鋸南町竜島の海岸。
勝山漁港から佐久間川を経た北の海岸で、その先にある竜ヶ崎堤防の前の駐車場で車を停めて降りてみたら、「源頼朝上陸地」という石碑と解説板があった。
へーここが!
この海岸は以前にも何度か車で通ったことあったけど、そういえば降りて歩くのは初めてで、源頼朝上陸地と言われても以前ならピンとこなかったかもしれないけど、今年は丁度冬に千葉城に行って(頼朝を助けた)千葉氏についての歴史に触れたばかりだったし、その前には歴博で鎌倉幕府とかに興味もてたりしてたので、まるで順番踏んで誘われて来たような気分。ドライブの神様の誘いですか。まぁ今年は千葉県内ばかり廻ってるから必然って気もするけどね。
それにしても石碑や解説板を撮った写真は全部ピンボケでガッカリだった。。ダメだこのカメラ。(けど、それ以外の写真は割とちゃんと撮れてたので点景にした)
さてさてそれはさておき、西日眩しい海岸での休憩。
ここは公園のように整備されてて、歩きやすいスロープの遊歩道で堤防前の広場に進めた。まずは南側の竜島海岸の砂浜を横目にその先の島と海を眺められた。
広場の北側も大六海岸から真珠島への海が見え、島の裏に横たわる岬のような山並は鋸山の後ろ姿。
手前では釣りをする人が程よい間隔で賑わっていた。釣れても釣れなくてもこういうとこでのんびり糸を垂れてるのもいいねぇ。
海を見ながら堤防を歩いてみたけど、釣り客は堤防の先にも多く先端まで行く気もせず中間までしか進まなかった。
覗き込んだ海は水もキレイで波で揺れつつも海中が透けて見えた。
堤防と並んで小さな柵のある突堤も並んでて、こっちの方が海の中を覗き込みながら歩くのに丁度よかった。
波で揺れてるのもあったけど残念ながら魚影は見えず、しばらく見てたけど見えるのはゆれる海藻くらいで、生き物は海面より上の岩についたマツバガイくらいだった。
そんな感じでゆっくりと、また最後に南側の竜島海岸の砂浜を見て戻った。
そういえば先に見える島「浮島」の隣の大岩(大ボッケ)には穴があいてるのが見えてたのでズームしてみた。これはフォーカス利いて良かった。
そうそう勝山漁港でちらりと見えたこの岩が気になって見えるトコないかなーと海沿いに進んでみてたんだっけ。(ちなみに浮島の前にかぶるようにある岩の小島「みさご島」は、ヤマトタケルと共に相模から海を渡り荒れる海に身を投じて救ったオトタチバナヒメのなきがらが漂着した島だそうだ。。まじか。ちょっと日本の歴史が流れつきすぎてて怪しくなってきたw)
車に戻ると脇の陰でニャンコが寝てた。。
近づいても逃げずのんびりしたもんで、「何かくれ」って感じでニャーとなかれた。
えーハンドル切ってバックして出たいんだけどなぁ、、この位置で寝られてると踏みそうで不安だなぁ、、と思いつつ乗り込んでエンジンかけてもやっぱり動かず。
あきらめて真っすぐバックして細かく切り返して回頭した。