚にぎりAセット」1050円にした。

昼から食事してたような他の客の後だったので料理も早かったし、食べる頃には他の客も店を出てすいた店内で悠々だった。

で、「地魚にぎりセットA」
まぁ地魚といっても一般的なアジとかアナゴとかがメインなんだろうなとか思ってたらアニハカランヤ。
アジは焼鯵で味噌汁にドンと入ってるだけだった。

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「この順番に握ってます」と親切に渡されたネタのメモ書きを見ると、、
ガンゾウヒラメ、コショウダイ、イラ、アカサバ
イシダイ、ブダイ、メジナ、タチウオ
というモロ地魚!
っていうか知らない魚が半分でわくわくした。

どれもこれもさっぱりして味良くおいしく、でもやっぱり石鯛や太刀魚はしっかりうまかった。
メジナなんかは小さいのを釣ったことあったけど刺身で食べるのは初めてで嬉しかった。
焼鯵味噌汁までおいしくごちそうさま。満足の昼食。

観光向けの見栄えするメジャーな魚料理もいいけど、こういう地魚料理が食べたかったんだよね~。お品書きのメモもありがたい。
きっと季節によってネタは違うのだろうから、是非とも冬にも立ち寄りたいなと思った。

タグ:餐:鮨 餐:魚